JP4607960B2 - アコースティック・エミッションのリアルタイム監視用の分散型モードシステム - Google Patents

アコースティック・エミッションのリアルタイム監視用の分散型モードシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4607960B2
JP4607960B2 JP2007515529A JP2007515529A JP4607960B2 JP 4607960 B2 JP4607960 B2 JP 4607960B2 JP 2007515529 A JP2007515529 A JP 2007515529A JP 2007515529 A JP2007515529 A JP 2007515529A JP 4607960 B2 JP4607960 B2 JP 4607960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic emission
monitoring
signal
transducer
distributed real
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007515529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008501951A (ja
Inventor
オースティン,ラッセル,ケイ.
コグリン,クリス
Original Assignee
テキサス リサーチ インターナショナル,インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テキサス リサーチ インターナショナル,インク. filed Critical テキサス リサーチ インターナショナル,インク.
Publication of JP2008501951A publication Critical patent/JP2008501951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607960B2 publication Critical patent/JP4607960B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • G01H1/12Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of longitudinal or not specified vibrations
    • G01H1/16Amplitude
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/14Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object using acoustic emission techniques
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/24Probes
    • G01N29/2475Embedded probes, i.e. probes incorporated in objects to be inspected
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/24Probes
    • G01N29/2481Wireless probes, e.g. with transponders or radio links
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
    • G01N2291/0289Internal structure, e.g. defects, grain size, texture
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/26Scanned objects
    • G01N2291/269Various geometry objects
    • G01N2291/2694Wings or other aircraft parts

Description

技術分野
本発明は、一般に、構造体におけるアコースティック・エミッションの監視の分野に関する。
背景技術
アコースティック・エミッション(AE)は、構造体の完全性を監視するための実績のある非破壊評価(NDE)方法である。多くのNDE方法が、構造体における疲労クラックを発見するのに有用であるが、各々の方法が1以上の重要な技術的な制限を有している。これらのNDE方法は、目視、たたくこと、超音波、渦電流、X線撮影を有している。目視の検査は、表面のクラックを検査するのに適しているが、表面の内部のクラックを発見するのに不十分である。渦電流技術はクラックを発見可能であるが、渦電流プローブを適切に位置決めし、試験結果を理解するために、熟練したNDE技術者を必要とする。X線撮影は効果的であるが、特別な装置を必要とし、安全のために、試験が進行中の間、装置への人間の接近が制限される。これらの方法はいずれも、構造体のクラックの早期の警告表示を与えるためのリアルタイムの監視につながらない。
アコースティック・エミッションの手法は、アコースティック・エミッション・トランスデューサを用い、構造体におけるクラックの形成の初期の兆候を「聴く」。アコースティック・エミッション・エネルギは、材料内の局所的な発生源からのエネルギの迅速な解放により発生する、一時的な弾性応力波である。NDEの目的で記録可能なAEの多くの発生源がある。すなわち、このような発生源は、クラックの形成および成長、磁気力学的な再配列もしくは磁区の成長、転位の移動といった微細構造の変化、相変態、脆い介在物もしくは界面フィルムの破断、腐食による化学的活性である。AEの非破壊評価アプリケーションは、試験片の損傷の成長により発生する音の「リスニング」を基本的に含んでいる。AEは、材料そのものに発生し外部の発生源により発生するものではないが、初めのAEを引き起こすには、通常なんらかの刺激が必要である。これらの刺激は、磁気、熱、化学もしくは機械的な手段により加えられ得る。これらの刺激が試験の目的で人工的に与えられる場合、それらは「アクティブ」法と称される。また、構造体の稼働中に、AE事象を聴くことが可能であり、このアプローチは、時として「パッシブ」法として参照される。
従来のAEは、石油工業、石油化学工業、鉄道産業において幅広く使用され、標準化されている。また、それは、地上試験、大規模な疲労試験、断続的な飛行試験において、航空機の構造体の監視に使用されている。しかしながら、従来の実施器具は重く、たいてい20ポンド以上であり、飛行中の連続的な使用に不適切である位に十分大きい。また、従来のAEシステムは、各々および全てのAEトランスデューサからのケーブルが走り、全てのケーブルは中央コンピュータシステムに戻されている。これらのケーブルシステムは、要求される広範なデータ伝送のために、高帯域を必要とする。加えて、従来の実施においては、トランスデューサから中央コンピュータにアナログ信号を伝送する。長いケーブルを介したアナログ信号の伝送は、電気的なノイズがこの信号を妨害する可能性を増加させる。また、電磁妨害もしくはEMIと称される電気的なノイズは、望ましくない効果を発生し、さもなければ制御システム回路を混乱させる好ましくない電気信号である。また、最近の航空機における装置の近接およびアンテナシステムにより、電力伝送が密集し、無線周波妨害(RFI)が起こり得る可能性がある。
今日の経済では、航空機の構造体は、初めに予期されたのよりも、より長い期間の運用がなされなければならない。このため、このような構造体の経時作用がより重要となり、構造体の使用、維持、退役に関してなされる決定において考慮されなければならない。理想的には、リアルタイムの稼働の監視システムが必要である。アコースティック・エミッションの監視は、このアプリケーションにおいて損傷の蓄積の稼働中における監視を提供する大きな可能性を有する。AEトランスデューサは、小さく軽量で、しかも永久的に取付可能である。AEデータは、個別の欠陥の大きさに関わらず損傷により発生する。欠陥により発生するAE信号は、部品全体を通って伝播する。AEトランスデューサが適切に配列されていれば、構造体全体を監視できる。しかしながら、今日、現行システムは、大きく、重量があり、アナログ信号を中央コンピュータに送るための高価で重いケーブル配線を要するといった上記の制限により、有用な現行のリアルタイムの商業的な実施はなされていない。このため、コックピット内に警告信号を提供したり、各フライトの終わりに整備班に警告診断を提供するといった、航空機の構造体でリアルタイムで定期的に使用されるアコースティック・エミッション技術の実現が、切実に望まれていた。
Horakに対して与えられた米国特許第3985024号は、Grumman社により開発された初期のAEシステムである。それには、AEトランスデューサを、AE発生源の位置のより正確な予期を可能にするやり方で設置する方法が開示されている。米国特許第4910718号は、AE発生源を構造体の部品に設置するために特別に設計されたAEシステムである。
Beardmoreに対して与えられた米国特許第6443012号は、コックピット内に中央コンピュータおよび表示システムを有する航空機の位相配列検出システムを開示している。マトリクス配列が、活発に脈動して構造体を通って音波を発生する、正方形もしくは長方形配列の多数のPZT材料のブロックで構成されている。AEデータの解析は、画像技術に基づくもの以外で記述されていない。
Schoessに対して与えられた米国特許番号6076405号および6014896号は、遠隔制御の電源内蔵式のAE監視機を開示している。このAE監視機は、単一のAEトランスデューサおよびさらには集中型コンピュータを有し、アンテナモジュールの使用によりケーブルシステムを不要としている。このアンテナモジュールは、アコースティック・エミッション・トランスデューサから次々と来るデータを集中型コンピュータに送信し、慣性負荷を与えるためのトランスデューサに設けられた電力貯蔵装置に電力を供給する無線周波数遠隔測定回路を有する。
これらの特許に記載されたシステムは、多数のトランスデューサ(米国特許番号第6076405および6014896)の配列のために設計されたものではなく、あるいは、大規模な集中型コンピュータシステムへの長いケーブル配線を含むものである。航空機、特に、新たな複雑なシステム用の空きスペースがあまりない小さな戦闘機、のための商業的な適用に適しているものが見受けられない。より小さなシステムが、商業的に知られている。Physical Acoustics社のmicroDiSPは、アコースティック・エミッション・システムで作動する、より小さな携帯用バッテリである。このシステムの筐体は、縦16インチ横9.5インチ高さ2.9インチではあるが、稼働するのにノート型コンピュータを必要とし、以上で概略が説明されたセンサケーブルの問題点に取り組んでいない。
そして、必要とされるのは、小さな場所を取るだけで済み、中央コンピュータへの長いケーブルを必要とせずに、航空機でリアルタイムで実施できる、並設されたアコースティック・トランスデューサのための十分な解析能力を提供する新たなアプローチである。
発明の概要
本発明により、これら、および他の要求に対して取り組みがなされている。この要求は、高価なケーブルを介して多くのAEトランスデューサに繋がる従来のAEシステムから、集中型コンピュータシステムへ変えて、データ取得および未加工データの解析を実行してAE事象の特定および分類を行い、結果の記録もしくは画像表示を作り出す、ことに対する取り組みである。本発明のアプローチは、代わりに、全てのデータ取得、および多数のAEトランスデューサを処理可能な個別の分散型マイクロエレクトロニクス・ステーションへのAEデータの出力の処理を分配するものである。これらのマイクロエレクトロニクス・ステーションは、小さな回路基板に取り付けられた、小さく、独立した4乃至8チャンネルのAEシステムである。AE事象を特定し、既になされている多数の試験に基づいて診断および予測評価を行う、特別なAE取得および解析ソフトウェアが、この基板に含まれている。集中型コンピュータに複数のケーブルを介して高帯域のAEトランスデューサデータを送信するよりもむしろ、本発明は、分散した各トランスデューサの配列に向けて情報を移動させ、配列からの結果として生じたAE事象を分類し、今後の監視のために結果を保存し、および/もしくは監視された構造体の状態の簡単な評価のみを記録機構に送る。そのような構成の重要な特徴は、従来のアプローチのように、データを理解するための専門家が必要ではないことである。
そして、本発明の1つの側面は、構造体からのアコースティック・エミッション信号のリアルタイム監視のための分散型アコースティック・エミッション監視システムである。分散型アコースティック・エミッション監視システムは、各々、アコースティック・エミッション信号を検出するための少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサ、およびマイクロコンピュータシステムを有している。このマイクロコンピュータシステムは、少なくともコンピュータメモリと、未加工データを取得しアコースティック・エミッション事象を発見するデータ取得ソフトウェアと、システム/構造体の状態を評価して措置を示唆するデータ解析ソフトウェアとを有している。
本発明のもう一つの側面は、監視される構造体のある領域に、少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサを固定して取り付けるステップを少なくとも有する、アコースティック・エミッション解析を用いた、構造体の連続的なリアルタイム状態監視の方法である。この方法は、少なくとも1つのトランスデューサからの未加工のアコースティック・エミッション信号を完全に解析すべく、すべての必要なハードウェアおよびソフトウェアを含む分散型状態監視システムを、同じ領域に分散させるステップを有する。そして、増幅信号を生成するために少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサから受信した電圧信号を増幅するステップを有する。また、不要な周波数を除去してフィルタ処理された信号を生成するために増幅信号をフィルタ処理するステップを有する。さらに、予め決められた時間中に、アコースティック・エミッション事象を特定し記録するためにフィルタ処理された信号を取得するステップを有する。また、予め決められた時間における記録されたアコースティック・エミッション事象から、構造体の領域における全体の状態評価を診断するステップを有する。
本発明の記述
図1は、典型的な従来技術の説明である。この従来技術の解決法は、非実用的であるために、リアルタイム監視として商業的に使用されるものではないことは、重ねて強調されるべきことである。F/A22が、全体として符号100で表されている。この例では、簡単のために、合計で16個のエミッション・トランスデューサが、航空機の4つの主要なエリアを監視するのに必要であると仮定されている。このうち4つの符号1,2,3,4は、コックピットの近傍の領域を監視する。さらに、4つの符号5,6,7,8は、左翼の機体への取付部近傍を監視する。他の4つは、右翼の機体への取付部近傍を監視する。最後の4つは、航空機の後部の翼支柱を監視する。このような配置において、16本の長いケーブルが、航空機全体にわたって張り巡らされて、中央コンピュータ20に高帯域の情報を伝達する。背景技術の議論で言及したように、そのようなシステムは、上記の制限により実用的な商業用途ではない。配線システムの使用の代わりとなるものは、16個のトランスデューサから航空機のアビオニクスバスに情報を流し、中央コンピュータにこのバスを介して情報を伝達することである。また、これは、大量の電気信号がアビオニクスバスに加えれられて、そこで伝達される他の情報と衝突が起こり得るため、実現可能な解決方法とはみなされない。典型的なアコースティック・エミッション・トランスデューサは、中央コンピュータに1秒当たり約1千万の電圧信号を送る。
図2は、本発明による解決法である。別のF/A22が、全体として符号200で表されている。4つのチャンネルを処理する4つの著しく小さいLAHMP’s(Large Area Health Processing Monitors)が、航空機に取り付けられている。各々は、短配線により4つのトランスデューサ30,40,50,60に取り付けられている。中央コンピュータおよび長配線は必要でない。この重要な改良は、ハードウェアおよびソフトウェア双方における技術革新により達成される。各LAHMPは、アコースティック・エミッション事象を収集し、解析し、診断するのに必要な全ての知能を持つ小さなマイクロプロセッサを含んでいる。通常は集中型のコンピュータにより記憶され処理されるアコースティック・エミッション・トランスデューサから供給される著しく大量の絶え間のないデータが、LAHMP内で非常に簡潔な報告形式に変換される。このような報告形式は、多数の飛行をしながら地上における後のモニタ用にLAHMPのメモリ内に容易に記憶可能であったり、必要に応じてコックピット内のディスプレイに無線伝送することができる。大きな未加工のトランスデューサデータのセットが、処理され診断された後に連続的に廃棄される。
多くのアコースティック・エミッション・トランスデューサが、今日、商業的に使用されている。本発明の実施は、それらの使用を想定している。最も一般的な2つは、セラミック圧電トランスデューサおよび圧電ポリフッ化ビニリデン(PVDF)ベースのトランスデューサである。
本発明に係る装置の好ましい外観が、図3に示されている。LAHMPは、全体を符号300で示すように、寸法が縦90mm横96mm高さ50mmで1ポンド以下の重さを有する3枚の積層回路基板で実施される。これは、3つの積み重ね可能なモジュールで組み込まれたコンピュータシステムについての十分に開発された工業規格PC/104に従っている。このモジュールは、アプリケーション特有のインターフェイスおよびロジックを含む特注のキャリアボードに組み込まれた、高度に集積された部品として機能する。このモジュールの自己積層バスが、1つの場所に複数のモジュールを組み込むのに有用である。これは、将来的な製品のアップグレードやオプション部品の取り付けを容易にし、システムのデバッグもしくは試験中の一時的なモジュールの追加を可能にする。底部回路基板310は、PC/104のシングルボード・コンピュータである。中段カード320は、A/D変換を有する、4チャンネルのデータ取得カードである。上部カード330は、処理の前に未加工データを調整するための、所要の増幅器および所用のバンドパスフィルタを有する。電子パッケージへの実装後は、軍事用途に要求されるものとして、LAHMPモジュールは全体として、高々約100×100×40mmで400グラムよりも軽い重さでなければならない。より大きなトランスデューサ配列システムが必要である場合、8チャンネルのカードをPC/104構成に適用するか、他のデータ取得カードをわずかな高さの増加で積層に付加できると認識されるべきである。あるいは、無線通信を処理する増設カードを追加する。
本発明のもう一つの重要な面は、通常のデータ処理の集中的なアコースティック・エミッション解析を、容易に小さなPC/104構成に適合できるようにするソフトウェア手法である。典型的なアコースティック・エミッション・トランスデューサは、1秒当たり約1千万のサンプルを中央コンピュータに送信する。本発明の実施例では、このデータは、PC/104形式のマイクロコンピュータに保存され送信されるのではなく、その代わりに、処理された後に連続的に消去される。未加工のアコースティック・エミッションデータを処理する方法は、以下のように説明される。図4を参照すると、1つのトランスデューサからの未加工のAEデータが表されている。説明の簡単のため、1つのトランスデューサのみが示されているが、各々のLAHMPシステムは、適用例に応じて多重チャンネルである。トランスデューサ410からの未加工のAEデータは、LAHMPの第1モジュールに流れ、初めに420で増幅され、そしてバンドパスフィルタ430を通ることで所望以下および以上の信号を除去する。典型的な適用例では、このフィルタは、50kHZ以下および500kHZ以上の周波数をカットする。この範囲は、材料が異なれば異なる。そして、未加工のデータは、符号440でアナログ信号からデジタル信号に変換され、ソフトウェア解析の第1の段階に供給される。また、図4に示すように、パワーモジュール460は、どんな局所的な電源電圧でも大部分の電子機器に好ましい5Vの電力に変換する。任意の無線送信機470が、AEトランスデューサ410により監視される構造体の領域の状態の数値的な評価を送信するために示されている。様々な無線通信機、WIFI,ブルートゥースもしくは誘導結合といった多くの無線技術が、本発明で可能であり、予想される。関連するメモリおよびソフトウェアとともに、マイクロコンピュータがモジュール450で表されている。外部と通信するための通信ハードウェアがマイクロコンピュータモジュール450に含まれる。この通信ハードウェアは、USB、RS−485、イーサネット(登録商標)、標準的なパラレルもしくはシリアルポート、VGA、LCDディスプレイ、LEDディスプレイ、もしくは他の基準に基づいている。本発明は、これらのすべてを見込んでいる。また、マイクロコンピュータから他の場所へ結果を伝送するエレクトロニクス・バスの可能性が示されている。航空機に使用されるアビオニクスバスが、符号480で示されている。エレクトロニクス・バスは、MIL STD 1553、MIL−STD−1773、ARINC−429、ARINC−575又はCANOpenもしくはDeviceNetといったコントローラー・エリア・ネットワーク(CAN)に基づくシステムに基づいている。
ソフトウェアの手順の第1のステップは、増幅されフィルタリングされた信号を取得し、図5に示すような簡易化した形式でアコースティック・エミッション事象を取得することである。ソフトウェアは、増幅されフィルタリングされた信号を所定の時間、例えば、5分間受け取り、アプリケーション特有の所定の閾値電圧に基づいてAE事象を解析する。AE事象が発生すると、すなわち、最初に閾値電圧を越えたときに、三角形で描かれている事象の包絡線が演算される。閾値電圧は、各事象の開始および終了時間を求めることにより、AE事象の幅を規定する。
事象の包絡線は、図5において3角形で示すように、開始時間Ti(510)、終了時間Ts(520)、最大振幅Vmax(530)最大振幅の時間Tmax(540)の4つのパラメータを持つ。開始および終了時間は、事象の継続期間Dを演算するために使用される。各事象は、信号の出力元である特定のAEトランスデューサ装置を表すチャンネルナンバーおよび(選択的に)「ボックスナンバー」と組を作る。所定時間の全ての包絡線は、PC/104マイクロコンピュータのコンパクトフラッシュ(登録商標)カードに、ASCIIの区切られたデータファイルとして簡単に保存される。そして、そのような包絡線を生成するのに用いられた全ての非加工データは、消去される。このため、コンピュータシステムに大量のデータファイルを保存し、又は高価な航空機の配線システムを通ってもしくはアビオニクスバスを越えて広帯域のトランスデューサデータを伝送する必要性が排除される。コンパクトな保存された様々な時間に対応するASCII方式の区切られたデータファイルは、簡単にフラッシュメモリに保存され、続いて解析、診断、予測を表す次のソフトウェアステップに供される。
そして、残りのソフトウェアステップは、使用者の入力に応じて、単一チャンネル、多重チャネンルもしくは累積的(すべてのチャンネル)なチャンネルによる取得データを解析可能である。4つの解析が取得データに対して実行され、これを順に説明する。各解析は、重要度もしくはスコアをもたらし、最終的に構造体の状態の評価に達するために演算される。後に用いられる特定の数字や数式は、直接的な方式に修正可能であるが、最終使用者には認められない(すなわち、プログラムのスタートアップ時に読み込まれるASCII方式のテキスト構成ファイルに変換されて、編集可能である)。
第1の解析ステップは、75dBを越えるチャンネルの所定時間の全ての事象Nの単純計算である。これらは、以下の単純な表に基づくスコアとして割り当てられる。
Figure 0004607960
第2の解析ステップでは、履歴指標(HI)が演算される。これは、基本的に履歴信号の強度と比較した電流信号の強度の測定値である。HIを規定するためにパラメータKが使用される。
Figure 0004607960
そして、信号強度の2つの合計の比からHIが演算される。
Figure 0004607960
ここで留意すべきは、このような処理のため各事象の信号強度は、各事象について事象包絡線の演算において上のように定義されたデータ取得ステップで測定されたVmaxである。
そして、HIに対するスコアは、以下のように割り当てられる。
Figure 0004607960
解析段階の第3ステップでは、累積エネルギCEが演算される。CEは基本的に確定されたAE事象下でのエリアの測定値である。AE信号の4つの主要なパラメータが与えられ、CEは以下のように与えられる。ここで、Diは、i番目の事象の継続期間、Vtiは閾値電圧、そしてVMiはi番目の事象の最大振幅の電圧である。
Figure 0004607960
Figure 0004607960
解析段階の第4ステップでは、J事象までのエネルギの合計をJで除したもので与えられる、最大エネルギJの平均値で定義される深刻度Sが演算される。
Figure 0004607960
ここで、Eiは、全てのN事象がVmaxにより分類された後のJ事象のVmaxを表し、Jは10から50の間の数で、本発明の大部分の適用例では20である。
解析段階の第5ステップでは、上記の第3および第4のステップで得られた履歴指標(HI)および深刻度(S)のデータと、監視される構成材料からのアコースティック・エミッションデータに関する研究により得られた予め決められた深刻度およびHIのデータとの比較が行われる。例えば、アプリケーションが、F−22戦闘機からのAE事象データを監視することならば、試験プログラムが、F−22戦闘機のシミュレーションされた構造体からのアコースティック・エミッションデータを収集するために、すでになされている。すでに開発された研究からのデータは、分散するマイクロコンピュータシステムの各々のメモリに、簡単な参照テーブルとして保存されている。
図6は、このような航空機の構造のアコースティック・エミッション試験の典型的な結果を示すプロットである。深刻度が履歴指標に対してプロットされ、展開する一連の曲線が、「深刻度低」の損傷から「危機的な」損傷にわたる範囲に全体の結果を振り分ける。各々の直近の時間間隔のSおよびHIの結果と、参照テーブルからのデータとの比較により、相対的な損傷が決定され、新たな4番目のスコアが以下の表から割り当てられる。
Figure 0004607960
そして、構造体の状態の全体の評価に達するために、上記の4つの基準によるスコアが合計され、全体として4から20の間のスコアが与えられる。そして、このスコアは、5で割り算され、最もひどい損傷のものが4のスコアを持つ最終的な評価数に達する。以前に決められた研究に基づき、予測が以下の表に要約される最終的な提言に補正される。
Figure 0004607960
このようにして、監視された構造体の現在の状態の最終的な評価は、数値化された評価を特徴とする。ソフトウェアは、専門家の介入をまったく必要とせず、この評価に達する。この小さなデータセットは(単純なデジタル数字)、後の修復のために容易に保存可能であり、アビオニクスバスを介して伝送され、もしくは無線で伝送されて、表6に基づく提言とともに予測解析を与える。深刻な損傷が検出された場合には、ソフトウェアは警告を発する。
上述のように、所定の時間の間に、何100万という電圧の読み込みを含む大容量の未加工のAEデータの削減は、このように、4つの可能性ある評価からなる評価された状態の最終的な予測に収縮する。この削減されたデータセットは、複合的な任務および後で検索するために各分散型マイクロコンピュータの基板に容易に保存され、あるいは、定期的にディスプレイに向けて無線伝送されもしくはエレクトロニクスバスを介して移動する。
特定の好ましい実施例を参照することによりこのように記述された本発明を有することで、開示された実施例は、実際は限定よりもむしろ具体例であり、広範囲の変化、改良、変更、代用が、前述の開示に意図されていることが知られている。そして、ある場合には、本発明のいくつかの特徴が、他の特徴の対応する使用なしに用いられている。多くのそのような変形例や改良例が、好ましい実施例の上述の記載の概要に基づいて、明らかであり望ましいことであると当業者により見なされている。従って、添付の特許請求の範囲が、広く、本発明の範囲に合致する方法で構成されていることは適切である。
本発明および有利性のより完全な理解のために、添付の図面とともに、以下の記述が引き合いに出されている。
航空機の従来技術の集中型AE解析システムの使用を表す説明図である。 本発明のような分散型解析システムの使用を表す説明図である。 小型のLAHMP回路の正面の立面図である。 LAHMPを通る情報の流れを示す説明図である。 増幅されフィルタ処理されたトランスデューサ信号の取得およびAE事象の包絡線への第1の分析を示す説明図である。 複合構造のための履歴使用と重要度とのプロットを示す典型的な図である。

Claims (25)

  1. アコースティック・エミッション解析を用いて構造体を連続的にリアルタイム状態監視する方法であって、
    a.監視されるべき前記構造体のある領域に、少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサを固定して取り付けるステップと、
    b.前記少なくとも1つのトランスデューサからの未加工のアコースティック・エミッション信号の解析を行う全ての必要なハードウェアおよびソフトウェアを含むマイクロコンピュータシステムを、同じ前記領域に分配するステップと、
    c.前記少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサから受信した電圧信号を増幅して増幅信号を生成するステップと、
    d.前記増幅信号をフィルタ処理して不要な周波数を除去してフィルタ処理された信号を生成するステップと、
    e.予め決められた時間中における前記フィルタ処理された信号を取得し、アコースティック・エミッション事象を識別して記録するステップと、
    f.前記予め決められた時間における前記記録されたアコースティック・エミッション事象から、前記構造体の前記領域の全体の状態評価を診断するステップと、
    を具えており、
    さらに、前記診断するステップが、
    i.第1の演算において、閾値のデシベルレベルより上のアコースティック・エミッション事象の数を演算するステップと、
    ii.第2の演算において、前記アコースティック・エミッション事象についての履歴指標を演算するステップと、
    iii.第3の演算において、前記アコースティック・エミッション事象についての累積エネルギを演算するステップと、
    iv.第4の演算において、前記アコースティック・エミッション事象の深刻度を演算するステップと、
    v.第5の演算において、前記履歴指標および前記深刻度と予め定められ予め記録された実験的なアコースティック・エミッション研究データとの比較により、相対的な損傷の測定値を演算するステップと、
    vi.前記第1、第2、第3および第4の演算結果を用いて、数値化した評価として、前記予め決められた時間における前記構造体の前記領域の全体的な状態評価を演算するステップと、
    を具えることを特徴とする方法。
  2. さらに、将来的な使用のために前記マイクロコンピュータシステムのメモリに前記数値化した評価を保存するステップを具えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. さらに、前記数値化した評価を、前記マイクロコンピュータシステムから新たな場所に伝送するステップを具えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記伝送するステップが無線伝送を用いていることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記無線伝送が無線周波数伝送器を用いていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記伝送するステップが電子バスを用いていることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記電子バスがアビオニクスバスであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 請求項1に記載の方法を用いた、構造体からのアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システムであって、
    a.監視される前記構造体のある領域に固定して取り付けられ、前記アコースティック・エミッション信号を検出しトランスデューサ信号を出力する少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサと、
    b.マイクロコンピュータシステムであって、
    i.コンピュータメモリと、
    ii.前記トランスデューサ信号を取得しアコースティック・エミッション事象を記録するデータ取得ソフトウェアと、
    iii.前記構造体の前記領域の状態を評価および分類するデータ解析ソフトウェアと、を具えるマイクロコンピュータシステムと、
    を具えることを特徴とするシステム。
  9. 前記アコースティック・エミッション信号を検出する前記少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサが、圧電セラミック・アコースティック・エミッション・トランスデューサであることを特徴とする請求項8に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  10. 前記アコースティック・エミッション信号を検出する前記少なくとも1つのアコースティック・エミッション・トランスデューサが、フッ化ビニリデンからなるアコースティック・エミッション・トランスデューサであることを特徴とする請求項8に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  11. さらに、前記トランスデューサ信号を増幅して増幅信号を発生するための増幅システムを具えることを特徴とする請求項8に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  12. さらに、前記増幅信号をフィルタ処理してフィルタ処理した信号を発生する帯域制限フィルタを具えることを特徴とする請求項11に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  13. 前記帯域制限フィルタが、フィルタ処理した信号の周波数を75kHzから500kHzの間に制限することを特徴とする請求項12に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  14. さらに、前記フィルタ処理した信号をデジタルのフィルタ処理した信号に変換するアナログ・デジタル変換器を具えることを特徴とする請求項11に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  15. 前記マイクロコンピュータシステムが、さらに、外部に向けて通信するための通信回路を具えることを特徴とする請求項8に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  16. 前記通信回路が、RS−232規格に基づいていることを特徴とする請求項15に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  17. 前記通信回路が、USB規格に基づいていることを特徴とする請求項15に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  18. 前記データ解析ソフトウェアが、前記構造体の前記領域の前記状態を数値化した評価に分類することを特徴とする請求項8に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  19. 前記数値化した評価が、後の参照用に前記メモリに保存されることを特徴とする請求項18に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  20. 前記数値化した評価が、異なる場所に無線伝送されることを特徴とする請求項18に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  21. 前記数値化した評価が、無線周波数伝送器により無線伝送されることを特徴とする請求項20に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  22. 前記数値化した評価が、電子バスシステムを通って伝送されることを特徴とする請求項18に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  23. 前記電子バスが航空機のアビオニクスバスであることを特徴とする請求項22に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  24. 前記アビオニクスバスがARINC−429規格に基づくことを特徴とする請求項23に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
  25. 前記アビオニクスバスがMIL STD 1553に基づくことを特徴とする請求項23に記載のアコースティック・エミッション信号を監視する分散型リアルタイム状態監視システム。
JP2007515529A 2004-06-04 2005-06-01 アコースティック・エミッションのリアルタイム監視用の分散型モードシステム Expired - Fee Related JP4607960B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/862,096 US7080555B2 (en) 2004-06-04 2004-06-04 Distributed mode system for real time acoustic emission monitoring
PCT/US2005/019243 WO2005121722A1 (en) 2004-06-04 2005-06-01 Distributed mode system for real tme acoustic emission monitoring

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008501951A JP2008501951A (ja) 2008-01-24
JP4607960B2 true JP4607960B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=35503182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007515529A Expired - Fee Related JP4607960B2 (ja) 2004-06-04 2005-06-01 アコースティック・エミッションのリアルタイム監視用の分散型モードシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7080555B2 (ja)
EP (1) EP2113072A4 (ja)
JP (1) JP4607960B2 (ja)
CA (1) CA2569143C (ja)
WO (1) WO2005121722A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1651933A1 (en) * 2003-08-01 2006-05-03 Edilcontrol S.r.l. Building structures monitoring system
US20090157358A1 (en) * 2003-09-22 2009-06-18 Hyeung-Yun Kim System for diagnosing and monitoring structural health conditions
FR2884605B1 (fr) * 2005-04-18 2007-07-06 Eads Europ Aeronautic Defence Procede et dispositif de surveillance d'une structure d'un avion
US7571058B2 (en) * 2006-05-09 2009-08-04 Lockheed Martin Corporation System to monitor the health of a structure, program product and related methods
US7333898B2 (en) * 2006-06-05 2008-02-19 The Boeing Company Passive structural assessment and monitoring system and associated method
US8723673B2 (en) * 2007-05-04 2014-05-13 Alertek, Llc Method and apparatus for detection of structure failure
US9784718B2 (en) * 2007-05-04 2017-10-10 Alertek, Llc Method and apparatus for detection of structural failure
US8056988B2 (en) * 2008-01-15 2011-11-15 Hui-Lan Pan Cabinet assembly
US8023928B2 (en) 2008-01-16 2011-09-20 Intuitive Research And Technology System and method for monitoring an analog data signal
US7896613B2 (en) 2009-06-03 2011-03-01 General Electric Company System and method for wind turbine noise control and damage detection
US8886388B2 (en) * 2009-06-29 2014-11-11 The Boeing Company Embedded damage detection system for composite materials of an aircraft
KR101157811B1 (ko) * 2010-08-17 2012-06-22 한국표준과학연구원 대형 복합재 구조물에서의 손상위치 표정 방법
DE102010041391A1 (de) * 2010-09-24 2012-03-29 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Prüfung des Zustandes einer Verbindung zwischen Bauteilen
US8831895B2 (en) 2011-06-27 2014-09-09 Honeywell International Inc. Structural damage index mapping system and method
JP6329338B2 (ja) 2012-04-30 2018-05-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ステータベーンの健全性を監視するためのシステムおよび方法
CN102890122B (zh) * 2012-09-29 2014-05-14 北京航空航天大学 基于声发射及自组织临界理论的热轧态和淬火态16锰钢承力件形变损伤评估系统
JP6567268B2 (ja) 2014-11-18 2019-08-28 株式会社東芝 信号処理装置、サーバ装置、検知システム及び信号処理方法
JP6587874B2 (ja) * 2015-09-10 2019-10-09 株式会社東芝 検知システム、信号処理装置及び検知方法
CN105116056B (zh) * 2015-09-17 2017-12-29 山东大学 基于fbg传感系统和二阶统计量的声发射定位系统及方法
CN105114069A (zh) * 2015-09-17 2015-12-02 中国石油大学(北京) 一种通过声发射信号监测稠油油藏盖层破坏情况的新方法
TWI574231B (zh) * 2015-11-25 2017-03-11 國立中央大學 An early warning system and method for structural collapse monitoring
JP6744919B2 (ja) * 2016-07-19 2020-08-19 株式会社日立製作所 弾性波計測解析方法および弾性波計測解析装置
CN106908521B (zh) * 2017-02-23 2019-07-02 重庆大学 基于声发射特征谱的岩体透水监测方法
US11119071B1 (en) 2017-03-10 2021-09-14 Oceangate, Inc. Systems and methods for curing, testing, validating, rating, and monitoring the integrity of composite structures
CN110261480B (zh) * 2019-07-16 2024-03-12 中国工程物理研究院化工材料研究所 一种快速测试压电材料声发射响应性能的系统及方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3985024A (en) * 1975-02-28 1976-10-12 Grumman Corporation Acoustic emission process and system for improved flaw source location
US4459851A (en) * 1980-09-10 1984-07-17 Crostack Horst A Method and device for the localization and analysis of sound emissions
US4910718A (en) * 1988-10-05 1990-03-20 Grumman Aerospace Corporation Method and apparatus for acoustic emission monitoring
US4956999A (en) * 1988-11-30 1990-09-18 Gp Taurio, Inc. Methods and apparatus for monitoring structural members subject to transient loads
US5195046A (en) * 1989-01-10 1993-03-16 Gerardi Joseph J Method and apparatus for structural integrity monitoring
US5129063A (en) * 1989-10-03 1992-07-07 Gruman Aerospace Corporation Data processing station and an operating method
US5293555A (en) * 1991-05-24 1994-03-08 Hughes Aircraft Company System and method for locating material fatigue using multiple sensors
GB9123304D0 (en) * 1991-11-02 1992-09-23 Westland Helicopters Integrated vibration reducing and health monitoring systems
US5675506A (en) * 1992-10-09 1997-10-07 Rensselaer Polytechnic Institute Detection of leaks in vessels
US5544308A (en) * 1994-08-02 1996-08-06 Giordano Automation Corp. Method for automating the development and execution of diagnostic reasoning software in products and processes
DE69525629T2 (de) * 1994-08-31 2002-08-29 Honeywell Inc Selbstversorgte fernstrukturüberwachung
GB9808668D0 (en) * 1998-04-24 1998-06-24 Smiths Industries Plc Monitoring
US6449565B1 (en) * 1999-04-05 2002-09-10 United Technologies Corporation Method and apparatus for determining in real-time the fatigue life of a structure
US6531965B1 (en) * 2000-04-11 2003-03-11 Northrop Grumman Corporation Modular open system architecture for unattended ground sensors
US6399939B1 (en) * 2000-06-13 2002-06-04 North Carolina A&T State University Sensor array system
US6671589B2 (en) * 2001-02-13 2003-12-30 William Holst Method and apparatus to support remote and automatically initiated data loading and data acquisition of airborne computers using a wireless spread spectrum aircraft data services link
JP4227353B2 (ja) * 2002-04-18 2009-02-18 太平洋セメント株式会社 コンクリート構造物の監視システム
JP4077269B2 (ja) * 2002-07-31 2008-04-16 太平洋セメント株式会社 プレストレストコンクリート構造物の監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005121722A1 (en) 2005-12-22
US7080555B2 (en) 2006-07-25
US20060032313A1 (en) 2006-02-16
EP2113072A1 (en) 2009-11-04
JP2008501951A (ja) 2008-01-24
CA2569143C (en) 2012-11-27
EP2113072A4 (en) 2014-04-02
CA2569143A1 (en) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607960B2 (ja) アコースティック・エミッションのリアルタイム監視用の分散型モードシステム
US10175070B2 (en) Selective decimation and analysis of oversampled data
US7487059B2 (en) Transducer health diagnostics for structural health monitoring (SHM) systems
US6192759B1 (en) Remote self-powered structure monitor
DE60313698T2 (de) System zur Überwachung des Zustandes eines Fahrzeugs
JP5450058B2 (ja) 振動解析による構造体の非破壊検査装置
US10618532B2 (en) Train coupler structural health monitoring system
EP2333537A2 (en) Mode decomposition of sound waves using amplitude matching
Qiu et al. Design of an all-digital impact monitoring system for large-scale composite structures
JPH01156627A (ja) 音響放射のモニタ方法
EP3788339B1 (en) Monitoring bolt tightness using percussion and machine learning
JP2022146002A (ja) 検査システム、検査装置及び検査方法
Alcaide et al. Damage detection on Aerospace structures using PAMELA SHM System
CN110789731A (zh) 一种基于Lamb波的直升机尾桁结构健康监测系统及方法
US8127610B2 (en) Compensating for temperature effects in a health monitoring system
US11249050B2 (en) Device and method for detecting faults of a structure
EP2884774B1 (de) Verfahren zur kontaktlosen Funktionsprüfung eines Signalwandlers
US9417213B1 (en) Non-destructive evaluation system for aircraft
RU44390U1 (ru) Многоканальная акустико-эмиссионная система для диагностики промышленных объектов и устройство регистрации и обработки акустико-эмиссионных сигналов
Petitjean et al. Damage detection on aerospace structures: Last developments at EADS
RU2141655C1 (ru) Многофункциональная акустико-эмиссионная система диагностики конструкций и способ диагностирования на ее основе
EP1403625A1 (de) Kalibriergenerator mit Speicher ( Schwingungsmessung )
Schubert et al. Match-X Based Microsystem for Structural Health Monitoring
WO2023248104A1 (en) Method and device for the identification of structural damages
CENTERS TECHNOLOGY PARTNERSHIP ENTERPRISE OFFICE NAVAL UNDERSEA WARFARE CENTER 117 6 HOWELL ST. CODE 07TP, BLDG. 990 NEWPORT, RI 02841

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090813

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4607960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees