JP4604915B2 - 試験システム及び方法並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、試験システムにかかり、特に、IP電話の導通確認や品質測定を行う試験システムに関する。
従来の電話サービスをTCP/IPとUDP/IPを用いて同様のサービスを行う場合には、各装置単位の接続性と品質の確認が必須である。接続性の確認として、SIP信号(呼制御信号)とRTP信号(音声信号)の導通確認が挙げられる。また、品質の確認として、エンドツーエンド間のRTP信号の品質確認が挙げられる。
ここで、図10に、従来のVoIP網の一例を示す。この図の例では、各エッジネットワーク(N101、N102,N103)(地域交換局)がコアネットワーク(N100)(中継網)に接続され、各エッジネットワーク内には、それぞれIP電話端末101,102,103が接続されている。そして、各IP電話端末101,102,103は、それぞれ各エッジネットワーク内に設置されたL2SW(111,112,113)、SIPサーバ(121,122,123)、ルータ(131,132,133)を経由して、相手のIP電話端末と接続可能となっている。ここで、L2SWは、IP電話端末を2層レベルで接続するスイッチングハブであり、ルータは、SIP信号やRTP信号等のIPパケットを経路表に従い転送するよう作動する。そして、SIPサーバは、図10に示すように、コアネットワークN100上のルータ(141,142,143)を介してSIP信号を元に相手を特定し、音声を相手のIP電話端末と接続するよう作動する。
特開2003−244235号公報
しかしながら、上記VoIP網にてTCP/IPとUDP/IP上で導通確認や品質測定を行う場合には、以下のような不都合が生じうる。まず、各SIPサーバ/ルータに信号の折り返し機能がないため、実際の導通確認は現地で行わなければならない。つまり、監視ポイントとなる各IP電話端末の近くに計測用機器を設置したり、実際に試験を行う者が出向いたりして、計測用機器間にて品質などの計測を行わなければならい。従って、各場所に出向いたり、計測機器の配備に手間やコストがかかる、という問題が生じる。
ここで、仮に、SIPサーバやルータに信号折り返し機能を設けたとしても、遠隔から導通確認を行うこととなるが、これでは、対象の端末と全く同じ条件にて試験を実施することができない、という問題が生じうる。
一方で、上記特許文献1には、IP電話端末自体に測定機器を内蔵する例が開示されており、かかるIP電話端末内で信号を折り返し、種々の品質計測を行うよう構成されている。また、これらを管理サーバに送信し、品質管理を行う、というシステムが開示されている。しかし、上記文献記載のシステムでは、各IP電話端末に計測機器を内蔵しなければならず、端末のコストが増加する、という問題が生じうる。
さらに、従来例によると、ネットワーク中で故障が起きても、どの部分で発生しているか確認することが困難である。従って、適切な改善措置を図ることが困難である、という問題が生じる。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、個々のIP端末のコストを増加させず、当該IP端末に対して遠隔から適切な試験を行うことができる呼試験システムを提供することをその目的とする。
そこで、本発明の一形態である試験システムは、
発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチと、これらスイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバと、を備え、
試験サーバが、各スイッチに発側IP端末あるいは着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段を備えると共に、
各スイッチが、試験サーバからの接続切替指令に応じて発側IP端末あるいは着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段をそれぞれ備えた、
ことを特徴としている。
そして、上記各スイッチが備えている接続切替設定手段は、発側IP端末あるいは着側IP端末が接続された各スイッチ内の所定のポートから各IP端末が属する各バーチャルLANを切り離すと共に、当該各バーチャルLANを試験サーバが接続されているポートに追加して接続切替を行うよう設定する、ことを特徴としている。さらに、具体的には、接続切替設定手段は、試験サーバにて送受信されるパケットに含まれるバーチャルLANタグを発側IP端末あるいは着側IP端末が属する各バーチャルLANを表すものに付け替えて接続切替を行うよう設定する、ことを特徴としている。
上記発明によると、まず、試験サーバから、発側IP端末が接続されたスイッチと、着側IP端末が接続されたスイッチとに、各IP端末に替えて試験サーバを接続するよう指示が出される。すると、各スイッチは、この指示に従って接続切替設定を行う。その後、試験サーバにて各スイッチ間にSIP試験信号が送信され、導通試験が行われる。これにより、各IP端末に近いネットワークへの入り口となるスイッチに、当該各IP端末に替わって遠隔からアクセスすることができ、これらIP端末を用いた状況とほぼ同様の条件にて導通試験を行うことができ、当該試験を迅速かつ低コストにて行うことができる。特に、スイッチの接続切替を、IP端末に割り当てられているバーチャルLAN(VLAN)と同じVLANを試験サーバが接続されているポートに割り振るため、IP端末と同じSIP−URLおよびIPアドレスで試験サーバが試験を実施することができ、より高精度な試験を遠隔からであっても実施することができる。また、VLANタグを付け替えることによって行うことで、構成が容易となる。
また、試験サーバが、
試験呼生成手段によって接続された各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
試験呼生成手段による試験結果と経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、試験呼生成手段にて呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行うよう試験呼生成手段に指示する再試験指示手段を備えた、
ことを特徴としている。
そして、上記再試験指示手段は、試験呼生成手段による試験結果が導通不可である場合に再試験を指示するよう作動する、ことを特徴としている。
これにより、試験結果に基づいて経路を細分化し、各スイッチ区間にてそれぞれ呼試験が繰り返される。従って、障害箇所をより精度よく特定することができる。
また、試験サーバは、当該試験サーバに接続された各スイッチ間における通信品質試験を行う品質測定手段を備えた、ことを特徴としている。特に、品質測定手段は、通話品質を計測する、ことを特徴としている。これにより、導通のみならず、通話品質をも試験することができ、サービスの向上を図ることができる。
また、試験サーバが、
試験呼生成手段によって接続された各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
品質測定手段による計測結果と経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、品質測定手段にて計測を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行うよう試験呼生成手段及び品質測定手段に指示する再計測指示手段を備えた、
ことを特徴としている。
そして、再計測指示手段は、品質測定手段による品質測定結果が予め定められた基準を満たさない場合に再計測を行うよう指示する、ことを特徴としている。
これにより、試験結果に基づいて経路を細分化し、各スイッチ区間にてそれぞれ試験サーバによる接続、呼試験、そして、品質測定が行われる。従って、障害箇所をより精度よく特定することができる。
また、本発明の他の形態である試験サーバは、
発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバであって、
各スイッチに発側IP端末あるいは着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段を備えた、
ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態であるスイッチは、
発側IP端末あるいは着側IP端末が接続されたスイッチであって、
ネットワークを介して接続された試験サーバからの指令に応じて、発側IP端末あるいは着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段を備えた、
ことを特徴としている。
そして、本発明は、上記試験サーバ、あるいは、スイッチの演算装置に、上述した各手段を実現するためのプログラムでもある。
さらに、本発明の他の形態である試験方法は、
発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチに対して、ネットワークを介して接続可能な試験サーバにて試験を行う方法であって、
試験サーバが、各スイッチに発側IP端末あるいは着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、
この指令に応じて、各スイッチが発側IP端末あるいは着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定し、
その後、試験サーバが、当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う、
ことを特徴としている。
そして、スイッチによる接続切替の設定は、発側IP端末あるいは着側IP端末が接続された各スイッチ内の所定のポートから各IP端末が属する各バーチャルLANを切り離すと共に、当該各バーチャルLANを試験サーバが接続されているポートに追加して接続切替を行うよう設定する、ことを特徴としている。
また、試験サーバが、呼試験によって接続された各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、所定の記憶装置に記憶し、
呼試験の後に、呼試験結果と記憶された経路に関する情報とに基づいて、呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行う、ことを特徴としている。
さらに、呼試験の後に、試験サーバが当該試験サーバに接続された各スイッチ間における通信品質試験を行う、ことを特徴としている。このとき、試験サーバが、呼試験によって接続された各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、所定の記憶装置に記憶し、通信品質測定の後に、当該計測結果と前記記憶された経路に関する情報とに基づいて、品質測定を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行う、ことを特徴としている。
上記構成の試験サーバやスイッチ、プログラム、試験方法であっても、上述した試験システムと同様に作用するため、上記本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、IP端末に近いスイッチに遠隔からアクセスすることができ、IP端末に替わって当該IP端末を用いた状況とほぼ同様の条件にて導通試験等を行うことができるため、容易かつ低コストに試験を行うことができ、そして、より適切な試験結果を得ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、呼制御プロトコルにSIPを用いたIP電話網における呼の試験システムであり、指定した条件(実際のユーザ(IP端末)と同じSIP−URL/IPアドレス)を用いて発呼し、正常に接続できるかどうか、また、正常に接続できない場合や接続できても通話品質が低い場合は自動で問題となる箇所を特定できる、ことを特徴としている。また、試験システムから発呼を行う際には、このシステムが接続されているL2SWの保守運用LANポートのVLANをユーザが使用するVLANに切り替えて使用する、ことを特徴としている。以下、実施例にて構成及び動作について説明する。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図9を参照して説明する。図1は、試験システムの全体構成を示すブロック図である。図2は、試験サーバの構成を示す機能ブロック図であり、図3は、スイッチの構成を示す機能ブロック図である。図4乃至図8は、試験システムの動作を部分的に示す説明図であり、図9は、試験システム全体の動作を示すシーケンス図である。
[構成]
本発明である試験システムは、保守ネットワークN1上に設置された試験サーバ1と、各GC局N2,N3(地域交換局)内に設置されたスイッチ機器であるL2SW(符号3)と、を備えている。そして、各L2SW(3)には、ユーザが使用するIP端末21,21が接続されている。また、各GC局N2,N3には、中継網N4が接続されており、SIPサーバ(5)が設置されている。さらに、上記各ネットワークN1,N2,N3には、ルータ(4)がそれぞれ設置されている。ここで、L2SWは、IP電話端末を2層レベルで接続するスイッチングハブであり、ルータはIPネットワーク上のパケットの経路選択を行い、また、SIPサーバは、SIPプロトコルを使用したIP電話端末間のネゴシエート等呼の制御を行う。
そして、上記IP端末21,22はIP電話端末であり、これら端末間で通話が可能である。例えば、符号21に示すIP端末を発側とし、符号22に示すIP端末を着側とすると、発側IP端末からSIPサーバ1、SIPサーバ2を介して着側IP端末22が呼び出され、当該着側IP端末22がこれに応答すると、発側IP端末21と着側IP端末22とのセッションが確立される。これにより、両端末21,22間にて通話を行うことができる。
本発明は、上述した各IP端末間の導通試験や品質計測を行うシステムであり、特に、試験サーバ1とL2SW(3)に特徴を有する。以下、詳述する。
まず、試験サーバ1の構成を図2に示す。試験サーバ1は、一般的なサーバコンピュータと同様に、CPUなどの演算装置1Aと、ハードディスクなどの記憶装置を備えている。そして、演算装置1Aには、所定のプログラムが組み込まれることにより、SIP試験呼生成処理部11と、品質測定処理部12と、ルートマネージャ部13と、が構築されている。また、記憶装置1Bには、加入者情報記憶部14と、経路情報記憶部15と、が形成されている。これらについてさらに詳述する。
SIP試験呼生成処理部11(試験呼生成手段)は、SIPを使った通信における試験呼の生成を行う。具体的には、まず、加入者情報記憶部14に記憶されている管理情報など種々の情報から、電話番号などに基づいて加入者の位置情報を取得する。そして、加入者の位置情報に基づいて試験を行う対象となる発側IP端末21と着側IP端末22とに接続されているL2SW1、L2SW4の位置を特定する。続いて、発側IP端末21と着側IP端末22とに替わって、L2SW1とL2SW4に接続を要求する。このため、SIP試験呼生成処理部11は、図4に示すように、ルータ1からルータ2にトンネル接続し(符号61参照)、L2SW1に割り込み操作を行う。ここでは、図6のL2SWの構成図に示すように、L2SW1に対して、発側IP端末21が属しているバーチャルLAN(VLAN)を、当該発側IP端末21が接続されているLANポートから削除し、試験サーバ1が接続されているLANポートに、上記削除したVLANを追加するよう、接続設定要求を行う。例えば、L2SWがVLANタギング方式を利用していることとすると、L2SWには、パケット内に含まれているVLANタグの付け替えを指示することで実現できる。つまり、発側IP端末21及び着側IP端末22に対するパケットをフィルタリングし、試験サーバ1からのパケットのVLANタグは、発側IP端末21から着側IP端末22に送信されるよう付け替えることが、L2SW1に指示されることとなる。
同様に、SIP試験生成処理部11は、着側IP端末22が接続されているL2SW4に対しても、ルータ1からルータ3にトンネル接続し(符号62参照)、L2SW1に割り込み操作を行う。そして、着側IP端末22が属しているVLANを、当該着側IP端末22が接続されているLANポートから削除し、試験サーバ1が接続されているLANポートに、上記削除したVLANを追加するよう、接続設定要求を行う。
また、SIP試験呼生成処理部11は、各L2SW1,4に接続要求を行った後に、図5に示すように、L2SW1,4に対して実際にSIP試験信号71を送信し、L2SW1とL2SW4の間で接続可能な否か導通試験を行う。このとき、試験サーバ1が各IP端末21,22に最も近い位置に接続された状態になるため、発側IP端末21と同じ条件で発呼を行うことができ、また、着側IP端末22宛ての呼を同じ条件で着信できる。
さらに、SIP試験呼生成処理部11は、試験結果が、導通可能であったか、導通不可であったか、ということを認識する機能を有する。そして、導通不可であった場合には、経路を細分化して再度試験を行うべく、経路特定のためにルートマネージャ部13に通知する機能を有する。
そして、上記SIP試験呼生成処理部11は、呼制御時の導通確認を行うばかりでなく、正常に接続された端末間による通話終了後に、当該端末間による切断処理も正常に行えるかどうかの試験も行う機能を有する。例えば、接続されているL2SW間に終了信号を発し、これに基づいて切断が行えるかどうかを試験する。これにより、試験サーバ1は、後述する品質測定処理部12による品質測定機能を含め、SIPによる一連の接続状況を試験する機能を備えていることとなる。
また、試験サーバ1内の品質測定処理部12(品質測定手段)は、上記SIP試験呼生成処理部11にて接続が確立されたL2SW1とL2SW4との間にてRTP試験通信72を行う。具体的には、品質測定処理部12は、図7に示すように、クオリティディテクタ1,2にて構成され、クオリティディテクタ1がL2SW1にRTP信号72を送信し、クオリティディテクタ2がL2SW4に送信されたRTP信号72を受信し、通信の品質測定を行う。このとき、上述したように、L2SW1,4ではそれぞれIP端末21,22に替わって接続するよう設定されているため、発側IP端末21と着側IP端末22とほぼ同じ条件にて品質測定を行うことができる。例えば、IP電話の総合音声伝送品質を表す数値であるR値を算出する。このR値は、具体的には、以下の式にて算出する。
R値=Ro−Is−Id−Ie+A
ここで、Roは雑音の影響を考慮した信号の大きさを、Isはラウドネスや側音(電話機を通って送話口から受話口へ伝わる音)による劣化を、Idは遅延やエコーによる劣化を、Ieは音質の劣化を表す。さらに、端末が携帯電話である場合の利便性などを考慮する補完値として、プラス要因のAを定めている。かかるR値の算出方法については、ITU−T G.107にて標準化されているので、詳細は省略する。なお、上記R値は、品質測定処理部12にて計測される値の一例であって、VoIP通信の遅延やジッタ等、他の品質を評価する値を計測してもよい。
また、品質測定処理部12は、計測された値を評価する機能を有する。このため、計測された値を評価するための基準値を予め保持している。そして、計測値と基準値とを比較し、計測値が基準値に満たない場合には、経路を細分化して再度計測を行うべく、経路特定のためにルートマネージャ部13に通知する機能を有する。
ルートマネージャ部13(経路管理手段)は、ネットワークN1,N2,N3,N4上の各L2SWや各ルータ、SIPサーバなどから、経路情報を取得し、その管理を行う。つまり、発側IP端末21と着側IP端末22との間における経路を経路情報記憶部15に記憶管理する。例えば、ルータのルーティングテーブルおよびコンフィグレーションを参照することで算出する。
また、ルートマネージャ部13は、導通確認の試験結果、品質計測の計測結果に基づいて、再度、経路を細分化して、試験、計測を行うようSIP試験呼生成処理部11と品質測定処理部12と、に指示を出し、再試験指示手段あるいは再計測指示手段としても機能する。例えば、図8に示すように、はじめに符号31と32に示すL2SW間で、エンドツーエンドの試験及び計測を行った後に、SIP試験呼生成処理部11から、あるいは、品質測定処理部12からの通知により、導通確認が取れなかったり、あるいは、計測値が基準値よりも低かったりすると、経路途中にある別の符号33に示すL2SWにて経路を分断して、細分化する。つまり、符号31と33のL2SWの間、及び、符号33,32のL2SWの間の経路を新たに設定し、再度、各細分化された経路を測定区間として呼試験や品質計測を行うよう指示する。
従って、上記ルーツマネージャ部13からの指示に応じて、上述したSIP試験呼生成処理部11と品質測定処理部12とは、新たな経路にて呼試験や品質計測を行う機能を有する。
ここで、図3に、スイッチングハブであるL2SWの構成を示す。この図に示すように、L2SWの演算装置3Aには、所定のプログラムが組み込まれることで、設定変更指示受付処理部31と、切替設定処理部32と、データ通信処理部33と、が構築されている。また、記憶装置3Bには、通信設定記憶部34が形成されている。
設定変更指示受付処理部31は、試験サーバ1からの設定指示を受け付けて切替設定処理部32に渡す。そして、切替設定処理部32(接続切替設定手段)が、図6を参照して上述したように、IP端末のVLANをポートから切断し、試験サーバ1が接続されているポートに割り当てる、つまり、試験サーバ1からのパケットが、発側IP端末21から着側IP端末22に送信されたように見えるよう、VLANタグの付け替えるよう設定を行う。そして、かかる設定は通信設定記憶部34に記憶される。また、データ通信処理部33は、各ポートに送信されてきたパケットのVLANタグを調べ、その情報通りにデータの受け渡しを行う。
[動作]
次に、上述した試験システムの動作を、図9にシーケンス図、及び、上述した他の図を参照して説明する。
まず、発側IP端末21と着側IP端末22との間で接続試験を行う場合、試験サーバ1は、これらが接続されているL2SW1,4の位置を管理情報などを参照して特定し、ルータを介してこれらにアクセスする。そして、各L2SW1,4に対して、発側IP端末21と着側IP端末22とが接続されているポートの接続設定を変更するよう要求する(ステップS1)。具体的には、発側IP端末21が使用しているVLANを当該発側IP端末21が接続されているLANポートから削除し、SIP試験呼サーバ1が接続されているLANポートに上記削除したVLANを追加する。同様に、着側IP端末22が使用しているVLANを当該着側IP端末22が接続されているLANポートから削除し、SIP試験呼サーバ1が接続されているLANポートに上記削除したVLANを追加する。すると、各L2SW1,4では、かかるポートの設定が行われる。
続いて、SIP試験呼生成処理部11は、発側IP端末21に替わって接続されているL2SW1のポートから、着側IP端末22に替わって接続されているL2SW4のポートに、SIP試験信号を送信する(ステップS2)。これにより、試験サーバ1は、発側IP端末21と同じ条件で発呼を行うことができ、また、着側IP端末22と同じ条件で呼の着信を行うことができる。そして、試験サーバ1間にて呼を確立できる。
続いて、SIP試験呼生成処理部11は、導通を確認できると、その旨をルートマネージャ部13に通知する(ステップS3)。するとルートマネージャ部13は、L2SW1,4やSIPサーバ1,2などから、経路情報を取得し、これを記憶管理する(ステップS4)。なお、この経路情報の取得は、導通試験結果や品質計測結果を受け取って、再試験、再計測が必要となってから行われてもよい。
続いて、SIP試験呼生成処理部11は、呼が確立しているL2SW1,4間にてRTP信号試験を行うよう、クオリティディテクタ1,2に指示する(ステップS5)。これを受けたクオリティディテクタ1は、L2SW1からL2SW4に送信するようRTP信号を送信する(ステップS6)。そして、クオリティディテクタ2が、かかる信号を、L2SW4から受信する(ステップS7)。こうして、双方向のRTP試験通信を行うことができた場合には、通話品質(ロス、ジッタ、R値等)の計測を行う。そして、さらに、通話品質の評価を行い、その結果をルートマネージャ部13に通知する(ステップS8)。
このとき、正常に接続できたが通話品質が低い場合には、ルートマネージャ部13がRTP試験通信がどの経路を通っているかを経路情報から調べ、かかる経路の間に位置する他のIP端末を設定し、これに接続されているL2SWの位置を確認する。そして、かかるL2SWにて経路を細分化し、各細分化された経路を設定する(ステップS9)。そして、新たに設定された経路に対して、再度、呼試験(導通確認)や品質測定を行うよう、SIP試験呼生成処理部11とクオリティディテクタ12に指示する(ステップS10)。
かかる指示を受けたSIP試験呼生成処理部11とクオリティディテクタ12とは、上述同様に、各L2SWに対して接続切替設定を行い、呼試験や品質測定を行う。そして、さらに得られた結果に基づいて、計測した品質同士を比較したり基準値と比較するなどして、品質の悪い経路や、正常に接続できなかった経路を特定する。そして、さらに細分化できるようであれば細分化し、上記試験を繰り返す。このようにして、最終的に、品質の悪い箇所を具体的に特定することができる。
なお、上記繰り返し行われる試験は、導通試験後に正常に接続できなかった場合にも行われうる。
また、上述した呼試験と品質試験が正常に終了した後に、さらに、接続されたIP端末間にて、正常に通話が終了でき切断ができるかどうかの試験を、接続されているL2SW間に終了信号を発することにより行ってもよい。
このようにすることにより、上述した試験システムでは、エンドユーザ(IP端末)に近いL2SW(インターネットの入り口)に遠隔から操作可能な試験サーバを設置するため、現地に行かなくてもより適切な接続性試験を実施可能である。特に、L2SWはユーザごとに異なるVLANを割り当てているが、本発明では、試験サーバから発呼を行う際には、試験サーバが指定するユーザに割り当てられているVLANと同じVLANを試験サーバが接続されているポートに割り振るため、ユーザと同じSIP−URLおよびIPアドレスで試験サーバが試験を実施可能であるため、より正確な試験や品質測定を行うことができる。
さらに、接続性試験の結果、接続品質が不良であった場合、接続性試験を行う区間を細分化して、細分化されたそれぞれの区間で再度接続性試験を行うことで、故障箇所をより具体的に検出することが可能となる。
本発明である試験システムは、IP電話の導入を行ったり、定期的な試験を行う場合に極めて有効であり、産業上の利用可能性を有する。
試験システムの全体構成を示すブロック図である。 試験サーバの構成を示す機能ブロック図である。 スイッチの構成を示す機能ブロック図である。 試験システムの動作を部分的に示す説明図であり、発側IP端末が接続されたスイッチに割り込み操作を行うときの様子を示す。 試験システムの動作を部分的に示す説明図であり、呼試験を行うときの様子を示す。 試験システムの動作を部分的に示す説明図であり、スイッチによる接続切替設定の様子を示す。 試験システムの動作を部分的に示す説明図であり、品質測定を行うときの様子を示す。 試験システムの動作を部分的に示す説明図であり、経路を細分化して再度試験を行うときの様子を示す。 試験システム全体の動作を示すシーケンス図である。 従来例におけるVoIP網の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 試験サーバ
3 L2SW(スイッチ)
4 ルータ
5 SIPサーバ
11 SIP試験呼生成処理部(試験呼生成手段)
12 品質測定処理部(品質測定手段、クオリティディテクタ)
13 ルートマネージャ部(経路管理手段、再試験指示手段、再計測指示手段)
21 発側IP端末
22 着側IP端末
31 設定変更指示受付処理部
32 切替設定処理部(接続切替設定手段)
33 データ通信処理部

Claims (19)

  1. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチと、これらスイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバと、を備え、
    前記試験サーバが、前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段を備えると共に、
    前記各スイッチが、前記試験サーバからの接続切替指令に応じて前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段をそれぞれ備え、
    前記各接続切替設定手段は、前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末が接続された前記各スイッチ内の所定のポートから前記各IP端末が属する各バーチャルLANを切り離すと共に、当該各バーチャルLANを前記試験サーバが接続されているポートに追加して接続切替を行うよう設定する、
    ことを特徴とする試験システム。
  2. 前記各接続切替設定手段は、前記試験サーバにて送受信されるパケットに含まれるバーチャルLANタグを前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末が属する各バーチャルLANを表すものに付け替えて接続切替を行うよう設定する、
    ことを特徴とする請求項記載の試験システム。
  3. 前記試験サーバが、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記試験呼生成手段による試験結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記試験呼生成手段にて呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行うよう前記試験呼生成手段に指示する再試験指示手段と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の試験システム。
  4. 前記再試験指示手段は、前記試験呼生成手段による試験結果が導通不可である場合に再試験を指示するよう作動する、ことを特徴とする請求項記載の試験システム。
  5. 前記試験サーバは、当該試験サーバに接続された前記各スイッチ間における通信品質試験を行う品質測定手段を備えた、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の試験システム。
  6. 前記品質測定手段は、通話品質を計測する、ことを特徴とする請求項記載の試験システム。
  7. 前記試験サーバが、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記品質測定手段による計測結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記品質測定手段にて計測を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行うよう前記試験呼生成手段及び前記品質測定手段に指示する再計測指示手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の試験システム。
  8. 前記再計測指示手段は、前記品質測定手段による品質測定結果が予め定められた基準を満たさない場合に再計測を行うよう指示する、ことを特徴とする請求項記載の試験システム。
  9. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチと、これらスイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバと、を備え、
    前記試験サーバが、前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段を備えると共に、
    前記各スイッチが、前記試験サーバからの接続切替指令に応じて前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段をそれぞれ備え、
    前記試験サーバが、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記試験呼生成手段による試験結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記試験呼生成手段にて呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行うよう前記試験呼生成手段に指示する再試験指示手段と、を備えた、
    ことを特徴とする試験システム。
  10. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチと、これらスイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバと、を備え、
    前記試験サーバが、前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段を備えると共に、
    前記各スイッチが、前記試験サーバからの接続切替指令に応じて前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段をそれぞれ備え、
    前記試験サーバは、
    当該試験サーバに接続された前記各スイッチ間における通信品質試験を行う品質測定手段と、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記品質測定手段による計測結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記品質測定手段にて計測を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行うよう前記試験呼生成手段及び前記品質測定手段に指示する再計測指示手段と、を備えた、
    ことを特徴とする試験システム。
  11. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバであって、
    前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段と、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記試験呼生成手段による試験結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記試験呼生成手段にて呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行うよう前記試験呼生成手段に指示する再試験指示手段と、を備えた、
    ことを特徴とする試験サーバ。
  12. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバであって、
    前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段と、
    試験サーバに接続された前記各スイッチ間における通信品質試験を行う品質測定手段と、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記品質測定手段による計測結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記品質測定手段にて計測を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行うよう前記試験呼生成手段及び前記品質測定手段に指示する再計測指示手段と、を備えた、
    ことを特徴とする試験サーバ。
  13. 発側IP端末あるいは着側IP端末が接続されたスイッチであって、
    ネットワークを介して接続された呼試験を行う試験サーバからの指令に応じて、前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を前記試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段を備え、
    前記接続切替設定手段は、前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末が接続された前記スイッチ内の所定のポートから前記IP端末が属するバーチャルLANを切り離すと共に、当該バーチャルLANを前記試験サーバが接続されているポートに追加して接続切替を行うよう設定する、
    ことを特徴とするスイッチ。
  14. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチに対して、ネットワークを介して接続可能な試験サーバにて試験を行う方法であって、
    前記試験サーバが、前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、
    この指令に応じて、前記各スイッチが前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定し、
    その後、前記試験サーバが、当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行い、
    前記スイッチによる接続切替の設定は、前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末が接続された前記各スイッチ内の所定のポートから前記各IP端末が属する各バーチャルLANを切り離すと共に、当該各バーチャルLANを前記試験サーバが接続されているポートに追加して接続切替を行うよう設定する、
    ことを特徴とする試験方法。
  15. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチに対して、ネットワークを介して接続可能な試験サーバにて試験を行う方法であって、
    前記試験サーバが、前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、
    この指令に応じて、前記各スイッチが前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定し、
    その後、前記試験サーバが、当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行い、
    前記試験サーバが、前記呼試験によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、所定の記憶装置に記憶し、
    前記呼試験の後に、呼試験結果と前記記憶された経路に関する情報とに基づいて、呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行う、
    ことを特徴とする試験方法。
  16. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチに対して、ネットワークを介して接続可能な試験サーバにて試験を行う方法であって、
    前記試験サーバが、前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、
    この指令に応じて、前記各スイッチが前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定し、
    その後、前記試験サーバが、当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行い、
    前記呼試験の後に、前記試験サーバが当該試験サーバに接続された前記各スイッチ間における通信品質試験を行い、
    前記試験サーバが、前記呼試験によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、所定の記憶装置に記憶し、
    前記通信品質測定の後に、当該計測結果と前記記憶された経路に関する情報とに基づいて、品質測定を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行う、
    ことを特徴とする試験方法。
  17. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバの演算装置に、
    前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段と、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記試験呼生成手段による試験結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記試験呼生成手段にて呼試験を行った経路上に位置する他のスイッチ間にて呼試験を行うよう前記試験呼生成手段に指示する再試験指示手段と、
    を実現するためのプログラム。
  18. 発側IP端末あるいは着側IP端末がそれぞれ接続された各スイッチにネットワークを介して接続可能な試験サーバの演算装置に、
    前記各スイッチに前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう指令を発し、これにより当該試験サーバに接続された各スイッチ間にて接続可能か否か呼試験信号を送信して呼試験を行う試験呼生成手段と、
    試験サーバに接続された前記各スイッチ間における通信品質試験を行う品質測定手段と、
    前記試験呼生成手段によって接続された前記各スイッチの経路に関する情報を当該スイッチなどのネットワーク機器から収集して、これを記憶装置に記憶する経路管理手段と、
    前記品質測定手段による計測結果と前記経路管理手段に記憶された情報とに基づいて、前記品質測定手段にて計測を行った経路上に位置する他のスイッチ間の接続を確立して品質計測を行うよう前記試験呼生成手段及び前記品質測定手段に指示する再計測指示手段と、
    を実現するためのプログラム。
  19. 発側IP端末あるいは着側IP端末が接続されたスイッチの演算装置に、
    ネットワークを介して接続された試験サーバからの指令に応じて、前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末に対する接続を試験サーバに切り替えるよう設定する接続切替設定手段、を実現するためのプログラムであり、
    前記接続切替設定手段は、前記発側IP端末あるいは前記着側IP端末が接続された前記スイッチ内の所定のポートから前記IP端末が属するバーチャルLANを切り離すと共に、当該バーチャルLANを前記試験サーバが接続されているポートに追加して接続切替を行うよう設定する、
    プログラム。
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