JP4458779B2

JP4458779B2 - refrigerator

Info

Publication number: JP4458779B2
Application number: JP2003194952A
Authority: JP
Inventors: 俊司上野
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp; Toshiba Home Appliances Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date: 2003-07-10
Filing date: 2003-07-10
Publication date: 2010-04-28
Anticipated expiration: 2023-07-10
Also published as: JP2005030651A; CN1820172B; CN1820172A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可燃性冷媒を使用した冷蔵庫に係り、特に脱臭装置として高電圧回路を有するオゾン発生器を採用している冷蔵庫の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、冷蔵庫における冷凍サイクル中の冷媒は、フロンガスによるオゾン層破壊や地球温暖化問題に対応するため、従来使用されていたハイドロフルオロカーボン（ＨＦＣ）から、オゾン層の破壊がなく、地球温暖化係数の低いイソブタン（Ｒ６００ａ）など炭化水素系冷媒（以下、「ＨＣ冷媒」という。）への切換え採用が進んでいる。
【０００３】
このＨＣ冷媒、例えばイソブタンは着火温度４９４℃の可燃性冷媒であることから、冷媒漏れを生じた場合には火花などで引火し火災に発展する可能性があり、ＨＣ冷媒を使用する冷蔵庫では、電気部品やリレーなどの接点、除霜ヒータの発熱などにより着火して発火する可能性があるため、様々な防爆対応が考えられている。
【０００４】
そして、従来より、冷蔵庫の脱臭装置に使用されてるオゾン発生器は、高電圧回路部が完全にはシールされていないことから、金属異物が付着した場合には火花（アーク）放電を起こし、このとき可燃性冷媒が洩れ出て滞留蓄積により、ガス濃度が燃焼下限以上に達している場合には着火する危険性があり、オゾン発生器を金網で覆うなど、火災拡大を防ぐ構造（例えば、特許文献１参照）を採用していた。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００３−１０６７５３公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献１記載の構造は、オゾン発生器自体を金網で覆うため構造が複雑で取り付けが煩雑となり、装置が大形化する欠点があった。
【０００７】
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、可燃性冷媒を採用した冷蔵庫にオゾン発生器と吸着触媒による脱臭装置を使用した際に、充分な脱臭効果が得られるとともに漏洩冷媒への着火の怖れがなく、構成を簡単にしてコンパクトな脱臭装置を備えた冷蔵庫を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、冷媒圧縮機、凝縮器、絞り装置、冷却器及び吸入管を環状に連結し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、臭い吸着触媒とオゾン発生器からなり前記冷却器で生成される冷気の循環通路に配置された脱臭装置とを備え、前記脱臭装置のオゾン発生器は、高電圧を発生するトランス部と、これに結合してコロナ放電によりオゾンを発生する電極板とをケース内で一体にユニット化して、放電面以外の部分を覆い包むようにしてなり、前記オゾン発生器のトランス部を樹脂モールドで覆い包み、前記ケースは傘状をなし、前記トランス部、前記電極板、高圧ピン、および入力端子の上方を覆って支持し、前記ケースの下方開口をカバー体が閉塞して前記高圧ピン及び前記電極板の下方を覆っていることを特徴とするものである。
【０００９】
この構成によれば、オゾン発生器のトランス部と電極板とがケースによって一体にユニット化され、充電部や金属部が覆体あるいは樹脂モールドで覆われる構造であるため、万一冷媒が漏洩して脱臭装置部分に充満しても着火源となる可能性のある部分がなく安全である。また、酸化力の強いオゾンの発生によっても、オゾン発生器には金属の露出部がなく、冷蔵庫内の結露や氷結可能性のある箇所においても使用することができるとともに、簡単な構成で小形化でき、狭い空間である冷気通路にも設置することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。図１は、冷蔵庫の全体構成を示す縦断面図であり、本体を断熱箱体（１）で構成するとともに、内部を貯蔵空間として、上方から冷蔵室（２）、野菜室（３）、製氷室（４）、冷凍室（５）のように配置し、野菜室（３）の背面にはカバー体を介して冷蔵空間を冷却する冷蔵用冷却器（６）および冷却ファン（７）を配置し、冷凍室（５）の背方には同様に冷凍空間を冷却する冷凍用冷却器（８）および冷却ファン（９）を配置している。
【００１１】
断熱箱体（１）の外部下方には冷媒圧縮機（10）を収納する機械室（11）を設けている。圧縮機（10）は、前記各冷却器などとともにＨＣ冷媒を封入した冷凍サイクルの一環をなし、吐出した高温高圧のＨＣ冷媒を、断熱箱体（１）を構成する外箱の背面や底面に配設した図示しない凝縮器および絞り装置などを経由して、冷蔵および冷凍用冷却器（６）（８）に導入し、生成された冷気を冷却ファン（７）（９）によって各貯蔵室内に供給し冷却作用をおこなうものであり、冷却器（８）の下方には、冷却運転の積算などによりヒータを発熱させて冷却器の霜取りをおこなう除霜ヒータ（12）を配置している。
【００１２】
（15）は脱臭装置であり、図２に示すように、冷凍室（５）内を循環した冷気を冷凍用冷却器（８）に戻すリターンダクト（16）内における前記冷凍用冷却器（８）の前面を覆うエバカバー（17）の下方前部に位置する凹部（17ａ）に設置されている。なお、脱臭装置は冷蔵室（２）にも同様のものが配置されている。
【００１３】
脱臭装置（15）は、図２の正面からの断面図である図３、および装置の取り付け状態を示す図４から理解されるように、オゾン発生器（20）と触媒（21）部分からなり、これら各部分（20）（21）を区画形成した脱臭容器（19）内に配置し、この脱臭容器（19）を前記凹部（17ａ）内に収納設置するものであり、触媒（21）は酸化マンガンベースのセラミック製ハニカム状成形体からなり、リターンダクト（16）に面して循環冷気と接するとともにオゾン発生器（20）から放出されるオゾンを受けるように構成されている。
【００１４】
オゾン発生器（20）は、断面詳細図を図５、その下面図を図６、斜視図を図７に示すように、高電圧を発生するトランス部（22）と、これに結合してコロナ放電によりオゾンを発生する電極板（23）とからなり、これらを傘状をなして前記トランス部（22）部分と電極板（23）および入力タブ端子（24）の上方を覆って支持し下方を開口させたケース（25）内に支持しているものであり、ケース（25）中央の壁面内部には高電圧コイル（22ａ）とコア（22ｂ）からなるトランス部（22）と放電波形を設定する発振回路部品（26）を取り付けた基板（27）とをエポキシ樹脂モールド（28）で埋設している。
【００１５】
電極板（23）は、アルミナをベースにタングステン電極で構成されたものを用い電極板表面の放電面でコロナ放電をさせ、酸素を電離（プラズマ）させてオゾンを発生させるものであり、電極板（23）の放電面をケース（25）の外方に面し、前記触媒（21）の収納部の上部に位置するオゾンの溜まり部（29）に対応させている。
【００１６】
前記放電面である電極板（23）表面には、電気絶縁物である１０μｍ以下の薄いアルミナ層を設けており、金属は露出させていないことから異物が付着しても強い火花放電は発生しないものであり、上記各構成によって、オゾン発生器（20）の外面には金属部や充電部が露出しないことになる。
【００１７】
なお、冷蔵庫の可燃性冷媒であるイソブタンガスの着火エネルギーは、空気中のガス濃度が３．１２％のときに最小で０．５２ミリジュールと言われている。火花放電はそれ以上のエネルギーが発生する可能性があるが、本発明方式のコロナ放電によるエネルギーは０．００１ミリジュール程度であり、ガスに着火する可能性はない。
【００１８】
ケース（25）の一側には係合溝（25ａ）を形成しており、この溝（25ａ）に電極板（23）の上縁を係合して支持している。電極板（23）の下端は、前記係合溝（25ａ）と同様の係合溝（25ｂ）を形成した覆体（30）で挟み込んで支持するとともに高電圧コイル（22ａ）からの給電線である高圧ピン（31）を収納して下方開口を覆っている。
【００１９】
前記高圧ピン（31）はオゾン発生器（20）における金属部が露出している唯一の箇所である。トランス部（22）には４５００Ｖのインパルス波形での電圧が印加されており、電極間を近接させると空気の絶縁破壊が生じアーク放電が起こるが、高圧ピン（31）の収納部分の容積は１０ｍｌ程度のきわめて小さな容積であるため、万一この内部に漏洩ガスが洩れても、小さく燃えて終息する程度であり、火災に発展する危険はない。また、収納部は覆体（30）で閉塞しているため漏洩ガスを入りにくくできる効果があり、電極間で異常放電させる異物の侵入を防ぐこともできる。
【００２０】
さらに、高圧ピン（31）間にはケースと一体に仕切リブ（25ｃ）を形成しており、極間延面距離を長くすることで、異物や水濡れによる異常放電発生の可能性を減らすようにしている。
【００２１】
発振回路部品（26）を載置した基板（27）からは、上方に向かい、次いで水平方向に延びるほぼＬ字状の入力タブ端子（24）をケース（25）の外方に突出させている。また、前記高圧ピン（31）は高電圧コイル（22ａ）の２次側コイルに繋がれており、これも前記入力タブ端子（24）と同様に、ケース（25）の天井壁に沿って延びる水平部の先端を下方に折曲したほぼＬ字状をなし、折曲端部を電極板（23）の電極と半田付け（32）されている。
【００２２】
高圧ピン（31）を収納したケース（25）の下方開口は前記エポキシ樹脂モールド（28）で閉塞することも可能であるが、本実施例のように覆体（30）を用い、その係合爪（30ａ）による凹凸係合などでケース（25）に止着することで閉塞すれば、着脱が可能になることから、覆体（30）を外すことで高圧ピン（31）を露出させ、高圧ピン（31）に出力電圧が出ているかどうかを工程検査で確認することができる。
【００２３】
すなわち、オゾン電極板（23）に印加する電圧は、２．４ｋＶ以上であればオゾン発生に寄与するものであるが、オゾン濃度は高すぎると人体に影響を与え、また庫内の金属部品を腐食する可能性もあるため、高圧ピン（31）の出力電圧波形を測定して制御すればオゾン発生量を管理することができる。
【００２４】
上記のように構成された脱臭装置（15）は、図２および図４に示すエバカバー（17）の下方前部に形成した凹部（17ａ）に後方から矢印の方向に挿入して取り付けられているものであり、電圧を印加されるとオゾン発生器（20）は、電極板（23）の放電面からケース（25）におけるオゾン溜まり部（29）の空間にオゾンを発生させ、空気より重いオゾンは、溜まり部（29）の底面に穿設した透孔（19ａ）から流出し、触媒（21）の上に降り注ぐ。
【００２５】
触媒（21）は冷凍室（５）のリターンダクト（16）に面しており、冷凍室（５）内に発生する臭い分子を取り込んで表面に吸着させて臭いをとっているので、時間の経過とともに吸着能力は飽和してくるが、降り注ぐオゾンが吸着された臭い分子を分解することにより触媒表面は復活再生されるため、触媒の交換などメンテナンスが不要な脱臭装置を得ることができる。
【００２６】
また、この脱臭装置（15）を上記のように、冷凍室（５）内に設置した場合は、冷凍室扉を開いた際の温度の高い湿った外部空気の侵入により冷却された箇所に結露する可能性があるが、脱臭装置（15）は、前述のごとく、室内の奥部に設置されているとともに、オゾン発生器（20）の充電部は樹脂モールド（28）や覆体（30）で覆われていることから多湿外気の侵入を阻止することができるため、低温の冷凍室（５）であっても前記脱臭装置（15）を載置することができるものである。
【００２７】
なお、この覆体（30）と前記樹脂モールド（28）によって、ケース（25）の下方開口を閉塞することで、水滴などが上方から垂れてきた場合でもオゾン発生器（20）全体の傘作用をなすものであることから、端部に位置する入力タブ端子（24）部分にも水がかかることはなく絶縁劣化を防止することができる。
【００２８】
さらに前記入力タブ端子（24）や高圧ピン（31）のＬ字状形状によってそれぞれ水かかりがないばかりでなく、浸水によっても充電部が水に浸からない構成にしている。また、ケース（25）の下方開口に対して覆体（30）を下方から当接して合わせ部を下側に配設することで、浸入水は内部に溜まらず流出するようにしている。
【００２９】
前記脱臭装置（15）の設置場所は冷凍用冷却器（８）の近傍となり、万一冷凍サイクル配管のロー付け箇所から可燃性冷媒は漏洩した場合には、洩れ冷媒の滞留場所となるが、オゾン発生器（20）における異常放電を起こす可能性のあるトランス部（22）や高圧ピン（31）などの充電箇所はすべて覆体（30）やモールド（28）で覆われており着火することなく安全である。
【００３０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の冷蔵庫によれば、オゾン発生器のトランス部と電極板とがケースによって一体にユニット化され、充電部や金属部が覆体あるいは樹脂モールドで覆われる構造であるため、万一冷媒が漏洩して脱臭装置部分に充満しても着火源となる可能性のある部分がなく安全である。また、酸化力の強いオゾンの発生によっても、オゾン発生器には金属の露出部がなく、冷蔵庫内の結露や氷結可能性のある箇所においても使用することができるとともに、簡単な構成で小形化でき、狭い空間である冷気通路にも設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施形態を示す冷蔵庫の縦断面図である。
【図２】図１における脱臭装置部の拡大縦断面図である。
【図３】図２の正面からの断面図である。
【図４】図２の脱臭装置の取り付け状態を示す斜視図である。
【図５】図３におけるオゾン発生器の詳細を示す縦断面図である。
【図６】図５の下面からの平面図である。
【図７】図５に示すオゾン発生器の斜視図である。
【符号の説明】
１…断熱箱体５…冷凍室８…冷凍用冷却器
15…脱臭装置 16…リターンダクト 17…エバカバー
17ａ…凹部 19…脱臭容器 19ａ…透孔
20…オゾン発生器 21…触媒 22…トランス部
22ａ…高電圧コイル 22ｂ…コア 23…電極板
24…入力端子 25…ケース 25ａ、25ｂ…係合溝
25ｃ…仕切リブ 26…発振回路部品 27…基板
28…樹脂モールド 29…溜まり部 30…覆体
30ａ…係合爪 31…高圧ピン 32…半田付け[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a refrigerator using a flammable refrigerant, and more particularly to a configuration of a refrigerator that employs an ozone generator having a high voltage circuit as a deodorizing device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, refrigerants in the refrigeration cycle in refrigerators have been able to cope with ozone layer destruction and global warming problems caused by CFCs. Switching to a hydrocarbon-based refrigerant (hereinafter referred to as “HC refrigerant”) such as low isobutane (R600a) is being promoted.
[0003]
Since this HC refrigerant, for example, isobutane, is a flammable refrigerant with an ignition temperature of 494 ° C., if a refrigerant leak occurs, it may ignite with a spark and develop into a fire. In a refrigerator that uses HC refrigerant, Since there is a possibility of ignition due to contact of electrical parts, relays, etc., heat generated by the defrost heater, etc., various explosion-proof measures are considered.
[0004]
And since the ozone generator currently used for the deodorizing apparatus of a refrigerator is not completely sealed in the high voltage circuit part, when a metal foreign material adheres, a spark (arc) discharge is caused, When flammable refrigerant leaks out and accumulates, there is a risk of ignition if the gas concentration exceeds the lower combustion limit, and the structure that prevents the spread of fire, such as covering the ozone generator with a wire mesh (for example, patents) Reference 1) was adopted.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2003-106753
[Problems to be solved by the invention]
However, the structure described in Patent Document 1 has a drawback that the structure is complicated and the installation becomes complicated because the ozone generator itself is covered with a wire mesh, and the apparatus becomes large.
[0007]
The present invention has been made in consideration of the above points. When a deodorizing apparatus using an ozone generator and an adsorption catalyst is used in a refrigerator that employs a flammable refrigerant, a sufficient deodorizing effect can be obtained and the refrigerant can be leaked. Therefore, there is provided a refrigerator provided with a compact deodorizing device with a simple structure and without fear of ignition.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a refrigerator according to the present invention includes a refrigerant compressor, a condenser, a throttle device, a cooler, and a suction pipe connected in an annular shape and enclosing a combustible refrigerant, an odor adsorption catalyst, and an ozone generator. And a deodorizing device disposed in a circulation path of the cool air generated by the cooler. The ozone generator of the deodorizing device includes a transformer unit that generates a high voltage and an ozone generated by corona discharge coupled thereto. The electrode plate and the electrode plate are integrated into a single unit in the case so that the part other than the discharge surface is covered . The transformer part of the ozone generator is covered with a resin mold, and the case has an umbrella shape. The transformer unit, the electrode plate, the high voltage pin, and the input terminal are covered and supported, and the lower opening of the case is closed by a cover body so as to cover the high voltage pin and the electrode plate. The one in which the features.
[0009]
According to this configuration, the transformer part and the electrode plate of the ozone generator are unitized as a unit by the case, and the charging part and the metal part are covered with the cover or the resin mold. Even if the deodorizing device part is filled, it is safe because there is no part that may become an ignition source. In addition, even when ozone with strong oxidizing power is generated, the ozone generator has no exposed metal parts and can be used in places where condensation or icing may occur in the refrigerator. It can be installed in a cool air passage that is a narrow space.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing the entire configuration of a refrigerator. The main body is composed of a heat insulating box (1), and the inside is a storage space, and the refrigerator compartment (2), the vegetable compartment (3), and ice making from above. It arranges like a room (4) and a freezer room (5), and arranges a cooler for cooling (6) and a cooling fan (7) which cools a refrigerating space via a cover body on the back of a vegetable room (3) In addition, a freezing cooler (8) and a cooling fan (9) for similarly cooling the freezing space are arranged behind the freezing room (5).
[0011]
A machine room (11) for storing the refrigerant compressor (10) is provided below the heat insulation box (1). The compressor (10) forms a part of the refrigeration cycle in which the HC refrigerant is sealed together with the respective coolers and the like, and discharges the high-temperature and high-pressure HC refrigerant to the back and bottom surfaces of the outer box constituting the heat insulating box (1). The chilled and refrigerated coolers (6) and (8) are introduced into the storage chambers by the cooling fans (7) and (9) through a condenser and a throttling device (not shown) provided, and the generated cool air is introduced into each storage chamber by the cooling fans (7) and (9). A defrosting heater (12) is provided below the cooler (8) for heating and defrosting the heater by generating heat by integrating the cooling operation.
[0012]
(15) is a deodorizing device, and as shown in FIG. 2, the refrigeration cooler (8) in the return duct (16) for returning the cold air circulated in the freezer compartment (5) to the refrigeration cooler (8). ) Is installed in the recess (17a) located at the lower front part of the cover (17) that covers the front surface. In addition, the same thing as the deodorizing apparatus is arrange | positioned also in the refrigerator compartment (2).
[0013]
The deodorizing device (15) is composed of an ozone generator (20) and a catalyst (21) portion, as can be understood from FIG. 3 which is a cross-sectional view from the front of FIG. 2 and FIG. The parts (20) and (21) are placed in a deodorized container (19) that is partitioned, and the deodorized container (19) is stored and installed in the recess (17a). The catalyst (21) It is composed of a ceramic honeycomb-based molded body based on manganese oxide, and is configured to face the return duct (16) and come into contact with the circulating cold air and receive ozone released from the ozone generator (20).
[0014]
The ozone generator (20) has a cross-sectional detail view shown in FIG. 5, a bottom view thereof shown in FIG. 6, and a perspective view shown in FIG. It consists of an electrode plate (23) that generates ozone by electric discharge. It forms an umbrella that covers and supports the transformer (22), the electrode plate (23), and the input tab terminal (24). Is opened in the case (25), and the transformer (22) composed of the high voltage coil (22a) and the core (22b) and the discharge waveform are placed inside the central wall of the case (25). The substrate (27) on which the oscillation circuit component (26) to be set is mounted is embedded in an epoxy resin mold (28).
[0015]
The electrode plate (23) is composed of a tungsten electrode based on alumina, and is subjected to corona discharge on the discharge surface of the electrode plate surface to ionize oxygen (plasma) and generate ozone. The discharge surface of (23) faces the outside of the case (25) and corresponds to the ozone reservoir (29) located above the storage portion of the catalyst (21).
[0016]
On the surface of the electrode plate (23), which is the discharge surface, a thin alumina layer of 10 μm or less, which is an electrical insulator, is provided, and since no metal is exposed, strong spark discharge does not occur even if foreign matter adheres to it. Thus, the metal part and the charging part are not exposed on the outer surface of the ozone generator (20) by the above-described configurations.
[0017]
The ignition energy of isobutane gas, which is a flammable refrigerant in a refrigerator, is said to be 0.52 millijoules at a minimum when the gas concentration in the air is 3.12%. The spark discharge may generate more energy, but the energy by the corona discharge of the present invention is about 0.001 millijoule, and there is no possibility of igniting the gas.
[0018]
An engagement groove (25a) is formed on one side of the case (25), and the upper edge of the electrode plate (23) is engaged with and supported by the groove (25a). The lower end of the electrode plate (23) is sandwiched and supported by a cover (30) in which an engagement groove (25b) similar to the engagement groove (25a) is formed, and is fed by a feed line from the high voltage coil (22a). A high-pressure pin (31) is housed to cover the lower opening.
[0019]
The high-pressure pin (31) is the only part where the metal part of the ozone generator (20) is exposed. A voltage with an impulse waveform of 4500 V is applied to the transformer part (22). When the electrodes are brought close to each other, air breakdown occurs and arc discharge occurs, but the volume of the storage part of the high-pressure pin (31) is 10 ml. Because of its extremely small volume, even if leaked gas leaks into the interior, it will only burn and end, and there is no danger of developing into a fire. In addition, since the storage portion is closed by the cover (30), there is an effect that it is difficult for leaked gas to enter, and foreign substances that cause abnormal discharge between the electrodes can also be prevented.
[0020]
In addition, a partition rib (25c) is formed between the high-voltage pin (31) and the case so as to reduce the possibility of abnormal discharge due to foreign matter or water wetting by increasing the distance between the electrodes. I have to.
[0021]
From the board (27) on which the oscillation circuit component (26) is placed, a substantially L-shaped input tab terminal (24) extending upward and then extending horizontally is projected outward from the case (25). . The high-voltage pin (31) is connected to the secondary coil of the high-voltage coil (22a), which also extends along the ceiling wall of the case (25), like the input tab terminal (24). The front end of the horizontal portion is bent in an approximately L shape, and the bent end is soldered (32) to the electrode of the electrode plate (23).
[0022]
The lower opening of the case (25) containing the high-pressure pin (31) can be closed with the epoxy resin mold (28), but the cover (30) is used as in this embodiment, and its engagement If it closes by attaching to the case (25) by uneven engagement with the claw (30a), it can be detached, so the high pressure pin (31) is exposed by removing the cover (30), It is possible to confirm whether or not an output voltage is present at the high voltage pin (31) by a process inspection.
[0023]
That is, if the voltage applied to the ozone electrode plate (23) is 2.4 kV or more, it contributes to ozone generation. However, if the ozone concentration is too high, the human body is affected, and the metal parts in the cabinet are Since there is a possibility of corrosion, the amount of ozone generated can be managed by measuring and controlling the output voltage waveform of the high voltage pin (31).
[0024]
The deodorizing device (15) configured as described above is attached by being inserted in the direction of the arrow from the rear in the recess (17a) formed in the lower front portion of the evaporative cover (17) shown in FIGS. When the voltage is applied, the ozone generator (20) generates ozone from the discharge surface of the electrode plate (23) into the space of the ozone reservoir (29) in the case (25), which is heavier than air. Flows out from the through hole (19a) drilled in the bottom surface of the reservoir (29) and falls onto the catalyst (21).
[0025]
The catalyst (21) faces the return duct (16) of the freezer compartment (5), takes in the odorous molecules generated in the freezer compartment (5) and adsorbs them on the surface, and removes the odor. Although the adsorption capacity becomes saturated with the passage of time, the catalyst surface is restored and regenerated by decomposing the odorous molecules adsorbed by the falling ozone, so that a deodorizing apparatus that does not require maintenance such as catalyst replacement can be obtained.
[0026]
In addition, when the deodorizing device (15) is installed in the freezer compartment (5) as described above, dew condensation occurs on the place cooled by the intrusion of hot external air having a high temperature when the freezer compartment door is opened. As described above, the deodorization device (15) is installed in the back of the room, and the charging part of the ozone generator (20) is a resin mold (28) or cover (30). Since it is covered with, it is possible to prevent the entry of humid outside air, so that the deodorizing device (15) can be placed even in a low-temperature freezer compartment (5).
[0027]
The cover (30) and the resin mold (28) close the lower opening of the case (25), so that even when water drops or the like hang down from above, the umbrella action of the entire ozone generator (20) Therefore, the input tab terminal (24) located at the end is not exposed to water, and the insulation deterioration can be prevented.
[0028]
Furthermore, the L-shaped shape of the input tab terminal (24) and the high-voltage pin (31) does not prevent water from entering, and the charging part is prevented from being immersed in water by water immersion. Further, the cover (30) is brought into contact with the lower opening of the case (25) from below and the mating portion is disposed on the lower side, so that the intrusion water does not accumulate inside but flows out.
[0029]
The installation location of the deodorization device (15) is in the vicinity of the refrigeration cooler (8), and in the unlikely event that flammable refrigerant leaks from the brazing location of the refrigeration cycle piping, All charging points such as transformer (22) and high-voltage pin (31) that may cause abnormal discharge in the ozone generator (20) are covered with the cover (30) and mold (28) and should ignite. There is no safety.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the refrigerator of the present invention, the transformer part and the electrode plate of the ozone generator are unitized as a unit by the case, and the charging part and the metal part are covered with a cover or a resin mold. Therefore, even if the refrigerant leaks and fills the deodorizing device portion, there is no portion that may become an ignition source and it is safe. In addition, even when ozone with strong oxidizing power is generated, the ozone generator has no exposed metal parts and can be used in places where condensation or icing may occur in the refrigerator. It can be installed in a cool air passage that is a narrow space.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a refrigerator showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view of a deodorizing device section in FIG.
FIG. 3 is a sectional view from the front of FIG. 2;
4 is a perspective view showing an attached state of the deodorizing apparatus of FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing details of the ozone generator in FIG. 3;
6 is a plan view from the lower surface of FIG. 5. FIG.
FIG. 7 is a perspective view of the ozone generator shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Heat insulation box 5 ... Freezer compartment 8 ... Refrigeration cooler
15 ... Deodorizing device 16 ... Return duct 17 ... Eva cover
17a ... recess 19 ... deodorizing container 19a ... through hole
20 ... Ozone generator 21 ... Catalyst 22 ... Transformer
22a ... High voltage coil 22b ... Core 23 ... Electrode plate
24 ... Input terminal 25 ... Case 25a, 25b ... engagement groove
25c ... Partition rib 26 ... Oscillator circuit component 27 ... Substrate
28 ... Resin mold 29 ... Reservoir 30 ... Cover
30a ... engaging claw 31 ... high pressure pin 32 ... soldering

Claims

A refrigeration cycle in which a refrigerant compressor, a condenser, an expansion device, a cooler, and a suction pipe are connected in an annular shape and a flammable refrigerant is enclosed, and a circulation path for cool air generated by the cooler comprising an odor adsorbing catalyst and an ozone generator And a deodorizing device arranged in
The ozone generator of the deodorizing apparatus includes a transformer section that generates high voltage, an electrode plate that generates ozone by corona discharge , a high-voltage pin that couples the transformer section and the electrode section, the transformer section, and the electrode plate. An umbrella-shaped case covering the upper side of the high-pressure pin;
The refrigerator is characterized in that the lower part of the transformer part is covered with a resin mold, and the lower part of the electrode plate and the high voltage pin is covered with a cover body.

The high-voltage pin is composed of a horizontal portion extending along the ceiling wall of the case and a bent end portion that is bent downward at a tip of the horizontal portion, and the horizontal portion is supported by the case. The refrigerator according to claim 1.

The refrigerator according to claim 2, wherein the high-voltage pin portion and the electrode plate are fixed by soldering .

4. The refrigerator according to claim 3, wherein partition ribs are formed between the high-pressure pins to increase the distance of the surface.