JP4521886B2 - Occupant detection device - Google Patents

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JP4521886B2
JP4521886B2 JP02089196A JP2089196A JP4521886B2 JP 4521886 B2 JP4521886 B2 JP 4521886B2 JP 02089196 A JP02089196 A JP 02089196A JP 2089196 A JP2089196 A JP 2089196A JP 4521886 B2 JP4521886 B2 JP 4521886B2
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seat
occupant
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育康 加藤
武田　　憲司
弘二 和藤
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Denso Corp
Soken Inc
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Denso Corp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512—Passenger detection systems
    • B60R21/01516—Passenger detection systems using force or pressure sensing means

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシート（座席）上に乗員が着座しているかどうかを自動的に検知するための、乗員検知装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、助手席用エアバッグシステムを備えている車両においては、助手席に乗員が着座していない状態であっても、運転席エアバッグが展開するような状態になると助手席用エアバッグシステムも同時に作動してそのエアバッグが展開するので、意味なく展開した助手席用エアバッグであっても、それを復旧するための修理費が必要になる。そこでこのような無駄を省くためには、乗員検知装置を設けてシート上に乗員が着座しているかどうかを確認して、着座しているときだけ助手席用エアバッグシステムの作動を許すと共に、助手席に乗員が着座していない場合には、車両が衝突した時でも助手席用エアバッグシステムが作動しないようにすればよい。このような理由から、シート上の乗員の有無を検知するための乗員検知装置の必要性が生じる。
【０００３】
エアバッグシステムのために設けられる従来の乗員検知装置が、特開平４−４６８４３号公報、実開平３−５２２６６号公報、あるいは特開昭６１−１１３５２７号公報等に記載されている。これらの乗員検知装置はいずれも、荷重センサをシートの内部に組み込むような形で設置するものである。しかしながら、近年車両用シートの構造は非常に多様化しており、車種毎に形状、構造、硬さ等の特性の異なるシートが使用されるようになったので、それらの多様化したシートの内部に荷重センサを感度のばらつきなく組み込むという作業には大きな困難性が伴うことになる。従って、このような荷重センサの設置方法には汎用性がないという点や、組み込みの困難性、検出値の信頼性というような点で、解決すべき問題を残している。
【０００４】
なお、実開平７−１１４２９号公報（マイクロフィルム）に記載されている座席重心位置検出装置は、車両の運転者の姿勢を評価するために、シートの座部を支持している底部の４ヵ所（あるいは３ヵ所または５ヵ所）に荷重センサを設置して、それぞれの位置における荷重の大きさを検出することにより、荷重の分布状態から運転者の重心位置を演算処理によって表示するというものであるから、複数個の荷重センサをシートの支持部に設けるという点では、本発明の手段の一部と共通する要素を有しているが、乗員の有無を検知するためにシート取り付け部のうちの特定の２ヵ所に荷重センサを設けるという本発明に対して、発明の目的が全く異なるばかりでなく、荷重センサの設置数、設置位置、さらには、検出された複数の荷重値の演算処理の仕方も異なるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術における前述のような問題に対処して、多様化した各種のシートに対して問題なく使用することができるとともに、荷重センサの取り付けが容易であって、その検出値にばらつきがなく、高い信頼性が得られると共に、構成が簡単で安価な乗員検知装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載された乗員検知装置を提供する。
請求項１記載の発明によれば、助手席又は後席に用いられる乗員検知装置であって、多数個所、通常は４ヵ所あるシート取り付け部のうちのシートの左右同一方向の前と後とである最小限必要な２ヵ所のみにおいて、シートとフロアとの間に挟み込むように、例えばボルトを用いて荷重センサを設置し、２個の荷重センサから得られる荷重値を加算した値に基づいて乗員の有無を判別するので、荷重センサの数が必要最小限まで減少させ得るとともに、検出される荷重値も２つだけであるから、それらを演算処理する後続の手段も簡単なものになるので、全体として構成が簡単で安価な乗員検知装置を提供することができるという利点がある。また、荷重センサが１個だけ設けられる場合に比べて、乗員がシート上の偏った位置に着座している場合でも着座の検出が可能になるとともに、荷重値が加算されるので、乗員が着座していない場合と異なる大きな荷重値が得られることから、着座の有無をより確実に判断することができる。また、エアバッグ装置における乗員の有無を検知する乗員検知装置として適用されているので、乗員の居ない空席のシートに対してエアバッグが無意味に膨張して損失を招き、無駄な修理費の支出を防止できる。更に、２個の荷重センサがシートの左右いずれかの側において、同じ方向に前後に配置されるので、乗員がシート上の偏った位置に着座している場合でも、より確実に着座の有無を検出することが可能になる。
【０００８】
請求項２記載の発明によれば、助手席又は後席に用いられる乗員検知装置であって、多数個所、通常は４ヵ所あるシート取り付け部のうちのシートの対角線方向の前と後とである最小限必要な２ヵ所のみにおいて、シートとフロアとの間に挟み込むように、例えばボルトを用いて荷重センサを設置し、２個の荷重センサから得られる荷重値を加算した値に基づいて乗員の有無を判別するので、荷重センサの数が必要最小限まで減少させ得るとともに、検出される荷重値も２つだけであるから、それらを演算処理する後続の手段も簡単なものになるので、全体として構成が簡単で安価な乗員検知装置を提供することができるという利点がある。また、荷重センサが１個だけ設けられる場合に比べて、乗員がシート上の偏った位置に着座している場合でも着座の検出が可能になるとともに、荷重値が加算されるので、乗員が着座していない場合と異なる大きな荷重値が得られることから、着座の有無をより確実に判断することができる。また、エアバッグ装置における乗員の有無を検知する乗員検知装置として適用されているので、乗員の居ない空席のシートに対してエアバッグが無意味に膨張して損失を招き、無駄な修理費の支出を防止できる。更に、２個の荷重センサがシートの対角線方向の前と後とであるので、乗員がシート上に偏った位置に着座している場合でも、より確実に着座の有無を検出することが可能となる。
【０００９】
請求項３及び４記載の発明によれば、乗員、特に助手席乗員の有無によってエアバッグの作動を制御するので、乗員が居ない空席のシートに対してエアバッグが無意味に膨張して損失を招くことを、従来よりも確実に、且つ安価な手段によって防止することができる。
【００１０】
請求項５記載の発明によれば、助手席又は後席に用いられる乗員検知装置であって、多数個所、通常は４ヵ所あるシート取り付け部のうちの最小限必要な２ヵ所のみにおいて、シートとフロアとの間に挟み込むように、例えばボルトを用いて荷重センサを設置し、２個の荷重センサから得られる荷重値を加算した値に基づいて乗員の有無を判別する、エアバッグ装置における乗員検知装置として適用されるのであって、シート上に乗員が着座したときに作用する荷重から、シート取り付け部に設置された荷重センサによって乗員の有無を検出すると共に、乗員の有無に応じてエアバッグ装置の駆動回路にエアバッグ展開の可否信号を送る手段と、荷重センサより得られる荷重値から、ある一定時間内での荷重値の変動量を算出する手段とを備えていて、その変動量が大きい場合は、シート上のものが人であると判断し、エアバッグ駆動回路にバッグの展開を許可する信号を送るが、変動量が小さい場合には荷物であると判断し、エアバッグ駆動回路にバッグの展開を禁止する信号を送るように構成されている。これにより、荷重センサの数が必要最小限まで減少させ得るとともに、検出される荷重値も２つだけであるから、それらを演算処理する後続の手段も簡単なものになるので、全体として構成が簡単で安価な乗員検知装置を提供することができるという利点がある。また、荷重センサが１個だけ設けられる場合に比べて、乗員がシート上の偏った位置に着座している場合でも着座の検出が可能になるとともに、荷重値が加算されるので、乗員が着座していない場合と異なる大きな荷重値が得られることから、着座の有無をより確実に判断することができる。また、エアバッグ装置における乗員の有無を検知する乗員検知装置として適用されているので、乗員の居ない空席のシートに対してエアバッグが無意味に膨張して損失を招き、無駄な修理費の支出を防止できる。更に、荷重センサが空席状態の荷重値とは異なる荷重値を検出した場合に、そのシート上にあるものがエアバッグによって保護すべき人であるか、あるいは単なる物であるのかということを判別することができる。従って、人が着座していると判定されたときにはエアバッグの膨張を許し、物が置かれていると判定したときにはエアバッグの膨張を禁止して、エアバッグの無用な膨張による無駄な修理費の支出を防止することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
図１に示すように、車両用シート１は、車体のフレームの一部であるフロア２に対して４ヵ所のシート取り付け部１ｄにおいてボルト３によって固定される。この４ヵ所のシート取り付け部１ｄのうち、本発明においては特定の２ヵ所に、乗員検知装置Ｄの一部を構成する荷重センサ４ａ，４ｂが設置される。その２ヵ所とは、左右の同一方向の前と後、あるいは４個のボルト３を結ぶ四角形の対角線方向の前と後である。
【００１２】
図２は図１に示すシート取り付け部１ｄのうちの１つ、Ａ部の詳細を示す図であるが、図示実施形態の荷重センサ４ａおよび４ｂは、シート１を支持する４ヵ所のシート取り付け部１ｄのうちの左または右側の２ヵ所の取り付け部１ｄにおいて、シートトラック１ｃとフロア２の間に挟み込むようにしてボルト３によって取り付けられる。
【００１３】
この荷重センサ４ａ，４ｂの出力を、図３に示すように、加算器５において加算し、その値を判定処理回路６内で処理することによって乗員Ｍの有無を判別する。従って乗員検知装置Ｄとは、これらの荷重センサ４ａ，４ｂ、および加算器５、判定処理回路６からなるシステム全体の総称である。
【００１４】
次に、以上の構成からなるシート１を助手席として設けると共に、それに対向して、前述のような乗員検知装置を有する助手席エアバッグ装置を設置した場合における、助手席エアバッグ用の乗員検知装置Ｄの作動について説明する。図４はシート１上に乗員Ｍが正常に着座した状態を示す図であるが、この時のシート１上の乗員の荷重は、シートクッション１ａおよびシートトラック１ｃを介して４ヶ所のシート取り付け部１ｄに作用する。
【００１５】
この４ヶ所の取り付け部１ｄに掛かる荷重分布は、シートクッション１ａとシートバック１ｂがシートトラック１ｃ上で車体の前後方向に移動したり、シートバック１ｂが傾くことによって大きく変わってくる。また、助手席においては、乗員の着座姿勢は様々であり、その状態によっても荷重分布は変化する。
【００１６】
図５に示すように、シート取り付け部１ｄの位置を乗員の右前、右後、および左前、左後の４ヶ所とした時、乗員が着座していないシート１のみの場合と、乗員が様々な着座状態（姿勢）で着座している場合についての荷重分布の測定結果を図６に示す。
【００１７】
シート１上の乗員の有無を検知するためには、乗員が着座していないでシート１のみである（１）の空席状態と明確に区別することができるだけの荷重を、乗員検知装置Ｄが検出できなければならない。図６より見て、１ヶ所のみの荷重検出、例えば、左後の１ヶ所のみにおいて荷重を検出する場合には、（４）の状態と（１）の空席状態とを区別することができない。また、右前の１ヶ所のみの荷重検出では、（３）の状態と（１）の状態を区別することができない。また、前の２ヶ所での荷重検出では（３）の状態と（１）の空席状態を区別することができず、後の２ヶ所の荷重検出では（４）の状態と（１）の空席状態を区別することができない。
【００１８】
これに対して、本発明の実施形態のように左側あるいは右側の前後２ヶ所における荷重検出では、（２），（３），（４）のどの状態でも、空席状態（１）と明確に区別することができる大きな値の荷重を検出することができる。さらに、他の実施形態として対角線方向の前後２ヶ所において荷重を検出する場合にも同様の効果を奏する。
【００１９】
以上のことから、荷重センサは４ヶ所のシート取り付け部１ｄのうち、左右の同一方向にある前と後の位置、あるいは対角線方向の前と後の位置の、それぞれ２ヶ所に設置されると十分であることが判る。それ以上の数の荷重センサの設置は無駄であり、判定処理回路６を複雑にしてコストを上昇させる等のデメリットを伴う。
【００２０】
前述のような特定の位置に設けられた２つの荷重センサ４ａ，４ｂから得られる２つの荷重値は、図３に示すように加算器５により加算され、判定処理回路６において、シート１のみの場合（１）の荷重値である予め設定された値と比較される。
【００２１】
乗員がシート１上に着座している場合には、加算値は設定値よりも十分に大きな値であるから、比較による判定は確実に行われる。着座が確認された時にはエアバッグ駆動回路７にバッグの展開を許可する信号が送られる。
【００２２】
一方、加算値が設定値を上まわらないことによって乗員がいないと判定された場合には、エアバッグ駆動回路７に対してエアバッグの展開を禁止する信号が送られる。これにより、乗員不在時の不要なエアバッグの展開を防ぐことができるので、空席に向ってエアバッグが無意味に展開することによる損失を未然に防止することが可能となる。
【００２３】
この乗員検知装置は、助手席に限定されるものではなく、後席の乗員検知にも応用することができる。また、エアバッグの制御だけでなく、乗員の着座の有無に連動させるエアコンやオーディオ、あるいはナビゲーションシステムなどの制御にも応用することができる。
【００２４】
次に、本発明の第２の実施形態について説明する。
前述の第１の実施形態においては、乗員検知装置Ｄにおける加算器５から得られる荷重値（具体的には加算値）が、シート１のみの荷重値に基づく設定値よりも大きい場合に、判定処理回路６によって乗員有りと判断されるが、この場合には、シート１上にあるものが人（乗員）であるのか、あるいは荷物であるのかということまでは判らない。
【００２５】
第２の実施形態においては、判定処理回路６内に特別の機能をもたせて、ある一定時間内において加算器より得られる荷重値の変動量を算出する。この変動量は、荷物がシート１上に置かれている場合にはほとんど動きがないために小さな値となるが、人がシート１上に着座している場合には、荷物の場合と違って自ら体を動かしたり、ブレーキング等に伴う動きがあるため大きく変動する。したがって、変動量が大きい場合にはシート１上に人が着座していると判断し、エアバッグ駆動回路７にバッグの展開を許可する信号を送る。
【００２６】
一方、変動量が小さな場合にはシート１上に荷物があると判断し、エアバッグ駆動回路７にバッグの展開を禁止する信号を送る。これにより、さらに精度良く乗員不在時の不要なバッグ展開を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態の全体構成を示す側面図である。
【図２】図１におけるＡ部の拡大詳細図である。
【図３】エアバッグシステムに適用した実施形態の構成を示すブロック図である。
【図４】シート上に乗員が正常に着座した状態を示す側面図である。
【図５】シートとシート取り付け部の位置関係を示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は側面図である。
【図６】乗員の色々な着座状態において、シート取り付け部に作用している荷重の分布を示す線図である。
【符号の説明】
１…車両用シート
１ａ…シートクッション
１ｂ…シートバック
１ｃ…シートトラック
１ｄ…シート取り付け部
２…フロア
３…ボルト
４ａ，４ｂ…荷重センサ
５…加算器
６…判定処理回路
７…エアバッグ駆動回路
Ｄ…乗員検知装置
Ｍ…乗員[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an occupant detection device for automatically detecting whether an occupant is seated on a vehicle seat (seat).
[0002]
[Prior art]
For example, in a vehicle equipped with a passenger seat airbag system, even if no passenger is seated in the passenger seat, the passenger seat airbag system can be used when the driver airbag is deployed. Since the airbag is activated at the same time, even if the airbag for the passenger seat is deployed without meaning, a repair cost is required to restore it. Therefore, in order to eliminate such waste, an occupant detection device is provided to check whether the occupant is seated on the seat and to allow the operation of the passenger seat airbag system only when seated, When no passenger is seated in the passenger seat, the passenger seat airbag system may be prevented from operating even when the vehicle collides. For these reasons, a need arises for an occupant detection device for detecting the presence or absence of an occupant on a seat.
[0003]
Conventional occupant detection devices provided for an airbag system are described in Japanese Patent Laid-Open No. 4-46843, Japanese Utility Model Laid-Open No. 3-52266, Japanese Patent Laid-Open No. 61-113527, and the like. All of these occupant detection devices are installed in such a manner that the load sensor is incorporated in the seat. However, in recent years, the structure of vehicle seats has become extremely diversified, and sheets having different characteristics such as shape, structure, and hardness have been used for each type of vehicle. The task of incorporating the load sensor without variation in sensitivity is accompanied by great difficulty. Therefore, there remains a problem to be solved in that such a load sensor installation method is not versatile, difficult to incorporate, and reliability of the detected value.
[0004]
In addition, the seat gravity center position detection device described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-11429 (microfilm) has four locations on the bottom supporting the seat of the seat in order to evaluate the posture of the driver of the vehicle. Load sensors are installed at (or 3 or 5 locations), and by detecting the magnitude of the load at each position, the center of gravity position of the driver is displayed by calculation processing from the load distribution state. From the viewpoint of providing a plurality of load sensors on the seat support, the load sensor has an element common to some of the means of the present invention. In contrast to the present invention in which load sensors are provided at two specific locations, not only the object of the invention is completely different, but also the number of load sensors installed, installation positions, and a plurality of detected load values. The manner of calculation processing is also different.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention addresses the above-described problems in the prior art and can be used without any problem for various types of seats. In addition, the load sensor can be easily attached and the detected values vary. Therefore, an object of the present invention is to provide an occupant detection device that can obtain high reliability, has a simple configuration, and is inexpensive.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides an occupant detection device described in each claim as a means for solving the above-mentioned problems.
According to the first aspect of the present invention, there is an occupant detection device used for a passenger seat or a rear seat, and the front and rear of the seats in a plurality of places, usually four places, in the same left and right direction. occupant is in the minimum required two locations only, as sandwiched between the seat and the floor, for example, bolts installed load sensors using, based on the value obtained by adding the weight value obtained from two load sensors Since the number of load sensors can be reduced to the minimum necessary and only two load values are detected, the subsequent means for calculating them can be simplified. There is an advantage that it is possible to provide an occupant detection device that is simple and inexpensive as a whole. In addition, compared to the case where only one load sensor is provided, even when the occupant is seated at an uneven position on the seat, the seating can be detected and the load value is added. Since a large load value different from the case where it is not obtained can be obtained, the presence or absence of seating can be determined more reliably. In addition, since it is applied as an occupant detection device that detects the presence or absence of an occupant in an air bag device, the air bag inflates meaninglessly to a vacant seat where there is no occupant, leading to loss and unnecessary repair costs. Spending can be prevented. In addition, since the two load sensors are arranged back and forth in the same direction on either the left or right side of the seat, even if the occupant is seated at a biased position on the seat, the presence or absence of seating can be more reliably confirmed. It becomes possible to detect.
[0008]
According to the second aspect of the invention, there is an occupant detection device used in the passenger seat or the rear seat, which is a front and rear in the diagonal direction of the seat among a plurality of seat mounting portions, usually four locations. Load sensors are installed using bolts, for example, so as to be sandwiched between the seat and the floor at the minimum two required locations, and the passenger's occupant is based on the sum of the load values obtained from the two load sensors. Since the presence / absence is determined, the number of load sensors can be reduced to the minimum necessary, and since only two load values are detected, the subsequent means for calculating them can be simplified. As an advantage, it is possible to provide an occupant detection device that is simple and inexpensive. In addition, compared to the case where only one load sensor is provided, even when the occupant is seated at an uneven position on the seat, the seating can be detected and the load value is added. Since a large load value different from the case where it is not obtained can be obtained, the presence or absence of seating can be determined more reliably. In addition, since it is applied as an occupant detection device that detects the presence or absence of an occupant in an air bag device, the air bag inflates meaninglessly to a vacant seat where there is no occupant, leading to loss and unnecessary repair costs. Spending can be prevented. Furthermore, since the two load sensors are in front of and behind the diagonal direction of the seat, even if the occupant is seated at a position biased on the seat, it is possible to detect the presence or absence of the seat more reliably. Become.
[0009]
According to the third and fourth aspects of the invention, since the operation of the airbag is controlled by the presence or absence of a passenger, particularly a passenger in the front passenger seat, the airbag is inflated meaninglessly with respect to an empty seat without a passenger. Can be prevented more reliably and inexpensively than before.
[0010]
According to the fifth aspect of the present invention, there is an occupant detection device used for a passenger seat or a rear seat, and seats are provided only at the minimum two required positions among a large number of positions, usually four positions. For example, a load sensor is installed using bolts so as to be sandwiched between the floor and the presence or absence of an occupant is determined based on a value obtained by adding load values obtained from two load sensors. It is applied as a device, and detects the presence or absence of an occupant from a load acting when the occupant is seated on the seat by a load sensor installed in the seat mounting portion, and an airbag device according to the presence or absence of the occupant Means for sending an airbag deployment signal to the drive circuit and means for calculating the fluctuation amount of the load value within a certain time from the load value obtained from the load sensor. If the fluctuation amount is large, it is determined that the person on the seat is a person, and a signal for permitting deployment of the bag is sent to the airbag drive circuit. Judgment is made and a signal for prohibiting deployment of the bag is sent to the airbag driving circuit. As a result, the number of load sensors can be reduced to the minimum necessary, and since only two load values are detected, subsequent means for calculating them can be simplified, so that the configuration as a whole can be reduced. There is an advantage that a simple and inexpensive occupant detection device can be provided. In addition, compared to the case where only one load sensor is provided, even when the occupant is seated at an uneven position on the seat, the seating can be detected and the load value is added. Since a large load value different from the case where it is not obtained can be obtained, the presence or absence of seating can be determined more reliably. In addition, since it is applied as an occupant detection device that detects the presence or absence of an occupant in an air bag device, the air bag inflates meaninglessly to a vacant seat where there is no occupant, leading to loss and unnecessary repair costs. Spending can be prevented. Furthermore, when the load sensor detects a load value different from the load value in the vacant seat state, it is determined whether the object on the seat is a person to be protected by the airbag or a simple object. be able to. Therefore, when it is determined that a person is seated, the airbag is allowed to inflate, and when it is determined that an object is placed, the airbag is not allowed to be inflated. Can prevent spending.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG. 1, the vehicle seat 1 is fixed to the floor 2 which is a part of the frame of the vehicle body by bolts 3 at four seat attachment portions 1d. Among the four seat mounting portions 1d, in the present invention, load sensors 4a and 4b constituting a part of the occupant detection device D are installed at two specific locations. The two places are the front and rear in the same direction on the left and right, or the front and rear in the diagonal direction of the quadrilateral connecting the four bolts 3.
[0012]
FIG. 2 is a view showing details of one of the sheet attaching portions 1d shown in FIG. 1, part A, but the load sensors 4a and 4b in the illustrated embodiment are four seat attaching portions that support the seat 1. FIG. The two attachment portions 1d on the left or right side of 1d are attached by bolts 3 so as to be sandwiched between the seat track 1c and the floor 2.
[0013]
As shown in FIG. 3, the outputs of the load sensors 4 a and 4 b are added by an adder 5, and the value is processed in the determination processing circuit 6 to determine the presence or absence of the occupant M. Accordingly, the occupant detection device D is a general term for the entire system including the load sensors 4a and 4b, the adder 5, and the determination processing circuit 6.
[0014]
Next, occupant detection for a passenger seat airbag when the seat 1 having the above-described configuration is provided as a passenger seat and a passenger seat airbag device having the occupant detection device as described above is installed opposite thereto. The operation of the device D will be described. FIG. 4 is a view showing a state in which the occupant M is normally seated on the seat 1. The occupant's load on the seat 1 at this time is the four seat mounting portions via the seat cushion 1a and the seat track 1c. Acts on 1d.
[0015]
The load distribution applied to the four attachment portions 1d varies greatly depending on whether the seat cushion 1a and the seat back 1b move in the front-rear direction of the vehicle body on the seat track 1c, or the seat back 1b tilts. In the passenger seat, the seating posture of the occupant varies, and the load distribution changes depending on the state.
[0016]
As shown in FIG. 5, when the seat mounting portion 1d is positioned at four locations on the right front, right rear, left front, and left rear of the occupant, there are various cases in which the occupant has only the seat 1 that is not seated. FIG. 6 shows the measurement results of the load distribution when the user is seated in the seated state (posture).
[0017]
In order to detect the presence or absence of an occupant on the seat 1, the occupant detection device D detects a load that can be clearly distinguished from the vacant seat state of (1) in which only the seat 1 is not seated. It must be possible. As can be seen from FIG. 6, when the load is detected only at one place, for example, when the load is detected at only one place on the left rear, the state (4) and the vacant seat state (1) cannot be distinguished. Further, in the load detection at only one place on the right front, the state (3) cannot be distinguished from the state (1). In addition, the load detection at the two previous locations cannot distinguish between the state of (3) and the vacant seat status of (1), and the detection of the load at the two subsequent locations can detect the status of (4) and the vacant seat of (1). The state cannot be distinguished.
[0018]
On the other hand, in the load detection at the front and rear two places on the left side or the right side as in the embodiment of the present invention, any state of (2), (3), (4) is clearly distinguished from the empty seat state (1). A large value load that can be detected can be detected. Further, as another embodiment, the same effect can be obtained when the load is detected at two locations in the diagonal direction.
[0019]
From the above, it is sufficient that the load sensors are installed at two positions, the front and rear positions in the same direction on the left and right, or the front and rear positions in the diagonal direction, among the four seat mounting portions 1d. It turns out that it is. The installation of a larger number of load sensors is useless, and has disadvantages such as making the determination processing circuit 6 complicated and increasing the cost.
[0020]
The two load values obtained from the two load sensors 4a and 4b provided at the specific positions as described above are added by the adder 5 as shown in FIG. It is compared with a preset value which is the load value in case (1).
[0021]
When the occupant is seated on the seat 1, the added value is sufficiently larger than the set value, so that the determination by comparison is reliably performed. When seating is confirmed, a signal for permitting deployment of the bag is sent to the airbag driving circuit 7.
[0022]
On the other hand, when it is determined that there is no occupant because the added value does not exceed the set value, a signal for prohibiting airbag deployment is sent to the airbag drive circuit 7. As a result, unnecessary deployment of the airbag when no occupant is present can be prevented, so that it is possible to prevent loss due to the airbag being deployed meaningless toward the empty seat.
[0023]
This occupant detection device is not limited to the passenger seat, and can also be applied to the detection of occupants in the rear seat . Further, the present invention can be applied not only to the control of the airbag, but also to the control of an air conditioner, an audio system, a navigation system, or the like that is linked with the presence or absence of a passenger.
[0024]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
In the first embodiment described above, the determination is made when the load value (specifically, the added value) obtained from the adder 5 in the occupant detection device D is larger than the set value based on the load value of only the seat 1. Although it is determined by the processing circuit 6 that there is an occupant, in this case, it is not known whether the object on the seat 1 is a person (occupant) or a baggage.
[0025]
In the second embodiment, a special function is provided in the determination processing circuit 6 to calculate the amount of change in the load value obtained from the adder within a certain period of time. This amount of fluctuation is small because there is almost no movement when the baggage is placed on the seat 1, but when a person is seated on the seat 1, it is different from the case of the baggage. Fluctuates greatly due to movements accompanying the body and braking. Therefore, when the fluctuation amount is large, it is determined that a person is seated on the seat 1, and a signal for permitting deployment of the bag is sent to the airbag driving circuit 7.
[0026]
On the other hand, when the fluctuation amount is small, it is determined that there is a load on the seat 1, and a signal for prohibiting the deployment of the bag is sent to the airbag driving circuit 7. As a result, it is possible to prevent unnecessary bag deployment when the occupant is absent, with higher accuracy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an overall configuration of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged detail view of a part A in FIG.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of an embodiment applied to an airbag system.
FIG. 4 is a side view showing a state in which an occupant is normally seated on a seat.
FIGS. 5A and 5B show a positional relationship between a sheet and a sheet attachment portion, where FIG. 5A is a plan view and FIG. 5B is a side view.
FIG. 6 is a diagram showing a distribution of loads acting on a seat mounting portion in various seating states of an occupant.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vehicle seat 1a ... Seat cushion 1b ... Seat back 1c ... Seat truck 1d ... Seat attachment part 2 ... Floor 3 ... Bolts 4a, 4b ... Load sensor 5 ... Adder 6 ... Judgment processing circuit 7 ... Airbag drive circuit D ... occupant detection device M ... occupant

Claims (5)

車両用シートを車体の一部であるフロアに取り付けるシート取り付け部のシートとフロアの間に荷重センサを設置し、シート上に乗員が着座したときにシート取り付け部に作用する荷重から、乗員の有無を検出する乗員検知装置において、多数個所のシート取り付け部のうちの荷重センサが設置される２ヵ所が、シートの左右同一方向の前と後のシート取り付け部であると共に、この荷重センサから得られる２つの荷重値の和から乗員の有無を判別する、助手席又は後席に用いられる乗員検知装置であって、車両の衝突時に車両の乗員を保護するためのエアバッグ装置における乗員の有無を検知する乗員検知装置として適用されたことを特徴とする乗員検知装置。Install a load sensor between the seat and the floor of the seat mounting part that attaches the vehicle seat to the floor that is a part of the vehicle body, and if there is an occupant from the load that acts on the seat mounting part when the passenger sits on the seat In the occupant detection device for detecting the seat, the two places where the load sensors are installed among the seat attachment portions at the multiple locations are the front and rear seat attachment portions in the same left and right direction of the seat, and are obtained from this load sensor. An occupant detection device used in the passenger seat or rear seat that determines the presence or absence of an occupant from the sum of two load values, and detects the presence or absence of an occupant in an airbag device for protecting the vehicle occupant in the event of a vehicle collision An occupant detection device applied as an occupant detection device. 車両用シートを車体の一部であるフロアに取り付けるシート取り付け部のシートとフロアの間に荷重センサを設置し、シート上に乗員が着座したときにシート取り付け部に作用する荷重から、乗員の有無を検出する乗員検知装置において、多数個所のシート取り付け部のうちの荷重センサが設置される２ヵ所が、対角線方向の前と後のシート取り付け部であると共に、この荷重センサから得られる２つの荷重値の和から乗員の有無を判別する、助手席又は後席に用いられる乗員検知装置であって、車両の衝突時に車両の乗員を保護するためのエアバッグ装置における乗員の有無を検知する乗員検知装置として適用されたことを特徴とする乗員検知装置。 Install a load sensor between the seat and the floor of the seat mounting part that attaches the vehicle seat to the floor that is a part of the vehicle body, and if there is an occupant from the load that acts on the seat mounting part when the passenger sits on the seat In the occupant detection device for detecting the load, two of the seat mounting portions of the seat mounting portions where the load sensors are installed are the front and rear seat mounting portions in the diagonal direction, and two loads obtained from the load sensors An occupant detection device used for a passenger seat or a rear seat that determines the presence or absence of an occupant from the sum of values, and detects the presence or absence of an occupant in an airbag device for protecting the vehicle occupant during a vehicle collision An occupant detection device applied as a device. シート上に乗員が着座したときに作用する荷重から、シート取り付け部に設置された荷重センサによって乗員の有無を検出すると共に、乗員の有無に応じてエアバッグ装置の駆動回路にエアバッグ展開の可否信号を送る手段を備えていることを特徴とする請求項１又は２記載の乗員検知装置。The presence / absence of an occupant is detected from the load acting when the occupant is seated on the seat by a load sensor installed at the seat mounting portion, and whether the airbag can be deployed in the drive circuit of the airbag device according to the presence / absence of the occupant The occupant detection device according to claim 1 or 2, further comprising means for sending a signal. エアバッグ装置が助手席エアバッグ装置であることを特徴とする請求項１又は２記載の乗員検知装置。The occupant detection device according to claim 1 or 2, wherein the airbag device is a passenger airbag device. 車両用シートを車体の一部であるフロアに取り付けるシート取り付け部のシートとフロアの間に荷重センサを設置し、シート上に乗員が着座したときにシート取り付け部に作用する荷重から、乗員の有無を検出する乗員検知装置において、多数個所のシート取り付け部のうちの２ヵ所にのみ荷重センサを設置すると共に、この荷重センサから得られる２つの荷重値の和から乗員の有無を判別する、助手席又は後席に用いられる乗員検知装置であって、車両の衝突時に車両の乗員を保護するためのエアバッグ装置における乗員の有無を検知する乗員検知装置として適用されていて、
シート上に乗員が着座したときに作用する荷重から、シート取り付け部に設置された荷重センサによって乗員の有無を検出すると共に、乗員の有無に応じてエアバッグ装置の駆動回路にエアバッグ展開の可否信号を送る手段と、
荷重センサより得られる荷重値から、ある一定時間内での荷重値の変動量を算出する手段とを備えており、その変動量が大きい場合にはシート上のものが人であると判断し、エアバッグ駆動回路にバッグの展開を許可する信号を送るが、変動量が小さい場合には荷物であると判断し、エアバッグ駆動回路にバッグの展開を禁止する信号を送るように構成されていることを特徴とする乗員検知装置。 Install a load sensor between the seat and the floor of the seat mounting part that attaches the vehicle seat to the floor that is a part of the vehicle body, and if there is an occupant from the load that acts on the seat mounting part when the passenger sits on the seat In the occupant detection device for detecting the passenger seat, load sensors are installed only at two of the many seat mounting portions, and the presence or absence of the occupant is determined from the sum of two load values obtained from the load sensors. Or an occupant detection device used for a rear seat, which is applied as an occupant detection device for detecting the presence or absence of an occupant in an airbag device for protecting the vehicle occupant at the time of a vehicle collision,
The presence / absence of an occupant is detected from the load acting when the occupant is seated on the seat by a load sensor installed at the seat mounting portion, and whether the airbag can be deployed in the drive circuit of the airbag device according to the presence / absence of the occupant Means for sending a signal;
From the load values obtained from the load sensor comprises a means for calculating the variation of the load value within a certain time, it is determined that when the variation amount is large is the human ones on the sheet, A signal for permitting the deployment of the bag is sent to the airbag drive circuit, but when the fluctuation amount is small, it is determined that the bag is a load, and a signal for prohibiting the deployment of the bag is sent to the airbag drive circuit. An occupant detection device characterized by that.
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