JP4409676B2 - 情報記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュメモリをケースに収納したメモリスティックと呼ばれているIC記録メディア、光磁気ディスクをカートリッジに収納したMD(ミニディスク)、磁気ディスクをカートリッジに収納したFD(フロッピィディスク)、或いは光ディスクをカートリッジに収納したディスク記録媒体その他の情報記録媒体に関し、特に、ケースやカートリッジ等の外装ケースの表面に設けた凹部に識別突起を設け、この識別突起を指で触ることによって触覚で種類の違いや記憶容量の違い等を識別できるようにした情報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、情報記録媒体を用いて情報信号の記録及び/又は再生を行う装置としては、例えば、カメラ一体型ビデオテープレコーダ(以下「カメラ一体型VTR」という。)が知られている。このカメラ一体型VTRには、一般に、情報記録媒体としてカセットテープが使用されている。このカセットテープの磁気テープに人物や風景等を撮影した映像を情報信号として記録することにより、その映像情報を家庭等で再生して楽しむことができる。
【0003】
このようなカメラ一体型VTRにおいても他の電子機器等と同様に、新たな機能の付加や、撮影時間の長期化等のように機能の拡充、性能の向上が図られている。例えば、本願特許出願人は、先に、従来のカメラ一体型VTRにデジタルスチルカメラの機能を付加し、カセットテープによる動画の記録に加えて、新たな情報記録媒体にデジタルスチルカメラ感覚で静止画を記録できるようにしたカメラ一体型VTRを開発して市場に提供している。
【0004】
この新たな情報記録媒体として特許出願人は、一般に「メモリスティック」と呼ばれているIC記録メディアを新たに開発した。このIC記録メディアは、フラッシュメモリを情報記録部として外装ケースに収納したもので、図10に示すような外観形状を備えている。
【0005】
即ち、IC記録メディア1は、略長方形をなす薄くて偏平な外装ケース2を有し、この外装ケース2の内部に記憶容量の大きなメモリが収納されている。この外装ケース2のカメラ一体型VTRへの挿入方向前側となる先部2aの略中央部には、多数のコネクタピンを一面側に露出させた端子接続部3が設けられている。この端子接続部3のコネクタピンは、カメラ一体型VTRへの挿入時、挿入方向前側から入り込む記録再生装置側の端子に電気的に接続される。この端子接続部3の一側には、記録再生装置に対するIC記録メディア1の誤挿入を防止するための切欠き部4が設けられている。
【0006】
また、外装ケース2の端子接続部3の後方には、既に記録された情報の誤消去を防止するための誤消去防止機構のスライドスイッチ5が配置されている。このスライドスイッチ5の表面は、外装ケース2の表面と略同一平面となるよう凹部内に設定されており、これにより外装ケース2の表面から突出した部分ができないように考慮されている。この外装ケース2の両側面部には、IC記録メディア1の位置決め等を目的とした凹欠部6a,6bが設けられている。
【0007】
この外装ケース2の挿入方向後側の把持部となる基部2bには、ラベル7を貼付するためのラベルエリアであるラベル貼付用凹部8が設けられている。このラベル貼付用凹部8内にラベル7を貼付することにより、ラベル7の表面が外装ケース2の表面以下となるようにして、ラベル7表面が外側へ突出するのを防止している。このラベル貼付用凹部8は、スライドスイッチ5を設けた面である裏面の後部から背面部を経て表面まで連続されており、その表面では先部2aの近傍まで延在されて大きな貼付面が確保されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなIC記録メディア1においては、このIC記録メディア1が媒体挿入口から出し入れされて記録再生装置に対して着脱可能に装着される構成となっているため、IC記録メディア1の表面に凹部を設けることは問題ないが、凸部等の突出した部分があるのは好ましくない。そのような突出した部分がIC記録メディア1にあると、記録再生装置に対してIC記録メディア1を出し入れする際に突出した部分が引っ掛かって出し入れができなくなる恐れがあるからである。そのため、IC記録メディア1には、端子接続部3のための溝やスライドスイッチ5を収容するための穴、或いはラベル7を貼付するためのラベルエリア等の凹部は設けられているが、外装ケース2の表面から突出した部分となるような凸部は設けられていない。
【0009】
一方、IC記録メディア1を視覚で認識できる場合には、視覚によってIC記録メディア1の形状、模様、色彩等が明らかに認識できるために、他の種類の情報記録媒体との判別や、同種類の情報記録媒体間における相違点(例えば、記憶容量の大小、所定の認可の有無等)等の判別は比較的容易に行うことができる。しかしながら、目の不自由な人の場合には、このような情報記録媒体の判別や相違点の認識等は視覚によって行うことができないために、他の感覚で認識するようにしており、そのために触覚が用いられている。一般に、物を認識するための触覚には指の腹の部分が使用されており、指の腹で凸部又は凹部の有無を認識して、例えば、点字の読み書きやエレベータの階層ボタンの階層認識等を行っている。
【0010】
ところが、上述したIC記録メディア1の場合には、薄くて小さなカード状の機器であるため、物品を識別するための高い突起や深い穴を外装ケース2に設けることができなかった。そのため、これまでは触覚によるIC記録メディア1の判別は行われておらず、そのための手段もIC記録メディア1には設けられていなかった。
【0011】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、目の不自由な人であっても情報記録媒体の凹部内に設けた識別突起とその識別突起との間に0.8mm以上の間隔を有する当該凹部の縁を指先で同時に触ることにより、その情報記録媒体が著作権対応製品であるか否かを判別して著作権対応製品であることを容易に認識できるようにすることにより、上記課題を解決することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題等を解決し、上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の情報記録媒体は、媒体挿入口から出し入れされて記録及び/又は再生装置に対して着脱自在に装着されるカード状の情報記録媒体であって、この情報記録媒体は、情報が記録される情報記録部と、この情報記録部が収納される外装ケースとを備え、外装ケースは、重ね合わされた上ケースと下ケースを有し、この外装ケースには、上ケースの前部の近傍から始まり、所定の幅をもって真っ直ぐ後方に延在され、背面を通過して下ケースの後部に至る連続した凹部であって、ラベルが貼付されると共に把持部となるラベル貼付用凹部が設けられ、下ケース後部のラベル貼付用凹部内には、この情報記録媒体を著作権対応製品ではない情報記録媒体と識別するための識別突起が設けられ、識別突起は、下ケースの後部に形成されるラベル貼付用凹部の前端部の近傍に設けられ、ラベル貼付用凹部の深さ以下の高さであって、把持部を把持するときの指先の触覚によって認識できる縁を有する柱体として形成され、ラベル貼付用凹部の縁との間に0.8mm以上の間隔をあけて設けられると共に上面の直径が2.0mmであることを特徴としている。
【0016】
上述のように構成したことにより、本発明の情報記録媒体では、カード状の情報記録媒体であって、情報記録部が収納される外装ケースは上ケースと下ケースを有し、外装ケースにはラベルが貼付されると共に把持部となるラベル貼付用凹部が設けられ、下ケース後部のラベル貼付用凹部内には、この情報記録媒体が著作権対応製品であるか否かを判別する識別突起を設け、この識別突起は、ラベル貼付用凹部の縁との間に0.8mm以上の間隔をあけて設けられると共に、ラベル貼付用凹部の深さ以下の高さであって、指先の触覚によって認識できる上面の直径が2.0mmの柱体としたため、目の不自由な人であっても情報記録媒体のラベル貼付用凹部内に設けた識別突起とその凹部の縁を指先で同時に触ることにより、その情報記録媒体が著作権対応製品かどうかを容易に判別することができる。しかも、既製品の外形を変えることなく、指の触覚による判別を可能とすることができる。
【0017】
本発明の情報記録媒体では、凹部の縁との間に0.8mm以上の間隔をあけて識別突起を設けることにより、この識別突起を凹部の縁に形成されたバリ等と間違えることなく容易に認識することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1〜図9は、本発明の実施の一例を示すもので、一般に「メモリスティック」と呼ばれているIC記録メディアに適用したものである。即ち、図1は本発明のIC記録メディアの一実施例を裏面先部側から見た斜視図、図2は同じく底面図、図3は同じく平面図、図4は図1のIC記録メディアに係る上ケースの底面図、図5は同じく下ケースの平面図、図6A,Bは識別突起と凹部の縁との間隔と指の腹の触覚との関係を説明する説明図、図7A〜Cは識別突起と凹部の縁との間隔と識別突起の数との関係を説明する説明図、図8A〜Dは識別突起の形状の例を示す説明図、図9は本発明のIC記録メディアの使用状態の一例を示す斜視図である。
【0021】
図1〜図3に示すように、情報記録媒体の一具体例を示すIC記録メディア(メモリスティック)11は、薄くて偏平な直方体の筐体からなる外装ケース12を有している。この外装ケース12の内部に、情報が記録される情報記録部である記憶容量の大きなフラッシュメモリが収納されている。この情報記録部としては、フラッシュメモリ等のICメモリに限定されるものではなく、コアメモリやワイヤメモリその他のメモリをも適用することができるものである。
【0022】
外装ケース12は、上下方向に重ね合わされて一体化される一対の上ケース13と下ケース14とから構成されている。上ケース13は、図3及び図4に示すように、略長方形をなす上面部13aと、この上面部13aの長辺側の二辺に連続する左右の側壁部13b,13cと、上面部13aの短辺側の一辺に連続する後壁部13dとを有している。左右の側壁部13b,13c及び後壁部13dは、上面部13aの下面から下方へ突出するように形成されており、前面には開口部が設けられている。一方の側壁部13bの前面側は内側に入り込んだ曲面形状とされており、これによりガイド15の一部をなす上ガイド部15aが形成されている。
【0023】
また、上ケース13の左右の側壁部13b,13cの端面には、長手方向に連続する接合用の突条部16a,16bがそれぞれ設けられている。各突条部16a,16bの後壁部13d側の端部は互いに内側に延在され、後壁部13dの端面に連続するように設けられている。更に、上ケース13の上ガイド部15aの近傍には、下ケース14との間の位置決めをなす位置決め凸部17が設けられている。この位置決め凸部17は、外向きに開口された半円形の断面を有する半円筒体からなり、この位置決め凸部17の外側に平面形状がU字状をなす空間部18が設けられている。この空間部18を形成するため一方の側壁部13bには、切欠きが設けられている。他方の側壁部13cの長手方向中途部には嵌合溝19が設けられている。
【0024】
この上ケース13の上面には、メモリに記録されている情報の内容、その他の事項を任意に書き込むことができるラベルを貼付するためのラベル貼付用凹部20が設けられている。このラベル貼付用凹部20は、外装ケース12の表面から突出した部分を作らないために設けた凹部の一具体例を示すものである。このラベル貼付用凹部20の深さは、この実施例では0.175mmに設定されている。従って、ここに貼付されるラベルの厚みは、0.175mm以下である。
【0025】
このラベル貼付用凹部20は、図3に示すように、所定の幅をもって上ケース13の前面の近傍まで延在されている。このラベル貼付用凹部20の後側は、後方に真っ直ぐ延在されて後壁部13dまで連続させて形成されている。この上ケース13の上面の前部には、記録再生装置に対するIC記録メディア11の挿入方向を現す矢印21aと、内蔵されたフラッシュメモリの記憶容量を現す文字21bとが表示されている。
【0026】
下ケース14は、図1、図2及び図5に示すように、略長方形をなす下面部14aと、この下面部14aの長手方向一方の短辺側の一辺に連続する前面部14bと、長辺側の二辺に連続する左右の側壁部14c,14dと、下面部14aの短辺側の他の一辺に連続する後壁部14eとを有している。左右の側壁部14c,14d及び後壁部14eは、下面部14aの上面から上方へ突出するように形成されている。一方の側壁部14cの前部から前面部14bの一側に渡る部分は内側に入り込んだ曲面形状とされており、これによりガイド15の残部をなす下ガイド部15bが形成されている。この下ガイド部15bの上に上ガイド部15aを重ね合わせることにより、共通の曲面を有するガイド15が構成される。このガイド15は、電子機器に対するIC記録メディア11の誤挿入を防止するためのものである。
【0027】
下ケース14の前面部14bには、上ケース13の前面開口部を閉じる蓋体部22と、IC記録メディア11を電子機器に接続するための接続部23とが設けられている。蓋体部22は下ケース14の幅方向に延在されていて、その内側に接続部23が設定されている。図1に示すように、接続部23は上面及び前面に開口されていると共に、複数の仕切り片24によって幅方向に略等間隔に仕切られている。これら仕切り片24で仕切られた各区分には、それぞれコネクタピン25が配置されている。従って、複数のコネクタピン25は横並びに配置されていて、それぞれの先端部が仕切り片24間から露出されている。
【0028】
これらのコネクタピン25は、IC記録メディア11を電子機器に装着した際に、前方から挿入される機器本体側の端子とそれぞれ個別に接続される。この機器本体側の端子との接続を容易にするため、下ケース14の前面部の先端角部には、それぞれ面取り26が設けられている。更に、各仕切り片24の先端角部にも同様に面取りが設けられている。
【0029】
図5に示すように、複数の仕切り片24のうち、幅方向両端に位置する仕切り片24,24の後方には、一対の位置決めピン27,27が設けられている。これら一対の位置決めピン27,27には、図示しないプリント配線基板に設けられる一対の位置決め穴が係合される。これら位置決めピンと位置決め穴との係合により、プリント配線基板が下ケース14の所定位置に位置決めされて外装ケース12内に収納される。このプリント配線基板にはメモリその他の電子部品が搭載されており、このメモリ等を含む電気回路に上述した複数のコネクタピン25が電気的に接続されている。
【0030】
更に、プリント配線基板には、メモリに記録された情報の誤消去を防止するための誤消去防止装置が搭載されている。この誤消去防止装置に対応させて、図5に示すように、下ケース14の下面部14aには操作窓28が設けられている。この操作窓28には、図1及び図2に示すように、誤消去防止装置のスライドスイッチ29が下ケース14の幅方向へスライド可能に収納されている。このスライドスイッチ29を図示の矢印方向へスライドすることにより、誤消去防止装置が働いてメモリへの新たな情報の記録(書込み)が防止される(図1の状態)。一方、スライドスイッチ29を図示の矢印方向と反対方向へ移動することにより、誤消去防止機能が解除されてメモリへの新たな情報の記録が可能となる(図2の状態)。
【0031】
また、下ケース13の前面部14bの一側には、前方及び側方に開口した切欠き部30が設けられている。この切欠き部30は、IC記録メディア11を電子機器に設けた記録媒体収納部の所定位置に位置決めするためのものである。IC記録メディア11が正常な状態で記録媒体収納部に収納されたときには、記録媒体収納部の凸部が切欠き部30に係合され、これによりIC記録メディア11の位置決めが行われる。一方、例えば、IC記録メディア11の表裏面を逆にして誤挿入したときには、記録媒体収納部の凸部が外装ケース12の先端部に当接することにより、所定位置までの挿入が防止される。
【0032】
図5に示すように、下ケース14の一方の側壁部14cの下ガイド部15bの近傍にはU字状の凹欠部31が設けられ、他方の側壁部14dの長手方向中途部には、直方体状の凹欠部32を形成する枠体部33が設けられている。枠体部33は、図1に示すように、下面側と側面側とをあけて他の四面を囲うように形成されており、これにより下面側と側面側とに開口した凹欠部32が形成されている。凹欠部31の内側には、その底部を半円状に囲う溝部34が設けられている。
【0033】
この下ケース14の溝部34に上ケース13の半円筒状の位置決め凸部17を嵌合すると共に、枠体部33に嵌合溝19を嵌合することにより、上下のケース13,14が互いに重ね合わされる。このように重ね合わされた上下のケース13,14に、例えば、超音波を加えて接合面の突条部16a,16bを融解する。そして、溶けた部分を接着剤として上下のケース13,14を接合することにより、外装ケース12を一体に構成することができる。
【0034】
尚、上下ケース13,14の接合手段としては、この熱溶着手段に限定されるものではなく、例えば、突条部16a,16bを廃止して接合面に接着剤を塗布し、この接着剤の接着力で上下ケース13,14を一体に接合する構成としてもよい。更に、接着剤を用いることなく、止めネジ等の固着手段を用いて上下ケース13,14を着脱可能に組み合わせる構成とすることもできる。
【0035】
この下ケース14の下面には、上ケース13のラベル貼付用凹部20に連続するラベル貼付用凹部35が設けられている。このラベル貼付用凹部35は、同じく外装ケース12の表面から突出した部分を作らないために設けた凹部の一具体例を示すもので、ラベル貼付用凹部20と同様の深さに設定されている。このラベル貼付用凹部35は、図1及び図2に示すように、所定の幅をもって下ケース14の後部に適当な領域を占めるように形成されている。
【0036】
このラベル貼付用凹部35の前端縁の近傍には、このIC記録メディア11を他の種類の記録メディア(例えば、異なるメモリを使用した製品、記録容量の異なる製品、異なる製造メーカーの製品等)と識別するための識別突起40が設けられている。この識別突起40は、ラベル貼付用凹部35の深さ以下の高さであって、人の触覚によって認識できるように形成する。
【0037】
ここでいう「触覚によって認識できる」とは、人が識別突起40を触ったときに、その識別突起40の存在を触覚によって認識できる場合をいう。ここで、人の皮膚感覚について説明する。「日本人のからだ 健康・身体データ集」(朝倉書店発行、著者:鈴木隆雄)によれば、「9.2 皮膚感覚」において、皮膚、粘膜には(体性感覚のうち)表面感覚に関係する触点、温点、冷点、痛点というような感覚点(受容器)が分布している。このような感覚点の平均密度は、それぞれ痛点130/cm2 、触点25/cm2 、温点1.5/cm2 、冷点13/cm2 であり、痛点の密度が最も大きい。分布は、手掌よりもむしろ前腕や大腿などで密度が高い。
【0038】
このうち、人が触って高さを感じることができる感覚点は痛点と触点である。従って、これに使用される感覚点の総数は、痛点130/cm2と触点25/cm2とを合計した155/cm2である。これの平均ピッチを取ると、
10mm×155 −1/2 ≒0.803mm
である。従って、0.8mmの間隔で痛点又は触点が存在することになる。このような人の皮膚感覚を前提として、次のような条件を満足する場合に、触覚によって識別突起の存在を認識することができる。
【0039】
条件1は、識別突起40の高さについてである。図6Aに示すように、識別突起40の高さhは、ラベル貼付用凹部35の深さH以下(h≦H)となるようにする。具体的には、ラベル貼付用凹部35の深さH=0.175mmに対して、識別突起40の高さhは、0.15mmとしている。この程度の高さであれば、人が手で識別突起40を触った場合に、その頂面の縁を通じて識別突起40の存在を認識することができる。この識別突起40の高さの最低値は、識別突起40を触った場合に、それを識別突起と認識できる最小値まで適用することができる。
【0040】
条件2は、識別突起40の大きさ及び形状についてである。識別突起40の大きさは、平面形状が円形である場合には、その直径Dが0.8mm以上である必要があり、最も好ましい値はD=2.0mmである。識別突起40の直径Dが2.0mmである場合、その面積内には9個の痛点又は触点が存在するため、その識別突起40の存在を確実に認識することができる。識別突起40の平面形状としては、代表的形状として円形を上げることができる(図2等)が、図8A〜Dに示すような形状を適用することもできる。
【0041】
図8Aに示す識別突起40Aは四角形、図8Bに示す識別突起40Bは三角形、図8Cに示す識別突起40Cは楕円形、図8Dに示す識別突起40Dは星形である。しかしながら、これら以外の形状であっても、識別突起40の平面形状として各種の形状(例えば六角形、八角形等)を適用することができることは勿論である。
【0042】
条件3は、識別突起40の設定位置についてである。識別突起40は、ラベル貼付用凹部35の縁から所定の距離Sを離して設ける必要がある。これは、図6Bに示すように、識別突起40がラベル貼付用凹部35の縁に近すぎると、触覚による認識ではバリと錯覚してしまい、識別突起40として認識できないからである。この識別突起40をラベル貼付用凹部35の縁から離間させるべき距離Sは、0.8mm以上である必要がある。この0.8mmという値は、上述した人の皮膚感覚から得られたものであり、図6Aに示すように、距離Sとして好ましい値は1.0mmである。
【0043】
この離間させるべき距離Sが0.8mm以上であれば、その値は問われるものではない。この離間させるべき距離S=0.8mm以上は、図8A〜Dに示す形状の識別突起40A〜Dの場合にも、同様に適用されるものである。このような識別突起40をラベル貼付用凹部35に設けることにより、このIC記録メディア11と識別突起40のない情報記録媒体とを視覚によって判別することができる。これにより、目の不自由な人によるIC記録メディア11の判別が可能となり、この種の記録メディアの利用範囲を拡大することができる。
【0044】
この識別突起40による判別は、次のような場合にも用いることができる。例えば、識別突起の有無によって著作権に対応した製品であるか否かを判別することができる。即ち、一定のIC記録メディア11に識別突起40を使用することにより、その製品が著作権者の承諾を得て使用可能な製品であることを表示することができる。
【0045】
また、図7A〜Cに示すように、識別突起40の2個以上を所定間隔離して並べて設けることにより、この識別突起40の数に意味を持たせて他の情報記録媒体との識別機能を発揮させることができる。例えば、識別突起40の数で記憶容量の大きさを表現し、IC記録メディア11の記録容量の違いを表示することができる。具体的には、図1及び図2に示すように、識別突起40が1個の場合には記憶容量が4MB(メガバイト)であることを現すものとする。そして、図7Aに示すように識別突起40が2個の場合には記憶容量は8MB、図7Bに示すように識別突起40が3個の場合には記憶容量は16MB、図7Cに示すように識別突起40が4個の場合には記憶容量が32MBであるものとする。
【0046】
この場合、1の識別突起40と隣合う識別突起40との間の間隔Tは、ラベル貼付用凹部35の縁と識別突起40との間の間隔Sと等しい(T=S)か、又は間隔Tが間隔Sよりも大きくなるよう(T>S)に設定する。間隔Tが間隔Sよりも狭くなると、2つの突起が接近しすぎて1個の突起と間違えるおそれがあるからである。
【0047】
上述した識別突起40は、図3において二点鎖線で示すように、上ケース13のラベル貼付用凹部20に設けることもできる。識別突起40aは、ラベル貼付用凹部20の前側の縁の近傍に設けたもので、その縁との間に間隔Sが設定されている。また、識別突起40bは、ラベル貼付用凹部20の上側の縁の近傍に設けたもので、識別突起40cは、ラベル貼付用凹部20の下側の縁の近傍に設けたものである。これら縁と識別突起40b,40cとの間には、同様に間隔Sが設定されている。
【0048】
かくして、識別突起40の有無及びその数を知ることにより、例えば、次のようなことを判別することができる。まず、識別突起40の有無によってそのIC記録メディア11が、著作権対応製品(著作権者の承諾済で使用が可能な製品)であるか否かを判別することができる。このとき、識別突起40が有る場合には、そのIC記録メディア11が著作権対応製品であるのを知ることができる。次に、識別突起40の数を見ることにより、その識別突起40の数が1個である場合には記憶容量が4MBであるのを知ることができる。これにより、目の不自由な人にとっては、IC記録メディア11を持って識別突起40に触れてその有無を確認すると共にその識別突起40の数を数えることにより、視覚によることなく触覚のみで、上述した判別を行うことができる。
【0049】
上述した外装ケース12の材質としては、例えば、エンジニアリングプラスチックが好適である。しかしながら、外装ケース12の材質としては、ステンレス鋼板その他の金属を用いることもできる。
【0050】
このような構成を有するIC記録メディア11は、例えば、図9に示すようなカメラ一体型VTR50に使用することができる。このカメラ一体型VTR50は記録及び/又は再生装置の一具体例を示すもので、2種類の情報記録媒体を同時に使用することができる構成とされている。即ち、情報記録媒体の1つはIC記録メディア11であり、他の1つは画像情報を記録するために使用されるテープカセットである。
【0051】
図9に示すように、カメラ一体型VTR50は、機器本体51と、この機器本体51の開口部を開閉すると共に機器本体51の一部をなす機器蓋体52と、機器本体51に姿勢変更自在に取り付けられた表示装置としての液晶モニタ53等を備えて構成されている。機器本体51は縦長とされた略長方形をなす筐体からなり、主として、機器本体51の上部にカメラブロックが収納され、その下部にVTRブロックが収納されている。
【0052】
機器本体51の上部にはカメラブロックのレンズ部が配置され、このレンズ部の一端は対物レンズとされて機器本体51の幅方向の一面側に露出されている。この機器本体51の幅方向の他面側には、カラービューファインダ55が側方へ突出するように取り付けられている。機器本体51の上面には、マイクロホン56とアクセサリーシュー57とが取り付けられている。更に、機器本体51の上部の厚み方向の一側にはモニタ用凹部58が設けられている。このモニタ用凹部58の対物レンズ側には、液晶モニタ53を姿勢変更可能に支持するための上下一対のモニタ支持部59,59が設けられている。
【0053】
この一対のモニタ支持部59,59には連結部材60が両端支持されており、これにより、連結部材60が機器本体51に対して水平方向へ回動自在とされている。この連結部材60にはモニタホルダ61が片持ち状に軸支持されており、このモニタホルダ61に液晶モニタ53が装着されている。従って、液晶モニタ53は、モニタホルダ61を介して連結部材60に対して上下方向へ回動自在とされている。これらモニタホルダ61と連結部材60及び連結部材60と機器本体51との結合関係により、液晶モニタ53が上下方向及び左右方向へ自在に姿勢変更可能とされている。
【0054】
モニタホルダ61の下部には爪受け部61aが設けられており、この爪受け部61aにロック機構のロック爪62を係合させることにより、液晶モニタ53をモニタ用凹部58内に収納した状態でモニタホルダ61がロックされる。ロック爪62によるロック及びその解除動作は、機器本体51に保持されたロック解除ボタン63を操作することによって行われる。機器本体51のロック爪62の下部には、バッテリー収納部64が設けられている。このバッテリー収納部64には、充電して繰り返し使用することができるバッテリーパック65が着脱可能に装着されている。更に、機器本体51のバッテリー収納部64の側方にはスピーカ用穴66が開口されており、このスピーカ用穴66の内側にスピーカが内蔵されている。
【0055】
この機器本体51の下部には、図示しないが、VTRブロックのメカデッキ部が内蔵されている。このメカデッキ部の上面及び正面を露出させるため機器本体51の下部には開口部が設けられており、この開口部が機器蓋体52によって開閉自在とされている。メカデッキ部にはVTR回路部が取り付けられており、そのメカデッキ部がフレーム部である機器本体51の内面に固定されている。このメカデッキ部を動作させる一部の操作ボタン68が、モニタ用凹部58の側面に配設されている。そして、操作ボタン68の内側には、カメラブロックのカメラ回路部や光電変換部等が配設されている。
【0056】
この機器本体51に対して機器蓋体52は、ヒンジ等の連結手段によって回動可能に連結されている。この機器蓋体52の回動動作は、メカデッキ部のカセットホルダの動作に連動されている。機器蓋体52を開いて機器本体51の開口部を開放することにより、メカデッキ部のカセットホルダが移動して、そのカセット挿入口が開口される。これにより、テープカセットをカセットホルダに装着したり、予めカセットホルダに装着されているテープカセットを取り出すことができる。
【0057】
このように機器本体51の開口部を開閉する機器蓋体52は、機器本体51の開口部の側面側を覆う図に現れない側面部と、同じく開口部の背面側を覆う後面部52aとからなり、全体として平面形状がL字状をなしている。この機器蓋体52の後面部52aには、IC記録メディア11が出し入れされる媒体挿入口70が設けられている。この媒体挿入口70は上下方向へ細長く延びた長方形をなす開口からなり、その内側にIC記録メディア11が着脱可能に装着される記録媒体収納部が設けられている。そして、図示しないが機器蓋体52の側面部には、IC記録メディア11を記録媒体収納部から取り出すためのイジェクトツマミが設けられている。
【0058】
また、機器蓋体52の後面部52aには、横向きに設置されたモード切換スイッチ72が回動可能に配置されていると共に、その回動の中心部には録画ボタン73が装着されている。そして、モード切換スイッチ72の下方には画面表示ボタン74が配置され、画面表示ボタン74の下方には機器蓋体22のイジェクトツマミ75が配置されている。このイジェクトツマミ75を下方へスライド動作させて蓋用ロック機構のロック状態を解除することにより、機器蓋体52を開いてメカデッキ部のカセット挿入口を開口させることができる。
【0059】
図9に示す符号76は取付ベルトであり、この取付ベルト76の一端は止め金具77を介して機器蓋体52に固定されている。この取付ベルト76の他端は、図に現れない止め金具を介して機器本体21に固定されている。この取付ベルト76がグリップカバー78を貫通しており、このグリップカバー78と取付ベルト76とでグリップベルトが構成されている。
【0060】
このような構成を有するカメラ一体型VTR50に対してIC記録メディア11は、次のようにして挿入又は取出し操作が行われ、情報の記録又は再生に使用される。IC記録メディア11を記録媒体収納部に装着する場合は、図9に示すように、IC記録メディア11を正常な状態で媒体挿入口70に挿入する。即ち、接続部23側を内側にして切欠き部30のある先端部を媒体挿入口70に臨ませる。その先端部からIC記録メディア11を記録媒体挿入口70に挿入し、所定位置まで差し込むことにより、IC記録メディア11が記録媒体収納部に装着される。
【0061】
これにより、IC記録メディア11に対して新たな情報信号の書込みが可能となり、また、予め記録されている情報信号の読出しが可能となる。その結果、IC記録メディア(メモリスティック)11対応のカメラ一体型VTRでは、多数枚の静止画を記録することができる。また、メモリスティック用のPCカードアダプターを使用することにより、IC記録メディア11に記録された静止画データをパーソナルコンピュータに取り込むこともできる。
【0062】
以上説明したが、本発明は上記実施の例に限定されるものではなく、上記実施例においては、メモリスティックと呼ばれているIC記録メディアを情報記録媒体として用いてそのラベル貼付用凹部20に識別突起40を設けた例について説明した。
【0063】
また、上記実施例では、記録及び/又は再生装置としてカメラ一体型VTRを適用した例について説明したが、記録及び/又は再生装置を備えた電子機器であれば、例えば、電子スチルカメラ、電子ブックプレーヤ、デジタルフォトプリンタ、カラービデオプリンタ、パーソナルコンピュータ等の各種の電子機器に適用できることは勿論である。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の情報記録媒体によれば、カード状の情報記録媒体であって、情報記録部が収納される外装ケースは、上ケースと下ケースを有し、その外装ケースにはラベルが貼付されると共に把持部となるラベル貼付用凹部が設けられ、下ケース後部のラベル貼付用凹部内には、この情報記録媒体が著作権対応製品であるか否かを判別する識別突起を設け、この識別突起は、ラベル貼付用凹部の縁との間に0.8mm以上の間隔をあけて設けると共に、ラベル貼付用凹部の深さ以下の高さであって、指先の触覚によって認識できる上面の直径が2.0mmの柱体として構成したため、目の不自由な人であっても情報記録媒体のラベル貼付用凹部内に設けた識別突起とその凹部の縁を指先で同時に触ることにより、その情報記録媒体が著作権対応製品かどうかを容易に判別することができる。しかも、既製品の外形を変えることなく、指先の触覚による判別が可能であって、識別突起をラベル貼付用凹部の縁に形成されたバリ等と間違えることなく情報記録媒体の判別を容易に行うことができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の一実施例を示すもので、IC記録メディアを裏面側から見た斜視図である。
【図2】図1に示すIC記録メディアの底面図である。
【図3】図1に示すIC記録メディアの平面図である。
【図4】図1に示すIC記録メディアの上ケースを裏面側から見た斜視図である。
【図5】図1に示すIC記録メディアの下ケースを表面側から見た斜視図である。
【図6】本発明の情報記録媒体に係る識別突起と凹部の縁との関係を示すもので、同図Aは両者の間隔が適当である場合、同図Bは両者の間隔が狭い場合を示す説明図である。
【図7】本発明の情報記録媒体に係る識別突起の数と凹部の縁との関係を示すもので、同図Aは識別突起が2個の場合、同図Bは識別突起が3個場合、同図Cは識別突起が4個場合を示す説明図である。
【図8】本発明の情報記録媒体に係る識別突起の平面形状の他の例を示すもので、同図Aは四角形の場合、同図Bは三角形の場合、同図Cは楕円形の場合、同図Dは星型の場合を示す説明図である。
【図9】図1に示す情報記録媒体をカメラ一体型VTRに使用する、本発明の使用例を示す斜視図である。
【図10】先行技術に係る情報記録媒体を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 IC記録メディア(情報記録媒体)、 12 外装ケース、 13 上ケース、 14 下ケース、 20,35 ラベル貼付用凹部(凹部)、 23端子接続部、 40,40A,40B,40C,40D,40a,40b,40c 識別突起、 50 カメラ一体型VTR(記録及び/又は再生装置)、 51 機器本体、 52 機器蓋体、 53 液晶モニタ、 70 媒体挿入口
Claims (1)
- 媒体挿入口から出し入れされて記録及び/又は再生装置に対して着脱自在に装着されるカード状の情報記録媒体であって、
上記情報記録媒体は、情報が記録される情報記録部と、この情報記録部が収納される外装ケースとを備え、
上記外装ケースは、重ね合わされた上ケースと下ケースを有し、
上記外装ケースには、上記上ケースの前部の近傍から始まり、所定の幅をもって真っ直ぐ後方に延在され、背面を通過して上記下ケースの後部に至る連続した凹部であって、ラベルが貼付されると共に把持部となるラベル貼付用凹部が設けられ、
上記下ケース後部の上記ラベル貼付用凹部内には、この情報記録媒体を著作権対応製品ではない情報記録媒体と識別するための識別突起が設けられ、
上記識別突起は、上記下ケースの後部に形成される上記ラベル貼付用凹部の前端部の近傍に設けられ、上記ラベル貼付用凹部の深さ以下の高さであって、上記把持部を把持するときの指先の触覚によって認識できる縁を有する柱体として形成され、上記ラベル貼付用凹部の縁との間に0.8mm以上の間隔をあけて設けられると共に上面の直径が2.0mmである
ことを特徴とする情報記録媒体。
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