JP4567205B2 - バイアス織物、かかる織物を連続的に製造するための製造方法と織機 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は製織技術の分野に関するものであるが、より詳細には、工業的用途向けの織物分野を対象とする。
【0002】
この様な技術分野はより好適であるが、本発明は例えば、室内調度用の織物や服飾の織物を排除することなく他の分野にも使用できることを認識しなければならない。
【0003】
好適分野において、織物の繊維の配置がその性能、たとえば一つまたは複数の好ましい方向によって強さに、あるいは表面形状へのなじみやすさに影響し、特に例えば、そのような織物が樹脂製の基質に組み合わせて複合材料の構成の中に入る織り方として使用される場合に影響を与えることが分かっている。
【0004】
実際、利用に細心の注意を要し、手間、コストがかかったり、あるいは使用される材料が、適切な強度はあっても、その質量のために克服できない障害となるとき、時折、実施が困難になったりする加工、さらに、型打ち、型押しなどを通常実施することによるのではなく、多かれ少なかれ複雑な形状の構造技術部品を得るためにかかる適性が認識され、求められている。
【0005】
複合材料での部品製造技術は、実際多かれ少なかれ複雑で、軽量かつ至適強度が要求される部品の実施に特に適している。
【0006】
単なる例として、殻体、浮き、ロケット弾頭、さらにはエンジンプロペラブロックのフードなどがこれに当てはまる。
【0007】
このような製造技術の要求事項を満たそうと試みて以来、確かに構造特性の至適化には、得られた部品に後で課される外力を適切な方向で繊維が受けることができるように、織物がなす織り方の一つまたは複数の正しい方向への方向付けを必ず考慮しなければならなくなってきている。
【0008】
同様に、その上またはその中に複合材料が型の形状を正確に再現するように配置されなければならない凸または凹の型によって一般的に代表される得ようとする部品の形状への適合要求条件も満たすことが望ましい。
【0009】
該技術においては、型に倣うこの能力は一般にクロスがけまたはシーツがけと呼ばれ、技術用途の織物が上記の要求条件と合わせて備えなければならないものである。
【0010】
これらの理由から、一般に経糸と呼ばれる糸が織り上げ幅の長さ方向に延長し、一般的に緯糸と呼ばれる糸は、横方向に、すなわち前記織り上げ幅の幅方向に延長するように、基本糸が通常の仕方で交錯または交差していない織物の使用可能性が一般的に求められる。
【0011】
実際には、基本糸が上述の2つの基本方向に対して斜めに延長する織物の利用が求められることが多く、一般的に45度程度のかかるバイアスは、もちろん、糸の区分の一つの角度方向の開放を優先する角度変化をつけることができる。
【0012】
先行技術
伝統的織物製造から出発してかかる要求事項を満たすために、従来の仕方で作られた織物の幅から、斜め方向にそって、例えば、45度の角度にそって、基本織物の帯を切り取ることが提案された。この場合それぞれの帯は、基本糸の一部が最終的に得られる部品が支えなければならない特定の外力に対して平行に配置されるように方向付けることのできるバイアス織物と称することができる。
【0013】
かかる方法には、当然様々な問題がある。
【0014】
第一に、明らかに、この様に製造したバイアス織物の基本帯は長さが有限であり、採用された方向が45度前後の方向であるとき、たかだか、織り上げ幅に対応する正方形の対角線に等しいだけである。その結果、裁ち屑率が高くなり、バイアス織物の原価を大きく引き上げ、特に糸を構成する繊維の製造コストが高い場合には重荷となる。
【0015】
もう一つの問題点は、大きな面積を、また特に、大きな長さを覆うのが適切であるとき、バイアス織物のかかる切り抜きまたは帯を並べて配置することが必要になることである。均質な構造を得るためにこのとき問題になるのはもちろん並べた縁の間の連結の問題であり、この様な連結は、織物の特性と同じクロスがけ、シーツがけおよび、機械的強度の特性を示すように実施しなければならない。この方向でなされた提案では、織り方として用いられる複合材料が樹脂の基質内に埋め込まれた技術上の織物の唯一の層だけで形成される可能性があるか、形成されなければならないときにこの要求事項を満たすことができないと考えられる。このとき並べた帯を連結するための唯一の可能性は、バイアス織物の少なくとも複数の層を局所的に重ねて、並べられた縁の高さでいわばサンドウィッチを形成して、それによって最終部品の原価が大幅に上昇し、局所的に異質な寸法および強度特性がそれに付与されることになる。
【0016】
この様な課題に答えるために、先行技術ではいくつかの他の提案がなされてきた。
【0017】
例えば、緯糸に対して少量の基本経糸で構成された単一方向織物からバイアスにする方法が挙げられる。
【0018】
かかる技術は、伝統的な織り上げ幅をプレス用ロールの間に通し、その後で、軸がプレス用ロールの方向に対して所与の角度で傾けられた受取ロールによって巻き取られることからなる。
【0019】
所期の結果が長く得られるために、課された新たな方向に糸を固定するように、プレス用ロールと受取ロールの間に含まれる部分において、例えば、位置の交差結び目に固定または連結手段を介在させる必要があることが考えられる。用いられる手段が何であるかにかかわらず、この様な要求のためにバイアス織物は大幅に堅くなり、このときクロスがけまたはシーツがけの容易さの要求事項にもはや答えられなくなる。
【0020】
他方で、固定方法には一般に連結製品を付けることが含まれ、それが存在することが織物の複合基質との連結において織物のその後の振る舞いに悪影響を及ぼすおそれがある。
【0021】
最後に、伝統的織物をバイアスにすると、かならず最初に製造した織り上げ幅が減少することになる。
【0022】
さらに、この様な方法の結果得られる織物は、糸の唯一の方向だけがバイアスになり、目指す目的に正確には答えられない。
【0023】
先行技術では、伝統的な緯糸と経糸で、しかし連続した管状のスリーブの形状で製造される織物を実施することにある別の提案も知られている。その原理は、次にかかるスリーブを、開いて平らにしたときに、糸が斜めに方向付けられ織られた層が得られるように、例えば、45度に方向付けられた、螺旋軌跡にそってかかるスリーブを切断することをもってなる。かかるスリーブの製造は伝統的織機または円形織機から確保することができる。
【0024】
かかる技術は、先のものと比較して進歩していると見なすことができるが、それでもいくつかの問題点が隠されている。
【0025】
その中で、直線的性格の縁布を得るために正確に行わなければならない螺旋状の裁断という繕い作業を挙げるのが適切である。この目的のために、管状スリーブの、またそれだけでなくスリーブの開いた部分の裁断手段と維持手段が用いられる必要があり、それは無視できない工業的コストになる。
【0026】
別の問題点は、伝統的織機または円形織機を問わず、緯糸のために採用した供給手段に関係する。
【0027】
一般に、かかる糸の供給は、限定された巻き取り能力を有し、あらかじめ構成されたボビンクリール、あるいは糸巻から確保されるので、その定期的交換を保証する必要があるために、縫い合わせ、つなぎ合わせ、結びあわせ、その他の技術的手段によって糸の連続性を回復しなければならない要求がある。かかる作業は製造の障害となり、原価をつり上げ、製造された織り上げ幅の中に糸の連結または結びあわせ手段が存在することになり、それらは最終的に得られる織物に厚み、柔軟性、および機械的強度の均質な特性を提供するものと見なすことができない。
【0028】
しかるに、ボビンクリール、あるいは糸巻の交換要求は、それらの容量により一般に、比較的短い織り上げ幅についてしか、糸の結びあわせをせずに連続製造することができないので、かなり頻繁に発生する。
【0029】
くわえて、伝統的織機を利用すると、自転によって駆動されていない糸巻からの糸の巻き出しから発生するさらに別の問題が課される。その結果、宿命的に、糸がよじれることになる。したがって、かかる技術は糸が単糸であるか多繊維であるかを問わず、平坦な性格の糸から織物を構成する必要があるときには全く適していない。事実、かかる製織方法では、かかる平坦糸はねじれを受け、それが得られた織物の厚みだけではなく、強度、およびシーツがけまたはクロスがけの均質な性格が破壊されることになる。
【0030】
先行技術はバイアス織物を得るために類似の方法を利用することも提案した。これは交錯した糸が帯の製造方向に対して斜めに向けられた帯を製造することを実際に可能にする開放編み機を介入させるものである。
【0031】
古典的に、開放編み機は、今度は同じ糸交換の問題が考慮されるように、その軸の上で回転させられるボビンクリールから糸を供給することをもってなる。
【0032】
くわえて、開放編み機は一般に、また実際上、特に技術用途において、バイアス織物に課された要求事項に積極的に応じるのに十分な広さの織り上げ幅を実現することを許さない。
【0033】
つまるところ、現在既知の技術的解決法に帰されるすべての欠点と問題点がない、連続的に製造可能なバイアス織物を利用できる必要が相変わらず感じられる。
【0034】
したがって、本発明の目的は、基準雛形表面に対してクロスがけまたはシーツがけによって適合する高い能力が要求される様々な用途分野で使用できるように、厚み、美観、技術的特性が均質な層を有する織物を製造することである。
【0035】
本発明のもう一つの目的は、比較的高い製造速度で、安価な製造コストで得ることが可能で、規則的、均質および/または異質な形状の単糸または単繊維、または区別なく多繊維の糸から、また、得られたバイアス織物の構成において温存すべき特性である、本質的にあるいは事前の成形による平坦な特性の、単糸であるか否かを問わず、芯または糸からさえも区別なく実現可能である織物を得る手段を提供することである。
【0036】
発明の開示
上述の目的を達成するために、本発明のバイアス織物は、長さ(L)に対してそれぞれ斜め方向にそって設定され、織り上げ幅の無限の長さ(L)についても、どれにも結びあわせがない交錯糸で構成された、長さ(L)と有限幅(l)の織り上げ幅の形を取ることを特徴とする。
【0037】
さらに、本発明の目的は、上記のタイプのバイアス織物を連続に製造する方法を提供することであり、該方法は、以下の過程を有することを特徴とする。
・方向(x−x’)に対してある角度(α)をなす相互に平行な方向(y−y’)を占める第一と第二の移送手段によって糸を引き受けさせることによって相互に平行な方向(x−x’)の糸の層をそろえる過程と;
・層の設定縁に沿って糸を連続的に配置することによって前記層を段階的に構成する過程と;
・設定縁からいわゆる繕いの対向する縁に向かって第一と第二の移送手段によって斜め横方向に前記糸を1ピッチだけずらせる過程と:
・前記糸のほぼ中心部分に作用するために第一の手段から離れて第一手段と平行に位置づけられた第三の移送手段によって繕い縁を占める糸をさらに引き受けさせる過程と;
・第一と第三の移送手段の近傍での杼口を画定するために層を2つの半層に開く過程と;
・設定され、繕い縁に沿った糸を、そのほぼ中心部分で、切断する過程と;
・織り上げ幅になる糸を構成するために、第三の移送手段の入口と第一の移送手段によって維持された前記糸の部分をその場に残す過程と;
・第三と第二の移送手段の間に位置づけられた前記糸の区分を採取し、織り上げ幅になる糸を構成するために繕い縁から設定縁に向かって方向(x−x’)に垂直な方向にそって杼口内にそれを挿入する過程と;
・設定縁に沿った新しい糸を、補足的に、配置しながら繕い縁に沿ったそれぞれの糸で連続的に同じように操作し、第一と第三の移送手段によって引き受けられ、方向(x−x’)に対して斜め方向(α)にそって進行する糸の区分の交錯を次第に構成する過程とを有する。
【0038】
最後に、本発明はまた上述のタイプの組織の製造のために、以下を備える織機も対象とする。
・層の設定縁から互いに対して平行に、連続して設定された糸の層を揃える部分と;
・前記糸を引き受け、層のいわゆる繕い端の方向に対して横斜め方向に移送する第一と第二の手段であって、糸の方向に対して斜めの方向(α)にそって互いに平行に設定され、この斜め方向が織り上げ幅製造の向きと方向を決定する手段と;
・第一の手段から離れてそれに平行に設定され、最初の2つの手段と同じ方向に駆動され、繕い縁を占める層の糸のほぼ中心部分を引き受ける第三の手段と;
・織り上げ幅製造方向にそって第一と第三の引き受け手段の上流で杼口を画定するために2つの半層に層を開閉する部分と;
・一方で、第三の引き受け手段の上流で繕い縁を占める層の糸を切断し、他方では、第一と第三の引き受け手段の間に織り上げ幅の糸を構成するための糸の部分を残しておき、またさらに、切断と第二の引き受け手段の間に含まれる糸の区分を採取して杼口の中に挿入するための手段と;
・挿入された糸のそれぞれの区分を叩いて、それによって製造されたバイアス織物の織り上げ幅の案内を保証する第一と第三の手段にそれを引き受けさせる手段とを備える。
【0039】
本発明のその他の様々な特徴は、非制限的な例として、本発明の実施態様を示す、付属の図面を参照して、下記の説明を読むことによって明らかになるだろう。
【0040】
図面の簡単な説明
図1は、本発明によるバイアス織物の織り上げ幅を部分的に示す概略平面図である。
図2から6は、方法の実施の様々な段階を示す概略図である。
図7は、本発明によるバイアス織物の獲得に至る方法を実施するための織機を示す概略斜視図である。
図8は、織機の構成要素の一部を明らかにする部分斜視図である。
図9から12は、織機を構成する特定の機構を示す概略図である。
図13と14は、織機を構成する特定の細部を示す概略図である。
図15は、変型実施態様における織機の別の構成要素を明らかにする概略正面図である。
図16は、図15の線XVI−XVIにほぼ沿った平面図である。
図17は、図15と類似しているが、もう一つの機能特性を示す正面図である。
図18は、図17の線XVIII−XVIIIのほぼ沿った平面図である。
図19と20は、図16および18に類似しているが、もう一つの織り方を示す平面図である。
【0041】
本発明の推奨実施態様
本発明によるバイアス織物は図1に概略的に示され、図に見るごとく、この織物は長さLと有限な幅lの織り上げ幅1の形を取る。この幅に対して、長さLは無限、すなわち全長にわたって均質な構造特性を有する長尺を採ることができると見なされなければならない。
【0042】
織り上げ幅は一切の適切な織り方によって、もっとも一般的にはタフタ織りによって交錯または交差した糸2と糸3によって構成される。糸2と糸3は、長さL方向に対して斜めのそれぞれの方向Dとdに沿って設定される。好ましくは方向Dとdは直交し、方向Lに対して対称で、それぞれこの方向に対して、一般に専門的には45度程度とされる角度をなす。
【0043】
いうまでもなく、互いに直交したままで、方向Dとdは長さ方向Lに対して異なる斜行を示すことができるが、当然理解できるように、方向の角度が異なり、また二つの方向が方向Lに対して非対称で、例えば、+50度と−40度のように値が相補的であるために得られる織物には動きの不均一性が発生する。
【0044】
別の特徴によれば、糸2と糸3の長さは有限で、一方の1bに対して、1aのような少なくとも縁布の一つの上で中断される。
【0045】
以下に説明する実施法において、織物の織り上げ幅は、1bのような縁布の一つのところで2回に1回、輪4を形成する糸2を含んでいる。
【0046】
織り上げ幅1は、糸2と糸3の切断された先端、あるいは輪4を閉じ込めるために製造の際に取り付けられた、帯び、紐、あるいは適切な材料の被覆によって形成された飾り紐5を備えた縁布1aと1bも備えることができる。
【0047】
変型実施態様において、織り上げ幅1は、織り上げ幅1の方向Lに平行に延長する少なくとも一つの直線補強糸6を備えている。このときかかる強化糸は、単糸または多糸、単繊維または多繊維の種類で、厚みの薄い平坦断面あるいは円形などの異なる横断直線断面への成形を示すことができる糸2と3の間に閉じ込められる。基本糸2と3は一切の適切な材料、特に炭素繊維とすることができる。
【0048】
一般的に用いられる技術的手段を元にして、伝統的織機によって製造された織り上げ幅と同等の幅lを示すことができる織り上げ幅1を実現することが考えられる。
【0049】
本発明によるバイアス織物の実施の一つの特徴によれば、織り上げ幅は伝統的な製織、編組み、編物の方法で介在するような、何らかの結合または結びあわせによって埋め合わされる中断が一切存在しない基本糸2と3から、無限長さLにわたって製造される。この特徴は、まさに織り上げ幅1の無限長さLにとって、本発明の意味での考察に本質的であり、決定的なものである。
【0050】
同じく本発明の意味で本質的かつ決定的なもう一つの特徴によれば、織り上げ幅1は、糸2が平坦で、この様な場合、1bのような縁布の一つに沿って開いた輪4を形成する場合であっても、全長にわたってねじれのない形の基本糸2と3から無限長さLにわたって製造することができる。
【0051】
上述のようなバイアス織物を得るために本発明に従って次のように処理する。
【0052】
まず、設定縁10’と、設定縁10’に平行な繕い縁10”を備えるように、図2に一点鎖線で示したPのような糸揃え面を画定する。他方で、面Pは、縁10の方向x−x'と、例えば、45度に等しい一定の角度αをなしながら、縁10の間に含まれる全幅にわたって延長しながら相互の平行である引き受けと移送の第一の手段11と第二の手段12によって縁10で横断方向に限定される。手段11と12はこの様にして方向x−x'に対して斜めの同一方向y−y’を占める。
【0053】
本発明の一つの条件によれば、平行な手段11と12の間の距離は、方向x−x'に垂直な、縁10’と10”の幅の2倍以下に、あるいは若干短めに選択するのが有利である。
【0054】
方法はまた、繕い縁10”から基準線x−x’に対して同じ方向αにそって延長する引き受けおよび移送の第三の手段13を介入させ、手段11に対して平行に配置されたままでその入口断面によって繕い縁10”と交差する。
【0055】
手段11から13は、断続的に、またはピッチあるいは連続的に同期移動して、矢印f1の方向である同一方向に、駆動される。
【0056】
図3に示した方法の第一段階で、ボビン14から糸15を巻きだして、該糸を手段11と手段12で引き受けを保証しながら縁10’に沿って、相対的張力の下に、設定する。糸15は、上述のようにいったん設定されると、そのとき糸揃え面P上に1本の基本糸151しか残らないないように、巻き出し方向に対して引き受け手段11の上流で切断される。
【0057】
該方法のもう一つの過程で、糸151を、このときは横断方向に1ピッチだけ、矢印f1方向に同時に駆動される手段11と12によって移動させ、上述のように設定縁10’に沿って第二の糸152を設定できるようにする。
【0058】
引き受け移送手段11と12を断続的に作動させることによって、連続する糸15を糸揃え面Pに完全に備えるのに必要な回数だけ上述のごとく処理し、最後の糸15nが図4によれば縁10’に沿って設定され、他方最初の糸151が手段11と12によって常に維持されながら繕い縁10”の近傍に配置される。なお、この状態で、糸151も、手段13の入口によって、ほぼその中心部で引き受けられることも注意されたい。
【0059】
有利にも、この状態が適切に実施されるように、該方法は位置合わせが方向x−x'に対して垂直な方向z−z’を占めるように入口が手段11の入口と位置合わせされた手段13を介入させる。
【0060】
この状態において、図5に示したごとく、手段11と手段13の位置合わせされた入口の手前に位置づけられた16のような区域内の杼口の開放に着手する。かかる開放は、構成される織り方の選択がタフタ型の場合に糸の数が等しい2つの半層の面P上で揃えられた糸151から15nの層を移動させるのに適した手段によって実施される。このような場合、杼口16の開放は、例えば、2本のうち1本の糸を引き上げることによって、実施することができる。2本のうち1本の糸だけを引き下げたり、2本のうち1本の糸を引き上げ同じく2本のうち1本の糸だけを引き下げておも同様な結果が得られる。異なるタイプの織り方を選択するのがふさわしいとき、当業者はこの杼口開放要求条件を適合させることさえできる。
【0061】
次の段階によれば、移送手段13(図4)の入口のすぐ上流に位置する機構17によって糸151を切断し、移送手段13の入口と第一の手段11のほぼ出口の間に、後ほど織り上げ幅1の糸2を構成することになる糸の区分151aを残すようにする。切断された糸151の第二の部分151bは手段12の出口と、矢印f2方向の移動によって少なくとも駆動されることができる把持・挿入機構18の間に維持されたままになる。
【0062】
この糸の区分151bは次に、方向z−z’にそって引き受け手段11と13の入口に平行に配置されて続いて製織では古典的と見なすことができる叩打作業によってそれと係合するように、機構18によって杼口16内に挿入される。
【0063】
糸15が完全に揃えられた面をいつも得られるように縁10’に沿って連続して糸を設定するのに応じて、繕い縁10”に沿う糸152,153,…のそれぞれをについて次々に同じように処理する。
【0064】
したがって、移送手段13の入口と移送手段11の入口の間に含まれる糸のそれぞれの区分15nbは杼口16内に挿入され、移送手段11と13によって引き受けられ、それによって、図6に示したごとく、基本糸となり、これが移送器11と13の間に維持された糸2と交差して、製造方向Lを定義する方向y−y’にそって矢印f3の方向に前進する織り上げ幅が形成される。
【0065】
図6に基づいて、角度αにそって、前進方向y−y’−Lに対して斜めに方向付けられてはいるが、互いに垂直な糸2と3で構成される織り上げ幅1が次第に形成されることが分かる。この場合、バイアス織された織り上げ幅は糸2と3の方向に対して45度前後とすることができる。
【0066】
上述のように実施された方法は異なる段階を介入させ、その一つは杼口16の開放に続いて糸15nの長さの変動を補正するために矢印f4の方向に移動させることができる往復台または揺動装置上に第二の手段12を適合させることである。
【0067】
上述の方法において、縁10’に沿って設定されたそれぞれの糸15nは、糸揃え面Pの長さに近い基本長さにわたるボビン14からの巻き出され、ついでボビン14と手段11の間に位置づけられ、保持ぺンチまたは類似のもの20の後方の機構19によって切断される(図2)。
【0068】
この設定は、糸15を切断せずに、例えば、連続的に巻き出され交互に輪にされた糸を保持することができるピコット、フィンガー、針その他の技術的手段をこのとき備えている手段11と12の上でボビン14からでた糸15を連続的に設定するジグザグ織往復台によって保証することも考えられる。このような場合、縁10”を占める糸15nの切断は機構17と手段12の近傍に取り付けられた同様な機構17aを働かせる(図4)。
【0069】
該方法の別の変型は、それぞれの糸15の連続的切断の結果としての糸2と3の端を止めることを可能にする飾り縁5で織り上げ幅1の縁布1aと1bを縁取ることからなる。それぞれの飾り縁5は、適切な材料のリボン、紐または帯で形成することが可能であり、さらには織り上げ幅1のそれと親和性のある残留柔軟性を有することができるものから選択された材料の被覆の塗布、採取または成型を用いた結果として得ることができる。それぞれの飾り縁5は最終的に、あるいは一時的に取り付けることができる。
【0070】
上述の方法から明らかなごとく、本発明の目的は、結果的に、織り上げ幅1の長さを問わず、常に結合点、結びあわせ点、つなぎ合わせ点のない基本糸2と3を構成するためにボビン14から出た15のような唯一の糸しか用いずに有限幅1と無限長さLの織り上げ幅1を構成することを可能にする。この様にして得られた織り上げ幅はその構成、その体裁、およびその技術特性において、均質な性質であり、またボビンの上に一巻きしか残っていなくて、移送器11と12の間に設定することができる基本糸の長さの糸を供給する状態ではなくなったときに単に交換される大容量のボビン14を単に交換するだけで無限長さにわたって製造可能である。
【0071】
この様な特性は、中断のない工業的製造速度の利用を可能にし、特にボビンクリール交換の際に中断された糸の結びあわせのために、ならびに糸揃えとボビンクリールおよび糸巻の装着などの必要な一切の中間作業によって、通常の製織り技術で実施されているように、必要となっている中断の段階を製造過程で発生させることなしに無限長さのバイアス織物の織り上げ幅をこの様にして製造することができる。その結果、製造コストが大幅に低下する。
【0072】
変型として、糸15nは、交番の有無を問わず、それぞれが一つの番手および/または所定の構成材料に対応する、一つ以上のボビン14から繰り出すこともできるだろう。
【0073】
いうまでもなく、上述の杼口16の開放作業は、製織の伝統通りに、糸2と3の交錯のために所望の織り方を尊重するように、関係する糸を上昇および/または下降させる局所的移動を介入させる。開放は、それぞれの糸の側面案内、半層の開閉と、繕い縁10”を占めるものから切断された糸のそれぞれの区分の叩打の機能を保証する櫛システムを用いることによってうまく実施することができる。
【0074】
図6は方法の変型にしたがって、交錯した糸2と3の間に閉じ込められ、y−y’方向に平行に延長する直線補強糸6を少なくとも1本挿入するために杼口16の開放の利用が備えられ得ることを示している。
【0075】
図7は本発明によるバイアス織物を得るために上述の方法を利用することができる織機の構造の一例を、概略的に示している。
【0076】
この図によれば、織機は一般的な意味で水平構造の形を取っているが、もちろん垂直方向に沿った構造のタイプも考えられるだろう。
【0077】
全体としてMで示した織機は上述の面Pを限定するための糸揃え断面21を備えている。この糸揃え断面21は、上述のごとく揃えられた異なる糸15nを横方向に引き受け移動させるために相互に平行な手段を形成する2つの引き受け移送器11と12によって主として構成される。
【0078】
図示した例において、移送器11と12はそれぞれ、対向する上ベルト22と下ベルト23が、揃えられたそれぞれの糸15nの末端部分の維持を保証するように重ねられ圧迫されたエンドレスコンベアベルトの2つのペアによって構成される。コンベアベルト22と23は単純なベルト、またはピコットまたは針式ベルト、あるいは引っ掛けまたは接着被覆ベルトとすることができる。
【0079】
設定縁10’と繕い縁10”を限定するために、手段11と12の下部コンベアベルト23は、いわば、帯22より短い長さとし、糸15nの入口と出口区域を画定するようにする。2つの手段11と12は、上述のごとく、同じ長さを有し、設定長さがx−x’方向を占める平面Pの縁10’と10”の方向に対してそれぞれ角度αをなして、互いに平行に設定される。この方向を考慮して、移送器11と12の方向付けは、バイアス織物の織り上げ幅の製造方向Lに対応する方向y−y’に従って設定される。手段11および12は縁10’と10”の間で、x−x’方向に互いに離隔し、好ましくはx−x’方向に垂直に見た幅の2倍に等しい尺度で離隔している。
【0080】
織機は、他方で、参照符号13で示され、手段11と12の構造的特徴に、さらには技術面で同等の特徴に応じる第三の引き受け移送手段を備えている。図示した場合、手段13は、したがって、上部コンベアベルト22と下部コンベアベルト23も備えている。手段13は、入口が、その中心部分において、繕い縁10”を占めて揃えられた糸を引き受けることができるように手段11と平行に位置づけられる。この目的のために、手段12の入口30と手段13の入口31はx−x’方向の直行するz−z’方向にそって位置合わせされている。
【0081】
図示した場合、角度αは45度に近い値であり、第三の引き受け移送手段13の長さはその出口がy−y’方向に垂直な方向にそって手段12の出口とほぼ位置合わせされるように計算される。
【0082】
引き受け移送手段は、揃えられた層の糸15nの斜め方向y−y’に沿った移動を保証する役割を有し、この目的のために、図示されていないがこの件に関して古典的な原動機によって、揃えられた層のそれぞれの糸15nの間に尊重しなければならない開きに基本的に対応するピッチに沿って好適には断続的な同期移動によって駆動する。もちろん、それぞれの糸15nの設定機構が、糸揃え面P上でこれらの糸の平行な配置を得るために、遮蔽時間内に、糸のそれぞれの基本長さを保証することができる限りにおいて、手段11から13の連続同期移動を引き起こすことができる。
【0083】
引き受け手段11と13の出口から離れたところに、織機は製造された織り上げ幅1の巻き取りシリンダー32を備えている。有利には、この距離は、飾り縁、リボン、帯、などで製造された織り上げ幅1の縁布を縁取ることができる、あるいは一切の適切な材料の被覆の装備を保証することができる手段33の配置に有効利用される。なお、この様な装備は、糸の端を引き受け、さらに、それに続いて、縁布の被覆を構成するためにコンベアベルトから剥離されるための接着剤層を例えば、手段11と13の入口にあらかじめ付着させてもたらすこともできる。
【0084】
手段12のベルトコンベアについては、繕い縁10”から滑り落ちるにつれてコンベアベルト22と23から除去されるように、出口区域34に、剥離薄膜またはフィルムを備えることによって引き受け方法を採用できる。
【0085】
織機は、他方で、設定縁10’に沿ってそれぞれの基本糸15nを配置する装置40を備えている。かかる装置は、例えば、糸移送器11の入口部分に通し、ついで移送器12の入口部分に導くために、ボビン14から出た糸15を取り上げるように矢印f5の一方および/または他の方向への動力交番移動で案内することができる往復台または他の原動機構に適した把持足41で構成される。
【0086】
矢印f5に沿った行程は、ボビン14に対する糸の巻き出し方向を計算に入れてペンチ20の先に位置づけられた切断機構19の存在を考慮に入れる。ペンチ20の位置はほぼ糸15の押出巻き出し段階での足41による引き受け位置であると見なすことができる。
【0087】
織機は、さらに、糸の層を2つの半層に構成するために揃えられた糸の層の上に作用する杼口16の開閉部分45を備えている。かかるシステム45は、図7から12によれば、側面方向案内とピッチ移送、また場合によって、選択された総体的離隔の維持を保証するために、糸15nを引き受ける役割を有する複数個の櫛50または類似のものを備えている。これらの櫛50は、有利には、上向きに開き、糸15nの案内を引き受ける一種の鐙部を限定する2つの壁51によってそれぞれ構成される。壁51は、異なる構造形態を採用することができる移動駆動システム53に結合された弾性変形自在な薄片52の端に取り付けられる。
【0088】
例として、図9と図10によれば、システム53は、バーについては上向きに開いた鐙部を方向付けて、糸揃え面Pの同一面内でいくつかの薄片52を設定する効果を有する方向転換機構55の上を通って矢印f6の方向に断続的移動によって駆動することができるエンドレスバンド54によって構成される。なお、異なる構造形態は、それぞれの櫛50がピッチが増加するごとに糸15nと同時に、横方向に側面方向に移動され、さらに、それに続いて、下がって揃えられた糸の層の下に消されて、初期位置に戻って別の糸15nを引き受けるために再度上げられるように、消去システムと組み合わせて交番移動によって駆動することができる往復台上の薄片52を適合させることとすることができるだろう。
【0089】
使用されるシステムを問わず、薄片52は、図9と10に示した消去位置から、図11に示した上昇位置まで上昇させることができるように選択された織り方に応じて一切の適切な仕方で、選択的に操作することができる上昇プッシャー56にも組み合わされる。持ち上げられたそれぞれのプッシャーは、対応する薄片に対して上方に向けて変型させて、櫛50が対応する糸15nを引き上げ、その場に維持された糸に対して杼口16を画定するように作用し、該杼口においては、繕い縁10”を占める糸15nから切断された糸区分15nbが、方法との関連において述べたごとく、挿入される。
【0090】
上述の開閉システム45は、有利には、シャーシ57上に取り付けられており、該シャーシは杼口16を開く初期位置に対して矢印f7の双方向の移動で駆動されるのに適した原動機構によって該シャーシを移動させることができる台58によって担持される。
【0091】
この様にして、図11に示したごとく杼口16内に糸区分15nbを挿入した後、櫛が糸揃え面Pに平行に整列される元の位置に櫛全体が戻るように、プッシャー56は後退させられる(図12)。この状態において、図12に示したように、従来の製織で行われるように、挿入された糸区分15nbを叩いて、それに先立つものに押しつけるために異なる櫛50が可動部の役割を引き受けるように、引き受け手段11と13の入口部分30と31の整列方向に台58でシステム全体を移動させるように原動機構が操作される。
【0092】
最後に織機は、繕い縁10”を占める糸15nの区分15nbを切断した後の自由端を引き受け、それを杼口16内に挿入するための把持・挿入機構18をさらに備えている。かかる機構は、例えば、設定縁10’から杼口内に導入することができる槍部61の穂先に適合した把持足によって構成することができる。もちろん、反対の配置も考えられる。いずれにしても、槍部は、糸揃えした層の全幅にわたって杼口16内に切断した糸区分15nbを挿入するのに十分な交番直線行程によって駆動される。
【0093】
もちろん、槍部61は、それぞれが穂先に、補足的な把持手段を備え、同期された逆の直線移動によって駆動される2つの対向する半槍部に代えることもできる。
【0094】
また、側面把持手段を備え、待機位置において、繕い縁10”に沿って切断されるはずの糸区分に平行に固定されるであろう、交番直線移動作動器の形の機構61を実施することも考えられる。かかる把持機構は次に、受け取りの後に、杼口の軸内に含まれ、その中に切断され、全体が採取された糸区分15nbがそのとき挿入される把持ピンチ18を動かすために回転を受けることができるように、糸の切断部分の近傍に位置づけられた垂直旋回軸の上に取り付けられる。図8に示したごとく、機構61は、手段13の入口部分31の近傍に位置づけられた切断機構17によって切断された区分15nbの先端を引き受けるように配置されている。
【0095】
把持機構61が図7に概略的に示されたタイプのものであるとき、織機は、一実施態様において、繕い縁10”にほぼ沿って、切断機構17から離れて設置された円筒状垂直ロッドによって構成された曲げフィンガー70を、補足的に、備えている。かかるフィンガーは、縁10”に沿った糸15nを横断方向に移動させてから上昇操作できるように、引き込み自在である。
【0096】
このとき機能シーケンスは次のように設定できる。
【0097】
ピンチ18のような、把持機構は繕い縁10”を占める糸15nを把持し、ついで切断機構17が作動して、前記糸を切断し、後に糸2を構成するために手段11の出口と手段13の入口に保持された糸の第一の区分15naを残存させる。
【0098】
このとき機構18は、x−x’方向に垂直な方向に沿って杼口16内で移動する行程に操作されることができ、切断された糸区分15nbが駆動され、杼口16内部に配置され適切に並べられるように曲げ箇所70の周囲を行くように導かれる。
【0099】
広く推奨される用途分野において、ボビン14から使用され、巻き出される糸は平坦タイプで、例えば、3K、6K,12Kさらには24K、48K、80Kタイプとすることができる炭素繊維の多繊維組み合わせによって例えば、構成することができる。かかる実施例においては、曲げ箇所70の迂回によって通常発生し得る何らかのねじれを受けることなしに平坦な糸区分15nbを杼口16内に挿入できることが必須である。この要求事項を尊重するために、曲げ箇所70はこのとき、図13に示したごとく、幅が制限された通過窓をフィンガー71とともに限定するピン72に組み合わされたフィンガーによって、有利に、構成することができる。フィンガー71は、繕い縁10”を占める最後の糸がフィンガー71とピン72の間に係合するように、揃えた糸の層15nの上に、延長する。くわえて、曲げ箇所70の配置は、フィンガー71が、杼口16方向に向けられるように45度に方向付けられて、x−x’方向に対して斜めに延長するように実施される。
【0100】
この様にして、糸区分15nbは採取されたとき、ねじれ作用を起こさずに、元の方向に対して90度の方向に沿ってその曲げを保証するフィンガー71上で開放半輪状に巻かれるように自動的に動かされる。
【0101】
同じ効果は、静的よりも動的性格の機構を用い、フィンガー71を、方向転換格子と切断機構の間に含まれる末端部分15’nbが、方向転換後、図14に図示されたごとく、杼口16に平行に、18などの、把持機構に引き受けられるのに好都合な方向に沿って自動的に向けられるように、切断機構17の作動直後に180度にわたってその軸上を場合によっては回転駆動することができる方向転換格子に置き換えて得ることができる。
【0102】
曲げ箇所70はピン72の代わりに末端部分15’nbに関するシューまたは締め付けチャックを含むこともできるだろう。
【0103】
最後に、織機は、図1と6に参照符号6を付けた糸のような、少なくとも一つの直線補強糸の挿入装置を備えることができる。図15と16に全体として80で示したかかる装置は、図示されていない重ねられた糸巻から巻き出された糸6がその中で係合した少なくとも一つの鳩目82を有する糸案内棒81を含んでいる。糸案内棒81は、櫛と引き受け移送手段11と13の入口30と31の並びとの間で櫛50に当接して配置されている。鳩目82を越えて、それぞれの糸6は、バイアス織物の織り上げ幅1を構成する糸2と糸3の間の交差域内に閉じ込められるために杼口16内に挿入される。
【0104】
図15と16は複数の直線補強糸6が挿入できることを示しており、この場合、y−y’軸によって定義される織り上げ幅の形成方向に平行に設定されるように閉じ込めることができることが望ましい。この様な場合、挿入装置はこのとき、挿入され、鳩目82から離隔した最後の糸3に直角に閉じ込められた強化糸6の部分の維持を、図15に示したごとく、その低下位置において、保証する引き込み自在な針83を、強化糸6ごとに、備えている。
【0105】
櫛50よって、先に述べたごとく実施される、叩打作業の際に、挿入された糸の最後の区分15nbの交錯の底まで挿入を可能にするように、針83は図17に示したごとく、引き込まれる。櫛50の後退段階のとき、図18に示されたごとく、待機位置にそれぞれの糸6を維持するために針83は逆運動によって駆動される。
【0106】
なお、所望の結果を得るために、それぞれの旋回針83は基本糸15nの幅だけそれに対応する鳩目82からずらされる。
【0107】
図16と18は、繻子の織り方による織り上げ幅1の製織の一例を示している。図19と20は、糸の区分15nbの挿入のとき(図19)と前記区分の叩打のとき(図20)の鳩目82の位置とともに、2/1サージ織りを採用した本発明による製織の一例を示している。
【0108】
産業上の用途分野
本発明は、プラスマイナス45度のいわゆる技術織物であって、補強織り方として前記織物が埋められた合成材料性の基質からの成型部品の製造のための織物の製造に好適用途分野が見いだされる。
【0109】
本発明は記載され、図示された例に限定されず、様々な変更が可能であるが、それをもって本発明を逸脱することはできない。

Claims (30)

  1. 有限幅で無限長さの織り上げ幅(1)の形を備えたバイアス織物の製造方法において、
    ・方向(x−x’)に対してある角度(α)をなす相互に平行な方向(y−y’)を占める第一の移送手段(11)と第二の移送手段(12)によって糸を引き受けさせることにより相互に平行な方向(x−x’)の最初の(15 1 )から最後の糸(15 n の層をそろえる過程と;
    該糸の層の設定縁(10’)に沿って前記糸を連続的に配置することによって前記糸の層を段階的に構成する過程と;
    ・設定縁から対向する繕いの縁(10”)に向かって第一と第二の移送手段によって斜め横方向に前記糸を1ピッチだけずらせる過程と:
    前記最後の糸(15n)のほぼ中心部分に作用するために、第一の移送手段から離れて第一の移送手段と平行に位置づけられた第三の移送手段(13)によって繕い縁(10”)を占める前記糸をさらに引き受けさせる過程と;
    ・第一と第三の移送手段の近傍での杼口(16)を画定するために層を2つの半層に開く過程と;
    前記最後の糸(15n)を、そのほぼ中心部分で、切断する過程と;
    ・織り上げ幅になる糸(2)を構成するために、第三の移送手段の入口と第一の移送手段によって維持された前記最後の糸(15n)の部分(15na)をその場に残す過程と;
    ・織り上げ幅になる糸(3)を構成するために、第二と第三の移送手段の間に位置づけられた前記最後の糸の区分(15nb)を採取し、繕い縁から設定縁に向かって方向(x−x’)に垂直な方向(z−z’)に沿って杼口内にそれを挿入する過程と;
    ・設定縁に沿った新しい糸を補足的に配置しながら、繕い縁に沿ったそれぞれの糸で連続的に同じように操作し、第一と第三の移送手段によって引き受けられ、方向(x−x’)に対して斜め方向(y−y’)に沿って進行する糸の区分の交錯を次第に構成する過程:
    とを備えるバイアス織物の製造方法。
  2. 杼口内に連続して挿入されたそれぞれの糸区分(15nb)を叩くことを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  3. 第一と第二の移送手段によって同時に、引き受けられるために選択された糸の基本長さを巻き出しボビン(14)から採取して、層のそれぞれの糸(15n)を設定することを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  4. 第一と第二の移送手段が有するピコットまたは保持針と協働するジグザグ織往復台によって巻き出しボビンから連続的に巻き出された糸(15)から層のそれぞれの糸を設定し、第二の移送手段の出口から第三の手段の上流で繕い縁(10”)に沿った糸(15)を切断することを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  5. 側面案内機能、選んだ織り方による半層の開閉機能、および杼口(16)内に挿入された糸のそれぞれの区分の叩打機能を保証する櫛システム(50)によって、設定縁(10’)から繕い縁(10”)まで横断方向の移送段階を通じて層のそれぞれの糸(15n)を引き受けることを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  6. 杼口開放に続く糸の長さの見かけ上の減少を補償する、可動支え上の第二の移送手段(12)を備えることを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  7. 層の糸と挿入された糸の区分の間に、織り上げ幅の長さ(L)に平行に延長する少なくとも1本の直線補強糸(6)を閉じ込めることを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  8. 以下を特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
    ・櫛システム(50)と各糸区分の挿入方向の間で、杼口の開口部にほぼ鉛直に配置された糸案内鳩目(82)によって補強糸(6)が導入されること;
    ・可動性位置合わせ針(83)によって、すでに挿入された最後の区分に、糸区分のそれぞれの挿入の間の位置に前記補強糸(6)が一時的に保持されること。
  9. 位置合わせ針が、糸(15n)の幅だけ糸案内鳩目に対して側面方向にずらされることを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  10. 層を構成する糸が平坦タイプのとき、繕い縁に沿った糸の切断の後、ねじれなしの方向転換および曲げ機構(70)を用いることを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  11. 第一と第三の引き受け移送手段によって引き受けられた織り上げ幅の縁布の少なくとも一つを縁取ることをもってなることを特徴とする、請求項に記載のバイアス織物の製造方法。
  12. 有限幅(l)と無限長さ(L)の織り上げ幅(1)の形を有するバイアス織物の連続製造の織機において:
    ・層の設定縁(10’)から互いに対して平行に連続して設定された最初の(15 1 )から最後の糸(15 n の層を揃える部分(21)と;
    ・層の繕い縁(11”)の方向に前記糸を引き受け、横斜め方向に移送する第一の移送手段(11)と第二の移送手段(12)であって、糸の方向(x−x’)に対して斜めの方向(α)にそって互いに平行に設定され、この斜め方向が織り上げ幅製造の向きと方向(y−y’)を決定する手段と;
    ・第二の手段から離れたところに平行に設定され、最初の2つの手段と同じ方向に駆動されて、前記最後の糸(15n)のほぼ中心部分を引き受ける第三の手段(13)と;
    ・織り上げ幅製造方向にそって第一と第三の引き受け手段の上流で杼口(16)を画定するために2つの半層に層を開閉する部分(45)と;
    ・一方で、第三の引き受け手段の上流で前記最後の糸(15 n )を切断し、他方では、第一と第三の引き受け手段の間に織り上げ幅の糸(2)を構成するための糸の部分(15na)を残しておき、またさらに、切断と第二の引き受け手段の間に含まれる糸の区分(15nb)を採取して杼口の中に挿入するための手段(17−18)と;
    ・挿入された糸のそれぞれの区分(15nb)を叩いて、製造されたバイアス織物の織り上げ幅の案内を保証する第一と第三の手段にそれを引き受けさせる手段(50):
    とを備えるバイアス織機。
  13. 糸揃え部分が、設定縁(10’)と組み合わせて、第一と第二の引き受け移送手段の入口端の間に張られた糸(15n)を連続して設置する装置(40)を備えていることを特徴とする、請求項12に記載のバイアス織機。
  14. 設置装置(40)が、ボビン(14)から糸の基本長さを巻き出し、第一と第二の引き受け手段の入口部分の間に設定するのに適した把持手段(41)によって構成されていること、および装置がこの基本長さを切断するのに適した機構に組み合わされていることを特徴とする、請求項13に記載のバイアス織機。
  15. 設置装置(40)が、ボビンから糸を巻きだし、第一と第二の引き受け手段が有するピコットまたは針の周囲を通過させるジグザグ織往復台によって構成されていること、および第二の移送手段(12)の出口に位置づけられた補足的切断機構(17a)を備えていることを特徴とする、請求項13に記載のバイアス織機。
  16. 引き受け移送手段が、同期移動で駆動されるエンドレスベルトによって構成されることを特徴とする、請求項12に記載のバイアス織機。
  17. 引き受け移送手段が、糸を一時的に引っ掛けるシステムを備えていることを特徴とする、請求項12または16に記載のバイアス織機。
  18. 引き受け移送手段が、層の糸の方向に対して45度の方向を占めることを特徴とする、請求項1216または17のいずれか一つに記載のバイアス織機。
  19. 第一および/または第三の引き受け手段が、織り上げ幅の縁布の少なくとも一つを縁取るための手段(33)と組み合わされることを特徴とする、請求項1216から18のいずれか一つに記載のバイアス織機。
  20. 開閉部分が、挿入杼口と挿入された糸区分の叩打を制限するために選択された織り方に応じて層の糸(15n)の側面案内、ピッチ移送および選択された相対的間隔を保証するために糸(15n)を、個別に、引き受ける櫛システム(50)を備えていることを特徴とする、請求項12に記載のバイアス織機。
  21. 櫛システム(50)が、層のそれぞれの糸ごとに選択制御プッシャー(56)に組み合わされ、糸の側面案内、糸の側面移送および挿入糸区分の叩打の鐙部(51)を形成する、弾性変形自在な薄片(52)を備えていることを特徴とする、請求項20に記載のバイアス織機。
  22. 繕い縁(10”)を占める糸(15n)を切断し、それを杼口(16)内に挿入するための手段が、前記糸の切断機構(17)と、切断と第二の引き受け手段(12)の間に含まれる糸の区分(15nb)の把持機構(18)と、繕い縁から設定縁(10’)の方向に杼口内において前記区分の挿入機構(61)とを備えることを特徴とする、請求項12に記載のバイアス織機。
  23. 挿入機構が、槍部であることを特徴とする、請求項22に記載のバイアス織機。
  24. 把持機構が、旋回自在に取り付けられ、またその長さに平行に、切断された糸区分を捕捉することができ、それを開いた杼口に正対させるために、同一面上で、90度移動させることができ、前記杼口内へのその挿入を保証することができる槍部であることを特徴とする、請求項22に記載のバイアス織機。
  25. 糸区分を切断、挿入するための手段が、方向付け機能を引き受ける方向転換フィンガー(70)と組み合わされていることを特徴とする、請求項22から24のいずれか一つに記載のバイアス織機。
  26. 方向転換フィンガー(70)が、繕い縁(10")を占める糸(15n)の通過窓をそれとともに限定するピン(72)に組み合わされた円筒状の格子(71)を備え、前記格子が前記糸の方向に対して45度の方向であることを特徴とする、請求項25に記載のバイアス織機。
  27. 格子が、その軸上に方向付け自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項26に記載のバイアス織機。
  28. 織り上げ幅の長さに平行に設定され、層の糸と挿入された糸の区分の間に閉じ込められた少なくとも一つの直線補強糸(6)の挿入装置を備えていることを特徴とする、請求項12に記載のバイアス織機。
  29. 挿入装置が、層の開閉区分にほぼ鉛直に配置された糸案内鳩目(82)を備えていることを特徴とする、請求項28に記載のバイアス織機。
  30. 挿入装置が、最後の挿入糸区分にほぼ鉛直に配置され、鳩目に対して糸の幅だけずらされた取外し自在の針(83)を備えていることを特徴とする、請求項28または29に記載のバイアス織機。
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