JP4600204B2 - 電子会議プログラム、電子会議端末装置、電子会議システム - Google Patents

電子会議プログラム、電子会議端末装置、電子会議システム Download PDF

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Description

本発明は電子会議システム、特に電子会議において資料等で用いるデータファイルの利用に関する。
電子会議では、各拠点に設置した電子会議端末装置(以下、単に「会議端末」)に同一文書を画面表示し、その表示した文書に対して各拠点において適宜編集等を行いながら会議を進行していくことがある。各拠点において編集可能に表示される電子文書は、通常は同一内容であるが、実体は各拠点個々に存在している。このため、いずれかの拠点において編集が施されると、その編集内容は、他拠点設置の会議端末に配信される。そして、編集内容を受け取った会議端末は、その編集内容に基づきローカルに保持する文書に編集を施す。このようにして、各拠点において表示される文書の同一性は維持される。このように、実体的には異なる電子文書としてシステム上に存在しても、例えばレジュメや提案書等電子会議で用いる際に編集が施されても表示されるべき文書の内容が同一であるべき文書は、「同一文書」と呼ばれている。
電子会議は、以上のようにして同一文書、すなわち同一性が維持された電子文書を用いて進行されることになるが、電子文書の利用に関し、自拠点でした編集を他拠点に反映させたくないような場合もある。電子会議システムの会議端末を利用して自拠点内で行う会議を「単独会議」、いずれかの拠点の会議端末と回線接続をして通常行う形態での電子会議を「遠隔会議」と称することにすると、遠隔会議において共有化された文書を単独会議にて編集し、そしてその編集内容を他拠点に通知することなく内々に留めておきたい場合もある。例えば、電子会議において指摘されたことに伴う見直し案、次回の提案内容、記載内容の修正等文書に対するメモ程度の書込み等は、他拠点に開示したくない内容に相当すると考えられる。このように、単独会議での編集、すなわち他拠点に通知せずに自拠点内に留めておきたい内輪で行う編集を「個別編集」、通常通りに遠隔会議において各拠点で電子文書に共同して行う編集を「共同編集」と称することにすると、同一文書に対する個別編集と共同編集とを区別して取り扱うことのできれば都合がよい。この個別編集と共同編集とを区別して取り扱うことのできる技術として、例えば特許文献1が提案されている。
特許第3144344号明細書 特開2004−326176号公報
しかしながら、従来においては、遠隔先と編集の開始時刻とに基づいてディレクトリツリーを構築してファイル管理を行うことで同一文書に対して行う個別編集と共同編集とを区別することはできるが、その区別した文書を利用する際には、単独会議と遠隔会議との別に意識しながら使用する文書をその都度切り替えなければならなかった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、個別編集と共同編集とを区別して取り扱う際の便宜を図る電子会議プログラム、電子会議端末装置及び電子会議システムを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る電子会議システムは、各拠点に設置された電子会議端末装置を有し、回線接続された前記電子会議端末装置の間で実施される電子会議に使用される電子会議システムにおいて、前記各電子会議端末装置は、電子会議の際に画面表示するデータファイルを取得する取得手段と、画面表示されたデータファイルと、他拠点設置の電子会議端末装置で画面表示されているデータファイルとの同一性を維持しながら電子会議を実行させる会議実行制御手段と、前記取得手段により取得されたデータファイルに編集が実施された時を特定する編集時間情報及び当該データファイルを用いて電子会議に参加している全ての電子会議端末装置を特定する編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして、当該データファイルを管理するファイル管理手段と、電子会議への参加のために他拠点設置の電子会議端末装置と回線を接続したときに、他拠点設置の電子会議端末装置から送られてきた編集参加装置情報と、前記取得手段により取得されたデータファイルに関連付けられた編集管理情報とを比較することによって、自己の電子会議端末装置で開いているデータファイルが、自己の電子会議端末装置で行われた編集が他拠点設置の電子会議端末装置で開かれているデータファイルに反映されていない個別編集が実施された状態であるのか、あるいは個別編集が実施されていない共同編集の状態であるのか、を判別する判別手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る電子会議端末装置は、ネットワークを介して電子会議を行う際に使用される各拠点設置の電子会議端末装置において、電子会議の際に画面表示するデータファイルを取得する取得手段と、画面表示されたデータファイルと、他拠点設置の電子会議端末装置で画面表示されているデータファイルとの同一性を維持しながら電子会議を実行させる会議実行制御手段と、前記取得手段により取得されたデータファイルに編集が実施された時を特定する編集時間情報及び当該データファイルを用いて電子会議に参加している全ての電子会議端末装置を特定する編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして、当該データファイルを管理するファイル管理手段と、電子会議への参加のために他拠点設置の電子会議端末装置と回線を接続したときに、他拠点設置の電子会議端末装置から送られてきた編集参加装置情報と、前記取得手段により取得されたデータファイルに関連付けられた編集管理情報とを比較することによって、自己の電子会議端末装置で開いているデータファイルが、自己の電子会議端末装置で行われた編集が他拠点設置の電子会議端末装置で開かれているデータファイルに反映されていない個別編集が実施された状態であるのか、あるいは個別編集が実施されていない共同編集の状態であるのか、を判別する判別手段とを有することを特徴とする。
また、前記ファイル管理手段は、前記取得手段がデータファイルを取得したときに、その取得したデータファイルに編集時間情報及び編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けると共に、関連付けた編集時間情報及び編集参加装置情報を初期化する初期化部と、取得したデータファイルに編集が実施された時点で、編集が実施された時刻及び回線接続されている全ての電子会議端末装置の装置識別情報を取得し、取得した編集時刻及び装置識別情報で当該データファイルに関連付けられている編集時間情報及び編集参加装置情報をそれぞれ更新する更新部とを有し、前記会議実行制御手段は、前記判別手段により個別編集が実施された状態であると判断されたときに、個別編集されたデータファイルを保存すると共に、回線を接続した他拠点設置の電子会議端末装置から電子会議で使用するデータファイルを前記取得手段に取得させることを特徴とする。
また、前記ファイル管理手段は、他拠点設置の電子会議端末装置からデータファイルを用いた電子会議への参加通知情報が送られてきたときに、その参加通知情報に含まれている装置識別情報を、当該データファイルに関連付けられている編集参加装置情報に追加する追加部を有することを特徴とする。
本発明に係る電子会議プログラムは、ネットワークを介して電子会議を行う際に使用される各拠点設置の電子会議端末装置をそれぞれ、電子会議の際に画面表示するデータファイルを取得する取得手段、画面表示されたデータファイルと、他拠点設置の電子会議端末装置で画面表示されているデータファイルとの同一性を維持しながら電子会議を実行させる会議実行制御手段、前記取得手段により取得されたデータファイルに編集が実施された時を特定する編集時間情報及び当該データファイルを用いて電子会議に参加している全ての電子会議端末装置を特定する編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして、当該データファイルを管理するファイル管理手段、電子会議への参加のために他拠点設置の電子会議端末装置と回線を接続したときに、他拠点設置の電子会議端末装置から送られてきた編集参加装置情報と、前記取得手段により取得されたデータファイルに関連付けられた編集管理情報とを比較することによって、自己の電子会議端末装置で開いているデータファイルが、自己の電子会議端末装置で行われた編集が他拠点設置の電子会議端末装置で開かれているデータファイルに反映されていない個別編集が実施された状態であるのか、あるいは個別編集が実施されていない共同編集の状態であるのか、を判別する判別手段として機能させるものである。
本発明によれば、各電子会議端末装置においてデータファイルに編集時間情報及び編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして保持管理するようにしたので、個別編集又は共同編集されたデータファイルの別をユーザに意識させることなく、当該データファイルに対して個別編集と共同編集とを施させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る電子会議システムの一実施の形態を示した構成図である。図1には、公衆網2を介して相互に情報交換可能に各拠点に設置された各電子会議端末装置(以下、「会議端末」)4と共有ファイルサーバ6とが示されている。本実施の形態でいう電子会議システムというのは、ビデオカメラ、モニタ等を有する一般的な装置構成で実現可能であるが、会議資料等を各会議端末4に映像データとしてではなく電子化されたデータファイル(以下、「電子文書」)として配信し、各拠点における会議端末4は、ローカルに保持管理する電子文書に対してユーザによる編集やページめくりなどの操作を可能としつつ、かつ電子文書の同一性を維持できるシステムを前提としている。なお、本実施の形態では、各拠点で個別に操作された内容は他拠点に配信され、各拠点において他拠点から送られてきた操作内容をローカルに保持管理する電子文書に反映することで、会議端末間に散在した同一内容の電子文書の同一性を維持するようにしている。
本実施の形態における会議端末4は、ハードウェア及びソフトウェアとも基本的には全て同じ構成でよいため、図1に示したように1台の会議端末Aを代表させて各会議端末4の構成について説明する。本実施の形態における会議端末4は、通信処理部10、会議実行制御部12、ユーザインタフェース(UI)処理部14及び表示処理部16を有している。通信処理部10は、公衆網2を介して他拠点設置の会議端末4及び共有ファイルサーバ6と情報交換を行う。会議実行制御部12は、電子会議全体の実行制御を行う手段であり、本実施の形態では、文書取得部18及び文書管理部20を有している。このうち、文書取得部18は、電子会議で使用する共同編集対象の電子文書を電子会議参加中の他の会議端末4から取得する。あるいは内々に使用する電子文書を共有ファイルサーバ6から取得する。文書管理部20は、自己の会議端末4が使用する電子文書の管理を行う。ユーザインタフェース(UI)処理部14は、会議端末4のユーザとのインターフェース手段であり、ユーザによるマウス操作、キーボード操作、電子ペンを用いた書込み、画面への接触等により入力された編集(アノテーション等)、あるいはページめくりなどの表示制御指示等の操作内容を受け付ける。表示処理部16もユーザインタフェースの一部を構成すると考えられるが、表示処理部16は、電子文書を会議端末4が持つディスプレイに表示する。また、文書保存部22は、会議端末4がローカルに使用する電子文書を保存するための手段であるが、詳細は後述するように、本実施の形態では、編集管理情報を関連付けて各電子文書への編集状態を管理するので、文書保存部22には、電子文書と共に編集管理情報が保存される。
前述した会議端末4が有する各構成要素10〜20の処理機能は、当該処理機能を発揮するプログラムと、会議端末4を構成するハードウェア資源との協調動作により実現される。また、文書保存部22は、ハードディスクドライブ装置などの外部記憶装置での実現を想定しているが、メモリなどの記憶手段でもよい。
また、共有ファイルサーバ6は、汎用的なサーバコンピュータで実現することができる。図1には、通信処理部61、文書管理部62及び文書データベース(DB)63が示されている。文書データベース(DB)63には、電子会議システムにおいて利用される電子文書を共有可能に蓄積されており、通信処理部10は、会議端末4からの要求に応じて公衆網2を介して電子文書を送信する。また、送られてきた電子文書を受信する。文書管理部62は、文書データベース(DB)63にて保存される電子文書の一括管理を行う。共有ファイルサーバ6が有する各構成要素61,62の処理機能は、当該処理機能を発揮するプログラムと、会議端末4を構成するハードウェア資源との協調動作により実現される。また、文書データベース(DB)63は、ハードディスクドライブ装置などの外部記憶装置での実現を想定している。
前述したように、各拠点にてローカルに保持管理している電子文書の同一性を維持しつつも、自拠点においてその電子文書を用いて内々で打合せなどを行いたい場合がある。本実施の形態において特徴的なことは、自拠点内に内輪で行う編集(個別編集)と、電子会議中に他拠点と共同して行う編集(共同編集)とをユーザに意識させることなく区別して行うことができるようにしたことである。すなわち、個別編集における編集内容が他拠点に通知されることはない一方で、共同編集であれば、電子会議に参加している全ての会議端末4にて編集内容が全ての拠点に反映することができる。
なお、電子会議において利用される電子文書には、個別編集又は共同編集のいずれかが施されることになるため、電子文書としては、いずれかの編集状態に属すると解釈できる。しかし、厳密に言うと、いずれの編集もまだ施されていない状態のときも存在しうる。この場合、電子文書は遠隔会議にて共同編集されることが基本なので、本実施の形態では、個別編集が施されていない状態のときは共同編集に属するものとして共同編集の方を広義に解釈することにする。
図2は、本実施の形態において電子会議が実施されるときの編集、電子文書への操作等を示したシーケンス図である。図2では、3台の会議端末T1,T2,T3の間で電子会議が実施される場合を例にしている。また、図3乃至図6は、本実施の形態における会議端末4で実施される処理を示したフローチャートである。以下、各図を用いて、特に図2に示したシーケンスに沿って本実施の形態における動作について説明する。なお、ここでは、便宜的に電子会議の資料としてただ1つの文書(この例では文書A)のみを使用することにする。
まず、会議端末4は、共有ファイルサーバ6から文書を取り出すことになるが、この処理は、図3に示したフローチャートに従う。すなわち、会議端末T1,T3における各文書取得部18は、共有ファイルサーバ6からそれぞれダウンロードすることで、電子会議で使用する予定の文書Aを取得する(ステップ101)。そして、文書管理部20は、その取得した文書Aに編集時間情報(E)及び編集参加装置情報(T)を含む編集管理情報を関連付けると共に、編集時間情報及び編集参加装置情報を初期化する(ステップ102)。ここで、編集時間情報というのは、文書に対して編集が実施されたときを示す時間情報であり、本実施の形態では、編集実施時の現在時刻を設定する。編集時間情報を設定することで、編集時間情報に設定された時刻以降には当該文書に編集が施されていないことがわかる。一方、編集参加装置情報には、当該文書を利用した電子会議に参加しているユーザが使用する会議端末4の装置識別情報(以下、「端末ID」)が設定される。本実施の形態では、電子会議システムを構成する会議端末4のうち回線接続している会議端末4が電子会議に参加しているものとする。つまり、各会議端末4が回線接続中か否かによって電子会議に参加しているか否かを判断する。なお、端末IDは、例えばシステム内で割り振った端末番号、あるいはIPアドレス等各会議端末4を他の会議端末4と識別しうるユニークな識別情報であればよい。本実施の形態では、T1,T2,T3を端末IDとしている。
編集時間情報及び編集参加装置情報については、以上説明したとおりであるが、ステップ102における編集時間情報(E)及び編集参加装置情報(T)の初期化処理では、まだ電子会議に用いられていない状態であることから各情報共に設定無しを意味するブランク(図では「なし」)を設定する。その後、表示処理部16は、会議実行制御部12からの指示に従い取得した文書を画面表示する(ステップ103)。なお、図2では、文書が開かれ画面表示されている状態であるときを破線30で示した。
続いて、会議端末T1,T3では、表示されている文書Aに対して編集を行うことになるが、この文書編集処理は、図4に示したフローチャートに従う。まず、会議端末T1における会議実行制御部12は、ユーザインタフェース処理部14と連携動作して、ユーザによりされた編集を検出すると(ステップ111)、文書Aの編集時間情報(E)に現在時刻を設定すると共に編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ112)。ここで、文書Aを現在画面表示しているか否かは、前述したように回線接続の有無によって判断する。図2から明らかなように、会議端末T1は、この時点では他の会議端末4と回線接続していない。従って、会議端末T1における文書Aに対応付ける編集時間情報(E)には“12:10”と、編集参加装置情報(T)には“T1”と、それぞれ設定される。
なお、文書に対する編集の終わりというのは、通常は文書が保存されない限り把握できないので、編集時間情報(E)は、文書Aに対して編集が実施される度に逐次更新される。編集参加装置情報(T)についても同様である。図2では、会議端末T1における文書Aは、12:10に最後の編集がされたように図示しているが、これは12:10から回線接続要求を受信する12:15までの間に編集が行われなかったことで、結果として最後に編集された時刻は“12:10”と把握できることになる。
表示処理部16は、ユーザによりされた編集内容を会議実行制御部12から受け取ると、その編集内容に従い表示されている文書を更新する(ステップ113)。
会議端末T3においても前述した会議端末T1と同様に、会議端末T3における会議実行制御部12は、ユーザによりされた編集を検出すると(ステップ111)、文書Aの編集時間情報(E)に現在時刻を設定すると共に編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ112)。会議端末T3は、この時点では他の会議端末4と回線接続していないので、文書Aに対応付ける編集時間情報(E)には“12:10”と、編集参加装置情報(T)には“T3”と、それぞれ設定する。そして、表示処理部16は、ユーザによりされた編集内容に従い表示されている文書を更新する(ステップ113)。
次に、回線接続要求に応じて遠隔地間で電子会議が開始されるときの動作について説明するが、この処理は、図6及び図7に示したフローチャートに従う。まず、図2に例示した会議端末T2から会議端末T1へ回線接続要求を発したときの処理について説明する。
会議端末T2における会議実行制御部12は、電子会議を行うために回線接続要求を会議端末T1へ送信する(ステップ131)。
会議端末T1における会議実行制御部12は、会議端末T2からの回線接続要求を受け付けると(ステップ151)、その要求に応じて現在表示している文書Aに関する情報として文書名及び編集管理情報(E’,T’)を送信する(ステップ152)。ここで、編集時間情報及び編集参加装置情報をそれぞれ示す記号をE’,T’としたのは、会議端末T2側の編集管理情報(E,T)と区別するためである。なお、この例では、図2に示したように会議端末T1で表示している文書は“文書A”であり、編集時間情報及び編集参加装置情報はそれぞれ“12:10”,“T1”である。
会議端末T2における会議実行制御部12は、会議端末T1から送られてきた情報に含まれる文書名が、現在表示中の文書名と同一か否かを調べる(ステップ133)。この例では、会議端末T2は、文書を表示していないので、文書取得部18は、接続要求先の会議端末T1から文書Aを取得する要求を送信し、そして取得する(ステップ138)。ここで、会議端末T2が取得する文書Aは、会議端末T1において編集が施されたことによって編集時間情報及び編集参加装置情報がそれぞれ“12:10”,“T1”と設定された文書Aである。
会議端末T1における会議実行制御部12は、会議端末T2からの取得要求を受け取ると(ステップ153)、その要求に応じて表示している最新の文書Aを送信することになる(ステップ154)。なお、図2においてダウンロードした文書Aに対する会議端末T3における編集を“個別編集”と図示したのに対し、会議端末T1における編集を単に“編集”と図示したのは、会議端末T1において編集が施された時点では、確かに個別編集であったかもしれないが、ここで説明したように会議端末T2からの取得要求に応じて文書Aを送信することによって共同編集の対象となるからである。なお、本実施の形態では、回線接続要求を受け取る側の処理として、図7に示したように文書の取得要求に対して表示中の文書Aを無条件に送信することにしている。ただ、会議端末T1は、会議端末T2からの取得要求に応じずに拒否することによって文書Aに対する個別編集を維持することは可能ではある。しかし、拒否すると電子会議を開始することができなくなるので、本実施の形態では、拒否しないようにした。もし、個別編集を維持したまま電子会議を実施したいのであれば、各会議端末T1,T2の双方若しくは一方が共有ファイルサーバ6から文書Aを改めて取得するなどして対応すればよい。
続けて、会議端末T1における会議実行制御部12は、編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ155)。この例では、文書Aは、会議端末T1とT2とで共有されているので“T=T1,T2”と設定される。この処理によって編集参加装置情報(T)に“T2”が新たに加わることになるが、この“T2”は、回線接続要求に指定されている情報から取得してもよいし、回線接続されている会議端末4を探し出すようにしてもよい。ただ、このステップ155における処理は、前述したステップ112における処理と同じなので、処理の内容に共通性を持たせるのであれば、後者を採用することが好ましい。
なお、文書Aは、この時点では編集が施されていないので、編集時間情報(E)に設定されているデータを変更しない。この例だと、編集時間情報(E)には、会議端末T1から受信したE’、すなわち“12:10”が設定された状態である。
会議端末T2は、ステップ138において文書Aを取得すると、表示処理部16は、会議実行制御部12の指示に応じて取得した文書Aを画面表示する(ステップ139)。そして、会議実行制御部12は、編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ140)。この例では、文書Aは、会議端末T1とT2とで共有されているので“T=T1,T2”と設定される。なお、文書Aは、この時点では編集が施されていないので、編集時間情報(E)に設定されているデータを変更しない。この例だと、編集時間情報(E)には、会議端末T1から受信したE’、すなわち“12:10”が設定された状態である。文書Aは、実体的には各会議端末T1,T2それぞれにおいて保持管理されるローカル文書であるが、実質的には同一性が維持される電子会議にて共有される文書であるため、文書自体のみならず編集管理情報も同一となる。
この後、会議端末T1,T2で遠隔会議が実施されて、この会議において共同編集が施されたとする。この文書編集処理は、前述した図4のフローチャートに従うが、この共同編集により共有される文書Aの編集管理情報は更新される(ステップ112)。
続いて、会議端末T1,T2で実施されている遠隔会議に、会議端末T3が追って参加するときの処理について説明する。この処理は、図6及び図7に示したフローチャートに従う。なお、図6及び図7において既に説明した処理については、適宜省略して説明する。
会議端末T3における会議実行制御部12は、回線接続要求を会議端末T2へ送信する(ステップ131)。なお、会議端末T3は、会議端末T1に回線接続要求を送信してもよい。
会議端末T2における会議実行制御部12は、会議端末T3からの回線接続要求を受け付けると(ステップ151)、その要求に応じて現在表示している文書Aに関する情報として文書名及び編集管理情報(E’,T’)を送信する(ステップ152)。この例では、図2に示したように会議端末T2が表示している文書は“文書A”であり、編集時間情報及び編集参加装置情報はそれぞれ“12:30”,“T1,T2”である。
会議端末T3における会議実行制御部12は、会議端末T2から送られてきた情報に含まれる文書名が現在表示中の文書名と同一か否かを調べる(ステップ133)。この例では、会議端末T3は、文書を表示しており、しかも文書名は“文書A”と同じである。このとき、会議実行制御部12は、会議端末T2からの取得した編集参加装置情報(T’)に自己の端末ID“T3”が含まれているか否かを調べる(ステップ134)。ここでは、“T’=T1,T2”であり、“T3”が含まれていないので、会議実行制御部12は、個別編集を施していた同一文書名の文書Aの文書名を変更した後、文書保存部22に保存する(ステップ137)。より詳細に言うと、編集参加装置情報(T’)に自己の端末ID“T3”が含まれていないとき、会議実行制御部12は、ディスプレイにこの旨と保存するときの文書名の入力フィールドを画面表示して、ユーザに文書名を入力させる。もちろん、会議実行制御部12が予め決められた規則に従って文書名を自動設定するようにしてもよい。これにより、個別編集した内容は、会議端末T3のみで保持され、他の会議端末T1,T2に知られることはない。
この後の処理は、前述したとおりであり、会議端末T3は、会議端末T2から共有されている文書Aを取得し(ステップ138)、画面表示する(ステップ139)。そして、会議実行制御部12は、編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ140)。この例では、文書Aは、会議端末T1,T2,T3で共有されることになるので“T=T1,T2,T3”と設定される。なお、文書Aは、この時点では編集が施されていないので、編集時間情報(E)に設定されているデータを変更しない。この例だと、編集時間情報(E)には、会議端末T2から受信したE’、すなわち“12:30”が設定された状態である。
一方、会議端末T2では、前述したように会議端末T3からの取得要求に応じて文書Aを送信し(ステップ153,154)、編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ155)。この例では、文書Aは、会議端末T1,T2,T3で共有されることになるので“T=T1,T2,T3”と設定される。また、文書Aは、この時点では編集が施されていないので、編集時間情報(E)には、“12:30”が設定された状態である。
ここで、3台以上の会議端末4において遠隔会議が行われるとき、会議端末T3から回線接続要求を受け取った会議端末T2以外の会議端末T1は、会議端末T3が電子会議に参加したことを知らない。そこで、会議端末T3が会議端末T2に対して文書の取得要求を送信することによって電子会議への参加を表明した時点で、その取得要求を受け取った会議端末T2は、会議端末T3が新たに参加した旨を示す会議端末追加通知を他拠点設置の会議端末T1へ配信することで、他拠点設置の会議端末T1に編集管理情報に含まれる編集参加装置情報(T)の更新を促す。このときに会議端末T1において行われる処理は、図5に示したフローチャートに従う。すなわち、会議端末T1における会議実行制御部12は、会議端末T2から会議端末追加通知を取得すると(ステップ121)、編集参加装置情報(T)に文書Aを現在画面表示している会議端末4の端末IDを設定する(ステップ122)。この例では、文書Aは、会議端末T1,T2,T3で共有されることになるので“T=T1,T2,T3”と更新される。なお、編集時間情報(E)には、 “12:30”が設定された状態のままである。
本実施の形態によれば、会議端末T1,T3のように共有ファイルサーバ6から文書Aをそれぞれダウンロードして編集を施した場合において、編集の終了時刻が同じ、すなわち偶然にも編集時間情報(E)が同値(この例では“12:10”)となるようなときでも、編集管理情報として編集参加装置情報(T)を合わせて保持管理するようにしたので、会議端末T1,T3がそれぞれ保持する文書が同一名であったとしても同一文書と判断されることはない。また、会議端末T3において個別編集した内容は、遠隔会議に参加するタイミングで別文書として保存するようにしたので、会議端末T3は、内々に行った編集内容を他の会議端末T1,T2へ知られることなく遠隔会議に参加することができる。
この後、会議端末T1〜T3の間で遠隔会議が行われ、そのときに共同編集が実施されると、各会議端末T1〜T3では、図4のフローチャートに従った処理を実施されることから各会議端末T1〜T3における文書Aの編集管理情報が更新される。図2に示した例では、“E=13:00”と更新されている。この後、図2によると会議端末T1は回線を切断して電子会議から外れる。そして、会議端末T1は、表示している文書Aを保存するが、このとき文書Aに関連付けて編集管理情報を文書保存部22に保存する。会議端末T1では、共同編集後にローカルで編集を行っていないので、この保存される編集管理情報は、共同編集終了時点の状態、すなわち“E=13:00”、“T=T1,T2,T3”である。
図2によると、電子会議のメンバから会議端末T1が外れた後も、会議端末T2と会議端末T3の間では、遠隔会議を継続して実施し、かつその遠隔会議中に共同編集が実施されている。各会議端末T2,T3では、図4のフローチャートに従った処理を実施されることから各会議端末T2,T3における文書Aの編集管理情報が更新される。このとき、各会議端末T2,T3における会議実行制御部12は、編集を検出すると(ステップ111)、編集管理情報を更新することになるが(ステップ112)、このうち編集時間情報(E)には編集が検出された“13:30”が設定される。一方、この時点では、会議端末T3が回線接続されていないので、編集参加装置情報(T)は、“T2,T3”と更新されることになる。この後、各会議端末T2,T3における表示処理部16は、ユーザによりされた編集内容に従い表示されている文書を更新する(ステップ113)。
その後、会議端末T2,T3間の回線が接続され遠隔会議が終了すると、各会議端末T2,T3において文書Aが保存されることになるが、図2に示したように、いずれの会議端末T2,T3においても文書Aに編集が施されていないので、各会議端末T2,T3において保存される文書Aの編集管理情報は、共同編集終了時点の状態、すなわち“E=13:30”、“T=T2,T3”となる。
本実施の形態によれば、以上のようにして遠隔会議が実施されるが、会議端末T3は、個別編集を行っていたときでも遠隔会議に参加する際に、その個別編集の内容をローカル文書として保存するようにしたので、他の会議端末4に知られることはなく遠隔会議に移行することができる。
以上のように、本実施の形態における動作を図2に示したシーケンス図に基づき説明したが、ここで、例えば会議端末T2と会議端末T3との間で遠隔会議が再度開始されるとする。例えば、上記とは逆に会議端末T2から会議端末T3へ回線接続要求を送信する場合を例に説明すると、図6において、会議端末T3における会議実行制御部12は、会議端末T2から取得した編集管理情報に含まれている編集参加装置情報(T)には“T’=T2,T3”と設定されているので、自己の端末IDが含まれていることを知る(ステップ134)。続いて、会議実行制御部12は、取得した編集管理情報に含まれている編集時間情報(E’)には“E’=13:30”と設定されており、初期化状態ではないので(ステップ135)、続いて自己の編集時間情報(E)と受信した編集時間情報(E’)とを比較すると、共に“13:30”である。つまり、編集参加装置情報(T)と編集時間情報(E)とが共に同じであるため、会議端末T2と会議端末T3がそれぞれに持つ文書Aは、同一文書であることがわかる。このため、会議実行制御部12は、他方から文書Aを取得する必要はない。会議実行制御部12は、文書Aが画面表示されていなければ画面表示をした後に編集参加装置情報(T)の更新を行い(ステップ141,139,140)、既に表示しているのであれば、編集参加装置情報(T)の更新を即座に行う(ステップ141,140)。
このようにして、同じ文書Aをそれぞれ保持していることが確認できたときには、会議端末T2と会議端末T3との間で文書Aの送受信を行うことなく遠隔会議を再開することができる。上記処理の説明から明らかなように、ユーザは、回線接続をすることだけで電子会議を再開でき、個別編集あるいは共同編集の文書を意識して準備することなど何ら意識する必要はない。
一方、会議端末T1と会議端末T2との間で遠隔会議が再度開始されるとする。例えば、上記とは逆に会議端末T1から会議端末T2へ回線接続要求を送信する場合を例に説明すると、図6において、会議端末T2における会議実行制御部12は、会議端末T1から取得した編集管理情報に含まれている編集参加装置情報(T)には“T’=T1,T2,T3”と設定されているので、自己の端末IDが含まれていることを知る(ステップ134)。続いて、会議実行制御部12は、取得した編集管理情報に含まれている編集時間情報(E’)には“E’=13:00”と設定されており、初期化状態ではないので(ステップ135)、続いて自己の編集時間情報(E)と受信した編集時間情報(E’)とを比較する。このとき、自己の編集時間情報“E=13:30”であるが、受信した編集時間情報“E’=13:00”と自己の編集時刻が新しく一致しないため、会議実行制御部12は、要求元の会議端末T1から文書Aを取得して、その取得した文書Aを使用して遠隔会議が開始されることになる(ステップ136,138)。なお、会議端末T2が持つ文書Aは、個別編集が施された文書Aとして文書名を変更し、別途保存することになる(ステップ137)。なお、会議端末T1は、会議端末T2,T3で実施された共同編集の際に参加していなかったので、会議端末T1と会議端末T2との関係においては、会議端末T2が保持する文書Aは、個別編集が施された文書として把握されることになる。
このようにして、同じ文書Aをそれぞれ保持していることが確認できても編集時間情報(E)が一致しないときには、会議端末T1と会議端末T2は、異なる内容の文書Aを保持していると判断し、この例の場合は回線接続要求元の会議端末T1の文書Aを使用して遠隔会議を再開することになる。このとき、会議端末T2では、編集時間情報(E)を参照に個別編集あるいは共同編集の違いを認識することができるので、会議端末T2のユーザは、文書Aの個別編集と共同編集の違いを意識することなく文書Aを利用することができる。
本発明に係る電子会議システムの一実施の形態を示した構成図である。 本実施の形態において電子会議が実施されるときのシーケンス図である。 本実施の形態における文書取得処理を示したフローチャートである。 本実施の形態における文書編集処理を示したフローチャートである。 本実施の形態における端末追加処理を示したフローチャートである。 本実施の形態において接続要求側における回線接続時処理を示したフローチャートである。 本実施の形態において接続要求受付側における回線接続時処理を示したフローチャートである。
符号の説明
2 公衆網、4 電子会議端末装置(会議端末)各会議端末、6 共有ファイルサーバ、10 通信処理部、12 会議実行制御部、14 ユーザインタフェース処理部、16 表示処理部、18 文書取得部、20 文書管理部、22 文書保存部、61 通信処理部、62 文書管理部、63 文書データベース(DB)。

Claims (5)

  1. 各拠点に設置された電子会議端末装置を有し、回線接続された前記電子会議端末装置の間で実施される電子会議に使用される電子会議システムにおいて、
    前記各電子会議端末装置は、
    電子会議の際に画面表示するデータファイルを取得する取得手段と、
    画面表示されたデータファイルと、他拠点設置の電子会議端末装置で画面表示されているデータファイルとの同一性を維持しながら電子会議を実行させる会議実行制御手段と、
    前記取得手段により取得されたデータファイルに編集が実施された時を特定する編集時間情報及び当該データファイルを用いて電子会議に参加している全ての電子会議端末装置を特定する編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして、当該データファイルを管理するファイル管理手段と、
    電子会議への参加のために他拠点設置の電子会議端末装置と回線を接続したときに、他拠点設置の電子会議端末装置から送られてきた編集参加装置情報と、前記取得手段により取得されたデータファイルに関連付けられた編集管理情報とを比較することによって、自己の電子会議端末装置で開いているデータファイルが、自己の電子会議端末装置で行われた編集が他拠点設置の電子会議端末装置で開かれているデータファイルに反映されていない個別編集が実施された状態であるのか、あるいは個別編集が実施されていない共同編集の状態であるのか、を判別する判別手段と、
    を有することを特徴とする電子会議システム。
  2. ネットワークを介して電子会議を行う際に使用される各拠点設置の電子会議端末装置において、
    電子会議の際に画面表示するデータファイルを取得する取得手段と、
    画面表示されたデータファイルと、他拠点設置の電子会議端末装置で画面表示されているデータファイルとの同一性を維持しながら電子会議を実行させる会議実行制御手段と、
    前記取得手段により取得されたデータファイルに編集が実施された時を特定する編集時間情報及び当該データファイルを用いて電子会議に参加している全ての電子会議端末装置を特定する編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして、当該データファイルを管理するファイル管理手段と、
    電子会議への参加のために他拠点設置の電子会議端末装置と回線を接続したときに、他拠点設置の電子会議端末装置から送られてきた編集参加装置情報と、前記取得手段により取得されたデータファイルに関連付けられた編集管理情報とを比較することによって、自己の電子会議端末装置で開いているデータファイルが、自己の電子会議端末装置で行われた編集が他拠点設置の電子会議端末装置で開かれているデータファイルに反映されていない個別編集が実施された状態であるのか、あるいは個別編集が実施されていない共同編集の状態であるのか、を判別する判別手段と、
    を有することを特徴とする電子会議端末装置。
  3. 請求項2記載の電子会議端末装置において、
    前記ファイル管理手段は、
    前記取得手段がデータファイルを取得したときに、その取得したデータファイルに編集時間情報及び編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けると共に、関連付けた編集時間情報及び編集参加装置情報を初期化する初期化部と、
    取得したデータファイルに編集が実施された時点で、編集が実施された時刻及び回線接続されている全ての電子会議端末装置の装置識別情報を取得し、取得した編集時刻及び装置識別情報で当該データファイルに関連付けられている編集時間情報及び編集参加装置情報をそれぞれ更新する更新部と、
    を有し、
    前記会議実行制御手段は、前記判別手段により個別編集が実施された状態であると判断されたときに、個別編集されたデータファイルを保存すると共に、回線を接続した他拠点設置の電子会議端末装置から電子会議で使用するデータファイルを前記取得手段に取得させることを特徴とする電子会議端末装置。
  4. 請求項2記載の電子会議端末装置において、
    前記ファイル管理手段は、他拠点設置の電子会議端末装置からデータファイルを用いた電子会議への参加通知情報が送られてきたときに、その参加通知情報に含まれている装置識別情報を、当該データファイルに関連付けられている編集参加装置情報に追加する追加部を有することを特徴とする電子会議端末装置。
  5. ネットワークを介して電子会議を行う際に使用される各拠点設置の電子会議端末装置をそれぞれ、
    電子会議の際に画面表示するデータファイルを取得する取得手段、
    画面表示されたデータファイルと、他拠点設置の電子会議端末装置で画面表示されているデータファイルとの同一性を維持しながら電子会議を実行させる会議実行制御手段、
    前記取得手段により取得されたデータファイルに編集が実施された時を特定する編集時間情報及び当該データファイルを用いて電子会議に参加している全ての電子会議端末装置を特定する編集参加装置情報を含む編集管理情報を関連付けして、当該データファイルを管理するファイル管理手段、
    電子会議への参加のために他拠点設置の電子会議端末装置と回線を接続したときに、他拠点設置の電子会議端末装置から送られてきた編集参加装置情報と、前記取得手段により取得されたデータファイルに関連付けられた編集管理情報とを比較することによって、自己の電子会議端末装置で開いているデータファイルが、自己の電子会議端末装置で行われた編集が他拠点設置の電子会議端末装置で開かれているデータファイルに反映されていない個別編集が実施された状態であるのか、あるいは個別編集が実施されていない共同編集の状態であるのか、を判別する判別手段、
    として機能させる電子会議プログラム。
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