JP4433692B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体表面の転写後の残存トナーを除去するクリーニングブレードを備えた画像形成装置、およびそのクリーニングブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式の複写機やプリンタあるいはファクシミリなどに用いられる画像形成装置では、感光体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写し、その際に残存した感光体表面の残存トナーを、ウレタンゴム等からなるクリーニングブレードで除去することが行なわれている。また、感光体上に形成されたトナー像を一旦中間転写体へ転写する場合においても、その際に残存した中間転写体表面の残存トナー等をクリーニングブレードで除去したり、あるいは転写ロールに付着したトナーをクリーニングブレードで除去することが行なわれている。
【0003】
クリーニングブレードとしては導電層を付与していないものが一般的であるが、導電層を付与したクリーニングブレードも知られている。ここで、導電層を付与したクリーニングブレードに電圧を印加して静電的なクリーニング効果を高めた技術が提案されている。(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
【0004】
導電性のクリーニングブレードとしては、電子伝導剤やイオン導電剤を混入したゴムを用いて実現することが可能である。また、ウレタンゴムに電子伝導剤であるカーボンブラックを分散した4〜6LogΩの単層の導電性ブレードに帯電される電圧と逆極性の電圧を印加する技術が提案されている(特許文献5参照)。
【0005】
しかしながら、電子伝導剤を混入する場合は、電子伝導剤がブレードエッジにも露出(顔出し)してしまい、エッジ欠けが発生し易くなる。その結果、早期にクリーニング不良が発生し易くなってしまうため、導電性のクリーニングブレードでは、静電的なクリーニング効果を高めるために必要な低抵抗化とエッジの強度化との両立が困難である。
【0006】
また、ウレタンゴムにイオン導電剤を分散した技術が提案されている(特許文献6参照)。しかしながら、イオン導電剤の量を増やしていくと本来のクリーニングブレードに求められる物性との両立が難しくなったり、イオン導電剤の染み出しによる感光体汚染が発生し易くなってしまうため、イオン導電剤の量、つまり電気抵抗の下限値は必然的に定まってしまうこととなる。従って、低抵抗化とクリーニング性との両立は困難である。
【0007】
導電層に給電する二層構成のクリーニングブレードとしては、下流側の層である導電層にバイアスを印加し、擦り抜けたトナーをクリーニングブレードに付着させない技術が提案されている(特許文献7参照)。この技術によれば、微量の擦り抜けトナーは、次にプリントアウトされる記録媒体上にはほとんど影響を及ぼさないが、クリーニングブレードの、擦り抜けた面に堆積したトナーが、感光体へ付着した時には影響を及ぼすため、クリーニングブレードに上記トナーを付着させないようにそのクリーニングブレードに給電される。しかしながら、長期にわたる使用でクリーニングブレードのエッジ磨耗が進行した時など、擦り抜けトナーが多量となった時には、次にプリントアウトされる記録媒体上に影響を及ぼしてしまうため、あまり効果はない。
【0008】
また、クリーニングブレードの、感光体が当接する側が絶縁層で、その背面に電圧を印加するための導電層を設けた技術が提案されている(特許文献8参照)。しかしながら、単に導電層を設ければ良いものではなく、例えば、感光体と当接する側の面を第一層、感光体と当接しない側の面を第二層とした時に、第一層の層厚が厚いと導電層である第二層に給電しても、トナーのクリーニング性に関して十分な効果が得られなかったり(トナーに作用しない)、効果を発揮させるためには高電圧を印加したりする必要がある。つまり、クリーニングブレードを放電域で使用することとなり、放電生成物の生成などが問題となる。放電生成物を発生させずに効果を発揮させるためには、非放電域で使用することが求められ、そのためには低電圧化、即ち低抵抗化の方向が好ましい。
【0009】
【特許文献1】
特開昭57−60363号公報
【特許文献2】
特開昭57−64279号公報
【特許文献3】
特開昭58−76875号公報
【特許文献4】
特開昭58−78182号公報
【特許文献5】
特開平10−69196号公報
【特許文献6】
特開2000−327910号公報
【特許文献7】
特開平7−181852号公報
【特許文献8】
特開平7−248710号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
画像形成装置に備えられたクリーニングブレードのクリーニング性を高めるためには、低電圧化およびそのクリーニングブレードのエッジの強度化の両立が好ましい。しかし、上述したように上記特許文献1〜特許文献8に提案された技術では、これら低電圧化およびエッジの強度化の両立は困難である。従って、記録媒体上に良好な画像を得ることは困難であるという問題がある。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑み、低電圧化およびエッジの強度化が図られてクリーニング性が高められたクリーニングブレードを備えた画像形成装置、およびそのクリーニングブレードを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、感光体を備え、その感光体上にトナー像を形成しそのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記感光体表面の転写後の残存トナーを除去するクリーニングブレードを備え、
そのクリーニングブレードが、
上記感光体と当接する側の面を形成する第一層と、その第一層よりもその感光体から離れた側の第二層とを有し、
上記第一層の厚さをt1(mm)、体積固有抵抗値をr1(Ω・cm)、上記第二層の厚さをt2(mm)、体積固有抵抗値をr2(Ω・cm)とした時、
r1>r2
r2≦106
t1≦15×{log(r1)}-1.5
を満たすことを特徴とする。
【0013】
本発明の画像形成装置は、クリーニングブレードが上記第一層と上記第二層を有し、それら第一層,第二層の関係が上記の式を満たすものであるため、後述する実施形態に示すように、そのクリーニングブレードへの印加電圧が、例えば1kV以下で済む。従って、感光体表面とクリーニングブレードとの間で過剰な放電が抑えられ、両者へのダメージも少なくて済み、低電圧化およびエッジの強度化が図られてクリーニング性が高められたクリーニングブレードを備えた画像形成装置を提供することができる。
【0014】
ここで、本発明の画像形成装置において、上記第一層は導電剤を付与しない非導電層であり、上記第二層は電子伝導剤を付与した導電層であることが好ましい。
【0015】
このようにすると、本発明の画像形成装置を構成するクリーニングブレードの強度を高めることができる。
【0016】
また、本発明の画像形成装置において、上記第一層はイオン伝導剤を付与した導電層であり、上記第二層は電子伝導剤を付与した導電層であることも好ましい態様である。
【0017】
第一層にイオン伝導剤を付与すると、クリーニングブレードのもろさによる不具合が低減されるとともに静電的なクリーニング効果も高まる。
【0018】
さらに、上記クリーニングブレードにDC電圧を印加する電圧印加手段を備えたものであることも好ましい。
【0019】
また、上記感光体の走行サイクル数を検知する検知手段を備え、
上記電圧印加手段が、上記検知手段で検知された走行サイクル数が増大するに従って、上記クリーニングブレードに印加する電圧の絶対値を増加させるものであることも好ましい。ここで、感光体の走行サイクル数とは、感光体の使用量を指標する要素をいう。
【0020】
長期にわたる使用でクリーニングブレードの磨耗が増大すると、クリーニング性が低下する。そこで、このようにすると、画像形成装置におけるクリーニング性を長期にわたり高く維持することができる。
【0021】
さらに、上記クリーニングブレード及びクリーニング手段を用いる事により、
トナーの形状係数を、
形状係数
=(トナー径の絶対最大長)2/(トナーの投影面積)×π/4×100
で表わす時、その形状係数が120以下の球形トナーを用いてもクリーニング可能となる。
【0022】
また、トナーの外添剤の内、少なくとも一種類が導電粉であってもよい。さらに、感光体周囲に導電粉供給部材を設け、クリーニングブレードと感光体の当接部に導電粉を供給するものであってもよい。
【0023】
導電粉がクリーニングブレードのエッジに堆積していると、給電の効果がトナーに対してより働く。そこで、このようにすると、クリーニング性を一層高めることができる。
【0024】
また、上記目的を達成する本発明のクリーニングブレードは、感光体上にトナー像を形成しそのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置における、その感光体表面の転写後の残存トナーを除去するクリーニングブレードにおいて、
感光体と当接する側の面を形成する第一層とその第一層よりもその感光体から離れた側の第二層とを有し、
上記第一層の厚さをt1(mm)、体積固有抵抗値をr1(Ω・cm)、上記第二層の厚さをt2(mm)、体積固有抵抗値をr2(Ω・cm)とした時、
r1>r2
r2≦106
t1≦15×{log(r1)}-1.5
を満たすことを特徴とする。
【0025】
本発明のクリーニングブレードは、上記第一層と上記第二層を有し、それら第一層,第二層の関係が上記の式を満たすものであるため、後述する実施形態に示すように、そのクリーニングブレードへの印加電圧が、例えば1kV以下で済む。従って、感光体表面とクリーニングブレードとの間で過剰な放電が抑えられ、両者へのダメージも少なくて済み、低電圧化およびエッジの強度化が図られてクリーニング性を高めることができる。
【0026】
ここで、本発明のクリーニングブレードにおいて、上記第一層は導電剤を付与しない非導電層であり、上記第二層は電子伝導剤を付与した導電層であることが好ましい。
【0027】
このようにすると、本発明のクリーニングブレードの強度を高めることができる。
【0028】
また、本発明のクリーニングブレードにおいて、上記第一層はイオン伝導剤を付与した導電層であり、上記第二層は電子伝導剤を付与した導電層であることも好ましい態様である。
【0029】
このようにすると、クリーニングブレードのもろさによる不具合が低減されるとともに静電的なクリーニング効果が高まる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0031】
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。
【0032】
尚、本実施形態の画像形成装置には、本発明のクリーニングブレードの一実施形態も備えられている。
【0033】
図1に示す画像形成装置1は、中間転写体である中間転写ベルト11を用いたタンデムカラー電子写真複写機である。この画像形成装置1には、この図1の左側から、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒色(K)の4色に対応する、矢印A方向に回転する4つの感光体1Y,1M,1C,1Kが一直線状に並べて配置されており、これら感光体1Y,1M,1C,1Kの周囲に帯電ロール2Y,2M,2C,2Kおよび帯電ロールクリーニング部材3Y,3M,3C,3Kと、現像器4Y,4M,4C,4Kと、一次転写ロール5Y,5M,5C,5Kと、導電粉供給部材6Y,6M,6C,6Kと、クリーニングブレード7Y,7M,7C,7K(本発明にいうクリーニングブレードの一例に相当)と、除電装置8Y,8M,8C,8Kとが配置されている。
【0034】
また、画像形成装置1には、矢印B方向に駆動する中間転写ベルト11と、駆動ロール12と、張架ロール13と、バックアップロール14および電極ロール15と、中間転写ベルト11上の残存トナー等の付着物を除去するクリーニングブレード16aを有するベルトクリーナ16と、発光素子および受光素子を有する検知センサ17とが備えられている。ここで、中間転写ベルト11の端部かつ非画像部には反射型の基準マーク11aが一枚貼られており、上記検知センサ17が基準マーク11aを検知することによってすべてのプロセスのタイミングが規定される。
【0035】
さらに、画像形成装置1には、二次転写ロール18およびその二次転写ロール18に付着したトナー等を除去するクリーニングブレード19と、加熱ロール21および加圧ロール22を有する定着器20と、記録媒体100を収容するトレイ23と、フィードロール24とが備えられている。
【0036】
このように構成された画像形成装置1では、矢線A方向への回転に伴い感光体1Y,1M,1C,1Kの表面に周知の電子写真プロセスによって画情報に応じた静電潜像が形成される。即ち、プリント開始指示が行なわれると、感光体1Y,1M,1C,1Kは、帯電ロール2Y,2M,2C,2Kによって所定の暗電位にまで帯電され、さらに、それら感光体1Y,1M,1C,1Kに、図示しないレーザビームスキャナから発せられた各色信号に応じたレーザー光BmY,BmM,BmC,BmKが照射されて潜像が形成される。感光体1Y,1M,1C,1Kに形成された潜像は、現像器4Y,4M,4C,4Kで現像される。これにより、感光体1Y,1M,1C,1Kには、各色のトナー像TY,TM,TC,TKが形成される。
【0037】
感光体1Y,1M,1C,1Kに形成されたトナー像TY,TM,TC,TKは、感光体1Y,1M,1C,1Kと中間転写ベルト11とが接する一次転写位置で中間転写ベルト11の表面に転写される。この一次転写位置において、中間転写体11の裏面側には、抵抗値が106〜108Ωに調整された発泡ウレタンゴム製の一次転写ロール5Y,5M,5C,5Kが配設されており、これら一次転写ロール5Y,5M,5C,5Kにトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体1Y,1M,1C,1K上のトナー像TY,TM,TC,TKは中間転写ベルト11に静電転写される。例えば、4色のトナー像TY,TM,TC,TKを重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合、感光体1Y,1M,1C,1K上にはイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像TY,TM,TC,TKがそれぞれ形成され、これらトナー像TY,TM,TC,TKが順次に中間転写ベルト11に一次転写される。中間転写ベルト11では、最初に一次転写されたイエローのトナー像TYを保持したまま順次マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像TM,TC,TKがイエローのトナー像TYに重ねて転写される。前述したように、中間転写ベルト11の端部かつ非画像部には反射型の基準マーク11aが一枚貼られており、この基準マーク11aを検知センサ17で検知することによってすべてのプロセスのタイミングが規定される。このようにして中間転写ベルト11に一次転写されたトナー像TY,TM,TC,TKは、中間転写ベルト11の回動に伴って記録媒体100の搬送経路に面した二次転写位置へと搬送される。上記二次転写位置では導電性の二次転写ロール18が中間転写ベルト11に接しており、フィードローラ24によって所定のタイミングでトレイ23から搬出された記録媒体100は、この二次転写ロール18と中間転写ベルト11との間に挟み込まれる。二次転写位置における中間転写ベルト11の裏面側には上記二次転写ロール18の対向電極をなすバックアップロール14が配設されており、二次転写ロール18とバックアップロール14間に、トナーを記録媒体100に引き寄せる電圧が印加される。すると、中間転写ベルト11に担持されて上述したようにして重ね合わされたトナー像TY,TM,TC,TKは上記二次転写位置において記録媒体100に静電転写される。次いで、この重ね合わされてなるトナー像TY,TM,TC,TKを保持した記録媒体100は定着器20に送り込まれてトナー像の定着処理がなされる。トナー像の二次転写が終了した中間転写ベルト11は、ベルトクリーナ16のクリーニングブレード16aによって残留トナーが除去される。
【0038】
上記バックアップロール14は、絶縁性ロールを半導電性の薄層フィルムで被覆して形成されている。この薄層フィルムは厚さ10um〜200umに形成され、その表面抵抗率が107〜1011Ω/□(□:単位面積)に調整されている。更に、バックアップロール14には中間転写ベルト11との当接位置から円周方向へ20〜40mmの距離をおいて電極ロール15が当接しており、電極ロール15にはトナーと同極性の電圧が適宜印加されるようになっている。
【0039】
また、上記二次転写ロール18は接地された導電性ロールであり、その表面電位を常に接地位置と等電位に保つため、その体積抵抗率は107Ω・cm以下の低抵抗であることが望ましい。この二次転写ロール18の周面にはポリウレタンゴム製のクリーニングブレード19が常時当接しており、二次転写ロール18に付着したトナーを除去している。また、中間転写ベルト11は、ポリイミド、ポリカーボネイト等の単層ベルトであり、例えば厚さ0.1mmに形成されている。尚、本実施形態では、中間転写ベルトで説明したが、本発明の画像装置は、このような中間転写ベルト以外に、中間転写ドラムを用いても良いのは勿論である。また、本実施形態で用いたトナーは、乳化重合法により作成したものであって、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックのトナー粒子は、体積平均粒径、粒度分布がほぼ同じであり、コールターカウンター(コールター社製)で測定した体積平均粒径が3〜7umであることが好ましく、粒度分布指標(CSD)は1.23である。トナーの形状は形状係数で表わし、光学顕微鏡(ミクロフォトFXA;ニコン社製)で得た該トナーの拡大写真を、イメージアナライザーLuzex3(NIRECO社製)により画像解析を行なって次式により算出した値である。
【0040】
形状係数
=(トナー径の絶対最大長)2/(トナーの投影面積)×π/4×100
トナー形状係数は、トナーの投影面積と、それに外接する円の面積の比で表わしており、真球の場合100となり、形状が崩れるにつれて増加する。形状係数は、トナー粒子複数個に対して計算され、その平均値を代表値とする。本実施形態では、形状係数120以下の球形トナーが用いられる。また、該トナーに、平均粒径10nm〜300nmの、シリカおよびチタニア等の無機微粒子、0.2um〜3umの研磨剤、3um〜15umの潤滑剤を適宜量外添し、平均粒径35umのフェライトビーズからなるキャリアと混合して現像剤とする。尚、トナーとしては、本製造法により作成したトナー以外にも懸濁重合法、溶解懸濁法、乳化重合法、混練粉砕法等により形成されたものを使用しても良いのは勿論である。
【0041】
次に、本発明にいうクリーニングブレードの一例であるクリーニングブレード7Y,7M,7C,7Kについて説明する。
【0042】
図2は、図1に示すクリーニングブレードの構成およびそのクリーニングブレードにDC電圧を印加する電圧印加手段を示す図、図3は、クリーニングブレードの第一層の厚さとその体積固有抵抗率の関係を示す図である。
【0043】
先ず、クリーニングブレード7Yについて説明する。尚、図2には、代表してクリーニングブレード7Yの構成が示されているが、他のクリーニングブレード7M,7C,7Kの構成も、このクリーニングブレード7Yの構成と同様である。
【0044】
図2に示すクリーニングブレード7Yは、上述したように、感光体1Yの表面の転写後の残存トナーを除去するクリーニングブレードであって、このクリーニングブレード7Yには、感光体7Yと当接する側の面を形成する第一層7Y_1と、その第一層7Y_1よりも感光体1Yから離れた側の第二層7Y_2とを有する。
【0045】
このクリーニングブレード7Yは、第一層7Y_1の厚さをt1(mm)、体積固有抵抗値をr1(Ω・cm)、第二層7Y_2の厚さをt2(mm)、体積固有抵抗値をr2(Ω・cm)とした時、
r1>r2……式(1)
r2≦106……式(2)
t1≦15×{log(r1)}-1.5……式(3)
を満たすものである。
【0046】
ここで、式(3)については、図3を参照して説明する。図3の横軸は第一層の体積固有抵抗率(log(r1)(logΩ・cm)を示し、図3の縦軸は第一層の厚さt1(mm)を示す。式(3)は、この図3に示す△印のように、印加電圧が1kV以下でトナークリーニング性が満足するt1とr1の関係を示している。1kV以下であれば感光体1Yの表面とクリーニングブレード7Y間で過剰な放電も抑えられ、両者へのダメージも少ないことから使用上問題はない。より好ましくは次式(4)である。
【0047】
t1≦24×{log(r1)}-2.1……式(4)
式(4)は、図3に示す○印のように、印加電圧が500V以下でトナークリーニング性が満足するt1とr1の関係を示す式である。この式(4)を満たせば非放電域で使用することができるため、より好ましい。尚、給電によりトナークリーニング性が向上するのは、式(3)や式(4)で示す関係における500V、1kV以下が好ましいのであるが、これらを満たさなくとも高電圧を印加すればトナークリーニング性は良くなる。例えば、1〜2kVで効果がある場合は次式(5)で表わされる。
【0048】
t1≦19×{log(r1)}-1.4……式(5)
この式(5)で示す関係にある、図3に示す×印のような状態(1kVよりも大)でも別途放電生成物除去手段を設ける等すればよい。但し、感光体1Yの絶縁破壊を考慮に入れると式(5)を外れる条件は好ましくない。
【0049】
また、低電圧の観点から第二層7Y_2は可能な限り低抵抗が好ましく、低抵抗領域つまり106Ω・cm以下であれば良く、式(3)や式(4)の関係は満たされる。106Ω・cmよりも大きくなると、t1はより薄くしていかなければならず、設計の自由度が狭まり好ましくない。従って、第二層7Y_2の電気抵抗は式(2)の通りに規定するのが良い。
【0050】
また、第一層7Y_1は導電剤を付与しない非導電層であり、第二層7Y_2は電子伝導剤を付与した導電層である。電子伝導剤としては、カーボンブラックの他に、金属(Cu,Al,Ni,Ag等)、金属酸化物、グラファイト、導電性高分子等を用いることができる。
【0051】
尚、第一層7Y_1がイオン伝導剤を付与した導電層であり、第二層7Y_2は同様に電子伝導剤を付与した導電層であってもよい。この場合、イオン伝導剤としてはナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカリ金属塩や4級アンモニウム塩、臭化物、亜硝酸塩、硫酸塩、過塩素酸塩等を用いることができる。
【0052】
クリーニングブレード7Yの製造にあたっては、非導電のクリーニングブレードに導電性のコートを施しても構わない。また、給電する金属の板バネに第一層を貼り付けてもよい。
【0053】
また、図2に示す電圧印加手段70は、クリーニングブレード7Yを構成する第一層7Y_1,第二層7Y_2の双方にDC電圧を印加する。本実施形態では、感光体1Yの走行サイクルを検知する検知手段(図示せず)が設けられており、この電圧印加手段70は、この検知手段で検知された走行サイクル数が増大するに従って、クリーニングブレード7Yに印加する電圧の絶対値を増加させるものである。尚、この電圧印加手段70による電圧印加の制御方法としては、従来よりも感光体1Yへの当接圧を小さくし設定し、ブレードである第一層7Y_1および感光体1Yの磨耗ストレスを低減するために、初期からDC電圧を印加する方法であってもよく、あるいは従来通りの当接圧でブレードが磨耗してクリーニング不良が起き始める頃から電圧を印加する方法であってもよい。どちらにしても長期にわたる使用でブレードの磨耗が増大するのに応じてクリーニング性も悪化するため、本実施形態のように、感光体1Yの走行サイクルを検知する検知手段を設け、感光体1Yの走行サイクル数に応じて印加電圧の絶対値を大きくするとよい。
【0054】
また、導電粉がブレードエッジに堆積しているとより効果がある。これは、給電の効果がトナーに対してより働くためである。そこで、本実施形態では、前述したように、クリーニングブレード7Yと感光体1Yの当接部に導線粉を供給する導電粉供給部材6Y(図1参照)が設けられている。尚、ここでは、導電粉供給部材6Yを感光体1Yの周囲に設けた例で説明したが、導電粉供給部材6Yは、トナーへ外添してもよい。
【0055】
図4は、比較例としてのクリーニングブレードを示す図である。
【0056】
図4に示すクリーニングブレード80は、単層のクリーニングブレード(カーボンブラックからなる導電性のもの)である。このクリーニングブレード80は、後述する実施例に示すように、感光体1Yの走行サイクル数が増すに従い、カーボンブラックの顔出しが多くなり、エッジ強度が低下する。従って、クリーニング不良が増加する。
【0057】
次に、本発明の実施例について説明する。
【0058】
【実施例】
表1にクリーニングブレードの一覧を示す。
【0059】
【表1】
Figure 0004433692
【0060】
カーボンブラックを分散させて体積固有抵抗値を106Ω・cmに調整した導電性のクリーニングブレード(表1に示すタイプA)を用いて、従来のクリーニングブレードの実圧力設定よりも小さな設定、つまりクリーニング不良が発生する状態にした時に、導電層に電圧を印加しトナーのクリーニング性(正規極性の未転写ベタ)を確認したところ、+DC、一DCのどちらでもクリーニング性向上効果があった。どちらの極性でも絶対値が大きくなるに従いクリーニング性はより向上した。プラス側は+500Vで、マイナス側は−1.5kVでクリーニング不良は無くなった。尚、トナークリーニング性は、低温低湿環境下における影響が大きいため、10℃/15%RHで確認した。クリーニング性が向上したメカニズムとして、+DCの場合はブレード自体がトナーを静電吸着させており、ブレードエッジ先端に突入するトナー量を低減しており、−DCの場合はトナーを静電気的に反発させており、ブレードエッジ先端にトナーを突入しにくくしていると推定される。尚、ブレードエッジ先端のトナーの挙動観察や、シミュレーションからも推定メカニズムを裏付ける結果を得た。しかしながら、タイプAは、感光体走行サイクル数が増すに従いクリーニング不良が増した。ここで、クリーニングブレード先端を観察したところ、導電剤であるカーボンブラックが顔出ししている部分が多く見られ、その部分は欠けやすくなり長期にわたる使用でクリーニング不良になったと推定される。DC電圧を印加することにより、クリーニング性が向上する結果は得られたが、電源のコストや非放電域での使いこなしという観点で、出来るだけ低電圧で効果を発揮させることが好ましい。そのためには、低抵抗化とすべきであるが、タイプAの様なカーボンブラックを分散させた電子伝導タイプは、カーボンブラック添加量が増すに従い低抵抗となるが、カーボンブラックの顔出しが多くなり、エッジ強度が低下する。従って、タイプAは、低抵抗化とエッジ強度との両立が難しい。ここで、表1に示す様な各種タイプの導電性クリーニングブレードを用い、トナークリーニング性、カーボンブラックを分散させた場合のカーボンブラック顔出しに起因して発生するエッジ欠け等のエッジ強度、イオン導電剤を分散させた場合の感光体汚染を確認した。タイプA,Cはそれぞれ電子伝導、イオン伝導の単層であり、タイプB,Dは感光体と当接する側の面である第一層がそれぞれ非導電、イオン伝導であり、感光体と当接しない側の面である第二層は共に電子伝導である。イオン導電剤としては、アルカリ金属塩を用いた。クリーニングブレードの厚さは2mmであり、二層ケースは第一層が0.5mm、第二層が1.5mmとした。
【0061】
また、非導電、電子伝導、イオン伝導各層の体積固有抵抗値は、それぞれ、1013,105,108Ω・cmに調整されている。ここで、イオン導電剤を分散した場合は、クリーニングブレードとしての特性を損なわないための固有体積抵抗下限は108Ω・cmであり、これ以下は不可であった。
【0062】
タイプB〜Dのクリーニングブレードを用いて、まずトナークリーニング性を確認した。タイプA同様、従来のクリーニングブレードの実圧力設定よりも小さな設定、つまりクリーニング不良が発生する状態にした時に、導電層に電圧を印加しトナーのクリーニング性(正規極性の未転写ベタ)を確認した。尚、トナークリーニング性は低温低湿環境下における影響が大きいため、10℃/15%RHで確認した。低電圧で効果を発揮するという観点で、500V以下で効果があれば○、500V〜1kVで効果があれば△、1kV以上で効果があれば×とした。結果は表1に示す通りであり、これによるとエッジ強度が問題であるタイプAを除けば、第一層の材質で単層の場合よりも、二層構成で第二層に低抵抗層を設けた方が低抵抗化には効果があることがわかる。
【0063】
ここで、イオン伝導剤を分散した場合は環境変動が大きく、低温低湿環境下では、表1の値よりも1桁程大きくなる。
【0064】
次にエッジ強度としてエッジを顕微鏡にて観察した。非導電、イオン導電のものは問題が無かった。
【0065】
次に感光体汚染を確認した。高温高湿状態で放置した時に、イオン導電剤が染み出し、感光体表面を汚染してしまうか否かを確認するために、45℃/95%RHで3日間放置し、絵出しを行なったが、今回のイオン導電剤については問題が無かった。以上説明したように、特に低電圧化とエッジ強度を両立させるためには、クリーニングブレードを二層構成とし、感光体と当接する側の面である第一層はエッジ強度を保つために、非導電、イオン伝導が好ましく、感光体と当接しない側の面である第二層は低抵抗が可能な電子伝導が好ましい。
【0066】
次に、第一層、第二層の各層厚さについてトナークリーニング性を確認した。ここで、層厚とクリーニング性の関係を表2に示す。
【0067】
【表2】
Figure 0004433692
【0068】
表2に示すように、タイプB−2,B−3,B,B−4,B−5およびタイプD−2,D−3,D,D−4,D−5の全てについて、トータルの厚さを2mmに固定し、第一層が0.5mmのもの(タイプB,D)を中心にして、第一層の方が厚いもの(1.5mm:タイプB−2,D−2)、同じ厚さのもの(1mm:タイプB−3,D−3)、第一層が薄いもの(0.3mm:タイプB−4,D−4)、第一層がさらに薄いもの(0.1mm:タイプB−5,D−5)について確認した。
【0069】
表2より、より低電圧で効果を発揮するためには、第一層が薄い方が好ましい傾向が分かる。また、一番エッジ強度が強かったり感光体汚染が全く問題がないものは、第一層が非導電のものであるが、500V以下で効果を発揮するためには、第一層の層厚を0.1mm以下にする必要がある。従って、第一層に非導電を用いた場合には、第一層の層厚を0.1mm以下にすれば非導電でも500V以下を達成することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、低電圧化およびエッジの強度化が図られてクリーニング性が高められたクリーニングブレードを備えた画像形成装置、およびそのクリーニングブレードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。
【図2】図1に示すクリーニングブレードの構成およびそのクリーニングブレードにDC電圧を印加する電圧印加手段を示す図である。
【図3】クリーニングブレードの第一層の厚さとその体積固有抵抗率の関係を示す図である。
【図4】比較例としてのクリーニングブレードを示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
1Y,1M,1C,1K 感光体
2Y,2M,2C,2K 帯電ロール
3Y,3M,3C,3K 帯電ロールクリーニング部材
4Y,4M,4C,4K 現像器
5Y,5M,5C,5K 一次転写ロール
6Y,6M,6C,6K 導電粉供給部材
7Y,7M,7C,7K クリーニングブレード
7Y_1 第一層
7Y_2 第二層
8Y,8M,8C,8K 除電装置
11 中間転写ベルト
11a 基準マーク
12 駆動ロール
13 張架ロール
14 バックアップロール
15 電極ロール
16 ベルトクリーナ
16a,80 クリーニングブレード
17 検知センサ
18 二次転写ロール
19 クリーニングブレード
20 定着器
21 加熱ロール
22 加圧ロール
23 トレイ
24 フィードロール
70 電圧印加手段
100 記録媒体

Claims (5)

  1. 感光体を備え、該感光体上にトナー像を形成し該トナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体表面の転写後の残存トナーを除去するクリーニングブレードを備え、
    該クリーニングブレードが、
    前記感光体と当接する側の面を形成する第一層と、該第一層よりも該感光体から離れた側の第二層とを有し、
    前記第二層は電子伝導剤を付与した導電層であって、
    前記感光体周囲に導電粉供給部材を設け、前記クリーニングブレードと前記感光体の当接部に導電粉を供給することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニングブレードにDC電圧を印加する電圧印加手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体の走行サイクル数を検知する検知手段を備え、
    前記電圧印加手段が、前記検知手段で検知された走行サイクル数が増大するに従って、前記クリーニングブレードに印加する電圧の絶対値を増加させるものであることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  4. トナーの形状係数を、
    形状係数
    =(トナー径の絶対最大長) /(トナーの投影面積)×π/4×100
    で表わす時、該形状係数が120以下の球形トナーを用いることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. トナーの外添剤の内、少なくとも一種類が導電粉であることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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