JP4475205B2 - コモンレール式燃料噴射システムの制御装置 - Google Patents

コモンレール式燃料噴射システムの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4475205B2
JP4475205B2 JP2005253695A JP2005253695A JP4475205B2 JP 4475205 B2 JP4475205 B2 JP 4475205B2 JP 2005253695 A JP2005253695 A JP 2005253695A JP 2005253695 A JP2005253695 A JP 2005253695A JP 4475205 B2 JP4475205 B2 JP 4475205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pressure
common rail
differential term
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005253695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007064151A (ja
Inventor
圭司 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005253695A priority Critical patent/JP4475205B2/ja
Priority to US11/507,560 priority patent/US7347188B2/en
Priority to DE102006000432.9A priority patent/DE102006000432B4/de
Publication of JP2007064151A publication Critical patent/JP2007064151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4475205B2 publication Critical patent/JP4475205B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/36Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
    • F02M59/366Valves being actuated electrically
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/38Controlling fuel injection of the high pressure type
    • F02D41/3809Common rail control systems
    • F02D41/3836Controlling the fuel pressure
    • F02D41/3845Controlling the fuel pressure by controlling the flow into the common rail, e.g. the amount of fuel pumped
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/60Input parameters for engine control said parameters being related to the driver demands or status
    • F02D2200/602Pedal position

Description

本発明は、燃料圧フィードバック制御を実施するコモンレール式燃料噴射システムの制御装置に関する。
コモンレール式燃料噴射システムでは、燃料が燃料ポンプによって圧送され、燃料の噴射圧に相当する高圧の燃料がコモンレール内に蓄圧されるとともに、コモンレール内に蓄圧された燃料が燃料噴射弁を介してエンジンに噴射供給される。コモンレールには燃料圧センサが設けられており、燃料圧センサにより燃料の実圧が検出される。そして、検出される実圧がエンジンの運転情報に基づいて求められた目標圧に一致するように、燃料圧フィードバック制御が実施される。燃料圧フィードバック制御では、例えば燃料ポンプの吸入部に設けられた吸入調量弁が駆動制御されることにより、コモンレールに対して圧送される燃料量が調節される(例えば、特許文献1)。
一般に、燃料圧フィードバック制御では、目標圧に対する実圧の圧力偏差に基づいて、燃料ポンプの駆動制御にかかる制御量の比例項、積分項及び微分項が算出される。特に微分項は、圧力偏差の変動傾向に応じて算出される。微分項は、目標圧の変化に対する予測効果を有しており、目標圧が急変する場合における実圧の追従性の向上や、目標圧が周期変動する場合の位相遅れの改善等に有効である。
ところが、制御対象における制御出力に対しての動作遅れや、燃料圧送配管を通じての燃料の輸送遅れなどにより、算出された制御量が燃料ポンプに出力されてから実圧に対して十分に反映されるまでには時間的なずれが生じる。このため、エンジンの運転状況に応じて目標圧の変化傾向が変わる場合には、その変化時に算出される微分項の影響によって、制御量が妥当であるかの信頼性が消失し、実圧が意図しない挙動を示すおそれがある。微分項の影響が他のパラメータである比例項や積分項によって吸収されれば問題にならないが、特に目標圧に応じて圧力偏差が急変化する場合に、微分項の影響が大きくなって他のパラメータがその影響を吸収しきれなくなる。これにより、実圧が意図しない挙動を示す場合には、エンジンに対して目標とする好適な燃料噴射が行われなくなり、排ガス中のPMやNOxが増加したり、異音が発生したりするといった問題が生じる。
特開2002−276500号公報
本発明は、燃料圧フィードバック制御に際して、燃料圧が意図しない挙動を示すことを回避し、ひいては好適な燃料噴射が可能なコモンレール式燃料噴射システムの制御装置を提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明では、コモンレール内の燃料圧を検出するとともに、検出した燃料圧の目標圧に対する圧力偏差に基づいて燃料ポンプの制御量の微分項を算出する。そして、燃料圧の減圧中に目標圧の増加に伴って圧力偏差が減少する状態である場合に、制御量に対する微分項の反映を制限する。
コモンレール内の燃料圧を目標圧に一致させる燃料圧フィードバック制御では、燃料ポンプにかかる制御量として圧力偏差に基づく微分項が求められる。この微分項は、圧力偏差の変動傾向を予測する効果を有しており、燃料圧の追従性を向上させるために用いられる。しかしながら、燃料ポンプにおける制御遅れなどにより、制御量が燃料圧に反映されるまでには時間的なずれが生じる。このため、制御量の算出時に予測した圧力偏差の変動傾向が実際に燃料圧に反映される時点で変化した場合には、その変化時に算出された微分項の影響によって燃料圧が意図しない挙動を示すおそれがある。従って、そのような微分項が影響を与えるおそれのある場合として、燃料圧の減圧中であって、目標圧の増加に伴い圧力偏差が変動して微分項が影響を与える場合に、制御量に対する微分項の反映を制限する。
以上により、制御量が燃料圧に反映されるまでに時間的なずれが生じるコモンレール式燃料噴射システムにおいて、燃料圧の減圧中に目標圧が増加する場合に燃料圧が意図せず上昇することが回避される。ひいては、目標とする好適な燃料噴射が可能となり、排ガス中のPMやNOxの発生が抑制されるとともに、異音の発生などが防止される。
請求項2に記載の発明では、燃料圧が目標圧より高く、且つ微分項が燃料圧を増圧させる値であることを判定条件として、判定条件が成立している場合に、制御量に対する微分項の反映を制限する。
燃料圧の減圧中に目標圧が増加したものの、燃料圧が依然として目標圧よりも高い場合には、燃料圧の減圧されるように制御量が減圧側の値として求められるべきである。しかしながら、目標圧の増加による圧力偏差の減少に伴い、算出される微分項が燃料圧を増圧する値となるため、制御量が増圧側の値となって燃料圧が上昇するおそれがある。この場合、判定条件に基づき制御量に対する微分項の反映を制限することによって、燃料圧が意図せずに上昇することが回避される。
請求項3及び4に記載の発明では、制御量の演算に際して燃料圧が目標圧より低く、且つその前回の制御量の算出時において燃料圧が目標圧より高いかを判定条件として、判定条件が成立している場合に、制御量に対する微分項の反映を制限する。
燃料圧の減圧中に目標圧が増加し、それに伴い燃料圧が目標圧よりも低くなった場合には、燃料圧が増加するように制御量が増圧側の値として求められる。しかしながら、目標圧の増加による圧力偏差の減少に伴い、算出される微分項が燃料圧を増圧する値として比較的大きな値となるため、結果として燃料圧が過剰に上昇するおそれがある。この場合、判定条件に基づき制御量に対する微分項の反映を制限することによって、燃料圧が過剰に上昇することが回避される。
なお、請求項2に記載の発明において定義する判定条件と、請求項3の本発明において定義する判定条件とは、それぞれ独立した判定条件として定義され、いずれかの判定条件が成立する場合に制御量に対する微分項の反映が制限される。
請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、判定条件の成立時に微分項を一時的に0又はその近傍に設定する。微分項として制御量に影響を及ぼさない値を設定することにより、微分項の影響による燃料圧の意図しない挙動を回避することができる。
請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、制御量の演算毎に目標圧の変化量を算出し、算出された変化量が所定値以上であり、且つ判定条件が成立した場合に、制御量に対する微分項の反映を制限する。特に目標圧の変化量が大きいとその変化量に伴う微分項の影響が顕著になり、その際制御量に対する微分項の反映が制限される。
請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、燃料ポンプはその吸入側にて燃料の調量が可能な吸入調量弁を備え、燃料圧フィードバック制御として吸入調量弁の駆動制御を行う。一般に燃料ポンプでは、吸入側に設けられた吸入調量弁により低圧の燃料に対して調量が行われる。このとき、燃料フィードバック制御の制御遅れの問題が顕著になって燃料圧の意図しない挙動が生じ易くなる。これに対し、上記の発明により制御量に対する微分項の反映が適宜制限されるため、燃料圧の意図しない挙動が回避される。
請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、圧力偏差が所定値以下のとき、微分項を0に設定する。判定条件が成立している場合に制御量に対する微分項の反映を制限すると、燃料圧が目標圧に収束する際のブレーキ効果が喪失する。しかしながら、実際のコモンレール式燃料噴射システムでは、圧力偏差が所定値以下の場合に制御量に対して微分項を反映させないようにしており、制御量に対する微分項の反映が過渡応答時のみに限定されている。このため、本発明では、微分項のブレーキ効果の喪失のデメリットは小さいものとして、燃料圧の意図しない挙動を回避することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態は、車両用ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射システムとして本発明を具体化しており、その詳細な構成を以下に説明する。
図1は、コモンレール式燃料噴射システムの概要を示す構成図である。図1において、4気筒ディーゼルエンジン(以下、エンジンという)10には、気筒毎に電磁式のインジェクタ11が配設され、これらのインジェクタ11は各気筒共通のコモンレール(蓄圧配管)12に接続されている。コモンレール12には高圧ポンプ13が接続されており、高圧ポンプ13の駆動に伴って、噴射圧に相当する高圧の燃料がコモンレール12内に蓄圧される。ここで、高圧ポンプ13の吸入部には電磁駆動式の吸入調量弁(以下、SCVという)14が設けられており、SCV14はフィードポンプ15を介して燃料タンク16に接続されている。燃料タンク16内の燃料がフィードポンプ15によって汲み上げられると、SCV14によって調量されて高圧ポンプ13に吸入されるとともに、コモンレール12に圧送されるようになっている。また、コモンレール12には、燃料圧センサ17が設けられ、コモンレール12に蓄圧される燃料圧が検出される。
SCV14は、常閉式の電磁ソレノイド弁にて構成されており、電磁ソレノイドの通電によってニードルが移動する。そして、そのニードルの移動によって弁開度が調節され、高圧ポンプ13に吸入される燃料の調量が行われる。また、高圧ポンプ13は、エンジン10のクランクシャフト(図示略)の回転に伴って駆動され、所定周期(本実施の形態では180°CA周期)毎に燃料の吸入及び吐出の圧送動作を繰り返す。
電子制御ユニット(以下、ECUという)20は、周知の通り、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された制御プログラムを実行することによりエンジンの運転にかかる各種制御を行うものである。ECU20には、燃料圧センサ17の検出信号やエンジン回転速度及びアクセル操作量などの運転情報が逐次入力される。そして、ECU20は、入力された運転情報に基づいて最適な燃料噴射時期及び噴射量を算出するとともに、インジェクタ11に対して燃料噴射時期及び噴射量に応じた噴射制御信号を出力する。これにより、各気筒において、インジェクタ11からエンジン10への燃料噴射が行われる。
また、ECU20は、算出した燃料噴射量に基づいてコモンレール12内の燃料の目標圧Pctgを求めるとともに、コモンレール12内の実際の燃料圧(以下、実圧という)Pcを目標圧Pctgに一致させる燃料圧フィードバック制御を行う。ここで、目標圧Pctgの変化は、実質的に前述のアクセル操作量の変化に対応するものである。本燃料圧フィードバック制御にかかる処理は所定周期毎(本実施の形態では各気筒の燃焼毎として180°CA毎)に行われる。
燃料圧フィードバック制御では、SCV14を駆動制御することにより、高圧ポンプ13からコモンレール12に圧送される燃料量が調節される。このSCV14の駆動制御では、PID制御が行われ、SCV14の開度に相当する制御量Uが算出される。制御量Uの算出では、目標圧Pctgに対する実圧Pcの圧力偏差ΔP(=Pctg−Pc)に基づいて、比例項Up、積分項Ui、及び微分項Udが求められる。そして、これらの各項Up,Ui,Udの和によって制御量Uが求められる(U=Up+Ui+Ud)。ここで、特に微分項Udは、都度の圧力偏差ΔPから、前回の制御量Uの算出時における圧力偏差ΔPを引いたもの、すなわち圧力偏差ΔPの変化量に微分ゲインKdを乗じて求められる。そして、制御量Uとして、SCV14に対しその値に応じた制御信号が出力される。
制御量Uが正の場合には、SCV14が開弁されるとともに高圧ポンプ13による燃料の圧送量が行われ、実圧Pcが増加される。このとき、制御量Uが大きいほどSCV14の弁開度が大きくなり、高圧ポンプ13による燃料の圧送量が増加してコモンレール12内の実圧Pcが急速に増加される。一方、制御量Uが負の場合には、SCV14が閉弁され、高圧ポンプ13による燃料圧送が行われなくなる。そして、インジェクタ11による燃料噴射や、インジェクタ11の摺動部分を介しての燃料リークにより、実圧Pcが次第に低下する。
さて、SCV14に対して制御量Uが出力されてから、実圧Pcに十分に反映されるまでには時間的なずれが生じる。これは、SCV14の制御出力に対する動作遅れや、高圧ポンプ13の圧送動作の遅れ、燃料圧送配管を通じての燃料の輸送遅れなどによるものである。このため、微分項Udの算出時と実圧Pcに反映される時とにおいて、圧力偏差ΔPの変動傾向が変化し、燃料圧フィードバック制御の信頼性が低下するおそれがある。そこで、微分項Udの算出にあたり、修正処理を行う。
なお、制御量Uの算出では、さらに、フィードフォワード制御を適用してSCV14の動作遅れに対する補償を行うために目標圧Pctgの変動に基づいて補償項Ufを求め、この補償項Ufを制御量Uに反映するようにしても良い(U=Up+Ui+Ud+Uf)。ただしこの場合、SCV14の動作遅れは改善されるが、高圧ポンプ13の圧送動作などにより算出された制御量Uが実圧Pcに反映されるまでには依然として時間のずれが生じる。
図2は、微分項Udの算出にかかる微分項算出処理の処理手順を示すフローチャートである。本微分項算出処理では、圧力偏差ΔPに基づいて微分項Udを求めるとともに、微分項Udが外乱要因となる場合に修正を適宜行う。本微分項算出処理は、所定周期毎にECU20により実行される燃料圧フィードバック制御の処理において、制御量Uを求める際に実行される。
先ず、図2(a)のステップS201では、圧力偏差ΔPが所定値(本実施の形態では±4MPa程度)以上か否かを判定する。所定値以上でなければステップS202において微分項Udを0として本微分項算出処理を終了し、所定値以上であればステップS203に移行する。これにより、実圧Pcが目標圧Pctg付近である場合には制御量Uに対して微分項Udが反映されないようにしている。
続いて、ステップS203では、圧力偏差ΔPに基づいて制御量Uの微分項Udを求める。その後、ステップS204及びS205において、第1及び第2の修正処理を実行する。そして、第1及び第2の修正処理を実行した後、本微分項算出処理を終了する。
図2(b)の第1の修正処理は、実圧Pcの減圧中に目標圧Pctgが上昇した場合に、実圧Pcが意図せず上昇することを回避するものである。ステップS211では、実圧Pcが目標圧Pctgより高い状態にあるか否か、すなわち実圧Pcが減圧中か否かを判定する。減少中であればステップS212に移行し、減少中でなければ本修正処理を終了する。そして、ステップS212では、算出した微分項Udが正であるか否かを判定する。微分項Udが正である場合には、ステップS213において微分項Udを0に設定し、本修正処理を終了する。微分項Udが正でない場合には、そのまま本修正処理を終了する。
また、図2(c)の第2の修正処理は、前回の制御量Uの算出時に実圧Pcが減圧中であり、その後、目標圧Pctgが上昇したことに伴って実圧Pcが目標圧Pctgよりい状態になった場合に、実圧Pcが過剰に上昇することを回避するものである。ステップS221では、前回の演算時における実圧Pcが目標圧Pctgより高い状態の減圧中か否かを判定する。減圧中であればステップS222に移行し、減圧中でなければ本修正処理を終了する。ステップS222では、実圧Pcが目標圧Pctgよりも低い状態か否かを判定する。実圧Pcが目標圧Pctgよりも低い状態であれば,ステップS223において微分項Udを0に設定し、本修正処理を終了する。一方で、実圧Pcが目標圧Pctgよりも低い状態でなければそのまま本修正処理を終了する。
図2の微分項算出処理を適用した燃料圧フィードバック制御の振る舞いについて図3,4を用いて説明する。図3には図2(b)の第1の修正処理が適用される例を、図4には図3(c)の第2の修正処理が適用される場合の例を示す。
図3では、比較のために図3(a)に従来の燃料圧フィードバック制御による実圧Pcの変動の様子を示し、図3(b)に図2の微分項算出処理が適用した場合の実圧Pcの変動の様子を示す。図3の例では、タイミングt11及びt21において運転者によるアクセル操作量が減少してその状態が保持された後、タイミングt12及びt22においてアクセル操作量が増加される。このとき、目標圧Pctgが実圧Pcよりも高くならない程度にアクセル操作量が変化している。
先ず、従来の燃料圧フィードバック制御の場合の図3(a)では、タイミングt11においてアクセル操作量の減少に伴い目標圧Pctgが減少する。そして、目標圧Pctgが実圧Pcよりも低くなる。すると、SCV14の制御量Uが負となって、高圧ポンプ13によるコモンレール12への燃料の圧送が行われなくなり、インジェクタ11における燃料リークによって実圧Pcが次第に減少する。
その後、タイミングt12においてアクセル操作量が増加すると、その増加に伴って目標圧Pctgが増加する。このとき、圧力偏差ΔPの変化に伴って微分項Udが一時的に上昇する。すると、依然として実圧Pcが目標圧Pctgよりも高い状態にも関わらず、微分項Udの影響により制御量Uが正となり、所定の時間(本実施の形態では360〜540°CA程度相当の時間)が経過したタイミングで、実圧Pcが一旦上昇する(図3の点線Xで囲まれた部分)。
一方で、図2の微分項算出処理を適用した場合の図3(b)では、特にタイミングt22において、アクセル操作量の増加に伴い目標圧Pctgが増加した場合でも、微分項Udが0になっている。これは、圧力偏差ΔPの変化により微分項Udが一旦は求められるものの、第1の修正処理において、実圧Pcが目標圧Pctgより高く、且つ微分項Udが正の値という条件が満たされ、微分項Udが修正されるためである。この結果、実圧Pcは減少を続け、その後目標圧Pctgに収束する。すなわち、実圧Pcの減少中に目標圧Pctgが増加したことによる実圧Pcの意図しない上昇が回避されている。
次に、図4では、図2(c)の第2の修正処理が適用される例を示す。図4では、比較のため図3と同様に図4(a)には従来の燃料圧フィードバック制御による実圧Pcの追従の様子を示し、図4(b)には図2の微分項算出処理を適用した場合の実圧Pcの追従の様子を示す。図4の例では、タイミングt31及びt41において運転者によるアクセル操作量が減少してその状態が保持された後、タイミングt32及びt42においてアクセル操作量が増加される。なお、このとき、図3との相違点として、目標圧Pctgが実圧Pcよりも高くなる程度にアクセル操作量が変化している。
まず、従来の燃料圧フィードバック制御の場合の図4(a)では、タイミングt31においてアクセル操作量が減少すると、図3の場合と同様に、その減少に応じて目標圧Pctgが減少し、SCV14の制御量Uが負になって実圧Pcが次第に減少する。その後、タイミングt32においてアクセル操作量が増加すると、その増加に伴って目標圧Pctgが増加し、圧力偏差ΔPが変化することにより微分項Udが一時的に上昇する。このとき、目標圧Pctgが実圧Pcよりも高い状態になるものの、微分項Udの影響により、所定の時間(本実施の形態では360〜540°CA程度相当の時間)が経過したタイミングで、実圧Pcが過剰に上昇している(図4の点線Yで囲まれた部分)。
一方で、図2の微分項算出処理を適用した場合の図4(b)では、特にタイミングt42において、アクセル操作量の増加に伴い目標圧Pctgが増加した場合でも、微分項Udが0になっている。これは、圧力偏差ΔPの変化により微分項Udが一旦は大きな正の値として求められるものの、第2の修正処理おいて、実圧Pcが目標圧Pctgよりも高く、且つ前回の制御量Uの算出時に実圧Pcが目標圧Pctgよりも低いという条件が満たされ、微分項Udが修正されるためである。この結果、実圧Pcの減圧中に目標圧Pctgの増加に伴い、実圧Pcが目標圧Pctgよりも高い状態になった場合に、目標圧Pctgの上昇に伴う実圧Pcの過剰な上昇が回避されている。
以上、詳述した実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
実圧Pcを目標圧Pctgに一致させる燃料圧フィードバック制御において、圧力偏差ΔPに基づいて算出した微分項Udに対し、第1及び第2の修正処理を行ったことにより、実圧Pcの意図しない挙動を回避することができる。
図2(b)の第1の修正処理では、都度の演算時において実圧Pcが目標圧Pctgより高く、且つ微分項Udが燃料を圧送する値である場合に、制御量Uに対する微分項Udの修正が行われる。これにより、実圧Pcの減圧中に目標圧Pctgが上昇した場合に、制御量Uに対する微分項Udの反映が制限され、算出した微分項Udの影響によって実圧Pcが意図せずに上昇することが回避される。
また、図2(c)の第2の修正処理では、都度の制御量Uの算出時に実圧Pcが目標圧Pctgより低く、且つその前回の制御量の算出時において実圧Pcが目標圧Pctgより高い場合に、微分項Udの修正が行われる。これにより、目標圧Pctgの上昇に伴って実圧Pcが目標圧Pctgよりもい状態からい状態に変化した場合に、制御量Uに対する微分項Udの反映が制限され、算出した微分項Udの影響によって実圧Pcが過剰に上昇することが回避される。
以上により、制御量Uが実圧Pcに反映されるまでに時間的なずれが生じるコモンレール式燃料噴射システムにおいて、実圧Pcの減圧中に目標圧Pctgが増加する場合に、算出された微分項 Udの影響による実圧Pcの意図しない挙動が回避される。ひいては目標とする好適な燃料噴射が可能となって、排ガス中のPMやNOxの発生が抑制されるとともに、異音の発生などが防止される。
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施の形態とすることもできる。
上記実施の形態では、高圧ポンプ13による燃料の圧送量を調節するためにSCV14の駆動制御を行ったが、これに限らない。高圧ポンプ13の圧送動作の制御や、圧送側に設けた電磁駆動式の吐出調量弁により燃料の圧送量を調節しても良い。
上記実施の形態では、図2(b)の第1の修正処理のステップS213、及び及び図2(c)の第2の修正処理のステップS223において微分項Udを0に設定したが、これに限らない。微分項Udを0の近傍、要は微分項UdがSCV14の駆動制御に影響を及ぼさない許容範囲内の値としても、意図しない又は過剰な実圧Pcの上昇を抑制することができる。
上記実施の形態では、図2(b)の第1の修正処理、及び図2(c)の第2の修正処理によって実圧Pcが意図しない挙動を示すおそれのある場合に微分項Udの修正を適宜行ったが、さらに次のように実施しても良い。ECU20において、実圧Pcの減圧中に目標圧Pctgが変化した際にその変化量を算出し、目標圧Pctgの変化量が所定値以上であって、実圧Pcが意図しない挙動を示すおそれのある場合に、微分項Udを0又はその近傍値に設定する。これにより、実圧Pcの減圧中に目標圧Pctgが急上昇した場合にのみ微分項Udの修正が行われ、図2の微分項算出処理によるブレーキ効果の喪失のデメリットが無くなるとともに、実圧Pcの意図しない挙動が回避される。
上記実施の形態では、目標圧Pctgに対して実圧Pcが高いときに、インジェクタ11による燃料噴射や燃料リークによって実圧Pcの減少させたが、これに限らない。コモンレール12に電磁駆動式の減圧弁を設け、その減圧弁を駆動制御して実圧Pcを減少させる構成としても良い。
上記実施の形態では、本発明を4気筒ディーゼルエンジンに対して適用したが、これは他の気筒数のエンジンや、ガソリンエンジンであっても良い。ガソリンエンジンの場合には、燃料ポンプによりガソリンが圧送されてコモンレール(デリバリパイプとも呼ばれる)内に蓄圧するとともに、エンジンに噴射供給可能な筒内噴射式ガソリンエンジンに適用可能である。その場合、やはり燃料ポンプにおける制御遅れや、燃料圧送配管を通じての燃料の輸送遅れなどが生じるため、本発明によって微分項の影響による実圧Pcの意図しない挙動を回避することが可能である。
コモンレール式燃料噴射システムの概略を示す構成図である。 微分項算出の処理手順を示すフローチャートである。 燃料圧の減圧中に目標圧が上昇した場合の目標圧に対する実圧の追従の様子を示す図である。 目標圧が上昇して燃料圧が目標圧より低い状態から高い状態に変化した場合の目標圧に対する実圧の追従の様子を示す図である。
符号の説明
10…エンジン、11…燃料噴射弁としてのインジェクタ、12…コモンレール、13…燃料ポンプとしての高圧ポンプ、14…SCV、17…検出手段としての燃料圧センサ、20…算出手段,判定手段,制限手段,変化量算出手段としてのECU。

Claims (8)

  1. 燃料が燃料ポンプにより圧送されることにより高圧の燃料がコモンレール内に蓄圧されるとともに、該コモンレールに蓄圧された燃料を燃料噴射弁を介してエンジンに噴射供給可能なコモンレール式燃料噴射システムに適用され、
    前記燃料ポンプを駆動制御して前記コモンレール内の燃料圧を目標圧に一致させる燃料圧フィードバック制御を実施する制御装置であって、
    前記コモンレール内の燃料圧を検出する検出手段と、
    該検出手段により検出された燃料圧の前記目標圧に対する圧力偏差に基づき前記燃料ポンプの制御量の微分項を算出する算出手段と、
    前記燃料圧の減圧中に、前記目標圧の増加に伴って前記圧力偏差が減少する状態であることを判定条件とし、該判定条件の成立を判定する判定手段と、
    該判定手段により前記判定条件が成立していると判定された場合に、前記制御量に対する前記微分項の反映を制限する制限手段と、
    を備えたことを特徴とするコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  2. 燃料が燃料ポンプにより圧送されることにより高圧の燃料がコモンレール内に蓄圧されるとともに、該コモンレールに蓄圧された燃料を燃料噴射弁を介してエンジンに噴射供給可能なコモンレール式燃料噴射システムに適用され、
    前記燃料ポンプを駆動制御して前記コモンレール内の燃料圧を目標圧に一致させる燃料圧フィードバック制御を実施する制御装置であって、
    前記コモンレール内の燃料圧を検出する検出手段と、
    該検出手段により検出された燃料圧の前記目標圧に対する圧力偏差に基づき前記燃料ポンプの制御量の微分項を算出する算出手段と、
    前記燃料圧が前記目標圧より高く、且つ前記微分項が前記燃料圧を増圧させる値であることを判定条件とし、該判定条件の成立を判定する判定手段と、
    該判定手段により前記判定条件が成立していると判定された場合に、前記制御量に対する前記微分項の反映を制限する制限手段と、
    を備えたことを特徴とするコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記制御量の演算に際し前記燃料圧が前記目標圧より低く、且つその前回の制御量の演算時において前記燃料圧が前記目標圧より高いことを前記判定条件とし、該判定条件の成立を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  4. 燃料が燃料ポンプにより圧送されることにより高圧の燃料がコモンレール内に蓄圧されるとともに、該コモンレールに蓄圧された燃料を燃料噴射弁を介してエンジンに噴射供給可能なコモンレール式燃料噴射システムに適用され、
    前記燃料ポンプを駆動制御して前記コモンレール内の燃料圧を目標圧に一致させる燃料圧フィードバック制御を実施する制御装置であって、
    前記コモンレール内の燃料圧を検出する検出手段と、
    該検出手段により検出された燃料圧の前記目標圧に対する圧力偏差に基づき前記燃料ポンプの制御量の微分項を算出する算出手段と、
    前記制御量の演算に際し前記燃料圧が前記目標圧より低く、且つその前回の制御量の演算時において前記燃料圧が前記目標圧より高いことを判定条件とし、該判定条件の成立を判定する判定手段と、
    該判定手段により前記判定条件が成立していると判定された場合に、前記制御量に対する前記微分項の反映を制限する制限手段と、
    を備えたことを特徴とするコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  5. 前記制限手段は、前記判定条件の成立時に、前記算出手段により算出した微分項を一時的に0又はその近傍に設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  6. 前記制御量の演算毎に前記目標圧の変化量を算出する変化量算出手段を備え、前記制限手段は、前記変化量算出手段により算出された前記変化量が所定値以上であり、且つ前記判定条件が成立した場合に前記制御量に対する前記微分項の反映を制限することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  7. 前記燃料ポンプは吸入側にて燃料の調量が可能な吸入調量弁を備え、前記燃料圧フィードバック制御として前記吸入調量弁の駆動制御を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
  8. 前記圧力偏差が所定値以下のとき、前記微分項を0に設定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のコモンレール式燃料噴射システムの制御装置。
JP2005253695A 2005-09-01 2005-09-01 コモンレール式燃料噴射システムの制御装置 Active JP4475205B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005253695A JP4475205B2 (ja) 2005-09-01 2005-09-01 コモンレール式燃料噴射システムの制御装置
US11/507,560 US7347188B2 (en) 2005-09-01 2006-08-22 Controller for common rail fuel injection system
DE102006000432.9A DE102006000432B4 (de) 2005-09-01 2006-08-31 Regelungseinrichtung für ein Kraftstoffeinspritzsystem der Common-Rail-Art

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005253695A JP4475205B2 (ja) 2005-09-01 2005-09-01 コモンレール式燃料噴射システムの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007064151A JP2007064151A (ja) 2007-03-15
JP4475205B2 true JP4475205B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=37763226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005253695A Active JP4475205B2 (ja) 2005-09-01 2005-09-01 コモンレール式燃料噴射システムの制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7347188B2 (ja)
JP (1) JP4475205B2 (ja)
DE (1) DE102006000432B4 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1757793A1 (en) * 2005-08-22 2007-02-28 Inergy Automotive Systems Research (SA) Fuel pump control system
JP4600369B2 (ja) * 2006-09-05 2010-12-15 株式会社デンソー 減圧弁遅延補償装置、及びプログラム
KR100844699B1 (ko) 2007-07-09 2008-07-07 현대자동차주식회사 커먼 레일 엔진 시스템에서의 연료량 제어 방법
DE102007044001B4 (de) * 2007-09-14 2019-08-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Steuerung eines Kraftstoffeinspritzsystems einer Brennkraftmaschine
WO2009075276A1 (ja) * 2007-12-11 2009-06-18 Bosch Corporation コモンレール式燃料噴射制御装置における流量制御弁の駆動制御方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置
JP5105422B2 (ja) * 2008-01-18 2012-12-26 三菱重工業株式会社 蓄圧式燃料噴射装置の蓄圧室圧力制御方法および制御装置
JP4302177B1 (ja) 2008-07-10 2009-07-22 三菱重工業株式会社 荷役作業用車輛における累積使用時間計時方法と該計時方法を用いる荷役作業用車輌
FI121319B (fi) * 2008-12-31 2010-09-30 Waertsilae Finland Oy Menetelmä ja laitteisto polttomoottorin CR-järjestelmän paineen säätämiseksi
DE102009031528B3 (de) * 2009-07-02 2010-11-11 Mtu Friedrichshafen Gmbh Verfahren zur Steuerung und Regelung einer Brennkraftmaschine
DE102009031527B3 (de) * 2009-07-02 2010-11-18 Mtu Friedrichshafen Gmbh Verfahren zur Steuerung und Regelung einer Brennkraftmaschine
DE102010029840B4 (de) 2010-06-09 2023-03-23 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine
US8857412B2 (en) * 2011-07-06 2014-10-14 General Electric Company Methods and systems for common rail fuel system dynamic health assessment
KR101766140B1 (ko) * 2016-05-13 2017-08-07 현대자동차주식회사 차량의 연료압밸브 제어방법 및 그 제어시스템

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237975A (en) * 1992-10-27 1993-08-24 Ford Motor Company Returnless fuel delivery system
JP4218218B2 (ja) 2001-03-15 2009-02-04 株式会社デンソー コモンレール式燃料噴射装置
JP4186648B2 (ja) 2002-03-27 2008-11-26 株式会社デンソー リニアアクチュエータ制御装置
DE10313615B4 (de) * 2002-03-27 2018-02-15 Denso Corporation Linearstellgliedregelungsvorrichtung
JP3944143B2 (ja) * 2003-09-04 2007-07-11 三菱重工業株式会社 蓄圧式燃料噴射内燃機関及びその燃料制御方法
DE102004023365B4 (de) * 2004-05-12 2007-07-19 Mtu Friedrichshafen Gmbh Verfahren zur Druck-Regelung eines Speichereinspritzsystems

Also Published As

Publication number Publication date
DE102006000432B4 (de) 2014-07-10
US7347188B2 (en) 2008-03-25
DE102006000432A1 (de) 2007-03-15
JP2007064151A (ja) 2007-03-15
US20070044763A1 (en) 2007-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4475205B2 (ja) コモンレール式燃料噴射システムの制御装置
JP4596064B2 (ja) 内燃機関制御装置及び内燃機関制御システム
US6105554A (en) Method and device for fuel injection for engines
JP4075774B2 (ja) ディーゼル機関の噴射量制御装置
JP4333549B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4609524B2 (ja) 燃圧制御装置、及び燃圧制御システム
JP2001263144A (ja) 内燃機関の燃料圧力制御装置
JP2009074435A (ja) 燃料噴射制御装置およびそれを用いた燃料噴射システム
JP2005155360A (ja) 内燃機関の噴射量制御装置
JP4023020B2 (ja) 高圧燃料噴射系の燃料圧制御装置
JP2000282932A (ja) 高圧燃料噴射系の異常判定方法
JP2003176746A (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射装置
JP6146274B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4569598B2 (ja) 減圧弁制御装置およびそれを用いた燃料噴射システム
JP2010031656A (ja) 燃圧制御装置
JP2005155561A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP2007100626A (ja) 燃料噴射システムの制御装置
JP2000257478A (ja) 高圧燃料噴射系の燃料噴射制御装置
JP2000234543A (ja) 高圧燃料噴射系の燃料圧制御装置
JP6406124B2 (ja) 内燃機関の高圧ポンプ制御装置
JP4941498B2 (ja) 燃料噴射システムの制御装置
JP2007170246A (ja) 多気筒エンジンの燃料噴射制御装置
JP2010216370A (ja) 燃料供給制御装置
JP4148238B2 (ja) コモンレール式燃料噴射システム
JP4281825B2 (ja) 高圧燃料噴射系の燃料圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100301

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4475205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250