JP4575326B2 - 基板レイアウトチェックシステムおよび方法 - Google Patents

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この発明は、プリント基板のレイアウトチェックシステムおよび方法に関するものであり、特にプリント基板上に搭載されたバイパスコンデンサが高速ICに対して有効に機能するレイアウトになっているかどうかをチェックする基板レイアウトチェックシステムに関する。
近年、電子機器の高性能化に伴い、高速にスイッチング動作を行う高速デジタルIC(以下、高速ICまたは単にICと呼称する)が電子機器の主要構成部品として多数用いられている。
高速ICは、高速にスイッチング動作を行うため、スイッチングノイズを発生させる。スイッチングノイズを除去するため、高速ICを搭載するプリント基板には、高速ICの電源ピンの近傍にバイパスコンデンサを配置するのが一般的である。バイパスコンデンサを適切に配置することにより、高速ICの高速スイッチング動作によって発生する電源電圧の変動を、バイパスコンデンサが蓄えた電荷で補って安定させることができる。また、発生したスイッチングノイズを高速ICのグランドピンへ帰還させて、ノイズを高速IC周辺で閉じ込めることができるという効果が得られる。
プリント基板に搭載する各種部品の配置や配線パターン等のレイアウトは、レイアウト設計者が回路図データを元にCAD(Computer Aided Design)システムを用いて作成するレイアウトデータによって定義される。そのレイアウトデータの作成において、バイパスコンデンサが有効に機能しない位置に配置されるレイアウトミスが発生することがある。
このようなレイアウトミスがないかをチェックする技術として、特許文献1がある。特許文献1のレイアウトチェックシステムは、電源ピンと電源の配線経路間のインピーダンスと、電源ピンとバイパスコンデンサの配線経路間のインピーダンスを比較することにより、バイパスコンデンサが有効に機能しているかチェックを行うものである。例えば、電源ピンと電源の配線経路間のインピーダンスが、電源ピンとバイパスコンデンサの配線経路間のインピーダンスより大きい時、バイパスコンデンサは有効に機能していると判定される。
特開2004-192618号公報
しかし、特許文献1のレイアウトチェックシステムは、バイパスコンデンサとICのグランドピンの配線経路間インピーダンス等グランド側の配線経路やバイパスコンデンサのインピーダンスが考慮されていない。そのため、バイパスコンデンサとICのグランドピンの配線経路間インピーダンス等グランド側の経路やバイパスコンデンサのインピーダンスが大きい時、バイパスコンデンサは有効に機能させることができなくなる。特に基板の高密度化に伴い、バイパスコンデンサからグランドプレーンまでの配線経路が長くなる傾向にあり、バイパスコンデンサからICのグランドピンまでのインピーダンスの影響が無視できなくなって来ている。このような設計に対し、上記技術ではグランド側の経路について考慮されていないため、精度の高いチェックが行えない。
本発明は上述の問題を解決する基板レイアウトチェックシステムおよびチェック方法に関するものであり、従来のチェックシステムよりも正確にバイパスコンデンサが有効に機能するレイアウトになっているかチェックできるシステムを提供することを目的とする。
本発明の基板レイアウトチェックシステムは、上記課題を解決するために、プリント基板に搭載されたICとバイパスコンデンサのレイアウトをチェックするシステムであって、基板レイアウト情報を記憶する記憶部と、前記ICの電源ピンからの配線が電源供給源を経由して、前記ICのグランドピンに戻る第1の経路評価値を、前記基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記電源供給源間の評価値aと、前記ICのグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算して算出する第1の経路評価値算出部と、前記ICの電源ピンから前記バイパスコンデンサを経由して、ICのグランドピンに戻る第2の経路評価値を、前記基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記バイパスコンデンサ間の評価値cと、前記バイパスコンデンサと前記ICのグランドピン間の評価値dと、前記バイパスコンデンサの評価値eを加算して算出する第2の経路評価値算出部と、前記第1の経路評価値と第2の経路評価値を比較して、第2の経路評価値Tが前記第1の経路評価値Sより小さいとき、前記バイパスコンデンサを効果的に機能させる配置であると判定する判定部と、前記判定部の判定結果を出力する出力部とを備える。
この特徴により、本発明によればグランド側の経路について考慮することができ、その結果精度の高いチェックが行われる。
また本発明は、前記第1および第2の経路評価値を、各経路のインピーダンス、インダクタンスまたは配線長とするものである。これにより、種々の評価値を用いて評価することができる。
また本発明は、前記電源供給源をレギュレータ端子、電源端子または電源配線と電源プレーンとの接続部とするものである。これにより電源側経路を正確に評価することができる。
また本発明は、前記第1および第2の経路評価値が複数算出される時、それぞれ最小の評価値を用いるものである。これにより、適切な評価値を用いて、判定を行うことができる。
また本発明は、前記第1および第2の経路評価値を、予め算出された配線形状、ビア形状、用いるバイパスコンデンサに応じた評価値が格納されたモデルライブラリを用いて算出するものである。これにより、経路評価値の算出のスピードを高速にすることができる。
また本発明は、前記第1および第2の経路評価値の算出時に、電源プレーンのインダクタンスが無視できるくらいに小さいとき、前記電源プレーンと接続する電源供給源、またはグランドプレーンのインダクタンスが無視できるくらいに小さいとき、前記グランドプレーンまでの評価値を求めるものである。これにより、評価値が無視できないプレーンの評価値を考慮して判定を行うことができる。
本発明は、別の観点によれば、プリント基板に搭載されたICとバイパスコンデンサのレイアウトをチェックする方法であって、前記ICの電源ピンからの配線が電源供給源を経由して、前記ICのグランドピンに戻る第1の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記電源供給源間の評価値aと、前記ICのグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算して算出する第1の経路評価値算出ステップと、前記ICの電源ピンから前記バイパスコンデンサを経由して、ICのグランドピンに戻る第2の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記バイパスコンデンサ間の評価値cと、前記バイパスコンデンサと前記ICのグランドピン間の評価値dと、前記バイパスコンデンサの評価値eを加算して算出する第2の経路評価値算出ステップと、前記第1の経路評価値と第2の経路評価値を比較して、第2の経路評価値Tが前記第1の経路評価値Sより小さいとき、前記バイパスコンデンサを効果的に機能させる配置であると判定する判定ステップと、前記判定部の判定結果を出力する出力ステップとをコンピュータによって実行する基板レイアウトチェック方法である。
また本発明は、プリント基板に搭載されたICとバイパスコンデンサのレイアウトをチェックする処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、前記ICの電源ピンからの配線が電源供給源を経由して、前記ICのグランドピンに戻る第1の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記電源供給源間の評価値aと、前記ICのグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算して算出する第1の経路評価値算出ステップと、前記ICの電源ピンから前記バイパスコンデンサを経由して、ICのグランドピンに戻る第2の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前ICの記電源ピンと前記バイパスコンデンサ間の評価値cと、前記バイパスコンデンサと前記ICのグランドピン間の評価値dと、前記バイパスコンデンサの評価値eを加算して算出する第2の経路評価値算出ステップと、前記第1の経路評価値と第2の経路評価値を比較して、第2の経路評価値Tが前記第1の経路評価値Sより小さいとき、前記バイパスコンデンサを効果的に機能させる配置であると判定する判定ステップと、前記判定部の判定結果を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるための基板レイアウトチェックプログラムである。
以上の構成を用いることにより、バイパスコンデンサのグランド側の経路やバイパスコンデンサのインピーダンスが考慮されたバイパスコンデンサのレイアウトチェックを行うことができ、従来よりも正確にバイパスコンデンサが有効に機能しているかを判定することができる。
以下、図面に基づいて本発明の基板レイアウトチェックシステムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態である基板レイアウトチェックシステムを示す構成ブロック図である。本発明の基板レイアウトチェックシステムは、通常基板レイアウト設計に用いられるCADシステムの一部として組み入れられて構成することができる。
入力部1は、CAD設計者がキーボードやマウス等の入力装置を用いて、基板レイアウト設計および本発明の基板レイアウトチェックシステムに必要な回路図データ、基板情報や部品情報を入力する部分である。また基板レイアウト設計のためのコマンド、基板レイアウトチェックを行うためのチェックコマンドを入力する。
基板レイアウト作成部2は、入力部より入力された回路図データ、基板情報や部品情報に基づいて、コマンドに従い基板レイアウトを作成する。ここで作成された基板レイアウトとしては、基板情報、部品情報、端子情報、ネット情報、配線情報などがある。基板情報とは、基板の層構成、寸法、形状、材質の電気特性などである。部品情報とは、部品識別情報、部品種別情報、寸法、形状、配置座標情報、電気特性などである。端子情報とは、端子種別情報、端子座標情報、寸法、形状、配置座標情報などである。ネット情報とは、接続関係を示す種別情報、接続端子番号情報などである。配線情報とは、配置種別情報、幅、厚さ、始点と終点の座標情報などである。
記憶部3は、配線長、幅、厚さ、ビアの個数、形状などを作成された基板レイアウト情報として格納する。その他にCADプログラム、本発明の基板レイアウトチェックシステム実行プログラムを格納する。記憶部3は、ハードディスク、フラッシュメモリ、ROM、RAMを使用して構成される。これらの記憶部は、本発明のシステムに固定であってもよく、また外部に備えられたものであってもよい。またネットワークなど通信により接続されたものであってもかまわない。
モデルライブラリ4は、バイパスコンデンサの配置の良否を評価する経路評価値を算出するために必要なバイパスコンデンサ等のインダクタンスや抵抗といったモデル情報を格納する。経路評価値とは、本発明のレイアウトの判定に用いる値であり、経路の配線長、インダクタンス、インピーダンスなどに相当する値である。
経路評価値算出部5は、記憶部3に格納されている基板レイアウト情報及びモデルライブラリ4に格納されているモデル情報を用いて、第1の経路評価値S及び第2の経路評価値Tを算出する。
ここで、第1の経路評価値Sは、第1の評価値算出部6において、電源ピン-電源供給源間評価値算出部7が算出する電源ピンと電源供給源間の評価値aと、グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部8が算出するグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算する事により算出される。即ち、S=a+bである。
また、第2の経路評価値Tは、第2の評価値算出部9において、電源ピン-パスコン間評価値算出部10が算出する電源ピンとバイパスコンデンサ間の評価値cと、パスコン-グランドピン間評価値算出部11が算出するバイパスコンデンサとグランドピン間の評価値dと、パスコン評価値算出部12が算出するバイパスコンデンサの評価値eを加算することにより算出される。即ち、T=c+d+eである。
したがって、第1の経路評価値Sは、グランドプレーンのインダクタンスが無視できるくらい非常に小さい時において、電源ピンで発生したノイズが電源供給源、グランドプレーンを経由してICに戻る経路中のインダクタンス値により示される。
また第2の経路評価値Tは、グランドプレーンのインダクタンスが無視できるくらい非常に小さい時において、電源ピンで発生したノイズがバイパスコンデンサを経由してICに戻る経路中のインダクタンス値により示される。
エラー判定部13は、経路評価値算出部5において算出された第1の経路評価値S及び第2の経路評価値Tを比較し、バイパスコンデンサが有効に機能する配置になっているかを判定する。
出力部14は、エラー判定部13で判定された結果情報を出力し、CAD設計者または基板レイアウトチェックのユーザに報知する。出力部14は、液晶やプラズマのようなディスプレイが代表的であるが、スピーカ、ベル、ブザーのような音響装置でもよい。
図2は、本発明の基板レイアウトチェックシステムにおいて、チェック対象となる基板の一例を示す。図2は本発明の説明のために示す回路図であり、本発明はこの図2に限定されるものではない。図2に示す基板配線図において、IC21の電源ピン22から発生するノイズ対策に設けたバイパスコンデンサ25の配置が適切かをチェックする。図2に示すように、基板は、電源プレーン26a、26b、26cを有し、またグランドプレーン27a、27b、27cを有する。この電源プレーン26とグランドプレーン27の間に、この回路基板に必要な電源(図示しない)が接続される。電源ピン22から電源プレーン26a、26bおよび26cに電源配線24が配線される。IC21のグランドピン23aおよび23bは、それぞれグランドプレーン27a、27bまたは27cに接続するグランド配線29が形成される。またバイパスコンデンサ25からグランドピン23a間にグランド配線28が配線される。
ここで、本発明は電源ピン22から電源供給源hに至る経路を第1の経路Ka、グランドピン23からグランドプレーン27に至る経路を第2の経路Kb、電源ピン22からバイパスコンデンサ25に至る経路を第3の経路Kc、バイパスコンデンサ25からグランドプレーン27に至る経路を第4の経路Kdと称する。
以下では評価値としてインダクタンスの大きさを用いた処理について説明するが、評価値として配線長またはインピーダンス等の他の値を用いる場合においても同様の手順により算出することができる。
図3は、電源ピン-電源供給源間評価値算出部7の処理を説明するフローチャートを示す。このフローチャートでは、設計者によってレイアウトチェック対象として指定された部品がIC21であるとして説明する。電源ピン-電源供給源間評価値算出部7が処理を開始すると、ステップS31では、算出評価の対象となる電源供給源hを抽出する。この発明で電源供給源hとは、レギュレータの端子や電源プレーン26と電源配線24との接続点とする。図2では、電源供給源h1〜h3が存在する。
電源プレーン26と電源配線24との接続点を電源供給源hとするので、接続する電源プレーン26の評価値の大きさが無視出来る場合にのみ評価値算出の対象とする。例えば評価値としてインダクタンス値を用いる場合、一定の面積以上の電源プレーンのインダクタンスは非常に小さくなるため、一定の面積をもつ電源プレーンを評価値算出の対象として抽出する。
ステップS32では対象電源供給源h1〜h3のうち、評価値を算出する任意の電源供給源h1を1つ選択する。このステップS32で選択した電源供給源h1について、この経路Kaの評価値a1を算出した後、別のルーチンで他の電源供給源h2またはh3を選択して、その経路Kaの評価値a2またはa3を算出する。
次のステップS33では、選択された電源供給源h1と電源ピン22との経路を第1の経路Ka1として、第1の経路に関する基板レイアウト情報を記憶部3より抽出する。ここで抽出する基板レイアウト情報とは、この経路中に存在する配線の配線長、配線幅、厚さ等の配線情報、ビアの個数やビアの形状等、ビア情報等の配線経路のインダクタンス値を算出するための情報である。
ステップS34では、上記ステップS33において算出された第1の経路Ka1について、電源ピン-電源供給源間のインダクタンス値La1を算出する。インダクタンス値算出は算出式や解析により算出する。また、予め解析等により求めた特定の配線形状やビアのインダクタンス値をモデルライブラリ4に登録しておき、そのモデルライブラリ4に登録されているインダクタンス値を読み出すことにより算出してもよい。
次のステップS35では、上記ステップ31で抽出された電源供給源h1〜h3の全てについて評価値が算出されているかをチェックし、算出されていない電源供給源があれば、ステップS32に戻り、他の電源供給源を選択し、上記同様の処理を行う。即ち、全ての電源供給源が処理されるまで、ステップS32〜S35を繰り返す。全ての電源ピン22から電源供給源h1〜h3の経路Ka1〜Ka3について評価値a1〜a3が算出されていることが確認された時、ステップS36において、最も小さな評価値a0を抽出し、これを電源ピン-電源供給源間の評価値aとし、このフローを終了する。
図2において、電源配線24の配線形状が全て同じである時、インダクタンス値La1〜La3は距離に比例すると近似できるので、電源ピン22から最短の距離にある電源プレーン26aと電源ピン22間のインダクタンス値を電源ピンと電源供給源間の評価値aとしてもよい。
図4は、グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部8の処理を説明するフローチャートを示す。ステップS41は、対象グランドピン23を抽出する処理である。即ち、設計者によって指定されたチェック対象電源ピン22を持つIC21のグランドピン23を全て抽出する。図2の回路図では、グランドピン23aと23bを抽出する。ステップS42は、評価グランドピンの選択処理で、評価値bを算出する任意のグランドピン23を1つ選択する。他のグランドピンは選択されたグランドピンの評価値bを算出した後に、別のルーチンとして順次選択される。
ステップS43では、評価値算出の対象となるグランドプレーン27を抽出する。対象となりうるグランドプレーンかどうかは、電源ピン-電源供給源間評価値算出部7のフローチャートのステップS31において、対象電源供給源hを電源プレーン26と電源配線の接続点とする時と同様に、グランドプレーン27の評価値の大きさが無視できるかどうかで決定する。次のステップS44の評価プレーン選択、ステップS45のグランドピン-プレーン間経路算出、ステップS46の評価値算出、ステップS47の抽出プレーン評価値算出処理終了判定、ステップS48の評価グランドピン最小評価値算出は、図3のフローチャートで説明した電源ピン-電源供給源間評価値算出部7のステップS32〜S36の処理と同様である。即ち、各対象グランドプレーン27a〜27cについて、グランドピン23a、23bからグランドプレーン27a〜27cまでの経路Kb1〜Kb3について評価値b1〜b3をそれぞれ求め、最小の評価値b0を選択グランドピンとグランドプレーン間の評価値bとする。
ステップS49は、抽出ピン評価値算出処理の終了判定を行う。即ち、全てのグランドピン23a〜23bについて評価値b1〜b3が算出されたかどうかをチェックする。評価値が算出されていないグランドピン23が存在する時、ステップS42に戻り、まだ評価値が算出されていないグランドピン23を選択し、ステップS42〜49の処理を行う。すべてのグランドピン23について、評価値が算出された時、ステップS50で、最も小さな評価値b0を算出し、グランドピンとグランドプレーン間の評価値bとし、このフローを終了する。
図5は電源ピン-パスコン間評価値算出部10の処理を説明するフローチャートを示す。このフローチャートのステップ56では、設計者によって指定されたIC21のチェック対象電源ピン22からバイパスコンデンサ25までの経路Kcと、その経路情報を算出する。チェックするバイパスコンデンサ25は設計者が指定するが、設計者またはコンピュータが指定された電源ピン22に最も近いバイパスコンデンサ25を対象バイパスコンデンサとして、自動的に選択しても良い。ステップS57は算出された経路情報を用いて、図3、図4のフローチャートでした評価値算出処理と同様の方法により、評価値cを算出し、その最小値c0を電源ピンとバイパスコンデンサ間の評価値cとし、このフローを終了する。
図6はパスコン-グランドピン間評価値算出部11の処理を説明するフローチャートを示す。このフローチャートでは、ステップS61で、バイパスコンデンサ25からIC21のグランドピン23までの経路Kdにおいて、グランドプレーン27を経由しない経路が存在するか否か判定する。このステップS61では、グランドプレーン27を経由しない経路が存在すると判定し、また経由するプレーンの評価値が無視出来ないと判断される時においてもプレーンを経由しない経路が存在すると判定する。
図2に示す基板配線図は、グランド配線28により、グランドプレーンを経由せずにIC21のグランドピン23aに接続されているため、グランドプレーンを経由しない経路Kdが存在すると判定される。しかし、図7に示す基板配線図の場合、バイパスコンデンサ25からグランド配線30によってグランドプレーン27に直接接続されるので、グランドピン23までの経路において、グランドプレーン27を経由しない経路は存在しないと判定される。
グランドプレーン27を経由しない経路Kdが存在する時、ステップS62は、バイパスコンデンサ-グランドピン間経路算出のために、経路情報が算出される。次のステップS63では、バイパスコンデンサ-グランドピン間の評価値dが算出される。グランドプレーン27を経由しない経路Kdが複数存在する場合、それぞれの経路Kdについて評価値dを算出し、最小の評価値d0をプレーンを経由しない経路の評価値dとする。
ステップS61において、バイパスコンデンサ25からIC21のグランドピン23までの全て経路がグランドプレーンを経由する場合(ステップS61のY)、ステップS62、S63をスキップして、ステップS64に進む。
ステップS64は、バイパスコンデンサ-グランドプレーン間の経路Kdについて、その評価値を、図3〜図5で説明した評価値算出と同様にして、バイパスコンデンサとグランドプレーン間の評価値を算出する。ステップS65においても、図3〜図5で説明した評価値算出と同様にして、グランドピンとグランドプレーン間の評価値を算出する。通常、グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部8で算出される評価値bと同じ値となるため、グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部8で算出された値をそのまま用いてもよい。
ステップS66では、上記ステップS64で算出した評価値と、ステップS65で算出したバイパスコンデンサ-グランドプレーン間の評価値bを加算し、グランドプレーンを経由する経路のバイパスコンデンサ25とグランドピン23間の評価値dとする。グランドプレーンを経由しない経路が存在する場合、プレーンを経由しない経路の評価値とプレーンを経由する経路のバイパスコンデンサとグランドピン間の評価値を比較して、小さい評価値をICのグランドピンとバイパスコンデンサ間の評価値dとする。プレーンを経由しない経路が存在しない場合、プレーンを経由する経路のバイパスコンデンサとグランドピン間の評価値をICのグランドピンとバイパスコンデンサ間の評価値とする。
パスコン評価値算出部12では、モデルライブラリ4に格納されている対象とするバイパスコンデンサ25のインダクタンス値を評価値eとする。
以上のようにして、経路評価値算出部5は、電源ピン-電源供給源間評価値算出部7により算出された電源ピンと電源供給源間の評価値aと、グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部8により算出されたグランドピンとグランド間の評価値bを加算することにより第1の評価値Sを算出する。同様に経路評価値算出部5において、電源ピン-パスコン間評価値算出部10により算出された電源ピンとバイパスコンデンサ間の評価値cと、パスコン-グランドピン間評価値算出部11により算出されたバイパスコンデンサとグランドピン間の評価値dと、パスコン評価値算出部12により算出されたバイパスコンデンサの評価値eを加算することにより第2の評価値Tを算出する。
したがって、第1の評価値Sは、グランドプレーン27のインダクタンスが無視できるくらい非常に小さい時において、電源ピン22で発生したノイズが電源供給源h、グランドプレーンを経由してIC21に戻る場合の経路中のインダクタンスの値を示す。
また第2の評価値Tは、グランドプレーン27のインダクタンスが無視できるくらい非常に小さい時において、電源ピン22で発生したノイズがバイパスコンデンサ25を経由してIC21に戻る場合の経路中のインダクタンスの値を示す。
高周波成分であるノイズは、インダクタンスの値が小さい方へ流れるため、第1の評価値Sと第2の評価値Tを比較することにより、ノイズの経路を判定できる。すなわち第1の評価値Sと比較して第2の評価値Tが小さい時、電源ピン22発生したノイズはバイパスコンデンサ25を経由してIC21に戻るため、IC周辺でノイズを閉じ込めることができる。第1の評価値Sよりも第2の評価値Tが大きい時、ノイズをIC周辺に閉じ込めることが出来なくなる。よってエラー判定部13は、第1の評価値Sと第2の評価値Tを比較し、第1の評価値Sよりも第2の評価値Tが大きい時、バイパスコンデンサ25が有効に機能していないと判定する。
この判定結果は、出力部により出力される。もし判定結果がバイパスコンデンサが有効に機能していないと判定された場合、CAD設計者はバイパスコンデンサの配置を変更し、再度本発明の判定を実施する。
以上のように,本発明は電源側の経路のみでなく、バイパスコンデンサ25やバイパスコンデンサ25のグランド側のインピーダンスに相当する評価値を考慮してバイパスコンデンサ25が有効に作用するかをチェックすることができる。これにより、従来のシステムよりも正確にバイパスコンデンサ25が有効に機能する配置になっているかをチェックする事ができ、基板の高密度化のためにバイパスコンデンサ25からグランドプレーン27までの配線距離やICのグランドピンからグランドプレーンまでの配線距離が長い設計を行う必要が生じる基板についてもバイパスコンデンサ25が有効に機能しているかどうかをチェックすることが可能となる。
本発明の構成を示すブロック図である。 チェック対象とする基板配線図である。 電源ピン-電源供給源間評価値算出部の処理を示すフローチャート図である。 グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部の処理を示すフローチャート図である。 電源ピン-パスコン間評価値算出部の処理を示すフローチャート図である。 パスコン-グランドピン間評価値算出部の処理を示すフローチャート図である。 バイパスコンデンサとIC間のグランド側の経路中にプレーンがある基板配線図である。
符号の説明
1 入力部
2 基板レイアウト作成部
3 記憶部
4 モデルライブラリ
5 評価値算出部
6 第1の評価値算出部
7 電源ピン-電源供給源間評価値算出部
8 グランドピン-グランドプレーン間評価値算出部
9 第2の評価値算出部
10 電源ピン-パスコン間評価値算出部
11 パスコン-グランドピン間評価値算出部
12 パスコン評価値算出部
13 エラー判定部
14 出力部
21 IC
22 電源ピン
23a、23b グランドピン
24 電源配線
25 バイパスコンデンサ
26a、26b 電源プレーン
27a、27b、27c グランドプレーン
28、29、30 グランド配線

Claims (8)

  1. プリント基板に搭載されたICとバイパスコンデンサのレイアウトをチェックするシステムであって、
    基板レイアウト情報を記憶する記憶部と、
    前記ICの電源ピンからの配線が電源供給源を経由して、前記ICのグランドピンに戻る第1の経路評価値を、前記基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記電源供給源間の評価値aと、前記ICのグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算して算出する第1の経路評価値算出部と、
    前記ICの電源ピンから前記バイパスコンデンサを経由して、ICのグランドピンに戻る第2の経路評価値を、前記基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記バイパスコンデンサ間の評価値cと、前記バイパスコンデンサと前記ICのグランドピン間の評価値dと、前記バイパスコンデンサの評価値eを加算して算出する第2の経路評価値算出部と、
    前記第1の経路評価値と第2の経路評価値を比較して、第2の経路評価値Tが前記第1の経路評価値Sより小さいとき、前記バイパスコンデンサを効果的に機能させる配置であると判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする基板レイアウトチェックシステム。
  2. 前記第1および第2の経路評価値は、各経路のインピーダンス、インダクタンスまたは配線長とすることを特徴とする請求項1に記載の基板レイアウトチェックシステム。
  3. 前記電源供給源はレギュレータ端子、電源端子または電源配線と電源プレーンとの接続部とすることを特徴とする請求項1または2に記載の基板レイアウトチェックシステム。
  4. 前記第1および第2の経路評価値が複数算出される時、それぞれ最小の評価値を用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板レイアウトチェックシステム。
  5. 前記第1および第2の経路評価値は、予め算出された配線形状、ビア形状、用いるバイパスコンデンサに応じた評価値が格納されたモデルライブラリを用いて算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板レイアウトチェックシステム。
  6. 前記第1および第2の経路評価値の算出時に、電源プレーンのインダクタンスが無視できるくらいに小さいとき、前記電源プレーンと接続する電源供給源、またはグランドプレーンのインダクタンスが無視できるくらいに小さいとき、前記グランドプレーンまでの評価値を求めることを特徴とする請求項1に記載の基板レイアウトチェックシステム。
  7. プリント基板に搭載されたICとバイパスコンデンサのレイアウトをチェックする方法であって、
    前記ICの電源ピンからの配線が電源供給源を経由して、前記ICのグランドピンに戻る第1の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記電源供給源間の評価値aと、前記ICのグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算して算出する第1の経路評価値算出ステップと、
    前記ICの電源ピンから前記バイパスコンデンサを経由して、ICのグランドピンに戻る第2の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記バイパスコンデンサ間の評価値cと、前記バイパスコンデンサと前記ICのグランドピン間の評価値dと、前記バイパスコンデンサの評価値eを加算して算出する第2の経路評価値算出ステップと、
    前記第1の経路評価値と第2の経路評価値を比較して、第2の経路評価値Tが前記第1の経路評価値Sより小さいとき、前記バイパスコンデンサを効果的に機能させる配置であると判定する判定ステップと、
    前記判定部の判定結果を出力する出力ステップと
    コンピュータによって実行する基板レイアウトチェック方法。
  8. プリント基板に搭載されたICとバイパスコンデンサのレイアウトをチェックする処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    前記ICの電源ピンからの配線が電源供給源を経由して、前記ICのグランドピンに戻る第1の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前記ICの電源ピンと前記電源供給源間の評価値aと、前記ICのグランドピンとグランドプレーン間の評価値bを加算して算出する第1の経路評価値算出ステップと、
    前記ICの電源ピンから前記バイパスコンデンサを経由して、ICのグランドピンに戻る第2の経路評価値を、基板レイアウト情報に基づいて、前ICの記電源ピンと前記バイパスコンデンサ間の評価値cと、前記バイパスコンデンサと前記ICのグランドピン間の評価値dと、前記バイパスコンデンサの評価値eを加算して算出する第2の経路評価値算出ステップと、
    前記第1の経路評価値と第2の経路評価値を比較して、第2の経路評価値Tが前記第1の経路評価値Sより小さいとき、前記バイパスコンデンサを効果的に機能させる配置であると判定する判定ステップと、
    前記判定部の判定結果を出力する出力ステップと
    コンピュータに実行させるための基板レイアウトチェックプログラム。
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