JP4412508B2 - 半導体回路 - Google Patents

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    • H03K3/35613Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration

Description

本発明は、半導体回路に関し、特に、出力する差動信号のデューティ比の劣化を補正する半導体回路に関する。
近年、高速な信号の伝送方式としてCML(Current Mode Logic)が注目されている。CMLでは、信号の伝達に差動信号伝送方式を用いる。また、CMLは小振幅の信号レベル(以下、CMLレベル)が用いられ、信号が伝達される内部回路では、電源電圧から接地電圧までの大振幅の信号レベル(以下、CMOSレベル)が用いられる。
ここで、図15に、CMLレベルなどの小信号の差動クロック信号を入力し、CMOSレベルなどの大振幅の差動クロック信号に変換し、分配する回路1500の概略図を示す。図15に示すように、回路1500は、まず複数段の差動アンプ1511と1512で構成される差動バッファリング回路1510により、CMLレベルの小信号の差動クロック信号IT1、IB1を増幅し、CMOSレベルの差動クロック信号IT2、IB2にする。さらに、差動クロック信号IT2、IB2は、複数段のCMOSインバータ1521から構成される多段バッファリング回路1520に入力され、差動クロック信号OT、OBが出力される。
差動アンプ1511と1512には、図16に示されるトランジスタ1601から1606で構成される差動アンプ1600や、差動アンプ1600にトランジスタ1607から1610とトランスファゲート1611を付加した差動アンプ1700等が用いられる。
多段バッファリング回路1520は、図18に示されるCMOSインバータ1521により構成される。このような多段バッファリング回路1520は、入力される差動クロック信号IT2、IB2のデューティ比が劣化していても、このデューティ比の劣化を補正する機能を有していない。
ここで、入力される差動クロック信号のデューティ比の劣化を補正するため、クロスカップルしたCMOSインバータで構成される回路(以下、CMOSインバータクロスカップリング回路とする)を有する回路が特許文献1に開示されている。しかし、このようなCMOSインバータクロスカップリング回路を利用した回路は、デューティ比の劣化の補正ができる場合とできない場合がある。以下に、CMOSインバータクロスカップリング回路を利用した多段バッファリング回路1920において、デューティ比の劣化の補正ができる場合とできない場合の説明を行う。
ここで、多段バッファリング回路1920に、図20(a)のタイムチャートに示すような入力差動クロック信号IT2、IB2を入力する。この入力差動クロック信号IT2(正相)とIB2(逆相)が共に、ハイレベルが短く、ロウレベルが長いデューティ比の劣化を有している。このような入力差動クロック信号IT2、IB2が多段バッファリング回路1920に入力されると、CMOSインバータクロスカップリング回路1921が信号波形の立ち上がり、立ち下がりを鈍らせる。このため、図20(b)に示すような出力差動クロック信号OT、OBが多段バッファリング回路1920から出力される。この出力差動クロック信号OT、OBは、図20(b)からもわかるように、デューティ比の劣化が補正されている。また上記とは逆に、入力差動クロック信号IT2(正相)とIB2(逆相)が共に、ハイレベルが長く、ロウレベルが短いデューティ比の劣化を有している場合も同様に、多段バッファリング回路1920はデューティ比の劣化を補正する。
次に、多段バッファリング回路1920に、図21(a)のタイムチャートに示すような入力差動クロック信号IT2、IB2を入力する。この入力差動クロック信号IT2(正相)とIB2(逆相)は、IT2(正相)のハイレベルが短く、IB2(逆相)のロウレベルが長いデューティ比の劣化を有している。この場合、多段バッファリング回路1920は、入力差動クロック信号IT2、IB2に対して、デューティ比の劣化の補正は行えない。なぜなら、クロック信号IT2とクロック信号IB2は単に位相が反転しているだけなので、CMOSインバータクロスカップリング回路1921の両端にもクロック信号IT2とクロック信号IB2の位相の反転した信号が出力されるからである。よって、図21(b)に示すようなデューティ比の劣化したままの差動クロック信号OT、OBが多段バッファリング回路1920から出力される。また、IT2(正相)のハイレベルが長く、IB2(逆相)のロウレベルが短い入力差動クロック信号IT2、IB2に対しても、デューティ比の劣化の補正は行えない。
ここで、多段バッファリング回路1920に入力される入力差動クロック信号は、前述した差動バッファリング回路1510からの出力信号であるIT2、IB2である。もしここで、差動バッファリング回路1510にデューティ比の劣化した入力差動クロック信号IT1、IB1が入力されたり、差動バッファリング回路1510が入力オフセットを有している場合、デューティ比の劣化した、例えば図22に示すような差動信号を出力する。このようなデューティ比の劣化した差動信号は、CMOSレベルの差動クロック信号にすると、図21(a)に示すような、IT2(正相)のハイレベルが短く、IB2(逆相)のロウレベルが長いデューティ比の劣化したクロック信号となる。このため、多段バッファリング回路1920のような回路では、このような信号が入力された場合、出力されるクロック信号のデューティ比の劣化の補正ができない問題が生じる。
また、多段バッファリング回路1920のデューティ比の劣化の補正は、上述したようにCMOSインバータクロスカップリング回路1921により行われる。よって、CMOSインバータクロスカップリング回路1921が接続されているノード以降の回路に発生するデューティ比の劣化は補正されない。従って、CMOSインバータクロスカップリング回路1921は、多段バッファリング回路の後段に接続する方がデューティ比の劣化の補正効果が得られる。しかし、多段バッファリング回路の後段の回路は、サイズが大きくなっているため、後段に接続するCMOSインバータクロスカップリング回路1921も回路規模が大きくなる。また、それに伴う回路の消費電流も大きくなる問題が生じる。
また、多段バッファリング回路1920を構成するトランジスタの相対バラツキにより生じる出力差動クロック信号OT、OBのデューティ比の劣化も生じる。しかし、このデューティ比の劣化に対する補正も多段バッファリング回路1920では行えない。
また、特許文献2に、差動レシーバの差動出力へローパスフィルタを接続し、そのローパスフィルタの出力の差分を増幅して、前記差動レシーバの入力に帰還させデューティを補正する技術が開示されている。しかし、この技術では、補正用差動アンプを構成するトランジスタ等の素子にバラツキがあった場合、入力オフセットは補償できず、出力される差動信号のデューティ比が劣化してしまう問題がある。
米国特許5,621,340 特開平11−274902
従来技術のような多段バッファリング回路では、自身を構成するトランジスタのバラツキにより生じるデューティ比の劣化の補正や、例えば図21(a)に示すような、単に反転した入力差動クロック信号等のデューティ比の劣化の補正はされない。
本発明にかかる半導体回路によれば、入力差動信号が入力される差動入力部と、前記差動入力部に入力される電圧に応じて、出力差動信号を出力する差動信号出力端子と、前記差動信号出力端子から出力された信号の直流成分を抽出するローパスフィルタと、前記差動入力部に接続され前記ローパスフィルタが抽出した信号の直流成分に基づいて、抵抗値が設定される負荷抵抗部とを有するものである。
本発明にかかる半導体回路によれば、ローパスフィルタから抽出された差動信号出力端子からのデューティ比の劣化に応じた信号の直流電圧成分を、入力差動信号を入力する差動入力部に接続された負荷抵抗部にフィードバックする。このフィードバックされた直流電圧成分により、負荷抵抗部の抵抗値が設定されるようフィードバックループが構成される。よって、これらフィードバックループを構成する回路により、差動信号出力端子から出力される差動信号のデューティ比の劣化が補正される。
本発明によれば、自身の回路を構成するトランジスタのバラツキにより生じるデューティ比の劣化や従来の多段バッファリング回路ではできなかった単に反転した入力差動クロック信号のデューティ比の劣化を、簡単な回路構成で補正することができる。
<発明の実施の形態1>
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態1は、本発明を、多段バッファリング回路100に適用したものである。
図1に本実施の形態1にかかる多段バッファリング回路100の回路構成の一例を示す。多段バッファリング回路100は、CMOSインバータ回路110a、110bと、負荷抵抗部120a、120bと、CMOSインバータ回路130a、130bと、CMOSインバータ回路140a、140bと、ローパスフィルタ150と、CMOSインバータクロスカップリング回路160を有する。
CMOSインバータ回路110a、110bは、入力差動信号IT、IBを入力しバッファリングして差動信号PB、PTを出力する。
CMOSインバータ回路110aは、負荷トランジスタとしてのPMOSトランジスタP111aと、駆動トランジスタとしてのNMOSトランジスタN111aを有する。PMOSトランジスタP111aとNMOSトランジスタN111aのゲートには共に入力差動信号IT、IBの一方の信号IT(以下、ITとする)が入力される。また、PMOSトランジスタP111aのドレインとNMOSトランジスタN111aのドレインがノードA1で接続されている。よって、CMOSインバータ回路110aは、信号ITをバッファリングし、反転させた差動信号PT、PBの一方の信号PB(以下、PBとする)をノードA1へ出力する。
また、CMOSインバータ回路110bは、負荷トランジスタとしてのPMOSトランジスタP111bと、駆動トランジスタとしてのNMOSトランジスタN111bを有する。PMOSトランジスタP111bとNMOSトランジスタN111bのゲートには共に入力差動信号IT、IBの他方の信号IB(以下、IBとする)が入力される。また、PMOSトランジスタP111bのドレインとNMOSトランジスタN111bのドレインがノードA2で接続されている。よって、CMOSインバータ回路110bは、信号IBをバッファリングし、反転させた差動信号PT、PBの他方の信号PT(以下、PTとする)をノードA2へ出力する。
ここで、上述のCMOSインバータ回路110a、110bは、本発明で言うところの差動入力部として機能する。また、ノードA1、A2は本発明で言うところの差動出力端子として機能する。
負荷抵抗部120a、120bは、CMOSインバータ回路110aと110bに直列に接続される。負荷抵抗部120aは、PMOSトランジスタP121aとNMOSトランジスタN121aを有する。PMOSトランジスタP121aとNMOSトランジスタN121aのゲートには共にローパスフィルタ150から出力された直流信号RT、RBの一方の信号RB(以下、RBとする)が入力される。また、PMOSトランジスタP121aのソースが電源電圧端子に接続され、ドレインがPMOSトランジスタP111aのソースに接続される。NMOSトランジスタN121aのドレインがNMOSトランジスタN111aのソースに接続され、ソースが接地端子に接続される。
負荷抵抗部120bは、PMOSトランジスタP121bとNMOSトランジスタN121bを有する。PMOSトランジスタP121bとNMOSトランジスタN121bのゲートには共にローパスフィルタ150から出力された直流信号RT、RBの他方の信号RT(以下、RTとする)が入力される。また、PMOSトランジスタP121bのソースが電源電圧端子に接続され、ドレインがPMOSトランジスタP111bのソースに接続される。NMOSトランジスタN121bのドレインがNMOSトランジスタN111bのソースに接続され、ソースが接地端子に接続される。
CMOSインバータ回路130a、130bは、それぞれ差動信号PB、PTをバッファリングし、反転させて差動信号QT、QBとしてノードB1、B2へ出力する。
CMOSインバータ回路140a、140bは、それぞれ差動信号QT、QBをバッファリングし、反転させて差動信号OB、OTとしてノードC1、C2へ出力する。ここで、差動信号OB、OTは、多段バッファリング回路100の最終的な出力差動信号である。
ローパスフィルタ150は、差動信号OB、OTを入力し、それぞれの信号の直流成分である電圧信号RB、RTを負荷抵抗部120a、120bへ出力する。ローパスフィルタ150は、トランスファゲート151a、151bと、ゲート容量部152を構成するPMOSトランジスタP152a、P152bを有する。トランスファゲート151a、151bはこの2つで本発明でいうところの抵抗部であり、ゲート容量部152は本発明でいうところの容量部である。トランスファゲート151a、151bは、それぞれノードC1、D1、ノードC2、D2との間に接続される。ゲート容量部152を構成するPMOSトランジスタP152aは、ゲートをノードD2に、ソースとドレインをノードD1に接続される。また、ゲート容量部152を構成するPMOSトランジスタP152bは、ゲートをノードD1に、ソースとドレインをノードD2に接続される。
ここで、トランスファゲート151a、151bは、ローパスフィルタ150の抵抗素子として利用される。PMOSトランジスタP152a、P152bは、そのトランジスタのゲート容量をローパスフィルタ150の容量素子として利用される。つまり、トランスファゲート151a、151bの抵抗と、PMOSトランジスタP152a、P152bのゲート容量により、RCローパスフィルタを形成する。よって、ローパスフィルタ150は、多段バッファリング回路100の最終的な出力である差動信号OB、OTから抽出した直流成分の電圧を信号RB、RTとして出力することができる。
CMOSインバータクロスカップリング回路160は、CMOSインバータ161a、161bを有する。CMOSインバータ161aの入力とCMOSインバータ161bの出力がノードA1に接続されている。また、CMOSインバータ161aの出力とCMOSインバータ161bの入力がノードA2に接続されている。CMOSインバータクロスカップリング回路160は、ノードA1、A2に印加される差動信号PB、PTの波形の立ち上がり、立ち下がりを鈍らせる。
以下、図2に示す、図1の多段バッファリング回路100の波形図を基に、動作の説明を行う。図に示すCMOSレベルの入力差動信号IT、IBは、従来技術の図21(a)に示したようなIT(正相)のハイレベルが短く、IB(逆相)のロウレベルが長い差動クロック信号である。
まず、入力差動信号IT、IBは、多段バッファリング回路100の1段目のバッファ回路であるCMOSインバータ110a、110bのそれぞれに入力される。入力差動信号IT、IBは、それぞれCMOSインバータ110a、110bにバッファリングされ、反転されて差動信号PB、PTとなる。この差動信号PB、PTは、CMOSインバータクロスカップリング回路160により波形の立ち上がり、立ち下がり部分に鈍りを生じさせられる。その後、差動信号PB、PTは、それぞれ2段目のバッファ回路であるCMOSインバータ130a、130bに入力される。差動信号PB、PTは、それぞれCMOSインバータ130a、130bにバッファリングされ、反転されて差動信号QT、QBとなる。さらに、差動信号QT、QBは、それぞれ3段目のバッファ回路であるCMOSインバータ140a、140bに入力される。差動信号QT、QBは、それぞれCMOSインバータ140a、140bにバッファリングされ、反転されて出力差動信号OB、OTとなる。この出力差動信号OB、OTは、多段バッファリング回路100が最終的に出力する差動クロック信号となる。
さらに、出力差動信号OB、OTはそれぞれローパスフィルタ150により平滑化、即ち直流電圧成分を抽出され、直流電圧である信号RB、RTとして出力される。ここで、出力差動信号OB、OTにデューティ比の劣化があると、そのデューティ比の劣化の量に応じて、直流電圧である信号RB、RTの電位が上下する。
例えば、図2に示した入力差動信号IT、IBは上述したようにIT(正相)のハイレベルが短く、IB(逆相)のロウレベルが長い差動クロック信号であり、デューティ比が劣化している。よって、多段バッファリング回路100が最終的に出力する出力差動信号OB、OTもデューティ比の劣化した信号となっている。従って、図2に示すように、ローパスフィルタ150からの出力である信号OBを平滑化、即ち直流電圧成分を抽出した信号RBの方が、信号OTを平滑化、即ち直流電圧成分を抽出した信号RTよりも高い電位が出力される。
この信号RB、RTが、それぞれ1段目のバッファ回路であるCMOSインバータ110a、110bに接続される負荷抵抗部120a、120bへフィードバックされる。そして、信号RB、RTにより負荷抵抗部120a、120bは、それぞれ差動入力部110a、110bの入力のオフセットを調整する。よって、この調整により、信号ITの入力のオフセットが減少し、CMOSインバータ110aからの出力信号PBの電位が引き下げされ、信号IBの入力のオフセットが増加し、CMOSインバータ110bからの出力信号PTの電位が引き上げられる。これは、CMOSインバータ110a、110bのそれぞれの出力信号である差動信号PB、PTの振幅の大きさが上下に制御され、デューティ比の劣化が補正されることを意味する。その結果、2段目のバッファ回路のCMOSインバータ130a、130bのそれぞれの出力である差動信号QT、QBのデューティ比の劣化も補正される。また、3段目のバッファ回路のCMOSインバータ140a、140bのそれぞれの出力である差動信号OB、OTのデューティ比の劣化も補正される。
ここで、これら補正の効果は、多段バッファリング回路100の最終的な出力である出力差動信号OB、OTのそれぞれに応じた信号RB、RTを、1段目のCMOSインバータ110a、110bにフィードバックする構成となっている。このため、入力差動信号IT、IBにおけるデューティ比の劣化に対してだけでなく、CMOSインバータ130a、130b、CMOSインバータ140a、140bを構成するトランジスタの相対バラツキにより生じたデューティ比の劣化に対しても有効に作用する
例えば、デューティ比の劣化がない入力差動信号IT、IBが入力されるが、CMOSインバータ110a、110bから140a、140bを構成するトランジスタの相対バラツキにより、出力差動信号OB、OTのデューティ比の劣化が生じた場合を考える。この場合では、出力差動信号OB、OTからローパスフィルタ150が抽出する信号RB、RTがCMOSインバータ110a、110bから140a、140bにより生じたオフセットに応じて上下する。よって、CMOSインバータ110a、110bのそれぞれにフィードバックされる信号RB、RTが、それぞれ負荷抵抗部120a、120bに対し、このオフセットを削減するようCMOSインバータ110a、110bの入力のオフセットを制御する。
以上のことから、図21(a)に示すような、IT(正相)のハイレベルが短く、IB(逆相)のロウレベルが長いデューティ比の劣化した差動クロック信号(もしくはその逆)が入力された場合に補正効果のない従来技術に比べ、多段バッファリング回路100は出力信号に対するデューティ比の劣化の補正効果を有する。また、回路を構成するトランジスタの相対バラツキにより生じたデューティ比の劣化に補正効果のない従来技術に比べ、多段バッファリング回路100は出力信号に対するデューティ比の劣化の補正効果を有する。
さらに、本発明で追加される回路は、ローパスフィルタ150と負荷抵抗部120a、120bだけであり、回路規模の増加は少ない。さらに、ローパスフィルタ150や負荷抵抗部120a、120bによる消費電力の増加が殆ど無い等の利点も有する。
ここで、本実施の形態1にかかる多段バッファリング回路100のCMOSインバータクロスカップリング回路160を用いることによる効果を以下に説明する。またここで、本実施の形態の変形例として多段バッファリング回路300を図3に示す。また、この多段バッファリング回路300と多段バッファリング回路100を比較し、CMOSインバータクロスカップリング回路160を用いることによる効果の説明も行う。多段バッファリング回路300は、CMOSインバータクロスカップリング回路160をキャパシタC300a、C300bに置き換えた回路構成となっている。また、この多段バッファリング回路300の動作波形を図4に示す。
多段バッファリング回路100、300においてデューティ比の劣化の補正を行うために、CMOSインバータ110a、110bの出力信号PB、PTの電位を信号RB、RTに応じて上下させ、更にPB、PTの波形の立ち上がり、立ち下がり部分を時間方向に鈍らせデューティ比の劣化の補正を行っている。通常、波形の立ち上がり、立ち下がりの鈍りを作る回路として、図3の回路で用いられるようにキャパシタによるローパスフィルタが一般的である。よって、図3の多段バッファリング回路300では、容量素子としてキャパシタC300a、C300bを用い、ローパスフィルタの作用を利用して前述した波形の鈍りを作っている。
多段バッファリング回路100では、上述しているようにCMOSインバータクロスカップリング回路160により、前述した波形の鈍りを作っている。これは、例えば、ノードA1では、インバータ161a、161bのスレッシュホルド電圧までは、CMOSインバータクロスカップリング回路160が保持する電位と、インバータ110aからの出力とがバスファイトを起こし、PBの波形を鈍らせる。しかし、一旦インバータ161a、161bスレッシュホルド電圧を超えると、前記バスファイトがなくなり、PBの波形が急峻に立ち上がるか、もしくは立ち下がるようになる。これは、キャパシタを用いたローパスフィルタからなる波形の鈍りにはない特性である。またこれはノードA2においても同様である。
よって、図4の差動信号PT、PBの波形と、図2の差動信号PT、PBの波形を比較すると、図2の差動信号PT、PBの波形の方が図4の差動信号PT、PBの波形より振幅が大きく、次段のCMOSインバータ130a、130bのスレッシュホルド電圧、例えば、VDD/2付近の傾きが急峻である。
以上のことから、多段バッファリング回路100のほうが、多段バッファリング回路300より、波形のジッタが少なく安定して動作し、デューティ比の劣化の補正範囲も大きくすることができる。よって、多段バッファリング回路100の回路構成の方がより好ましいことがわかる。
一方、多段バッファリング回路300では、多段バッファリング回路100と比較して、回路動作の安定性やデューティ比の劣化の補正の効果は劣るが、キャパシタのみを配置すればよくCMOSインバータをクロスカップリングさせるような複雑な回路構成を用いない。このため、多段バッファリング回路の構成をシンプルにできるメリットを有する。
以下に、ローパスフィルタ150の別の構成例を図5、図6、図7に示す。図5に示すようにRCローパスフィルタのゲート容量部152を構成するPMOSトランジスタP152a、P152bのソースとドレインを接地端子に接続する構成としてもよい。また、図6に示すように、PMOSトランジスタで構成するゲート容量部152の代わりに容量素子C154を用いてもよい。また、図7に示すように、トランスファゲート151a、151bの代わりに、抵抗素子R155a、R155bを用いてもよい。また、ゲート容量部を構成するPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに置き換えてもかまわない。また、例えば、トランスファゲート151a、151bの代わりに抵抗素子R155a、R155bを、ゲート容量部152の代わりに容量素子C154を用いるように、上述した構成例を複数組み合わせて用いてもかまわない。
更に、1段目のCMOSインバータ110a、110bと負荷抵抗部120a、120bとの接続を図8から図14に示すような構成にしてもよい。
図1では、負荷抵抗部120a、120bがそれぞれCMOSインバータ110a、110bに対し直列に接続されているが、図8に示すように、負荷抵抗部120a、120bがCMOSインバータ110a、110bに対し並列に接続されていてもよい。つまり、負荷抵抗部120a、120bをそれぞれ構成するPMOSトランジスタP121a、P121bが、ノードA1、A2と電源電圧端子間に接続され、NMOSトランジスタN121a、N121bが、ノードA1、A2と接地端子間に接続される。この図8の回路構成では、図1の回路構成と同様の動作とデューティ比の劣化の補正効果を有する。しかし、図1の回路構成と比較して電源電圧端子と接地端子間のトランジスタの縦積み段数が少ないため、消費電流が増加する短所を有するが、低電源電圧でも動作させることができる。
図9では、負荷抵抗部120a、120bをそれぞれNMOSトランジスタN121a、N121bのみで構成し、CMOSインバータ110a、110bと接地端子間に直列に接続している。図10では、負荷抵抗部120a、120bをそれぞれPMOSトランジスタP121a、P121bのみで構成し、CMOSインバータ110a、110bと電源電圧端子間に直列に接続している。図11では、負荷抵抗部120a、120bをそれぞれNMOSトランジスタN121a、N121bのみで構成し、CMOSインバータ110a、110bの出力であるノードA1、A2と接地端子間に接続している。図12では、負荷抵抗部120a、120bをそれぞれPMOSトランジスタP121a、P121bのみで構成し、CMOSインバータ110a、110bの出力であるノードA1、A2と電源電圧端子間に接続している。また、図13に示すように、図10と図11の回路を複数組み合わせた構成としてもよい。
また、CMOSインバータ110a、110bが1対の入力差動信号IT、IBを入力するだけでなく、複数の差動信号を入力するものであってもよい。例えば、図14に示すように、入力差動信号I1T、I1BがそれぞれCMOSインバータ110a1、110b1に、入力差動信号I2T、I2BがそれぞれCMOSインバータ110a2、110b2に入力されよう構成されてもよい。そして、制御信号S1、S2によりトランジスタP1400a1、P1400b1、P1400a2、P1400b2、N1400a1、N1400b1、N1400a2、N1400b2のオン、オフを切り替えることにより、前記2つの入力差動信号の一方をセレクトするよう制御される回路構成であってもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図1に示したようなCMOSインバータ110a、110b、130a、130b、140a、140bが接続された3段構成ではなく、CMOSインバータ110a、110bの1段のみ、もしくはCMOSインバータが3段以上の奇数の多段構成になるようにしてもよい。このような多段構成にすると、入力差動クロック信号が更に小振幅である場合や更に大きな出力負荷を駆動する場合に対応することができる。また、回路を構成するトランジスタの導電型を逆になるよう構成してもよい。
実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の動作波形を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の別の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の別の構成の動作波形を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路のローパスフィルタの別の回路構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路のローパスフィルタの別の回路構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路のローパスフィルタの別の回路構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 実施の形態1にかかる多段バッファリング回路の一段目のCMOSインバータと負荷抵抗部の別の接続構成を示す図である。 従来技術にかかる半導体回路の概略の回路構成を示す図である。 従来技術にかかる半導体回路の差動アンプの回路構成を示す図である。 従来技術にかかる半導体回路の差動アンプの回路構成を示す図である。 通常のCMOSインバータの構成を示す図である。 従来技術にかかる多段バッファリング回路の概略の構成を示す図である。 従来技術にかかる多段バッファリング回路の入出力差動クロック信号を示す図である。 従来技術にかかる多段バッファリング回路の入出力差動クロック信号を示す図である。 従来技術にかかる半導体回路の差動アンプから出力される差動信号を示す図である。
符号の説明
100、300 多段バッファリング回路
110a、110b、130a、130b、140a、140b、161a、161b CMOSインバータ
120a、120b 負荷抵抗部
150 ローパスフィルタ
160 CMOSインバータクロスカップリング回路
151a、151b トランスファゲート
152 ゲート容量部
N111a、N111b、N121a、N121b NMOSトランジスタ
P111a、P111b、P121a、P121b、P152a、P152b PMOSトランジスタ
A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2 ノード

Claims (14)

  1. 入力差動信号が入力される差動入力部と、
    前記差動入力部に入力される電圧に応じて、出力差動信号を出力する差動信号出力端子と、
    前記差動信号出力端子から出力された信号の直流成分を抽出するローパスフィルタと、
    前記差動入力部に接続され前記ローパスフィルタが抽出した信号の直流成分に基づいて、抵抗値が設定される負荷抵抗部と、を備え、
    前記ローパスフィルタは、抵抗部と容量部を備え、
    前記抵抗部は第1のトランスファゲートと第2のトランスファゲートからなり、また、前記容量部は第1のトランジスタのゲート容量と第2のトランジスタのゲート容量からなり、
    前記第1のトランスファゲートの一方の端子は前記差動信号出力端子から出力される差動信号のうち一方の差動信号が入力され、他方の端子は第1のノードと接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインおよびソースは、前記第1のノードと接続され、ゲートは第2のノードと接続され、
    前記第2のトランスファゲートの一方の端子は、前記差動信号出力端子から出力される差動信号のうち他方の差動信号が入力され、他方の端子は、前記第2のノードと接続され、
    前記第2のトランジスタのドレインおよびソースは、前記第2のノードと接続され、ゲートは前記第1のノードと接続される
    半導体回路。
  2. 入力差動信号が入力される差動入力部と、
    前記差動入力部に入力される電圧に応じて、出力差動信号を出力する差動信号出力端子と、
    前記差動信号出力端子から出力された信号の直流成分を抽出するローパスフィルタと、
    前記差動入力部に接続され前記ローパスフィルタが抽出した信号の直流成分に基づいて、抵抗値が設定される負荷抵抗部と、を備え、
    前記ローパスフィルタは、抵抗部と容量部を備え、
    前記抵抗部は第1のトランスファゲートと第2のトランスファゲートからなり、また、前記容量部は第1のトランジスタのゲート容量と第2のトランジスタのゲート容量からなり、
    前記第1のトランスファゲートの一方の端子は、前記差動信号出力端子から出力される差動信号のうち一方の差動信号が入力され、他方の端子は、第1のノードと接続され、
    前記第1のトランジスタのドレインおよびソースは、接地端子と接続され、ゲートは第1のノードと接続され、
    前記第2のトランスファゲートの一方の端子は、前記差動信号出力端子から出力される差動信号のうち他方の差動信号が入力され、他方の端子は、第2のノードと接続され、
    前記第2のトランジスタのドレインおよびソースは、接地端子と接続され、ゲートは前記第2のノードと接続される
    半導体回路。
  3. 前記差動信号出力端子には、クロスカップリングされたCMOSインバータが接続される請求項1または請求項2に記載の半導体回路。
  4. 前記差動信号出力端子と、前記ローパスフィルタとの間にバッファが複数段接続される
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の半導体回路。
  5. 前記負荷抵抗部は、前記差動入力部に対し直列に接続される
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の半導体回路。
  6. 前記負荷抵抗部は、前記差動入力部に対し並列に接続される
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の半導体回路。
  7. 前記差動入力部は、1対のCMOSインバータからなる
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の半導体回路。
  8. 前記差動入力部のCMOSインバータは、直列接続された第3のトランジスタと第4のトランジスタとを有し
    前記差動信号出力端子が、前記第3のトランジスタ前記第4のトランジスタとの間に配置される
    請求項7に記載の半導体回路。
  9. 前記負荷抵抗部は、第5のトランジスタ第6のトランジスタとを有し、
    前記第5のトランジスタは、接地端子と前記第3のトランジスタとの間に接続され、
    前記第6のトランジスタは、電源電圧端子と前記第4のトランジスタとの間に接続される
    請求項8に記載の半導体回路。
  10. 前記負荷抵抗部は、第5のトランジスタを有し、
    前記第5のトランジスタは、接地端子と前記第3のトランジスタとの間に接続される
    請求項8に記載の半導体回路。
  11. 前記負荷抵抗部は、第6のトランジスタを有し、
    前記第6のトランジスタは、電源電圧端子と前記第4のトランジスタとの間に接続される
    請求項8に記載の半導体回路。
  12. 前記負荷抵抗部は、第5のトランジスタ第6のトランジスタとを有し、
    前記第6のトランジスタは、電源電圧端子と前記差動信号出力端子との間に接続され、
    前記第5のトランジスタは、接地端子と前記差動信号出力端子との間に接続される
    請求項8に記載の半導体回路。
  13. 前記負荷抵抗部は、第5のトランジスタを有し、
    前記第5のトランジスタは、接地端子と前記差動信号出力端子との間に接続される
    請求項8に記載の半導体回路。
  14. 前記負荷抵抗部は、第6のトランジスタを有し、
    前記第6のトランジスタは、電源電圧端子と前記差動信号出力端子との間に接続される
    請求項8に記載の半導体回路。
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