JP4373750B2 - 配膳車 - Google Patents

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Description

本発明は、温蔵室を備えた配膳車に関するものである。
従来より、温蔵室を備えた配膳車について種々提案されている。
例えば、各種食品を収納し配膳するために使用する配膳車において、配膳すべき食品を収納しておくための多段の棚部を有した収納室と、オゾン発生器と、該オゾン発生器によって発生されたオゾンを前記収納室へと強制的に送り込むためのオゾン送り込み手段と、前記収納室内のオゾン濃度を調整するためのオゾン濃度制御手段とを備えた配膳車が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
これにより、オゾン発生器によって発生され収納室へと送り込まれたオゾンにより、室内の脱臭および雑菌繁殖抑制が行われる。
特開平9−135731号公報(段落(0013)〜(0015)、図1)
しかしながら、このような構成の配膳車においては、オゾン発生器は独立して配置され、このオゾン発生器からオゾン送り込み手段を構成するオゾン送り用ファンや配管を介して各収納室にオゾンを送る必要があるため、オゾン発生器やオゾン送り用ファンが大型化・高価格化し、製造コストアップになるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、温蔵室の天井部に着脱可能に配設されて該温蔵室内の空気を循環させる送風ユニットのユニット本体内にオゾン発生手段を設けることによって、温蔵室内にオゾンを供給するオゾン発生手段の小型化・低価格化を図り、製造コストの削減化を行うことができる配膳車を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る配膳車は、温蔵室と、前記温蔵室内を加温する加熱手段と、前記温蔵室の側壁部に形成されるダクト部と、前記温蔵室の外部に設けられ、該温蔵室内に開口して温蔵室内の空気を吸い込む吸込口と、該吸込口から吸い込まれた空気を前記ダクト部に送風して該温蔵室内に空気を循環させる送風手段とを有する送風ユニット、を備えた配膳車において、前記送風ユニットは、前記吸込口と前記送風手段とを介して前記配膳車本体の外側に配設され、前記吸込口に空気吸込口と空気排出口とが開口する送風ユニット本体と、前記送風ユニット本体を介して前記配膳車本体の外側に配設され、前記空気吸込口から吸い込まれた空気が前記空気排出口へ排出される流路部内にオゾンを発生するオゾン発生手段と、前記空気排出口近傍に設けられて前記流路部内に発生したオゾンを前記吸込口に送風するオゾン送風手段と、を備えたことを特徴とする。
このような特徴を有する請求項1に係る配膳車においては、加熱手段によって室内が加温される温蔵室が設けられている。また、この温蔵室の側壁部にはダクト部が形成されると共に、該温蔵室の外部には、該温蔵室内の空気を吸い込む吸込口と送風手段が設けられた送風ユニットが配設されている。そして、この送風ユニットの吸込口と送風手段によって、温蔵室内の加温された空気がダクト部に送風されて温蔵室内に温風が循環される。また、吸込口と送風手段とを介して配膳車本体の外側に配設される送風ユニット本体では、空気吸込口と空気排出口とが吸込口に開口する。また、オゾン発生手段は送風ユニット本体を介して配膳車本体の外側に配設され、空気吸込口から吸い込まれた空気が空気排出口へ排出される流路部内にオゾンを発生する。よって、空気排出口近傍に設けられたオゾン送風手段によって該送風ユニットの吸込口の空気の一部が流路部に入り込み、この流路部内にオゾン発生手段により発生されたオゾンは、オゾン送風手段によって流路部内の空気と共に、空気排出口から再度、送風ユニットの吸込口に送り込まれ、ダクト部に供給されて、温蔵室内の空気と共に循環される。
また、請求項2に係る配膳車は、請求項1に記載の配膳車において、前記オゾン送風手段を駆動制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記加熱手段が駆動している場合には前記オゾン送風手段を駆動しないように制御することを特徴とする
更に、請求項3に係る配膳車は、請求項2に記載の配膳車において、前記制御手段による前記オゾン発生手段と前記オゾン送風手段の駆動制御をON、OFFさせる入力を行うための入力手段を備え、前記制御手段は、前記入力手段により前記制御手段による駆動制御をONさせる入力が行われても前記加熱手段が駆動している場合は前記オゾン発生手段及び前記オゾン送風手段を駆動せず、前記入力手段が入力され且つ加熱手段の駆動が停止している場合に該オゾン発生手段及び該オゾン送風手段を駆動するように制御することを特徴とする。
このような特徴を有する請求項3に係る配膳車では、オゾン発生手段及びオゾン送風手段を駆動制御する制御手段は、入力手段が入力され且つ加熱手段の駆動が停止している場合に、該オゾン発生手段及びオゾン送風手段を駆動するように制御する。従って、温蔵室内を温めて使用している場合には、入力手段による入力が行われてもオゾンは温蔵室内に供給されず、入力手段が入力され且つ該温蔵室内を温めて使用していない場合に、オゾンは温蔵室内に供給される。
また、請求項1に係る配膳車では、オゾン発生手段は温蔵室の外部に配設される送風ユニットの流路部内にオゾンを発生し、該オゾン発生手段から発生されたオゾンは、オゾン送風手段によって送風ユニットの吸込口に送風され、その後、送風手段によってダクト部に供給されて温風の流路に沿って温蔵室内に循環されるため、オゾンを温蔵室内に送り込むための専用のオゾン送り用ファンや配管等を設ける必要が無く、製造コストの削減化を図ることができる。また、送風ユニットに設けられたオゾン発生手段は、該送風ユニットが取り付けられた温蔵室内のダクト部にだけオゾンを供給するため、オゾン発生手段の小型化・低価格化を図ることができ、製造コストの削減化を図ることができる。また、空気排出口近傍に設けられるオゾン送風手段は、流路部内のオゾンを吸込口に送り込むだけでよいため、オゾン送風手段の小型化・低価格化を図ることができ、更なる製造コストの削減化を図ることができる。また、送風ユニット本体は吸込口と送風手段とを介して配膳車本体の外側に配設され、オゾン発生手段は送風ユニット本体を介して配膳車本体の外側に配設されるため、この流路部の空気排出口近傍に設けられたオゾン送風手段を停止することによって、温蔵室内の温風が直接、このオゾン発生手段に当たることを防止することができ、オゾン発生手段の長寿命化を図ることができる。更に、温蔵室内の空気だけを送風ユニットの送風手段によって循環させながらオゾンを供給することができるため、温蔵室内の脱臭や雑菌繁殖抑制の効率の向上を図ることができる。
また、請求項2に係る配膳車では、温蔵室内を温めて使用していない場合に、オゾン送風手段を駆動するため、温蔵室内の温風が直接、オゾン発生手段に当たることを確実に防止することができ、オゾン発生器やその電気回路部品等の更なる長寿命化を図ることができる。
更に、請求項3に係る配膳車では、オゾンは、温蔵室内を温めて使用している場合には入力手段により前記制御手段による駆動制御をONさせる入力が行われても、温蔵室内に供給されず、前記入力手段が入力され且つ該温蔵室内を温めて使用していない場合に、温蔵室内に供給されるため、温蔵室を温めて使用している場合に、該温蔵室の扉を作業者が頻繁に開閉してもオゾンに接することがなく、安全に配膳作業を行うことができる。また、温蔵室内を温めて使用していない場合に、送風ユニット本体内に設けられたオゾン発生手段及びオゾン送風手段を駆動するため、温蔵室内の温風が直接、このオゾン発生手段に当たることを確実に防止することができ、オゾン発生器やその電気回路部品等の更なる長寿命化を図ることができる。
以下、本発明に係る配膳車について具体化した一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係る配膳車の概略構成について図1乃至図5に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、配膳車1は、走行方向と交差する左右両側面(図2中、上下方向の各外側面)が開放された全体として矩形箱状をなす断熱構造の本体2を備え、該本体2の内部は、後述のように前後方向(図1中、左右方向)に4室に仕切られている(図4参照)。また、本体2の開放される左右両側面には、各室を開閉可能に各扉3が設けられ、該本体2内に食膳用トレーを出し入れできるように構成されている。
また、本体2の底面外周部にはバンパー4が設けられると共に、本体2の底面部には、走行方向の後側の左右角部、及び走行方向の前端縁部の略中央位置に、向きが自在に変更可能に構成された各自在車輪5がそれぞれ回動可能に配設されている。また、走行方向後側の操作側に配設された一対の各自在車輪5の間には、ペダルロック6が配設されている。
また、該本体2の底面部の走行方向の略中間位置には、各左右端縁部に離間して一対の固定車輪7が回動可能に配設されている。また、この各固定車輪7には、公知の制動装置(特開2002−264818号公報等参照)が設けられている。また、本体2の走行方向の前後の各側面には、本体2を引きまたは押し操作するためのコの字形に折り曲げられた円筒状の各ハンドル8が上下方向に回動可能に取り付けられている。そして、本体2の走行方向の後側面に配置されるハンドル8には、各固定車輪7に制動力を付与するための不図示のブレーキレバーが取り付けられている。
また、図3に示すように、本体2の上面には、前後方向(図3中、左右方向)の略中央部に、冷気を本体2内に供給する冷却ユニット11(図4参照)が収納される冷却器室12が配設されている。また、この冷却器室12の横側には冷却ユニット11に冷媒配管で接続される冷凍ユニット13が配設されている。この冷凍ユニット13は、本体2の上面の側端縁部に配置される凝縮器15、この凝縮器15の風下側に配置されるファンモータ16、更にこのファンモータ16の風下側に配置される圧縮機17、凝縮器15の前面部の空気入口側面に配置されるフィルタ18等から構成されている。また、凝縮器15に圧縮された冷媒を送り込む側の配管には該冷媒の圧力を検出して作動する圧力スイッチ19が取り付けられている。
また、本体2の上面の前後方向(図3中、左右方向)の各端縁部には、後述のように天井部に開口部51(図5参照)が形成され、本体2内の空気を循環させる各送風ユニット21によって閉塞されている。
そして、図1及び図2に示すように、本体2の上面部には、冷却室12、冷凍ユニット13及び各送風ユニット21が収納される機械室25が設けられている。また、この機械室25の凝縮器15に対向する側面部には、外気を吸い込むための各吸気孔26が穿設されている。また、機械室25の圧縮機17に対向する上面部には、各排気孔27が穿設される共に、補助ファン28が収納される補助ファン室29が配設されている。この補助ファン室29の上面部には各排気孔30が穿設されると共に、該補助ファン室29の底面部は、機械室25の上面部と連通し、該補助ファン28の駆動によって機械室25内の空気が排気される。
また、機械室25の側面部には、操作パネル31が設けられ、冷凍ユニット13等の駆動をON・OFFする冷蔵スイッチ32、後述の各ヒータ33(図5参照)等の駆動をON・OFFする温蔵スイッチ34、及び後述のオゾン発生器35等の駆動をON・OFFするオゾンスイッチ36等が配置されている。
次に、本体2の概略構成を図4及び図5に基づいて説明する。
図4に示すように、本体2内は、冷却器室12に連通して冷気流通用のダクトを兼ねた中間壁41によって前後2室に分けられており、更に前後の2室では、公知の断熱性の各仕切壁42(特開2001−28634号公報等参照。)が設けられ、更に2室に分けられている。また、本体2の前後の各内側側壁部2A、2Bと所定間隔を形成して、該各内側側壁部2A、2Bをほぼ覆うように各ヒータ33を内蔵する各ヒートパネル43が設けられている。これにより、中間壁41と各仕切壁42との間に室内温度が5〜7℃に保たれる各冷蔵室45が、各仕切壁42の外側に室内温度が60〜80℃に保たれる各温蔵室46が、それぞれ2つずつ構成され、中間壁41を境にして、各仕切壁42によって複数の食膳用トレーが上下方向に支持されて収納できるように構成されている。
また、図4及び図5に示すように、この各ヒートパネル43は、上端縁部が本体2の内側天井面に当接されると共に、左右両側端縁部も本体2の内側側面部に近接している。また、この各ヒートパネル43の下端縁部は、本体2の内側底面部と所定隙間を形成し、該各ヒートパネル43及び各内側側壁部2A、2Bとによって各ダクト部48が構成され、各ダクト部48の下端部に各排気口49が形成されている。また、この各ヒートパネル43の上端縁部の略中央部に対向する本体2の天井部には、各開口部51が形成され、各ダクト部48の各吸気口52が形成されている。また、この各開口部51は、本体2の上面部に載置される各送風ユニット21によって閉塞され、各ダクト部48の吸気口52には、各開口部51に挿入される各送風ユニット21のファンカバー53の吹出口54が対向している。また、各ヒートパネル43の両側端縁部には、収納される各食膳用トレーに対応する位置に各貫通孔55が穿設されている。
ここで、送風ユニット21の構成について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、送風ユニット21は、本体2の上面部に形成される開口部51よりも大きい平面視横長四角で略箱体状の本体部56と、該本体部56の底面部に配設される送風ファンとして複数の翼片を円筒状に設けたシロッコファン57と、このシロッコファン57の周辺部から下方に所定高さ突設される平面視横長四角のファンカバー53と、本体部56の上面部の略中央部に配設されてオゾン発生器35及びオゾン発生回路部58が内蔵されるオゾン発生室59と、から構成されている。これにより、オゾン発生器35及びオゾン発生回路部58が内蔵されるオゾン発生室59は、本体部56を介して本体2の外側に配設されるため、各温蔵室46内の暖気が直接当たるの防止でき、このオゾン発生器35及びオゾン発生回路部58等の長寿命化を図ることができる。
また、ファンカバー53は、シロッコファン57の下端部近傍からこのシロッコファン57の長手方向に沿って下方に垂設される仕切り板61によって、平面視横長四角の吹出口54と吸込口63とに仕切られて、該吸込口63から吸い込まれた空気が吹出口54から吹き出すように構成されている。
また、オゾン発生室59の下面部には、オゾン発生器35の長手方向各端縁部の下方の位置に、吸込口63に連通する各貫通孔65、66が穿設され、一方の貫通孔66の上端面に小型ファン67が配設されている。これにより、小型ファン67を駆動することによって、オゾン発生室59内に、貫通孔65を吸込口63に開口される空気吸込口とし、貫通孔66を該吸込口63に開口される空気排出口として、オゾン発生器35によって発生されるオゾンが吸込口63に流れ込む流路部68が構成される。そして、小型ファン67によって吸込口63に送り込まれたオゾンは、シロッコファン57の駆動によって、吹出口54から吹き出される。
次に、各冷蔵室45及び各温蔵室46の空気の循環について図4乃至図6に基づいて説明する。
先ず、中間壁41を介した冷気の循環経路について説明する。
図4及び図5に示すように、冷凍ユニット13と冷却ユニット11を構成する庫内ファン71とを駆動することによって、冷却器室12の底面部に開口されて冷蔵室45に連通する開口部72から該冷蔵室45内の空気が吸い込まれ、冷却器73によって冷却されて、該庫内ファン71によって冷気流通用のダクトを兼ねた中間壁41内に送り込まれる。そして、該中間壁41の各冷蔵室45に収納される各食膳用トレーに対応する位置に穿設された不図示の各貫通孔から各冷蔵室45内に吹き出され、この吹き出された冷気は各冷蔵室45内を立ち上がって、再度開口部72から冷却器11に導かれる循環流が生じ、もって各冷蔵室45内が冷却されるように構成されている。
続いて、各温蔵室46内の暖気の循環経路について説明する。
図4及び図5に示すように、各ヒータ33と各送風ユニット21のシロッコファン57とを駆動することによって、各送風ユニット21の吸込口63から各温蔵室46内の空気が吸い込まれ、吹出口54からダクト部48の吸気口52に吹き出される。そして、ダクト部48内に吹き出された空気は、各ヒータ33によって加熱されたヒートパネル43によって温められつつ下降して、該ダクト部48の下端部に形成される排気口49、及び該ヒートパネル43の両側端縁部に穿設された各貫通孔55から各温蔵室46内に送り込まれる。そして、各温蔵室46内に吹き出された暖気は各温蔵室46内を立ち上がって、再度各送風ユニット21の吸込口63から吹出口54に導かれる循環流が生じ、もって各温蔵室46内が温められるように構成されている。
一方、オゾン発生器35によって発生されるオゾンの供給経路について説明する。
図4乃至図6に示すように、各送風ユニット21のシロッコファン57、オゾン発生回路部58及び小型ファン67を駆動することによって、各流路部68内に発生したオゾンは、小型ファン67によって貫通孔66に送り込まれて吸込口63に吹き出される。そして、この吸込口63に吹き出されたオゾンは、シロッコファン57によって吹出口54からダクト部48の吸気口52に吹き出され、各ダクト部48内を下降して、該ダクト部48の下端部に形成される排気口49、及び該ヒートパネル43の両側端縁部に穿設された各貫通孔55から各温蔵室46内に送り込まれる。そしてまた、各温蔵室46内に吹き出されたオゾンは各温蔵室46内を立ち上がるように構成されている。
次に、上記のように構成された配膳車1の各冷蔵室45と各温蔵室46の温度制御やオゾン発生器35等の駆動制御に係る制御システムの構成について図7に基づいて説明する。
図7に示すように、各冷蔵室45と各温蔵室46の温度制御やオゾン発生器35等の駆動制御に係る制御システムは、コントロールユニット81を核として構成されている。このコントロールユニット81は、CPU82、ROM83、及びRAM84等から構成され、このCPU82、ROM83、及びRAM84等は、バス線85により相互に接続されている。また、CPU82には、所定のクロック信号を出力するクロック回路86が接続されている。また、このROM83には、後述の各冷蔵室45と各温蔵室46の温度制御やオゾン発生器35等の駆動制御等、配膳車1の制御上必要な各種のプログラムが格納されている。そして、CPU82は、かかるROM83に記憶されている各種プログラムに基づいて各種の演算を行うものである。
また、コントロールユニット81には、オゾン発生器35等の駆動をON・OFFするオゾンスイッチ36、各温蔵室46の温蔵制御駆動をON・OFFする温蔵スイッチ34、各冷蔵室45の冷蔵制御駆動をON・OFFする冷蔵スイッチ32が接続されている。
また、このコントロールユニット81には、各オゾン発生回路部58、各小型ファンモータ67及び各シロッコファン57が接続されたオゾン制御回路部87が接続されている。このオゾン制御回路部87は、CPU82からの指令に従って各オゾン発生回路部58、各小型ファンモータ67及び各シロッコファン57の駆動制御を行うものである。
また、このコントロールユニット81には、各シロッコファン57及び各ヒータ33が接続された温蔵制御回路部88が接続されている。この温蔵制御回路部88は、CPU82からの指令に従って各シロッコファン57及び各ヒータ33の駆動制御を行うものである。
更に、このコントロールユニット81には、圧縮機17、ファンモータ16、庫内ファン71、補助ファン28及び圧力スイッチ19が接続された冷蔵制御回路部89が接続されている。この冷蔵制御回路部89は、CPU82からの指令に従って圧縮機17、ファンモータ16、庫内ファン71、補助ファン28の駆動制御を行うものである。
尚、圧力スイッチ19は、圧縮機17の保護装置として取り付けられている不図示の保護圧力スイッチが作動する圧力(例えば、3.4MPaである。)よりも低い圧力(例えば、3.0〜2.8MPaである。)でONになり、所定圧力以下(例えば、2.5〜2.3MPaである。)になるとOFFになる圧力スイッチである。そして、冷蔵制御回路部89は、この圧力スイッチ19がOFFの場合には、補助ファン28の駆動をOFFにして停止させ、一方、この圧力スイッチ19がONの場合には、補助ファン28の駆動をONにして機械室25内の空気を排気する。
これにより、配膳車1の周囲の温度が上昇した場合に(例えば、配膳車1が配置された調理室内の室温が40〜60℃になった場合に)、圧縮機17の保護装置として取り付けられている不図示の保護圧力スイッチが作動する前に、圧力スイッチ19がONになって補助ファン28を駆動して、機械室25内の排熱効率を上げて、冷凍ユニット13の凝縮器15や圧縮機17等の負荷を減らし、該圧縮機17の運転停止を防止することができる。また、配膳車1の周囲の温度が上昇して、圧力スイッチ19がONになった場合にだけ補助ファン28を駆動するため、省電力化を図ることができる。
次に、上記のように構成される制御システムによる配膳車1の各温蔵室46内の暖気循環後、該各温蔵室46内にオゾンを循環させる駆動制御の一例について図8に基づいて説明する。
図8に示すように、先ず、時間T1において、作業者が操作パネル31によって各温蔵室46の室内温度(本実施形態では、60〜80℃の範囲である。)を設定して温蔵スイッチ34をONにした場合には、コントロールユニット81のCPU82は、温蔵制御回路部88を起動すると共に、該温蔵制御回路部88に対して、各送風ユニット21のシロッコファン57と各ヒートパネル43に内蔵されるヒータ33とを駆動して、各温蔵室46の室内温度を設定温度にするように指示する。
これにより、各シロッコファン57は、温蔵制御回路部88によって連続駆動される。一方、各ヒータ33は、各温蔵室46に各々配設されている不図示の温度センサを介して各温蔵室46内の室温が設定温度に達した場合には、該温蔵制御回路部88によってそれぞれ所定温度範囲内でON・OFF駆動される。(例えば、各温蔵室46内の室内温度が設定温度に達した場合には、各ヒータ33をOFF駆動にし、各温蔵室46内の室内温度が設定温度から3℃下がった場合には、各ヒータ33をON駆動にする。)
また、時間T2において、作業者が温蔵スイッチ34をONにした状態でオゾンスイッチ36をONにした場合には、コントロールユニット81のCPU82は、温蔵スイッチ34がONであるため、温蔵制御回路部88の駆動を優先して継続し、オゾン制御回路部87のOFF駆動を継続する。
これにより、各温蔵室46内の暖気循環中における食膳用トレーの取り出し時に、オゾン発生器35によるオゾンの発生を確実に防止することができる。
そして、時間T3において、作業者が温蔵スイッチ34をOFFにした場合には、コントロールユニット81のCPU82は、温蔵スイッチ34がOFFで、オゾンスイッチ36がONになっているため、温蔵制御回路部88に対して、各シロッコファン57と各ヒータ33との駆動を停止するように指示した後、該温蔵制御回路部88をOFFにする。一方、CPU82は、オゾン制御回路部87を起動すると共に、該オゾン制御回路部87に対して、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58、小型ファン67及びシロッコファン57を駆動するように指示する。
これにより、各送風ユニット21のシロッコファン57は、オゾン制御回路部87によって連続駆動される。一方、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58及び小型ファン67は、オゾン制御回路部87によって、予め設定された所定時間間隔でON・OFF駆動が行われる(例えば、10分間隔で、オゾン発生回路部58及び小型ファン67のON・OFF駆動が行われる。)。この所定時間間隔は、オゾン発生器35のオゾン発生能力、各温蔵室46の庫内容積、及び各温蔵室46内の設定オゾン濃度などによって設定されるものである。そして、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58をON駆動した場合には、各オゾン発生器35によって流路部68にオゾンが発生すると共に、小型ファン67によって該各送風ユニット21の吸込口63にオゾンが吹き出される。そして、この吸込口63のオゾンは、シロッコファン57の駆動によって吹出口54からダクト部48に吹き出され、温蔵室46内に送り込まれる。
また、各ヒータ33の駆動が停止されているため、各温蔵室46内の室内温度は低下し、流路部68内の温度上昇を防止することができ、オゾン発生回路部58、オゾン発生器35及び小型ファン67の長寿命化を図ることができる。
そしてまた、時間T4において、作業者がオゾンスイッチ36をOFFにした場合には、コントロールユニット81のCPU82は、オゾンスイッチ36がOFFになっているため、オゾン制御回路部87に対して、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58、小型ファン67及びシロッコファン57の駆動を停止するように指示した後、該オゾン制御回路部87をOFFにする。
これにより、各温蔵室46内へのオゾンの供給が停止される。
尚、作業者がオゾンスイッチ36をOFFにしない場合には、コントロールユニット81のCPU82は、時間T3から所定時間経過後(例えば、6〜7時間経過後)、オゾン制御回路部87に対して、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58、小型ファン67及びシロッコファン57の駆動を停止するように指示した後、該オゾン制御回路部87をOFFにするように構成してもよい。これにより、夜の配膳作業終了後、オゾンスイッチ36をONにしておくだけで、翌朝の配膳作業開始1〜2時間前まで間、各温蔵室46内にオゾンを供給できると共に、作業開始時には、オゾンが配膳車1の本体2内に供給されず、該本体2内を衛生的に保つことができると共に、作業者の安全性の向上を図ることができる。
次に、上記のように構成される制御システムによる配膳車1の各温蔵室46内のオゾンの循環を停止して該各温蔵室46内の暖気循環を行う駆動制御の一例について図9に基づいて説明する。
図9に示すように、先ず、時間T11において、作業者が操作パネル31の温蔵スイッチ34をOFFにした状態で、オゾンスイッチ36をONにした場合には、コントロールユニット81のCPU82は、温蔵スイッチ34がOFFで、オゾンスイッチ36がONになっているため、温蔵制御回路部88のOFF駆動を継続すると共に、オゾン制御回路部87を起動すると共に、該オゾン制御回路部87に対して、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58、小型ファン67及びシロッコファン57を駆動するように指示する。
これにより、各送風ユニット21のシロッコファン57は、オゾン制御回路部87によって連続駆動される。一方、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58及び小型ファン67は、オゾン制御回路部87によって、予め設定された所定時間間隔でON・OFF駆動が行われる。そして、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58をON駆動した場合には、各オゾン発生器35によって流路部68にオゾンが発生すると共に、小型ファン67によって該各送風ユニット21の吸込口63にオゾンが吹き出される。そして、この吸込口63のオゾンは、シロッコファン57の駆動によって吹出口54からダクト部48に吹き出され、温蔵室46内に送り込まれる。
また、時間T12において、作業者がオゾンスイッチ36をONにした状態で、各温蔵室46の室内温度を設定して温蔵スイッチ34をONにした場合には、コントロールユニット81のCPU82は、温蔵スイッチ34がONになっているため、オゾン制御回路部87に対して、各送風ユニット21のオゾン発生回路部58、小型ファン67及びシロッコファン57の駆動を停止するように指示した後、該オゾン制御回路部87をOFFにする。一方、コントロールユニット81のCPU82は、温蔵制御回路部88の駆動を優先して該温蔵制御回路部88を起動すると共に、該温蔵制御回路部88に対して、各送風ユニット21のシロッコファン57と各ヒートパネル43に内蔵されるヒータ33とを駆動して、各温蔵室46の室内温度を設定温度にするように指示する。
これにより、各温蔵室46内へのオゾン供給が停止される。また、各シロッコファン57は、温蔵制御回路部88によって連続駆動される。一方、各ヒータ33は、各温蔵室46に各々配設されている不図示の温度センサを介して各温蔵室46内の室温が設定温度に達した場合には、該温蔵制御回路部88によってそれぞれ所定温度範囲内でON・OFF駆動される。従って、作業者がオゾンスイッチ36をONにした状態で、温蔵スイッチ34をONにして、配膳のために各扉3を開けても、各温蔵室46内へのオゾンの供給が停止されているため、作業者がオゾンに接することを防止できる。
ここで、各ヒータ33及びヒートパネル43は、加熱手段を構成する。また、シロッコファン57は、送風手段として機能する。また、オゾン発生器35、オゾン発生回路部58及び小型ファン67は、オゾン発生手段を構成する。また、貫通孔65は、空気吸込口として機能する。また、貫通孔66は、空気排出口として機能する。また、小型ファン67は、オゾン送風手段として機能する。また、コントロールユニット81及びオゾン制御回路部87は、制御手段を構成する。
以上説明した通り、本実施形態に係る配膳車1では、各温蔵室46の一方の側壁部には、ヒータ33を内蔵したダクト部48が形成されている。また、各温蔵室46の天井部には、温蔵室46内に開口する吸込口63がダクト部48の吸気口52に近接して、吹出口53が該ダクト部48の吸気口52に連通するシロッコファン57を有する送風ユニット21が着脱可能に配設されている。また、各送風ユニット21のオゾン発生室59内には、この送風ユニット21の吸込口63にオゾンを供給するオゾン発生器35、オゾン発生回路部58及び小型ファン67が設けられている。そして、温蔵室46内の温風の流れは、天井部に着脱可能に配設された送風ユニット21のシロッコファン57によって、送風ユニット21の吸込口63からダクト部48の吸気口52に送り込まれ、ダクト部48内のヒータ33によって再加熱されてヒートパネル43の両側端縁部の各貫通孔55及び下端部の排気口49から温蔵室46内に戻る。また、オゾン発生器35によって発生されたオゾンは、送風ユニット21の吸込口63に供給され、該送風ユニット21のシロッコファン57によって、送風ユニット21の吸込口63からダクト部48の吸気口52に送り込まれ、ヒートパネル43の両側端縁部の各貫通孔55及び下端部の排気口49から温蔵室46内に供給される。
従って、オゾン発生器35及びオゾン発生回路部58は各温蔵室46の天井部に着脱可能に配設される各送風ユニット21のオゾン発生室59内に設けられ、該オゾン発生器35から発生されたオゾンは、各送風ユニット21のシロッコファン57によって温風の流路に沿って温蔵室46内に供給されるため、オゾンを温蔵室46内に送り込むための専用のオゾン送り用ファンや配管等を設ける必要が無く、製造コストの削減化を図ることができる。また、各送風ユニット21のオゾン発生室59内に設けられたオゾン発生器35、オゾン発生回路部58及び小型ファン67は、該送風ユニット21が取り付けられた温蔵室46内にだけオゾンを供給するため、オゾン発生器35、オゾン発生回路部58及び小型ファン67の小型化・低価格化を図ることができ、製造コストの削減化を図ることができる。更に、各温蔵室46内の空気だけを各送風ユニット21のシロッコファン57によって循環させながらオゾンを供給することができるため、外気が各温蔵室46内に流れ込まず、該各温蔵室46内の脱臭や雑菌繁殖抑制の効率の向上を図ることができる。
また、送風ユニット21内に形成された流路部68内にオゾン発生器35が配設されるため、この流路部68の貫通孔66に設けられた小型ファン67を停止することによって、温蔵室46内の温風が直接、このオゾン発生器35、オゾン発生回路部58及び小型ファン67に当たることを防止することができ、オゾン発生器35、オゾン発生回路部58及び小型ファン67の長寿命化を図ることができる。
また、本実施形態に係る配膳車1では、コントロールユニット81は、温蔵スイッチ34がONになっている場合には、温蔵制御回路部88を優先して駆動し、オゾンスイッチ36がONになっていても、オゾン制御回路部87を駆動しない。また、オゾンスイッチ36がONになっている場合に、温蔵スイッチ34をONにした場合にも、温蔵制御回路部88を優先して駆動し、オゾン制御回路部87をOFF駆動にする。
従って、各温蔵室46内を温めて使用している場合には、オゾンは各温蔵室46内に供給されず、該各温蔵室46内を温めて使用していない場合に、オゾンは各温蔵室46内に供給されるため、各温蔵室46を温めて使用している場合に、該各温蔵室46の扉3を作業者が頻繁に開閉してもオゾンに接することがなく、安全に配膳作業を行うことができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(A)上記実施形態では、圧力スイッチ19を設け、冷蔵制御回路部89は、圧力スイッチ19がONになった場合に、補助ファン28を駆動するように構成したが、図10及び図11に示すように、該圧力スイッチ19に替えて、凝縮器15の吸入側近傍にサーミスタなどにより構成される温度センサ91を設け、該温度センサ91によって配膳車1の周囲の温度が所定温度(例えば、35〜60℃)以上になった場合に、冷蔵制御回路89を介して補助ファン28の駆動をONにして機械室25内の空気を排気し、所定温度未満の場合には、補助ファン28の駆動をOFFにして停止させるように制御してもよい。
これにより、配線車1の周囲の温度が上昇した場合に(例えば、調理室内の室温が35〜60℃になった場合に)、圧縮機17の保護装置として取り付けられている不図示の保護圧力スイッチが作動する前に、補助ファン28を駆動して、機械室25内の排熱効率を上げて、冷凍ユニット13の凝縮器15や圧縮機17等の負荷を減らし、該圧縮機17の運転停止を防止することができる。また、配膳車1の周囲の温度が所定温度(例えば、35〜60℃)以上になった場合にだけ補助ファン28を駆動するため、省電力化を図ることができる。
(B)上記実施形態では、補助ファン28は1個であったが、2個以上配設する構成にしてもよい。これにより、機械室25内の排熱効率を更に挙げることができ、冷凍ユニット13の凝縮器15や圧縮機17等の負荷を減らし、該圧縮機17の運転停止を確実に防止することができる。
本実施形態に係る配膳車の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係る配膳車の概略構成を示す平面図である。 本実施形態に係る配膳車の天井カバーを取り除いた状態を示す平面図である。 図3のX−X矢視側断面図で、本体内の空気の循環を模式的に示す図である。 図4のY−Y矢視側断面図である。 本実施形態に係る配膳車の送風ユニットの概略構成を示す図で、(A)は一部切欠正面図、(B)は側断面図である。 本実施形態に係る配膳車の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る配膳車の各温蔵室内の暖気循環を停止して該各温蔵室内にオゾンを循環させる駆動制御の一例を示すタイムチャートである。 本実施形態に係る配膳車の各温蔵室内のオゾンの循環を停止して該各温蔵室内の暖気循環を行う駆動制御の一例を示すタイムチャートである。 他の実施形態に係る配膳車の天井カバーを取り除いた状態を示す平面図である。 他の実施形態に係る配膳車の制御構成を示すブロック図である。
1 配膳車
2 本体
2A、2B 内側側壁部
11 冷却ユニット
12 冷却器室
13 冷凍ユニット
19 圧力スイッチ
21 送風ユニット
33 ヒータ
35 オゾン発生器
43 ヒートパネル
45 冷蔵室
46 温蔵室
48 ダクト部
49 排気口
52 吸気口
54 吹出口
56 本体部
57 シロッコファン
58 オゾン発生回路部
59 オゾン発生室
63 吸込口
65、66 貫通孔
67 小型ファン
68 流路部
81 コントロールユニット
87 オゾン制御回路部
88 温蔵制御回路部
89 冷蔵制御回路部

Claims (3)

  1. 温蔵室と、
    前記温蔵室内を加温する加熱手段と、
    前記温蔵室の側壁部に形成されるダクト部と、
    前記温蔵室の外部に設けられ、該温蔵室内に開口して温蔵室内の空気を吸い込む吸込口と、該吸込口から吸い込まれた空気を前記ダクト部に送風して該温蔵室内に空気を循環させる送風手段とを有する送風ユニット、を備えた配膳車において、
    前記送風ユニットは、前記吸込口と前記送風手段とを介して前記配膳車本体の外側に配設され、前記吸込口に空気吸込口と空気排出口とが開口する送風ユニット本体と、
    前記送風ユニット本体を介して前記配膳車本体の外側に配設され、前記空気吸込口から吸い込まれた空気が前記空気排出口へ排出される流路部内にオゾンを発生するオゾン発生手段と、
    前記空気排出口近傍に設けられて前記流路部内に発生したオゾンを前記吸込口に送風するオゾン送風手段と、を備えたことを特徴とする配膳車。
  2. 前記オゾン送風手段を駆動制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記加熱手段が駆動している場合には前記オゾン送風手段を駆動しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の配膳車。
  3. 前記制御手段による前記オゾン発生手段と前記オゾン送風手段の駆動制御をON、OFFさせる入力を行うための入力手段を備え、
    前記制御手段は、前記入力手段により前記制御手段による駆動制御をONさせる入力が行われても前記加熱手段が駆動している場合は前記オゾン発生手段及び前記オゾン送風手段を駆動せず、前記入力手段が入力され且つ加熱手段の駆動が停止している場合に該オゾン発生手段及び該オゾン送風手段を駆動するように制御することを特徴とする請求項2に記載の配膳車。
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