JP4649879B2 - 無線モジュール及び電子機器 - Google Patents

無線モジュール及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4649879B2
JP4649879B2 JP2004168648A JP2004168648A JP4649879B2 JP 4649879 B2 JP4649879 B2 JP 4649879B2 JP 2004168648 A JP2004168648 A JP 2004168648A JP 2004168648 A JP2004168648 A JP 2004168648A JP 4649879 B2 JP4649879 B2 JP 4649879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
bent
wireless module
antenna
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004168648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005348330A (ja
Inventor
博 諸星
俊彦 宮村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004168648A priority Critical patent/JP4649879B2/ja
Priority to SG200503463A priority patent/SG118340A1/en
Priority to CNB200510074830XA priority patent/CN100429588C/zh
Publication of JP2005348330A publication Critical patent/JP2005348330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4649879B2 publication Critical patent/JP4649879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

本発明は、外部通信機器との間で情報の送受信を行う無線モジュール及びこれを備えた電子機器に関する。
近年、リーダ/ライタを直接的に通さずに電磁誘導波により非接触型の無線モジュールからデータを読み取り又は書き込みできるシステムとしてデータキャリアシステム(若しくは、Radio Frequency Identificationシステム=RF−IDシステム(ISO/IEC 14443)、以下RF−IDシステムと称す。)が提案されている。
そして、上記の無線モジュールを腕時計に備えたものも開発されており、この腕時計にあっては、RF−IDシステムに備わる通信機器との情報の通信距離を十分に確保する上で、例えば、時計ケース上部の外周部に沿って円環状にアンテナを延在させるように無線モジュールが配設されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−6007号公報
しかしながら、上記特許文献1等のように、時計ケースの外側に無線モジュールを配設すると、時計ケース内の回路基板との接続を容易に行うことができない。また、リーダ/ライタとの間にて送受信される各種情報を記憶するICチップを無線モジュールから簡単に取り出すことができるため、当該ICチップに記憶されている情報が第三者によって不正に取得されてしまう虞がある。
一方、無線モジュールを時計ケースの内側に配設した場合には、無線電波の感度が低下するため、RF−IDシステムに備わる通信機器との情報の通信距離を十分に確保することが難しいという問題がある。
そこで、本発明の課題は、外部通信機器との間における良好な通信を確保することができるとともに回路基板との接続を容易に行うことができ、さらに、集積回路に記憶されている情報の第三者による不正取得を防止することができる無線モジュール及びこれを備えた電子機器を提供することである。
請求項1に記載の発明の無線モジュール(1)は、例えば、図1〜図4に示すように、
外周部が機器ケース(5)の一端側の開口(54)の内周面部に沿うように枠状に形成された枠状部(14)とこの枠状部の一端部から外部方向に延出されたリード部(15)とを有するフレキシブル基板(16)と、
前記枠状部に環状となるように配線され、外部通信機器(例えば、ゲート装置200)との間で情報の送受信を行うためのアンテナ(11)と、
前記枠状部のうちの前記リード部の近傍位置に配設され、前記アンテナと電気的に接続された集積回路(例えば、ICチップ13)と、
前記リード部の先端側に設けられ、前記集積回路と前記機器ケース(5)内に備えられた回路基板(3)とを電気的に接続するための接続端子(17)とを備え、
前記リード部は、前記機器ケースの内部において、前記開口(54)に取り付けられた光透過性部材と前記回路基板との間に配置されたハウジング部材(43)と、このハウジング部材の上面に配置された文字板(45)と、この文字板と前記光透過性部材との間に配置された枠状部材(46)の各側面の形状に沿うように折り曲げ形成された折曲部(例えば、第一折曲部151、第二折曲部152)を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、図1、図3及び図4に示すように、請求項1に記載の無線モジュールにおいて、
前記延出部のうち、前記集積回路の近傍位置に同調用のコンデンサー(12)が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、図4等に示すように、請求項1又は2に記載の無線モジュールにおいて、
前記折曲部は、直角に折り曲げ形成された第一折曲部(151)とこの第一折曲部(151)から予め離れた位置において直角に折り曲げ形成された第二折曲部(152)とが設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明の電子機器(例えば、腕時計100)は、例えば、図1〜図4に示すように、
一端が開口してなる機器ケース(5)、この機器ケースの開口(54)に取り付けられた光透過性部材(例えば、時計ガラス6)、この光透過性部材に対向して前記機器ケース内に配置されたハウジング部材(43)と、このハウジング部材の上面に配置された文字板(45)、前記ハウジング部材内に配置され、各種情報を表示する表示部(例えば、液晶表示部42)、この表示部を挟んで前記開口とは反対側の位置に配置された回路基板(3)、前記文字板と前記光透過性部材との間に配置された枠状部材(46)、および、前記機器ケースの内部に配置された無線モジュール(1)を備えている電子機器において、
前記無線モジュールは、
外周部が前記開口(54)の内周面部に沿うように枠状に形成された枠状部(14)とこの枠状部の一端部から外部方向に延出されたリード部(15)とを有するフレキシブル基板(16)と、
前記枠状部に環状となるように配線され、外部通信機器(例えば、ゲート装置200)との間で情報の送受信を行うためのアンテナ(11)と、
前記枠状部のうちの前記リード部の近傍位置に配設され、前記アンテナと電気的に接続された集積回路(例えば、ICチップ13)と、
前記リード部の先端側に設けられ、前記集積回路と前記機器ケース(5)内に備えられた回路基板(3)とを電気的に接続するための接続端子(17)とを備え、
前記リード部は、前記機器ケースの内部において、前記ハウジング部材(43)、前記文字板(45)、前記枠状部材(46)の各側面の形状に沿うように折曲部(例えば、第一折曲部151、第二折曲部152)が配置されていることを特徴とする電子機器。
請求項5に記載の発明の電子機器(例えば、腕時計100)は、例えば、図1〜図4に示すように、請求項4に記載の電子機器において、
前記延出部のうち、前記集積回路の近傍位置に同調用のコンデンサー(12)が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明の電子機器(例えば、腕時計100)は、例えば、図1〜図4に示すように、請求項4又は5に記載の電子機器において、
前記折曲部は、直角に折り曲げ形成された第一折曲部(151)とこの第一折曲部(151)から予め離れた位置において直角に折り曲げ形成された第二折曲部(152)とが設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、外周部が機器ケースの一端側の開口の内周面部に沿うように枠状に形成された枠状部とこの枠状部の一端部から外部方向に延出されたリード部とを有するフレキシブル基板を備えているので、アンテナが配線された枠状部を機器ケースの内部に配置した際に、より外面に近い場所に邪魔にならない位置に配設することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、アンテナと電気的に接続された集積回路が枠状部のうちのリード部の近傍位置に配設されているので、集積回路が配設された枠状部を機器ケースの内部に配置した際に、光透過性部材の下側に位置することとなり、機器ケースに対する光透過性部材の取り付けは一般に接着剤などで強固に取り付けられていることから、集積回路の取り出しも困難となり、当該集積回路に記憶されている情報の第三者による不正取得を防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、集積回路と機器ケース内に備えられた回路基板とを電気的に接続するための接続端子がリード部の先端側に設けられているので、アンテナが配線されたフレキシブル基板を機器ケース内に配置した際に、アンテナから離した位置において、リード部の先端側に設けられた接続端子と機器ケースの内部に配設された回路基板との電気的接続を容易に行うことができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、リード部は、機器ケースの内部において、ハウジング部材、文字板、枠状部材の各側面の形状に沿うように折曲部が配置されているので、機器ケースの内部においてコンパクトにリード部を配置することができる。
請求項2に記載の発明によれば、延出部のうち、集積回路の近傍位置に同調用のコンデンサーが設けられているので、集積回路と同調用のコンデンサーとを互いに近接して配設することができる。
請求項3に記載の発明によれば、折曲部は、直角に折り曲げ形成された第一折曲部とこの第一折曲部から予め離れた位置において直角に折り曲げ形成された第二折曲部とがなるので、機器ケースの内部でアンテナと回路基板とが離れて配置される場合であっても当該アンテナと回路基板との電気的接続をより容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、外周部が機器ケースの一端側の開口の内周面部に沿うように枠状に形成された枠状部とこの枠状部の一端部から外部方向に延出されたリード部とを有するフレキシブル基板を備えているので、アンテナが配線された枠状部を機器ケースの内部に配置した際に、より外面に近い場所に邪魔にならない位置に配設することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、アンテナと電気的に接続された集積回路が枠状部のうちのリード部の近傍位置に配設されているので、集積回路が配設された枠状部を機器ケースの内部に配置した際に、光透過性部材の下側に位置することとなり、機器ケースに対する光透過性部材の取り付けは一般に接着剤などで強固に取り付けられていることから、集積回路の取り出しも困難となり、当該集積回路に記憶されている情報の第三者による不正取得を防止することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、集積回路と機器ケース内に備えられた回路基板とを電気的に接続するための接続端子がリード部の先端側に設けられているので、アンテナから離した位置において、リード部の先端側に設けられた接続端子と機器ケースの内部に配設された回路基板との電気的接続を容易に行うことができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、リード部は、機器ケースの内部において、ハウジング部材、文字板、枠状部材の各側面の形状に沿うように折曲部が配置されているので、機器ケースの内部においてコンパクトにリード部を配置することができる。
請求項5に記載の発明によれば、延出部のうち、集積回路の近傍位置に同調用のコンデンサーが設けられているので、集積回路と同調用のコンデンサーとを互いに近接して配設することができる。
請求項6に記載の発明によれば、折曲部は、直角に折り曲げ形成された第一折曲部とこの第一折曲部から予め離れた位置において直角に折り曲げ形成された第二折曲部とがなるので、機器ケースの内部でアンテナと回路基板とが離れて配置される場合であっても当該アンテナと回路基板との電気的接続をより容易に行うことができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の電子機器として例示する腕時計を示す平面図である。なお、図1、図5及び図8にあっては、無線モジュール1、301、401の枠状部14、314、414を斜線を付して模式的に図示している。また、ベゼル7の当該腕時計100、300、400における12時方向側及び6時方向側の端部を一部分切り欠いたものを図示している。
図1に示す実施形態1の腕時計100は、例えば、Radio Frequency Identificationシステム=RF−IDシステムが適用された自動改札システムを構成する無線モジュール1を備え、この無線モジュール1を介して外部通信機器としてのゲート装置200(図2参照)との間で各種情報の送受信を行うように構成されている。
以下に、腕時計100とゲート装置200との間における情報通信について、図2を参照して説明する。
ここで、図2は、腕時計100及びゲート装置200の要部構成を示すブロック図である。
先ず、腕時計100の情報通信に係る構成について説明する。
図2に示すように、腕時計100は、時計部2と無線モジュール1とが電気的に接続されている。
時計部2は、例えば、回路基板3に実装されたデバイスから構成されるものであり、時計制御部21と、所定周波数のクロック信号を生成して時計制御部21に出力する発振器22と、ユーザによるスイッチ51の操作に基づいて操作信号を時計制御部21に出力する入力部23と、後述する液晶表示部42に表示データを出力する表示出力部24と、図示しないスピーカ等に対して音声信号を出力する報知出力部25と、例えばEEPROM等から構成されたメモリ26とを備えている。
無線モジュール1は、例えば電磁誘導方式や電磁結合方式のRF−IDシステムを構成するRF−IDトランスポンダ等であり、図2に示すように、アンテナ11の両端部にコンデンサ12が接続され、集積回路としてのICチップ13に、AC/DCコンバータ13a、クロック再生部13b、復調部13c、復号部13d、メモリ13e、符号化部13f、変調部13g、電源制御部13h、データキャリア制御部13iが設けられている。
アンテナ11に発生した交流電流(Alternate Current)は、AC/DCコンバータ13aで直流電流(Direct Current)に整流され、電源制御部13hを介してデータキャリア制御部13iに与えられ、当該無線モジュール1を駆動する電力として利用される。また、データキャリア制御部13iには、アンテナ11に発生した交流電流に基づいて、クロック再生部13bで再生されたクロック信号及び復調部13cで復調され復号部13dで復号されたデータが入力される。
データキャリア制御部13iは、クロック信号に同期したタイミングで復号部13dにて復号されたデータを読み取り、読み取ったデータを、例えば、メモリ13eに記憶する。また、読み取ったデータ等に基づいて、メモリ13eに記憶されているデータを符号化部13fに供給する。符号化部13fで符号化されたデータは変調部13gで変調されて、アンテナ11に送出されるように構成されている。
アンテナ11は、ユーザのゲート通過の際にゲート装置200に備わるリーダ/ライタ側アンテナ201と対向配置された際に、このリーダ/ライタ側アンテナ201との間に形成される誘導電磁界を利用して、ゲート装置200のリーダ/ライタ202との間でユーザのゲート通過に係る各種情報を送受信するようになっている。
メモリ13eは、例えば、EEPROM等から構成されており、ユーザのゲート通過の際にアンテナ11を介してリーダ/ライタ202に送信されるユーザの認識処理に係るデータや、リーダ/ライタ202から送信されアンテナ11を介して受信された精算処理、通過日時や履歴等に係る各種のデータ等を記憶している。
次に、ゲート装置200の構成について説明する。
ゲート装置200は、RF−IDシステムの構成要素であり、図2に示すように、無線モジュール1のアンテナ11に対応するリーダ/ライタ側アンテナ201と、リーダ/ライタ側アンテナ201の接地されている端と反対側の端部に接続されているリーダ/ライタ202と、リーダ/ライタ202に接続されている制御装置/システム203と、制御装置/システム203に接続されているゲート開閉装置204とを備えている。
リーダ/ライタ202は、制御装置/システム203から出力された制御信号に所定の符号化処理や復調処理を施した後、この制御信号と、図示しない発振部から出力される所定周波数のクロック信号とに基づいて、リーダ/ライタ側アンテナ201を駆動するように構成されている。そして、リーダ/ライタ202は、リーダ/ライタ側アンテナ201を介して、無線モジュール1との間で送受信される各種情報の読み取り又は書き込みを行う。
リーダ/ライタ側アンテナ201は、ユーザのゲート通過の際に、対向配置された無線モジュール1のアンテナ11との間にて、当該アンテナ11との間に形成される誘導電磁界を利用して、ユーザのゲート通過に係る各種情報を送受信する。
制御装置/システム203は、リーダ/ライタ202と無線モジュール1との各種情報の送受信に基づいて、ゲート開閉装置204によるゲートの開閉を制御する。
以下に、腕時計100を装着したユーザがゲートを通過する際に、ゲート装置200と腕時計100との間における情報通信について説明する。
ユーザが、ゲートを通過する際に、ゲート装置200のリーダ/ライタ側アンテナ201に腕時計100を近づけて、この腕時計100の無線モジュール1のアンテナ11とリーダ/ライタ側アンテナ201とが対向配置されると、リーダ/ライタ側アンテナ201とアンテナ11との間に誘導電磁界が形成される。
すると、誘導電磁界を利用して、ゲート装置200と無線モジュール1との間で、ユーザのゲート通過に係る各種情報、具体的には、例えばユーザの認証処理や精算処理等に係るデータが送受信される。なお、受信された各種データは、時計部2に対して出力されメモリ26に格納されるようになっている。
次に、腕時計100の要部構成について図1及び図3を参照して説明する。
ここで、図3は、図1のIII−III線における要部の拡大断面図である。
図1及び図3に示すように、腕時計100には、時計計時部4を内部に収納する機器ケースとしての時計ケース5が備えられ、この時計ケース5の時計計時部4を挟んだ両端部、即ち、時計ケース5の当該腕時計100における12時方向側及び6時方向側のそれぞれの端部には、当該時計ケース5を手首に装着するためのバンド部材Bがバンド軸B1(図3においては、6時方向側の端部のバンド軸B1のみを図示する。)を介して取り付けられている。
時計ケース5の上部中央には、その開口54を塞ぐようにパッキンを介して光透過性部材としての時計ガラス6が装着され、さらに、時計ケース5の上部外周にはベゼル7が配設されている。
また、時計ケース5の下面には、防水リング8を介して裏蓋9が取り付けられており、裏蓋9と時計計時部4との間には、緩衝部材10が設けられている。
さらに、時計ケース5の外周部には、当該腕時計100の各種機能の実行を指示するスイッチ51が設けられている(図1参照)。
時計計時部4は、図3に示すように、視認側(図3における上側)に設けられ、アナログ指針機構41及び液晶表示部42を備える上部ハウジング43と、視認側と反対側(図3における下側)に設けられた下部ハウジング44と、無線モジュール1とを備えて構成されている。
下部ハウジング44には、アナログ指針機構41と液晶表示部42等の当該腕時計100の各部を動作させるための電池(図示略)が組み込まれている。また、下部ハウジング44と上部ハウジング43との間には、回路基板3が配置されている。即ち、回路基板3は、時計ケース5に時計ガラス6が取付けられている開口54と反対となる開口55側(奥側)に配設されている。
上部ハウジング43の上面には、文字板45が配置され、その文字板45の上面に枠状部材46が配置されている。
また、文字板45、上部ハウジング43、回路基板3及び下部ハウジング44は、時計ケース5の中枠52に取り付けられた構造となっている。
アナログ指針機構41は、文字板45に設けられた軸孔からその上方に延びる指針軸41aと、この指針軸41aに取り付けられた時針、分針などの指針41bと、文字板45の上方にて指針41bを指針軸41aを中心として運針する運針機構部41cとを備えて構成されている。
文字板45と指針41bには、それぞれ図示しない発光素子から照射された光を受光して発光する発光部47が所定箇所に設けられている。
液晶表示部42(表示部)は、図3に示すように、時計ケース5の開口54に配設された時計ガラス6よりも時計ケース5の奥に配設され、且つ、回路基板3よりも時計ガラス6寄りに配設されている。また、液晶表示部42は、例えば、上下一対の透明電極をそれぞれ有する光透過基板間に液晶を封入した液晶セルと、この液晶セルの上面及び下面に設けられた上偏光板及び下偏光板とを備えている。そして、液晶表示部42は、液晶セルの一対の透明電極間に所定の電圧を印加し、その印加状態に応じて時刻などの各種情報をデジタル表示するように構成されている。
なお、液晶表示部42に表示される各種情報は、文字板45に設けられた窓部45aを介して視認可能となっている。
枠状部材46は、例えば、合成樹脂で形成され、平面視略円形状をなす時計ケース5の内周面部に沿うように略環状に形成された部材である。また、枠状部材46は、図3に示すように、文字板45と時計ガラス6との間に配設されており、より具体的には、枠状部材46の下端面を文字板45の周縁部の上面に当接させるとともに、上端面を無線モジュール1のアンテナ11が設けられてなる枠状部14を介して時計ガラス6の下面にほぼ当接させるようにして、時計ケース5の内周面に装着されている。
次に、無線モジュール1について図4を参照して説明する。
ここで、図4(a)は、無線モジュール1の枠状部14の視認側を示す平面図であり、図4(b)は、図4(a)の無線モジュール1の裏側、即ち、枠状部14の視認側と反対側を示す底面図である。
図4に示すように、無線モジュール1は、例えば、平面視略環状に形成されてなる枠状部14と、この枠状部14の外周の一端部から延出して形成されたリード部15とを有するフレキシブル基板16を備えている。
枠状部14は、時計ケース5に時計ガラス6が取付けられている開口54の内部形状に応じた形状に形成されている。即ち、枠状部14は、その外周部が平面視略円形状をなす時計ケース5に時計ガラス6が取付けられている開口54の内周面部に沿うような略環状に形成されている。そして、枠状部14のほぼ全面には、その表裏面に亘って略渦巻き状にコイルが配線され、ゲート装置200との間で情報の送受信を行うためのアンテナ11が設けられている。
また、枠状部14の内周部のうちのリード部15と反対側となる部分には、当該枠状部14の延在面にほぼ沿うように内側に延出してなる延出部141が形成されている。この延出部141の裏面側には、図4(b)に示すように、アンテナ11と電気的に接続されたICチップ13並びに所定数(図4(b)には、3つ図示)のコンデンサ12が配設されている。これにより、ICチップ13をアンテナ11により近接して配設することができ、アンテナ受信信号へのノイズ混合を低減させることができる。
リード部15は、図3に示すように、その枠状部14側の端部が、時計ケース5の内周面部並びに枠状部材46の外周面部にほぼ沿って(内部形状に応じて)枠状部14に対し略直角となるように第一折曲部151にて時計ケース5の奥側に折り曲げられ、さらに、第一折曲部151よりも先端側が、枠状部14と対向するように第二折曲部152にて時計ケース5の中心側に折り曲げられており、全体として断面略コ字状に形成されている。
また、リード部15の第二折曲部152よりも先端側の裏面には、図4(b)に示すように、ICチップ13と回路基板3とを電気的に接続するための接続端子17が設けられ、この接続端子17は、当該リード部15に設けられた接続線15aを介してICチップ13と接続されている。
次に、上記構成の無線モジュール1の時計ケース5内への組み込みについて説明する。
先ず、図3に示すように、例えば、枠状部材46、文字板45、上部ハウジング43、回路基板3及び下部ハウジング44の外周側と、時計ケース5及び中枠52の内周側との間には、フレキシブル基板16のリード部15の形状に応じて形成され、当該リード部15を挿通させるためのリード部挿通部53が設けられている。
また、下部ハウジング44の回路基板3側となる上面側には、当該上面から所定の深さ座ぐられた座ぐり部44aが設けられており、この座ぐり部44a内に、回路基板3の端子接続部(図示略)に接続端子17を接続するために当該接続端子17を下方から回路基板3側に押圧する抑え板18を収容可能とっている。即ち、回路基板3の端子接続部と無線モジュール1の接続端子17とは、座ぐり部44a内に収容された抑え板18により接続端子17が下側から回路基板3側に押圧されることにより電気的に接続されるようになっている。なお、この際の押圧力は、抑え板18の板厚や座ぐり部44aの深さによって調整可能となっている。
そして、上記構成の無線モジュール1は、時計ガラス6の下面に枠状部14の上面の略全面を当接させて所定の接着剤等により接着させ、当該枠状部14の下面のリード部15側を枠状部材46の上面部にて下側から支持するように枠状部14を配置させるとともに、枠状部材46の外周面部に沿って第一折曲部151にて折り曲げられたリード部15をリード部挿通部53に挿通させ、且つ、回路基板3の下面部に沿って第二折曲部152にて折り曲げるようにして時計ケース5内に配設されている。そして、座ぐり部44a内に配設された抑え板18により接続端子17が回路基板3側に押圧されて端子接続部に電気的に接続された状態となっている。
以上のように、本実施形態の腕時計100によれば、時計ケース5の内部であってより外面に近い開口54の側に、アンテナ11が配線された枠状部14を配設することができ、当該枠状部14の開口を介して時計ケース5の内部に配された液晶表示部42を臨ませるように無線モジュール1のフレキシブル基板16を配設することができる。これにより、文字板45上の表示領域を十分に確保することができるとともに、ゲート装置200との長い通信距離を確保することができる。さらに、無線モジュール1のリード部15は、時計ケース5の内部形状に応じて時計ガラス6が取付けられている開口54と反対となる開口55側に第一折曲部151にて折り曲げ可能となっており、この第一折曲部151よりも先端側、より具体的には、第一折曲部151よりも先端側に位置する第二折曲部152よりもさらに先端側に接続端子17が設けられているので、時計ケース5のより奥側に回路基板3を配設しても当該回路基板3と無線モジュール1との電気的接続を容易に行うことができる。
従って、時計ケース5内における回路基板3の配置の自由度を確保することができるとともに、時計ケース5に対する無線モジュール1の組み込みを容易に行うことができる。
また、時計ケース5の内部に無線モジュール1が配設されているので、腕時計100の外部からのICチップ13の取り出しが困難となり、当該ICチップ13に記憶されている情報の第三者による不正取得を防止することができる。
[実施形態2]
以下に、実施形態2の腕時計300について図5及び図6を参照して説明する。
ここで、図5は、本発明を適用した実施形態2の腕時計300を示す平面図であり、図6は、図5のVI−VI線における要部の拡大断面図である。
なお、実施形態2の腕時計300は、無線モジュール301の構成以外の点では上記実施形態1と略同様であるので、同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5及び図6に示すように、本実施形態の腕時計300に係る無線モジュール301は、フレキシブル基板316の枠状部314が略円環状に形成され、当該枠状部314から延出して形成されたリード部315の第二折曲部152よりも先端側にICチップ13が設けられている。
以下に、無線モジュール301について、図7を参照してより詳細に説明する。
ここで、図7(a)は、無線モジュール301の枠状部314の視認側を示す平面図であり、図7(b)は、図7(a)の無線モジュール301の裏側、即ち、枠状部314の視認側と反対側を示す底面図である。
図7に示すように、枠状部314には、略円環状となるようにコイルが配線されることでアンテナ11が設けられている。リード部315は、その第二折曲部152よりも先端側が上記実施形態1のリード部315に比べて長尺に形成されており、その裏面の接続端子17よりも第二折曲部152側に、ICチップ13並びに所定数(図7(b)には、3つ図示)のコンデンサ12が配設されている。即ち、本実施形態にあっては、ICチップ13を実施形態1のように枠状部14の延出部141に設ける場合に比べて時計ケース5のより奥側に配設することができる。
なお、ICチップ13並びにコンデンサ12は、無線モジュール301が時計ケース5に組み込まれた状態で、下部ハウジング44の座ぐり部44a内に配置されるようになっている。
また、本実施形態の腕時計300の所定位置には、無線モジュール301の識別コードCが付与されている。即ち、例えば、図5に示すように、識別コードC(例えば、「ABCD EFGH 1234」)は、時計ガラス6の下面(裏面)に付与されており、ユーザによるスイッチ51の操作に基づいて発光素子から照射された特定波長光に応じて、当該ユーザにより視認可能となるように表される。
また、ユーザによるスイッチ51の操作に基づいて、時計制御部21による制御下にて、表示出力部24が所定の識別コードCに係る表示データを液晶表示部42に出力して、液晶表示部42に所定の識別コードCを表示するような構成であっても良い。
以上のように、本実施形態の腕時計300によれば、ICチップ13を時計ケース5のより奥側に配設することができるので、時計ケース5内からのICチップ13の取り出しが困難となり、当該ICチップ13に記憶されている情報の第三者による不正取得の防止を好適に図ることができる。
また、例えば、腕時計300の修理に際して、各部が分解されても、識別コードCによって、当該腕時計300を構成する部材がバラバラになることなく関連付けられて腕時計300の再組み立てを容易に行うことができる。
なお、無線モジュール301の形状並びに無線モジュール301の時計ケース5内における配置は、上記に説明したものに限られるものではない。
以下に、腕時計100、300の各変形例について図面を参照して説明する。
<変形例1>
図8は、変形例1の腕時計400を示す平面図であり、図9は、図8のIX−IX線における要部の拡大断面図である。
図8及び図9に示すように、変形例1の腕時計400は、時計ケース5内に配設された無線モジュール601のアンテナ11が時計ガラス6を介して視認可能となっている。
即ち、腕時計400には、枠状部材446、文字板45、上部ハウジング43及び回路基板3の当該腕時計400における6時方向側の端部を上下に貫通するようにしてリード部挿通部453が形成されている。
より具体的には、枠状部材446には、その外周部側に、略環状に形成され、時計ガラス6の下面に当接して当該時計ガラス6を下側から支持するガラス支持面部46aと、時計ガラス6の下面から所定の距離離間させるように、ガラス支持面部46aの内側の端部に連続する内周面部の所定位置から時計ガラス6の中心側に向かって当該時計ガラス6と略平行に、且つ、全周に亘って略同じ幅を有する環状平面部46bとが設けられている。
そして、枠状部材46には、ガラス支持面部46aと環状平面部46bとの境界部分の当該腕時計400における6時方向側の部分に貫通孔が形成されている。この貫通孔と上下にほぼ重なるようにして、文字板45、上部ハウジング43及び回路基板3のそれぞれにも貫通孔が形成されており、これら貫通孔によってリード部挿通部453が構成され、このリード部挿通部453にフレキシブル基板416のリード部415が挿通されている。
そして、フレキシブル基板416の枠状部414は、その下面のほぼ全面を環状平面部46bの上面にほぼ当接させるようにして配設されている。
従って、この変形例1の腕時計400によれば、時計ガラス6を介して枠状部414に配線されたアンテナ11をユーザ等に視認させることができるので、機能的デザインにより腕時計400を意匠性に優れたものとすることができ、当該腕時計400の商品価値をより向上させることができる。
<変形例2>
図10は、変形例2の腕時計500の要部の拡大断面図である。
なお、変形例2の腕時計500は、無線モジュール501のフレキシブル基板516及び枠状部材546以外の点では上記変形例1と同様であるので、同様の構成には変形例1と同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、変形例2の腕時計500に備わる無線モジュール501は、その枠状部514の下面を文字板45の上面にほぼ当接させるようにして、時計ケース5内に配設されている。
即ち、枠状部材546の底面部には、その内側(中心側)の端部からリード部挿通部553を構成する文字板45の貫通孔に対向する部分にかけて当該文字板45と略平行となるように、全周に亘って、フレキシブル基板516の枠状部14の厚さに応じて所定の高さ分切り欠かれて形成された枠状部配置部46cが設けられている。そして、枠状部配置部46cに、下面を文字板45の上面にほぼ当接させて枠状部514を配置し、リード部挿通部553にリード部515を挿通させるようにして、無線モジュール501が時計ケース5内に配設されている。
従って、この変形例2の腕時計500によれば、フレキシブル基板516が枠状部材546の底面部の形状に応じて第一折曲部151にて折り曲げ可能となっており、上記変形例1の腕時計500に比べて、時計ケース5内に無線モジュール501を配設する上での枠状部材46の加工量を少なくすることができる。従って、時計ケース5内に対する無線モジュール501の配設をより容易に行うことができ、当該無線モジュール501と腕時計500の奥側に配設された回路基板3との電気的接続をより容易に行うことができる。
<変形例3>
図11は、変形例3の腕時計600を要部の拡大断面図であり、図12は、図11の腕時計600に備わる無線モジュール601を示す斜視図である。
なお、変形例3の腕時計600は、無線モジュール601のフレキシブル基板616の形状以外の点では上記変形例2と同様であるので、同様の構成には変形例2と同一の符号を付してその説明を省略する。
図11に示すように、変形例3の腕時計600に備わる無線モジュール601は、そのフレキシブル基板616の枠状部614が枠状部材546の内周面に沿うように配設されている。
即ち、枠状部材546には、枠状部配置部46cの内側の端部から当該枠状部配置部46cの底面に対して略垂直に形成された垂直面部46dが設けられている。そして、無線モジュール601の枠状部614には、上面が枠状部配置部46cの底面にほぼ沿うような形状に形成された外周部14bと、枠状部材546の垂直面部46dに沿うように、外周部14bの内縁部から当該外周部14bに対して略垂直に起立して形成された垂直周面部14aが設けられている(図12参照)。
この垂直周面部14aの内周面に亘ってコイルが配線されることでアンテナ611が形成されている。
従って、この変形例3の腕時計600によれば、アンテナ611を時計ケース5に時計ガラス6が取付けられている開口54に配設することができ、ゲート装置200とのより長い通信距離を確保することができる。また、文字板45のユーザにより視認可能な領域に枠状部614のアンテナ611を配設しないので、アンテナ611によって文字板45の時字指標等の各種情報を表示する領域が制限されることがなくなり、当該腕時計600の商品価値をより向上させることができる。
なお、本発明に係る腕時計100、300、400、500、600にあっては、RF−IDシステムの利用に係る無線モジュール1、301、401、501、601並びに腕時計100等の仕様や利用の際の注意事項等の共通情報Dを当該腕時計100の所定位置に表記しても良い。即ち、具体的には、共通情報Dを当該腕時計100のデザインを損なわない位置、例えば、裏蓋9の裏面側や(図13参照)、バンド部材Bの裏面側(図14参照)に表記しても良い。
これにより、ユーザは、腕時計100の所定位置に表記された共通情報Dに従って、RF−IDシステムの利用を好適に行うことができ、腕時計100の商品価値をより向上させることができる。さらに、当該腕時計100の修理に際して、各部が分解されても、共通情報Dや識別コードCによって、一腕時計100を構成する部材がバラバラになることなく関連付けられて当該腕時計100の再組み立てを容易に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、無線モジュール1、301、401、501、601のリード部15、315、415、515は、腕時計100、300、400、500、600並びに時計ケース5の内部形状に応じて当該時計ケース5に時計ガラス6が取付けられている開口54と反対となる開口55側に所定の折曲部にて折り曲げ可能な構成であれば如何なる形状であっても良い。
また、上記実施の形態では、枠状部14、314、414、514、614として外形が略環状に形成されたものを例示したが、これに限られるものではなく、時計ケース5に時計ガラス6が取付けられている開口54の内部形状に応じた形状に形成されたものであれば如何なるものであっても良い。
また、上記実施形態では、電子機器として腕時計100を例示したが、これに限られるものではなく、無線モジュール1を組み込み可能な電子機器であれば如何なるものであっても良い。
本発明を適用した実施形態1の電子機器として例示する腕時計を示す平面図である。 図1の腕時計及びゲート装置の要部構成を示すブロック図である。 図1のIII−III線における要部の拡大断面図である。 図1の腕時計に備わる無線モジュールを示す平面図(a)及び底面図(b)である。 本発明を適用した実施形態2の電子機器として例示する腕時計を示す平面図である。 図5のVI−VI線における要部の拡大断面図である。 図5の腕時計に備わる無線モジュールを示す平面図(a)及び底面図(b)である。 変形例1の腕時計を示す平面図である。 図8のIX−IX線における要部の拡大断面図である。 変形例2の腕時計の要部の拡大断面図である。 変形例3の腕時計を要部の拡大断面図である。 図11の腕時計に備わる無線モジュールを示す斜視図である。 腕時計の裏面側の要部を拡大して示す図である。 腕時計を示す底面図である。
符号の説明
100、300、400、500、600 腕時計(電子機器)
1、301、401、501、601 無線モジュール
11、611 アンテナ
13 ICチップ(集積回路)
14、314、414、514、614 枠状部
14a 外周部
14b 垂直周面部
141 延出部
15、315、415、515 リード部
151 第一折曲部(折曲部)
152 第二折曲部(折曲部)
16、316、416、516、616 フレキシブル基板
17 接続端子
3 回路基板
42 液晶表示部(表示部)
46、446、546 枠状部材
5 時計ケース(機器ケース)
54 開口
6 時計ガラス(光透過性部材)
200 ゲート装置(外部通信機器)

Claims (6)

  1. 外周部が機器ケースの一端側の開口の内周面部に沿うように枠状に形成された枠状部とこの枠状部の一端部から外部方向に延出されたリード部とを有するフレキシブル基板と、
    前記枠状部に環状となるように配線され、外部通信機器との間で情報の送受信を行うためのアンテナと、
    前記枠状部のうちの前記リード部の近傍位置に配設され、前記アンテナと電気的に接続された集積回路と、
    前記リード部の先端側に設けられ、前記集積回路と前記機器ケース内に備えられた回路基板とを電気的に接続するための接続端子とを備え、
    前記リード部は、前記機器ケースの内部において、前記開口に取り付けられた光透過性部材と前記回路基板との間に配置されたハウジング部材と、このハウジング部材の上面に配置された文字板と、この文字板と前記光透過性部材との間に配置された枠状部材の各側面の形状に沿うように折り曲げ形成された折曲部を備えていることを特徴とする無線モジュール。
  2. 前記延出部のうち、前記集積回路の近傍位置に同調用のコンデンサーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無線モジュール。
  3. 前記折曲部は、直角に折り曲げ形成された第一折曲部とこの第一折曲部から予め離れた位置において直角に折り曲げ形成された第二折曲部とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線モジュール。
  4. 一端が開口してなる機器ケース、この機器ケースの開口に取り付けられた光透過性部材、この光透過性部材に対向して前記機器ケース内に配置されたハウジング部材と、このハウジング部材の上面に配置された文字板、前記ハウジング部材内に配置され、各種情報を表示する表示部、この表示部を挟んで前記開口とは反対側の位置に配置された回路基板、前記文字板と前記光透過性部材との間に配置された枠状部材、および、前記機器ケースの内部に配置された無線モジュールを備えている電子機器において、
    前記無線モジュールは、
    外周部が前記開口の内周面部に沿うように枠状に形成された枠状部とこの枠状部の一端部から外部方向に延出されたリード部とを有するフレキシブル基板と、
    前記枠状部に環状となるように配線され、外部通信機器との間で情報の送受信を行うためのアンテナと、
    前記枠状部のうちの前記リード部の近傍位置に配設され、前記アンテナと電気的に接続された集積回路と、
    前記リード部の先端側に設けられ、前記集積回路と前記機器ケース内に備えられた回路基板とを電気的に接続するための接続端子とを備え、
    前記リード部は、前記機器ケースの内部において、前記ハウジング部材、前記文字板、前記枠状部材の各側面の形状に沿うように折曲部が配置されていることを特徴とする電子機器。
  5. 前記延出部のうち、前記集積回路の近傍位置に同調用のコンデンサーが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記折曲部は、直角に折り曲げ形成された第一折曲部とこの第一折曲部から予め離れた位置において直角に折り曲げ形成された第二折曲部とが設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子機器。
JP2004168648A 2004-06-07 2004-06-07 無線モジュール及び電子機器 Expired - Lifetime JP4649879B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004168648A JP4649879B2 (ja) 2004-06-07 2004-06-07 無線モジュール及び電子機器
SG200503463A SG118340A1 (en) 2004-06-07 2005-05-31 Radio unit and electronic apparatus using the same
CNB200510074830XA CN100429588C (zh) 2004-06-07 2005-06-03 无线部件及电子设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004168648A JP4649879B2 (ja) 2004-06-07 2004-06-07 無線モジュール及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005348330A JP2005348330A (ja) 2005-12-15
JP4649879B2 true JP4649879B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=35500247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004168648A Expired - Lifetime JP4649879B2 (ja) 2004-06-07 2004-06-07 無線モジュール及び電子機器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4649879B2 (ja)
CN (1) CN100429588C (ja)
SG (1) SG118340A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5998795B2 (ja) * 2012-09-24 2016-09-28 セイコーエプソン株式会社 アンテナ内蔵式電子時計
US10164322B2 (en) 2014-08-27 2018-12-25 Apple Inc. Signal transmission system for electronic devices
CN104507277A (zh) * 2014-11-28 2015-04-08 深圳富泰宏精密工业有限公司 穿戴式电子设备
CN105116715B (zh) * 2015-09-28 2017-12-12 深圳市爱的扣扣科技有限公司 一种智能手表表带组件和智能手表
CN106842896B (zh) * 2016-12-26 2022-07-19 歌尔股份有限公司 一种可穿戴设备、外壳及可穿戴设备的天线控制方法
CN113497331B (zh) * 2020-04-03 2023-03-10 Oppo广东移动通信有限公司 电子设备及可穿戴设备

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0851259A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Toppan Printing Co Ltd 非接触カード用プリント配線板
JPH08211169A (ja) * 1995-02-03 1996-08-20 Citizen Watch Co Ltd 腕時計型無線選択呼び出し受信機
JPH08250918A (ja) * 1995-03-14 1996-09-27 Casio Comput Co Ltd アンテナ構造
JPH08321709A (ja) * 1995-05-05 1996-12-03 Eta Sa Fab Ebauches 時計用のアンテナ構造体、および時計
JPH09307329A (ja) * 1996-05-14 1997-11-28 Casio Comput Co Ltd アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計
JP2000286761A (ja) * 1998-12-31 2000-10-13 Casio Comput Co Ltd データ通信装置、リスト型電子機器及び認証システム
JP2001006007A (ja) * 1999-06-23 2001-01-12 Casio Comput Co Ltd データ通信装置及びデータ通信システム
JP2003315475A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Seiko Epson Corp 時 計
JP2004109115A (ja) * 2002-07-22 2004-04-08 Seiko Epson Corp 無線機能付き電子機器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1144155C (zh) * 1997-06-23 2004-03-31 罗姆股份有限公司 智能模块和智能卡
US6412702B1 (en) * 1999-01-25 2002-07-02 Mitsumi Electric Co., Ltd. Non-contact IC card having an antenna coil formed by a plating method
JP2001042068A (ja) * 1999-07-27 2001-02-16 Ricoh Elemex Corp データキャリア付腕時計
JP2001217639A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Toppan Forms Co Ltd 非接触型データ送受信体用アンテナ
EP1315234A1 (fr) * 2001-11-26 2003-05-28 Eta SA Fabriques d'Ebauches Antenne de réception d'ondes VHF logée dans un bracelet de dispositif électronique portable

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0851259A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Toppan Printing Co Ltd 非接触カード用プリント配線板
JPH08211169A (ja) * 1995-02-03 1996-08-20 Citizen Watch Co Ltd 腕時計型無線選択呼び出し受信機
JPH08250918A (ja) * 1995-03-14 1996-09-27 Casio Comput Co Ltd アンテナ構造
JPH08321709A (ja) * 1995-05-05 1996-12-03 Eta Sa Fab Ebauches 時計用のアンテナ構造体、および時計
JPH09307329A (ja) * 1996-05-14 1997-11-28 Casio Comput Co Ltd アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計
JP2000286761A (ja) * 1998-12-31 2000-10-13 Casio Comput Co Ltd データ通信装置、リスト型電子機器及び認証システム
JP2001006007A (ja) * 1999-06-23 2001-01-12 Casio Comput Co Ltd データ通信装置及びデータ通信システム
JP2003315475A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Seiko Epson Corp 時 計
JP2004109115A (ja) * 2002-07-22 2004-04-08 Seiko Epson Corp 無線機能付き電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
SG118340A1 (en) 2006-01-27
JP2005348330A (ja) 2005-12-15
CN100429588C (zh) 2008-10-29
CN1707374A (zh) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4165398B2 (ja) 非接触データ通信機能を有する電子時計及び非接触データ通信システム
US5798984A (en) Timepiece including a receiving and/or transmitting antenna for radio broadcast signals
KR20020046176A (ko) 금속 케이스에 장착된 밀봉 콘테이너를 포함하는 시계와같은 휴대용 물체
JP6384738B2 (ja) モジュールおよび時計
EP1786116A1 (en) Semiconductor integrated circuit and wireless communication device
CN100429588C (zh) 无线部件及电子设备
JP6122261B2 (ja) 通信機能付電子機器、及び電子時計
JP3835123B2 (ja) 携帯型電子機器
EP1882903A2 (en) Arm mounting type electronic pedometer
JP6553684B2 (ja) 入力装置及びその製造方法
KR19980081011A (ko) 착탈식 전자모듈과 그러한 전자모듈과 연계된 안테나를포함하는 휴대용 장치 및 특히, 시계.
CN209858958U (zh) 标签内置钟表
JP2006292428A (ja) 電子機器
JP5428082B2 (ja) 電子機器
JP2006178647A (ja) 情報端末装置
JP4924487B2 (ja) 電波受信装置
JP2003066169A (ja) 非接触データ通信機能を備えた時計
JP2006292427A (ja) 装飾板及び電子機器
JP7163702B2 (ja) 電子機器
JP2005098990A (ja) 手首装着機器
JP6842643B2 (ja) モジュールおよび時計
JP2003046316A (ja) 非接触データ通信機能を備えた腕装着型電子機器及び非接触データ通信システム
JP2005181117A (ja) 時計装置、時計装置の動作制御方法及び時計装置動作制御プログラム
JP2000048137A (ja) 非接触icカードの携帯型読取装置
JP4415180B2 (ja) 無線モジュール、およびその無線モジュールを備えた腕時計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101021

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4649879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term