JP4562171B2 - Rf−idおよびrf−idのデータ読み出しおよび書き込み方法 - Google Patents

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本発明は、RF−IDを不正に使用することを防止するのに好適な、RF−IDおよびRF−IDのデータ読み出し、書き込み方法に関する。
図4は、従来のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図である。図4に示すように、RF−ID11は、基板の上のアンテナ42と前記アンテナ42に接続されたIC52にて構成されている。
RF−ID11が、RF−ID用リーダ/ライター31の近傍に配置されると、図4(b)の出力対周波数特性(ここでRF−IDの共振周波数f0とRF−ID用リーダ/ライター31からの電磁波の周波数が近い)によって、RF−ID11の共振周波数f0で、RF−ID用リーダ/ライター3からの電磁波と信号のやり取りを行う。
特許文献1には、RF−IDである非接触のICカードのデータの読みとり、書き込みをICカードリーダライターにて行い、特に磁性体の接近に対して、アラームを出すことが記載されている。しかし、RF−IDの不正な読み取りに関しては、対策がなされていない。
特開2003−256784号公報
従来のRF−IDでは、RF−IDがRF−ID用リーダ/ライターによって、内部に配置されたIC内の個人データが不正に読み取られる場合があり、個人データが不正に読み取られても、認識できない場合があった。
本発明の目的は、不正に使用されることが防止されたRF−IDおよびRF−IDのデータ読み出し、書き込み方法を提供することである。
本発明は、RF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界を受けて内部ICが駆動され、IC内部メモリの情報を読み書きされるRF−IDにおいて、前記RF−IDの自己共振周波数を、前記交流磁界の周波数からシフトさせたRF−IDである。
即ち、本発明は、基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDにおいて、前記RF−IDの共振周波数が、前記RF−IDの通信周波数の7%から20%異なる範囲にあり、前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子の特性値が、他の物体の接近によって変化し、これにより前記RF−IDの共振周波数が他の物体の接近により変動し、外部に配置されたRF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界を受けて、内部の前記ICが駆動され、内部の情報が読み出し、および書き込みされるものであり、前記他の物体は、前記RF−IDと同一寸法の基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDである、RF−IDである。
また、本発明は、基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDにおいて、前記RF−IDの共振周波数が、前記RF−IDの通信周波数の7%から20%異なる範囲にあり、前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子の特性値が、他の物体の接近によって変化し、これにより前記RF−IDの共振周波数が他の物体の接近により変動し、外部に配置されたRF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界を受けて、内部の前記ICが駆動され、内部の情報が読み出し、および書き込みされるものであり、前記他の物体は基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDである、RF−IDである。
また、本発明は、前記他のRF−ID中に磁性体部が配置されたRF−IDである。
また、本発明は、前記他のRF−IDの中に誘電体部が配置されたRF−IDである。
また、本発明は、前記他の物体は一部の領域に磁性体部分を内蔵する基板のRF−IDである。
また、本発明は、前記他の物体は一部の領域に誘電体部分を内蔵する基板のRF−IDである。
また、本発明は、基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDと他の物体とを重ね、両者をRF−ID用リーダ/ライターに接近させ、前記RF−IDに配置された内部ICを、前記RF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界により、駆動し、前記IC内部が蓄積している情報を読み書きするRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法において、前記RF−IDの単体での共振周波数は、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と異なり、その結果、前記RF−ID内のデータの授受が困難であり、かつ前記RF−IDの構成部品が、前記他の物体を重ねることによって特性値が変動し、その時点の共振周波数が前記RF−IDの単体の共振周波数から、周波数の低い方向にシフトされて、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と一致して、データの授受が行われる方法であり、前記他の物体は、前記RF−IDと同一寸法の基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDである、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法である。
また、本発明は、基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDと他の物体とを重ね、両者をRF−ID用リーダ/ライターに接近させ、前記RF−IDに配置された内部ICを、前記RF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界により、駆動し、前記IC内部が蓄積している情報を読み書きするRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法において、前記RF−IDの単体での共振周波数は、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と異なり、その結果、前記RF−ID内のデータの授受が困難であり、かつ前記RF−IDの構成部品が、前記他の物体を重ねることによって特性値が変動し、その時点の共振周波数が前記RF−IDの単体の共振周波数から、周波数の低い方向にシフトされて、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と一致して、データの授受が行われる方法であり、前記他の物体は、基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDである、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法である。
本発明によれば、不正に使用されることを防止されたRF−IDおよびRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法を提供できる。
本発明のRF−IDおよびRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法について、以下に説明する。本発明では、 第1のRF−IDがRF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界を受けて内部ICを駆動し、IC内部メモリの情報を読み書きするRF−ID用リーダ/ライターにおいて、前記RF−IDの自己共振周波数は、通信周波数から7〜20%異なる範囲の値を持ち、読み出しおよび書き込みをする際に共振周波数を前記交流磁界の周波数の方へシフトする手段を設けた。
前記交流磁界の周波数の方へシフトする手段は第2のRF−IDとし、前記第2のRF−IDは、前記第1のRF−IDと同一構造とすると良い。
前記交流磁界の周波数からシフトする手段は第2のRF−IDとし、前記第2のRF−IDは前記第1のRF−IDの共振周波数と異なり、かつ形状寸法が異なるRF−IDであっても良い。
また、本発明は、前記第2のRF−IDに強磁性体板を配置しても良い。例えば、アンテナコイルの内部の領域にフェライトなどの材質の強磁性体板を配置する。
また、本発明は、前記第2のRF−IDに強誘電体板を配置しても良い。例えば、アンテナコイルの内部の領域にチタン酸バリウムなどの材質の強誘電体板を配置する。
また、本発明は、前記交流磁界の方へシフトする手段を一部の領域に強磁性体板をはりつけたカードとしても良い。ここで、前記強磁性体板は、フェライトなどの板であって、その形状は限定されない。例えば、円形状、角形状、あるいはカードと同じ大きさの強磁性体板でも良い。
また、本発明は、前記交流磁界の方へシフトする手段を一部の領域に強誘電体板をはりつけたカードとしても良い。ここで、前記強誘電体板は、チタン酸バリウムなどの材質の板であって、その形状は限定されない。例えば、円形状、角形状、あるいはカードと同じ大きさの強誘電体板でも良い。
また、本発明は、RF−IDと他の物体とを重ね、両者をRF−ID用リーダ/ライターに接近させ、前記RF−IDに配置された内部ICを、前記RF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界により、駆動し、前記IC内部が蓄積している情報を読み書きするRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法において、前記RF−IDの単体での共振周波数は、前記RF−ID用リーダ/ライターの固定周波数と異なり、その結果、RF−ID内のデータの授受が困難であり、かつ前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子が、他の物体を重ねることによって特性値が変動し、前記RF−IDの単体の共振周波数が、前記RF−IDの単体の共振周波数がシフトされて、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と一致して、データの授受が行われるRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法である。
図1は、本発明の実施例1のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図である。図1(a)は、第1のRF−ID単独の場合の例を示す図、図1(b)は、第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の例を示す図、図1(c)は、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と、第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性との比較図である。
第1のRF−ID1は、基板2に、アンテナ4、およびIC5が配置され、アンテナ4は、ほぼ円形であって、アンテナ4の中に前記IC5が配置されている。そして、第1のRF−IDの共振周波数は、RF−IDの通信周波数の7%から20%異なる範囲にあり、通信周波数の通信規格は、13.56MHz±5%の範囲である。ここで、第2のRF−ID2の構成は、第1のRF−IDと相似である。即ち、図1に示すように、第2のRF−IDの基材の寸法は、第1のRF−IDとほぼ同一寸法であり、またアンテナの形状、寸法、およびICの配置された場所も、ほぼ同一である。
これによって、第2のRF−ID2を第1のRF−ID1に重ねた場合、第2のRF−ID2のアンテナと第1のRF−ID1のアンテナとが相互干渉し、アンテナ間の相互インダクタンスの影響が生じる。この結果、 図1(c)に示すように、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性とが異なり、共振周波数がf0からf1へと、Δf1だけ、低い方向へシフトする。f1を通信周波数として13.56MHZとすれば、Δf1は0.94MHZから2.71MHZの範囲となる。
ここで、RF−ID用リーダ/ライター3の送信周波数を、図1(c)に示す共振周波数のf1の近傍に設定すると、第2のRF−ID2を第1のRF−ID1に重ねた場合にのみ、第1のRF−ID1と、RF−ID用リーダ/ライター3とが、データの読み出しおよび書き込みが可能となる。即ち、第1のRF−ID1を持っているだけでは、データの読み出しおよび書き込みができないので、第2のRF−ID2を保管、管理していることが、他人による不正使用の防止になる。
本発明は、第2のRF−IDの大きさが第1のRF−IDの縦横の寸法より大きな場合である(図面については省略している)。この場合、実施例1と同様に、第2のRF−IDを任意に第1のRF−IDに重ねることにより、第2のRF−ID2のアンテナと第1のRF−ID1のアンテナとが相互干渉し、アンテナ間の相互インダクタンスの影響が生じる。この結果、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と、第1のRF−IDと、第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性とが異なり、RF−IDが重なった場合の共振周波数がf1へと、Δf1だけ、低い方向へシフトする。
ここで、RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数を、先の共振周波数のf1の近傍に設定すると、第2のRF−ID2を第1のRF−ID1に重ねた場合にのみ、第1のRF−ID1とRF−ID用リーダ/ライター3とが、データの読み出しおよび書き込みが可能となる。即ち、第1のRF−ID1を持っているだけでは、データの読み出しおよび書き込みができないので、第2のRF−ID2を保管、管理していることが、他人による不正使用の防止になる。なお、第1のRF−IDの共振周波数は、実施例1の場合と同様に、通信周波数の7%から20%異なる範囲とする。
図2は、本発明の実施例3のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図である。図2(a)は、第1のRF−IDと第2のRF−IDとが重なった場合の例を示す図、図2(b)は、第2のRF−IDの構造の説明図、図2(c)は、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と、第1のRF−IDと、第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性との比較図である。図2に示すように、強磁性体が配置されたカード200は、非磁性体基板のほぼ中央に強磁性体板7が配置されている。
第1のRF−ID1は、基板6に、アンテナ4、およびIC5が配置され、アンテナ4は、ほぼ円形であって、アンテナ4の中に前記IC5が配置されている。また、第2のRF−ID20は、基板6に、アンテナ41、IC51、およびアンテナ41の内部の領域に配置された、強磁性体板7とから構成されている。
ここで、前記強磁性体板7は、フェライト板を貼り付けるか、あるいは積層印刷による磁性層であっても良い。これによって、第2のRF−ID2を第1のRF−ID1に重ねた場合、第2のRF−ID2のアンテナと第1のRF−ID1のアンテナとが相互干渉し、アンテナ間の相互インダクタンスの影響が生じる。かつ、強磁性体板7の効果により、実施例1または実施例2の場合よりも、より強い相互インダクタンスの影響が生じる。
図2(c)に示すように、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と、第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性とが異なり、共振周波数がf0からf2へと、Δf2だけ、低い方向へシフトする。ここで、第1のRF−ID単独の場合の共振周波数は、実施例1の場合と同様に、通信周波数の7%から20%異なる範囲とする。従って、図2においてf2を13.56MHzとすれば、△f2は0.94MHzから2.71MHzの範囲となる。
ここで、RF−ID用リーダ/ライター3の送信周波数を、図2(c)に示す共振周波数のf2の近傍に設定すると、第2のRF−ID20を第1のRF−ID1に重ねた場合にのみ、第1のRF−ID1と、RF−ID用リーダ/ライター3とが、データの読み出しおよび書き込みが可能となる。即ち、第1のRF−ID1を持っているだけでは、データの読み出しおよび書き込みができないので、第2のRF−ID2を保管、管理していることが、他人による不正使用の防止になる。
図3は、本発明の実施例4のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図である。図3(a)は、第1のRF−IDと強磁性体が配置されたカードが重なった場合の例を示す図、図3(b)は、強磁性体が配置されたカードの構造の説明図、図3(c)は、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と、第1のRF−IDと強磁性体が配置された基板が重なった場合の出力の周波数特性との比較図である。
第1のRF−ID1は、基板63に、アンテナ43、およびIC53が配置され、アンテナ43は、ほぼ円形であって、アンテナ43の中に、前記IC53が配置されている。また、カード200は、基板64に、強磁性体板71が配置されて構成されている。ここで、前記強磁性体板71は、フェライト板を貼り付けるか、あるいは積層印刷による磁性層であっても良い。
これによって、カード200を第1のRF−ID1に重ねた場合、強磁性体板71と第1のRF−ID1のアンテナ43とが相互干渉し、アンテナ43の自己インダクタンス値に変化が生じる。図3(c)に示すように、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と、第1のRF−IDと、カード200とが重なった場合の出力の周波数特性とが異なり、共振周波数がf0からf3へと、Δf3だけ、低い方向へシフトする。
ここで、RF−ID用リーダ/ライター3の送信周波数を、図3(c)に示す共振周波数のf3の近傍に設定すると、カード200を第1のRF−ID1に重ねた場合にのみ、第1のRF−ID1と、RF−ID用リーダ/ライター3とが、データの読み出しおよび書き込みが可能となる。ここで、第1のRF−ID単独の場合の共振周波数は、実施例1の場合と同様に、通信周波数の7%から20%異なる範囲とする。従って、図3に示すf3を13.56MHzとすれば、△f3は0.94MHzから2.71MHzの範囲となる。即ち、第1のRF−ID1を持っているだけでは、データの読み出しおよび書き込みができないので、カード200を保管、管理していることが、他人による不正使用の防止になる。カード200は、一部が強磁性体板が配置されていたが、カードが全部、同じ磁性体板であっても、同様の効果が得られる。また、本発明の実施例において、強磁性体板の代わりに強誘電体板を使用しても同様の効果が得られる。
本発明の実施例1のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図である。図1(a)は、第1のRF−ID単独の場合の例を示す図、図1(b)は、第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の例を示す図、図1(c)は、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性との比較図。 本発明の実施例3のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図。図2(a)は、第1のRF−IDと、第2のRF−IDが重なった場合の例を示す図、図2(b)は第2のRF−IDの構造の説明図、図2(c)は、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と第1のRF−IDと第2のRF−IDが重なった場合の出力の周波数特性との比較図。 本発明の実施例4のRF−IDと、RF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図。図3(a)は、第1のRF−IDと強磁性体が配置されたカードが重なった場合の例を示す図、図3(b)は、強磁性体が配置されたカードの構造の説明図、図3(c)は、第1のRF−ID単独の場合の出力の周波数特性と第1のRF−IDと、強磁性体が配置された基板が重なった場合の出力の周波数特性との比較図。 従来のRF−IDとRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法に関する説明図。
符号の説明
1 第1のRF−ID
2,20 第2のRF−ID
3,31 RF−ID用リーダ/ライター
4,41 アンテナ
5,51 IC
6,61 基板
7,71 強磁性体板
11 RF−ID
42,43 アンテナ
52,53 IC
63,64 基板
200 カード

Claims (8)

  1. 基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDにおいて、前記RF−IDの共振周波数が、前記RF−IDの通信周波数の7%から20%異なる範囲にあり、前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子の特性値が他の物体の接近によって変化し、これにより、前記RF−IDの共振周波数が変動し、外部に配置されたRF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界を受けて、内部の前記ICが駆動され、内部の情報が読み出し、および書き込みされるものであり、前記他の物体は、前記RF−IDと同一寸法の基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDであることを特徴とするRF−ID。
  2. 基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDにおいて、前記RF−IDの共振周波数が、前記RF−IDの通信周波数の7%から20%異なる範囲にあり、前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子の特性値が他の物体の接近によって変化し、これにより、前記RF−IDの共振周波数が変動し、外部に配置されたRF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界を受けて、内部の前記ICが駆動され、内部の情報が読み出し、および書き込みされるものであり、前記他の物体は、基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDであることを特徴とするRF−ID。
  3. 前記他のRF−IDの中に磁性体部が配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のRF−ID。
  4. 前記他のRF−IDの中に誘電体部が配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のRF−ID。
  5. 前記他の物体は、一部の領域に磁性体部分を内蔵する基板であることを特徴とする請求項1または2に記載のRF−ID。
  6. 前記他の物体は、一部の領域に誘電体部分を内蔵する基板であることを特徴とする請求項1または2に記載のRF−ID。
  7. 基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDと、他の物体とを重ね、両者をRF−ID用リーダ/ライターに接近させ、前記RF−IDに配置された内部ICを、前記RF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界により、駆動し、前記IC内部が蓄積している情報を読み書きするRF−IDの読み出しおよび書き込み方法において、前記RF−IDの単体での共振周波数は、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と異なり、その結果、前記RF−ID内のデータの授受が困難であり、かつ前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子が、前記他の物体を重ねることによって特性値が変動し、その時点の共振周波数が前記RF−IDの単体の共振周波数からシフトされて、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と一致して、データの授受が行われる方法であり、前記他の物体は、前記RF−IDと同一寸法の基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDであることを特徴とするRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法。
  8. 基材、アンテナ、およびICにて構成されるRF−IDと、他の物体とを重ね、両者をRF−ID用リーダ/ライターに接近させ、前記RF−IDに配置された内部ICを、前記RF−ID用リーダ/ライターからの交流磁界により、駆動し、前記IC内部が蓄積している情報を読み書きするRF−IDの読み出しおよび書き込み方法において、前記RF−IDの単体での共振周波数は、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と異なり、その結果、前記RF−ID内のデータの授受が困難であり、かつ前記RF−IDの共振回路を構成する回路素子が、前記他の物体を重ねることによって特性値が変動し、その時点の共振周波数が前記RF−IDの単体の共振周波数からシフトされて、前記RF−ID用リーダ/ライターの送信周波数と一致して、データの授受が行われる方法であり、前記他の物体は、基材、アンテナ、およびICで構成された他のRF−IDであることを特徴とするRF−IDのデータ読み出しおよび書き込み方法。
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