JP4535681B2

JP4535681B2 - Network facsimile machine

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Publication number: JP4535681B2
Application number: JP2003015004A
Authority: JP
Inventors: 光孝長尾; 秀樹内山; 泰弘田坂; 洋一望月
Original assignee: パナソニックシステムネットワークス株式会社
Priority date: 2003-01-23
Filing date: 2003-01-23
Publication date: 2010-09-01
Anticipated expiration: 2020-06-27
Also published as: JP2003264666A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＬＡＮ等のネットワークに接続できるネットワークファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＬＡＮ等のネットワークに接続できるネットワークファクシミリ装置として、インターネットファクシミリ装置（以下、ＩＦＡＸという）がある。ＩＦＡＸには、ファクシミリ通信機能と、電子メール通信機能とが設けられている。これにより、ＩＦＡＸはＰＣなどから送られてきた電子メールの画情報をファクシミリデータに変換して、依頼された宛先に中継転送することもできる。
【０００３】
また、ＩＦＡＸは、中継依頼された電子メールが正規のユーザーからのものか第３者からのものか判断するために、中継許可用のパスワードを用いて判断している。ＩＦＡＸがパスワードが無い電子メールまたはパスワードが異なる電子メールを受信した場合は、ＩＦＡＸはこの電子メールを中継転送しないようにしている。
【０００４】
また、ＩＦＡＸの中には、複数の異なるファクシミリ手順によって通信が行われるファクシミリと通信が行えるように、複数の異なるネットワーク回線が接続可能なものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
この種のＩＦＡＸは、電子メールを中継する際に使用する回線種別を、電子メールの転送先のファクシミリ装置が使用する回線種別に合わせる必要がある。しかしながら、電子メールの転送先のファクシミリ装置が使用する回線種別は、ＩＦＡＸ側では分からない。さらに、従来のＩＦＡＸによる電子メール中継システムでは、ＩＦＡＸが電子メールの画情報を転送する際に使用する回線を中継依頼側で指定することができない。このため、ＩＦＡＸ側で一方的に電子メールを中継する際に使用する回線チャンネルが決められている。よって、ＩＦＡＸが適切な回線を選択できず、電子メールを転送できないという問題がある。
【０００６】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、中継依頼された電子メールの画情報を転送する際に、適切な回線を選択して電子メールの画情報を転送できるネットワークファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の回線が接続可能なインターフェースと、このインターフェースに接続されている前記複数の回線各々を特定する回線識別名を記憶する記憶手段と、前記複数の回線の１つから画情報が添付された電子メールを受信し、この受信した画情報を前記複数の回線の１つから転送する制御手段とを具備し、前記制御手段は、受信した電子メールのヘッダ部から転送先及び回線識別名を検出し、前記記憶手段に記憶された前記回線識別名に対応した回線を特定し、この特定した回線を介して前記転送先に転送を行うことを特徴とする。
【０００８】
この構成により、転送依頼された電子メールに付与された回線識別名に基づいて、接続された複数の回線のうちのいずれの回線を用いて転送を行うのかを決定する。これにより、転送依頼者が適切な回線を選択して電子メールを他のファクシミリ装置に転送できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の第１の態様にかかるネットワークファクシミリ装置は、複数の回線が接続可能なインターフェースと、このインターフェースに接続されている前記複数の回線各々を特定する回線識別名を記憶する記憶手段と、前記複数の回線の１つから画情報が添付された電子メールを受信し、この受信した画情報を前記複数の回線の１つから転送する制御手段とを具備し、前記制御手段は、受信した電子メールのヘッダ部から転送先及び回線識別名を検出し、前記記憶手段に記憶された前記回線識別名に対応した回線を特定し、この特定した回線を介して前記転送先に転送を行うことを特徴とする。
【００１０】
この構成により、転送依頼された電子メールに付与された回線識別名に基づいて、接続された複数の回線のうちのいずれの回線を用いて転送を行うのかを決定する。これにより、転送依頼者が適切な回線を選択して電子メールを他のファクシミリ装置に転送できる。
【００１１】
本発明の第２の態様は、第１の態様にかかるネットワークファクシミリ装置において、前記回線識別名は、パスワード機能を兼ねることを特徴とする。
【００１２】
この構成により、転送依頼者がネットワークファクシミリ装置にパスワードを付加した電子メールを送付することで、転送依頼者側でネットワークファクシミリ装置が使用する回線を指定することができる。また、従来はパスワードとして使用していた情報を、回線選択情報とすることで、新たな情報を作成し、電子メールに添付する必要もない。
【００２４】
以下、本発明の一実施の形態にかかるネットワークファクシミリ装置を適用したインターネットファクシミリについて説明する。
【００２５】
図１は、本発明の一実施の形態にかかるＩＦＡＸが動作するネットワーク・システムを示す概念図である。
【００２６】
上記実施の形態にかかるＩＦＡＸ１０１は、ＬＡＮ１０２と、構内交換機１０３を介して公衆電話網（ＰＳＴＮ）１０４やサービス総合デジタル網（ＩＳＤＮ）１０５を繋いでいる。ＬＡＮ１０２には、ＰＣ１０７とメールサーバ１０６および他のＩＦＡＸ１０８が繋がっている。メールサーバ１０６には、インターネット１０９が繋がっている。また、インターネット１０９には、複数のメールサーバ１１０、１１１が繋がっている。メールサーバ１１０には、ＬＡＮ１１２が繋がっている。そして、ＬＡＮ１１２には、ＩＦＡＸ１０１への中継の依頼元である複数のＰＣ１１３が接続されている。
【００２７】
一方、ＰＳＴＮ１０４には、ＰＳＴＮ１０４を介してファクシミリ通信するＦＡＸ１１４やＧ３手順で通信するＧ３ＦＡＸ１１５が繋がっている。また、ＩＳＤＮ１０５には、ＩＳＤＮ１０５を介してＧ３手順でファクシミリ通信を行うＧ３ＦＡＸ１１６やＧ４手順で通信を行うＧ４ＦＡＸ１１７が繋がっている。また、構内交換機１０３には、ＰＳＴＮ１０４の他に内線を使用してファクシミリ通信を行うＦＡＸ１１８が繋がっている。このように、ＩＦＡＸ１０１は、電子メールを転送する回線を複数接続している。
【００２８】
これにより、ＩＦＡＸ１０１が使用する回線を切り替えて電子メールを転送することで、異なる回線を介して繋がっているＦＡＸ１１４〜１１８のいずれかに電子メールを転送できる。
【００２９】
このような中継システムでは、依頼元のＰＣ１１３から中継機であるＩＦＡＸ１０１へ、画情報をＴＩＦＦファイル形式で添付した電子メールが送信される。この電子メールは、例えば、ヘッダ部の宛先フィールドのＩＦＡＸ１０１のメールアドレスに、ＩＦＡＸ１０１に使用させる回線の種類を指定する情報とＦＡＸ１１４〜１１８のダイヤル情報を挿入したものを記述している。このような電子メールアドレスにより、中継依頼者は、送信した電子メールが中継依頼を意図しているか否かと、電子メールの中継先のダイヤル情報と、電子メールを転送の際に使用する回線の種別を、ＩＦＡＸ１０１に伝達できる。
【００３０】
この電子メールのアドレスを解析し、ＩＦＡＸ１０１は、この電子メールから使用する回線とダイヤル情報を認識する。また、ＩＦＡＸ１０１は、電子メール中のテキスト部をファクシミリデータに変換する。また、ＩＦＡＸ１０１は、電子メールに添付されたＴＩＦＦファイルから画情報を切り出し、ファクシミリデータファイルに変換する。その後、ＩＦＡＸ１０１は、認識した回線を使用して、認識したＦＡＸ番号のＦＡＸ１１４〜１１８へファクシミリデータを転送する。
【００３１】
また、電子メールは、周知の通り、メールサーバ１０６、１１０により、ＳＭＴＰやＰＯＰ３等の電子メール転送プロトコルに従って、ＰＣ１１３からＩＦＡＸ１０１へ転送される。
【００３２】
図２は、上記実施の形態にかかるＩＦＡＸ１０１のハードウエアを示すブロック図である。ＩＦＡＸ１０１には、ＣＰＵ２０２が設けられている。ＣＰＵ２０２は、記憶手段であるメモリ２０３に格納されたプログラムを実行し、装置全体の制御を行う。
【００３３】
メモリ２０３には、プログラム格納エリア２０４、画情報格納エリア２０５、情報格納エリア２０６、および電子メール格納エリア２２７が設けられている。プログラム格納エリア２０４には、ＣＰＵ２０２が実行するプログラムが格納されている。また、画情報格納エリア２０５は、通信手段を介して送信されてきた画情報を格納、もしくは通信手段を介して送信する画情報を格納するエリアである。また、情報格納エリア２０６には、ＩＦＡＸ１０１が使用する回線チャンネルを指定するための情報や、通信に関する情報が格納されている。情報格納エリア２０６についての詳細は、後述する。また、電子メール格納エリア２２７は、受信した電子メールを格納するエリアである。
【００３４】
また、ＩＦＡＸ１０１には、通信手段を介して送信されてきた画情報を印刷するための記録手段であるプリンタ２０７と、通信手段を介して送信するための画情報を読み取るための読み取り手段であるスキャナ２０８が設けられている。
【００３５】
また、ＩＦＡＸ１０１には、複数の回線を介して通信が行えるように、複数の通信手段が装着されるようになっている。具体的には、ＩＦＡＸ１０１には、異なる複数の回線を介して通信が行えるように１ｃｈ〜４ｃｈの４つの回線チャンネルが設けられている。ユーザーがそれぞれの回線チャンネルに対応したコネクタ２０９〜２１２に異なる通信をする通信手段であるオプションボード２１３〜２１６を装着することにより、複数（本実施例では４種類）の異なる回線を用いた複数の通信が行えるようになっている。
【００３６】
回線チャンネル１ｃｈ用のコネクタ２０９には、モデム２１７および回線制御部（ＮＣＵ）２１８が設けられたオプションボード２１３が装着されている。ＮＣＵ２１８は、構内交換機１０３を介してＰＳＴＮ１０４に接続されている。このＮＣＵ２１８には、モデム２１７がアナログ信号線で接続されている。モデム２１７は、ＰＳＴＮ１０４を介して相手先のファクシミリ装置との間で送受信されるファクシミリデータを変調、復調する。これにより、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈを使用して、構内交換機１０３を介して、内線ＦＡＸまたはＰＳＴＮ１０４を用いたＦＡＸとの通信ができる。
【００３７】
また、回線チャンネル２ｃｈ用のコネクタ２１０には、電子メール送受信手段として、ＬＡＮ制御部２１９が設けられたオプションボード２１４が接続されている。ＬＡＮ制御部２１９は、図示しないルータ等を介して、ＬＡＮ１０２に接続し、ＬＡＮ１０２を介して他の情報端末とデータの送受信をするために必要な手順を実行する。これにより、ＩＦＡＸ１０１は、ＰＣやメールサーバと通信が行える。つまり、ＩＦＡＸ１０１が、回線チャンネル２ｃｈを使用することで、電子メールを送受信する機能を有することになる。
【００３８】
また、回線チャンネル３ｃｈ用のコネクタ２１１には、Ｇ３ファクシミリ手順用のＧ３モデム２２０と、ＮＣＵ２２１が設けられたオプションボード２１５が接続されている。これにより、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル３ｃｈを使用して、ＰＳＴＮ１０４を用いたＧ３ファクシミリ通信が行える。
【００３９】
また、回線チャンネル４ｃｈ用のコネクタ２１２には、ＩＳＤＮインターフェイス（Ｉ／Ｆ）２２２と、とＤＳＵ２２３が設けられている。ＩＳＤＮＩ／Ｆ２２２は、ＤＳＵ２２３を介してＩＳＤＮ１０５に接続される。これにより、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル４ｃｈを使用して、Ｇ４ファクシミリ通信により他のファクシミリ装置と通信ができる。
【００４０】
また、コネクタ２０９〜２１２に接続するオプションボード２１３〜２１６は、ユーザーにより任意に選択して装着することができる。これにより、ＩＦＡＸ１０１がユーザーの所望の通信回線を用いて通信する機能を有することができる。また、コネクタ２０９〜２１２のいずれか一つに、オプションボード２１３〜２１６を装着すれば、ＩＦＡＸ１０１は動作する。
【００４１】
また、ＩＦＡＸ１０１には、各種情報を可視表示する手段であるＬＣＤ２２４と、各種登録情報などを入力する手段である登録入力キー２２５とを有する、パネル操作部２２６が設けられている。ユーザーは、ＬＣＤ２２４を見ながら登録入力キー２２５を操作することで、適切な情報を登録することができる。
【００４２】
次に、ＩＦＡＸ１０１がＰＣに画情報を送信する動作について説明する。ＩＦＡＸ１０１は、スキャナ２０８で読み取った画情報を画情報格納エリア２０５に蓄積し、この画情報をＰＣでイメージ管理するフォーマットであるＴＩＦＦ形式に変換する。さらに、ＩＦＡＸ１０１は、変換された画情報を電子メールでテキスト以外のデータを送信するための規格であるＭＩＭＥ形式に変換した後、ＬＡＮ制御部２１９を介して電子メールとして送信する。電子メールを送信するプロトコルとしてはＴＣＰ／ＩＰを使用する。
【００４３】
次に、ＩＦＡＸ１０１が、ＰＣから送られてきた電子メールをＦＡＸに転送する中継機としての動作について説明する。ＩＦＡＸ１０１は、ＬＡＮ制御部２１９を介して送信され、画情報格納エリア２０５に格納された電子メールをテキスト部と添付ファイル部に展開する。そして、テキスト部はビットマップとして、添付ファイル部のＴＩＦＦ形式のファイルから画情報のＭＨデータを抜き出し、それぞれファクシミリデータとしてモデム２１０、２１１またはＩＳＤＮＩ／Ｆ２１４を介してＦＡＸにファクシミリ送信する。このとき、中継先の宛先は、電子メールの宛先フィールド[To:]に記憶されており、ＩＦＡＸ１０１はこれを検出して、その宛先に発呼する。
【００４４】
次に、ＣＰＵ２０２がプログラム格納エリア２０４に格納されたプログラムを実行することで有する機能について、図３を用いて説明する。図３は、上記実施の形態にかかるＣＰＵの機能ブロック図である。
【００４５】
ＣＰＵ２０２には、ＬＣＤ２２４の制御や、登録入力キー２２５から入力された信号の制御など、パネル操作部２２６の制御をするパネル制御部３０１としての機能が設けられている。
【００４６】
また、ＣＰＵ２０２には、通信制御手段としての機能を有する。通信制御手段としては、モデム２１７、２２０およびＮＣＵ２１８、２２１もしくはＩＳＤＮＩ／Ｆ２２２およびＤＳＵ２２３を制御して、電子メールをＧ３ファクシミリ通信で行うＧ３通信制御部３０２が設けられている。また、通信制御手段としては、ＩＳＤＮＩ／Ｆ２２２およびＤＳＵ２２３を制御して、電子メールをＧ４ファクシミリ手順で通信を行うＧ４通信制御部３０３が設けられている。さらに、通信制御手段としては、ＬＡＮ制御部２１９を制御して、電子メールの送受信をＬＡＮ通信で行うＬＡＮ通信制御部３０４が設けられている。
【００４７】
このようにＣＰＵ２０２が複数の異なる種類の通信制御として動作するので、ＩＦＡＸ１０１は複数の異なる種類の通信ができる。
【００４８】
また、ＣＰＵ２０２には、Ｇ３通信制御部３０２およびＧ４通信制御部３０３を制御して、Ｇ３通信手順を使用して発呼するか、Ｇ４通信手順を使用して発呼するかを切り替える発呼制御部３０５が設けられている。また、ＣＰＵ２０２には、上述した制御部の制御および各種設定や、各種情報処理をする装置管理制御部３０６が設けられている。
【００４９】
また、上述したように、ＩＦＡＸ１０１はコネクタ２０９〜２１２に接続するオプションボード２１３〜２１６を切り替えることにより、回線の接続方式が切り替えられる。以下、ＩＦＡＸ１０１のオプションボード装着方式と、それぞれのオプションボード装着方式に対応した選択可能回線（言い替えれば、中継依頼者で可能な回線指定方法）について、図４を用いて説明する。図４は、上記実施の形態にかかるＩＦＡＸの回線接続名とオプションボード装着方式と選択可能回線との関係を示した図である。また、図示していないが、全ての接続方式において回線チャンネルｃｈ１用のコネクタ２０９には、ＰＳＴＮを介してファクシミリ通信を行うためのオプションボード、例えば図２に示すオプションボード２１３またはオプションボード２１５が装着されている。また、全ての接続方式において回線チャンネルｃｈ２用のコネクタ２１０には、ＬＡＮ１０２に接続し、ＬＡＮ１０２を介して他の情報端末とデータの送受信をするために必要な手順を実行するオプションボード２１４が装着されている。
【００５０】
回線接続名が「標準」の場合は、回線チャンネルｃｈ１にオプションボード２１３またはオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ２にオプションボード２１４が装着されている。このようなオプション装着方式により、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈからのＰＳＴＮを用いた外線（以下、ＰＳＴＮを介した外線通信を外線通信という）通信と、回線チャンネル２ｃｈからのＬＡＮを用いた内線通信が可能になる。また、これにより、中継依頼者からは、ＩＦＡＸ１０１に対して、外線を用いた通信をするか、内線を用いた通信をするか指定できる。
【００５１】
回線接続名が「Ｇ３ＯＰ１ｃｈ」の場合は、回線チャンネルｃｈ１にオプションボード２１３またはオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ２にオプションボード２１４、回線チャンネルｃｈ３にオプションボード２１５が装着されている。このようなオプション装着方式により、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈからのＰＳＴＮを用いた外線通信と、回線チャンネル２ｃｈからのＬＡＮを用いた内線通信と、回線チャンネルｃｈ３を用いたＧ３ファクシミリ通信が可能になる。また、この場合の中継依頼者からは、ＩＦＡＸ１０１に対して、回線チャンネルｃｈ１または回線チャンネルｃｈ３のどちらかを使用した外線通信（この場合は、中継依頼者は、回線チャンネルｃｈ１または回線チャンネルｃｈ３のどちらかを使用するか指定しない）をするか、内線通信をするか、回線チャンネルｃｈ１を用いて外線通信するか、回線チャンネルｃｈ３を用いて外線通信するか指定できる。
【００５２】
回線接続名が「Ｇ３ＯＰ２ｃｈ」の場合は、回線チャンネルｃｈ１にオプションボード２１３またはオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ２にオプションボード２１４、回線チャンネルｃｈ３および回線チャンネルｃｈ４にオプションボード２１５が装着されている。このようなオプション装着方式により、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈからのＰＳＴＮを用いた外線通信と、回線チャンネル２ｃｈからのＬＡＮを用いた内線通信と、回線チャンネルｃｈ３および回線チャンネルｃｈ４を用いたＧ３ファクシミリ通信が可能になる。また、この場合の中継依頼者からは、ＩＦＡＸ１０１に対して、回線チャンネルｃｈ１、回線チャンネルｃｈ３、または回線チャンネルｃｈ４のいずれかを使用した外線通信（この場合は、中継依頼者は、回線チャンネルｃｈ１、回線チャンネルｃｈ３、または回線チャンネルｃｈ４のいずれかを使用するか指定しない）をするか、内線通信をするか、回線チャンネルｃｈ１を用いて外線通信するか、回線チャンネルｃｈ３または回線チャンネルｃｈ４を用いて外線通信するか指定できる。
【００５３】
回線接続名が「Ｇ３＋Ｇ４ＯＰ」の場合は、回線チャンネルｃｈ１にオプションボード２１３またはオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ２にオプションボード２１４、回線チャンネルｃｈ３にオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ４にオプションボード２１６が装着されている。このようなオプション装着方式により、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈからのＰＳＴＮを用いた外線通信と、回線チャンネル２ｃｈからのＬＡＮを用いた内線通信と、回線チャンネルｃｈ３を用いたＧ３ファクシミリ通信と、回線チャンネルｃｈ４を用いてＧ４ファクシミリ通信が可能になる。また、この場合の中継依頼者からは、ＩＦＡＸ１０１に対して、回線チャンネルｃｈ１、回線チャンネルｃｈ３、または回線チャンネルｃｈ４のいずれかを使用した外線通信（この場合は、中継依頼者は、回線チャンネルｃｈ１または回線チャンネルｃｈ３を使用するか指定しない）をするか、内線通信をするか、回線チャンネルｃｈ１を用いて外線通信するか、回線チャンネルｃｈ３を用いて外線通信するか、回線チャンネルｃｈ４を用いてＧ４ファクシミリ通信またはＩＳＤＮを用いてＧ３ファクシミリ通信をするか指定できる。
【００５４】
回線接続名が「Ｇ４ＯＰ１ｃｈ」の場合は、回線チャンネルｃｈ１にオプションボード２１３またはオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ２にオプションボード２１４、回線チャンネルｃｈ３にオプションボード２１６が装着されている。このようなオプション装着方式により、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈからのＰＳＴＮを用いた外線通信と、回線チャンネル２ｃｈからのＬＡＮを用いた内線通信と、回線チャンネルｃｈ３を用いたＧ４ファクシミリ通信が可能になる。また、この場合の中継依頼者からは、ＩＦＡＸ１０１に対して、回線チャンネルｃｈ１を使用した外線通信をするか、内線通信をするか、回線チャンネルｃｈ３を用いてＧ４ファクシミリ通信またはＩＳＤＮを用いてＧ３ファクシミリ通信をするか指定できる。
【００５５】
回線接続名が「Ｇ４ＯＰ２ｃｈ」の場合は、回線チャンネルｃｈ１にオプションボード２１３またはオプションボード２１５、回線チャンネルｃｈ２にオプションボード２１４、回線チャンネルｃｈ３および回線チャンネル４ｃｈにオプションボード２１６が装着されている。このようなオプション装着方式により、ＩＦＡＸ１０１は、回線チャンネル１ｃｈからのＰＳＴＮを用いた外線通信と、回線チャンネル２ｃｈからのＬＡＮを用いた内線通信と、回線チャンネルｃｈ３または回線チャンネルｃｈ４を用いたＧ４ファクシミリ通信が可能になる。また、この場合の中継依頼者からは、ＩＦＡＸ１０１に対して、回線チャンネルｃｈ１を使用した外線通信をするか、内線通信をするか、回線チャンネルｃｈ３または回線チャンネル４を用いてＧ４ファクシミリ通信（この場合は、中継依頼者は、回線チャンネルｃｈ３または回線チャンネルｃｈ４を使用するか指定しない）するか、回線チャンネルｃｈ３または回線チャンネル４を用いてＩＳＤＮによるＧ３ファクシミリ通信（この場合は、中継依頼者は、回線チャンネルｃｈ３または回線チャンネルｃｈ４を使用するか指定しない）するか、回線チャンネルｃｈ３を用いてＧ４ファクシミリ通信またはＩＳＤＮを用いたＧ３ファクシミリ通信するか、回線チャンネルｃｈ４を用いてＧ４ファクシミリ通信またはＩＳＤＮを用いてＧ３ファクシミリ通信をするか指定できる。
【００５６】
このように、ＩＦＡＸ１０１は、各回線チャンネルに装着するオプションボードを切り替えることで、外線通信の際に経由する回線チャンネルを選択できる。これにより、ＩＦＡＸ１０１は、通信先のＦＡＸの通信形態に応じて適切な、回線を選択して通信することができる。また、ＩＦＡＸ１０１は、複数の回線チャンネルに同じ形態の通信回線を接続することも可能なので、通信回線の混雑状況に応じて使用する回線チャンネルを適宜変更することで、回線チャンネルが混雑することが防止できる。
【００５７】
上述したように、ＩＦＡＸ１０１は複数の回線を用いた通信が可能である。このため、ＩＦＡＸ１０１は、送られてきた電子メールをどの回線を使用して通信を行えば良いか認識できる必要がある。しかし、送られてきた電子メールをどの通信回線を用いて、他のＦＡＸに転送すれば良いかは、中継依頼者にしかわからず、ＩＦＡＸ１０１ではわからない。よって、ＩＦＡＸ１０１は、中継依頼者からの回線選択情報により、使用する回線を選択できるようになっている。また、ＩＦＡＸ１０１の使用する回線はユーザーにより任意に設定できるので、この回線選択情報もユーザーにより任意に設定できる必要がある。
【００５８】
また、従来よりＩＦＡＸは、中継依頼された電子メールが正規のユーザーからのものか第３者からのものか判断するために、中継許可するためのパスワードを用いて判断している。このため、従来よりＩＦＡＸには、パスワードを記憶する機能が設けられている。
【００５９】
そこで、本ＩＦＡＸ１０１は、パスワードとこのパスワードに応じた使用回線との組を格納し、回線選択情報としてパスワードを使用するようにした。これにより、中継依頼者がＩＦＡＸ１０１にこの新たなパスワードを付加した電子メールを送付することで、中継依頼者側でＩＦＡＸ１０１が使用する回線を指定できる。また、従来はパスワードとして使用していた情報を、回線選択情報とすることで、新たな情報を作成し、電子メールに添付する必要もない。
【００６０】
また、ＩＦＡＸ１０１には、複数の回線が接続可能なので、この新たなパスワードはＩＦＡＸ１０１に接続した回線数に応じて複数登録する必要がある。
【００６１】
以下、ＩＦＡＸ１０１のパスワード登録時の動作について、図５を用いて説明する。
【００６２】
まず、ＩＦＡＸ１０１は、パネル操作部２２６を監視し、パスワード登録を開始する指示があるか否かを判断する（ＳＴ５０１）。ＳＴ５０１において、ＩＦＡＸ１０１が、パスワード登録を開始するがあると判断すると、ＩＦＡＸ１０１は、ＬＣＤ２２４に回線選択画面を表示する（ＳＴ５０２）。回線選択画面には、図４に示す、回線接続名、オプションボード装着方式、および選択可能回線の情報が表示される。これにより、ユーザーが容易に選択できる回線種別を認識できるので、ユーザーは回線種別を容易に選択できる。
【００６３】
次に、ＩＦＡＸ１０１は、登録入力キー２２５からの入力信号を監視し、ユーザーが回線種別を選択したか否かを判断する（ＳＴ５０３）。そして、ＩＦＡＸ１０１は、ユーザーが回線種別を選択するまで、ＳＴ５０２、ＳＴ５０３の処理をする。
【００６４】
そして、ＳＴ５０３において、ＩＦＡＸ１０１に回線種別が入力されると、ＩＦＡＸ１０１は、次にユーザーが選択した回線種別に対するパスワードを入力するために表示をＬＣＤ２２４にする（ＳＴ５０４）。ここで、回線種別とパスワードの例を図６を用いて示す。図６に示すように、パスワードから回線種別が想像できるようにパスワードを登録することにより、ユーザーが電子メールを転送する際に回線種別にあったパスワードを容易に選択し、入力できる。
【００６５】
次に、ＩＦＡＸ１０１は、パスワードが入力されたか判断する（ＳＴ５０５）。そして、ＳＴ５０５でＩＦＡＸ１０１にパスワードが入力されると、ＩＦＡＸ１０１は選択した回線種別と入力したパスワードを情報格納エリア２０６に格納する（ＳＴ５０６）。次に、ＩＦＡＸは全てのパスワードの入力が終了したか確認する表示する。そして、ＩＦＡＸ１０１は、登録入力キー２２５からの入力信号を監視し、ユーザーからパスワード登録が終了したことを示す入力があったか判断する（ＳＴ５０７）。
【００６６】
そして、ＳＴ５０７において、ＩＦＡＸ１０１が全ての登録が終了したことを示す信号を検出すると、ＩＦＡＸ１０１はパスワード登録処理を終了する。一方、ＳＴ５０７においてＩＦＡＸ１０１が登録を継続することを示す信号を検出すると、ＩＦＡＸ１０１はＳＴ５０２の処理に戻り、すべてのパスワード登録処理が終了するまでＳＴ５０２〜ＳＴ５０７までの処理をする。
【００６７】
以上説明したように、ＩＦＡＸ１０１は、ユーザーにより任意に接続された回線毎に、回線選択情報であるパスワードもユーザーにより任意に登録できる。これにより、、ユーザーにより接続される回線が変更になっても、パスワードも新たな回線に合わせて任意に登録できる。よって、ＩＦＡＸ１０１は、あらゆる回線接続パターンに対してパスワードが設定できる。
【００６８】
また、このようにして登録されたパスワードおよびパスワードに対する回線種別は、図７に示すようにパスワード情報として情報格納エリア２０６のパスワード格納部７０１に格納されている。図７は、上記実施の形態にかかる情報格納エリアの構成を示した図である。
【００６９】
ＩＦＡＸ１０１は、送られてきた電子メールを解析し、パスワード格納部７０１の情報と照合する。これにより、ＩＦＡＸ１０１は、パスワードに応じて適切な回線種別を選択し、電子メールを転送できる。
【００７０】
また、電子メールのパスワードを解析した得た回線種別と電子メール転送先のダイヤル情報は、宛先情報毎に電子メールの宛先毎に通信予約情報として情報格納エリア２０６内の通信予約情報テーブル７０２に格納される。
【００７１】
このように、パスワードに応じた回線種別も通信予約テーブル７０２に格納されるので、電子メール転送時にＩＦＡＸ１０１がパスワードを解析して転送する必要がなくなる。よって、電子メール転送時のＩＦＡＸ１０１の転送処理速度が速くなる。
【００７２】
また、通信予約情報には、複数の宛先情報を格納することができる。これにより、一度のユーザー操作で、一つの電子メールを複数の宛先に自動的に送ることができる。
【００７３】
以下、ＩＦＡＸ１０１の電子メール転送動作について図８を使用して詳細に説明する。図８は、上記実施の形態にかかるＩＦＡＸの電子メール転送動作のフロー図である。
【００７４】
まず、図１に示すメールサーバ１０６が、他のメールサーバから送られてきた電子メールのヘッダ部の宛先フィールド[To:]を解析する。この電子メールがＩＦＡＸ１０１宛てのものだとすると、電子メールの[To:]の部分には、ＩＦＡＸ１０１宛ての電子メールであることを示す情報に、使用する回線種別情報を含んだパスワードと転送先のＦＡＸのＦＡＸ番号を挿入したものを記述されている。例えば、図９に示す受信した電子メールを例に挙げると、ヘッダ部の宛先フィールド[To:]には、ＩＦＡＸ１０１宛ての電子メールであることを示す情報であるメールアドレスである＠ＩＦＡＸ０１．○○．××．ｃｏ．ｊｐに、使用する回線種別情報を含んだパスワードであるＩＳＤＮＧ３と転送先のＦＡＸのＦＡＸ番号０３３４３４９１９１を挿入したものが記述されている。メールサーバ１０６が、電子メールの[To:]の部分を解析し、他のメールサーバから送られてきた電子メールがＩＦＡＸ１０１宛ての電子メールかを判断することで、ＩＦＡＸ１０１に電子メールを送信するか判断する。
【００７５】
このように、電子メールの[To:]の部分にＩＦＡＸ１０１宛ての電子メールであることを示す情報を記載することで、メールサーバ１０６に複数のＩＦＡＸが接続されている形態であっても、メールサーバ１０６が電子メールを適切なＩＦＡＸに送信できる。
【００７６】
そして、ＩＦＡＸ１０１は、図１に示すメールサーバ１０６から送信された電子メールを受信する（ＳＴ８０１）。ＳＴ８０１において、ＩＦＡＸ１０１が電子メールを受信すると、受信した電子メールをメモリ２０３の中の電子メール格納エリア２２７に格納する。そして、ＩＦＡＸ１０１は、電子メール格納エリア２２７に格納した電子メールの[To:]の部分を解析し、電子メール中継転送用の回線種別を指定するパスワード（図９の例では、ＩＳＤＮＧ３）を抽出し、パスワードがあるか否かを判断する（ＳＴ８０２）。
【００７７】
そして、ＳＴ８０２において、ＩＦＡＸ１０１が受信した電子メールにパスワードがあると判断すると、ＩＦＡＸ１０１は、抽出したパスワードがパスワード格納部７０１に記憶されているか判断する（ＳＴ８０３）。
【００７８】
そして、ＳＴ８０３において、ＩＦＡＸ１０１が受信した電子メールのパスワードかパスワード格納部７０１に無いと判断した場合は、ＩＦＡＸ１０１はパスワードが不一致のため受信拒否する処理をし（ＳＴ８０４）、中継依頼先に中継依頼した電子メールはパスワード不一致であるため転送できない旨を通知する（ＳＴ８０５）。
【００７９】
これにより、中継依頼者がパスワードが適切でないために電子メールが転送されないことがわかるので、中継依頼者はパスワードを再確認するなどして適切なパスワードを入力後、再度電子メールの中継依頼ができる。
【００８０】
一方、ＳＴ８０３において、ＩＦＡＸ１０１が受信した電子メールのパスワードかパスワード格納部７０１にあると判断した場合は、電子メールの[To:]の部分を解析し、転送先のダイヤル情報（図９の例では、０３３４３４１９１９）を解析すると共に、パスワード格納部７０１を参照し、回線種別を検出する（ＳＴ８０６）。そして、ＩＦＡＸ１０１は、ＳＴ８０６で得たダイヤル情報と回線種別を通信予約テーブルに登録する（ＳＴ８０７）。
【００８１】
次に、ＩＦＡＸ１０１は、受信した電子メールに別のアドレスがあるか調べ（ＳＴ８０８）、全てのアドレスに対して、ＳＴ８０２以下の処理をする。そして、全てのアドレスに対してＳＴ８０２以下の処理が終了すると、受信した電子メールをテキスト部とＴＩＦＦファイル部に展開する（ＳＴ８０９）。そして、テキスト部をビットマップとして、添付ファイル部のＴＩＦＦ形式のファイルから画情報のＭＨデータを抜き出すことで、電子メールデータをファクシミリデータに変換する（ＳＴ８１０）。そして、ファクシミリデータを通信予約テーブルに登録されたダイヤル情報を持つＦＡＸに転送する（ＳＴ８１１）。
【００８２】
このようにして、中継依頼者がした回線を用いて電子メールの画情報を他のＦＡＸに転送することができる。
【００８３】
また、ＳＴ８０２において、ＩＦＡＸ１０１が、受信した電子メールにパスワードが無いと判断すると、この電子メールにダイヤル情報があるか解析する（ＳＴ８１２）。そして、ＳＴ８１２において、ＩＦＡＸ１０１がダイヤル情報が無いと判断した場合は、この電子メールは、中継依頼された電子メールではなく、ＩＦＡＸ１０１宛てのＦＡＸであるので、プリンタ２０７によりこの電子メールの画情報をプリントアウトする（ＳＴ８１３）。一方、ＳＴ８１２において、ＩＦＡＸ１０１がダイヤル情報があると判断した場合は、この電子メールは適切なものではないので、ＩＦＡＸ１０１は、この電子メールには中継依頼先にパスワードが無いので転送できない旨を通知し（ＳＴ８１４）、処理を終了する。
【００８４】
このように、ＩＦＡＸ１０１は、受信した電子メールが中継依頼された電子メールか、自分宛ての電子メールか確実に判断できる。そして、ＩＦＡＸ１０１は、受信した電子メールが自分宛ての電子メールの場合はプリントアウトすることで適切に処理できる。
【００８５】
以上説明したように、上記実施の形態によれば、複数の回線を有するネットワークファクシミリ装置であっても、中継依頼された電子メールに付与されたパスワードを解析することで使用する回線種別を決定できるので、適切な回線を使用して電子メールの画情報を転送できる。
【００８６】
また、上記実施の形態によれば、ＰＳＴＮ回線とＩＳＤＮ回線とをつなぐことができるので、Ｇ１ファクシミリからＧ４ファクシミリのすべての種類のファクシミリに対してファクシミリ通信ができるので、すべての種類のファクシミリ装置に電子メールの画情報の転送ができる。
【００８７】
なお、上記実施の形態では、４つの回線が接続できるようになっているが、４つでなくても、複数の回線が接続された形態であれば良い。
【００８８】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、転送依頼された電子メールに付与された回線識別名に基づいて、接続された複数の回線のうちのいずれの回線を用いて転送を行うのかを決定する。これにより、転送依頼者が適切な回線を選択して電子メールを他のファクシミリ装置に転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態にかかるインターネットファクシミリ装置が動作するネットワーク・システムを示す概念図
【図２】上記実施の形態にかかるＩＦＡＸのハードウエアを示すブロック図
【図３】上記実施の形態にかかるＣＰＵの機能ブロック図
【図４】上記実施の形態にかかるＩＦＡＸの回線接続名とオプションボード装着方式と選択可能回線との関係を示した図
【図５】上記実施の形態にかかるＩＦＡＸのパスワード登録時の動作フロー図
【図６】上記実施の形態にかかる回線種別とパスワードの例を示した図
【図７】上記実施の形態にかかる情報格納エリアの構成を示した図
【図８】上記実施の形態にかかるＩＦＡＸの電子メール転送動作のフロー図
【図９】上記実施の形態にかかる受信した電子メールを示した図
【符号の説明】
１０１、１０８ＩＦＡＸ
１０２、１１２ＬＡＮ
１０４ＰＳＴＮ
１０５ＩＳＤＮ
１０６、１１０メールサーバ
１０７、１１３ＰＣ
２０２ＣＰＵ
２０３メモリ
２０５画情報格納エリア
２０６情報格納エリア
２０９〜２１２コネクタ
２１３〜２１６オプションボード
２１７モデム
２１８、２２１ＮＣＵ
２２０Ｇ３モデム
２２２ＩＳＤＮＩ／Ｆ
２２３ＤＳＵ
２２７電子メール格納エリア
７０１パスワード格納部
７０２通信予約情報テーブル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a network facsimile equipment that can be connected to a network such as a LAN.
[0002]
[Prior art]
As a network facsimile apparatus that can be connected to a network such as a LAN, there is an Internet facsimile apparatus (hereinafter referred to as IFAX). IFAX is provided with a facsimile communication function and an electronic mail communication function. Thereby, IFAX can convert image information of an electronic mail sent from a PC or the like into facsimile data, and relay-transfer it to a requested destination.
[0003]
In addition, IFAX makes a determination using a relay permission password in order to determine whether the electronic mail requested to be relayed is from a legitimate user or a third party. When IFAX receives an e-mail without a password or an e-mail with a different password, IFAX does not relay this e-mail.
[0004]
Some IFAX can be connected to a plurality of different network lines so as to be able to communicate with a facsimile that communicates by a plurality of different facsimile procedures.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
This type of IFAX needs to match the line type used when relaying electronic mail with the line type used by the facsimile apparatus to which the electronic mail is transferred. However, the line type used by the facsimile apparatus to which the e-mail is transferred is not known on the IFAX side. Furthermore, in a conventional e-mail relay system using IFAX, the line used when IFAX transfers e-mail image information cannot be specified on the relay request side. For this reason, a line channel to be used when unilaterally relaying an electronic mail on the IFAX side is determined. Therefore, there is a problem that IFAX cannot select an appropriate line and cannot transfer an e-mail.
[0006]
The present invention has been made in view of the foregoing, in transferring the image information of the relay request e-mail, provide a network facsimile equipment that can transfer image information of the electronic mail by selecting the appropriate line The purpose is to do.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides an interface to which a plurality of lines can be connected, storage means for storing a line identification name for identifying each of the plurality of lines connected to the interface, and image information from one of the plurality of lines. Control means for receiving the attached electronic mail and transferring the received image information from one of the plurality of lines, wherein the control means identifies the transfer destination and the line identification from the header part of the received electronic mail. A name is detected, a line corresponding to the line identification name stored in the storage means is specified, and transfer is performed to the transfer destination via the specified line.
[0008]
With this configuration, based on the line identification name given to the electronic mail requested to be transferred, it is determined which of the connected lines is used for transfer. Thus, the transfer requester can select an appropriate line and transfer the electronic mail to another facsimile machine .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The network facsimile apparatus according to the first aspect of the present invention includes an interface to which a plurality of lines can be connected, storage means for storing a line identification name for identifying each of the plurality of lines connected to the interface, receives an e-mail the image information is attached from one of a plurality of lines, the received image information and a control means for transferring from one of said plurality of lines, said control means receives electronic Detecting a transfer destination and a line identification name from the header part of the mail, specifying a line corresponding to the line identification name stored in the storage means , and transferring to the transfer destination via the specified line. Features.
[0010]
With this configuration , based on the line identification name given to the electronic mail requested to be transferred, it is determined which of the connected lines is used for transfer . Thus, the transfer requester can select an appropriate line and transfer the electronic mail to another facsimile machine.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the network facsimile apparatus according to the first aspect, the line identification name also serves as a password function .
[0012]
With this configuration, the transfer requester by sending an e-mail added with the password to the network facsimile apparatus, it is possible to specify the lines to the network facsimile apparatus is used in the transfer requester side. In addition, by using the information previously used as a password as line selection information, it is not necessary to create new information and attach it to an e-mail.
[0024]
Hereinafter, an Internet facsimile to which a network facsimile apparatus according to an embodiment of the present invention is applied will be described.
[0025]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a network system in which IFAX according to an embodiment of the present invention operates.
[0026]
The IFAX 101 according to the above embodiment connects a LAN 102 to a public telephone network (PSTN) 104 and an integrated services digital network (ISDN) 105 via a private branch exchange 103. A PC 107, a mail server 106, and other IFAX 108 are connected to the LAN 102. The mail server 106 is connected to the Internet 109. A plurality of mail servers 110 and 111 are connected to the Internet 109. A LAN 112 is connected to the mail server 110. The LAN 112 is connected with a plurality of PCs 113 that are relay request sources to the IFAX 101.
[0027]
On the other hand, the PSTN 104 is connected to a FAX 114 that performs facsimile communication via the PSTN 104 and a G3 FAX 115 that performs communication according to the G3 procedure. Further, the ISDN 105 is connected to the G3 FAX 116 that performs facsimile communication in the G3 procedure and the G4 FAX 117 that performs communication in the G4 procedure via the ISDN 105. In addition to the PSTN 104, the private branch exchange 103 is connected to a FAX 118 that performs facsimile communication using an extension. In this way, the IFAX 101 connects a plurality of lines for transferring electronic mail.
[0028]
Thus, by switching the line used by IFAX 101 and transferring the electronic mail, the electronic mail can be transferred to any of FAXes 114 to 118 connected via different lines.
[0029]
In such a relay system, an e-mail with image information attached in a TIFF file format is transmitted from the requesting PC 113 to the IFAX 101 as a relay machine. This e-mail describes, for example, information in which the type of the line used by IFAX 101 and the dial information of FAX 114 to 118 are inserted into the mail address of IFAX 101 in the destination field of the header part. With such an e-mail address, the relay requester can determine whether the transmitted e-mail is intended for a relay request, dial information of the relay destination of the e-mail, and the type of line used for transferring the e-mail Can be transmitted to IFAX 101.
[0030]
By analyzing the address of this e-mail, IFAX 101 recognizes the line and dial information used from this e-mail. The IFAX 101 converts the text part in the e-mail into facsimile data. The IFAX 101 extracts image information from the TIFF file attached to the e-mail and converts it into a facsimile data file. Thereafter, IFAX 101 transfers facsimile data to FAX 114 to 118 of the recognized FAX number using the recognized line.
[0031]
As is well known, the e-mail is transferred from the PC 113 to the IFAX 101 by the mail servers 106 and 110 according to an e-mail transfer protocol such as SMTP or POP3.
[0032]
FIG. 2 is a block diagram showing hardware of the IFAX 101 according to the above embodiment. The IFAX 101 is provided with a CPU 202. The CPU 202 executes a program stored in the memory 203 that is a storage unit, and controls the entire apparatus.
[0033]
The memory 203 is provided with a program storage area 204, an image information storage area 205, an information storage area 206, and an e-mail storage area 227. The program storage area 204 stores a program executed by the CPU 202. The image information storage area 205 is an area for storing image information transmitted via the communication means or image information transmitted via the communication means. The information storage area 206 stores information for specifying a line channel used by the IFAX 101 and information related to communication. Details of the information storage area 206 will be described later. The e-mail storage area 227 is an area for storing received e-mails.
[0034]
Further, the IFAX 101 includes a printer 207 which is a recording unit for printing image information transmitted via the communication unit, and a scanner which is a reading unit for reading the image information transmitted via the communication unit. 208 is provided.
[0035]
The IFAX 101 is equipped with a plurality of communication means so that communication can be performed via a plurality of lines. Specifically, the IFAX 101 is provided with four line channels 1ch to 4ch so that communication can be performed via a plurality of different lines. By installing option boards 213 to 216 which are communication means for performing different communication on the connectors 209 to 212 corresponding to the respective line channels, the user uses a plurality of (four types in this embodiment) different lines. Communication is now possible.
[0036]
An option board 213 provided with a modem 217 and a line control unit (NCU) 218 is attached to the connector 209 for the line channel 1ch. The NCU 218 is connected to the PSTN 104 via the private branch exchange 103. A modem 217 is connected to the NCU 218 via an analog signal line. The modem 217 modulates and demodulates facsimile data transmitted / received to / from a counterpart facsimile machine via the PSTN 104. Thereby, IFAX 101 can communicate with FAX using extension FAX or PSTN 104 via private branch exchange 103 using line channel 1ch.
[0037]
An option board 214 provided with a LAN control unit 219 is connected to the connector 210 for the line channel 2ch as an e-mail transmission / reception means. The LAN control unit 219 connects to the LAN 102 via a router or the like (not shown), and executes a procedure necessary for transmitting / receiving data to / from other information terminals via the LAN 102. Thereby, IFAX 101 can communicate with a PC or a mail server. That is, the IFAX 101 has a function of transmitting and receiving electronic mail by using the line channel 2ch.
[0038]
Further, the G3 modem 220 for G3 facsimile procedure and the option board 215 provided with the NCU 221 are connected to the connector 211 for the line channel 3ch. Thereby, IFAX 101 can perform G3 facsimile communication using PSTN 104 using line channel 3ch.
[0039]
The connector 212 for the line channel 4ch is provided with an ISDN interface (I / F) 222 and a DSU 223. The ISDN I / F 222 is connected to the ISDN 105 via the DSU 223. Thereby, IFAX 101 can communicate with other facsimile apparatuses by G4 facsimile communication using line channel 4ch.
[0040]
The option boards 213 to 216 connected to the connectors 209 to 212 can be arbitrarily selected and mounted by the user. Thereby, IFAX 101 can have a function of communicating using a user's desired communication line. If the option boards 213 to 216 are attached to any one of the connectors 209 to 212, the IFAX 101 operates.
[0041]
Further, the IFAX 101 is provided with a panel operation unit 226 having an LCD 224 that is a means for visually displaying various types of information and a registration input key 225 that is a means for inputting various types of registration information. The user can register appropriate information by operating the registration input key 225 while viewing the LCD 224.
[0042]
Next, an operation in which IFAX 101 transmits image information to the PC will be described. The IFAX 101 accumulates image information read by the scanner 208 in the image information storage area 205, and converts this image information into a TIFF format that is a format for image management by a PC. Further, the IFAX 101 converts the converted image information into MIME format, which is a standard for transmitting data other than text by e-mail, and then transmits it as e-mail via the LAN control unit 219. TCP / IP is used as a protocol for sending electronic mail.
[0043]
Next, the operation of the IFAX 101 as a relay device that transfers an electronic mail sent from a PC to a FAX will be described. The IFAX 101 expands an e-mail transmitted via the LAN control unit 219 and stored in the image information storage area 205 into a text portion and an attached file portion. Then, the text part extracts MH data of image information from the TIFF format file of the attached file part as a bitmap, and transmits the data as facsimile data to the FAX via the modems 210 and 211 or ISDN I / F 214, respectively. At this time, the destination of the relay destination is stored in the destination field [To:] of the electronic mail, and the IFAX 101 detects this and makes a call to the destination.
[0044]
Next, functions that the CPU 202 has by executing a program stored in the program storage area 204 will be described with reference to FIG. FIG. 3 is a functional block diagram of the CPU according to the embodiment.
[0045]
The CPU 202 is provided with functions as a panel control unit 301 that controls the panel operation unit 226 such as control of the LCD 224 and control of signals input from the registration input key 225.
[0046]
Further, the CPU 202 has a function as communication control means. As a communication control means, there is provided a G3 communication control unit 302 that controls the modems 217 and 220 and the NCUs 218 and 221 or the ISDNI / F 222 and the DSU 223 to perform electronic mail by G3 facsimile communication. Further, as a communication control means, a G4 communication control unit 303 is provided that controls the ISDN I / F 222 and the DSU 223 to communicate an e-mail in a G4 facsimile procedure. Further, as a communication control means, there is provided a LAN communication control unit 304 that controls the LAN control unit 219 to perform transmission / reception of electronic mail by LAN communication.
[0047]
Thus, since the CPU 202 operates as a plurality of different types of communication control, the IFAX 101 can perform a plurality of different types of communication.
[0048]
In addition, the CPU 202 controls the G3 communication control unit 302 and the G4 communication control unit 303 so as to switch between making a call using the G3 communication procedure or making a call using the G4 communication procedure. A unit 305 is provided. Further, the CPU 202 is provided with a device management control unit 306 that performs control of the control unit and various settings described above and various information processing.
[0049]
Further, as described above, the IFAX 101 switches the line connection method by switching the option boards 213 to 216 connected to the connectors 209 to 212. The IFAX 101 option board mounting method and selectable lines corresponding to each option board mounting method (in other words, a line designation method that can be performed by the relay requester) will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a diagram showing the relationship among IFAX line connection names, option board mounting methods, and selectable lines according to the above embodiment. Although not shown, an option board for performing facsimile communication via the PSTN, such as the option board 213 or the option board 215 shown in FIG. 2, is mounted on the connector 209 for the line channel ch1 in all connection methods. Has been. In all connection methods, the connector 210 for the line channel ch2 is equipped with an option board 214 for connecting to the LAN 102 and executing procedures necessary for transmitting / receiving data to / from other information terminals via the LAN 102. ing.
[0050]
When the line connection name is “standard”, the option board 213 or the option board 215 is attached to the line channel ch1, and the option board 214 is attached to the line channel ch2. With such an option mounting method, IFAX 101 can perform external line communication using PSTN from line channel 1ch (hereinafter, external line communication via PSTN is referred to as external line communication) and internal line communication using LAN from line channel 2ch. It becomes possible. Accordingly, the relay requester can designate whether to perform communication using an external line or communication using an extension line to IFAX 101.
[0051]
When the line connection name is “G3OP 1ch”, the option board 213 or the option board 215 is attached to the line channel ch1, the option board 214 is attached to the line channel ch2, and the option board 215 is attached to the line channel ch3. With such an option mounting method, IFAX 101 can perform external line communication using PSTN from line channel 1ch, internal line communication using LAN from line channel 2ch, and G3 facsimile communication using line channel ch3. . In addition, the relay requester in this case uses the line channel ch1 or the line channel ch3 to the IFAX 101 for external line communication (in this case, the relay requester selects either the line channel ch1 or the line channel ch3). Whether to use or not), to perform extension communication, to perform external line communication using the line channel ch1, or to perform external line communication using the line channel ch3.
[0052]
When the line connection name is “G3OP 2ch”, the option board 213 or the option board 215 is attached to the line channel ch1, the option board 214 is attached to the line channel ch2, and the option board 215 is attached to the line channel ch3 and the line channel ch4. By such an option mounting method, IFAX 101 allows external line communication using PSTN from line channel 1ch, internal line communication using LAN from line channel 2ch, and G3 facsimile communication using line channel ch3 and line channel ch4. Is possible. In addition, the relay requester in this case makes an external line communication using any one of the line channel ch1, the line channel ch3, and the line channel ch4 with respect to the IFAX 101 (in this case, the relay requester specifies the line channel ch1, Whether or not the line channel ch3 or the line channel ch4 is used), the extension communication is performed, the line channel ch1 is used for the external line communication, or the line channel ch3 or the line channel ch4 is used for the external line. You can specify whether to communicate.
[0053]
When the line connection name is “G3 + G4 OP”, the option board 213 or option board 215 is attached to the line channel ch1, the option board 214 is attached to the line channel ch2, the option board 215 is attached to the line channel ch3, and the option board 216 is attached to the line channel ch4. ing. By such an option mounting method, IFAX 101 allows external line communication using PSTN from line channel 1ch, internal line communication using LAN from line channel 2ch, G3 facsimile communication using line channel ch3, and line channel. G4 facsimile communication is possible using ch4. In addition, the relay requester in this case makes an external line communication using any one of the line channel ch1, the line channel ch3, and the line channel ch4 with respect to the IFAX 101 (in this case, the relay requester Whether to use the line channel ch3), to perform extension communication, to perform external line communication using the line channel ch1, or to perform external line communication using the line channel ch3, or to use the line channel ch4 for G4 facsimile It is possible to specify whether to perform G3 facsimile communication using communication or ISDN.
[0054]
When the line connection name is “G4OP 1ch”, the option board 213 or the option board 215 is attached to the line channel ch1, the option board 214 is attached to the line channel ch2, and the option board 216 is attached to the line channel ch3. By such an option mounting method, IFAX 101 can perform external line communication using PSTN from line channel 1ch, internal line communication using LAN from line channel 2ch, and G4 facsimile communication using line channel ch3. . In addition, the relay requester in this case performs external line communication using the line channel ch1 or extension communication to the IFAX 101, G4 facsimile communication using the line channel ch3, or G3 facsimile using ISDN. You can specify whether to communicate.
[0055]
When the line connection name is “G4OP 2ch”, the option board 213 or option board 215 is attached to the line channel ch1, the option board 214 is attached to the line channel ch2, and the option board 216 is attached to the line channel ch3 and the line channel 4ch. With such an option mounting method, IFAX 101 allows external line communication using PSTN from line channel 1ch, internal line communication using LAN from line channel 2ch, and G4 facsimile communication using line channel ch3 or line channel ch4. Is possible. In addition, the relay requester in this case performs external line communication using the line channel ch1 or extension communication to the IFAX 101, or G4 facsimile communication using the line channel ch3 or line channel 4 (in this case). The relay requester uses the line channel ch3 or the line channel ch4 to specify whether to use the line channel ch3 or the line channel ch4, or GDN facsimile communication by ISDN using the line channel ch3 or the line channel 4 (in this case, the relay requester Channel ch3 or line channel ch4 is used or not), G4 facsimile communication using line channel ch3 or G3 facsimile communication using ISDN, or G4 facsimile communication or ISDN using line channel ch4. G3 fa You can specify either the Shimiri communication.
[0056]
In this way, the IFAX 101 can select the line channel through which the external line communication is performed by switching the option board attached to each line channel. Thereby, IFAX 101 can select and communicate with an appropriate line in accordance with the communication mode of the communication destination FAX. In addition, since the IFAX 101 can connect the same type of communication line to a plurality of line channels, it is possible to prevent the line channel from being congested by appropriately changing the line channel to be used according to the congestion state of the communication line. it can.
[0057]
As described above, the IFAX 101 can perform communication using a plurality of lines. For this reason, IFAX 101 needs to be able to recognize which line should be used to communicate the sent e-mail. However, only the relay requester knows which communication line should be used to transfer the sent e-mail to another FAX, and IFAX 101 does not know. Therefore, IFAX 101 can select the line to be used based on the line selection information from the relay requester. Further, since the line used by IFAX 101 can be arbitrarily set by the user, this line selection information needs to be arbitrarily set by the user.
[0058]
Conventionally, IFAX makes a determination using a password for permitting relaying in order to determine whether an electronic mail requested to be relayed is from a legitimate user or a third party. For this reason, IFAX has conventionally been provided with a function of storing a password.
[0059]
Therefore, the IFAX 101 stores a set of a password and a line used according to the password, and uses the password as line selection information. As a result, the relay requester sends an e-mail with the new password added to IFAX 101, whereby the relay client can specify the line used by IFAX 101. In addition, by using the information previously used as a password as line selection information, it is not necessary to create new information and attach it to an e-mail.
[0060]
Since a plurality of lines can be connected to IFAX 101, a plurality of new passwords must be registered according to the number of lines connected to IFAX 101.
[0061]
Hereinafter, the operation at the time of password registration of IFAX 101 will be described with reference to FIG.
[0062]
First, IFAX 101 monitors panel operation unit 226 and determines whether there is an instruction to start password registration (ST501). In ST501, if IFAX 101 determines that there is a password registration start, IFAX 101 displays a line selection screen on LCD 224 (ST502). The line selection screen displays information on the line connection name, option board mounting method, and selectable lines shown in FIG. As a result, since the line type that can be easily selected by the user can be recognized, the user can easily select the line type.
[0063]
Next, IFAX 101 monitors the input signal from registration input key 225 and determines whether or not the user has selected a line type (ST503). Then, IFAX 101 performs the processes of ST502 and ST503 until the user selects a line type.
[0064]
In ST503, when the line type is input to IFAX 101, IFAX 101 next displays LCD 224 to input a password for the line type selected by the user (ST504). Here, an example of the line type and the password is shown using FIG. As shown in FIG. 6, by registering the password so that the line type can be imagined from the password, the user can easily select and input the password suitable for the line type when transferring the e-mail.
[0065]
Next, IFAX 101 determines whether a password has been input (ST505). When a password is input to IFAX 101 in ST505, IFAX 101 stores the selected line type and the input password in information storage area 206 (ST506). Next, IFAX displays to confirm whether all passwords have been entered. Then, IFAX 101 monitors the input signal from registration input key 225, and determines whether there is an input from the user indicating that password registration has been completed (ST507).
[0066]
In ST507, when IFAX 101 detects a signal indicating that all registrations are completed, IFAX 101 ends the password registration process. On the other hand, if a signal indicating that IFAX 101 continues registration is detected in ST507, IFAX 101 returns to ST502 and performs processes from ST502 to ST507 until all password registration processes are completed.
[0067]
As described above, the IFAX 101 can arbitrarily register a password as line selection information for each line arbitrarily connected by the user. Thereby, even if the line connected by the user is changed, the password can be arbitrarily registered in accordance with the new line. Therefore, IFAX 101 can set a password for any line connection pattern.
[0068]
The password registered in this way and the line type for the password are stored in the password storage unit 701 of the information storage area 206 as password information as shown in FIG. FIG. 7 is a diagram showing the configuration of the information storage area according to the above embodiment.
[0069]
The IFAX 101 analyzes the sent e-mail and collates it with information in the password storage unit 701. Thereby, IFAX 101 can select an appropriate line type according to the password and transfer the e-mail.
[0070]
The line type obtained by analyzing the e-mail password and the e-mail transfer destination dial information are stored in the communication reservation information table 702 in the information storage area 206 as communication reservation information for each e-mail destination for each destination information. Is done.
[0071]
As described above, since the line type corresponding to the password is also stored in the communication reservation table 702, it is not necessary for the IFAX 101 to analyze and transfer the password at the time of e-mail transfer. Therefore, the transfer processing speed of IFAX 101 at the time of e-mail transfer is increased.
[0072]
The communication reservation information can store a plurality of pieces of destination information. Thus, one electronic mail can be automatically sent to a plurality of destinations by a single user operation.
[0073]
Hereinafter, the e-mail transfer operation of IFAX 101 will be described in detail with reference to FIG. FIG. 8 is a flowchart of IFAX e-mail transfer operation according to the above embodiment.
[0074]
First, the mail server 106 shown in FIG. 1 analyzes the destination field [To:] of the header part of the electronic mail sent from another mail server. If this e-mail is addressed to IFAX 101, the [To:] portion of the e-mail contains information indicating that the e-mail is addressed to IFAX 101, the password including the line type information to be used, and the forwarding FAX. A description in which a FAX number is inserted is described. For example, taking the received e-mail shown in FIG. 9 as an example, the destination field [To:] of the header part has an e-mail address that is information indicating that it is an e-mail addressed to IFAX 101, @ IFAX01. ○○. Xx. co. In jp, ISDNG3, which is a password including line type information to be used, and a FAX number 0334349191 of the transfer destination FAX are described. Whether the mail server 106 analyzes the [To:] portion of the e-mail and determines whether the e-mail sent from another mail server is an e-mail addressed to the IFAX 101, thereby transmitting the e-mail to the IFAX 101. to decide.
[0075]
In this way, even if a plurality of IFAXs are connected to the mail server 106 by describing information indicating that the email is addressed to the IFAX 101 in the [To:] portion of the email, Server 106 can send the email to the appropriate IFAX.
[0076]
IFAX 101 receives the electronic mail transmitted from mail server 106 shown in FIG. 1 (ST801). In ST801, when IFAX 101 receives an e-mail, the received e-mail is stored in e-mail storage area 227 in memory 203. The IFAX 101 analyzes the [To:] portion of the email stored in the email storage area 227 and extracts the password (ISDNG3 in the example of FIG. 9) that specifies the line type for email relay transfer. Then, it is determined whether or not there is a password (ST802).
[0077]
If it is determined in ST802 that the e-mail received by IFAX 101 has a password, IFAX 101 determines whether the extracted password is stored in password storage unit 701 (ST803).
[0078]
If it is determined in ST803 that the password of the e-mail received by IFAX 101 is not in the password storage unit 701, IFAX 101 performs a process of rejecting reception because the passwords do not match (ST804), and requests a relay request to the relay request destination. It is notified that the e-mail cannot be transferred because the password does not match (ST805).
[0079]
As a result, the relay requester knows that the e-mail is not forwarded because the password is not appropriate, so the relay requester can re-check the password, enter the appropriate password, etc., and then request the e-mail relay again. .
[0080]
On the other hand, if it is determined in ST803 that the IFAX 101 has received the e-mail password or is in the password storage unit 701, the [To:] portion of the e-mail is analyzed, and the forwarding destination dial information (in the example of FIG. 9). , 0334341919) and referring to the password storage unit 701 to detect the line type (ST806). Then, IFAX 101 registers the dial information and line type obtained in ST806 in the communication reservation table (ST807).
[0081]
Next, IFAX 101 checks whether there is another address in the received e-mail (ST808), and performs the processing from ST802 on all addresses. When the processing from ST802 onward is completed for all addresses, the received e-mail is expanded into a text part and a TIFF file part (ST809). Then, the e-mail data is converted to facsimile data by extracting the MH data of the image information from the TIFF format file of the attached file portion using the text portion as a bitmap (ST810). Then, the facsimile data is transferred to a FAX having dial information registered in the communication reservation table (ST811).
[0082]
In this way, the image information of the e-mail can be transferred to another FAX using the line made by the relay requester.
[0083]
Also, in ST802, if IFAX 101 determines that the received e-mail does not have a password, it analyzes whether the e-mail has dial information (ST812). If the IFAX 101 determines that there is no dial information in ST812, this e-mail is not a relay-requested e-mail but a fax addressed to the IFAX 101, so the image information of this e-mail is printed by the printer 207. Out (ST813). On the other hand, if it is determined in ST812 that IFAX 101 has dial information, this e-mail is not appropriate, and IFAX 101 notifies that this e-mail cannot be forwarded because there is no password at the relay request destination. (ST814), the process ends.
[0084]
In this way, IFAX 101 can reliably determine whether the received e-mail is an e-mail requested to be relayed or an e-mail addressed to itself. If the received e-mail is an e-mail addressed to itself, the IFAX 101 can appropriately process it by printing it out.
[0085]
As described above, according to the above embodiment, even in a network facsimile apparatus having a plurality of lines, the line type to be used can be determined by analyzing the password given to the e-mail requested to be relayed. Therefore, it is possible to transfer e-mail image information using an appropriate line.
[0086]
Further, according to the above embodiment, since the PSTN line and the ISDN line can be connected, facsimile communication can be performed for all types of facsimiles from G1 facsimile to G4 facsimile. E-mail image information can be transferred.
[0087]
In the above embodiment, four lines can be connected. However, the number of lines is not limited to four as long as a plurality of lines are connected.
[0088]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, based on the line identification name assigned to the email requested to be transferred, it is determined which of the plurality of connected lines is used for transfer. To do. Thus, the transfer requester can select an appropriate line and transfer the electronic mail to another facsimile machine .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a network system in which an Internet facsimile apparatus according to an embodiment of the present invention operates. FIG. 2 is a block diagram showing IFAX hardware according to the embodiment. FIG. 4 is a functional block diagram of the CPU according to the embodiment. FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the IFAX line connection name, the option board mounting method, and the selectable line according to the embodiment. FIG. 6 is a diagram showing an operation flow when registering an IFAX password. FIG. 6 is a diagram showing an example of a line type and a password according to the embodiment. FIG. 7 is a diagram showing a configuration of an information storage area according to the embodiment. 8 is a flow chart of IFAX email transfer operation according to the above embodiment. FIG. 9 is a diagram showing received email according to the above embodiment. Akira]
101, 108 IFAX
102, 112 LAN
104 PSTN
105 ISDN
106, 110 Mail server 107, 113 PC
202 CPU
203 Memory 205 Image information storage area 206 Information storage area 209-212 Connector 213-216 Option board 217 Modem 218, 221 NCU
220 G3 modem 222 ISDN I / F
223 DSU
227 Email storage area 701 Password storage unit 702 Communication reservation information table

Claims

An interface to which a plurality of lines can be connected; storage means for storing a line identification name for identifying each of the plurality of lines connected to the interface; and an electronic device to which image information is attached from one of the plurality of lines Control means for receiving mail and transferring the received image information from one of the plurality of lines, wherein the control means detects a transfer destination and a line identification name from a header part of the received e-mail. A network facsimile apparatus characterized in that a line corresponding to the line identification name stored in the storage means is specified and transferred to the transfer destination via the specified line.

2. The network facsimile apparatus according to claim 1, wherein the line identification name also serves as a password function.