JP4576216B2 - 挿入紙葉類の異常処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送路に挿入された紙葉類が正常な状態か否かを検知し、該紙葉類の状態が異常な場合には、搬送装置を逆作動し、紙葉類を返却する挿入紙葉類の異常処理装置に関する。
一般的に、遊技場等に配置されている紙葉類搬送装置では、様々な大きさの紙葉類を搬送する都合上、或いは搬送装置に取り込み易くするために、紙葉類の取り込み口や搬送路の幅や高さにゆとりを持たせている。このため、特開2001−335196号の図12に示すように、搬送路の中心線から左右に偏って搬送されたり、中心線に対して傾いて搬送されたりするといった状態が発生する場合や特開2000−353268号に開示されているように紙葉類が重なって挿入される場合があった。そして、この傾斜や重なりがしばしばジャム等の搬送エラーの原因となっていた。
これらの問題を解決する方法として、上記の特開2001−335196号の、搬送路の幅方向に複数の光学センサを配置し、紙葉類の搬送姿勢の傾きであるスキュー角を検出し、その傾きを修正して搬送する方法や、特開平11−339088号に開示されているように挿入された紙葉類が不適合な場合に返却する方法が知られている。しかしながら、上述の特開2001−335196号は、そのスキュー角を検出するのに複数の光学センサを使用しているため、構造が複雑となり、コスト的に不利であるばかりか、各光学センサ間の調整についても微妙な差が生じる恐れがあり正確なスキュー角の検出が困難であった。このため、そのスキュー角の検出によって、紙葉類の傾きを修正するための装置も複雑になる傾向があった。
また、一組の光学センサで紙葉類の傾斜を検出する構造の斜行修正装置としては、特開2000−285278号が開示されているが、この装置は、紙葉類の傾斜を発光素子からの出射光が受光素子に入射する間の時間で検知している。しかしながら、この検知装置では、紙葉類の傾斜は検知することができるが、どの方向に傾斜しているかの判別ができない。このため、紙葉類の傾きを修正するための装置との組合せが困難であった。
更に、特開平11−339088号では、紙葉類の不良(真贋)を判別するために、予め、サンプリングしたデータを記憶させ、そのデータと挿入された紙葉類を比較し、良否を判断し、不良(偽物)を返却する構成のため、サンプリングデータの記憶装置、比較制御判断等構造が複雑になる嫌いがあった。また、重なって挿入された場合の対処が困難であった。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2001−335196号公報 特開2000−285278号公報 特開平11−339088号公報
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、搬送路に挿入されて搬送される紙葉類に対して、発光部より出射される出射光を受光部にて受光し光量を測定することにより、測光データが既基準データの範囲から外れた時に、搬送装置を逆作動させ、挿入された紙葉類を返却することができる挿入紙葉類の異常処理装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明においては、紙葉類を搬送するための搬送路を備えた搬送装置と、前記搬送路に向けて挿入されて搬送される紙葉類の片面に向けて、搬送方向の直交方向に対称に離間して配置された発光素子を有する発光部および受光素子を有する受光部と、搬送される紙葉類を挟む反対面側において前記発光部より出射される出射光を受光して透過誘導する導光体と、を備えるとともに、前記導光体は、前記出射光を所定の割合で2つに分光し、その一方は、搬送される紙葉類を挟んで前記受光部に向けて出射されるように形成され、他方は、搬送される紙葉類の外側を迂回して前記受光部に直接透過誘導されるように形成され、前記受光部によって受光される2つの分光の合計光量が、1枚の紙葉類の正常な搬送によって得られる基準の合計光量に対してどのような比率にあるかによって、紙葉類の傾斜挿入ないし重なり挿入を判別するようにした、ものである。
上記のように、予め一ヶ所からの出射光を透過率のバラツキが少ない紙葉類の先端無地部分を透過させた光量を受光部が受光する経路と、出射光を紙葉類の先端無地部分を透過させないで直接受光部に入射させる経路とに分光させ、それらの合計光量の正常な光量を基準データとして記憶させておき、該基準データと挿入された紙葉類の先端無地部分における合計光量とを比較して、その値が正常時の基準値の範囲内か否かを判定することにより、極めて簡単な検知装置で紙葉類の挿入不良を検知して搬送装置を逆作動して挿入不良と判定された紙葉類を返却することができるものである。
以上のように、本発明によれば、極めて簡単な検知装置で紙葉類の挿入不良を検知して搬送装置を逆作動して挿入不良と判定された紙葉類を返却することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例に係わる挿入紙葉類の異常処理装置の配置を示した説明図であって、(a)は、上面図、(b)は、(a)のA−A断面図である。図2は、本発明の検知装置を示した斜視図である。図3は、紙葉類の搬送状態を示した説明図である。図4は、図3における異常状態と返却時期の関係を説明したタイミングチャートである。図5は、図4の異常状態と返却時期の関係を示したフローチャートである。図6は、検知装置の他の構成を示した斜視図である。
本発明の挿入紙葉類の異常処理装置100は、搬送装置1と紙葉類の挿入不良を検知する検知装置2とを有している。この搬送装置1は、駆動源(図示しない)と、前後に紙葉類Mの挿入口(図示しない)と排出口(図示しない)を形成し、その間を一対の搬送ベルト11、12を有する搬送路13で連絡するとともに、紙葉類の挿入の有無を検知する検知センサ14を搬送路13の入口近傍に配設している。そして、この検知センサ14が紙葉類Mの挿入を検知すると駆動源(図示しない)が作動して搬送ベルト11、12を駆動させる。
検知装置2は、図1、図2に示すように、搬送路13の上側に発光素子(図示しない)を有する発光部3と、受光素子(図示しない)を有する受光部4とを配設するとともに、搬送路13を挟んで下側、即ち、発光部3と受光部4の反対側に、上記発光部3から出射された出射光aを受光部4に透過誘導する導光体5を配設している。
発光部3は、発光素子(図示しない)と矩形状の発光面31を有している。発光素子(図示しない)からの発光は、この発光面31から導光体5に向けて出射される。尚、発光面31および導光体5の形状は、矩形状に限定されず、半球形状、楕円状等でも良く、導光体5に均一に出射することができれば良い。
受光部4は、断面が略逆台形状のブロック体に構成され、下面(導光体5側)に形成された受光面41と、側面に形成された受光面42を有している。また、上面には、受光面41と受光面42で受光された出射光a(出射分光a1と出射分光a2)を受光素子(図示しない)に照射する照射面43が形成されている。また、受光面41は、発光部3からの出射光aの出射分光a1を導出路と受光部の間を介して受光し、受光面42は、発光部3からの出射光aの出射分光a2を導光体5に一体に形成された迂回導光部54を介して直接受光する。更に、受光面42と対向した側面には、反射面44が形成され、出射分光a2を照射面43方向に反射させている。
導光体5は、搬送路13を挟んで発光部3と対向して形成された発光導入路51と、受光部4と対向して形成された導出路52と、発光導入路51と導出路52の互いの下部を接続中継する中継導光路53とよりなる上方に開放した凹状の本体部分と、中継導光路53の導出路52側から分岐し、受光部4に形成された受光面42に至る逆コ字状の迂回導光路54とを合成樹脂やガラス等で一体に成型している。そして、発光導入路51と中継導光路53との接続部並びに中継導光路53と導出路52の接続部には、相対する反射面53aと53cが形成されている。尚、以下、発光部3と導入光路51の間をSP1、導出路52と受光部4の間をSP2とする。
迂回導光路54は、出射側を受光面42に接続された上部導出路54aと、入射側を中継導光路53に接続された下部導入路54bと、上部導出路54aと下部導入路54bとを中継接続している中継導光路54eより構成されている。そして、上部導出路54aと中継導光路54eの接続部並びに中継導光路54eと下部導入路54bの接続部に相対する反射面54dと54cを形成している。
次に、空間SP1、空間SP2での光の損失がないと仮定して、発光部3から出射された出射光aの光路について、空間SP1並びに空間SP2に紙葉類が存在しない状態での説明をする。先ず、発光部3から出射された出射光aは、空間SP1を通過して導光体5の発光導入路51の端面から導光体5内に透過される。この透過された出射光aは、反射面53aにより中継導光路53内に透過される。そして、この出射光aは、中継導光路53の反射面53cによって導出路52に反射透光される出射分光a1と迂回導光路54の下部導入路54bに透光される出射分光a2に分光される。出射分光a1は、空間SP2を通過して受光部4の受光面41を透過して受光部4内に入射して照射面43に至る。また、出射分光a2は、迂回導光路54の内部を下部導入路54b、下部反射面54c、中継導光路54e、上部反射面54d、上部導出路54aの順で透過し受光面42から受光部4内に入射した後、反射面44で反射され、照射面43に至る。
照射面43から受光素子を経て受光制御部(図示しない)に入力された出射分光a1+出射分光a2の合計光量は、空間SP1並びに空間SP2に紙葉類が搬送されてこない時は、発光部3から出射された出射光aと同じ光量となる。そして、空間SP1および空間SP2の少なくとも一方に紙葉類Mが搬送された場合、空間SP1を通過した時の光量と、空間SP2を通過した時の光量および迂回導光路54から受光部4に入射した出射分光a2の光量の合計された光量とは、紙葉類が搬送された状態(SP1のみ、SP2のみ、或いはSP1とSP2同時)によって相違する。従って、その結果によって紙葉類の不良挿入が検知される。
次に、紙葉類の挿入不良を検知する手段について次の条件下で具体的に説明する。
発光部3からの出射光aの光量を100とする。(紙葉類がない時の光路中の光の損失を考慮しない。)
紙葉類の透過率25%、出射分光a2への分光配分を20%とすると、
1:空間SP1並びに空間SP2に紙葉類が到達していない状態では、当然、導光体5への入射光aの光量は、出射光の100%で、受光部4へ出射された光量も(出射分光a1へ80%、出射分光a2へ20%の合計)100%となる。
2:空間SP1並びに空間SP2に紙葉類が同時に到達した状態、即ち、正常に搬送されている状態では、導光体5への入射光aの光量は、100*0.25=25%となる。そして、受光部4へ入射された出射光aの光量は、出射分光a1は、25*0.80*0.25=5%で、出射分光a2は、25*0.2=5%となり、合計した光量は10%となる。
:空間SP1に先に紙葉類が到達した状態、即ち、図3の破線の状態では、導光体5への入射光aの光量は、100*0.25=25%となり、受光部4へ入射された出射光aの光量は、出射分光a1:25*0.8=20%、出射分光a2:25*0.2=5%となり、合計した光量は25%となる。
4:逆に、空間SP2に先に紙葉類が到達した状態、即ち、図3の破線と逆に傾斜した状態では、導光体5への出射光aの光量は、100%となり、受光部4へ入射された出射光aの光量は、出射分光a1:100*0.8*0.25=20%、出射分光a2:100*0.20=20%となり、合計した光量は40%となる。
上記したように、紙葉類の搬送状態によって、受光部4に入射する光量が異なるので、この光量を検知して、受光制御部(図示しない)に入力させこの光量のデータの変化を電圧や電流或いは抵抗値等に変換し、予め設定された基準データと比較することにより、検知されたデータが適正か否かを判定し、挿入不良と判定された場合には、その可否信号を搬送装置1に伝送し、搬送ベルト11,12を逆転して挿入不良と判定された紙葉類を返却する。
次に、基準データの設定方法について説明する。表1は、空間SP1並びに空間SP2に到達した各々の紙葉類の枚数と、出射分光a2への光量分配率の変化と、出射光の受光部4での受光量の変化を示したものである。上記した条件である本実施例は、表1中網掛けしたゾーンに該当する。即ち、基準データは、空間SP1並びに空間SP2に一枚の紙葉類が同時に到達した正常な状態の受光量である出射光aの10%が検出された値を採用する。尚、この基準データは、出射分光a2への光量分配率の変化とともに、変化する。即ち、15%なら9.06、50%なら15.36%のように表のSP1、SP2に同時に紙葉類が到達した時の列に示した値となる。ここで、空間SP1並びに空間SP2に到達した紙葉類の枚数の変化(正常な状態以外)における受光量の変化を見ると表1の結果となる。(SP1とSP2に搬送された紙葉類の組合せの一部は省略してある。)
この表1から判断すると、正常(空間SP1並びに空間SP2に一枚の紙葉類が同時に到達した状態)と判断される受光量は、10.00%である。(紙葉類n枚数、SP1:1、SP2:1の列と出射分光a2への分光配分を20%の行を参照のこと。)
1:SP1が0の場合、即ち、SP2側が先行した傾斜状態で受光された場合:表1で明らかなように、SP2に一枚の紙葉類が搬送された場合の受光量は、40%である。以下、2枚(25%)、3枚(21.25%)、4枚(20.31%)であって、正常な受光量10%を大幅に上回っている。
2:SP2が0の場合、即ち、SP1側が先行した傾斜状態で受光された場合:表1で明らかなように、SP1に一枚の紙葉類が搬送された場合の受光量は、25%である。2枚では6.25%である。尚、3枚以上は、光量が6.25%より少なくなるので詳細は省略する。
3:次に、SP1が1枚、SP2が2枚で搬送された場合:表1に有るように光量は、6.25%となり、反対にSP1に2枚、SP2に一枚搬送された場合は、光量2.5%となる。これ以上重なって搬送された場合の光量は、6.25%以下となることは明らかなので説明は省略する。
ここで、基準データの値を具体的に設定すると表1にあるように光量10%と設定するのが最も適当であるが、紙葉類の汚れ、装置の測定誤差等を考慮すると値に一定の幅を設ける必要がある。本発明では、この幅を次のようにして求めた。
1:中心となる光量10%に対して、光量が10%以上で、かつ10%の最も近い値を有する組合せは、SP1が0枚(紙葉類がまだ到達していない状態)でSP2に4枚重なって先行して到達したときの値20.31%である。従って、この値を上限値として設定設すれば、基準データの上限を光量10%から光量20.31%まで幅を持たすことができる。
2:次に、中心となる光量10%に対して、光量が10%以下で、かつ10%の最も近い値を有する組合せは、SP1が1枚でSP2に2枚重なって到達したときの値6.25%とSP1に2枚重なって先行して到達した場合(SP2には、未到達)の6.25%である。従って、この値を下限値として設定すれば、基準データの下限を光量10%から光量6.25%まで幅を持たすことができる。
即ち、光量20.31%>基準データ>6.25%の範囲となる。
本発明では、基準データを光量7%〜20%とした。
尚、実施例では、紙葉類の重なりを4枚としたが、実際上は、搬送装置の入口を極力薄くして一度に多くの枚数を重ねて挿入されないように形成するのが一般的である。
(尚、表示していないパターンは、当然、基準データのゾーンから外れるので省略した。)
次に、検知信号と搬送装置の駆動のタイミングを図3並びに図4(a)、(b)を用いて説明する。この例では、受光制御部(図示しない)に入力された検知データを電気信号に変換して駆動源であるモータの正逆を制御している。
紙葉類が搬送装置1に異常な状態で挿入された場合をaのチャート(図中一点鎖線で示す)用いて説明する。
1:挿入された紙葉類Mが空間SP1および空間SP2に到達するまでは、受光部4での受光量は、発光部3からの出射光aの光量と同じ、即ち、100%である。
2:例えば、空間SP1に1枚の紙葉類Mが先に到達した場合(図3の破線で示した状態)をa−1のチャートで示すと、搬送ベルト11側が先行するように傾斜して搬送されていて、その場合の受光部での受光量25%となり、基準データゾーンの7%〜20%の上限から外れていることが検知される。そして、その信号を受けて搬送装置1のモータが逆回転し、紙葉類を挿入口(図示しない)に返却する。・・・図4(b)
3:例えば、空間SP1並びに空間SP2に2枚重ねで同時に到達した場合をa−2のチャートで示すと、受光部での受光量1.56%となり、基準データゾーンの7%〜20%の下限から外れていることが検知される。そして、その信号を受けて搬送装置1のモータが逆回転し、紙葉類を挿入口(図示しない)に返却する。
このように、紙葉類が傾斜して挿入された場合或いは重ねられて挿入された場合またはそれらが組み合わされた状態で挿入された場合であっても、受光量が基準データのゾーンの上限、或いは下限から外れた場合には、速やかにモータが逆回転して紙葉類を返却する。・・・図4(b)
次に、搬送装置1内で起きた異常状態の検出方法について図4の(b)チャート(図中実線で表示した)を用いて説明する。
1:挿入された紙葉類Mが空間SP1および空間SP2に到達するまでは、受光部4での受光量は、発光部3からの出射光aの光量と同じ、即ち、100%である。即ち、ここまでは、正常な状態で搬送されている。従って、正常搬送における紙葉類Mの受光部4での測光データは、基準データのゾーンの7%〜20%の範囲に入る
ここで、予め紙葉類Mが搬送装置1内を通過する時間をモデルタイムTと設定しておいて、このモデルタイムTと実際に紙葉類が搬送装置1を通過する時間と受光部4での受光量を比較することによって搬送状態が異常か否かを検出することができる。例えば、搬送の途中で紙葉類が切断してモデルタイムTより早く受光部4での受光量が100%に近づいた場合やスリップしモデルタイムT以上経過しても受光部4での受光量が100%に近づかない場合には、異常状態と判断して、速やかにモータを逆回転させて紙葉類を返却する。
以上の動作を図5のフローチャートで説明すると、スタートで紙葉類を挿入し、検知センサ14で挿入が確認されると、搬送装置1が駆動し、空間SP1および空間SP2に至る。この時に検知した受光量のデータを予め設定してある受光量の基準データのゾーンと比較して基準データのゾーンの上限(20%)或いは下限(7%)の範囲外にある場合には、紙葉類を返却する。そして、基準データのゾーンの範囲にある紙葉類は、空間SP1および空間SP2を通過する。次に、空間SP1および空間SP2を通過するタイムを予め設定してあるモデルタイムTと比較する。その結果、タイムオーバ或いはタイムショートしたものがあればモータを逆転させ、紙葉類を返却する。
図6は、本発明の検知装置に用いられている導光体の別の形態を示したものである。尚、先の実施例と類似の構成には同符号を付し、説明は省略する。発光部3から出射された出射光aは、反射面53aにより導光体5内に透過される。そして、この出射光aは、導光体5の端部に形成されている反射面53cによって導出路52に透過される出射分光a1と、迂回導光路54の下部導入路54bに透過される出射分光a2に分光される。この例では、出射分光a2は、迂回導光路54の内部を下部導入路54b、下部反射面54c、中継導光路54e、上部反射面54d、上部導出路54aに対向して形成された反射面54fの順で透過し、照射面43に至るもので、透過経路が短縮され、ロスが少なくなり、透過効率の向上が図れる。
本発明の実施例に係わる挿入紙葉類の異常処理装置の配置を示した説明図であって、(a)は、上面図、(b)は、(a)のA−A断面図である。 本発明の検知装置を示した斜視図である。 本発明の紙葉類の検知状態を示した説明図である。 図3における挿入不良の検知と返却に関係を説明したタイミングチャートである。(a)は、モータの作動タイミングを示したもので、(b)は、受光量の変化並びに経過時間と返却時間とのタイミングを示したものである。 図4の異常状態と返却時期の関係を示したフローチャートである。 導光体の別な構成を示した斜視図である。
M…紙葉類
a…出射光
a1…出射分光
a2…出射分光
100…挿入紙葉類の異常処理装置
1…搬送装置
11…搬送ベルト(左側)
12…搬送ベルト(右側)
13…搬送路
14…検知センサ
2…検知装置
3…発光部
31…発光面
4…受光部
41…受光面
42…受光面
43…照射面
44…反射面
5…導光体
51…発光導入路
52…導出路
53…中継導光路
53a…反射面
53c…反射面
54…迂回導光路
54a…上部導光路
54b…下部導入路
54c…(下部)反射面
54d…(上部)反射面
54e…(迂回導光路)中継導光路
54f…反射面
SP1…発光部3と導入光路51の間
SP2…導出路52と受光部4の間
T…モデルタイム

Claims (1)

  1. 紙葉類を搬送するための搬送路を備えた搬送装置と、
    前記搬送路に挿入されて搬送される紙葉類の片面に向けて、搬送方向の直交方向に対称に離間して配置された発光素子を有する発光部および受光素子を有する受光部と、
    搬送される紙葉類を挟む反対面側において前記発光部より出射される出射光を受光して透過誘導する導光体と、を備えるとともに、
    前記導光体は、前記出射光を所定の割合で2つに分光し、その一方は、搬送される紙葉類を挟んで前記受光部に向けて出射されるように形成され、他方は、搬送される紙葉類の外側を迂回して前記受光部に直接透過誘導されるように形成され、
    前記受光部によって受光される2つの分光の合計光量が、1枚の紙葉類の正常な搬送によって得られる基準の合計光量に対してどのような比率にあるかによって、紙葉類の傾斜挿入ないし重なり挿入を判別するようにした、
    ことを特徴とする、挿入紙葉類の異常処理装置。
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