JP4413994B2 - 加入者宅側光回線終端装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加入者宅側光回線終端装置及び光伝送システムに関し、より詳しくは、光伝送路の加入者宅側の終端に取り付けられるマルチソースアグリーメントインタフェースモジュールあるいは独自インタフェースモジュールを備えた光回線終端装置、及びこの装置を備えた光伝送システムに関する。
FTTH、CATV等の光ネットワークでは、下記の特許文献1に記載されているように、センタに接続される光伝送路を受動型スプリッタにより分岐して複数の加入者宅まで敷設するPON(Passive Optical Network)型の光伝送システムが使用されている。このような光伝送システムは、PDS(Passive Double Star)とも呼ばれる。
PON型の光伝送システムでは、図19に示すように、センタの光回線終端装置(OLT:Optical Line Termination)901からユーザ側に引き出される光ファイバ902にスプリッタ903が接続され、スプリッタ903により分岐された複数の光伝送路である光ファイバ904−1、…、904−n(n:自然数。以下では、単に光ファイバ904と記す。)には、加入者宅の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)905−1、…、905−n(以下では、単にONU905と記す。)が接続される。
ONU905は、光トランシーバ部910とONU機能部920とPHY(物理層)/トランス部930とを備えており、加入者宅の屋内に設置して利用される。センタ側接続部として、光トランシーバ部910に光コネクタ910aが設けられており、屋外から屋内に引き込まれた光ファイバ904が光コネクタ910aに接続される。
一方、ONU905の端末機器等との接続側では、10BASE−TX、100BASE−TX、あるいは1000BASE−TXといったイーサネット(登録商標)インタフェースであるPHY/トランス部930にLANコネクタ933が設けられ、これに例えばLANケーブル934が接続される。このLANケーブル934には、ルータまたはスイッチングハブ等のLAN機器(外部ノード)950が接続される。あるいは、LANケーブル934にコンピュータ等の端末機器960を直接接続してもよい。LAN機器950が接続された場合には、これにさらにコンピュータやプリンタ等の端末機器960が接続される。
次に、ONU905の詳細なブロック図を図20に示す。ONU機能部920は、ONU用LSI921とフラッシュメモリ922と同期式スタティックRAM(同期式SRAM)923とを備えており、ONU用LSI921が光トランシーバ部910に接続されている。
また、イーサネット(登録商標)インタフェースであるPHY/トランス部930は、物理層(PHY:Physical Layer)931とトランス932とLANコネクタ933とを備えている。PHY931がONU用LSI921のメディア非従属型インタフェース(MII:Media Independent Interface)(図示せず)に接続され、トランス932がPHY931に接続され、さらにLANコネクタ933がトランス932に接続されている。
さらに、ONU905の内部で使用される電源として、電源コネクタ941と電源回路942とが備えられており、電源回路942から各構成部に電源が供給されている。
このように、従来のONU905は、一般的なLANケーブルとの接続インタフェースやAC100V商用電源インタフェース、光ファイバーインタフェース、光ファイバー収容部を有する構造としているのが一般的である。従来のONU905の一般的なボード構成の一例を図21に示す。また、ONU905の外観の寸法の一例を図22に示す。従来のONU905は、1枚の基板モジュール(ボード)上に上記の各構成部が全て配置されており、光トランシーバ部910は本体の光トランシーバモジュール910bと光コネクタ910aとが光ファイバコード910cで接続された構造となっている。このように従来のONUでは、上述のような機能部を、1枚のボード上に全て配置しているため、図22に示すように、ONU905は単体の筐体で構成された比較的大きな装置となっている。
従来のONU905にLAN機器950を接続した一例を図23、24に示す。図23では、小型ブロードバンドルータ等のLAN機器950が、LANケーブル934を介してONU905に接続された例を示しており、図24では、中、小型L2、L3スイッチ機器あるいはルータ等のLAN機器950が、やはりLANケーブル934を介してONU905に接続された例を示している。ともに、ONU905には光ケーブル904、LANケーブル934、及びACアダプタ944を備えた電源ケーブル943が接続されている。
ONU機能部920は、IEEE802.3ahに準拠してOLT901及び外部ノード950への媒体アクセス制御を行う機能を有している。国際標準化機構(ISO)制定のOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルに基づいて分類すると、光トランシーバ部910及びPHY/トランス部930が物理層(以下ではL1層という)となり、ONU機能部920がデータリンク層(以下ではL2層という)となっている。図20に示したONU905のブロック図を、OSI参照モデルのレイヤ毎のブロック図に書き改めると、図25のように表わされる。同図に示すように、ONU905はL1層の構成部とL2層の構成部を備えており、これらが1枚のボード上に配置されている。
ONU905にLANケーブル934を介して外部ノード950が接続された一例を、図35に示す。図35は、ONU905及び外部ノード950の斜視図である。ONU905側と外部ノード950側との間で通信が確立すると、外部ノード950に設けられたLED950aが点灯する。すなわち、従来のスイッチ等の外部ノードには、ONUを介してセンタのOLTとの間で通信が確立されたことを通知するためのLEDが設けられており、通信が確立されるとこれを点灯させるようにしている。また、図35に示すような卓上型のONU905にはLED905aが設けられており、OLT901との通信が確立するとこれを点灯させることで、通信可能状態であることを表示するようにしている。
特開平9−214541号公報
しかしながら、上記従来の加入者宅側光回線終端装置(ONU)及びこれを用いた光伝送システムでは、以下のような問題があった。従来の一般的なONUは、内部でL1層とL2層とが1枚のボード上に複雑に接続されているため、必要なボード面積が大きくなって小型化を図るのが困難であった。そのため、図22に示したように、比較的大きな筐体の単体機器として用いられており、これに光ファイバやLANケーブル等を介して他の機器を接続していた。そのため、ONUの設置には比較的大きなスペースが必要となり、またケーブル等が増えて煩雑になるといった問題があった。
また、従来のONUに複数台のパソコン等の端末機器を接続するためには、まずONUを光伝送路の終端に接続し、次にONUとルータ又はスイッチングハブ等のLAN機器との間をLANケーブルで接続し、さらにLAN機器と各端末機器との間を別のLANケーブルで接続するといった煩わしさがあった。これに加えて、ONUに電源を供給するための電源機器(ACアダプタ等)の設置や電源ケーブルの引き回し等も必要となり、その結果、図23及び図24に例示したように、ONUと端末機器との間には複数の機器やケーブルが介在していた。
このように、従来のONUではその設置スペース及び配線スペースを広く確保しなければならないといった問題があった。また、ONU用の電源機器や電源ケーブルといった外付けの機器を用いていることから、構成機器全体の信頼性が低下してしまうといった問題もあった。さらに、ACアダプタを用いた給電のため消費電力も約6〜7W程度と大きな値となり、コスト高の問題もあり、また昨今のFTTH加入者数の増加を考えると省エネの観点からも望ましくないといった問題があった。
そこで、本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、小型化を図って光伝送路と複数の端末機器との接続を容易にするとともに、専用の電源機器及びケーブルを不要にして高信頼化、省スペース化、及び低消費電力化を図ることができる加入者宅側光回線終端装置、及びこれを備えた光伝送システムを提供することを目的としている。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の第1の態様は、センタに接続された光伝送路に加入者宅側の外部ノードを接続するための加入者宅側光回線終端装置であって、前記光伝送路に接続されて光電気変換、逆光電気変換を行う光トランシーバ部と、前記光トランシーバ部の電気信号入出力端に接続される光回線終端装置機能部と、前記光回線終端装置機能部のパラレル信号端に接続されてシリアル・パラレル変換、逆シリアル・パラレル変換を行うシリアル/パラレル変換部と、前記シリアル/パラレル変換部のシリアル信号端に接続されるマルチソースアグリーメントインタフェースモジュールと、前記光回線終端装置機能部で前記センタからの光信号検出、前記センタとのPONリンク確立、及び前記センタによる認証の通信条件のうち少なくとも1つの成立を判定して出力される表示要求信号を入力すると所定の表示を行う表示手段と、前記光トランシーバ部と前記光回線終端装置機能部と前記シリアル/パラレル変換部と前記マルチソースアグリーメントインタフェースモジュールと前記表示手段とを収納する筐体と、を備え、前記筐体に前記表示手段を視認するための視認部が設けられていることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記筐体は、前記外部ノードの所定のスロットに挿入される挿入部と外部に露出して光コネクタを備える露出部とで構成され、前記視認部が前記露出部に設けられていることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記視認部は、前記光コネクタ側から視認可能に前記露出部の内壁に設けられた1つ以上の通光溝であることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記視認部は、前記露出部の側面に設けられた1つ以上の貫通孔であることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記視認部は、前記露出部の上面に設けられた1つ以上の貫通孔であることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記表示手段は、前記光回線終端装置機能部と同じ基板上に載置された1つ以上のランプ表示であることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記表示手段は、前記光回線終端装置機能部と電気的に接続された別の基板上に載置された1つ以上のランプ表示であることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記マルチソースアグリーメントインタフェースモジュールは、SFPモジュールであることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置の他の態様は、前記視認部は、前記筺体に2以上設けられていることを特徴とする。
本発明の加入者宅側光回線終端装置によれば、SFP規格の加入者宅側光回線終端装置に通信状態を通知するための表示手段を備えるようにしたことにより、OLTとの間で通信の異常を容易に知ることが可能となる。
本発明のONUの基板モジュールの構成を示す模式図である。 第1の実施形態に係るPON型の光伝送システムを示す構成図である。 第1の実施形態のONUの詳細な構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の光トランシーバ部の詳細構成図である。 第1の実施形態のONU用LSIの詳細構成図である。 L3イーサネット(登録商標)スイッチの構成図である。 第1の実施形態のONUの各構成部を、メインボードとサブボードとにグループ分けする一例を示すブロック図である。 第1の実施形態のメインボードの構成図である。 第1の実施形態のサブボードの構成図である。 第1の実施形態のメインボードとサブボードとを立体的に配置した斜視図である。 第1の実施形態のSFP筐体の斜視図である。 第2の実施形態のONUの各構成部を、メインボードとサブボードとにグループ分けする一例を示すブロック図である。 第2の実施形態のメインボードの構成図である。 第2の実施形態のサブボードの構成図である。 第2の実施形態のメインボードとサブボードとを立体的に配置した斜視図である。 第2の実施形態のSFP筐体の斜視図である。 第1または第2の実施形態のONUを外部ノードに差し込んだ一例を示す斜視図である。 第1または第2の実施形態のONUを外部ノードに差し込んだ別の一例を示す斜視図である。 従来のPON型の光伝送システムを示す構成図である。 従来のONUの詳細ブロック図である。 従来のONUの一般的なボード構成の一例を示す構成図である。 従来のONUの外観寸法の一例を示す斜視図である。 従来のONUにLAN機器を接続した一例を示す斜視図である。 従来のONUにLAN機器を接続した別の一例を示す斜視図である。 従来のONUをOSI参照モデルのレイヤ毎に分類したブロック図である。 第3の実施形態の加入者宅側光回線終端装置の外観を示す斜視図である。 第3の実施形態の加入者宅側光回線終端装置の概略の機能構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の加入者宅側光回線終端装置が用いられるPON型光伝送システムの一例を示す構成図である。 ONU機能部の詳細な構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態の加入者宅側光回線終端装置を外部ノードのMSAインタフェーススロットに挿入した一例を示す斜視図である。 第3の実施形態の加入者宅側光回線終端装置の寸法の一例を示す斜視図である。 第4の実施形態の加入者宅側光回線終端装置の外観を示す斜視図である。 第5の実施形態の加入者宅側光回線終端装置の外観を示す斜視図である。 第6の実施形態の加入者宅側光回線終端装置の外観を示す斜視図である。 従来のONUと外部ノードの斜視図である。
符号の説明
1 光伝送システム
10 PONインタフェースカード
11 OLT
12 認証機能部
20、40 光ファイバ
30 スプリッタ
50 ONU
60 外部ノード
60a MSAインタフェーススロット
61 外部ノードMAC部
62 LED
70 端末機器
80 LANケーブル
101 PONインタフェースカード
101a、901 OLT
105、905 ONU
106 外部ノード
106a SFP・I/Fスロット
107 端末機器
110、910 光トランシーバ部
111 光コネクタ部
114 TIA
115 LIM AMP
118 OSA
120、920 ONU機能部
121、921 ONU用LSI
130 シリアル/パラレル変換部
140 SFP・I/F
150、942 電源回路
161、261 メインボード
162、262 サブボード
163 SFP筐体
164、264 SCコネクタ部
400、500、600、700 ONU
410 光トランシーバ部
411 光コネクタ部
420 ONU機能部
421 第1MAC部
422 第2MAC部
423 管理用インタフェース
430 シリアル/パラレル変換部
440 MSAインタフェースモジュール
480、580、680、780 筐体
481、581、681、781 挿入部
482、582、682、782 露出部
491 第1の基板
492 第2の基板192
493 ボード間接続用コネクタ
494、594、694、794 LED
495,595 通光溝
695、795 貫通孔
930 PHY/トランス部
931 PHY
932 トランス
941 電源コネクタ
943 電源ケーブル
944 ACアダプタ
以下に、本発明の実施の形態に係る加入者宅側光回線終端装置及び光伝送システムを図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るPON型の光伝送システム100を示す構成図である。
図2に示す光伝送システム100おいて、センタに設けられるPONインタフェースカード101には光回線終端装置(OLT)101aが備えられており、OLT101aの光入出力端には第2の光伝送路である光ファイバ102の一端が接続されている。また、光ファイバ102の他端、即ち加入者宅側には光カプラ(光合分波部)103が接続されている。
光カプラ103から加入者宅側には複数の第1の光伝送路が接続されており、それぞれ光ファイバ104−1,…、104−n(n:自然数。以下では、単に光ファイバ104と記す。)を用いて構成されている。光ファイバ102と光ファイバ104とが、光カプラ103で接続され、ここで光信号を分合波して伝送している。光ファイバ104のそれぞれの加入者宅側端部には、それぞれ本実施形態の加入者宅側光回線終端装置(ONU)105−1,…、105−n(以下では、単にONU105と記す。)が接続されている。
センタのOLT101aは、ONU105との接続に際し、ONU105との間で信号を交換して所定の条件を満たしているかどうかを判断し、満たしている場合にデータリンクの確立が正常であると判定する。これにより、OLT1aとONU105とは、PONリンクが確立した状態となる。
OLT101及びONU105には、GPON(Gigabit Passive Optical Networkの略であり、ITU規格G.984.xに準拠した方式)、またはGEPON(Gigabit Ethernet (登録商標) PONの絡であり、IEEE802.3ah規格に準拠した方式)の規定に適合した装置が使用される。PONリンクの確立は、OSI参照モデルに基づくとL2層のリンク確立に相当する。例えば、OLT101a、ONU105のシステムがGEPONの場合には、このPONリンクの確立は、IEEE802.3ah規格の手順に準ずることになる。
ONU105の少なくとも1つには、マルチソースアグリーメント(MSA:Multi-Source Agreement)インタフェースモジュールが採用されたONU105を用いるものとする。MSAインタフェースモジュールには、GBIC(Gigabit Interface Converter)、SFP(Small Form Factor Pluggable)等のモジュールがある。GBICモジュールは、ギガビットイーサネット(登録商標)(Gigabit Ethernet(登録商標))対応のネットワーク機器(L2、L3スイッチ)に接続されるモジュールであり、ファイバチャンネルとギガビットイーサネット(登録商標)物理層との伝送を可能にする取り外し可能なモジュールである。また、SFPモジュールは、GBICモジュールよりも小型のモジュールである。
本実施形態では、一例としてMSAインタフェースモジュールにSFP規格を採用した場合について以下に説明する。SFP規格を採用したONU105の詳細な構成を示すブロック図を図3に示す。同図に示すように、ONU105は、光トランシーバ部110、光回線終端装置機能部(ONU機能部)120、シリアル/パラレル変換部(SERDES)130、SFPインタフェースモジュール(SFP・I/F)140、及びそれらを収納する筐体105aを備えている。
本実施形態では、ONU105を端末機器側に接続するためのSFPインタフェースモジュール140が、外部ノード106に設けられたSFPインタフェーススロット106aに直接挿入して接続できるように構成されており、SFP規格に対応した構造としている。ここで、外部ノード106とは、例えばL2スイッチ、L3スイッチ、ルータ等のLAN機器を意味している。
L2スイッチ及びL3スイッチはデータ転送を行うためのネットワークの中継器であり、外部ノード106がL2スイッチの場合には、OSI参照モデルのデータリンク層(L2層)のデータに基づいてパケットの行き先を判断してデータ転送が行われる。また、外部ノード106がL3スイッチの場合には、OSI参照モデルのネットワーク層(第3層)のデータに基づいてパケットの行き先を判断してデータ転送が行われる。
SFPインタフェースモジュール140が接続される外部ノード106には、図2に示すように、複数のポート106bが設けられており、各ポート106bにはLANケーブル108を介してパーソナルコンピュータ等の端末機器107が接続される。
光トランシーバ部110の構成を、図4を用いて詳細に説明する。図4は、光トランシーバ部110の詳細構成図である。光トランシーバ部110は、センタ側の光ファイバ104との接続のための光コネクタ部(CON)111を備えている。また、光信号から電気信号への信号変換のために、光コネクタ部111からの光信号を光フィルタ部112で分岐して入力する受光素子(PD)113と、受光素子113から出力される電気信号を増幅して微弱な電気信号を取り出すためのTIA(Trance Impedance Amp.(プリアンプ))114と、TIA114からの電気信号をさらに増幅して汎用デシタル信号でONU機能部120に出力するためのLIM AMP(メインアンプ)115とを備えている。
また、電気信号から光信号への信号変換のために、ONU機能部120からの電気信号に従って光信号を生成するLD(Laser Diode)116とこれを動作させるためのLDドライバ117とを備えており、LD116から出力される光信号がフィルタ部112で分岐されて光コネクタ部111に出力され、ここから光ファイバ104に送出される。光トランシーバ部110が内蔵する上記構成部のうち、LDドライバ117以外の構成部が光サブアセンブリ(OSA)118に内蔵されており、特にLIM AMP115をOSA118に内蔵することを特徴としている。
ONU機能部120は、図3に示すように、光トランシーバ部110に接続されるPON処理用の集積回路(LSI)デバイス(通信用ロジック部)であるONU用LSI121と、ONU用LSI121に接続されるフラッシュメモリ122及び同期式SRAM123とを備えた電気回路であり、フラッシュメモリ122には信号処理用のプログラムが書き込まれている。なお、MAC(Media Access Control)アドレスは、フラッシュメモリ122、あるいは図示しないROM等に書き込まれている。
ONU用LSI121の詳細な構成を図5に示す。ONU用LSI121は、ギガビット・シリアライザ/デシリアライザ(Gigabit SERDES)121aを介して光トランシーバ部110の電気信号入出力端(LIM AMP115の出力側)に接続されるMAC部121bを有している。MAC部121bは、IEEE802.3ahに準拠した媒体アクセス制御を行う機能を有している。MAC部121bは、EPON(Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)ルックアップエンジン121c、スイッチ121d及びギガビット・イーサネット(登録商標)ルックアップエンジン121eを介して、10/100/1000MACインタフェース121fに接続されている。また、スイッチ121dには同期式SRAM123との間にFIFO121gが接続されている。
MAC部121bには、管理用インタフェース121hを介して、さらに80C51・CPU121iとGPIO(General Purpose I/O)インタフェース121jとが接続されている。80C51・CPU121iには、SRAM121k及びフラッシュメモリ122が接続されている。以上のような構成を有するONU用LSI121として、例えばテクノバス社(Teknovus Inc.)のEPONに準拠したチップがある。
シリアル/パラレル変換部130は、図3に示すように、ONU用LSI121とパラレル信号端である入力配線131及び出力配線132を有するTBI(Ten Bit Interface)で接続される一方、SFP・I/F140とはシリアル信号端である出力配線133及び入力配線134を介して接続されている。
ONU105の内部で使用される電源として電源回路150を備えており、SFP・I/F140に備えられた所定のピンを介して外部ノード106から電源回路150に電源が供給され、これからさらに各構成部に電源が供給される構成となっている。
外部ノード106は、MSAインタフェースモジュールであるSFP・I/F140が差し込み可能なMSAインタフェーススロット106aを有しており、一例として図6に示すような構成のL3イーサネット(登録商標)スイッチがある。L3イーサネット(登録商標)スイッチが有するMSAインタフェーススロット(例えばSFP・I/Fスロット)106aは、シリアル/パラレル変換(SERDES)部106bを介してスイッチコア部106cのTBI部106tに接続される。また、スイッチコア部106cには、RX−LOSS信号に接続される端子106rを有している。なお、スイッチコア部106cはICから構成される。
また、スイッチコア部106cのMAC層のメディア非従属型インタフェース(MII)には、PHY106d、トランス106e及び10/100BASE−TX規格のコネクタ106fが接続されている。一方、スイッチコア部106cのMAC層のギガビットMII(GMII)には、PHY106g、トランス106h及び10/100/1000BASE−T規格のコネクタ106iが接続されている。コネクタ106f及び106iには、LANケーブルが接続される。
なお、MSAインタフェーススロット106aは、内部の電源(不図示)から印可される電圧Vcを出力させるピン(不図示)を有しており、このピンを介してONU105内の電源回路150に電源を供給する。
本発明のONUは、内蔵する構成部を少なくとも2枚の基板モジュールに分けて配置する構成としている。内蔵する各構成部は、OSI参照モデルのL1層とL2層とに分類できることから、例えば2枚の基板モジュールに分けて配置する場合には、図1に示す3つの形態のいずれかを選択して配置するものとしている。図1に示す(a)は、第1の基板モジュール(以下ではメインボード部とする)161にL2層の構成部とL1層の構成部の一部を配置し、第2の基板モジュール(以下ではサブボード部とする)162にはL1層の残りの構成部を配置する形態を示している。
また、図1(b)は、メインボード部161にL1層の構成部の一部とL2層の構成部の一部を配置し、サブボード部162にはL1層とL2層の残りの構成部を配置する形態を示している。さらに、図1(c)は、メインボード部161にL2層の構成部を配置し、サブボード部162にはL1層の構成部を配置する形態を示している。なお、L1層とL2層の構成部の基板モジュールへの配置をそれぞれ逆にしてもよい。
図1では、ONUが内蔵する構成部を2枚の基板モジュールに分けて配置する場合を示したが、これを3枚以上の基板モジュールに分けて配置することも可能である。一例として、図1(a)ではメインボード161に配置されるL1層の構成部あるいはL2の構成部を別の基板モジュールに搭載するようにすることができる。サブボード162に配置される構成部についても、例えばL1層の構成部あるいは電源部を別の基板モジュールに配置することができる。このように、基板モジュールを3枚あるいは4枚とすることができ、あるいはそれ以上に追加することも可能である。図1(b)、(c)についても同様に、基板モジュールを追加して3枚以上の基板に配置するようにすることができる。
第1の実施形態のONU105では、図1(a)に示した形態の基板モジュール構成を適用しており、光トランシーバ部110をサブボード162に搭載し、通信用ロジック部であるONU用LSI121をメインボード161に搭載している。図3に示したONU105の各構成部を、メインボード161とサブボード162とにグループに分けして配置した一例を図7に示す。
ONU105を構成する各構成部のうち、光トランシーバ部110及びシリアル/パラレル変換部130はOSI参照モデルのL1層であり、ONU機能部120はL2層に相当する。本実施形態では、メインボード161にL2層のONU機能部とL1層のシリアル/パラレル変換部130とを配置し、サブボード162にはL1層の光トランシーバ部110と電源回路150とを配置する構成としている。メインボード161及びサブボード162の構成図を、それぞれ図8、9に示す。各図には、併せて寸法を記載している。
図8に示すメインボード161上には、ONU用LSI121、フラッシュメモリ122、シリアル/パラレル変換部130、及び制御用発振器151が配置され、さらにボード先端にSFP・I/F140が設けられている。また、図9に示すサブボード162上には、光トランシーバ部110と電源回路150が設けられている。このように、通信用ロジック部であるONU用LSI121と光トランシーバ部110とを別のボードに搭載する構成としている。
メインボード161とサブボード162とは電気信号で接続される構成となっており、それぞれにボード間接続用コネクタ161aと162aとが設けられ、図10に示すように、メインボード161の上部にサブボード162を立体的に配置し、ボード間接続用コネクタ161aと162aとを接続している。ボード間接続用コネクタ161a及び162aを介して、サブボード162からメインボード161へは、光トランシーバ部110のLIM AMP115から出力されるデジタル信号を送出する一方、メインボード161からサブボード162へは、ONU用LSIから出力されるデジタル信号を送出している。
上記の通り、ONU105をメインボード161とサブボード162の2枚の基板モジュールで構成することにより、図10に示すような立体的な構造とすることが可能となり、これによりONU105の小型化を図ることが可能となる。また、本実施形態のONU105を、例えば図11に示すような寸法のSFP筐体163に収納することができる。SFP筐体163は、高さ10mm、幅14mm、奥行き67mm以下であり、本実施形態のONU105を従来のものより極めて小型化できている。
また、従来の光トランシーバ部では、LIM AMP115は、OSA118の外部の光トランシーバ基板へ配置されていたが、図4に示した光トランシーバ部110に内蔵されるTIA114とLIM AMP115とを、本実施形態ではサブボード162上に搭載されたOSA118の内部に両者を近接させて配置しており、OSA118をシールド構造とすることにより、TIA114とLIM AMP115との間の微弱な電気信号が外部のデジタル信号等の影響を受けないように遮断された構造とすることが可能となっている。
このような小型化の結果、ONU105のSFPインタフェースモジュール140を外部ノード106に設けられたSFPインタフェーススロット106aに直接差し込むことが可能な構造とすることができ、ONU105と外部ノード106との間でケーブルを引き回して接続したりする手間を不要とすることが可能となる。
本実施形態では、光トランシーバ部110とL2通信用ロジック部であるONU機能部120とを別の基板モジュールに搭載する構成としたことにより、小型化を実現するとともに、微弱な高周波回路を含む光トランシーバ部110と高速で大きな振幅を有するONU用LSI121とを分けて設計できるため、光トランシーバ部110への信号飛び込み等の外乱を防止した設計が行いやすくなるといった効果が得られる。また、光トランシーバ部110を搭載する基板モジュールとL2通信用ロジック部のONU用LSI121を搭載する基板モジュールとを分けて生産できる効果もある。
図7では、2枚の基板モジュール161、162にONU105の各構成部を配置するようにしていたが、これを3枚以上の基板モジュールに配置するようにすることも可能である。一例として、サブボード161に搭載される光トランシーバ部110と電源回路150とを分けて、いずれか一方をさらに別の基板モジュールに搭載するようにしてもよい。また、メインボード161に搭載される構成部についても、さらに別の基板モジュールに分けて搭載させるようにしてもよく、例えばフラッシュメモリ122をサブボード162とは別の基板モジュールに搭載させるようにしてもよい。ONU機能部120の各構成部を2枚以上の基板モジュールに分けて搭載させることも可能である。
本発明の第2の実施形態のONUを以下に説明する。本実施形態のONU205では、図1(b)に示した形態の基板モジュール構成を適用している。すなわち、図3に示したONU105の各構成部を図12のように2つのグループに分け、それぞれをメインボード261とサブボード262とに分けて配置している。
本実施形態では、メインボード261上にL1層の光トランシーバ部110とL2層のONU用LSI121とL1層のシリアル/パラレル変換部130とを配置し、サブボード262にはL2層のフラッシュメモリ122と電源回路150のみを配置する構成としている。メインボード261及びサブボード262の構成図を、それぞれ図13、14に示す。
図13に示すメインボード261上には、光トランシーバ部110、ONU用LSI121、シリアル/パラレル変換部130、及び制御用発振器151が搭載され、さらにボード先端にSFP・I/F140が設けられている。また、図14に示すサブボード262上には、フラッシュメモリ122と電源回路150とが搭載されている。
メインボード261及びサブボード262には、それぞれボード間接続用コネクタ261a及び262aが設けられ、図15に示すように、メインボード261の上部にサブボード262を立体的に配置し、ボード間接続用コネクタ261aと262aとを接続している。このように、ONU205をメインボード261とサブボード262の2枚の基板モジュールで構成することにより、図15に示すような立体的な構造とすることが可能となり、これによりONU205の小型化を図ることが可能となる。
また、本実施形態のONU205を、例えば図16に示すような寸法のSFP筐体263に収納することができる。SFP筐体263は、高さ10mm、幅14mm、奥行き67mm以下であり、本実施形態のONU205は従来のものより極めて小型化されている。
上記説明の通り、本実施形態のONU205によれば、少なくとも2枚の基板モジュール261、262を用いてそれぞれにONU205の各構成部を分配して搭載し、各基板モジュール261、262を立体的に組み合わせた構造とすることにより、寸法の極めて小さいONU205を実現することができ、省スペース及び高信頼化を図ることが可能となる。
なお、本実施形態においても、3枚以上の基板モジュールに各構成部を配置するようにすることが可能である。一例として、メインボード261に搭載される構成部について、例えばトランシーバ部110をメインボード261とは別の基板モジュールに搭載するようにしてもよいし、さらには。シリアル/パラレル変換部130も別の基板モジュールに搭載させてもよい。ONU機能部120の各構成部を2枚以上の基板モジュールに分けて搭載させることも可能である。また、サブボード262についても、例えばフラッシュメモリ122と電源回路150とを分けて、いずれか一方をさらに別の基板モジュールに搭載するようにしてもよい。
上記実施形態のONU105及び205では、図11、16に示したように、ONU105及び205の奥行き寸法を70mm以下にすることができ、SCコネクタ部164,264の寸法も19mm以下程度に短くすることができる。その結果、図17あるいは図18に示す外部ノード106に本実施形態のONU105を差し込み、さらに光ファイバーケーブル104をONU105に差し込んだ際、光ファイバーケーブル104の前方への飛び出し寸法を、SCコネクタ部164、264が短い分短く抑えることができ、ラック内実装時の省スペース効果が得られる。
上記実施形態では、マルチソースアグリーメントインタフェースモジュールとしてSFPのモジュールを用いた場合を説明したが、GBIC等の別のモジュールを用いることも可能である。いずれの場合であっても、本発明のONUを小型化することができ、これをイーサネット(登録商標)スイッチ等の外部ノードに設けられたGBIC、SFP等のスロットに直接差し込むことにより、配線の引き回しを行うことなくONUと外部ノードとを容易に接続することが可能になる。その結果、本発明のONUは狭いスペースで設置することができ、またONU用の電源アダプタやLANケーブル等が不要なことから、ONUの信頼性を高めることが可能となる。さらに、ONUの消費電力を例えば従来の5分の1の1.3W程度に省電力化することも可能である。
ONUとしてSFP規格のものを用いる場合には、LANケーブルを用いず外部ノードに設けられたMSA(Multi-Source Agreement)インタフェーススロットに直接挿入して接続することができる。また、LANケーブルだけでなく、ONU用の電源ケーブルやACアダプタ等も不要となり、スペースファクタが大幅に改善される等の大きなメリットがある。
しかしながら、SFP規格のONUはコンパクトな寸法に形成されているため、LED等の表示手段が一切設けられていない。そのため、OLTとの通信が正常に確立されているかを知ることができないといった問題がある。
外部ノード側には、OLTとの通信が確立されたことを通知するためのLEDが設けられているが、これはOLTとONUとの間の通信条件がすべて成立し、かつONUと外部ノードとの間の通信条件もすべて成立したときに点灯する。そのため、通信確立を通知するLEDが点灯していないときには、OLTとONUとの間の通信条件が成立していないのか、あるいはONUと外部ノードとの間の通信条件が成立していないのかを知ることができないといった問題がある。
PONでは、固有のPONリンクの確立が必要となるが、PONリンクはOSI参照モデルではL2層に相当し、このステータスをスイッチ等の外部ノードに伝送する手段がなかった。そのため、外部ノードにはPONリンクのステータスを表示する手段が設けられておらず、SFP規格のONUを用いる場合には、PONリンクのステータスを知る手段がこれまでなかった。そこで、本発明の別の態様では、通信状態を表示する手段を備えたSFP規格の加入者宅側光回線終端装置を提供する。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置を図26及び図27に示す。図26は、本実施形態の加入者宅側光回線終端装置400の外観を示す斜視図であり、図27は、加入者宅側光回線終端装置400の概略の機能構成を示すブロック図である。図26、27に示すONU400は、図28に示すようなPON型光伝送システムに用いられる装置である。図28は、本実施形態のONU400が用いられるPON型光伝送システムの一例を示す構成図である。
図28に示すPON型光伝送システム1おいて、センタに設けられるPONインタフェースカード10は、光回線終端装置(OLT)11と認証機能部12とを有しており、OLT11の光入出力端に光伝送路である光ファイバ20の一端が接続されている。また、光ファイバ20の他端、即ち加入者宅側には光カプラ(光合分波部)30が接続されている。光カプラ30において、光ファイバ20の一つの光伝送路が光ファイバ40−1、…、40−n(n:自然数、以下では40−1〜nと記す)の複数の光伝送路に分岐され、光ファイバ40−1〜nのそれぞれにONU50−1〜nが接続されている。
ONU50−1〜nはそれぞれ加入者宅毎に設置され、これにパーソナルコンピュータやスイッチ等の外部ノードが接続される。図28では、ONU50−1に外部ノード60が接続され、外部ノード60に備えられた複数のポート60bに光ファイバ80を介して複数の端末機器70が接続されている。外部ノード60として、L2スイッチ、L3スイッチ、ルータ等が用いられる。
OLT11及びONU50−1〜nには、GPON(Gigabit Passive Optical Networkの略称であり、ITU規格G.984.xに準拠した方式)、GEPON(Gigabit Ethernet (登録商標)PONの絡であり、IEEE802.3ah規格に準拠した方式)の規定に適合した装置が使用される。
本実施形態のONU400は、図28に示したONU50−1〜nに用いられるものである。以下では、一例としてONU50−1に本実施形態のONU400を用いた実施例について説明する。ONU400は、ギガビットイーサネット(登録商標)(Gigabit Ethernet(登録商標))対応の外部ノード(L2、L3スイッチ)に直接接続されるSFPモジュールであり、OLT11に接続される光ファイバチャンネルと外部ノード60のギガビットイーサネット(登録商標)物理層との伝送を可能にする取り外し可能なモジュールである。
ONU400は、センタ側のOLT11と光ファイバ40等を介して光信号で接続するために、光コネクタ411を有する光トランシーバ部410を備えている。また、外部ノード60とシリアルな電気信号で接続するために、シリアル/パラレル変換部(SERDES)430と外部ノードとを接続するためのMSAインタフェースモジュール440を備えている。
外部ノード60は、MSAインタフェースモジュール440に接続されるとともに、複数設けられたポート60bには端末機器70が接続される。このような構成により、複数の端末機器70がONU400を介してセンタのOLT11と接続される。
ONU400は、終端処理等を行う光回線終端装置機能部(ONU機能部)420をさらに備えている。ONU機能部420は、図27に示すように、光トランシーバ部410との間がシリアルな電気信号を伝送する第1のシリアル伝送路450a、450bで接続され、シリアル/パラレル変換部430との間がパラレルな電気信号を伝送するパラレル伝送路460a、460bで接続されている。シリアル/パラレル変換部430とMSAインタフェースモジュール440との間は、シリアルな電気信号を伝送する第2のシリアル伝送路470a、470bで接続されている。
光トランシーバ部410は、センタのOLT11から送信された光信号を電気信号に変換(光電気変換)し、この電気信号を第1のシリアル伝送路450aを介してONU機能部420に出力している。また、ONU機能部420から第1のシリアル伝送路450bを介して入力した電気信号を光信号に変換(逆光電気変換)し、この光信号をOLT11に送信している。
ONU機能部420は、光トランシーバ部410から入力したシリアル信号をパラレル信号に変換し、所定の処理を行った後これをパラレル伝送路460aを介してシリアル/パラレル変換部430に出力している。また、シリアル/パラレル変換部430からパラレル伝送路460bを介して入力したパラレル信号を、所定の処理を行った後シリアル信号に変換して光トランシーバ部410に出力している。ONU機能部420とシリアル/パラレル変換部430との間で伝送されるパラレル信号は、例えば10ビットの信号とすることができる。
シリアル/パラレル変換部430は、ONU機能部420から入力したパラレル信号をシリアル信号に変換し、これを第2のシリアル伝送路470a及びMSAインタフェースモジュール440を介して外部ノード60に出力している。また、外部ノード60からインタフェースモジュール440及び第2のシリアル伝送路470bを介して入力したシリアル信号をパラレル信号に変換してONU機能部420に出力している。
ONU機能部420は、第1MAC部421と第2MAC部422の2つのMAC部と、管理用インタフェース423とを備えており、第1MAC部421と第2MAC部422はIEEE802.3ah準拠の媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)を行っている。ONU機能部420の詳細な構成の一例を図29に示す。
図29に示すONU機能部420において、第1MAC部421は、ギガビット・シリアライザ/デシリアライザ(Gigabit SERDES)424を介して光トランシーバ部410の電気信号端に接続されている。また、第1MAC部421は、EPON(Ethernet (登録商標)Passive Optical Network)ルックアップエンジン425、スイッチ426及びギガビット・イーサネット(登録商標)ルックアップエンジン427を介して第2MAC部422に接続されている。
第1MAC部421に接続された管理用インタフェース423は、光トランシーバ部410、ギガビット・シリアライザ/デシリアライザ424、及び第1MAC部421を介してOLT11との間で通信確立のための所定の手順を行い、GPIO端子420aからGPIO信号423aを出力する。GPIO信号423aは、例えばOLT11との通信が確立する前を「1」の信号とし、通信が確立した後には「0」の信号とすることができる。
GPIO端子420aは、インタフェースモジュール440の端子の1つに接続されており、OLT11とONU400との通信が確立されているか否かをスイッチ60に通知するためのSD(Signal Detection)/LOSS信号を伝送するのに用いられている。
第2MAC部422は、例えば10Mbps、100Mbps及び1Gbpsイーサネット(登録商標)のMAC機能を有し、パラレルインタフェースとして10ビットインタフェース(TBI)部422aを有する構成とすることができる。TBI部422aは、10本の入力用配線460aと10本の出力用配線460bを介してシリアル/パラレル変換部430に接続される。
第1MAC部421は、センタのOLT11との通信に係るMAC処理を行っており、第2MAC部422は、外部ノード60との通信に係るMAC処理を行っている。図27では、図29に一例として示したONU機能部420の詳細な構成を簡略化して、第1MAC部421、第2MAC部422、及び管理用インタフェース423のみを表示している。
外部ノード60は、MSAインタフェースモジュール440が差し込み可能なMSAインタフェーススロット60aを有しており、外部ノード60内のMAC部(以下では外部ノードMAC部という)61に接続されている。外部ノードMAC部61は、ONU400内の第2MAC部422との間で通信に係るMAC処理を行っている。
図26は、本実施形態のONU400の斜視図を示しており、光トランシーバ部410、ONU機能部420、及びシリアル/パラレル変換部430が、筐体480に内蔵されている。ONU機能部420とシリアル/パラレル変換部430は第1の基板491上に搭載され、光トランシーバ部410は第2の基板492上に搭載されている。第1の基板491と第2の基板492とは、ボード間接続用コネクタ493で電気的に接続されている。本実施形態のONU400は、第1の基板491と第2の基板492の2枚の基板で構成されているが、これに限らず、1枚の基板で構成されていてもよく、あるいは3枚以上の基板で構成されていてもよい。
筐体480は、外部ノード60のMSAインタフェーススロット60aの内部に挿入される挿入部481と、MSAインタフェーススロット60aの外部に露出する露出部482とから構成されている。露出部482には、光ファイバ40を接続するための光コネクタ411が備えられている。ONU400を外部ノード60のMSAインタフェーススロット60aに挿入した一例を図30に示す。
センタのOLT11は、ONU400との接続に際し、第1MAC部421との間で信号を交換して所定の条件を満たしているかどうかを判定し、これを満たしている場合にデータリンクの確立が正常であると判定している。このとき、OLT11とONU400とは、PONリンクが確立した状態となる。PONリンクの確立は、OSI参照モデルに基づくとL2層のリンク確立に相当する。
管理用インタフェース423は、通信条件として光信号検出、PONリンク、及び認証の3つの条件を確認し、3つの条件の成立がすべて確認されたときに通信条件が成立したと判定している。光信号検出の確認は、OLT11からの光信号が検出されたことを確認するものである。PONリンクは、上記の通りOLT11と第1MAC部421の間で所定の信号交換を行って所定の条件が満たされているときにPONリンクが確立したと判定される。認証の確認は、PONリンクが確立された後にセンタ側の認証機能部12で行われる。認証機能部12は、ONU400の接続相手を識別するために、ONU400にアクセスして第1MAC部421が保有する認証モードのデータを取得し、これをもとにONU400の接続相手が識別できたときに認証が成立する。
上記の3つの通信条件の成立が確認されると、第2MAC部422から外部ノードMAC部61にIDLEデータが伝送されるとともに、管理用インタフェース423からGPIO端子420aを介して外部ノードMAC部61にGPIO信号423aが出力される。このGPIO信号423aは、外部ノードMAC部61ではSD/LOSS信号として用いられる。外部ノード60では、外部ノードMAC部61がONU400の第2MAC部422からIDLEデータを受信し、かつSD/LOSS信号が通信成立状態となっていること、の2点を確認すると、センタのOLT11との通信が確立したと判定する。
外部ノード60には、電源状態や通信状態等を通知するための表示手段が設けられており、一例として図30に示す外部ノード60にはLED62が設けられている。このようなLED62の一つに、OLT11との通信が確立していることを通知するためのLED62aが設けられており、上記のように外部ノードMAC部61でOLT11との通信が確立したと判定されたときに点灯される。
外部ノード60に設けられたLED62aが点灯するのは、上記のように、外部ノードMAC部61が第2MAC部422からIDLEデータを受信し、かつSD/LOSS信号(GPIO信号123a)が通信成立状態となったときのみである。そのため、上記のいずれかの条件が不成立の場合でもLED62aが点灯せず、どの条件が不成立かを判定することができない。特に、PONリンクの信号はL2層の情報であり、ONU400から外部ノード60に伝送する手段が無い。
そこで、本実施形態のONU400では、それ自身に表示手段を持たせるようにしている。例えばデスクトップ型のように比較的大きな筐体のONUの場合には、表示手段のLEDを設けるのは容易であった。しかしながら、本実施形態のONU400は、MSAインタフェーススロット60aに直接挿入して用いられるSFP規格のものであり、デスクトップ型のONUに比較して非常に小型化されている。ONU400の寸法の一例を図31に示す。
筐体480に表示手段を設ける場合、筐体480の外面にLED等を設置するのは、設置スペースや配線等の面から極めて困難である。そのため、従来はSFP規格のONUに表示手段を設けることは行われなかった。これに対し本実施形態では、筐体480の内部にLEDを設置し、これを外部から確認できるようにしている。すなわち、露出部482に内部のLEDを確認するための視認部を設けている。図26に示すONU400では、表示手段のLED494a、494bを筐体480の内部に設け、視認部として通光溝495a、495bを筐体480の内壁に形成している。
LED494a、494bは、通信条件の判定を行うONU機能部420が搭載されている第1の基板491上に設置されており、ONU機能部420からの表示要求信号で点灯/消灯されるようにしている。LED494a、494bのより好ましい設置位置は、第1の基板491上の露出部482側先端位置の内壁にできるだけ近い位置である。LED494a、494bをONU機能部420と同じ第1の基板491上に設置することで、ONU機能部420からLED494a、494bへの表示要求信号の伝送路の形成を容易にしている。
なお、LED494a、494bをONU機能部420が搭載されている第1の基板491とは別の基板(例えば図26の第2の基板492)に設けてもよく、第2の基板492上に設けた場合には、ONU機能部420からボード間接続用コネクタ493を介してLED494a、494bに表示要求信号が伝送される。
LED494a、494bを光コネクタ411側から確認できるように、筐体480の露出部482の内壁に通光溝495a、495bを形成している。通光溝495a、495bを形成する位置は、その先端がLED494a、494bにできるだけ近くなる位置である。これにより、光コネクタ411に光ファイバ40を接続した状態でも、通光溝495a、495bからLED494a、494bが点灯しているのを容易に確認できるようになる。
2つのLED494a、494bは、それぞれ別の通信条件の状態を表すのに用いることができる。一例として、LED494aを光信号検出の状態表示に用い、LED494bをPONリンクの状態表示に用いることができる。LED494aが点灯しているときは光信号検出の条件が成立しており、LED494bが点灯しているときはPONリンクが成立していることが確認できる。さらに、認証が確認されてOLT11との通信が確立されたことは、LED494a、494bに加えて外部ノード60に設けられたLED62aも点灯することから確認できる。
なお、本実施形態のONU400では、表示手段として2つのLED494a、494bを設け、それぞれに通光溝495a、495bを設けているが、表示手段のLEDは必ずしも2つである必要はなく、例えば1つにしてPONリンクのみを確認できるようにしてもよい。あるいは、LEDを3つ設けて認証の確認状態も表示させるようにすることができる。いずれの場合も、表示手段のLEDを筐体480の内部に設け、それぞれが点灯しているか外部から確認できるようにそれぞれに視認部である通光溝を設けるのがよい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置を、図32を用いて説明する。図32は、本実施形態の加入者宅側光回線終端装置500の外観を示す斜視図である。本実施形態でも、筐体580の内部にLED594a、594bを設置し、これを外部から確認できるようにしている。LED594a、594bを光コネクタ411側から確認するための視認部として、本実施形態では露出部582の内壁の下側角部に通光溝595a、595bを形成している。
通光溝595a、595bを露出部582の内壁の下側角部に形成したことから、LED594a、594bを通光溝595a、595bの先端にできるだけ近い位置に配置するのが好ましい。本実施形態では、通光溝595a、595bの先端にできるだけ近接する位置として、LED594a、594bを第1の基板491の裏面に設置している。これにより、LED594a、594bが露出部582の下側の内壁近くに位置することになる。LED594a、594b及び通光溝595a、595bを上記のように設置することにより、光コネクタ411に光ファイバ40を接続した状態でも、通光溝595a、595bからLED594a、594bが点灯しているのを容易に確認することができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置を、図33を用いて説明する。図33は、本実施形態の加入者宅側光回線終端装置600の外観を示す斜視図である。本実施形態でも、筐体680の内部にLED694a、694bを設置し、これを外部から確認できるようにしている。LED694a、694bは、第3の実施形態と同様に、ONU機能部420と同じ第1の基板491上に設置されており、より好ましい設置位置として第1の基板491上の露出部682の内壁にできるだけ近い位置とするのがよい。
また、LED694a、694bの点灯を確認するための視認部として、本実施形態では、露出部682の側壁に貫通孔695a、695bを形成している。貫通孔695a、695bは、その先端がLED694a、694bにできるだけ近くなるように設けるのがよい。貫通孔695a、695bを露出部682の側壁に設けることにより、ONU600の側面側から、貫通孔695a、695bを介してLED694a、694bが点灯しているのを容易に確認することができる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置を、図34を用いて説明する。図34は、本実施形態の加入者宅側光回線終端装置700の外観を示す斜視図である。本実施形態では、ONU機能部420が搭載されている第1の基板491とは別の第2の基板492上にLED794a、794bを設置している。
また、LED794a794bの点灯を確認するための視認部として、本実施形態では、露出部782の上面に貫通孔795a、795bを形成している。貫通孔795a、795bは、その先端がLED794a、794bにできるだけ近くなるように設けるのがよい。そこで本実施形態では、第1の基板491より上方に設置されている第2の基板492上にLED794a、794bを設置することで、露出部782の上面にできるだけ近接させるようにしている。
貫通孔795a、795bを露出部782の上面に設けることにより、ONU700の上面側から、貫通孔795a、795bを介してLED794a、794bが点灯しているのを容易に確認することができる。
上記の第3の実施形態から第6の実施形態では、表示手段のLEDが2つ設置される場合について説明したが、LEDの個数は2つに限定されず、1つであってもよく、あるいは3つ以上であってもよい。また、上記では、LEDが視認部に近い方の基板に設けられる場合について説明したが、これに限られず、視認部から離れた方の基板にLEDを設けてもよい。いずれの場合も、表示手段のLEDをONUの筐体内部に設け、それぞれが点灯しているか外部から確認できるように、それぞれのLEDに視認部を設けるのがよい。これにより、PONリンク等のOLTとONUとの間の通信状態を容易に確認できるようにすることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る加入者宅側光回線終端装置及び光伝送システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における加入者宅側光回線終端装置及び光伝送システムの細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。




















Claims (9)

  1. センタに接続された光伝送路に加入者宅側の外部ノードを接続するための加入者宅側光回線終端装置であって、
    前記光伝送路に接続されて光電気変換、逆光電気変換を行う光トランシーバ部と、
    前記光トランシーバ部の電気信号入出力端に接続される光回線終端装置機能部と、
    前記光回線終端装置機能部のパラレル信号端に接続されてシリアル・パラレル変換、逆シリアル・パラレル変換を行うシリアル/パラレル変換部と、
    前記シリアル/パラレル変換部のシリアル信号端に接続されるマルチソースアグリーメントインタフェースモジュールと、
    前記光回線終端装置機能部で前記センタからの光信号検出、前記センタとのPONリンク確立、及び前記センタによる認証の通信条件のうち少なくとも1つの成立を判定して出力される表示要求信号を入力すると所定の表示を行う表示手段と、
    前記光トランシーバ部と前記光回線終端装置機能部と前記シリアル/パラレル変換部と前記マルチソースアグリーメントインタフェースモジュールと前記表示手段とを収納する筐体と、を備え、
    前記筐体に前記表示手段を視認するための視認部が設けられている
    ことを特徴とする加入者宅側光回線終端装置。
  2. 前記筐体は、前記外部ノードの所定のスロットに挿入される挿入部と外部に露出して光コネクタを備える露出部とで構成され、
    前記視認部が前記露出部に設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  3. 前記視認部は、前記光コネクタ側から視認可能に前記露出部の内壁に設けられた1つ以上の通光溝である
    ことを特徴とする請求項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  4. 前記視認部は、前記露出部の側面に設けられた1つ以上の貫通孔である
    ことを特徴とする請求項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  5. 前記視認部は、前記露出部の上面に設けられた1つ以上の貫通孔である
    ことを特徴とする請求項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  6. 前記表示手段は、前記光回線終端装置機能部と同じ基板上に載置された1つ以上のランプ表示である
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  7. 前記表示手段は、前記光回線終端装置機能部と電気的に接続された別の基板上に載置された1つ以上のランプ表示である
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  8. 前記マルチソースアグリーメントインタフェースモジュールは、SFPモジュールである
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
  9. 前記視認部は、前記筺体に2以上設けられている
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
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