JP4519358B2 - 部品取付け装置及び部品取付け方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアヒンジやリヤゲートヒンジ等の被締結部品を本体にボルトを介して締結固定する部品取付け装置及び部品取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図11に示すように、自動車のリヤゲートパネル或いは車体のピラー等の本体1に、リヤゲートヒンジ2のヒンジブラケット2aをボルト4を介して取付ける場合、先ず、本体1にヒンジブラケット2aを宛がって位置決めし、このヒンジブラケット2aに穿設されているボルト挿通孔2bにボルト4を挿通し、このボルト4を、ボルト頭に係入したソケット5を介して回転させることで、本体1側に固設されているナット6に螺入させて、リヤゲートヒンジ2を本体1に締結固定する。
【0003】
組み立てラインでは、例えば実用新案登録第2600030号(実開平6−85732号)公報、特開平7-328875号公報に開示されているナットランナを用いてソケット5を回転させることで、ヒンジブラケット2aを本体1に締結するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の技術では、本体1と被締結部品であるヒンジブラケット2aとボルト4とナットランナとの精度誤差、位置決め誤差等の累積的な要因で、ボルト4が本体1側のナット6に対し、斜めに螺入され易くなり、ボルトのかじり、山上がり等の締付け不良が発生し易くなる。
【0005】
又、図11に示すように、被締結部品であるヒンジブラケット2aを本体1に対して垂立された状態で締結する場合は、例えば特開平10−140986号公報に開示されているように、ソケット5のボルト頭着座面に磁石を取付け、この磁石によりボルト4のボルト頭を吸着させて、ボルト4を水平な状態に保持したまま螺入させる必要がある。
【0006】
この場合、ボルト4を回転させると、先端が大きく揺動する、いわゆる首振りが発生し易くなるが、この首振りを防止するためには、磁石の磁力をある程度強くする必要がある。しかし、磁石の磁力を強くすると、周囲の磁性体を有する切粉等が付着し易く、一度付着してしまうと、ボルト4の着座位置がずれて首振りを助長させる結果となってしまうため、頻繁に被付着物を除去なければならなくなり、保守管理が煩雑化する問題がある。
【0007】
又、被締結部品を2本のボルト4で締結する場合、両方のボルト4を同時に螺入させずに、片方のボルト4を先に締結した場合、被締結部品は締結した側のボルト4を中心に回転してしまい、もう一方のボルト4を締結することができなくなってしまう不都合がある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、締付けの際のボルトの首振り、及び被締結部品の回転移動を防止し、被締結部品を本体に取付けるに際し、ボルトを正確な角度で本体側へ螺入させることができるようにして、締付け不良の大幅な低減、及び作業効率の向上を実現することのできる部品取付け装置及び部品取付け方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明による部品取付け装置は、ボルト挿通孔が穿設された被締結部品を本体の取付け位置にボルトを介して締結する部品取付け装置において、上記ボルトを保持すると共に該ボルトを回転させるナットランナ及び上記ボルト挿通孔に対して上記ボルトを貫通させる方向へ上記ナットランナを移動させるアクチュエータ手段を有するナットランナユニットと、上記被締結部品をクランプするクランプ手段及び上記クランプ手段にクランプされた上記被締結部品に穿設されている上記ボルト挿通孔を上記ナットランナに保持されている上記ボルトの延長線上に臨ませる移動手段を有するクランプユニットと、上記クランプユニット及び上記ナットランナユニットが支持されるベッドとを備え、上記クランプユニットが上記ベッドの上面に支持され、上記ナットランナユニットが上記ベッドの下面に支持されていることを特徴とする。
【0010】
このような構成では、クランプ手段により被締結部品をクランプし、この被締結部品に穿設されているボルト挿通孔を貫通させるボルトをナットランナにて保持し、クランプ手段に保持されている被締結部品を移動手段により移動させて、この被締結部品に穿設されているボルト挿通孔を、ナットランナに保持されているボルトの延長線上に臨ませ、次いでアクチュエータ手段によりナットランナを動作させてボルトをボルト挿通孔に貫通させる。ボルトをボルト挿通孔に貫通させることで、ボルトが位置決めされるため、このボルトを本体に対して適正な角度で螺入させることができる。
【0011】
本発明による部品取付け方法は、ボルト挿通孔が穿設された被締結部品を本体の取付け位置にボルトを介して締結する部品取付け方法において、上記ボルトのボルト頭を部品取付け装置のベッドの上面に支持されたナットランナにセツトする第1工程と、上記被締結部品を上記ベッドの下面に支持されたクランプ手段によって把持する第2工程と、上記クランプ手段に把持された上記被締結部品に穿設されている上記ボルト挿通孔を上記ベッドの下面に支持された移動手段によって上記ナットランナにセットされている上記ボルトの延長線上に臨ませる第3工程と、上記ナットランナにセットされたボルトが上記ボルト挿通孔を貫通して背面へ突出されるように上記ベッドの上面に支持された移動手段によって上記ナットランナを移動させる第4工程と、上記ボルトを本体へ締結させることで上記被締結部品を本体の取付け位置に取付ける第5工程とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10の図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。ここで、図1は部品取付け装置の概略構成図、図2は部品取付け装置の平面図、図3は側面図、図4は同底面図、図5は図3の正面図、図6は図3の背面図、図7は部品取付け装置の斜視図、図8は要部斜視図、図9は部品の取付け状態を示す斜視図、図10は部品取付け装置の動作状態を示す概略説明図である。
【0013】
図中の符号11は部品取付け装置で、この部品取付け装置11の後部にロボット固定板11aが設けられており、このロボット固定板11aが、組み立てラインの一側に所定に設置されている作業ロボットのロボットアーム12先端に設けた手首部12aに固定されている。このロボット固定板11aから前方へベッド13が延出されており、このベッド13の上面と下面とに、ナットランナユニット14と、ヒンジクランプユニット15とが各々支持されている。
【0014】
ナットランナユニット14に設けられているアクチュエータ手段としてのランナシフトシリンダ16が、ベッド13上面の後部中央に固設されている。このランナシフトシリンダ16は圧搾空気等を駆動源としてランナシフトプランジャ16aを進退動作させる。このランナシフトプランジャ16aの先端にモータベース17の後端が固設されており、このモータベース17の底面に対向するベッド13上に、一対のランナシフトレール18が敷設されている。
【0015】
このランナシフトレール18はベッド13の延出方向に沿って平行に配設されており、各ランナシフトレール18に、モータベース17の底面に固設されているランナガイド19がスライド自在に係入されている。モータベース17はランナシフトシリンダ16に設けたランナシフトプランジャ16aの進退動作により、ランナシフトレール18に沿って移動される。
【0016】
モータベース17上には、一対のナットランナ20のランナ駆動モータ21が、所定間隔を開けて平行に配設固定されており、この各ランナ駆動モータ21から前方へ延出するスピンドル21aにソケット22が装着固定されており、このソケット22の先端に、螺入するボルト23のボルト頭に係合するサイズのナット凹部(図示せず)が形成されている。尚、この両ソケット22は、被締結部品に穿設されている2つのボルト挿通孔の間隔に対応した間隔で配列されている。
【0017】
一方、ベッド13の下面中央にはシリンダ支持ブラケット25が突設されており、このシリンダ支持ブラケット25に、ヒンジクランプユニット15の後部に設けた、圧搾空気等を駆動源とするヒンジスイングシリンダ24の後端が前後方向へ揺動自在に支持されている。又、ベッド13の下面前縁部に、対向一対のアーム支持ブラケット26が所定間隔を開けて突設され、このアーム支持ブラケット26に、移動手段としてのスイングアーム27の基端部が揺動自在に支持されている。更に、このスイングアーム27の下面後部中央にレバー部27aが突設され、このレバー部27aにヒンジスイングシリンダ24のスイングプランジャ24aが連設されている。
【0018】
スイングアーム27は略Z字状に形成されており、その先端部分にクランプ手段としてのヒンジクランプ28が設けられている。スイングアーム27は、ヒンジスイングシリンダ24に設けられているスイングプランジャ24aの進退動作に連動して上下方向へ揺動し、スイングプランジャ24aが突出方向のストロークエンドにあるとき、ヒンジクランプ28が、平行に配設されている一対のソケット22,22間に臨まされる。
【0019】
このヒンジクランプ28は、固定クランプ片28aと可動クランプ片28bとを備え、固定クランプ片28aがスイングアーム27の先端から一体的に延出されている。又、可動クランプ片28bの中途が固定クランプ片28aの基部に枢支され、この可動クランプ片28bの後端部にクランプシリンダ29のクランププランジャ29aが連設されている。このクランプシリンダ29はスイングアーム27の先端部下面に固設されており、圧搾空気等を駆動源として動作される。
【0020】
クランプシリンダ29のクランププランジャ29aが後退動作すると、可動クランプ片28bの先端部が開口され、又、クランププランジャ29aが突出動作すると可動クランプ片28bの先端が、固定クランプ片28aの先端に近接する方向へ回動する。
【0021】
図8に示すように、本実施の形態による部品取付け装置11は、被締結部品であるリヤゲートヒンジ31の可動ヒンジブラケット34を、本体の一例であるリヤゲートパネル33(図9参照)に取付ける作業を自動的に行うもので、各シリンダ16,24,29は、作業ロボットを制御する制御ユニット(図示せず)からの制御信号で動作される。
【0022】
リヤゲートヒンジ31は予めアッセンブリ化されており、車体のピラー(図示せず)に取付けられる固定ヒンジブラケット32と、本体としてのリヤゲートパネル33の所定取付け位置に取付けられる可動ヒンジブラケット34とを有している。固定ヒンジブラケット32はコ字状に曲げ形成されて、両側に支持部が立設されており、一方可動ヒンジブラケット34は内方から切り起こされた支持部を有し、この両支持部がヒンジピン35を介して回動自在に支持されている。
【0023】
又、可動ヒンジブラケット34には、複数のボルト挿通孔34a,34aが一定のピッチを開けて穿設されており、この可動ヒンジブラケット34が取付けられるリヤゲートパネル33の取付け部位の内面にはナット36が固設されている。尚、図示しないが固定ヒンジブラケット32にも、複数のボルト挿通孔が所定ピッチで穿設されている。
【0024】
ナットランナ20,20の先端に装着されているソケット22,22間のピッチは、可動ヒンジブラケット34に穿設されているボルト挿通孔34a,34aのピッチに対応して設定されている。又、ヒンジクランプ28は、固定ヒンジブラケット32をクランプして、ボルト挿通孔34a,34aをソケット22,22の前方に臨ませる。
【0025】
尚、ボルト23、及びリヤゲートヒンジ31は、ロボットアーム12の移動範囲で、組み立てラインと干渉しない領域に配設されているボルト供給ステーション、及びヒンジ供給ステーションに、予め設定された姿勢でセットされている。
【0026】
又、図においてはナットランナユニット14及びヒンジクランプユニット15の動作状態が示されているが、初期状態のナットランナユニット14は、ランナシフトシリンダ16のランナシフトプランジャ16aの後退動作により、全体を図1の左方向へ後退させた位置で待機されている。又、初期位置のヒンジクランプユニット15は、ヒンジスイングシリンダ24がスイングプランジャ24aを後退動作させて、先端のヒンジクランプ28を、図1の下方へ回動させた位置で待機されている。
【0027】
次に、このような構成による部品取付け装置11を用いてリヤゲートヒンジ31をリヤゲートパネル33に取付ける際の動作について説明する。
【0028】
作業ロボットの移動範囲には、ボルト供給ステーションとヒンジ供給ステーションとが配置されており、ロボットアーム12を動作させて、このロボットアーム12の手首部12aに固設されている部品取付け装置11を各供給ステーションへ、予めティーチングされた軌道に沿って移動させる。このとき、部品取付け装置11に設けられているナットランナユニット14、及びヒンジクランプユニット15は初期位置で静止されている。
【0029】
そして、ロボットアーム12がボルト供給ステーションに臨まされると、部品取付け装置11のナットランナユニット14に設けられている一対のソケット22,22のナット凹部にボルト23のボルト頭がセットされる。尚、この場合、ナット凹部の深部に磁石を配設しておき、ボルト頭をナット凹部内に吸着させるようにしても良い。
【0030】
又、ロボットアーム12がヒンジ供給ステーションに臨まされると、ヒンジクランプユニット15の先端に設けられているヒンジクランプ28を、ヒンジ供給ステーションにセットされているリヤゲートヒンジ31に対向させる。このとき、ヒンジクランプ28のクランプシリンダ29はクランププランジャ29aを後退動作させており、従って、このクランププランジャ29aに連設する可動クランプ片28bと固定クランプ片28aとが開口されている。そして、この開口されている両クランプ片28a,28b間にリヤゲートヒンジ31の固定ヒンジブラケット32を臨ませ、その後、クランププランジャ29aを突出動作させて、両クランプ片28a,28bにて、固定ヒンジブラケット32aの所定位置を把持する。
【0031】
その後、ヒンジスイングシリンダ24のスイングプランジャ24aを突出動作させ、スイングアーム27を回動させてリヤゲートヒンジ31を把持するヒンジクランプ28を、ナットランナ20の前方に臨ませ、リヤゲートヒンジ31の可動ヒンジブラケット34に穿設されている複数のボルト挿通孔34a,34aを、一対のナットランナ20の先端に設けた各ソケット22にて保持されているボルト23の延長線上に臨ませる。
【0032】
次いで、ランナシフトシリンダ16のランナシフトプランジャ16aを突出動作させ、このランナシフトプランジャ16aに連設するモータベース17をランナシフトレール18に沿って前方へ移動させる。すると、一対のソケット22の先端に保持されているボルト23が、可動ヒンジブラケット34に穿設されているボルト挿通孔34aを貫通して、背面へ突出される。その後、ボルト23のボルト頭の着座面が、可動ヒンジブラケット28bに当接した位置で、ランナシフトプランジャ16aの突出動作を停止させる。この停止位置は、例えばリミットスイッチのON/OFFで検出する。
【0033】
すると、ボルト23のボルト頭の着座面が、可動ヒンジブラケット34に面受けされて、ボルト23のボルト頭が保持されるため、ナットランナ20の回転によりボルト23が回転しても、ボルト23の先端が揺動する、いわゆる首振りの発生を未然に防止することができる。リヤゲートヒンジ31によりボルト23の首振りを防止するようにしたので、ソケット22のナット凹部に磁石を装着する場合であっても、この磁石の磁力を強くする必要が無く、従って、この磁石に、周囲のゴミ等の磁性体が吸着され難くなり、メンテナンスが容易となる。
【0034】
更に、可動ヒンジブラケット34にてボルト23の着座面を面受けさせることで、可動ヒンジブラケット34を基準とするボルト23の締付け角度が、締め付けを開始する以前から既に位置決めされていることになる。そのため、このボルト23をリヤゲートパネル33の取付け位置に固設されているナット36に対し、正確な角度で締め付けを行うことができる。その結果、ボルト23のかじり、山上がり等の締付け不良が発生せず、作業効率が向上するばかりでなく、品質が向上する。
【0035】
又、ボルト23はリヤゲートヒンジ31にて位置決めされた状態で、リヤゲートパネル33のナット36に螺入されるので、ナットランナ20とリヤゲートパネル33のナット36との間が位置決めされれば、ボルト23を正確な角度で螺入させることができるため、締付け不良を発生させる累積的要因が減少され、相対的に精度公差、寸法公差を緩くすることができる。
【0036】
又、締付けに際しては、2本のボルト23が可動ヒンジブラケット34のボルト挿通孔34aに挿通されているため、一方のボルト23の締付けを先に行った場合であっても、他方のボルト23によりリヤゲートヒンジ31の回転が抑止されるので、2本同時に締め付けを開始する必要が無くなり、作業手順の選択枝を広げることができる。
【0037】
更に、ボルト23が可動ヒンジブラケット34に位置決めされた状態で、リヤゲートパネル33の取付け位置に臨ませるようにしたので、ボルト23を上方から下方へ臨ませた場合であっても、ボルト23がソケット22から脱落することが無く、リヤゲートパネル33に対して、あらゆる方向からボルト23を螺入させることができ、作業性を大幅に向上させることができる。
【0038】
尚、本発明は上述した実施の形態に限るものではなく、例えばボルトを保持するソケットは3本以上合っても良く、更に、一つのナットランナにより複数のソケットを同時に回転させるようにしても良い。又、ヒンジクランプ28は、可動ヒンジブラケット34を直接把持するようにしても良い。更に、実施の形態ではリヤゲートを例に挙げて説明したが、本発明はドア等のヒンジ部に対して適用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、ボルトを被締結部品により位置決めされた状態で、本体に締付けるようにしたので、ボルトを正確な角度で螺入させることができ、従って締付け際のボルトの首振り、及び被締結部品の回転移動が完全に防止されるばかりでなく、締付け不良の大幅な低減、及び作業効率の向上を図ることができる。
【0040】
この場合、被締結部品に穿設された複数のボルト挿通孔に対してボルトを挿通することで、締結時の被締結部品の回転移動を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品取付け装置の概略構成図
【図2】部品取付け装置の平面図
【図3】先端部分を図2のIII-III断面で示した部品取付け装置の側面図
【図4】部品取付け装置の底面図
【図5】図3の正面図
【図6】図3の背面図
【図7】部品取付け装置の斜視図
【図8】要部斜視図
【図9】部品の取付け状態を示す斜視図
【図10】部品取付け装置の動作状態を示す概略説明図
【図11】従来の部品取付け装置の動作状態を示す概略説明図
【符号の説明】
11 部品取付け装置
16 ランナシフトシリンダ(アクチュエータ手段)
20 ナットランナ
23 ボルト
27 スイングアーム(移動手段)
28 ヒンジクランプ(クランプ手段)
31 リヤゲートヒンジ(被締結手段)
33 リヤゲートパネル(本体)
34a ボルト挿通孔
Claims (5)
- ボルト挿通孔が穿設された被締結部品を本体の取付け位置にボルトを介して締結する部品取付け装置において、
上記ボルトを保持すると共に該ボルトを回転させるナットランナ及び上記ボルト挿通孔に対して上記ボルトを貫通させる方向へ上記ナットランナを移動させるアクチュエータ手段を有するナットランナユニットと、
上記被締結部品をクランプするクランプ手段及び上記クランプ手段にクランプされた上記被締結部品に穿設されている上記ボルト挿通孔を上記ナットランナに保持されている上記ボルトの延長線上に臨ませる移動手段を有するクランプユニットと、
上記クランプユニット及び上記ナットランナユニットが支持されるベッドとを備え、
上記ナットランナユニットが上記ベッドの上面に支持され、上記クランプユニットが上記ベッドの下面に支持されていることを特徴とする部品取付け装置。 - 上記ベッドの上面に該ベッドの延出方向に沿ってランナシフトレールが配設され、
上記アクチュエータ手段は上記ナットランナを上記ランナシフトレールに沿って移動させると共に、
上記移動手段が上記ベッドの下面に支持されてスイングシリンダにて揺動自在にされており、
上記移動手段に上記クランプ手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の部品取付け装置。 - 上記被締結部品に複数のボルト挿通孔が穿設されており、上記アクチュエータ手段には該各ボルト挿通孔に対応する位置で上記ボルトを各々保持する複数の上記ナットランナが連設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品取付け装置。
- ボルト挿通孔が穿設された被締結部品を本体の取付け位置にボルトを介して締結する部品取付け方法において、
上記ボルトのボルト頭を部品取付け装置のベッドの上面に支持されたナットランナにセツトする第1工程と、
上記被締結部品を上記ベッドの下面に支持されたクランプ手段によって把持する第2工程と、
上記クランプ手段に把持された上記被締結部品に穿設されている上記ボルト挿通孔を上記ベッドの下面に支持された移動手段によって上記ナットランナにセットされている上記ボルトの延長線上に臨ませる第3工程と、
上記ナットランナにセットされたボルトが上記ボルト挿通孔を貫通して背面へ突出されるように上記ベッドの上面に支持された移動手段によって上記ナットランナを移動させる第4工程と、
上記ボルトを本体へ締結させることで上記被締結部品を本体の取付け位置に取付ける第5工程とを備えたことを特徴とする部品取付け方法。 - 上記第4工程は、上記ボルトのボルト頭の着座面が上記被締結部品に当接した状態まで上記ナットランナを移動させることを特徴とする請求項4に記載の部品取付け方法。
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