JP4513333B2 - 除毛器具の洗浄方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気かみそりや脱毛器等の除毛器具を洗浄するための除毛器具の洗浄方法及びその装置に関するものである。
従来からこの種の洗浄装置として洗浄液を循環して洗浄するものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
この特許文献1に示された洗浄装置にあっては、ひげそり装置を洗浄するための洗浄部の下方に洗浄液を入れた容器を配置し、該容器内の洗浄液をポンプで洗浄部に供給して洗浄部でひげそり装置のヘッド部を洗浄するようにしており、洗浄部から容器内への洗浄液の回収は洗浄液の自然落下により回収するようにしていた。
しかしながら、この従来例にあっては、自然落下によって洗浄液を回収するため、洗浄液の保存時の水面位置が洗浄部の下面の下にならざるを得ず、洗浄液を溜める容器も洗浄部の下面の下にしか配置できなかった。
このように、洗浄装置における容器の位置がひげそり装置を洗浄するための洗浄部の下方位置にのみ限定され、位置の制約があった。
しかも、このようにひげそり装置を洗浄するための洗浄部の下方に洗浄液を入れた容器を配置した構成とせねばならないため、洗浄装置の上下高さが高くなって嵩張るという問題があった。特に、洗浄部の下方の容器には洗浄が終わって循環に使用するために必要な洗浄液を自然落下で集めて溜めるようになっているため、容量が大きく、したがって、上下高さも必然的に高くなり、洗浄装置の上下高さが高くなってしまう構造となっており、嵩の低いコンパクトな洗浄装置とすることができなかった。
そこで、本発明者は本発明に至る過程で洗浄液の保存時の水面位置が洗浄部の下面に対して側方、あるいは側方以上の位置になるように、洗浄液を入れる容器を配置することで、洗浄装置の上下高さを低くして嵩の低いコンパクトな洗浄装置とすることを考えた。
ところが、このように容器の保存時の洗浄液の水面位置が洗浄部の下面に対して側方、あるいは側方以上の位置となるようにした場合、洗浄が終わって洗浄液を容器に回収するに当たり、容器中の洗浄液の水面を洗浄部の下面よりも高い位置に移動させなければならないために、上記従来例のように洗浄液の自然落下により回収することができない。
このため、容器から洗浄部に洗浄液を供給するためのポンプとは別に、洗浄部において洗浄済みの洗浄液を容器に回収するための別のポンプが必要になるという問題があった。
特開平7−236514号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、洗浄部に対して容器の配置位置の制約がなく、容器に入れた洗浄液の上面が洗浄部の下面に対して上方に位置するように容器を配置することができ、特に、洗浄装置の上下高さを低くでき、しかもこのように洗浄装置の上下高さを低くできるように洗浄部の側方に容器を配置しても、簡単な構成で容器から洗浄部に洗浄液を放出して洗浄する際に使用するポンプを用いて洗浄後に容器に洗浄液を回収することができ、また、洗浄中に容器を密閉できて洗浄中に容器内の洗浄液が蒸発するのが防止できる除毛器具の洗浄方法及びその装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る除毛器具の洗浄装置は、体毛の除毛をおこなうための体毛処理部1を有する除毛器具2を洗浄するための洗浄装置3において、除毛器具2を洗浄するための洗浄部4と、内部に、洗浄液6を入れる洗浄液溜め部34と該洗浄液溜め部34の上端部に連続して空気室部35を形成した容器5と、洗浄部4に対する洗浄液6の放出口14と容器5とを連通する供給路30と、洗浄部4で洗浄した後の洗浄液6を取入れるための取入れ口17と容器5とを連通する返送路29とを備え、上記供給路30と容器5と返送路29とで構成される供給・返送経路33中に、ポンプ7と、気密化された容器5内と外気とを通気するための空気弁8を備え、空気弁8を閉にして容器5内を密閉するとともにポンプ7を作動して容器5内の空気室部35を加圧することで容器5内の洗浄液溜め部34に入れた洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出して除毛器具2を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送し且つ容器5に戻った量と同じ量の洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出する循環モードと、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後に空気弁8を開にして容器5内の密閉を開放するとともにポンプ7を作動して洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送する回収モードとを備えていることを特徴とするものである。
このように、空気弁8を閉にして容器5内を密閉するとともにポンプ7を作動して容器5内の空気室部35を加圧することで容器5内の洗浄液溜め部34に入れた洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出して除毛器具2を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送し且つ容器5に戻った量と同じ量の洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出する循環モードと、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後に空気弁8を開にして容器5内の密閉を開放するとともにポンプ7を作動して洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送する回収モードとを備えているので、ポンプ7の運転に加えて空気弁8の開と閉を選択することにより循環モードと回収モードとを選択して運転できるものであり、これにより、洗浄後の洗浄液6を自由落下によって回収する従来例のように容器5の洗浄液6の保存時の水面位置が洗浄部4の下面の下になるように容器5を洗浄部4の下方に配置しなければならないというような洗浄部4に対して容器5の配置位置の制約がなくなり、洗浄部4に対して容器5を上方でも、側方でも、下方でも配置することができ、設計の自由度が増して形状が自由にできるものであり、特に、容器に入れた洗浄液6の上面が洗浄部4の下面に対して上方に位置するように容器5を配置することができるので、従来のように洗浄部4の下方に容器5を配置するものに比べ、洗浄装置3の上下高さを低くして嵩を低くコンパクトにすることが可能となるものである。また、従来のように自由落下により洗浄液6を回収せずにポンプ7により洗浄液6を回収することで容器5の配置位置の制約を受けないようにしたにもかかわらず、上記のように、循環モードと回収モードの両モードの運転をするポンプ7を共通のポンプ7で兼用できるものであって、構造が簡略化できる。また、ポンプ7の運転に加えて空気弁8の開と閉を選択することにより、空気弁8を閉じて容器5内を密閉にした状態でポンプ7を作動して、加圧方式により洗浄液6を循環させて循環モード運転で洗浄部4で除毛器具2を洗浄し、洗浄後に空気弁8を開いて容器5の気密を開放することでポンプ7により洗浄液6を容器5に回収でき、この回収時に容器5から洗浄液6が洗浄部4側に放出されることがなく、また、回収時以外は容器5内が密閉されているので、洗浄液6の蒸発を防ぐことができる洗浄装置3を提供できるものである。
また、体毛の除毛をおこなうための体毛処理部1を有する除毛器具2を洗浄するための洗浄装置3において、除毛器具2を洗浄するための洗浄部4と、内部に、洗浄液6を入れる洗浄液溜め部34と該洗浄液溜め部34の上端部に連続して空気室部35を形成した容器5と、洗浄部4に対する洗浄液6の放出口14と容器5とを連通する供給路30と、洗浄部4で洗浄した後の洗浄液6を取入れるための取入れ口17と容器5とを連通する返送路29と、ポンプ7と、空気弁8を備え、上記供給路30にポンプ7を設け、供給路30のポンプ7と容器5との間を2流路により構成して一方の流路を容器5の下部とポンプ7とを連通する液体流路30bとすると共に他方の流路を容器5の上部とポンプ7とを連通する空気排出流路30cとし、液体流路30bに液体供給弁80を設け、空気排出流路30cに空気弁8を設け、ポンプ7を作動してポンプ7による吸引で容器5に入れた洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出して除毛器具2を洗浄すると共にポンプ7による洗浄液6の吸引で容器5内が減圧されることによる吸引力で洗浄後の洗浄液6を再び容器5に返送するように空気弁8が閉で且つ液体供給弁80が開となるように設定された循環モードと、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後にポンプ7による吸引で容器5内を減圧して容器5に洗浄液6を回収するように空気弁8が開で且つ液体供給弁80が閉となるように設定された回収モードとを備えていることを特徴とするものであってもよい。
このような構成とすることで、前述と同様に、洗浄部4に対して容器5の配置位置の制約がなく、洗浄装置3の上下高さを低くして嵩を低くコンパクトにできるだけでなく、空気弁8を閉じると共に液体供給弁80を開いた状態でポンプ7を運転することで、容器5内の洗浄液6がポンプ7により吸引されて洗浄部4に放出され、容器5内の洗浄液6がポンプ7で吸引されることで容器5内が減圧して洗浄に使用した洗浄液6が返送路29から容器5内に返送されることで洗浄液6が循環しながら循環モード運転で洗浄部4で除毛器具2を洗浄し、洗浄が終わると、空気弁8を開くと共に液体供給弁80を閉じてポンプ7を運転することで、容器5内の空気がポンプ7により吸引されて容器5内が減圧され、これにより洗浄液6を容器5に回収できるものであって、減圧方式で循環モード、回収モードの各運転ができる装置を提供できるものである。
ここで、空気弁8が電磁弁であることが好ましい。
このような構成とすることで、簡単な構成で空気弁8の開閉のコントロールができるものである。
また、容器5に、ポンプ7から容器5内に流体を送る送入口9aである連結管9と、容器5から洗浄液6を排出する排出口10aである連結管10と、容器5の気密を開放するための開閉口11につながる連結管12とを備えていることが好ましい。
このような構成とすることで、このような構成とすることで、簡単な構成で、ポンプ7から容器5に流体を送る構造、容器5を密閉したり、気密開放をしたりする構造、密閉状態で洗浄液6を洗浄部4側に放出する構造を備えた容器5を提供できるものである。
また、洗浄装置3の主体を構成する洗浄装置本体13にポンプ7、洗浄部4に洗浄液6を放出する放出口14、気密を開放するための開閉口11を設け、この洗浄装置本体13に対して容器5を着脱自在に取付け、容器5に設けた送入口9aである連結管9と排出口10aである連結管10と気密を開放するための開閉口11につながる連結管12を、それぞれポンプ7、放出口14、開閉口11に連通するように洗浄装置本体13に対して着脱自在とすることが好ましい。
このような構成とすることで、このようにポンプ7から容器5に流体を送る構造、容器5を密閉したり、気密開放をしたりする構造、密閉状態で洗浄液6を洗浄部4側に放出する構造を備えた容器5を洗浄装置本体13に対して着脱自在とすることで、使い勝手がよいものである。
また、容器5が上記送入口9aである連結管9と排出口10aである連結管10と気密を開放するための開閉口11につながる連結管12を略上方から差し込みにより取付け且つ略上方への移動により取り外すことができるようにすることが好ましい。
このように、ポンプ7から容器5に流体を送る構造、容器5を密閉したり、気密開放をしたりする構造、密閉状態で洗浄液6を洗浄部4側に放出する構造を備えた容器5を洗浄装置本体13に対して着脱自在とするに当たり、上下方向に着脱できて、容器5を洗浄装置本体13に着脱する際に洗浄装置本体13が倒れたり、横方向にずれたりすることがなく、操作性がよいものである。
また、容器5の気密を開放するための開閉口11の孔面積が、ポンプ7から容器5内に流体を送る送入口9aの孔面積と同じか又は大きくすることが好ましい。
このような構成とすることで、洗浄液6の回収時に容器5の内圧が上昇することがなく、容器5から洗浄液6が放出することがないものである。
また、容器5に上方に開口した開口部15を設け、該開口部15を遮蔽自在とした上方から着脱自在なキャップ16を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、容器5に洗浄液6を追加して使用することができ、また、上方に開口しているので洗浄液6を注ぎやすいものである。
また、本発明の除毛器具2の洗浄方法は、体毛の除毛をおこなうための体毛処理部1を有する除毛器具2を洗浄装置3により洗浄するための洗浄方法であって、洗浄装置3に、除毛器具2を配置して洗浄するための洗浄部4と、内部に、洗浄液6を入れる洗浄液溜め部34と該洗浄液溜め部34の上端部に連続して空気室部35を形成した容器5と、洗浄部4に対する洗浄液6の放出口14と容器5内の洗浄液溜め部34とを連通する供給路30と、洗浄部4で洗浄した後の洗浄液6を取入れるための取入れ口17と容器5とを連通する返送路29とを備え、上記供給路30と容器5と返送路29とで構成される供給・返送経路33中に、ポンプ7と、気密化された容器5内と外気とを通気するための空気弁8を備え、除毛器具2の洗浄に当たって、洗浄部4に除毛器具2を配置し、空気弁8を閉にして容器5内を密閉するとともにポンプ7を作動して容器5内の空気室部35を加圧することで容器5内の洗浄液溜め部35に入れた洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出して除毛器具2を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送し且つ容器5に戻った量と同じ量の洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出する循環モード運転を行って除毛器具2を洗浄し、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後、空気弁8を開にして容器5内の密閉を開放するとともにポンプ7を作動して洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送して回収する回収モード運転を行うことを特徴とする。
このように、空気弁8を閉にして容器5内を密閉するとともにポンプ7を作動して容器5内の空気室部35を加圧することで容器5内の洗浄液溜め部35に入れた洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出して除毛器具2を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送し且つ容器5に戻った量と同じ量の洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出する循環モード運転を行って除毛器具2を洗浄し、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後、空気弁8を開にして容器5内の密閉を開放するとともにポンプ7を作動して洗浄後の洗浄液6を上記ポンプ7の作用により取入れ口17から取入れて容器5に返送して回収する回収モード運転を行うので、循環モードと、回収モードのいずれの場合も、共通のポンプ7を運転するのに加えて空気弁8の開と閉の選択で、両モードのいずれか一方を選択して運転することができ、簡単な方法で、洗浄液6の循環による洗浄と、自由落下によらない洗浄液6の回収とができ、これにより、洗浄後の洗浄液6を自由落下によって回収する従来例のように容器5の洗浄液6の保存時の水面位置が洗浄部4の下面の下になるように容器5を洗浄部4の下方に配置しなければならないというような洗浄部4に対して容器5の配置位置の制約がなくなり、洗浄部4に対して容器5を上方でも、側方でも、下方でも配置することができ、設計の自由度が増して形状が自由にできるものであり、特に、容器に入れた洗浄液6の上面が洗浄部4の下面に対して上方に位置するように容器5を配置することができるので、従来のように洗浄部4の下方に容器5を配置するものに比べ、本発明の方法を採用することで、洗浄装置3の上下高さを低くして嵩を低くコンパクトにできるものであり、また、洗浄モードで使用するポンプ7を回収モードでもそのまま使用できるので構造を簡略化できるものである。また、ポンプ7の運転に加えて空気弁8の開と閉を選択するという簡単な方法で、空気弁8を閉じて容器5内を密閉にした状態でポンプ7を作動して、加圧方式により洗浄液6を循環させて循環モード運転で洗浄部4で除毛器具2を洗浄し、また、洗浄後に空気弁8を開いて容器5の気密を開放するという簡単な方法で、ポンプ7により洗浄液6を容器5に回収でき、この回収時に容器5から洗浄液6が洗浄部4側に放出されることがなく、また、回収時以外は容器5内が密閉されているので、洗浄液6の蒸発を防ぐことができる洗浄方法を提供できるものである。
また、体毛の除毛をおこなうための体毛処理部1を有する除毛器具2を洗浄装置3により洗浄するための洗浄方法であって、洗浄装置3に、体毛の除毛をおこなうための体毛処理部1を有する除毛器具2を洗浄するための洗浄装置3において、除毛器具2を洗浄するための洗浄部4と、内部に、洗浄液6を入れる洗浄液溜め部34と該洗浄液溜め部34の上端部に連続して空気室部35を形成した容器5と、洗浄部4に対する洗浄液6の放出口14と容器5とを連通する供給路30と、洗浄部4で洗浄した後の洗浄液6を取入れるための取入れ口17と容器5とを連通する返送路29と、ポンプ7と、空気弁8を備え、上記供給路30にポンプ7を設け、供給路30のポンプ7と容器5との間を2流路により構成して一方の流路を容器5の下部とポンプ7とを連通する液体流路30bとすると共に他方の流路を容器5の上部とポンプ7とを連通する空気排出流路30cとし、液体流路30bに液体供給弁80を設け、空気排出流路30cに空気弁を設け、除毛器具2を洗浄するに当たって、空気弁8を閉じて容器5内を密閉した状態でポンプ7を作動してポンプ7による加圧で容器5に入れた洗浄液6を放出口14から洗浄部4に放出して除毛器具2を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液6をポンプ7で加圧して再び容器5に返送する循環モード運転を行って除毛器具2を洗浄し、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後、空気弁8を開き且つ液体供給弁80を閉じた状態でポンプ7を作動してポンプ7による吸引で容器5内を減圧して容器5に洗浄液6を回収する回収モード運転を行うことを特徴とすることも好ましい。
このような方法を採用することで、前述と同様に、洗浄部4に対して容器5の配置位置の制約がなく、洗浄装置3の上下高さを低くして嵩を低くコンパクトにできるだけでなく、空気弁8を閉じると共に液体供給弁80を開いた状態でポンプ7を運転するという簡単な方法で、容器5内の洗浄液6をポンプ7により吸引して洗浄部4に放出し、容器5内の洗浄液6がポンプ7で吸引されることで容器5内が減圧して洗浄に使用した洗浄液6が返送路29から容器5内に返送されることで洗浄液6が循環しながら循環モード運転で洗浄部4で除毛器具2を洗浄し、洗浄が終わると、空気弁8を開くと共に液体供給弁80を閉じてポンプ7を運転するという簡単な方法で、容器5内の空気がポンプ7により吸引されて容器5内が減圧され、これにより洗浄液6を容器5に回収できるものである。
本発明は、洗浄部に対して容器の配置位置の制約がなくなり、洗浄部に対して容器を上方でも、側方でも、下方でも配置することができ、設計の自由度が増して形状が自由にできるものであり、特に、容器に入れた洗浄液の上面が洗浄部の下面に対して上方に位置するように容器を配置することができるので、従来のように洗浄部の下方に容器を配置するものに比べ、洗浄装置の上下高さを低くして嵩を低くコンパクトにすることが可能となり、しかも、自由落下で回収することなくポンプにより洗浄液を回収することで容器の配置位置の制約を受けないようにしたにもかかわらず、循環モードと回収モードの両モードの運転をするポンプを共通のポンプで兼用して、構造を簡略化できるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1乃至図20には本発明の一実施形態が示してある。洗浄装置3は、体毛の切断や脱毛等の除毛をおこなうための体毛処理部1を有する電気かみそりや脱毛器等の除毛器具2の体毛処理部1を洗浄するためのものである。
この洗浄装置3は、図1乃至図5に示すようなもので、洗浄装置3の主体を構成するための洗浄装置本体13は、上方が開口した洗浄皿部よりなる洗浄部4の一側方に容器設置部18を設けると共に他側方にファン収納部19を設け、更に、洗浄部4及びファン収納部19の下方にフィルターケース収納部20を設けてあり、洗浄装置本体13の下部のフィルターケース収納部20の側方位置にポンプ収納部21が設けてある。
容器設置部18は洗浄皿部よりなる洗浄部4の一側方に上方に向けて立ち上がった立ち上がり部22と、立ち上がり部22の洗浄部4と反対側の側方の段部23とで構成してあり、この立ち上がり部22と段部23とよりなるL状をした容器設置部18に容器5を着脱自在に設置して取付けることができるようになっている。
ここで、洗浄部4の側方に設けた容器設置部18に洗浄液6を入れる容器5を設置した状態で、容器5における洗浄液6の保存時の水面位置が洗浄部4の下面の側方において該洗浄部4の下面と同じレベル、あるいは容器5における洗浄液6の保存時の水面位置が洗浄部4の下面の側方において該洗浄部4の下面よりも高い位置になるように容器5が設置される。
図1、図3、図4に示すように、ポンプ収納部21と立ち上がり部22内の空所とは連通しており、ポンプ収納部21に配置したポンプ7の上部が立ち上がり部22内部の空所の下部内に位置しており、これによりポンプ収納部21の上下高さをできるだけ短くして容器設置部18よりも下部の部分の上下長さをできるだけ短くなるようにしてある。また、立ち上がり部22内の空所には開閉口11とこの開閉口11を開閉するための空気弁8を備えた気密開閉部24を配置して取付けてある。
立ち上がり部22の上面部には図1、図3、図4、図6に示すように、連結部25、26、27が設けてあり、連結部25、26、27はそれぞれ上方に開口した孔により構成してあって後述の容器5に設けた3つの連結管9、連結管10、連結管12が上方からの操作により着脱自在に接続できるようになっている。
図6に示すように、上記連結部25と気密開閉部24の開閉口11とはチューブ28により連通接続してあり、電磁弁よりなる空気弁8は図7に示すようなもので、無通電の時は鉄心8aがばね8bにより押し下げられて開閉口11を開き且つ通電時にはコイル8cの電磁石により鉄心8aが開閉口11を塞ぐ側に移動して開閉口11を閉じるようになっている。この開閉口11の孔面積は、後述のポンプ7から容器5内に流体を送る送入口9aの孔面積と同じか又は大きくしてある。
また、図6に示すように、連結部26とポンプ7の出口部7aとがチューブ29aにより連通接続してある。
また、図3に示すように、連結部27は後述の立ち上がり部22の洗浄部4側の側面部に設けた洗浄液6を放出する放出口14とチューブ30aにより連通接続してあり、連結部27には後述のようにして容器5が連通接続される。したがって、連結部26、チューブ30a、放出口14によって、放出口14と容器5とを連通する供給路30が構成される。
ポンプ7はダイヤフラム式ポンプにより構成してあり、図8に示すように、原動力となるポンプモータ7bと、ポンプモータ7bの出力軸に取付けた偏芯軸7cと、一端部を偏芯軸7cに取付け且つ他端部をダイヤフラム7dに取付けた連結アーム7eと、吸気弁7fと排気弁7gで構成してあり、ポンプモータ7bの回転が偏芯軸7c、連結アーム7eを介して接続されたダイヤフラム7dの上下動に変換されるようになっており、ダイヤフラム7dが上方に引っ張られて上方に移動するとポンプ内圧が低下し、このため吸気弁7fが内側に撓んで開くと共に排気弁7gが閉じられて洗浄液6及び空気が入口部7hから流入する。次に、ダイヤフラム7dが押されて下方に移動するとポンプ内圧が上昇し、そのため吸気弁7fが閉じられると共に排気弁7gが外側に撓んで開き、洗浄液6及び空気が出口部7aから流出するようになっている。
立ち上がり部22の洗浄部4側の側面部には下程洗浄部4の内部に向かうように下り傾斜した傾斜部31が設けてあり、この傾斜部31には除毛器具2を受けて支持するための突起状の支持部32が設けてある。また、立ち上がり部22の洗浄部4側の側面部の上部には左右一対の保持アーム46が設けてあり、この保持アーム46は一方が固定保持アーム46aとなり、他方が回動自在な可動保持アーム46bとなっており、可動保持アーム46bは一端部が立ち上がり部22に回動自在に軸支してあると共にばね(図示せず)により一方向に回動させようとするばね力が付与してある。
添付図面に示す実施形態では除毛器具2の一側面部にトリマー部52が突出しており、図1に示すように、洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして(体毛処理部1が下を向くようにして)入れて傾斜部31に沿って除毛器具2をもたれさせた状態でトリマー部52を支持部32に載置して支持すると共に、一対の保持アーム46により除毛器具2を左右両側から抱持する(除毛器具2の両側の一側を固定保持アーム46aにより保持すると共に可動保持アーム46bにより除毛器具2の他側を弾性的保持する)ことで除毛器具2の先端部の体毛処理部1を洗浄皿部よりなる洗浄部4の底部4aより少し浮かした状態で洗浄部4に配設支持できるようにしている。
上記傾斜部31には図3に示すように洗浄液6を放出する放出口14が開口していて、放出口14から洗浄液6が洗浄皿よりなる洗浄部4に放出されて洗浄部4内に配設支持された除毛器具2の先端部の体毛処理部1を洗浄するようになっている。
洗浄液6を入れる容器5は図9に示されるようなもので、容器5は洗浄液溜め部34と洗浄液溜め部34の上端部に連続して形成された洗浄液溜め部34よりも幅広の空気室部35とで略逆L状に構成してあり、上部の幅広の空気室部35の側部が洗浄液溜め部34より側方に突出していて側方突出部36となっている。この側方突出部36の底部に送入口9aである連結管9と、排出口10aである連結管10と、前述の開閉口11に接続される連結管12とを備えている。各連結管9、10、12はそれぞれ下部が側方突出部36の底部から下方に突出し、上部が空気室部35内において側方突出部36の底部から上方に突出している。
連結管10には容器5内に縦に配置した容器チューブ37の上端部が連通接続してあり、容器チューブ37の下端部は容器5の洗浄液溜め部34の下端部付近において開口している。
連結管9、10、12の側方突出部36の底部から下方に突出している部分にはそれぞれOリング9b、10b、12bが設けてある。
容器5の空気室部35の上部には上方に開口した開口部15が設けてあり、該開口部15に上方から着脱自在なキャップ16が取付けてある。キャップ16にはOリング16aが設けてあり、キャップ16を開口部15に嵌め込んで開口部15を閉じた状態で気密を保持するようにしている。開口部15はキャップ16を外して開口部15から容器5内に洗浄液6を入れるために利用するものであり、この場合、洗浄液6はその水位が容器5の洗浄液溜め部34の上端(つまり幅広となった空気室部35の下端)を目安とし、洗浄液溜め部34の上端(つまり幅広となった空気室部35の下端)を越えないように入れるものである。
上記の構成の略逆L状をした容器5は洗浄装置本体13の略L状をした容器設置部18に上方から載設し、容器5の下端面部を容器設置部18の段部23に載置すると共に容器5の側方突出部36の底部を容器設置部18の立ち上がり部22の上面部に載置することで着脱自在に取付けるものであり、この場合、図6に示すように連結管9、10、12の側方突出部36の底部から下方に突出している部分をそれぞれ、立ち上がり部22の上面部に設けた連結部25、26、27に着脱自在に嵌め込んで連結してある。この場合、連結管9、10、12に設けたOリング9b、10b、12bがそれぞれ孔よりなる連結部25、26、27の内面に密接して気密が保たれるようになっている。
このように容器5を洗浄装置本体13に取付けて洗浄部4の側方に配設した状態で、容器5はキャップ16の取付け部分においてはOリング16aにより気密が保たれ、連結管9、10、12の連結部25、26、27との連結部分においてはOリング9b、10b、12bにより気密が保たれた密閉された容器5となるものである。
また、上記のように容器5を上方からの操作で容器設置部18に着脱自在に載置すると共に連結管9、10、12を連結部25、26、27に着脱自在に嵌め込んで連結することで、容器5の着脱操作により洗浄装置本体13が倒れたり、横方向にずれたりせず、操作性が良くなるものである。
上記のように、容器5内に洗浄液6を溜めた状態で該洗浄液6の水面が洗浄部4の下面よりも上方となるように、洗浄部4の側方に洗浄液6を入れる容器5を配設することで、洗浄液6の自然落下により洗浄部4の下方に洗浄液6を入れる容量の大きい容器5を配置する従来例に比べて洗浄装置3全体の上下高さを低くでき、洗浄装置3の嵩を低くしてコンパクト化が図れるものである。
洗浄皿部よりなる洗浄部4の底部4aには排水孔部38が設けてあり、洗浄部4の上部にはオーバーフロー部39が設けてあり、洗浄装置本体13に設けたオーバーフロー排水路40の上端部がオーバーフロー部39に連続すると共にオーバーフロー排水路40の下端部が洗浄部4の下部のフィルターケース収納部20の上面部に開口している。
洗浄装置本体13の下部に設けたフィルターケース収納部20は洗浄装置本体13の下部の一側において側方に開口していて、この側方開口から図1乃至図5に示すようにフィルターケース41が出し入れ自在に挿入して収納してある。
フィルターケース41は図10に示すようなもので、上方が開口した凹所42を備え、この凹所42内にフィルター43を設けて凹所42内を2室に仕切ってある。凹所42内のフィルター43により仕切られた2室のうち一室42aは図1に示すようにフィルターケース41をフィルターケース収納部20内に収納した状態で上記洗浄部4の底部4aには排水孔部38と、オーバーフロー排水路40の下端開口とが連通する部分となっており、また、凹所42内のフィルター43により仕切られた2室のうち他室42bはフィルターケース41に設けた筒部よりなる接続部44と連通しており、この筒部よりなる接続部44にはOリング44aが設けてある。そして、フィルターケース41をフィルターケース収納部20内に収納した状態で接続部44が入口部7hに着脱自在に嵌め込まれて接続されると共にOリング44aが入口部7hの内面に密接して接続部分の気密を保持するようにしている。
本実施形態においては、上記のようにフィルターケース41に設けた接続部44に接続するための入口部7hからフィルターケース41を通過した洗浄液6を容器5に取入れるための取入れ口17となっていて、この取入れ口17と洗浄液6を入れる容器5とを連通する流路が返送路29となっている。
そして、洗浄装置本体13の容器設置部18に容器5を設置した状態で、上記返送路29と、容器5と、前述の供給路30とで一連の供給・返送経路33が構成されるものであり、本実施形態においては、この供給・返送経路33を構成する一構成要素である返送路29に上記のようにポンプ7を設け、空気弁8を供給・返送経路33を構成する他の一構成要素である容器5に空気弁8を備えている。
ファン収納部19には図1、図3、図4に示すようにファン装置45が配設してある。ファン装置45は図11に示すようなもので、ファンケース45aに取付けたファンモータ45bによりファンケース45a内に設けたファン45cを回転してファンケース45aに設けた吸込み口45dから吸い込んで吹出し口45eから送風するようになっており、このファン装置45の吹出し口45eは洗浄部4に除毛器具2を先端部の体毛処理部1を下にして配置した状態で、体毛処理部1に向かって上方から空気を送風して乾燥できるように下方に向けて開口している。
除毛器具2は電気かみそりや脱毛装置であり、先端部のヘッド部50に体毛処理部1を備えたものである。図15乃至図19には除毛器具2として電気かみそりの例を示している。図15乃至図19に示す電気かみそりは、大きく分けてグリップ部51とヘッド部50とにより構成してあり、ヘッド部50には体毛を切断する外刃、内刃や脱毛爪等を備えた体毛処理部1が設けてあり、この部分にひげ屑や皮脂等の汚れが溜まる。このため、洗浄装置3においてはこの除毛器具2のヘッド部50の体毛処理部1を洗浄するものである。
しかして、洗浄装置3により除毛器具2の体毛処理部1を洗浄するに当たっては以下のようにして行うものである。
洗浄装置本体13に前述のようにして洗浄液6を入れた容器5を設置すると共にフィルターケース収納部20にフィルターケース41を収納する。
次に、洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて傾斜部31に沿って除毛器具2をもたれさせてトリマー部52を支持部32に載置して支持すると共に一対の保持アーム46により除毛器具2を左右両側から抱持することで除毛器具2の先端部の体毛処理部1を洗浄皿部よりなる洗浄部4の底部4aより少し浮かした状態で洗浄部4に配設支持する。
この状態でポンプ7を作動させ、フィルターケース41を介してダイヤフラム型ポンプよりなるポンプ7の入口部7hから空気が出口部7aに加圧して送出され、チューブ29a、送入口9aである連結管9を介して容器5内の空気室部35に送られる。ここで、容器5内は前述のように密閉されて気密が保たれているので、ポンプ7により容器5内に加圧空気が送られると容器5内の空気室部35内の内圧が上昇し、これにより容器5内の洗浄液溜め部34内に入れた洗浄液6の水面が押され、容器チューブ37の下端部から洗浄液6が連結管10、チューブ30aを経て放出口14から洗浄部4に放出される。
洗浄皿部よりなる洗浄部4に放出された洗浄液6の一部は洗浄部4の底部4aの排水孔部38からフィルターケース41の一室42aに放出されるが、洗浄液6の水位が徐々に高くなっていく(この時、放出口14から洗浄皿部よりなる洗浄部4に放出する洗浄液6の液量は排水孔部38より放出される液量よりも多い)。洗浄部4内における洗浄液6の水位がオーバーフロー部39に達するとオーバーフロー部39からオーバーフローしてフィルターケース41の一室42aに流下し、水位がオーバーフロー部39の位置に保たれる。
フィルターケース41の一室42aに洗浄液6が流れるとフィルター43によりろ過されて、他室42bを経て洗浄液6のみがポンプ7の作用によりに取入れ口17から供給・返送経路33に取入れられ、返送路29を構成するポンプ7、チューブ29a、連結管9を介して容器5に洗浄液6が返送され、容器5に戻った量と同じ量の洗浄液6が供給路30を経て放出口14から洗浄部4に放出され、このようにして洗浄部4の洗浄液6がポンプ7を介して循環する。この水位が保たれた状態を一定時間続けることで除毛器具2の体毛処理部1を洗浄するのであり、これが洗浄液6を循環させて除毛器具2の洗浄を行う循環モード運転である。
この場合、上記のように洗浄部4の洗浄液6がポンプ7を介して一定時間続けて循環する間、除毛器具2の体毛処理部1を動作させ、例えば電気かみそりの場合、内刃を駆動して振動させ、脱毛装置の場合には脱毛爪を回動又は回転して脱毛爪を開閉動作させることでよりいっそう洗浄効果を上げることができるものである。
上記のようにして一定時間の洗浄が終わると、その後、ポンプ7の運転は継続しながら空気弁8を開にして開閉口11を開いて洗浄時に密閉していた容器5内の密閉を開放する。これにより容器5内の気密がとかれ容器5内の内圧が上昇しないためポンプ7により容器5に戻ってきた洗浄液6は再び容器5外に流出することはなくなり、容器5内に洗浄液6が回収されるものである。これが洗浄液6を容器5に回収する回収モード運転である。
上記の循環モードによる洗浄液6を循環しての除毛器具2の洗浄運転、洗浄後における回収モードへの切り替え、その後の回収モードによる洗浄液6の回収運転は、洗浄装置本体13に設けた制御回路60からの制御信号により行われる。
ここで、容器5の気密を開放するための開閉口11の孔面積が、ポンプ7から容器5内に流体を送る送入口9aの孔面積と同じか又は大きくしてあることで、上記のように一定時間の洗浄が終わった後、空気弁8を開にして開閉口11を開いた場合に容器5内の内圧を決して上昇させることがなく、したがって、回収する洗浄液6の一部が放出口14から洗浄部4に流れ出て、放出口14部分に液垂れが生じるというおそれがないものである。
本発明においては、前述のように洗浄部4の側方に容器5を配置することで洗浄部4の下方に容器5を配置する従来例に比べて洗浄装置3の上下高さを低くして嵩を低くコンパクトにできるようにしたが、このように洗浄部4の側方に容器5を配置した場合、洗浄後に洗浄液6を容器5に回収するに当たって洗浄液6の自然落下では容器5内に回収することができない。そこで、上記のように、洗浄時に循環させるポンプ7をそのまま利用して洗浄後に洗浄液6を回収できるように、洗浄時には容器5内を気密にし、洗浄が終わって洗浄液6を容器5に回収する時は容器5の気密を開放することで、単一のポンプ7を利用して、洗浄時の洗浄液6の循環と、洗浄後における洗浄液6の容器5への回収とを行うことができるようにしたものであり、これにより循環と回収のポンプを兼用化でき、構造を簡略化し、コンパクト化が図れるものである。
上記した容器5内を密閉した状態でポンプ7により洗浄液6内を加圧することで容器5に入れた洗浄液6を容器5から放出して除毛器具2を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液6をポンプ7で加圧して再び容器5に返送し、洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終った後、容器5の気密を開放した状態でポンプ7により容器5に洗浄液6を戻して容器5に洗浄液6を回収するという一連の動作は少なくとも1回以上行うものである。図12には本発明の上記洗浄動作、回収動作を示す模式図が示してある。
その後、ポンプ7を停止させ、ファン装置45を作動させ、除毛器具2の体毛処理部1を備えた先端部(ヘッド部)に送風して除毛器具2の先端部(ヘッド部)を乾燥させものである。
上記実施形態の洗浄装置3においては、容器5を洗浄装置本体13に対して着脱自在にしたものが示してあり、容器5の着脱を洗浄装置本体13に対して上方からの着脱操作により着脱を行うことで容器5を洗浄装置本体13に着脱する際に洗浄装置本体13が倒れたり、横方向にずれたりすることがなく、操作性をよくしているが、本発明においては容器5を洗浄装置本体13と別体にするものにのみ限定されず、図13に示すように洗浄装置本体13と容器5とが一体であってもよいものである。
ところで、本発明においては、洗浄のために除毛器具2を上下逆にして洗浄装置3の洗浄部4の所定位置に配置した状態で、洗浄装置3から除毛器具2に電力乃至除毛器具2を制御する制御信号の少なくとも一方又は両方を伝送するための伝送手段を設けてある。この伝送手段は、除毛器具2の側面に設けた除毛器具側伝送部Aと、除毛器具2を洗浄部4に配置した状態で除毛器具2の側面に設けた除毛器具側伝送部Aに対応する洗浄部4位置に設けた洗浄装置側伝送部Bとで構成してある。
すなわち、除毛器具2のグリップ部51には側面(添付図面の実施形態では側面の一部である背面)に側面端子ブロック53が設けてある。側面端子ブロック53は図20に示すようなもので、側面基台54と、側面基台54に取付ける除毛器具側伝送部Aを構成する側面端子55と、側面端子55に電気的に接続される側面プラグ板56と、側面プラグ板56に電気的に接続される側面リード線57と、側面防水リング48とにより構成してあり、更にグリップ部51内の回路ブロック58の充電回路59や制御回路60や電池61に接続してある。
ここで、除毛器具2のグリップ部51の側面とは除毛器具2をヘッド部50が上を向くようにした姿勢でグリップ部51の正面、左右側面、背面を指し、実施形態では除毛器具2が往復式電気かみそりであって、体毛処理部1を構成する内刃の往復動方向を左右方向としており、また、オン、オフスイッチ等の操作部49を正面に設け、背面にトリマー部52を設けた例であり、図17に示すようにグリップ部51の背面のトリマー部52の下方位置に側面端子55を配置してある。もちろん背面以外の他の側面(つまり、正面や左右側面)に側面端子55を設けてもよい。
洗浄装置3には除毛器具2を上下逆にして洗浄装置3の洗浄部4の所定位置に配置した場合上記除毛器具2の側面に設けた除毛器具側伝送部Aを構成する側面端子55と接触するための洗浄装置側伝送部Bを構成する接続端子63が設けてあり、この接続端子63は洗浄装置3の制御回路64、電源回路65に接続してある。添付図面に示す実施形態においては洗浄部4の側方の立ち上がり部22の洗浄部4側の側面に洗浄装置側伝送部Bとなる接続端子63が設けてある。
そして、除毛器具2を体毛処理部1が下となるように上下逆にして洗浄装置3の洗浄部4の所定位置に配置した場合、除毛器具2の除毛器具側伝送部Aである側面端子55が洗浄装置3の洗浄装置側伝送部Bである接続端子63に接触する。ここで、除毛器具2の側面に設ける側面端子55位置は任意の高さに配置できるが、グリップ部51の下部に配置した場合、除毛器具2を上下逆にして洗浄装置3の洗浄部4内に配置した際の側面端子55の位置が高くなり、このため洗浄装置3に設ける接続端子63の位置が高くなり、したがって、洗浄装置3の上下高さを低くする効果が薄れることになる。このため、除毛器具側伝送部Aである側面端子55は除毛器具2のグリップ部51の上下方向の略中央付近あるいは上部に設けるのが好ましく、これにより洗浄装置3に設ける洗浄装置側伝送部Bである接続端子63の位置を低くできて洗浄装置3の上下高さをよりいっそう低くすることができる。
本発明においては、洗浄装置3の洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて所定位置に配置することで除毛器具2を洗浄装置3に洗浄のためにセットした場合、除毛器具2が洗浄装置3に対して所定の位置関係で保持されるように保持手段Cが設けてあるが、前述の実施形態においては、洗浄装置3の接続端子63を設けた側に設置した一対の保持アーム46により構成した引圧装置95と、洗浄部4の接続端子63を設けた側に設置した傾斜部31とがそれぞれ保持手段Cを構成している。
すなわち、前述の実施形態においては、洗浄装置3の洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて所定位置に配置して前述のように保持手段Cである引圧装置95を構成する一対の保持アーム46により除毛器具2を保持した場合、可動保持アーム46bをばね付勢してあって、この可動保持アーム46bにより除毛器具2を洗浄装置3側に引っ張って除毛器具側伝送部Aを洗浄装置3の洗浄装置側伝送部B側に向けて押し付けて両者の位置関係が離れないようにしており、更に、前述のように、保持手段Cを構成する傾斜部31に除毛器具2を傾けてもたれ掛けるようにして保持することで、除毛器具2自身の自重により除毛器具側伝送部Aを洗浄装置側伝送部Bに向けて押し付けて両者の位置関係が離れないようにしている。ここで、前述の実施形態においては、上記のように一対の保持アーム46よりなる引圧装置95と傾斜部31とがそれぞれ保持手段Cを構成しているが、引圧装置95のみで保持手段Cを構成したり、傾斜部31のみで保持手段Cを構成してもよい。
また、図示を省略しているが、洗浄装置3の洗浄部4をはさんで洗浄装置側伝送部Bと対向する側に押圧装置(図示せず)を設けて保持手段Cを構成してもよく、この場合洗浄装置3の洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて所定位置に配置した状態で押圧装置により除毛器具2を押圧して除毛器具側伝送部Aを洗浄装置3の洗浄装置側伝送部B側に向けて押し付けて両者の位置関係が離れないようにするものである。
なお、上記した押圧装置と上記引圧装置95とを組み合わせて保持手段Cを構成したり、あるいは押圧装置と傾斜部31とを組み合わせて保持手段Cを構成したり、あるいは押圧装置と上記引圧装置95と傾斜部31とを組み合わせて保持手段Cを構成したりしてもよいものである。
図14には上記のような洗浄システムの電気的なブロック図が示してある。洗浄装置3には外部から入力される電源を洗浄装置3内部で用いる電圧に変換する電源回路65と、洗浄装置3全体の制御を行う制御回路64と、ポンプ7、空気弁8、ファン装置45と、状態表示を行うための表示回路66と、フィルターケース41がフィルターケース収納部20に収納されているかどうかを検出するためのフィルター検出回路67と、除毛器具2の除毛器具側伝送部Aである側面端子55と接続するための洗浄装置側伝送部Bである接続端子63とを含んだ構成となっている。制御回路64において、ポンプ7、空気弁8、ファン装置45の動作の制御、洗浄の進行状況の表示制御を行うと共に、洗浄装置側伝送部Bと除毛器具側伝送部Aよりなる伝送手段を通して除毛器具2への通信、給電の制御をおこなうようになっている。また、制御回路64はフィルター検出回路67からの信号を受け、フィルターケース41が無い場合には洗浄を行わないなどの判断を行っている。
除毛器具2は、除毛器具2の制御全般を行っている制御回路60、電池61、洗浄装置3との接続を行う除毛器具側伝送部Aである側面端子55、電池61への充電を行う充電回路59を含んだ構成となっている。制御回路60では、洗浄装置側伝送部Bである接続端子63、除毛器具側伝送部Aである側面端子55を通して洗浄装置3から送られてきた信号に応じて除毛器具2の体毛処理部1の駆動を行うことが可能なように構成してあり、また、充電回路59においては洗浄装置側伝送部Bである接続端子63、除毛器具側伝送部Aである側面端子55を通して洗浄装置3から給電された電力により電池61を充電することができるように構成してある。
以下、洗浄装置3の洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて所定位置に配置して洗浄する場合の制御の一例につき説明する。
洗浄装置3の洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて所定位置に配置して側面端子55が接続端子63に接触すると、この接続端子63への側面端子55の接触を任意の検出手段で検出して洗浄装置3の制御回路64により洗浄動作を始めるように制御すると共に、接続端子63、側面端子55を通して洗浄装置3から制御信号を送ると共に給電し、接続端子63、側面端子55を通して洗浄装置3から送られてきた制御信号を除毛器具2の制御回路60に入力して体毛処理部1を駆動させると共に接続端子63、側面端子55を通して洗浄装置3から給電された電力により電池61を充電する。
このようにすると、洗浄装置3の洗浄部4に除毛器具2を上下逆にして入れて所定位置に配置して側面端子55が接続端子63に接触させると同時に洗浄装置3における洗浄が自動的に開始されると共に洗浄中に除毛器具2の体毛処理部1が駆動して洗浄をより効果的に行うことができるものであり、同時に除毛器具2への充電も行えるものである。
上記実施形態では洗浄装置3の所定位置に除毛器具2をセットすると自動的に洗浄動作、体毛処理部1の駆動、充電を行わせるように制御する例を示したが、洗浄装置3の所定位置に除毛器具2をセットし、側面端子55を接続端子63に接触させた後、洗浄装置3に設けたスイッチ(図示せず)をオン操作することで上記洗浄動作、体毛処理部1の駆動、充電を行わせるように制御するようにしてもよい。
また、上記実施形態では除毛器具側伝送部Aである側面端子55と洗浄装置側伝送部Bである接続端子63を接触させて信号及び電力を洗浄装置3から除毛器具2に送るようにした例を示しているが、除毛器具側伝送部Aである側面端子55と洗浄装置側伝送部Bである接続端子63を接触させて信号のみを送って洗浄中に除毛器具2の体毛処理部1を駆動させるようにしてもよいものである。
また、除毛器具側伝送部Aである側面端子55と洗浄装置側伝送部Bである接続端子63を接触させて電力のみを送って除毛器具2の電池61に充電するようにしてもよいものである。
上記した各実施形態では除毛器具2に設けた側面端子55よりなる除毛器具側伝送部Aと、接続端子63よりなる洗浄装置側伝送部Bとで伝送手段を構成して側面端子55を接続端子63に直接接触して電気的に接続して電力や制御信号を伝送するようにした例を示したが、除毛器具2の側面部内に除毛器具側伝送部Aとなる二次巻線(図示せず)を配置し、洗浄装置3の上記二次巻線に対向する部分に洗浄装置側伝送部Bとなる一次巻線(図示せず)を配置して、洗浄のために除毛器具2を上下逆にして洗浄装置3にセットした状態で、一次巻線と二次巻線との間を電磁接続することで、除毛器具側伝送部Aを洗浄装置側伝送部Bに直接接触を行わなくても非接触で信号や電力伝送が行えるようにしてもよいものである。このように非接触方式で磁気接続とすると除毛器具2、洗浄装置3とも信号や電力を送るために接続する部分をハウジング表面に設ける必要がなく、手で持つときに握り易い形状にでき、また、ハウジングに孔をあける必要がないため防水が簡単に行えるものである。
次に、本発明の他の実施形態を図21に基いて説明する。前述の図1に示す実施形態では洗浄皿部よりなる洗浄部4の側方に容器5を配設して洗浄装置の上下高さを低くするようにした例につき説明したが、図21に示す実施形態においては、図21(a)のように洗浄皿部よりなる洗浄部4の上に容器5を配設してもよい。本実施形態でのように洗浄部4の上に容器5を配設しても、図21(b)のように洗浄のために除毛器具2を容器5内に入れてセットした状態で、容器5が除毛器具2の側方(つまり横)に位置するように配置してあれば、洗浄装置の上下高さを、容器5を洗浄部4の下に配置するよりも低くすることができるものである。
次に、図22について本発明の更に他の実施形態を説明する。本実施形態では、洗浄液6を溜めるための容器5が、縦容器部5aの下部に側方に向けて横容器部5bが一体に突出するように連設形成されたL字状をしたもので、洗浄皿部よりなる洗浄部4の下に容器5の横容器部5bを配置すると共に洗浄部4の側方に縦容器部5aを配置するようにしたものであり、容器5に洗浄液6を溜めた状態で、容器5に入れた洗浄液6の上面が洗浄部4の下面に対して上方に位置するようになっている。本実施形態においては、容器5内への洗浄液6の貯留量を多くしながら、洗浄装置の上下高さを、容器5を洗浄部4の下に配置するよりも低くすることができるものである。
図23、図24には本発明の更に他の実施形態が示してある。
すなわち、前述の各実施形態においては、返送路29にポンプ7を配置し、循環モードにおいては、空気弁8を閉じて容器5内を密閉した状態で、ポンプ7を作動して密閉された容器5内を加圧することで容器5内の洗浄液6を洗浄部4に供給し且つ洗浄部4における洗浄後の洗浄液6を加圧して再び容器5に返送するようにし、返送モードにおいては、空気弁8を開いて容器5内の気密を解放した状態で、ポンプ7を作動して洗浄液6による除毛器具2の洗浄が終って洗浄液6をポンプ7により容器5内に回収するようにした例、つまり、ポンプ7による加圧方式による循環、返送を行うようにした例を示しているが、本実施形態においては、図23の模式図に示すように、洗浄後の洗浄液6を取入れ口17と容器5とを返送路29で連通接続し、洗浄部4に対する洗浄液6の放出口14と容器5とを供給路30で連通接続し、この供給路30にポンプ7を設け、供給路30のポンプ7と容器5との間を2流路により構成して一方の流路を容器5の下部とポンプ7とを連通する液体流路30bとすると共に他方の流路を容器5の上部とポンプ7とを連通する空気排出流路30cとし、液体流路30bに液体供給弁80を設け、空気排出流路30cに空気弁8を設けた構成としている。
ここで、返送路29の一端部と、空気排出流路30cの一端部は共に容器5の上端部である容器上面部において連通しており、容器5内に洗浄液6を入れた状態で洗浄液6が容器5内から返送路29に逆流したり、空気排出流路30cから排出されないようになっている。
そして、本実施形態においては、循環モードの運転では、空気弁8が閉、液体供給弁80が開となるように制御され、この状態でポンプ7が運転制御されることで、ポンプ7による吸引により容器5に入れた洗浄液6を液体流路30b、ポンプ7を経て放出口14から洗浄部4に放出して洗浄部4に配置している除毛器具2を洗浄すると共に、ポンプ7による洗浄液6の吸引で容器5内が減圧されることによる吸引力で洗浄後の洗浄液6を再び容器5に返送するようになっている。つまり、減圧方式で、図23(a)の矢印に示すように、洗浄液6が循環する循環モード運転が行われる。また、洗浄部4における除毛器具2の洗浄が終わると前述の実施形態と同様に回収モードの運転が行われるが、この回収モードの運転では、空気弁8が開、液体供給弁80が閉となるように制御され、この状態でポンプ7が運転制御されることで、ポンプ7による吸引で容器5内を減圧して容器5に洗浄液6を回収するようになっている。つまり、減圧方式で、図23(b)の破線に示す矢印に示すように容器5内の空気をポンプ7で吸引して容器5内を減圧することで図13(b)の実線に示すように洗浄液6を容器5に回収する回収モード運転が行われる。
ここで、図24に示すように、液体流路30b、空気排出流路30cを弾性を有するゴム製チューブ70により形成し、このゴム製チューブ70と、コイル71と可動鉄心72とで液体供給弁80や空気弁8を構成するようにしてもよい。
図24には弁ケース73に、チューブ挿通孔部74と、該チューブ挿通孔部74と連通する凹部75とを設け、チューブ挿通孔部74にゴム製チューブ70を挿通し、更に、凹部75内にコイル71を収納し、コイル71内に移動自在に可動鉄心72が入れてあり、可動鉄心72の一端部がゴム製チューブ70に当接して電磁弁を構成している。このように、ゴム製チューブ70、コイル71、可動鉄心72よりなる電磁弁で液体流路30bの途中に設ける流体供給弁80や空気排出流路30cの途中に設ける空気弁8を構成する。
このような構成において、コイル71への無通電時にはゴム製チューブ70の弾性により可動鉄心71が図24(a)のように押上げられており、ゴム製チューブ70は開の状態で洗浄液や空気がゴム製チューブ70よりなる液体流路30bや空気排出流路30c内を通ることができるようになっている。つまり、液体供給弁80や空気弁8が開となる。一方、通電時には図24(b)のようにコイル71の電磁石により可動鉄心72が押し下げられてゴム製チューブ70が押し潰されて密着して閉の状態となり、ゴム製チューブ70よりなる液体流路30bや空気排出流路30cが密閉される。この図24に示すような構成とすることで、液体供給弁80や空気弁8を簡単且つ安価に提供できることになる。
本発明の洗浄装置に洗浄のために除毛器具をセットしている状態を示す側面断面図である。 同上の斜視図である。 本発明の洗浄装置の側面断面図である。 同上の他の部分で切断した側面断面図である。 同上の正面図である。 同上の連結管部分で切断した正面断面図である。 同上の空気弁の断面図である。 同上に使用するポンプを示し、(a)は正面断面図であり、(b)は側面断面図である。 同上の容器の断面図である。 同上のフィルターケースを示し、(a)は平面図であり、(b)は側面断面図である。 同上のファン装置を示し、(a)は背面図であり、(b)は正面断面図であり、(c)は側面断面図である。 同上の洗浄動作を示す模式図である。 同上の洗浄装置の他の実施形態の断面図である。 同上の洗浄システムの電気的なブロック図である。 同上に用いる除毛器具の正面側から見た斜視図である。 同上の正面図である。 同上の背面図である。 同上の断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の側面端子ブロックの分解斜視図である。 本発明の他の実施形態を示し、(a)は除毛器具を配置していない状態の概略構成図であり、(b)は除毛器具を配置した状態の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は除毛器具を配置していない状態の概略構成図であり、(b)は除毛器具を配置した状態の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は循環モード時の概略構成図であり、(b)は回収モード時の概略構成図である。 同上の液体供給弁や空気弁を構成する電磁弁を示し、(a)は開状態を示す断面図であり、(b)は閉状態を示す断面図である。
符号の説明
1 体毛処理部
2 除毛器具
3 洗浄装置
4 洗浄部
5 容器
6 洗浄液
7 ポンプ
8 空気弁
9 連結管
9a 送入口
10 連結管
10a 排出口
11 開閉口
12 連結管
13 洗浄装置本体
14 放出口
17 取入れ口
29 返送路
30 供給路
80 液体供給弁

Claims (10)

  1. 体毛の除毛をおこなうための体毛処理部を有する除毛器具を洗浄するための洗浄装置において、除毛器具を洗浄するための洗浄部と、内部に、洗浄液を入れる洗浄液溜め部と該洗浄液溜め部の上端部に連続して空気室部を形成した容器と、洗浄部に対する洗浄液の放出口と容器内の洗浄液溜め部とを連通する供給路と、洗浄部で洗浄した後の洗浄液を取入れるための取入れ口と容器とを連通する返送路とを備え、上記供給路と容器と返送路とで構成される供給・返送経路中に、ポンプと、気密化された容器内と外気とを通気するための空気弁を備え、空気弁を閉にして容器内を密閉するとともにポンプを作動して容器内の空気室部を加圧することで容器内の洗浄液溜め部に入れた洗浄液を放出口から洗浄部に放出して除毛器具を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液を上記ポンプの作用により取入れ口から取入れて容器に返送し且つ容器に戻った量と同じ量の洗浄液を放出口から洗浄部に放出する循環モードと、洗浄液による除毛器具の洗浄が終った後に空気弁を開にして容器内の密閉を開放するとともにポンプを作動して洗浄後の洗浄液を上記ポンプの作用により取入れ口から取入れて容器に返送する回収モードとを備えていることを特徴とする除毛器具の洗浄装置。
  2. 体毛の除毛をおこなうための体毛処理部を有する除毛器具を洗浄するための洗浄装置において、除毛器具を洗浄するための洗浄部と、内部に、洗浄液を入れる洗浄液溜め部と該洗浄液溜め部の上端部に連続して空気室部を形成した容器と、洗浄部に対する洗浄液の放出口と容器とを連通する供給路と、洗浄部で洗浄した後の洗浄液を取入れるための取入れ口と容器とを連通する返送路と、ポンプと、空気弁を備え、上記供給路にポンプを設け、供給路のポンプと容器との間を2流路により構成して一方の流路を容器の下部とポンプとを連通する液体流路とすると共に他方の流路を容器の上部とポンプとを連通する空気排出流路とし、液体流路に液体供給弁を設け、空気排出流路に空気弁を設け、ポンプを作動してポンプによる吸引で容器に入れた洗浄液を放出口から洗浄部に放出して除毛器具を洗浄すると共にポンプによる洗浄液の吸引で容器内が減圧されることによる吸引力で洗浄後の洗浄液を再び容器に返送するように空気弁が閉で且つ液体供給弁が開となるように設定された循環モードと、洗浄液による除毛器具の洗浄が終った後にポンプによる吸引で容器内を減圧して容器に洗浄液を回収するように空気弁が開で且つ液体供給弁が閉となるように設定された回収モードとを備えていることを特徴とする除毛器具の洗浄装置。
  3. 空気弁が電磁弁であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の除毛器具の洗浄装置。
  4. 容器に、ポンプから容器内に流体を送る送入口である連結管と、容器から洗浄液を排出する排出口である連結管と、容器の気密を開放するための開閉口につながる連結管とを備えていることを特徴とする請求項1記載の除毛器具の洗浄装置。
  5. 洗浄装置の主体を構成する洗浄装置本体にポンプ、洗浄部に洗浄液を放出する放出口、気密を開放するための開閉口を設け、この洗浄装置本体に対して容器を着脱自在に取付け、容器に設けた送入口である連結管と排出口である連結管と気密を開放するための開閉口につながる連結管を、それぞれポンプ、放出口、開閉口に連通するように洗浄装置本体に対して着脱自在として成ることを特徴とする請求項4記載の除毛器具の洗浄装置。
  6. 容器が上記送入口である連結管と排出口である連結管と気密を開放するための開閉口につながる連結管を略上方から差し込みにより取付け且つ略上方への移動により取り外すことができるようにして成ることを特徴とする請求項5記載の除毛器具の洗浄装置。
  7. 容器の気密を開放するための開閉口の孔面積が、ポンプから容器内に流体を送る送入口の孔面積と同じか又は大きくしたことを特徴とする請求項1、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の除毛器具の洗浄装置。
  8. 容器に上方に開口した開口部を設け、該開口部を遮蔽自在とした上方から着脱自在なキャップを設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の除毛器具の洗浄装置。
  9. 体毛の除毛をおこなうための体毛処理部を有する除毛器具を洗浄装置により洗浄するための洗浄方法であって、洗浄装置に、除毛器具を配置して洗浄するための洗浄部と、内部に、洗浄液を入れる洗浄液溜め部と該洗浄液溜め部の上端部に連続して空気室部を形成した容器と、洗浄部に対する洗浄液の放出口と容器内の洗浄液溜め部とを連通する供給路と、洗浄部で洗浄した後の洗浄液を取入れるための取入れ口と容器とを連通する返送路とを備え、上記供給路と容器と返送路とで構成される供給・返送経路中に、ポンプと、気密化された容器内と外気とを通気するための空気弁を備え、除毛器具の洗浄に当たって、洗浄部に除毛器具を配置し、空気弁を閉にして容器内を密閉するとともにポンプを作動して容器内の空気室部を加圧することで容器内の洗浄液溜め部に入れた洗浄液を放出口から洗浄部に放出して除毛器具を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液を上記ポンプの作用により取入れ口から取入れて容器に返送し且つ容器に戻った量と同じ量の洗浄液を放出口から洗浄部に放出する循環モード運転を行って除毛器具を洗浄し、洗浄液による除毛器具の洗浄が終った後、空気弁を開にして容器内の密閉を開放するとともにポンプを作動して洗浄後の洗浄液を上記ポンプの作用により取入れ口から取入れて容器に返送して回収する回収モード運転を行うことを特徴とする除毛器具の洗浄方法。
  10. 体毛の除毛をおこなうための体毛処理部を有する除毛器具を洗浄装置により洗浄するための洗浄方法であって、洗浄装置に、体毛の除毛をおこなうための体毛処理部を有する除毛器具を洗浄するための洗浄装置において、除毛器具を洗浄するための洗浄部と、内部に、洗浄液を入れる洗浄液溜め部と該洗浄液溜め部の上端部に連続して空気室部を形成した容器と、洗浄部に対する洗浄液の放出口と容器とを連通する供給路と、洗浄部で洗浄した後の洗浄液を取入れるための取入れ口と容器とを連通する返送路と、ポンプと、空気弁を備え、上記供給路にポンプを設け、供給路のポンプと容器との間を2流路により構成して一方の流路を容器の下部とポンプとを連通する液体流路とすると共に他方の流路を容器の上部とポンプとを連通する空気排出流路とし、液体流路に液体供給弁を設け、空気排出流路に空気弁を設け、除毛器具を洗浄するに当たって、空気弁を閉じて容器内を密閉した状態でポンプを作動してポンプによる加圧で容器に入れた洗浄液を放出口から洗浄部に放出して除毛器具を洗浄すると共に洗浄後の洗浄液をポンプで加圧して再び容器に返送する循環モード運転を行って除毛器具を洗浄し、洗浄液による除毛器具の洗浄が終った後、空気弁を開き且つ液体供給弁を閉じた状態でポンプを作動してポンプによる吸引で容器内を減圧して容器に洗浄液を回収する回収モード運転を行うことを特徴とする除毛器具の洗浄方法。
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