JP4565091B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4565091B2
JP4565091B2 JP2006137813A JP2006137813A JP4565091B2 JP 4565091 B2 JP4565091 B2 JP 4565091B2 JP 2006137813 A JP2006137813 A JP 2006137813A JP 2006137813 A JP2006137813 A JP 2006137813A JP 4565091 B2 JP4565091 B2 JP 4565091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front door
main body
fraud
opening
fraud countermeasure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006137813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007307050A (ja
Inventor
信三 武石
Original Assignee
タイヨーエレック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイヨーエレック株式会社 filed Critical タイヨーエレック株式会社
Priority to JP2006137813A priority Critical patent/JP4565091B2/ja
Publication of JP2007307050A publication Critical patent/JP2007307050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4565091B2 publication Critical patent/JP4565091B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

本発明は、遊技機に係り、特に、複数の領域で停止表示された図柄の組合せに応じて所定量の遊技メダルが払い出されるスロットマシンに代表される遊技機に関する。
近年、遊技機内部に設けられた制御基板(メイン制御基板やサブ制御基板など)に対する不正行為が問題となっている。このような問題を解決するために、最近の遊技機にはRFID(ICタグ)を用いた不正対策が施されているものがある。例えば、遊技機に用いられる制御基板を収容する基板ケースの開閉部分をRFID内蔵の封印シールで封止する技術が提案されている。この従来技術では、封印シールが破られて基板ケースが開けられると、RFIDも破壊されることになるため、RFIDの内容を読み取る読取装置(リーダ)との通信が不能となり、基板ケースが開放されたことを管理履歴として残すことができる。これにより、制御基板の不正改造を容易に発見することができる。
特開2000−334154号公報 特開2005−74239号公報
しかしながら、遊技機が遊技機メーカから出荷されてホールに搬送されている輸送過程において、基板ケースに収容された制御基板が、不正遊技を実行するための不正制御基板が収容された基板ケースと取り替えられることがある。この場合、上記従来技術の不正対策を行っていても、ホールの管理者は装着されている制御基板が正規のものであるか否かを知る術がなく、不正な基板ケースに取り替えられている事実を即座に認知することができない。特に、遊技機の輸送過程における遊技機内部に対する不正行為については、メーカ側及びホール側にとっても発見することが非常に困難であった。
また、上記従来技術では、RFID内蔵の封印シールから読取装置との通信に用いられる通信電波が発信されるため、この通信電波が基板ケースに収容されている制御基板に悪影響を及ぼすおそれがある。具体的には、制御基板を遊技機に装着した場合に、その制御基板による制御に悪影響が生じるおそれがあり、ひいては遊技機が誤動作してしまう原因となる。
そこで、本発明は、不正行為を容易かつ確実に発見することができるとともに、遊技機の制御に悪影響を及ぼすことを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、前面に開口部が形成された本体枠と、前記本体枠の前面に取り付けられ前記開口部を開放又は閉塞する前面扉と、前記前面扉が前記開口部を閉塞した状態で前記前面扉と前記本体枠とが接合する接合部位又はその近傍に形成され、前記前面扉が前記開口部を開放した痕跡を残す不正対策部材が取り付けられる不正対策部材取付部と、を有する遊技機であって、前記不正対策部材取付部には、前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊されて読取装置と通信不可能になる通信部を有する前記不正対策部材が取り付けられ、前記不正対策部材取付部は、前記前面扉が前記開口部を閉塞したときに前記前面扉と前記本体枠とを連通するとともに前記前面扉及び前記本体枠の外部に連通する連通孔であり、前記不正対策部材は、前記連通孔に挿入され前記通信部が取り付けられる不正対策部材本体と、前記連通孔に前記不正対策部材本体が挿入された状態を維持する挿入維持部と、有し、前記挿入維持部は、前記不正対策部材本体と前記連通孔とを取外し不可能に係合するものであり、前記不正対策部材本体の破壊に伴って、前記通信部が破壊されることを特徴とする。ここで、「前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊される読取装置と通信不可能になる通信部」とは、前面扉が開口部を開放することに連動して破壊されるものでもよいし、当事者が前面扉を開放するために行なう動作によって破壊されるものでもよい。
請求項2に記載の発明は、前面に開口部が形成された本体枠と、前記本体枠の前面に取り付けられ前記開口部を開放又は閉塞する前面扉と、前記前面扉が前記開口部を閉塞した状態で前記前面扉と前記本体枠とが接合する接合部位又はその近傍に形成され、前記前面扉が前記開口部を開放した痕跡を残す不正対策部材が取り付けられる不正対策部材取付部と、を有する遊技機であって、前記不正対策部材取付部には、前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊されて読取装置と通信不可能になる通信部を有する前記不正対策部材が取り付けられ、前記不正対策部材取付部は、前記前面扉が前記開口部を閉塞したときに前記前面扉と前記本体枠とを連通するとともに前記前面扉及び前記本体枠の外部に連通する連通孔であり、前記不正対策部材は、前記連通孔に挿入され前記通信部が取り付けられる不正対策部材本体と、前記連通孔に挿入された前記不正対策部材本体が挿入される挿入維持部と、有し、前記挿入維持部は、前記不正対策部材本体と取外し不可能に係合して前記不正対策部材本体が挿入された状態を維持するものであり、前記不正対策部材本体の破壊に伴って、前記通信部が破壊されることを特徴とす
請求項3に記載の発明は、前面に開口部が形成された本体枠と、前記本体枠の前面に取り付けられ前記開口部を開放又は閉塞する前面扉と、前記前面扉が前記開口部を閉塞した状態で前記前面扉と前記本体枠とが接合する接合部位又はその近傍に形成され、前記前面扉が前記開口部を開放した痕跡を残す不正対策部材が取り付けられる不正対策部材取付部と、を有する遊技機であって、前記不正対策部材取付部には、前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊されて読取装置と通信不可能になる通信部を有する前記不正対策部材が取り付けられ、前記不正対策部材取付部は、前記前面扉又は前記本体枠の一方に形成された突出部と、前記前面扉又は前記本体枠の他方に形成された爪部と、を有し、前記不正対策部材は、前記突出部が挿入されるカバー部と、前記突出部が前記カバー部に挿入された状態で前記前面扉が前記開口部を閉塞した場合に前記爪部と取外し不可能に係合可能な不正対策部材本体と、を有し、前記通信部は、前記爪部と係合される前記不正対策部材本体に取り付けられており、前記不正対策部材本体の破壊に伴って、前記通信部が破壊されることを特徴とす
本発明によれば、不正対策部材の取り付けは、不正対策部材本体が連通孔に挿入され、この状態で不正対策部材本体と連通孔が挿入維持部によって係合され、その状態が維持されることにより実現される。これにより、不正対策部材を遊技機に容易に取り付けることができるとともに、不正対策部材が遊技機から容易に脱落してしまうことを防止できる。
また、遊技機の前扉を開放する際は、不正対策部材及び通信部を破壊する構成としている。このような構成とすることで、遊技機の輸送過程において、遊技機の前扉が開放されたか否かを容易かつ確実に認識することができる。したがって、遊技機内部に対して不正行為が行われた可能性がある旨を認識することができる。
本発明によれば、不正対策部材の取り付けは、不正対策部材本体が連通孔に挿入され、この状態で不正対策部材本体の端部が挿入維持部に挿入されて係合され、その状態が維持されることにより実現される。これにより、不正対策部材を遊技機に容易に取り付けることができるとともに、不正対策部材が遊技機から容易に脱落してしまうことを防止できる。
また、遊技機の前扉を開放する際は、不正対策部材及び通信部を破壊する構成としている。このような構成とすることで、遊技機の輸送過程において、遊技機の前扉が開放されたか否かを容易かつ確実に認識することができる。したがって、遊技機内部に対して不正行為が行われた可能性がある旨を認識することができる。
本発明によれば、不正対策部材の取り付けは、遊技機側の突出部が不正対策部材のカバー部に挿入されるとともに、前面扉が開口部を閉塞し突出部がカバー部に挿入された状態で不正対策部材の不正対策部材本体が遊技機側の爪部と係合することにより実現される。これにより、不正対策部材を遊技機に容易に取り付けることができるとともに、不正対策部材が遊技機から容易に脱落してしまうことを防止できる。
また、遊技機の前扉を開放する際は、不正対策部材及び通信部を破壊する構成としている。このような構成とすることで、遊技機の輸送過程において、遊技機の前扉が開放されたか否かを容易かつ確実に認識することができる。したがって、遊技機内部に対して不正行為が行われた可能性がある旨を認識することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では本発明を遊技機の一例であるスロットマシンに適用した構成を説明する。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10は、箱状に形成された筐体12と、筐体12の前面側に形成されて開口部Mを覆うようにして設けられた前面扉14と、遊技メダルを貸し出すためのメダル貸出装置16と、を備えている。
前面扉14は、遊技の進行に応じた演出が行われる上段の領域14Aと、遊技メダルが払い出される下段の領域14Bと、遊技が行われる中段の領域14Cの大きく3つの領域から構成されており、更に中段の領域14Cは、遊技の状態を表示するための遊技状態表示部18と、遊技を行うための操作部20と、から構成されている。
上段の領域14Aには、中央に演出表示装置22が設けられている。また、この演出表示装置22の左右には、スピーカ24がそれぞれ設けられている。また、演出表示装置22及びスピーカ24の上方には、各種のランプ類26が設けられている。演出表示装置22は、いわゆる液晶表示装置によって構成されており、遊技の進行状況に合わせて種々の図柄を表示して演出を行うことが可能となっている。
また、前面扉14の中段に設けられた遊技状態表示部18の中央には、大きな表示窓28が設けられており、内部に設けられた3つの回胴30A、30B、30Cが回転する様子を外部から視認することができるようになっている。また、表示窓28の左右及び下方には、遊技の状態を表示する各種の表示パネル類32がそれぞれ設けられている。
また、前面扉14の中段下方に設けられた操作部20は手前に向かって突出した形状に形成されており、その上面には遊技メダルを投入するための遊技メダル投入口34と、クレジットとして貯留されている遊技メダルを1枚だけ投入するための一枚投入ボタン36と、貯留されている遊技メダルを3枚投入するための三枚投入ボタン37などが設けられている。なお、遊技メダルの貯留とは、遊技メダルを実際に払い出す代わりにメダルの枚数を記憶しておくことをいう。また、操作部20の前面には、遊技メダルの投入後に回胴30A、30B、30Cの回転を開始するためのスタートレバー38と、3つの回胴30A、30B、30Cの回転をそれぞれ停止させるための回胴停止ボタン40A、40B、40Cなどが設けられている。また、操作部20の上面には精算ボタン42が設けられ、前面には返却ボタン44が設けられている。ここで、精算ボタン42とは、遊技機10の内部に貯留されている遊技メダルを外部に排出する際に操作するボタンである。また、返却ボタン44とは、投入した遊技メダルが遊技機10の内部で詰まった場合に、メダルの詰まりを解消するために操作されるボタンである。
また、前面扉14の下段の領域14Bには、遊技メダルが排出される遊技メダル排出口46と、排出された遊技メダルを受け止めるメダル受け皿48などが設けられている。
図2に示すように、前面扉14の裏面側上部には、サブ制御基板ユニット50が設けられている。また、サブ制御基板ユニット50の左右にはスピーカ24がそれぞれ取り付けられている。サブ制御基板ユニット50は、内部に後述するサブ制御基板52が格納されており、図1に示した演出表示装置22や、各種ランプ類26、スピーカ24などを用いて行われる各種演出の制御を司っている。
また、前面扉14に設けられた表示窓28の裏面側下方には、後述する扉基板56が格納された扉基板ユニット54が設けられている。この扉基板ユニット54の下方には、投入された遊技メダルの通路となるメダルセレクタ58や、遊技メダルを遊技メダル排出口46に導くためのコインシュータ60などが取り付けられている。メダルセレクタ58は、遊技メダル投入口34から投入された遊技メダルを主に寸法に基づいて選別し、規格寸法に適合した寸法の遊技メダルだけを受け入れる機能を有している。遊技者がスタートレバー38を操作する前に遊技メダルを投入すると、遊技メダルはメダルセレクタ58によって選別され、規格を満足しているものだけがホッパー62内に投入され、規格を満足していないメダルは、コインシュータ60を通って、遊技メダル排出口46に返却されるようになっている。これに対して、スタートレバー38が操作された後に遊技メダルが投入された場合は、メダルセレクタ58内の通路が切り換わり、投入された遊技メダルは、コインシュータ60を通って、遊技メダル排出口46に返却される。また、メダルセレクタ58の内部には、図示しないメダルセンサが設けられており、寸法規格を満たして受け入れられた遊技メダルはメダルセンサによって検出され、検出信号が後述の主制御基板64に出力されるようになっている。
また、筐体12の内部の略中央には、3つの回胴30A、30B、30Cがそれぞれ設けられている。各回胴30A、30B、30Cの上方には、遊技全体の制御を司る後述の主制御基板64が格納された主制御基板ユニット66と、各回胴30A、30B、30Cを駆動するための後述の回胴基板68が格納された回胴基板ユニット70と、が設けられている。また、3つの回胴30A、30B、30Cの下方にはリアスピーカ72が設けられており、さらにその下方には投入された遊技メダルが集められるホッパー62と、遊技メダルを払い出すメダル払出装置74と、遊技機10全体に電源を供給するための後述の電源基板76が格納された電源ユニット78などが設けられている。そして、電源ユニット78の前面には、遊技機10の電源を投入するための電源スイッチ80が設けられている。また、メダル払出装置74の払出口82からコインシュータ60の受入口85に向けて払い出された遊技メダルは、コインシュータ60を通って、遊技メダル排出口46から排出されるようになっている。
ここで、本発明の要部について説明する。
図5に示すように、前面扉14の側壁外側面14Aには、断面略コ字状の第1溝部84が形成されている。この第1溝部84は、底面部84Aと、側面部84Bと、遊技機10の外側に向かって開放する開放部84Cと、を有している。
また、図6に示すように、筐体12の側壁外側面12Aにも、同様にして、断面略コ字状の第2溝部86が形成されている。この第2溝部86は、底面部86Aと、側面部86Bと、遊技機10の外側に向かって開放する開放部86Cと、を有している。また、前面扉14が閉じられて筐体12の開口部Mを閉塞した状態では、第1溝部84と第2溝部86とが連通するようになっている。
また、図4及び図7に示すように、第1溝部84及び第2溝部86には、不正対策部材88が取り付けられている。この不正対策部材88は、直方体状の不正対策部材本体90を備えている。この不正対策部材本体90には、ICタグ92が貼付シール(図示省略)により取り付けられている。このICタグ92は、チップ部94と、通信電波を発信するアンテナ部96と、で構成されている。なお、アンテナ部96は、巻回された状態で不正対策部材本体90に取り付けられている。ICタグ92と別体の読取装置(リーダ、図示省略)とは通信可能になっており、アンテナ部96から発信される通信電波は、読取装置などにより容易に受信できるようなっている。
また、不正対策部材本体90の長手方向略中央部には、切り欠かれて薄肉状になった破壊部98が形成されている。これにより、破壊部98の強度が比較的低くなるため、不正対策部材本体90にその長手方向に引っ張られるような引張力が付与されたり、あるいは不正対策部材本体90にその長手方向に圧縮されるような圧縮力が付与された場合には、不正対策部材88は破壊部98から容易に破断されることになる。
また、不正対策部材本体90の外側面には、突出した係止部100がそれぞれ設けられている。各係止部100は、不正対策部材本体90の長手方向端部側から長手方向中央部側に向かって外側に突出するように傾斜して構成されている。
この不正対策部材88の一部が前面扉14の第1溝部84又は筐体12の第2溝部86の一方に挿入された状態で、前面扉14が筐体12に閉じられると、不正対策部材88の他の一部が前面扉14の第1溝部84又は筐体12の第2溝部86の他方に挿入されるようになっている。
また、図8に示すように、不正対策部材88が第1溝部84及び筐体12の第2溝部86に完全に取り付けられた状態では、開放部84C、86Cを介してICタグ92のチップ部94及びアンテナ部96の一部が外部に露出するようになっている。
次に、遊技機10の電気的構成について説明する。
図3に示すように、遊技機10には、主制御基板64を中心として、サブ制御基板52、扉基板56、回胴基板68、電源基板76等がデータをやりとり可能に接続されて構成されている。
主制御基板64は、遊技機10で行われる遊技全体の進行や演出を司る基板である。この主制御基板64には、CPU、ROM、RAMなどがバスによって互いにデータをやりとり可能に接続されて搭載されている。主制御基板64は、前面扉14に搭載された扉基板56から、スタートレバー38が操作されたことを示す信号を受け取って、遊技制御処理を実行しながら、サブ制御基板52、扉基板56、回胴基板68などに向かって制御コマンド(あるいは制御信号)を出力することにより、各基板の動作を制御している。
また、サブ制御基板52も、主制御基板64と同様に、CPU、ROM、RAMなどがバスによって互いにデータをやりとり可能に接続されて搭載されている。また、サブ制御基板52には、各種ランプ類26、各種のスピーカ24、72、演出表示装置22、回胴バックライト102、などが接続されている。ここで、回胴バックライト102とは、各回胴30A、30B、30Cの内部に設けられ、回胴30A、30B、30Cの表面に描かれた図柄を裏側から照らすライトである。サブ制御基板52は、主制御基板64から受け取った制御コマンドを解析して、各種ランプ類26、各種スピーカ24、72、演出表示装置22、回胴バックライト102、にそれぞれ駆動信号を出力することにより、これらを用いた各種演出を行っている。
また、扉基板56には、メダルセレクタ58、貯留されている遊技メダルを投入するための各種投入ボタン36、37、回胴30A、30B、30Cの回転を開始するためのスタートレバー38、回転している回胴30A、30B、30Cを停止するための回胴停止ボタン40A、40B、40C、貯留されている遊技メダルや投入された遊技メダルを払い出して遊技を終了するための精算ボタン42、遊技の状態を表示するため各種の表示パネル32などが接続されている。まて、扉基板56は、主制御基板64と、データをやりとり可能に接続されている。このため、前面扉14に設けられたスタートレバー38、回胴停止ボタン40A、40B、40C、各種の投入ボタン36、37、精算ボタン42などを操作すると、扉基板56を介して、その信号を主制御基板64に供給することが可能となっている。また、メダルセレクタ58に設けられたメダルセンサの出力も、扉基板56を介して主制御基板64に供給されている。
回胴基板68には、3つの回胴30A、30B、30Cをそれぞれ回転させるための回胴モータ104A、104B、104Cと、それぞれの回胴30A、30B、30Cの回転位置を検出するための回胴センサ106A、106B、106Cが設けられている。回胴基板68は、回胴センサ106A、106B、106Cによって、各回胴30A、30B、30Cの回転位置を検出しながら、回胴モータ104A、104B、104Cを駆動することにより、それぞれの回胴30A、30B、30Cを、所望の回転位置で停止させることが可能となっている。なお、本実施形態の遊技機10では、回胴モータ104A、104B、104Cには、いわゆるステッピングモータが使用されている。
また、メダル払出装置74は、中継基板75を介して、主制御基板64に接続されており、主制御基板64からの制御信号に基づいて、所定枚数の遊技メダルを払い出す動作を行う。メダル払出装置74には、遊技メダルが払い出されたことを検知するために、図示しない払出センサが設けられている。遊技メダルが払い出されると、払出センサで検知して、信号が主制御基板64に出力される。
また、これら各種制御基板及び基板で消費されたる電力は、電源基板76から供給されている。電源基板76には、100Vの交流電圧が供給されており、この電力を規定電圧に変換した後、それぞれの制御基板及び基板に供給している。図3では、電源基板76から電力が供給される様子を破線の矢印で表している。
次に、第1実施形態に係る遊技機10の作用について説明する。
図4及び図8に示すように、例えば、遊技機メーカからホールに遊技機10が出荷される場合には、遊技機10の第1溝部84と第2溝部86とに不正対策部材88が取り付けられる。第1溝部84及び第2溝部86への不正対策部材88の取り付けは、上述したように、不正対策部材88の一部が第1溝部84又は第2溝部86の一方に予め挿入された状態で、前面扉14を筐体12に対して閉じることにより、不正対策部材88の他方の一部が第1溝部84又は第2溝部86の他方に挿入される。このように、本実施形態の遊技機10では、不正対策部材88を遊技機10にワンタッチで容易に取り付けることができる。
図4乃至図7に示すように、遊技機10の第1溝部84又は第2溝部86の一方に、不正対策部材88の一部が取り付けられた状態では、各溝部84、86の側面部84B(86B)に設けられた凹部200(210)に各係止部100が嵌り込み、各側面部84B(86B)との間で抜け止め状に係止されているため、不正対策部材88が第1溝部84又は第2溝部86の一方から不意に脱落してしまうことを防止できる。
ここで、遊技機10に不正対策部材88が取り付けられた状態で、前面扉14を筐体12に対して開けようとすると、不正対策部材本体90には所定の引張力が作用する。不正対策部材本体90に引張力が作用すると、不正対策部材本体90の破壊部98の強度が他の部位と比較して比較的低くかつ応力が集中するため、破壊部98から不正対策部材本体90が容易に破断される。不正対策部材本体90が破断されると、不正対策部材本体90に貼り付けられたICタグ92が破壊される。このため、不正対策部材88に読取装置を近づけても、ICタグ92のアンテナ部96から通信電波が発信されることがないため、不正対策部材88と読取装置との通信が不可能となり、前面扉14が開けられたことを容易に発見することができる。なお、前面扉14が筐体12に対して開けられていない場合には、ICタグ92のアンテナ部96から通信電波が発信されているため、不正対策部材88に読取装置を近づけると、不正対策部材88と読取装置との通信が可能となる。このように、不正対策部材本体90に貼り付けられたICタグ92のアンテナ部96から発信される通信電波を読取装置で受信できるか否かを調べることにより、不正行為の事実(前面扉14が開けられた事実)を容易に発見することができる。特に、遊技メーカやホール側が発見することが困難である遊技機10の輸送過程における不正行為を容易に発見することができる。
また、同時に、不正対策部材88が前面扉14と筐体12との側壁の外側に取り付けられており、筐体12又は前面扉14の内部に搭載されている各制御基板(主制御基板64、サブ制御基板52、扉基板56、回胴基板68、電源基板76など)と不正対策部材88とが側壁を隔てて所定の距離だけ離れている構成であるため、各制御基板にICタグ92の通信電波が悪影響を及ぼすことを防止できる。
また、上述した第1実施形態の遊技機10では、係止部100を凹部200(210)に嵌め込むことで不正対策部材88を抜け止め状に係止させる構成としたが、不正対策部材88が第1溝部84及び第2溝部86から脱落しないように係止されればどのような係止方法でもよい。例えば、凹部200(210)を形成しない場合に不正対策部材88を第1溝部84及び第2溝部86に挿入し、各係止部100が各溝部84、86の側面部84B(86B)を押圧し各側面部84B(86B)との間で係止される形態としてもよい。このような場合にも、不正対策部材88が第1溝部84及び第2溝部86から脱落しないので、上述した第1実施形態と同等の効果が得られる。
また、係止部100と凹部200(210)を複数設ける構成としてもよい。こうすることで、不正対策部材88が第1溝部84及び第2溝部86から脱落することをより一層防止できる。
また、係止部100を不正対策部材88内部に引っ込み可能に形成しておき、通常時はバネ力によって不正対策部材88外部に突出させる構成としてもよい。こうすることで、係止部100を凹部200(210)に嵌め込む際に、嵌め込み易くなり、不正対策部材88の取り付けが、より一層容易に行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る遊技機について説明する。
なお、本発明の第1実施形態に係る遊技機の構成と同様の構成については、同符号を付し、その説明を省略する。
図9及び図10に示すように、遊技機120の前面扉122の側壁には、第1連通孔126が形成されている。この第1連通孔126は、底面部126Aと、側面部126Bと、遊技機120の外側に向かって開口する外側口部126Cと、を有している。
また、図9及び図11に示すように、遊技機120の筐体124の側壁にも、同様にして、第2連通孔128が形成されている。この第2連通孔128は、底面部128Aと、側面部128Bと、遊技機120の外側に向かって開口する外側口部128Cと、を有している。また、前面扉122が閉じられて筐体124の開口部Mを閉塞した状態では、第1連通孔126と第2連通孔128とが相互に連通するようになっている。
また、第1連通孔126及び第2連通孔128には、不正対策部材130が取り付けられている。図12に示すように、不正対策部材130は、バンド状の不正対策部材本体132を備えている。この不正対策部材本体132には、ICタグ134が内蔵されている。ICタグ134は、チップ部136と、通信電波を発信するアンテナ部138と、で構成されている。ICタグ134と別体の読取装置(リーダ、図示省略)とは通信可能になっており、アンテナ部138から発信される通信電波は、読取装置などにより容易に受信できるようなっている。
また、不正対策部材本体132の長手方向他方側端部には、不正対策部材本体132の長手方向一方側端部(先端部)が挿入され不正対策部材本体132の長手方向一方側端部の近傍を係止するフック部140が形成されている。このフック部140には爪部(図示省略)が設けられており、不正対策部材本体132の表面には引掛部(図示省略)が形成されており、爪部と引掛部とが係合することにより、不正対策部材130が遊技機120に取り付けられる。なお、不正対策部材130が破断する引張力以下の力が不正対策部材130に作用しても、爪部と引掛部との係合が解除されることはない。このため、不正対策部材130に力が作用して破断するまでは、爪部と引掛部との係合が維持されることになる。
なお、第1実施形態と同様にして、不正対策部材本体132に、切り欠かれて薄肉状になった破壊部を形成するようにしてもよい。これにより、破壊部の強度が比較的低くなるため、不正対策部材本体132に引張力が付与された場合には、不正対策部材130は破壊部から容易に破断されることになる。
また、図9に示すように、不正対策部材130が第1連通孔126及び第2連通孔128に完全に取り付けられた状態では、不正対策部材本体132の一部に内蔵されているICタグ134のアンテナ部138が外部に露出するようになっている。
次に、第2実施形態に係る遊技機120の作用について説明する。
図9乃至図12に示すように、例えば、遊技機メーカからホールに遊技機120が出荷される場合には、遊技機120の第1連通孔126と第2連通孔128とに不正対策部材130が取り付けられる。第1連通孔126及び第2連通孔128への不正対策部材130の取り付けは、上述したように、前面扉122を筐体124に対して閉じた状態で、不正対策部材本体132の一部を第1連通孔126及び第2連通孔128に挿入させ、不正対策部材本体132の長手方向一方側端部をフック部140に挿入させてフック部140に不正対策部材本体132の長手方向一方側端部の近傍を係止させることにより実現される。
ここで、遊技機120に不正対策部材130が取り付けられた状態で、前面扉122を筐体124に対して開けようとすると、不正対策部材本体132には所定の引張力が作用する。不正対策部材本体132に引張力が作用すると、不正対策部材本体132が容易に破断される。不正対策部材本体132が破断されると、不正対策部材本体132に貼り付けられたICタグ134が破壊される。このため、不正対策部材130に読取装置を近づけても、ICタグ134のアンテナ部138から通信電波が発信されることがないため、不正対策部材130と読取装置との通信が不可能となり、前面扉122が開けられたことを容易に発見することができる。なお、前面扉122が筐体124に対して開けられていない場合には、ICタグ134のアンテナ部138から通信電波が発信されているため、不正対策部材130に読取装置を近づけると、不正対策部材130と読取装置との通信が可能となる。このように、不正対策部材本体132に貼り付けられたICタグ134のアンテナ部138から発信される通信電波を読取装置で受信できるか否かを調べることにより、不正行為の事実(前面扉122が開けられた事実)を容易に発見することができる。特に、遊技メーカやホール側が発見することが困難である遊技機120の輸送過程における不正行為を容易に発見することができる。
また、同時に、不正対策部材130が前面扉122と筐体124の側壁外側に取り付けられており、筐体124又は前面扉122の内部に搭載されている各制御基板(主制御基板64、サブ制御基板52、扉基板56、回胴基板68、電源基板76など)と不正対策部材130とが側壁を隔てて所定の距離だけ離れている構成であるため、各制御基板にICタグ134の通信電波が悪影響を及ぼすことを防止できる。
なお、第2実施形態では、前面扉122を筐体124に対して閉じた状態で、不正対策部材本体132の一部を第1連通孔126及び第2連通孔128に挿入させ、フック部140に不正対策部材本体132の長手方向一方側端部の近傍を係止させる構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、不正対策部材本体132の長手方向両端部に抜け落ちを防止するためのストッパを設け、不正対策部材本体132が第1連通孔126と第2連通孔128に挿入された状態で不正対策部材本体132が抜け落ちないように係止されるものであってもよい。
次に、本発明の第3実施形態に係る遊技機について説明する。
なお、本発明の第1実施形態に係る遊技機の構成と同様の構成については、同符号を付し、その説明を省略する。
図13乃至図17に示すように、遊技機150の筐体152の側壁内側面152Bには、突出片154が形成されている。また、前面扉156の側壁内側面156Bには、揺動部158が取り付けられている。この揺動部158は、側壁内側面156Bから突出した土台部160と、土台部160に取り付けられこの土台部160に取り付けられている部位を中心に側壁内側面156Bに対して略直交する方向に揺動する揺動片162と、で構成されている。
図14及び図15に示すように、揺動片162は、側壁内側面156Bに対して略平行に延びるバネ部164と、このバネ部164の先端部に一体形成されバネ部164の土台部160側から先端部側に向かって下り傾斜した係合部166と、で構成されている。
また、図16に示すように、不正対策部材170は、遊技機150の筐体152の側壁内側面152Bに形成された突出片154が挿入されるカバー部172と、カバー部172に取り付けられたリング状の不正対策部材本体174と、で構成されている。この不正対策部材本体174には、ICタグ176が貼り付けられている。ICタグ176は、チップ部178と、通信電波を発信するアンテナ部180と、で構成されている。なお、アンテナ部180は、不正対策部材本体174の略全域にわたって設けられている。ICタグ176と別体の読取装置(リーダ、図示省略)とは通信可能になっており、アンテナ部180から発信される通信電波は、読取装置などにより容易に受信できるようなっている。
図17に示すように、この不正対策部材170を遊技機150に取り付ける場合には、不正対策部材170のカバー部172に筐体152の突出片154を挿入させた状態で、前面扉156を筐体152に対して閉じると、やがて不正対策部材本体174の先端部が揺動片162の先端部にある係合部166と接触する。この状態で、前面扉156を筐体152に対してさらに閉じようとすると、揺動片162は、不正対策部材本体174の先端部からの押圧力により、前面扉156の側壁内側面156B側に撓むことになる。そして、不正対策部材本体174の先端部がさらに土台部160側に近づくと、揺動片162の撓み変形が解消され、揺動片162の係合部166に不正対策部材本体172の先端部が係合される。このように、不正対策部材170を遊技機150にワンタッチで容易に取り付けることができる。
なお、第3実施形態に係る遊技機150では、突出片154を筐体152の側壁内側面152Bに設け、揺動片162及び土台部160を前面扉156の側壁内側面156Bに設けた構成を示したが、この構成に限られるものではなく、突出片154を筐体152の側壁外側面152Aに設け、揺動片162及び土台部160を前面扉156の側壁外側面156Aに設けた構成でもよい。この場合は、不正対策部材170が筺体12の外部に露出されることとなるため、読取装置との通信が容易に可能となる。
また、第1実施形態と同様にして、不正対策部材本体174に、切り欠かれて薄肉状になった破壊部を形成するようにしてもよい。これにより、破壊部の強度が比較的低くなるため、不正対策部材本体174に引張力が付与された場合には、不正対策部材170は破壊部から容易に破断されることになる。
次に、本発明の第3実施形態に係る遊技機150の作用について説明する。
図17に示すように、例えば、遊技機メーカからホールに遊技機150が出荷される場合には、遊技機150に不正対策部材170が取り付けられる。遊技機150への不正対策部材170の取り付けは、上述したように、不正対策部材170のカバー部172に突出片154が挿入された状態で、前面扉156を筐体152に対して閉じることにより、不正対策部材170を遊技機150にワンタッチで容易に取り付けることができる。
ここで、図14及び図15に示すように、遊技機150に不正対策部材170が取り付けられた状態で、前面扉156を筐体152に対して開けようとすると、不正対策部材170には所定の引張力が作用する。不正対策部材170に引張力が作用すると、揺動片162の係合部166と不正対策部材本体174の先端部が係合されており揺動片162が揺動しないため、不正対策部材本体174が揺動片162の係合部166により容易に破断される。不正対策部材本体174が破断されると、不正対策部材本体174に貼り付けられたICタグ176が破壊される。このため、遊技機150の外部から不正対策部材170に読取装置を近づけても、ICタグ176のアンテナ部180から通信電波が発信されることがないため、不正対策部材170と読取装置との通信が不可能となり、前面扉156が開けられたことを容易に発見することができる。なお、前面扉156が筐体152に対して開けられていない場合には、ICタグ176のアンテナ部180から通信電波が発信されているため、遊技機150の外部から不正対策部材170に読取装置を近づけると、不正対策部材170と読取装置との通信が可能となる。このように、不正対策部材本体174に貼り付けられたICタグ176のアンテナ部180から発信される通信電波を読取装置で受信できるか否かを調べることにより、不正行為の事実(前面扉156が開けられた事実)を容易に発見することができる。特に、遊技メーカやホール側が発見することが困難である遊技機150の輸送過程における不正行為を容易に発見することができる。
特に、図13及び図14に示すように、本実施形態の遊技機150では、突出片154を筐体152の側壁内側面152Bに設け、揺動片162及び土台部160を前面扉156の側壁内側面156Bに設け、かつ不正対策部材170を遊技機150の内側(内部)から取り付ける構成であるため、遊技機150の外観上では不正対策部材170を確認することはできない。これにより、不正対策部材170が取り付けられた状態においても、遊技機150の意匠性を損なうことがない。
本発明の第1実施形態に係る遊技機の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の前面扉を開いて遊技機の内部の構成を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電気的構成を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられた状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の前面扉の側壁を示した部分的な断面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の本体枠の側壁を示した部分的な断面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機に取り付けられる不正対策部材の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられた状態を示した側面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられた状態を示した側面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機の前面扉の側壁を示した部分的な断面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機の本体枠の側壁を示した部分的な断面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機に取り付けられる不正対策部材の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられた状態を示した側面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられた状態の要部を拡大した拡大側面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられた状態を示した平面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機に取り付けられる不正対策部材の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機に不正対策部材が取り付けられる状態を示す作用図である。
符号の説明
10 遊技機
12 筐体(本体枠)
14 前面扉
84 第1溝部(不正対策部材取付部、溝部)
84C 開放部
86 第2溝部(不正対策部材取付部、溝部)
86C 開放部
88 不正対策部材
90 不正対策部材本体
92 ICタグ(通信部)
98 破壊部
100 係止部
120 遊技機
122 前面扉
124 筐体(本体枠)
126 第1連通孔(連通孔)
128 第2連通孔(連通孔)
130 不正対策部材
132 不正対策部材本体
140 フック部(挿入維持部)
134 ICタグ(通信部)
150 遊技機
152 筐体(本体枠)
154 突出片(突出部)
156 前面扉
158 揺動部(爪部)
170 不正対策部材
172 カバー部
174 不正対策部材本体
176 ICタグ(通信部)
M 開口部

Claims (3)

  1. 前面に開口部が形成された本体枠と、
    前記本体枠の前面に取り付けられ前記開口部を開放又は閉塞する前面扉と、
    前記前面扉が前記開口部を閉塞した状態で前記前面扉と前記本体枠とが接合する接合部位又はその近傍に形成され、前記前面扉が前記開口部を開放した痕跡を残す不正対策部材が取り付けられる不正対策部材取付部と、
    有する遊技機であって、
    前記不正対策部材取付部には、前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊されて読取装置と通信不可能になる通信部を有する前記不正対策部材が取り付けられ、
    前記不正対策部材取付部は、前記前面扉が前記開口部を閉塞したときに前記前面扉と前記本体枠とを連通するとともに前記前面扉及び前記本体枠の外部に連通する連通孔であり、
    前記不正対策部材は、前記連通孔に挿入され前記通信部が取り付けられる不正対策部材本体と、前記連通孔に前記不正対策部材本体が挿入された状態を維持する挿入維持部と、有し、
    前記挿入維持部は、前記不正対策部材本体と前記連通孔とを取外し不可能に係合するものであり、
    前記不正対策部材本体の破壊に伴って、前記通信部が破壊されることを特徴とする遊技機。
  2. 前面に開口部が形成された本体枠と、
    前記本体枠の前面に取り付けられ前記開口部を開放又は閉塞する前面扉と、
    前記前面扉が前記開口部を閉塞した状態で前記前面扉と前記本体枠とが接合する接合部位又はその近傍に形成され、前記前面扉が前記開口部を開放した痕跡を残す不正対策部材が取り付けられる不正対策部材取付部と、
    を有する遊技機であって、
    前記不正対策部材取付部には、前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊されて読取装置と通信不可能になる通信部を有する前記不正対策部材が取り付けられ、
    前記不正対策部材取付部は、前記前面扉が前記開口部を閉塞したときに前記前面扉と前記本体枠とを連通するとともに前記前面扉及び前記本体枠の外部に連通する連通孔であり、
    前記不正対策部材は、前記連通孔に挿入され前記通信部が取り付けられる不正対策部材本体と、前記連通孔に挿入された前記不正対策部材本体が挿入される挿入維持部と、有し、
    前記挿入維持部は、前記不正対策部材本体と取外し不可能に係合して前記不正対策部材本体が挿入された状態を維持するものであり、
    前記不正対策部材本体の破壊に伴って、前記通信部が破壊されることを特徴とする遊技機。
  3. 前面に開口部が形成された本体枠と、
    前記本体枠の前面に取り付けられ前記開口部を開放又は閉塞する前面扉と、
    前記前面扉が前記開口部を閉塞した状態で前記前面扉と前記本体枠とが接合する接合部位又はその近傍に形成され、前記前面扉が前記開口部を開放した痕跡を残す不正対策部材が取り付けられる不正対策部材取付部と、
    を有する遊技機であって、
    前記不正対策部材取付部には、前記前面扉が前記開口部を開放するときに破壊されて読取装置と通信不可能になる通信部を有する前記不正対策部材が取り付けられ、
    前記不正対策部材取付部は、前記前面扉又は前記本体枠の一方に形成された突出部と、前記前面扉又は前記本体枠の他方に形成された爪部と、を有し、
    前記不正対策部材は、前記突出部が挿入されるカバー部と、前記突出部が前記カバー部に挿入された状態で前記前面扉が前記開口部を閉塞した場合に前記爪部と取外し不可能に係合可能な不正対策部材本体と、を有し、
    前記通信部は、前記爪部と係合される前記不正対策部材本体に取り付けられており、
    前記不正対策部材本体の破壊に伴って、前記通信部が破壊されることを特徴とする遊技機。
JP2006137813A 2006-05-17 2006-05-17 遊技機 Expired - Fee Related JP4565091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137813A JP4565091B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137813A JP4565091B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007307050A JP2007307050A (ja) 2007-11-29
JP4565091B2 true JP4565091B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=38840461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006137813A Expired - Fee Related JP4565091B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4565091B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077688U (ja) * 1993-07-06 1995-02-03 株式会社エルイーテック 遊技機用制御基板ケース
JP2005131156A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Olympia:Kk 遊技機
JP2006039312A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Yamatsukusu Kk 封印体及び封印シート

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077688U (ja) * 1993-07-06 1995-02-03 株式会社エルイーテック 遊技機用制御基板ケース
JP2005131156A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Olympia:Kk 遊技機
JP2006039312A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Yamatsukusu Kk 封印体及び封印シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007307050A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6057636B2 (ja) 遊技機
JP4550931B2 (ja) 遊技台の基板収納ケース
JP6302533B2 (ja) 遊技機
JP4435120B2 (ja) コネクタカバー、及びコネクタカバーを備える遊技台
JP5186893B2 (ja) 遊技機
JP6690753B2 (ja) 遊技機
JP2009100913A (ja) 遊技機
JP4492096B2 (ja) 遊技機
JP4464458B1 (ja) 遊技台
JP4705177B2 (ja) 遊技台
JP2002306787A (ja) 遊技機
JP2002085768A (ja) 遊技機
JP2008173325A (ja) 遊技機の接続端子固定構造および遊技機
JP4565091B2 (ja) 遊技機
JP4705194B2 (ja) 遊技台
JP4754026B2 (ja) 遊技台の基板収納ケース
JP2017217561A (ja) 遊技機
JP2000140353A (ja) 遊技機
JP5660516B2 (ja) 遊技機
JP4865009B2 (ja) コネクタカバー、及びコネクタカバーを備える遊技台
JP4240884B2 (ja) 遊技機
JP4923203B2 (ja) 遊技機基板ケース
JP2008212568A (ja) 遊技機
JP6424912B2 (ja) 遊技機
JP6531844B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100528

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees