JP4482249B2 - コネクタ抜け防止具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタの偶発的な離脱を防ぐコネクタ抜け防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、工場等で使用される加工機器や測定機器,オフィス等に設置されるネットワーク機器,工場やオフィスの壁面等には、電源供給用のケーブルや他の機器との通信,信号の伝送に使用するケーブルを接続するための各種コネクタが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらコネクタ間を接続するケーブルは、機器を設置した机の背面や床上に露出したまま配線されていることがあり、このようなケーブルに誤って手や足を引っかけてしまうと、コネクタが抜けてしまう場合がある。この場合、使用中の機器が停止してしまったり、特にコンピュータ等では、作業中のデータが破壊されてしまう等、大きな損害を被るおそれがあった。
【0004】
また、使用されていないコネクタには、ほこりや水分が入り込んでしまい、実際に使用する時に、例えば、付着したほこりや水分が端子間を短絡させたり、端子表面の導電性を低下させる等、機器に悪影響を及ぼす可能性があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、コネクタの偶発的な離脱を防止でき、しかも未使用のコネクタを外部のゴミや水分などから保護することが可能なコネクタ抜け防止具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1記載のコネクタ抜け防止具は、プラグを貫通させる貫通窓を有し、前記プラグと対になるコンセントが設けられた取付壁面に、前記コンセントが前記貫通窓内に位置するよう固定される本体と、該本体にヒンジを介して接続され、前記貫通窓を覆う閉位置及び前記貫通窓を露出させる開位置の間を回動する蓋体と、該蓋体を、前記閉位置に係止する係止手段と、プラグから延設されたケーブルを保持し、前記貫通窓を貫通してコンセントに取り付けられた前記プラグの脱落を防止するクランプ手段と、前記開位置では前記蓋体がプラグの挿抜方向に沿って突出した状態に保持されるよう前記蓋体の回動を規制する回動規制手段とを備え、前記クランプ手段は、前記ヒンジの端部から、前記本体の外面から内面に向けた方向に突出することを特徴とする。
【0006】
このように構成された本発明のコネクタ抜け防止具では、コンセントの未使用時には、係止手段により蓋体を閉位置に係止させる。一方、コンセントの使用時には、蓋体を開位置に移動させると共に、貫通窓内に位置するコンセントに、プラグを取り付け、プラグから延設されたケーブルを、クランプ手段に保持させる。
【0007】
従って、本発明のコネクタ抜け防止具によれば、ケーブルを保持したクランプ手段がプラグの脱落を防止するため、ケーブルに足を引っかける等して、ケーブルが引っ張られることによるコネクタの偶発的な離脱を防止することができると共に、コンセントの未使用時には、貫通窓内に位置するコンセントを外部のほこりや水分から保護することができる。
【0008】
なお、クランプ手段は、例えば請求項2記載のように、クランプ手段に保持されたケーブルの配線経路がU字状或いはS字状に屈曲したものとなる位置に設けてもよい。
【0009】
即ち、請求項2の場合、ケーブルに加えられた力が、プラグに直接伝わってしまうことなく、クランプ手段にて受け止められることになるため、コンセントからプラグが脱落することを防止できるのである。
【0013】
ところで、本体には、請求項3記載のように、該本体を前記取付壁面に固定するネジを挿通させるためのネジ孔を設け、前記取付壁面への固定時に該取付壁面に当接する前記本体の固定面には、前記貫通窓の周囲に、前記本体と前記取付壁面との隙間の形状に応じて弾性変形する第1の密閉手段を設けてもよい。
【0014】
また、請求項4記載のように、前記蓋体が前記閉位置にある時に互いに当接する前記本体及び前記蓋体の各当接面の少なくともいずれか一方に、前記本体と前記蓋体との隙間の形状に応じて弾性変形する第2の密閉手段を設けてもよい。
前者(請求項3)の場合、本体に形成されたネジ孔にネジを層通し、本体を取付壁面に固定するだけで、貫通窓の周囲に設けられた第1の密閉手段が、弾性変形して本体と取付壁面との隙間を密閉し、また、後者(請求項4)の場合、係止手段により蓋体を閉位置に係止するだけで、第2の密閉手段が、弾性変形して本体と蓋体との隙間を密閉するため、いずれの場合も、コンセントの未使用時における防水・防塵性を向上させることができる。
【0015】
なお、クランプ手段は、請求項5記載のように、本体に対して着脱自在に設けてもよい。この場合、使用するプラグやケーブルの形状や太さ等に応じて、クランプ手段を適宜選択して使用することが可能となるため、コネクタ抜けをより確実に防止できる。
【0016】
また、請求項6記載のように、貫通窓の開口縁部には、貫通窓を覆い且つプラグを通過させることが可能なスリット入りの被覆手段を取り付けてもよい。
この場合、プラグをコンセントに接続するために、蓋体を開位置に移動させた時に、プラグが挿入されるまでの間に、ほこり等の異物が貫通窓内に進入することを防止でき、防水・防塵性をより向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態のコネクタ抜け防止具の構成を表す斜視図である。また、図2及び図3は、コネクタ抜け防止具の開状態における図面であり、図2において(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図、(d)は正面図であり、また、図3において(a)は底面図、(b)は図2(d)におけるA−A断面図、(c)は同じくB−B断面図である。
【0018】
図1〜図3に示すように、本実施形態のコネクタ抜け防止具は、プラグを貫通させる貫通窓Wを有する本体1と、本体1にヒンジ2を介して接続された蓋体3とを備えている。なお、本体1及び蓋体3の各ヒンジ形成端は、本体1に対して蓋体3がほぼ90度の角度に開いた時に互いに当接して、蓋体3の回動を規制する形状に構成されている。つまり、蓋体3は、本体1と重なり合って貫通窓Wを覆う閉位置、ヒンジ形成端が互いに当接することにより回動が規制される開位置の間で回動する。また、蓋体3のヒンジ形成端とは反対側の端部にはフック4が設けられ、一方、本体1のヒンジ形成端とは反対側の端部には、フック4と係合して蓋体3を閉位置に保持する係合部5が設けられている。
【0019】
なお、フック4及び係合部5が本発明における係止手段に相当し、蓋体3の回動を規制する構成が回動規制手段に相当する。
以下では、本体1及び蓋体3において、蓋体3が閉位置にある時に、互いに対向する対向面をそれぞれ内面1a,3aとよび、その反対側の面をそれぞれ外面1b,3bとよぶ。そして、本体の外面1bが本発明における本体の固定面に相当する。
【0020】
そして、本体1には、貫通窓Wの両側部に、コンセントが設けられた取付壁面に当該本体1を固定するネジを挿通させるための挿通孔11が形成されており、更に、本体の内面1aには、貫通窓W及び挿通孔11を包囲する突条13が形成されている。但し、取付壁面とは、工作機器,測定機器,コンピュータ等の筐体や、工場やオフィスの壁,床,天井等であり、また、コンセントは、電源用、通信用に用意されたものの他、キーボードやマウス等を接続するためのものでもよい。
【0021】
また、挿通孔11の孔径は2段階に形成されており、本体の内面1a側の孔径の方が大きく、しかも挿通孔11を挿通させるネジの頭部を収納できる大きさに形成されている。つまり、本体の内面1a側から挿通孔11にネジを挿入した時に、ネジの頭部が本体の内面1aから突出することのないようにされている。更に、本体の外面1bには、貫通窓W及び挿通孔11を包囲するように溝15が形成されており、この溝15に、溝15の深さより大きな厚さを有した第1の密閉手段としての防水用パッキン17が填め込まれている(図2(b),図3(b)(c)参照)。
【0022】
一方、蓋体3には、その内面3a側に凹部31が形成され、その凹部31内のフック形成端側には、後述するクランプ手段としてのストッパ金具33を回動可能に支持するための一対の軸受部32が形成されている。この軸受部32にて支持されるストッパ金具33は、針金を成形することにより、中心部分に上方からケーブルを挿入可能な挟持部を有したM字状の形状を有しており、また、両端部分が軸受部32に形成された軸受孔に挿入されるように構成されている。
【0023】
なお、凹部31の深さは、ストッパ金具33を構成する針金の太さより深くされており、ストッパ金具33が凹部31内に収納される位置(以下「収納位置」という)にある時に(図4(b)参照)、ストッパ金具33が蓋体の内面3aから突出することのないようにされている。また、収納位置から引き起こされたストッパ金具33は、凹部31の周囲壁に当設して、蓋体の内面3aに対してほぼ直交する位置、即ち本体の内面1aとほぼ並行な位置(以下「係止位置」という)まで回動するようにされている。
【0024】
そして、蓋体の内面3aには、凹部31を包囲する溝35が、蓋体3が閉位置にある時に本体1の突条13が当接する位置に形成されており、この溝35には、溝35の深さより大きな厚さを有した第2の密閉手段としての防水用パッキン37が填め込まれている。
【0025】
なお、上述した構成以外に、本体の外面1b及び蓋体の内面3aに形成されている多数の凹部は、軽量化のためのものである。
次に、以上のように構成された本実施形態のコネクタ抜け防止具の使用方法について説明する。ここで、図4は、(a)が蓋体3が閉位置にある時の外観を表す斜視図、(b)が開位置(但しストッパ金具33は収納位置)にある時の外観を表す斜視図、(c)はプラグを取り付けた使用状態における外観を表す斜視図である。
【0026】
まず、本実施形態のコネクタ抜け防止具を取付壁面に固定する際には、フック4と係合部5との係合を解除して蓋体3を開放し(図4(b)参照)、この状態で、取付壁面に設けられたコンセントが貫通窓W内に位置するように本体1を位置決めして、本体の内面1a側から挿通孔11を挿通させたネジによって取付壁面に当該コネクタ抜け防止具を固定する。この時、本体の外面1bに設けられた防水用パッキン17が、ネジの締め付けによって弾性変形することにより取付壁面に密着する。
【0027】
このようにして取付壁面に固定された本実施形態のコネクタ抜け防止具では、コンセントの未使用時には、フック4を係合部5に係合させて蓋体3を閉位置に保持する(図4(a)参照)。これにより、蓋体3が貫通窓Wを覆った状態となり、しかも、蓋体3に設けられた防水用パッキン37が、弾性変型して本体1に形成された突条13と密着する。つまり、コンセントが位置する貫通窓W内の空間は、蓋体3と防水用パッキン17,37とによって密閉されることになる。
【0028】
一方、コンセントの使用時には、フック4と係合部5との係合を解除して蓋体3を開位置に移動させ(図4(b)参照)、この状態で、コンセントに対応するプラグPを、貫通窓Wを介してコンセントに取り付ける。その後、ストッパ金具33を収納位置から係合位置まで引き起こして、ストッパ金具33の挟持部にプラグPから延設されたケーブルCを挟持させる(図4(c)参照)。
【0029】
このようにストッパ金具33の挟持部にケーブルCを挟持させると、このケーブルCより太くなっているプラグとの接続部分は、ストッパ金具33の挟持部を通過できないため、コンセントから抜ける方向へのプラグPの移動が制限されることになる。
【0030】
以上説明したように、本実施形態のコネクタ抜け防止具によれば、ストッパ金具33がコンセントから抜ける方向(プラグPの挿抜方向)へのプラグPの移動を制限するため、ケーブルCを介してプラグPに力が加わったとしても、プラグPがコンセントから抜けてしまうことがなく、このケーブルを介して接続される機器の偶発的な事故(例えば作業者がケーブルにつまずくなど)に対する信頼性を向上させることができる。
【0031】
また、本実施形態のコネクタ抜け防止具では、コンセントの未使用時には、フック4と係合部5とを係合させ蓋体3を閉位置に保持すれば、コンセントが位置する貫通窓W内の空間が、蓋体3及び防水用パッキン17,37によって密閉されるため、未使用のコンセントをほこりや水分等から確実に保護することができる。その結果、未使用であったコンセントを新たに使用する際に、ほこりや水分等による端子間の短絡や導電性の低下等の不具合が発生する可能性を大幅に低減することができ、当該防止具が取り付けられる機器の信頼性を向上させることができる。
【0032】
更に、本実施形態によれば、蓋体3を閉位置に保持する際には、ストッパ金具33を、蓋体3の凹部31により形成された収納空間内に収納することができるため、ストッパ金具33が周囲の邪魔になることを確実に防止できる。
なお、本実施形態では、ケーブルCを上方から挿入する形状の挟持部を有するM字状に形成されたストッパ金具33を使用しているが、例えば図5(a)に示すように、ケーブルCを側方から挿入する形状の挟字部を有するストッパ金具33aを用いてもよい。また、上記実施形態では、ストッパ金具33は、ケーブルCとプラグPとの連結部分に係合して移動を規制するようにされているが、プラグPに直接係合して移動を規制するように構成してもよい。
【0033】
また、針金からなるストッパ金具33の代わりに、図5(b)に示すような、樹脂製のケーブルクランプを利用したストッパ33bをクランプ手段として用いてもよい。
更に、本実施形態では、ストッパ金具33を支持する軸受部32が、凹部32内のフック形成端側に設けられているが、これを、プラグの挿抜方向に沿った端部側に設けてもよい。
【0034】
この場合、図5(c)に示すストッパ金具33cのように、ケーブルCの上方から被せることにより、挟持部にケーブルを挟持させるように構成してもよいし、逆に、図5(d)に示すストッパ金具33dのように、ケーブルの下方から引き起こすことにより、挟持部にケーブルを挟持させるように構成してもよい。
【0035】
また、ストッパ金具を軸受部32に対して着脱自在に構成し、プラグやケーブルの形状や太さに応じてストッパ金具を適宜選択できるように構成してもよい。
また更に、本実施形態では、防水用パッキン17,37を、溝15,35に填め込むことで本体1や蓋体3と一体化しているが、軟質プラスチック等を用いた異材質成形により、これを本体1や蓋体3と一体成形してもよい。
[第2実施形態]
次に第2実施形態について説明する。
【0036】
図6は、第2実施形態のコネクタ抜け防止具の構成及び使用状態を表す斜視図である。なお、本実施形態のコネクタ抜け防止具は、第1実施形態のものと一部構成が異なるだけであるため、同じ構成については同一符号を付して説明を省略し、ここでは構成の相異する部分を中心に説明する。
【0037】
本実施形態のコネクタ抜け防止具は、図6に示すように、第1実施形態における軸受部32及びストッパ金具33が省略され、代わりに、針金をコの字状に成形してなるストッパ金具21が、このストッパ金具21の両端をそれぞれ摺動自在に保持する一対の保持ケース22を介して、本体1に取り付けられている以外は、第1実施形態のものと同様に構成されている。
【0038】
なお、ストッパ金具21の中央には8の字状のケーブル保持部21aが形成されている。また、保持ケース22は、本体1に形成された摺動溝23に沿って図中X方向(以下「上下方向」ともいう)に摺動すると共に、摺動溝23の上端では、ストッパ金具21が出入する側とは反対側の端部を支点として略90°回動し、ストッパ金具21のケーブル保持部21aが、開位置にある蓋体3のフック4付近(使用位置)に配置されるように構成されている。
【0039】
このように構成された本実施形態のコネクタ抜け防止具では、コンセントの未使用時には、フック4と係合部5とを係合させ蓋体3を閉位置に保持すれば、コンセントが位置する貫通窓W内の空間が、蓋体3及び防水用パッキン17,37によって密閉される。また、この時、保持ケース22を下端まで移動させ、ストッパ金具21を保持ケース22に最大限挿入すると、ケーブル保持部21aがフック4を覆う位置に配置される。
【0040】
一方、コンセントの使用時には、ケーブル保持部21aが邪魔にならないように保持ケース22或いはストッパ金具21を上方向に移動させた後、フック4と係合部5との係合を解除して蓋体3を開位置に移動させ、ケーブル保持部21aが上記使用位置に配置されるようにストッパ金具21及び保持ケース22を操作する。この状態で、貫通窓Wを介してコンセントにプラグを取り付け、プラグから延設されたケーブルが、ケーブル保持部21aのループ部分を挿通するようににケーブル保持部21aにケーブルを保持させる。
【0041】
このようにケーブル保持部21aにケーブルを保持させると、このケーブルCより太くなっているプラグとの接続部分は、ケーブル保持部21aのループ部分を通過できないため、コンセントから抜ける方向へのプラグの移動が制限されることになる。
【0042】
従って、本実施形態のコネクタ抜け防止具によれば、第1実施形態と同様に、偶発的な事故によるプラグPの脱落を防止できると共に、未使用のコンセントをほこりや水分等から保護できるため、当該防止具が取り付けられる機器の信頼性を向上させることができる。
【0043】
また、本実施形態のコネクタ抜け防止具によれば、蓋体3が閉位置にある時に、ケーブル保持部21aがフック4を覆う位置に配置されるように構成されているので、他の部分と比較して壊れやすいフック4の周辺を保護できる。
[第3実施形態]
次に第3実施形態について説明する。
【0044】
図7は、第3実施形態のコネクタ抜け防止具の構成及び使用状態を表す斜視図である。また、図8は、コネクタ抜け防止具の開状態における図面であり、図8において(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は側面図、(d)は正面図である。
【0045】
但し、図7では、図面を見やすくするため、フック4及び係合部5が省略されている。また、本実施形態のコネクタ抜け防止具は、第1実施形態のものと一部構成が異なるだけであるため、同じ構成については同一符号を付して説明を省略し、ここでは構成の相異する部分を中心に説明する。
【0046】
即ち、本実施形態のコネクタ抜け防止具では、図7及び図8に示すように、第1実施形態における軸受部32及びストッパ金具33が省略され、代わりに、本体1の外面1bに、ヒンジ形成端の端辺に沿って形成された取付溝26に、針金を成形することにより構成されたケーブルクランプ25が取り付けられている以外は、第1実施形態のものと全く同様に構成されている。
【0047】
なお、ケーブルクランプ25は、その両端にクランプ部25aが設けられており、そのクランプ部25aは、ケーブルクランプ25を取付溝26に取り付けた時に、ヒンジ形成部付近の両端から、本体1の外面1bから内面1aに向けた方向に突出し、且つ先端がU字状に折り返された形状に形成されている。
【0048】
このように構成された本実施形態のコネクタ抜け防止具は、コンセントの未使用時には、フック4と係合部5と(図7では図示せず)を係合させ蓋体3を閉位置に保持すれば、コンセントが位置する貫通窓W内の空間が、蓋体3及び防水用パッキン17,37によって密閉される。
【0049】
一方、コンセントの使用時には、フック4と係合部5との係合を解除して蓋体3を開位置に移動させ、この状態で、貫通窓Wを介してコンセントにプラグPを取り付け、このプラグPから延設されたケーブルCを、ケーブルクランプ25のクランプ部25aに保持させる(図7(b)参照)。これにより、ケーブルCの配線経路は屈曲したものとなり、ケーブルCが引っ張られる等してケーブルCに加わる力は、プラグPに直接伝わることなく、ケーブルクランプ25にて受け止められることになる。
【0050】
従って、本実施形態のコネクタ抜け防止具によれば、第1実施形態のものと同様に、偶発的な事故によるプラグPの脱落を防止できると共に、未使用のコンセントをほこりや水分等から保護できるため、当該防止具が取り付けられる機器の信頼性を向上させることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
【0051】
図9は、第4実施形態のコネクタ抜け防止具の構成及び使用状態を表す斜視図である。なお、本実施形態のコネクタ抜け防止具は、第1実施形態のものと一部構成が異なるだけであるため、同じ構成については同一符号を付して説明を省略し、構成の相異する部分を中心に説明する。
【0052】
即ち、本実施形態のコネクタ抜け防止具では、図9に示すように、第1実施形態におけるフック4,係合部5,軸受部32,ストッパ金具33が省略され、こららの代わりに、本体1には、針金をコの字状に成形することにより構成されたケーブルクランプ27、及びこのケーブルクランプ27の両端部を収納し、ケーブルクランプ27を摺動自在に保持するための摺動溝28が設けられ、一方、蓋体3には、ヒンジ形成端とは反対側の端部(揺動端)の外面3bに、ケーブルクランプ27の中央部に形成されたクランプ部27aとの係合が可能な凹部41が設けられている以外は、第1実施形態のものと全く同様に構成されている。
【0053】
なお、ケーブルクランプ27は、ヒンジ形成端を挟んだ両端辺に沿って、図中X方向(以下「上下方向」ともいう)に摺動するようにされている。但し、下方に移動させた時に、摺動溝28からケーブルクランプ27が脱落しないように、図示しないストッパ機構が設けられている。
【0054】
このように構成された本実施形態のコネクタ抜け防止具では、コンセントの未使用時には、ケーブルクランプ27を下方に移動させた状態で、蓋体3を閉位置に移動させ、その後、ケーブルクランプ27を上方に移動させて、クランプ部27aを蓋体3の凹部41に係合させる(図9(a)参照)ことにより、蓋体3は閉位置に係止される。この時、第1実施形態と同様に、コンセントが位置する貫通窓W内の空間が、蓋体3及び防水用パッキン17,37によって密閉される。
【0055】
一方、コンセントの使用時には、クランプ部27aと凹部41との係合を解除して、ケーブルクランプ27を下方に移動させると共に、蓋体3を開位置に移動させ、この状態で、貫通窓Wを介してコンセントにプラグPを取り付け、このプラグPから延設されたケーブルCを、ケーブルクランプ27のクランプ部27aに保持させる(図9(b)参照)。これにより、ケーブルCが引っ張られる等してケーブルCに加わる力は、プラグPに直接伝わることなく、ケーブルクランプ27にて受け止められることになる。
【0056】
従って、本実施形態のコネクタ抜け防止具によれば、第1実施形態と同様に、偶発的な事故によるプラグPの脱落を防止できると共に、未使用のコンセントをほこりや水分等から保護できるため、当該防止具が取り付けられる機器の信頼性を向上させることができる。
【0057】
更に、本実施形態のコネクタ抜け防止具によれば、ケーブルクランプ27が、蓋体3を閉位置に保持する係止手段としても作用するため、蓋体3を係止するための構成を別途設ける必要がなく、装置構成を簡易なものとすることができる。
なお、本実施形態では、ケーブルクランプ27を針金を成形することにより構成したが、例えば図10に示すように、断面J字状に成形された板状のケーブルクランプ29を用いてもよい。なお、この場合、本体1には、このケーブルクランプ29を摺動自在に保持する摺動孔を設けると共に、蓋体3の外面3bには、このケーブルクランプ29の先端に形成された屈曲部位と係合する凹部43を設ける必要がある。また、ケーブルクランプ29を形成する材料としては、充分な弾性力及び耐久性が得られる金属や樹脂が望ましい。
【0058】
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、図11に示すように、本体の内面1aにおいて、貫通窓Wの開口縁部に、貫通窓Wを覆い、且つプラグPを通過させることが可能な切り込みKを有する被覆手段としての防塵シート19を取り付けるようにしてもよい。この防塵シート19は、プラグを抜いた後に、貫通窓Wを塞ぐ元の形状に戻るような材質のものを用いることが望ましく、例えば不織布等を用いることができる。
【0059】
このような防塵シート19を取り付けた場合、複数あるプラグの一部のみを使用する時や、プラグの取り付け作業時における貫通窓W内へのほこり等の進入を最小限に抑えることができ、周囲にほこり等が多い場所であっても好適に用いることができる。
【0060】
また、上記実施形態では、クランプ手段としてのストッパ金具33,21やケーブルクランプ25,27,29は、ケーブルCを保持するように構成されているが、プラグPを保持するように構成してもよい。
この場合、例えば、図12(a)に示すように、全体の概形がコの字状となり、その中央部分がプラグPを挟持可能な形状となるように針金を成形することで構成されたプラグクランプ51を、クランプ手段として本体1に回動自在に取り付けてもよい。このようなプラグクランプ51を備えたコネクタ抜け防止具では、貫通窓Wを介してコネクタにプラグを挿入した後、図中下方側からプラグクランプ51を回動させて、プラグに差し込むことで、プラグが挟持されるため、偶発的な事故によるプラグの脱落を防止できる。
【0061】
なお、プラグクランプ51は、コンセントにプラグを挿入するまでの間、蓋体3を支持して開位置に保持する、いわゆる突っ張り棒のように用いることもできる。
また、例えば、図12(b)に示すように、貫通窓W内に配置されるコンセントの位置に孔53aを有し、この孔53aの縁部に、コンセントに取り付けられたプラグを挟持するためのアーム53bが形成され、更に、本体1の挿通孔11と対向する位置に、挿通孔11を挿通させたネジを挿通する取付孔53cが形成された樹脂クランプ53をクランプ手段として用いてもよい。
【0062】
この樹脂クランプ53は、本体1を取付壁面に固定する際に、貫通窓2内に、孔53a及びアーム53bが配置されるようにして、挿通孔11を挿通させたネジにより本体1と一緒に固定して使用する。このような樹脂クランプ53を用いたコネクタ抜け防止具では、貫通窓Wを介してコネクタにプラグを挿入すると、樹脂クランプ53のアーム53bによりプラグが挟持されるため、偶発的な事故によるプラグの脱落を防止できる。
【0063】
また更に、図12(c)に示すように、貫通窓Wに、コンセントの部分が開口したエラストマーブッシング55をクランプ手段として取り付けておいてもよい。この場合、エラストマーブッシング55の開口を、プラグ径より少し小さめに形成しておけば、エラストマーブッシング55の開口を介してコンセントにプラグが挿入された時に、エラストマーブッシング55の弾性によってプラグが挟持されるため、偶発的な事故によるプラグの脱落を防止できる。
【0064】
なお、図12(a)〜(c)には、図7の場合と同様、図面を見やすくするため、フック4及び係合部5は省略したものを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のコネクタ抜け防止具の構成を表す斜視図である。
【図2】 第1実施形態のコネクタ抜け防止具の開状態における平面図,背面図,側面図,正面図である。
【図3】 第1実施形態のコネクタ抜け防止具の開状態における底面図、及び断面図である。
【図4】 第1実施形態のコネクタ抜け防止具の使用方法を表す説明図である。
【図5】 ストッパ金具の他の構成例を表す説明図である。
【図6】 第2実施形態のコネクタ抜け防止具の構成及び使用状態を表す斜視図である。
【図7】 第3実施形態のコネクタ抜け防止具の構成及び使用状態を表す斜視図である。
【図8】 第3実施形態のコネクタ抜け防止具の開状態における平面図,背面図,側面図,正面図である。
【図9】 第4実施形態のコネクタ抜け防止具の構成及び使用状態を表す斜視図である。
【図10】 第4実施形態の変形例の構成及び使用状態を表す斜視図である。
【図11】 貫通窓に防塵シートを取り付けた状態を表す説明図である。
【図12】 他の実施形態の構成を表す斜視図である。
【符号の説明】
1…本体 2…ヒンジ 3…蓋体 4…フック
5…係合部 11…挿通孔 13…突条 15,35…溝
17,37…防水用パッキン 19…防塵シート
21,33,33a〜33d…ストッパ金具 22…保持ケース
23,28…摺動溝 25,27,29…ケーブルクランプ
26…取付溝 31…凹部 32…軸受部 41,43…凹部
51…プラグクランプ 53…樹脂クランプ
55…エラストマーブッシング C…ケーブル K…切り込み
P…プラグ W…貫通窓

Claims (6)

  1. プラグを貫通させる貫通窓を有し、前記プラグと対になるコンセントが設けられた取付壁面に、前記コンセントが前記貫通窓内に位置するよう固定される本体と、
    該本体にヒンジを介して接続され、前記貫通窓を覆う閉位置及び前記貫通窓を露出させる開位置の間を回動する蓋体と、
    該蓋体を、前記閉位置に係止する係止手段と、
    前記貫通窓を貫通してコンセントに取り付けられたプラグ、或いは該プラグから延設されたケーブルを保持し、前記コンセントからの前記プラグの脱落を防止するクランプ手段と、
    前記開位置では前記蓋体がプラグの挿抜方向に沿って突出した状態に保持されるよう前記蓋体の回動を規制する回動規制手段とを備え、
    前記クランプ手段は、前記ヒンジの端部から、前記本体の外面から内面に向けた方向に突出する
    ことを特徴とするコネクタ抜け防止具。
  2. 前記クランプ手段は、該クランプ手段に保持された前記ケーブルの配線経路がU字状或いはS字状に屈曲したものとなる位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ抜け防止具。
  3. 前記本体には、該本体を前記取付壁面に固定するネジを挿通させるためのネジ孔を設け、
    前記取付壁面への固定時に該取付壁面に当接する前記本体の固定面には、前記貫通窓の周囲に、前記本体と前記取付壁面との隙間の形状に応じて弾性変形する第1の密閉手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ抜け防止具。
  4. 前記蓋体が前記閉位置にある時に互いに当接する前記本体及び前記蓋体の各当接面の少なくともいずれか一方に、前記本体と前記蓋体との隙間の形状に応じて弾性変形する第2の密閉手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のコネクタ抜け防止具。
  5. 前記クランプ手段を、前記本体に対して着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載のコネクタ抜け防止具。
  6. 前記貫通窓の開口縁部に固定され、該貫通窓を覆い且つ前記プラグを通過させることが可能なスリット入りの被覆手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか記載のコネクタ抜け防止具。
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