JP4502492B2 - 活性チップを具備する水質浄化装置 - Google Patents

活性チップを具備する水質浄化装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水中の有害物質の分解、除去を図る水質浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
河川、用水路、湖水、池、貯水池等の他、下水、汚水は、種々の微生物が多数生息しているが、嫌気性条件下になるような箇所については、水質の汚濁、汚染が極めて著しいものであった。この水質汚濁は、魚の死滅を引き起こしたり、悪臭を放つものであった。このため、水質を浄化する装置が、種々研究されている。例えば、特開2000−126761号公報には、多孔質焼結体の表面に光触媒粒子を坦持させた光触媒坦持体を具備してなる水質浄化装置に関する発明が開示されている。また、特開平11−347580号公報には、処理部と、ポンプと、洗浄装置と、を備えた水質浄化装置において、被処理水の通過流量を調整することによって水質浄化する水質浄化装置に関する発明が開示されている。
【0003】
ここで、水質汚濁を引き起こす要因の一つとして、太陽光が入り込まない箇所で、水や汚物が滞留し、酸素が入り込まない嫌気性の条件になり、水が酸化、腐敗することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開2000−126761号公報の発明では、光触媒を使用するため、必ずなんらかの光が必要となり、太陽光が届かないところでは、その効果が期待できるものではなかった。一方、太陽光が届かないところであっても、電気的手段を用い光を照射することも考えられるが、処理コストが高くなるという問題を有していた。
【0005】
また、特開平11−347580号公報の発明では、被処理水の通過流量を調整するだけであるので、被処理水が滞留してしまうような入り組んだ箇所では、その効果が期待できるものではなかった。特にそのような入り組んだ箇所で、嫌気性状態になり腐敗臭が漂うため、依然として上記問題点を有したままであった。
【0006】
このことから、本発明は、従来技術の問題点を解決することを課題とする。より特定すれば、この発明は、嫌気性条件下においても水質の浄化が図れ、その一方で好気性条件下を作り出し、一層の水質浄化の促進を図る水質浄化装置の提供を行うことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、発明は、被処理水が流入する流入口と、流入口から流入した被処理水を処理する処理槽と、処理槽で処理された処理水を排出する排出口と、を備える水質浄化装置であって、前記水質浄化装置は、嫌気性発酵微生物群及び好気性発酵微生物群の少なくともいずれか一方を含有する活性液により分解、発酵させた木材チップからなる活性チップを具備し、前記流入口の近傍には、前記活性チップを取り付けた水車が設けられており、前記処理槽はその上面において上下方向に延びる長孔を有しており、前記水車の回転軸はスライド可能に前記長孔内に保持され、前記回転軸が前記長孔内を上下方向にスライドすることにより、前記水車は前記処理槽内の水位に応じて上下方向に可動するものである水質浄化装置を提供する
活性チップを用いることにより、従来解決できなかった嫌気性または好気性条件下での水質浄化の促進を図ることができる。
【0008】
活性チップとは、木材チップを、微生物群を含有する活性液により分解、発酵させたものをいう。活性チップを使用することにより、被処理水の強アルカリ性を中性にすることができる。これにより、嫌気性状態を防ぐことができる。また、この嫌気性状態を防ぐことにより有機物の分解を促進し、好気性の有効微生物群により好気分解することができる。この好気性発酵微生物群により好気分解した後の、細かい有機物を嫌気性の有効微生物群により嫌気分解することができる。従って、活性チップを用いた水質浄化装置は、このメカニズムにより、嫌気性発酵及び好気性発酵を繰り返しながら、水質の浄化を図ることができるものである。
【0009】
また、下水、汚水には、土壌中に含まれている硫黄が流れだし、過酸化水素と結合した有害物質を生成する。これを活性チップに生息する硫黄分解菌が無害物質に変換することにより、有害物質の除去を図ることができる。例えば、有害物質である重金属を活性チップが陽イオン交換により吸着させることにより、その除去を図ることができる。
【0010】
さらに、活性チップは、被処理水中に含有されている糖分を微生物増殖酵素として消費、または、タンパク質、澱粉の分解酵素、例えば、タンパク質の分解酵素であるプロテアーゼ、澱粉の分解酵素であるアミラーゼ、を分泌する。
【0011】
活性チップは、嫌気性発酵微生物群を含有することにより、処理槽に滞留した有機物を分解し、嫌気性状態を防ぐことができる。あるいは、活性チップは、好気性発酵微生物群を含有することにより、流入口近傍の被処理水を好気性条件下で発酵させることができ、水質の浄化を促進するものである。あるいは、活性チップは、好気性及び嫌気性発酵微生物群を含有することにより、下水、汚水の酸化・変敗・腐敗を防止し、有害物質の除去を図ることができる。
【0012】
好気性及び嫌気性発酵微生物群を用いた分解、発酵のプロセスを説明する。
【0013】
従来の単発酵法、復発酵法、並行復発酵法では、{好気性−明}菌類、{好気性−暗}菌類、{嫌気性−明}菌類、{嫌気性−暗}菌類、の4つの群に分けられる微生物群を、一定の空間と人為的条件下で、共存、共栄、共生させることは不可能であるとされてきた。
【0014】
しかし、本発明は、これら4つの群に分けられる微生物群を、フザリウムの占有率をゼロにし、すべての酸化・変敗・腐敗を断ち切り、発酵−分解−合成の還元作用及び抗酸化作用を起こさせることにより、共存、共栄、共生することを可能にした。これは、微生物の持つ機能、気質、情報を利用し、増殖法、誘導法、発酵法を用いることによるものである。
【0015】
これにより、前記微生物群の共存、共栄、共生の状態が継続することにより、1mlあたりの生菌類の数が107〜108程度になる。そして109を超えると、微生物の大きさが縮小し、球形状に成り、凝集効果による菌類の固形化が生じ、菌の死滅がなくなり、さらに生菌類の数が増え続け、微生物の高密度化による酵素結合結晶が生じる。これより、全ての微生物を有効に働かせることができる。これを複合発酵法という。この複合発酵法を用いることにより、好気性及び嫌気性発酵微生物群が木材チップを培養し、発酵させた活性チップが、下水、汚水を分解し、有害物質の除去を図り、併せて、嫌気性状態を防ぎ、好気性状態の発酵を行うことができるものである。
【0016】
前記流入口の近傍には、前記活性チップを取り付けた水車が設けられている。活性チップを、被処理水中に浸積し続けた場合は、その活性作用が劣化するため、適度の酸素供給が必要となることから、活性チップを取り付けた水車を設けたものである。
【0017】
前記水車は、中心部に木炭を具備していることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。水車の中心部に木炭を具備することにより、被処理水と接触する部分においては、木炭から遠赤外線が放出され、水の粒子を細かくすることができる。水の粒子を細かくすることにより、被処理水中の酸素含有率を高めることができる。
【0018】
前記処理槽はその上面において上下方向に延びる長孔を有しており、前記水車の回転軸はスライド可能に前記長孔内に保持され、前記回転軸が前記長孔内を上下方向にスライドすることにより、前記水車は前記処理槽内の水位に応じて上下方向に可動する。下水、汚水の水量は、日によって上下するものであり、水車を固定式としたのでは、浄化作用が不十分になるおそれがあるためである。そこで、水車を可動式とすることにより、汚水の水量に応じて沈降を一定の深さに保つことができる。
【0019】
前記水車は、被処理水中に該水車の直径の3分の1程度、沈降させたものであることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。沈降の深さを水車の直径の3分の1程度とすることにより、水車の回転を促し、かつ、被処理水中への酸素供給を行うことができるものである。
【0020】
前記処理槽は、該処理槽に流入してきた被処理水を吸引し、吸引した被処理水を放出する循環機能を備えたポンプと、該ポンプを覆うように設けられた濾過材と、を備えていることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。嫌気性状態は、微生物の光合成発酵が行われない光の届かない場所で起こりやすいため、処理槽の下部に溜まった被処理水を、活性チップの近傍に放出することにより、処理槽の浄化作用を高めるものである。このポンプにより放出された被処理水は、放出時に酸素に暴露させることにより好気性状態にするものである。
【0021】
ポンプは、水中ポンプや、サンドポンプなどを用いることができる。
【0022】
また、ポンプを覆うように設けられた濾過材は、処理槽の下部に溜まった沈降物の濾過を行い、ポンプの詰まりを防止するものである。濾過材は、処理槽の下部に、素焼きの陶器を置いてもよいし、適当な大きさの岩石や鉱物を敷き詰めてもよい。
【0023】
ポンプの大きさは、処理槽の規模に応じて適宜変更することが好ましい。また、その稼働は、電気代などの稼働コストの面から、所定の時間間隔で稼働させることもできるが、連続稼働であることが好ましい。
【0024】
濾過材は、ポンプの全体を覆うように設けられていてもよいが、処理槽の下部にポンプを設け、その上部を濾過材で覆うようにしてもよい。また、ポンプの上部は、保守のため開放式であってもよい。
【0025】
前記濾過材は、花崗岩を具備するものであることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。花崗岩は、天然ミネラル成分を豊富に含有しており、微生物が生息しやすい環境をつくりだすものである。
【0026】
前記濾過材は、麦飯石を具備するものであることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。麦飯石は磁場を持つため、水の粒子を細かくすることができる。磁場で水の粒子を細かくすることにより、濾過材に浸透する速度を速め、有機物などを容易に濾過材に付着させることができる。
【0027】
前記ポンプは、吸引した被処理水を、前記流入口の近傍に放出することを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。流入口の近傍には、活性チップが備え付けられており、被処理水の分解を最も効果的に行っている箇所だからである。また、酸素が豊富な好気性状態になっているものだからである。
【0028】
前記ポンプは、吸引した被処理水を、前記水車に放出することにより、該水車を順方向に回転させることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。これにより、水車に取り付けられた活性チップが酸素を取り込み好気性条件下で被処理水を分解することができるためである。また、水車の羽根により被処理水中にも酸素を取り込むことができる。さらに、流入口より流入してくる被処理水の水量が少ないため、水車の回転が行われない場合であっても、ポンプで強制的に水を吸引、放出するため、被処理水中に、酸素供給を行うことができるものである。
【0029】
前記ポンプの放出口には、磁石が取り付けられていることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。これにより、水の粒子をより細かくすることができる。麦飯石を使用した濾過材と組み合わせることにより、効果的に磁場を発生させ、水の粒子を細かくする効果を上げることができる。
【0030】
前記処理槽には、貝を生息させていることを特徴とする水質浄化装置であることが好ましい。これにより、被処理水中に含まれる濾過材に付着しなかった比較的大きな有機物を貝が食べ、酸素、キトサンを作ることにより嫌気性状態を好気性状態に導くことにより、嫌気性状態を防ぐことができる。また、その貝の排泄物を微生物群が分解することにより、水質の浄化を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明するが、本発明の範囲はこれに限定されるわけではない。
【0032】
図1は、本発明の水質浄化装置の一形態例及び使用例を示す概略図である。
【0033】
水質浄化装置は、流入口1と、処理槽2と、排出口5とを有する容器3を備えている。
【0034】
容器3は、樹脂、鋼鉄製、アルミニウム、ステンレスなどを用いることができるが、ステンレスを用いることが好ましい。処理槽2は、長期間使用するものであるので、耐候性に優れているものであることが要求される。また、耐熱性に優れていることや、容器が耐食されないこと、コスト面など種々の性質が要求される。この要求を満足することができるものとしては、ステンレスが最も優れているからである。
【0035】
処理槽2の上面4は、開放されていてもよいし、容器で覆われていてもよいが、開放されていることが好ましい。上面4を開放しておくことにより、太陽光が入射され、処理槽2内の被処理水に含有されている微生物群が光合成を行い、好気性状態を保持することができるからである。
【0036】
また、処理槽2の上面4は、水車9の上下方向の可動を保持する水車保持部4aを有する。この水車保持部4aは、処理槽2に設けられており、水車9の中心部11aを保持し、被処理水23の水量に応じて上下方向に可動するようになっている。
【0037】
水中ポンプ6は、図示していないがスイッチをいれることにより、被処理水を吸引し、処理槽2の流入口1の近傍に放出する。水中ポンプ6は、放出口7を有し、放出口7には磁石8が取り付けられている。水中ポンプ6は、常に稼働状態であってもよいが、電気代などのコスト、被処理水の流量に応じて所望により稼働させる方が効率的である。
【0038】
水車9は、羽根部10と胴体部11とを備えている。羽根部10には、活性チップが入った容器が設けられており、流入口1から流入される被処理水21が羽根部10に衝突することにより、また、水中ポンプ6から放出された被処理水が羽根部10に衝突することにより、水車9を順方向に回転させるものである。水車9の胴体部11は、その中が空洞になった浮き具になっていることが好ましい。これにより、水車9本体を処理槽内の水量に応じて浮き沈みさせることができる。胴体部11の浮力は、適宜調節するものであってもよいが、水車9本体は、3分の1程度沈降させたものであることが好ましい。この程度の沈降が、活性チップを最適に作用させることとなるからである。
【0039】
水車9は、処理槽2の流入口1の近傍に設けることが好ましい。これにより流入口1から流入されてきた被処理水21により水車9を回転させることができるからである。
【0040】
濾過材12は、水中ポンプ6の周囲を覆うように、備えられていることが好ましい。濾過材12は、岩石または鉱物であることが好ましい。濾過材12は、その内側に大きな塊群を配置し、外側にいくにつれて小さな塊、砂を配置していくことが好ましいが、大きな塊群だけでもよく、また、砂だけでもよい。
【0041】
処理槽2の下部には、貝13を生息させていることが好ましい。貝13は、比較的大きい貝であることが好ましい。貝13の数は、処理槽2の大きさや、被処理水の水量等に応じて適宜変更することが好ましい。
【0042】
以下、図面を参照して本発明の実施例について具体的に説明する。
【0043】
【実施例1】
図1は、本発明の水質浄化装置の一形態例及び使用例を示す概略図である。
【0044】
流入口1から流入されてきた被処理水21は、流入口1の近傍で、水車9に取り付けられた活性チップにより好気性発酵分解される。この近傍での被処理水22では、酸素を多く含んだ被処理水であるため、好気性発酵分解が行われる。また、この流入口1から流入されてきた被処理水21により水車9が回転される。
【0045】
次に、被処理水22は、処理槽2の内部に流入してくる。この内部に流入してきた被処理水23は、処理槽2の上部から入射される太陽光により微生物群の光合成が行われ、好気性状態が保持される。
【0046】
処理槽2の内部に貯留された被処理水23のうち、一部は排出口5より排出される。排出された被処理水26は、次の水質浄化槽へと送られ多段的に水質浄化が行われる。また、処理水23の一部は濾過材12を通って水中ポンプ6へと送られる。濾過材12は、麦飯石12aと、花崗岩12bから構成されており、麦飯石12aは比較的大きめの石を敷き詰めており、花崗岩12bは、細かく砕いた砂を用いている。これにより、被処理水23中の固形物を濾過することができる。従って、濾過材12を通過した被処理水24は、固形物を含まず、液体のみが水中ポンプ6の吸引口へと導かれる。濾過された被処理水24は、水中ポンプ6により吸引されパイプを通って、処理槽2の上部に送られ、放出口7より被処理水が放出される。放出された被処理水は、水車9の羽根部10に衝突し、水車9を回転させる。放出口7より放出された被処理水は、酸素を吸収し、また、放出に伴い、流入口1の近傍の被処理水22に酸素を供給する。また、水車9の回転により被処理水22に酸素を供給している。水車9の羽根部10に取り付けられた活性チップは、該羽根部10が空気中にあるときに酸素を吸収するため、活性化状態が保持される。この工程により、被処理水の水質の浄化が図られる。
【0047】
処理槽2の内部に滞留された被処理水25は、太陽光が入射されない場合もあり、嫌気性状態になりやすい。このため、被処理水23中に含有する有機物を貝が食べ、酸素、キトサンをつくり、嫌気性状態を好気性状態に導くことができるため、貝13を生息させておく。また、貝13の排泄物や、小さい有機物を微生物群が分解する。
【0048】
以上の水質浄化装置により、水質の浄化の促進が図られた。
【0049】
【実施例2】
図2は、本発明の水質浄化装置の一形態例及び使用例を示す概略図である。実施例1に使用されている符号を一部用いる。
【0050】
本水質浄化装置は、処理槽A31と処理槽B34との2槽から成る。流入口1から流入されてきた被処理水21は、流入口1の近傍で、水車の羽根部10に取り付けられた活性チップにより好気性発酵分解される。この近傍での被処理水22では、酸素を多く含んでいるため、好気性発酵分解が行われる。また、この流入口1から流入されてきた被処理水21により水車9が回転される。
【0051】
次に、被処理水22は、処理槽A31の内部に流入してくる。この内部に流入してきた被処理水は、処理槽A31の上部から入射される太陽光により微生物群の光合成が行われ、好気性状態が保持される。そのため、処理槽A31と処理槽B34の上部は、開放されている。
【0052】
処理槽A31に流入してきた被処理水は、麦飯石12aの隙間を通過し、処理槽Aの底面部32から底部33へと浸透していく。麦飯石12aを通過することにより濾過が行われる。麦飯石12aは比較的大きめの石を敷き詰めておく。処理槽Aの底部33に貯留した被処理水の一部は、処理槽B34へと浸透していく。被処理水は、処理槽Bの底部36、底面部35、麦飯石12a、花崗岩12bの順に通過し、処理槽B34の内部へと浸透していく。麦飯石12aは比較的大きめの石を敷き詰めており、花崗岩12bは、細かく砕いた砂を用いている。従って、麦飯石12aおよび花崗岩12bを通過した処理水は、固形物を含まない。この処理水は処理槽の排出口5から排出される。排出された処理水26は、次の水質浄化槽へと送られ多段的に水質浄化が行われる。
【0053】
一方、サンドポンプ37により底部33に貯留した被処理水は、汲み上げられパイプ38を通って、処理槽Aに再び戻る。サンドポンプの放出口40から放出された被処理水は、処理槽Aへと導く向きに設置されており、サンドポンプ37から排出された被処理水の流速により水車9を回転させる。水車9は、中心部41を中心に回転するように、水車支持部43により支持されている。放出口40より放出された被処理水は、酸素を吸収し、また、放出に伴い、流入口1の近傍の被処理水22に酸素を供給する。また、水車9の回転により被処理水22に酸素を供給している。水車9の羽根部10に取り付けられた活性チップは、該羽根部10が空気中にあるときに酸素を吸収するため、活性化状態が保持される。水車9に取り付けられた木炭42は、被処理水と接触し、木炭42から放出される遠赤外線により被処理水の粒子を細かくすることができる。これにより、被処理水中の酸素含有率を高めることができる。また、サンドポンプの放出口40に取り付けられた磁石8によっても、被処理水中の粒子を細かくすることができ、酸素含有率を高めることができる。この工程により、被処理水の水質の浄化が図られる。サンドポンプ37の保守のため、処理槽の上部39は開放している。
【0054】
処理槽Aの内部に滞留された被処理水は、太陽光が入射されない場合もあり、嫌気性状態になりやすい。このため、被処理水中に含有する有機物を貝が食べ、酸素、キトサンをつくり、嫌気性状態を好気性状態に導くことができるため、貝13を生息させておく。また、貝13の排泄物や、小さい有機物を微生物群が分解する。
【0055】
以上の水質浄化装置により、水質の浄化の促進が図られた。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、嫌気性条件下においても水質の浄化が図れ、その一方で好気性条件下を作り出し、一層の水質浄化の促進を図る水質浄化装置の提供を行うことをできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水質浄化装置の一形態例を示す概略図
【図2】 水質浄化装置の一形態例を示す概略図
【符号の説明】
1 処理槽の流入口
2 処理槽
3 処理槽の容器
4 処理槽の上面
4a 処理槽に取り付けられた水車保持部
5 処理槽の排出口
6 水中ポンプ
7 水中ポンプの放出口
8 磁石
9 水車
10 水車の羽根部
11 水車の胴体部
11a 水車の中心部
12 濾過材
12a 麦飯石
12b 花崗岩
13 貝
21 流入されてきた被処理水
22 流入口の近傍の被処理水
23 処理槽の内部に貯留された被処理水
24 濾過材を通過した被処理水
25 処理槽の内部に滞留された被処理水
26 排出された処理水
31 処理槽A
32 処理槽Aの底面部
33 処理槽Aの底部
34 処理槽B
35 処理槽Bの底面部
36 処理槽Bの底部
37 サンドポンプ
38 サンドポンプのパイプ
39 処理槽の上部
40 サンドポンプの放出口
41 水車の中心
42 木炭
43 水車支持部

Claims (10)

  1. 被処理水が流入する流入口と、流入口から流入した被処理水を処理する処理槽と、処理槽で処理された処理水を排出する排出口と、を備える水質浄化装置であって、
    前記水質浄化装置は、嫌気性発酵微生物群及び好気性発酵微生物群の少なくともいずれか一方を含有する活性液により分解、発酵させた木材チップからなる活性チップを具備し、
    前記流入口の近傍には、前記活性チップを取り付けた水車が設けられており、
    前記処理槽はその上面において上下方向に延びる長孔を有しており、前記水車の回転軸はスライド可能に前記長孔内に保持され、前記回転軸が前記長孔内を上下方向にスライドすることにより、前記水車は前記処理槽内の水位に応じて上下方向に可動するものである水質浄化装置。
  2. 前記水車は、中心部に木炭を具備していることを特徴とする請求項に記載の水質浄化装置。
  3. 前記水車は、被処理水中に該水車の直径の3分の1程度、沈降させたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の水質浄化装置。
  4. 前記処理槽は、該処理槽に流入してきた被処理水を吸引し、吸引した被処理水を放出する循環機能を備えたポンプと、該ポンプを覆うように設けられた濾過材と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の水質浄化装置。
  5. 前記濾過材は、花崗岩を具備するものであることを特徴とする請求項に記載の水質浄化装置。
  6. 前記濾過材は、麦飯岩を具備するものであることを特徴とする請求項またはに記載の水質浄化装置。
  7. 前記ポンプは、吸引した被処理水を、前記流入口の近傍に放出することを特徴とする請求項に記載の水質浄化装置。
  8. 前記ポンプは、吸引した被処理水を、前記水車に放出することにより、該水車を順方向に回転させることを特徴とする請求項に記載の水質浄化装置。
  9. 前記ポンプの放出口には、磁石が取り付けられていることを特徴とする請求項4、7または8に記載の水質浄化装置。
  10. 前記処理槽には、貝を生息させていることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の水質浄化装置。
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