JP4643134B2 - ダイシングシート用基体フイルム - Google Patents
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Description
該シートは、基本的には該ウェハを固定する粘着層とダイシングカッターの切り込みを受ける樹脂層(ダイシング基体フイルム)とから構成されている。このダイシング基体フイルムとしては、一般にポリオレフィン系フイルム又はポリ塩化ビニル系フイルムが使用されているが、ポリ塩化ビニル系フイルムは、特に環境問題等で衰退にあるのが実情である。
その一つがダイシング時に発生する、粘着層又はダイシング基体フイルムからの切り屑(ダイシング屑)とダイシング基体フイルムの割れ(ダイシングクラック)である。これを課題として解決を計ろうとする特許技術も公開されている。例えばポリエチレン、エチレンとビニルモノマとのコポリマ、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂によるフイルムに、1〜80Mradの電子線又はγ線を照射したものをダイシング基体フイルムとするもの、エチレンを主成分とするメチルメタアクリレートとのコポリマをダイシング基体フイルムとするものである。
この特許技術の1つとして、一定の表面粗度と伸張前後に一定の面内位相差をもってなるポリオレフィン系フイルムをダイシング基体フイルムとして特定し、該フイルムを結晶性ポリエチレンを主とする層を両サイドに、その中間にエチレン、プロピレン、又はブテンー1のいずれかのモノマ成分を40重量%以上含む非晶性ポリオレフィンによる層をもって積層したもので達成すると言うものである。
その2つとして、エチレンを主成分(60重量%以上)として、これにメタクリル酸及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C3〜C8のアルキル基)を共重合した弾性を有する3元共重合樹脂をダイシング基体フイルムとして、これに粘着層を設けて2層からなるダイシングテープ又は該ダイシング基体フイルムに、更にポリエチレンとか、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体を積層して3層からなるダイシングテープとするものである。
まずその一つが、より小サイズカットが故に、縦と横の方向に均一により広く拡張する必要があるが、この対応が困難になっている。
もう一つが、使用済みのダイシングシートの回収である。一般にウェハは、まずテープ状のダイシングシートの粘着面に固定されて、これがラックに収納されてダイシング工程に送られる。そしてここで、まずダイサーによって所定サイズにカットされる(ダイシング)。次に該シートは拡張され、ピックアップし易いように一定の隙間がつくられる。
そしてピッカーによってピックアップされて、主たる工程が終了する。ここで残るのは使用済みのダイシングシートであり、これを効率的に回収する必要がある。この効率的回收の1つが該ラックへの収納回収である。
そこで、この問題解決の手段として、使用後の該シートをある温度で加熱して、少なくともラックに容易に収納できるサイズに迄収縮させて回収収納すると言う方法である。
上記するように、一般に知られている該シートでは、ある程度までは加熱収縮できても限度があることで、この方法による回収は殆どなされていない。ましてや該ウェハのより小サイズカット化では、より一層困難になり、これによる回収は不可能であると言うのが実情である。
つまり、その解決手段は次の通りである。
尚、該ラックは当業界で呼んでいる名前であり、他にシッパーとかケースとも呼んでいる。本発明ではラックと呼ぶことにする。
ここで、まず該軟質、半硬質及び硬質の意味は概略次のようなことである。
これは一般に樹脂の硬さの区分、つまり軟質―半硬質―硬質に区分されている領域と同じであり、硬度では軟質がショアA硬度(例えば20〜80度)、半硬質―硬質がショアD硬度(例えば30度以上)で表される。そして、これを曲げ弾性率で区分すれば、70MPa未満が軟質、70〜700MPa未満が半硬質、700MPa以上が硬質と区分される。
又、粒状の意味は、一般に細粒と言う概念であり、その形状そのものを言っているものではない。そしてこの粒状は、上記の通り、2層をもってなるものを基本とするが、これにE−PAA樹脂及び/又はH−PAA樹脂のみの単層粒子が混合されていても良い。しかしこの場合の混合割合は、50質量%未満でなければならない。
尚、軟質硬度はショアAで表される。
尚、この拡張性における縦方向と横方向の伸びの均一性は、可能な限り同じであるのが良いが、例えば30%程度迄、好ましくは20%迄の差であれば、十分に均一な拡張ができる。また(該両樹脂の組み合わせが、単なる両者のブレンドと言ったものではなく)E−PAA樹脂がH−PAA樹脂で包み込まれて粒状になっていると言う形態を採っていることで、仮にE−PAA樹脂自身が軟質過ぎても、使用上には全く影響されずに取り扱うことができる。更には敢えて別途ブレンド手段をとる必要もなく、直ちに成形ができて所望する(A)層を形成することもできる。また、E−PAA樹脂とH−PAA樹脂とを各々ブレンドしたPAA樹脂でも、本発明の前記課題解決にならないことはないが、その作用効果は十分なものではない。
尚、この重合における反応比は、次の通り例示できる。
該アクリル酸アルキルエステルに対する該ビニル基を持つアクリル系ビニルモノマの添加量は、アクリル酸アルキルエステルに対して0.01〜5質量%である。
また共重合する場合の他の該アクリル酸アルキルエステル系モノマの量は、該アクリル酸アルキルエステル100質量%に対して90質量%以下である。そしてこの場合の該ビニル基を持つアクリル系ビニルモノマの添加量は、アクリル酸アルキルエステルと他の該アクリル酸アルキルエステルとの合計量に対して0.01〜5質量%である。
そして半硬質は、上記硬質をつくるモノマに他のメチル又はエチルのアクリレートを共重合させるとか、更にはC4以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルも加えて2元共重合(一般にランダム構造)するとか、更には、分子量を制御することでも可能である。この分子量制御は、分子量調整剤(一般的ラジカル捕捉剤)、例えば微量のアルキルメルカプタンの添加で可能である。
尚、この重合における反応比は、次の通り例示できる。
該メタクリル酸のメチルエステル、エチルエステル又はプロピルエステルの添加量は、50質量%よりも多くし、共重合する場合の他のC4以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルは50質量%以下、好ましくは20質量%以下に抑える。また、反応系に分子量調整剤を添加する場合は、該メタクリル酸のメチルエステル、エチルエステル又はプロピルエステルに対して、0.5〜1.5質量%程度とする。
尚、該H−PAA樹脂層は、硬質よりも半硬質のPAA樹脂によりなるのが望ましい。
ここで共重合の場合、反応比の多いモノマはその余分だけ単独で重合し、単独ポリマの形で混合されている状態であってもよい。
又、PAA樹脂粒子は、基本的には2層からなっているが、繰り返し重合すれば4層にも6層にもなる。この時モノマ成分を変えることもできる。
尚、詳細な製造方法については、例えば特開平11−292940号公報に記載されているので、具体的条件についての記載は割愛する。
勿論、一般にアクリル酸エステル系樹脂に添加される各種添加剤(例えば酸化防止剤、帯電防止剤)の微量添加も許される。
まず該両層は、何れも前記(A)層のPAA樹脂の補助的層として必要なものである。ウェハ等のダイサーによるカットを確実に行なうために、一般にカット深さはウェハ等のカット厚さよりも深くする必要があるが、その為には、どうしてもダイシング基体フイルムの中に迄若干入った深さまで切り込むことになる。該基体フイルムにまで切り込まれると、切り込みによる衝撃を受け、クラック等が入る場合が多い。本発明による該(A)層は、特に軟質、好ましくは弾性を有しているPAA樹脂層であり、その衝撃を吸収する作用もするので、そのクラックの発生は大きく抑制されもする。しかしながら、この危険性は全くないと言うものではない。この危険性を確実になくし、安全にカットできる状態にしておくことも必要である。この対策のために、本発明では特にポリエチレン系樹脂による(B1)層が必要になる。
一方、拡張(エキスパンデング)時に使用する、ダイシングシートの受け部材に対する滑性も必要である。
これは一般にダイシング動作を行なう場合に、まずダイシングシートは受け部材(一般に円形受台座)の上に両サイドから下方に向かって軽く引っ張る状態で置かれ、そしてダイシングが行われる。これが終わると強く引っ張られて所定量拡張される。この時の該シートの受け部材面(特にエッジ部分)に対する滑性が必要である。受け部材中には、軽く引っ張る場合でも、滑りの悪いものがある。このような滑性の悪い受け部材に対しては、滑性のある該シートが必要になる。これが(B2)層によって保証される。勿論該層もポリエチレン系樹脂であり、該(B1)層と同じ作用効果も発現するが、ここで間接的作用であり主たるものはこの滑性の付与である。
尚、(B1)層と(B2)層とは、同種のポリエチレン系樹脂でも良いが、各々主たる作用効果が異なるので、その作用効果が最大限に発現されるように異種の該樹脂としても良い。
まず設定に際しては、該(A)層は(B1)層よりも厚くするのが良い。これは本発明の前記(A)層による主たる効果の発現に、より有効に作用するようになると共に、ウェハ等のカットもやり易くなる。つまりダイサーが(B1)層を切って、更に(A)層にまで達しても該(A)層による効果の発現には実質的支障はない。従って、該(A)層にまで切り込みが及んでもよいので、切り込み深さに余裕ができることになる。但し該(A)層にまでの切り込み深さは、せいぜい(A)層厚さの50%以下に留めるのが良い。これは極微細ではあるがクラックが入る恐れがあるからである。
尚該(A)層を厚くすると言っても、必要以上に厚くすることは、柔軟性が悪くなる方向になり、巻きテープ状での取扱も悪くなる。これらの事を考慮してバランスのとれた層厚に設定するのが良い。
ここでの層厚設定も前記2層によるD基体フイルムの場合の配慮を基にし、新たに(B2)層を加えて決められるが、(B1)層と(B2)層とは同じか、単に滑性付与のみであれば(B2)層を薄くしてもよい。
その具体的層厚の範囲は、(A)層が30〜70μm、好ましくは45〜60μm、(B1)層及び(B2)層が10〜35μm、好ましくは20〜30μmである。
この粘着層は、一般に知られているポリアクリル系、ポリビニルアルコール系、塩素化ポリエチレン系等の粘着性樹脂が適宜使用される。粘着層である為に、該被カット部材の着脱は自在であるが、より小片へのカットとなると、小さいのでピックアップまでに脱落してしまう危険性が増すので、着力と脱力のバランスを十分に考慮し、粘着力の制御が必要になる。
この粘着層の厚さは、前記のウェハ等の着脱機能が十分発現できる厚さと言うことになるが、可能な限り薄いのが良い。必要以上に厚いと、ダイサーに巻きつくことがあり、切り屑となってカットウエハ等に付着する危険性があるからでもある。
具体的には10〜30μm、好ましくは15〜25μmが例示できる。
まず前記2層からなる場合は、次のような製造方法が例示できる。
その1つが、まず各層の前記樹脂を個々に溶融押出を行なって所定厚さのフイルムに成形する。そして別途得られた各層のフイルムをドライラミネーション(ドライラミ)する方法。
その2つが、2層を同時に溶融共押出しを行ない一挙に2層フイルムを得る方法である。
この中では、(A)層と(B1)層の各樹脂共に、成形性、溶融密着性も良いので2つ目の同時成形法が好ましい。
尚、この60℃の設定は、一般に加熱収縮して、ラック内に収納する場合の操作温度が60℃で行われることによる。
尚、以下の各例での拡張性とラック回收性とは次の通り測定し得たものである。
●拡張性、
まず内径200mmのリング状枠を用意し、全面に10×10mmのマス目を入れたサンプルを該リング状枠に挟んで固定し、このリング状枠を水平に固定する。そしてこのリング状枠の下中央位置に、外径150mmの円板を配置する。次にこの円板を200cm/分の速度で40mm押し上げ、該サンプルを拡張する。そして、この押し上げた状態で中央に位置しているマス目の縦方向と横方向の長さを測定し、原サンプルに対する各々の伸度(%)を求め、その伸度の比を算出する。その比が1.3以下であれば拡張性に優れるとして○、1.3を超えれば拡張性なしとして×とした。
●ラック回收性、
D基体フイルムの縦方向及び横方向について以下の測定を行う。即ち、縦方向と横方向に各々幅10mmにカットしたものをサンプルとし、これを株式会社島津製作所製の引張試験機“AGS100A”にチャック間距離40mm(サンプルの標線間距離40mm)でセットし、引張速度200mm/分にて40%伸長する。次にこの伸長した各サンプルを取り出して60℃の温風を10秒間吹き付ける。常温に戻したら各々長さを測定し、40%伸長に対する復元率(%)を求める。復元率が90%以上であれば1×1mmカットサイズの小片ウェハに対しても、ダイシングシートのラックへの収納回収ができるものであり○、90%未満であれば、それができないものであり×とした。
まず各層で使用した樹脂は次の内容のものであった。
●(A)層樹脂、
株式会社クラレ製、商品名パラペット、品種SA―D(ビカット軟化点70℃、ショアA硬度93°、230℃/98.07NでのMFRは約22)。(該SA―Dは、n―ブチルアクリレートを主成分として、これにメチルメタアクリレート及び微量の加橋剤(2官能アクリレート)とを加え共重合して得た軟質樹脂をコア層とし、メチルメタアクリレートを主成分とするエチルアクリレートとの半硬質共重合樹脂をシェル層としてなる粒子を、予め2軸溶融混練押出機にて混練して得たチップ)。以下この樹脂をA樹脂と呼ぶ。
●(B1)層樹脂、
エチレンを主成分とするエチルアクリレートとの共重合樹脂チップ(三井デユポンポリケミカル株式会社製 商品名EVAFLEX 品種A―701、ビカット軟化点73℃)。以下これをB1樹脂と呼ぶ。
得られた2層のD基体フイルムの全厚は90μmであり、その構成は、(B1)層=30μ/(A)層=60μmであった。
まず各層で使用した樹脂は、次の内容のものであった。
●(A)層、
実施例1と同じ樹脂。以下ここではA2樹脂と呼ぶ。
●(B1)層、
エチレンとブチルアクリレート(含有量約7質量%)との共重合樹脂チップ(アトフィナ ジャパン株式会社製 商品名ロトリル 品種7BA01、融点107℃、ショアD硬度42)。以下B1・2樹脂と呼ぶ。
●(B2)層、
実施例1のBI樹脂と同じ。以下ここではB2・2樹脂と呼ぶ。
得られた3層のD基体フイルムの全厚は90μmであり、その構成は、(B1)層=20μm/(A)層=50μm/(B2)層=20μmであった。
実施例1において、A樹脂に変えて、エチレンとブチルアクリレート(含有量約35質量%)との共重合体(アトフィナジャパン株式会社製 商品名ロトリル 品種35BA40、融点67℃、ショアA硬度70)を使用する以外は同じ条件で2層積層フイルムを成形した。
得られた該フイルムの全厚は90μmで、(A)層に相当が60μm、(BI)層に相当が30μmであった。
実施例2において、(A)層のA2樹脂に変えて、エチレンとメタアクリル酸との共重合樹脂(三井デユポンポリケミカル株式会社製 商品名ニュクレル 銘柄AN4213C、ビカット軟化点60℃、ショアA硬度41)、(B1)層のB1・2樹脂及び(B2)層のB2・2樹脂に変えて低密度ポリエチレン(日本ポリオレフィン株式会社製 商品名ジェイレックッス 品種JZ430S 融点115℃)に変える以外は同じ条件で3層共押出しを行なって、相当する3層積層フイルムを得た。このフイルムの全厚は90μmで、(A)層に相当する厚さが50μm、(B1)層及び(B2)層に相当する厚さが各20μmであった。そして該フイルムの一部をカットして、サンプルを作り、拡張性及びラック回收性を測定した。結果は表1に示した。
Claims (2)
- 軟質のアクリル酸エステル系樹脂がコア層、半硬質ないし硬質のメタクリル酸エステル系樹脂がシェル層となって形成されている粒状の熱可塑性アクリル系樹脂から成形された(A)層とポリエチレン系樹脂からなる(B1)層とが積層されているダイシングシート用フイルムであって、該フイルムを縦方向と横方向に40%伸長し、これを60℃に加熱して収縮した場合の縦方向と横方向の復元率が90%以上であることを特徴とするダイシングシート用基体フイルム。
- 軟質のアクリル酸エステル系樹脂がコア層、半硬質ないし硬質のメタアクリル酸エステル系樹脂がシェル層となって形成されている粒状の熱可塑性アクリル系樹脂から成形された(A)層、ポリエチレン系樹脂からなる(B1)層と(B2)層とが(B1)層/(A)層/(B2)層の順で積層されているダイシングシート用フイルムであって、該フイルムを縦方向と横方向に40%伸長し、これを60℃に加熱して収縮した場合の縦方向と横方向の復元率が90%以上であることを特徴とするダイシングシート用基体フイルム。
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