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烏龍茶飲料
JP4520396B2
Japan
Description
translated from
重合カテキンは、重合により二量体、三量体、四量体、それ以上の多量体となったものであり、構造を特定するものではない。
「五訂 日本食品分析表」によると、タンニン量(本発明で言うところのポリフェノール量)は、緑茶については酒石酸鉄法により、烏龍茶についてはモリブデンの還元により発色させる方法である「フォーリン・デニス法」により測定すると記載されているが、本発明においては「酒石酸鉄法」で求めたタンニン量をポリフェノール量として表記することとする。本発明において酒石酸鉄法によりタンニン量を求めた理由は、ビタミンCによる還元作用を考慮に入れなくてよいためである。フォーリン・デニス法と酒石酸鉄法は発色機構が異なる。「フォーリン・デニス法」はポリフェノールによってモリブデンが還元されることにより発色し、「酒石酸鉄法」はポリフェノールと鉄のキレート生成により発色する。ビタミンCが飲料に添加されている場合には、ビタミンCが還元作用を持つため、フォーリン・デニス法によって測定した場合ビタミンCの影響を受け、定量値が高くなってしまう。このため、ビタミンCの量の影響を受けない酒石酸鉄法を選択した。
現在市販されている容器詰烏龍茶飲料の中でもポリフェノール含有濃度が比較的高い伊藤園製容器詰烏龍茶飲料(O.D340/O.D430:5.46、O.D340/O.D540:19.86、ヘーズ値20.5)は、ポリフェノール含有濃度が679ppmであるから、これと比較しても、本烏龍茶飲料のポリフェノール含有濃度は十分に高いことが認められる。
なお、2000ppmより高くなると、O.D340/O.D430並びにO.D340/O.D540を調整することで色調が暗くなるのを防ぐことが難しくなる。
烏龍茶ポリフェノールと呼ばれるポリフェノールは重合カテキンが占める割合が高いため、非重合体カテキンに対する重合カテキンの含有質量割合が比較的大きければ烏龍茶特有の烏龍茶ポリフェノールをより多く摂取することができる。但し、非重合体カテキンの量が少なくなり過ぎると、烏龍茶飲料の持つ渋みを損なうため、調整が必要である。
上記「非重合体カテキン」の量は、(-)-EGCG、(-)-ECG、(-)-CG、(-)-GCG、(-)-EGC、(-)-EC、(+)-Cおよび(-)-GCの8種カテキンの合計量であり、上記「重合体カテキン」の量は、前記非重合体カテキンが重合したものの合計量(非重合体カテキンを含まない)である。
O.D340/O.D430は、7.0以上或いは9.0以下であるのがさらに好ましく、O.D340/O.D540は、25以上或いは45以下であるのがさらに好ましい。
本烏龍茶飲料は、烏龍茶葉(「原料茶葉」ともいう)を所定の基準で選択し、その原料茶葉を抽出する際の抽出濃度を調整することにより製造することも可能ではあるが、より好ましくは、烏龍茶葉(「原料茶葉」ともいう)を所定の基準で選択し、その原料茶葉を抽出して得られた烏龍茶抽出液Aに、やはり所定の基準で選択して得られた原料茶葉から得た所定の烏龍茶エキスBを加えて烏龍茶飲料を製造する方法を挙げることができる。但し、この方法に限定されるものではない。
烏龍茶抽出液A及び烏龍茶エキスBの「原料茶葉」は、茶樹Camellia属(学名:C. sinensis)から摘採した葉や茎であれば、その産地、摘採時期、摘採方法、栽培方法などは限られず、どのような茶種も対象とすることができ、これらの茶葉等を半発酵させ、炒るか、或いは蒸すなどの手段で酵素活性を停止させた半発酵茶であれば、いずれの種類も用いることができる。
但し、茶葉の表面色が所定の範囲にあるものを原料茶葉として用いることが、本烏龍茶飲料においては重要である。すなわち、茶葉の表面色をn-45 Sa10W10 日本電色工業社製spectrophotometer SE2000分光測光器を用いて測定した際、L値が30以上、好ましくは30〜35、且つ、a値が0以下、好ましくは−2.0〜−0.5、特に好ましくは−1.5〜−0.5であって、且つ、b値が10以上、好ましくは11〜15、特に好ましくは11〜12である原料茶葉を用いるのが好ましい。
茶葉の表面色は、茶種、発酵度、焙煎度などによって様々であるが、上記範囲の表面色を備えた原料茶葉を用いることが、烏龍茶飲料のO.D340/O.D430を6〜10の範囲に調整し、且つ、O.D340/O.D540を20〜50の範囲に調整するためには好ましい。
上記の原料茶葉は、例えば90〜95℃の熱水で約10分〜15分間抽出し、固液分離して抽出液を回収するのが好ましい。このように極めて高温の熱水で抽出することにより、花香成分であるネロリドールを多く抽出することができる。
但し、抽出温度(すなわち抽出する熱水の温度)及び抽出時間を、上記範囲に限定するものではない。原料茶葉の茶種、原料茶葉の量、その他の条件に応じて適宜変更することが可能である。
また、固液分離方法に格別の制約はなく、従来或いは現在行われている抽出方法に付帯する固液分離方法を採用することができる。
但し、これらの粗濾過及び一次オリ原因物質除去濾過を製造工程中のどこに挿入するかは任意である。
また、遠心分離する前に、例えば抽出液を5〜40℃程度に冷却すると同時に又はその前後に、必要に応じて、抽出液にアスコルビン酸やアスコルビン酸ナトリウムなどを加えて酸性(pH4〜5)に調整し、冷却或いは酸性調整によって抽出成分の酸化を防ぐと共に、一次オリ原因成分を沈殿させて遠心分離の効率を高めるようにするのが好ましい。
遠心分離は、例えば5000〜10000rpmの回転数で行えばよい。
また、珪藻土濾過を行う場合には必ずしも遠心分離を挿入する必要はないが、前工程に遠心分離を挿入することにより珪藻土濾過の負担軽減、例えば透過流量の増加により濾過時間を短縮することができる。
膜濾過としては、微細濾過、精密濾過、限外濾過、逆浸透膜濾過、電気透析、生物機能性膜などの膜分離を挙げることができ、上記珪藻土濾過などの濾過助剤を用いた濾過と組み合わせて行うようにしてもよい。
上記遠心分離、珪藻土濾過及び膜濾過の方法及び設定条件などは任意に調整可能である。
烏龍茶エキスBは、上記の烏龍茶抽出液Aと同様に原料茶葉を抽出し、濾過を行った後、得られた烏龍茶抽出液を、例えばsephadex LH20(アマシャムバイオサイエンス社製)を充填したカラムに通液し、例えば99.5%エタノールで溶出させて得られた成分を濃縮乾固し、この濃縮乾固物にポリビニルポリピロリドン(PVPP)を加えて攪拌放置し、その後、遠心分離によって前記PVPPを除去するようにして烏龍茶エキスBを得ることができる。必要によってはアルカリ条件下などで非重合体カテキンを重合させ、ポリフェノール量を増やす操作を行ってもよい。
調合工程では、上記烏龍茶抽出液Aに上記烏龍茶エキスBを加えると共に、従来或いは現在行われているウーロン茶飲料の製造方法と同様に、水(硬水、軟水、イオン交換水、天然水その他)、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、重曹、糖類、デキストリン、香料、乳化剤、安定剤、或いはその他の呈味原料などのいずれか或いはこれらのうち二種以上を添加し、主にpH調製、濃度調製、味の調整を行うようにすればよい。
加熱殺菌工程は、缶飲料とする場合には、必要に応じて再加熱した後、調合液を充填し、レトルト殺菌(例えば、適宜加圧下(1.2mmHgなど)の下、121℃で7分間加熱殺菌する。)を行い、プラスチックボトル飲料や紙パック飲料とする場合にはUHT殺菌(調合液を120〜150℃で1秒〜数十秒保持する。)を行うようにすればよい。
サンプル1は、暗さ評価の基準とする容器詰め烏龍茶飲料として、現在当社(伊藤園)が市販している容器詰烏龍茶飲料の中でも比較的ポリフェノール量の多いものを選択した。その製法は次のようである。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm、540nmにおける吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.81、a値-1.18、b値11.76)11.0gを、95℃のイオン交換水275.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.34、a値-1.00、b値11.58)11.0gを、95℃のイオン交換水275.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値25.31、a値2.60、b値7.19)20.0gを、95℃のイオン交換水500.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値29.04、a値1.69、b値8.71)21.0gを、95℃のイオン交換水525.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm、540nmにおける吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値27.42、a値2.35、b値7.83)16.0gを、95℃のイオン交換水400.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm、540nmにおける吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)11.0gを、95℃のイオン交換水275.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)22.0gを、95℃のイオン交換水550.0mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)5.5gを、95℃のイオン交換水137.5mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)200gを95℃の熱水5Lで30分間抽出し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して抽出液を得た。この抽出液を、Sephadex LH20を充填したカラムに通液し、99.5%エタノールで溶出させて得られた成分を濃縮乾固し、この濃縮乾固物にポリビニルポリピロリドン(PVPP)を加えて攪拌1時間放置し、その後、7000rpmで10分間遠心分離した後1μmフィルターによる濾過によりPVPPを除去して烏龍茶エキスを得た。
なお、この烏龍茶エキスは、非重合体カテキン量313ppm、重合カテキン1897ppm、D340/O.D430:4.83、O.D340/O.D540:12.45であった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)5.5gを、95℃のイオン交換水137.5mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)8.25gを、95℃のイオン交換水206.25mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
原料茶葉(茶葉表面色:L値33.33、a値-1.51、b値11.93)2.75gを、95℃のイオン交換水68.75mLに投入し、15分間抽出(抽出効率29%)し、冷却後7000rpmで10分間遠心分離して烏龍茶抽出液を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
上記烏龍茶エキスにビタミンC及び重曹を加えてpH6.3に調製した後、133℃、30秒UHT殺菌し、無色透明なPETボトルに充填して、容器詰烏龍茶飲料(サンプル13)を得た。
そして、この容器詰烏龍茶飲料のカテキン量、カフェイン量、ポリフェノール量の測定、340nm、430nm及び540nmにおける各吸光度の測定、ヘーズの測定、並びに暗さ評価を行なった。
(茶葉表面色(L値、a値、b値)の測定)
原料茶葉の茶葉表面色(L値、a値、b値)は、n-45 Sa10W10 日本電色工業製SE2000分光測光器を用いて測定した。コーヒー鑑定士検定教本のL値(明度)の測定方法に準拠した。
すなわち、原料茶葉をミルで500μm以下(旧呼称 ME30PASS)に粉砕し、日本電色工業(株)製の測定器の反射率を利用して測定した。
この際、標準白陶板の反射率を100として試料の反射率をL値とした。a値は数値が大きい程(+)側では赤色の度合いが大きく、(−)側では緑色の度合いが大きい。b値は数値が大きい程(+)側では黄色の度合いが大きく、(−)側では青色の度合いが大きい。
セルへの充填は試料の微粉をセルに入れ、セルの底面に隙間がないように微粉を上から軽く押さえた。
測定はセルの角度を変え3回測定した平均値を示した。
ポリフェノール量は、酒石酸鉄法(没食子酸エチルを標品として使用)(『茶の分析法』池ヶ谷賢次郎他(茶業研究報告第71号 1990)で測定した。
カテキン量及びカフェイン量は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により下記条件下で測定した。
装置:高速液体クロマトグラフユニット( 日立製作所D-7000 HPLCシステム)
カラム:wakosil5C18HGφ4.6×250mm(Wako pure chemical industries, LTD.)
カラム温度:40℃
移動相:A相 5%アセトニトリル(リン酸0.1%含有)
B相 50%アセトニトリル(リン酸0.1%含有)
流速:1.0mL/min
注入量:5μL
検出:UV230nm
グラジエントプログラム:表1
吸光度は、分光光度計(島津製作所製「UV-Visible Recording SpectrophotometerUV-160A」を用いて測定した。
ヘーズは、村上色彩技術研究所製「HAZEMETER HM-150」を用いて3回測定した平均値を示した。
飲料の暗さ評価は、白色蛍光灯の下で、各サンプルとサンプル1とを横に並べて暗さを目視にて比較し、サンプル1よりも暗いものを「×」、暗くないものを「○」と評価した。
表2の結果より、サンプル1に比べてポリフェノール量が多い800ppm以上であっても、O.D340/O.D430が6.0〜10の範囲であり、且つ、O.D340/O.D540が20〜50の範囲内であれば、サンプル1よりも飲料が暗くならないことが分かった。
また、サンプル10及び11が示すように、烏龍茶エキスの添加によって、ポリフェノール濃度を高めることができると同時に、非重合体カテキンに対する重合カテキンの質量割合を1.0以上に高めることができ、しかも、O.D340/O.D430を6.0〜10の範囲で、且つ、O.D340/O.D540を20〜50の範囲内に調整することができ、サンプル1よりも飲料が暗くならないようにすることができることが分かった。
Claims (1)
Hide Dependent
translated from
- ポリフェノールを800ppm〜2000ppm含有する容器詰烏龍茶飲料であって、
波長430nmにおける吸光度O.D430に対する波長340nmにおける吸光度O.D340の比率O.D340/O.D430が6.0より大きく10よりも小さい範囲にあり、且つ、
波長540nmにおける吸光度O.D540に対する波長340nmにおける吸光度O.D340の比率O.D340/O.D540が20より大きく50よりも小さい範囲にあることを特徴とする容器詰烏龍茶飲料。