JP4366093B2 - ルックアップテーブル作成方法、及びコンピュータプログラム、及び撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データの色変換処理を行うためのルックアップテーブルの作成方法に関し、特に、被写体を撮像して得られた画像データの色変換処理を行うためのルックアップテーブルの作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
色変換を行う手法としてルックアップテーブルを用いて色変換を行う手法が考案されている。このルックアップテーブルを用いた色変換は色空間上の局所的な色だけを変換できる等、自由に色変換を行うパラメータを設計(カスタマイズ)することが可能ということで注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このルックアップテーブルを用いた色変換手法においてはパラメータの設定を十分考慮して行わないと階調の不連続性が発生する場合がある。特に無彩色においては人間の知覚特性上、無彩色への色付きによる不連続性が知覚される場合が多い。
【0004】
また従来、N次元ルックアップテーブルを用いた色変換処理ではないが、色変換時の無彩色への色付きを抑える発明として、無彩色周辺の彩度をゲインまたはテーブルを用いて一律に抑えてしまう発明もあるが、さまざまな輝度レベルの無彩色の微妙な色相および輝度の変化に対応できないという問題があった。
【0005】
本発明は、前述の問題点にかんがみ、画像のレタッチ処理において、無彩色への色付きを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のルックアップテーブル作成方法は、ソース画像データと、前記ソース画像データをレタッチ処理したディスティネーション画像データとを用いて、任意画像を色変換するためのルックアップテーブルを作成するルックアップテーブル作成方法であって、前記ソース画像データの彩度が所定のしきい値以下である場合に、前記ソース画像データの彩度および前記ディスティネーション画像データの彩度から求められる補正係数を、前記ディスティネーション画像データの色成分信号値に乗じることで前記ディスティネーション画像データの色成分信号値を補正処理し、前記ソース画像データの色成分信号値と補正された前記ディスティネーション画像データの色成分信号値を用いてルックアップテーブルを作成することで、前記ディスティネーション画像データの彩度が前記ソース画像データの彩度よりも小さくなるルックアップテーブルを作成することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の実施例を以下に説明する。
【0009】
図1は本発明のN次元ルックアップテーブル作成処理を用いた色変換処理システムの簡単なブロック図である。以下図1のブロック図と図3のフローチャートを用いて、本実施例のN次元ルックアップテーブル作成方法および、そこで作成されたN次元ルックアップテーブルを用いた色変換処理について説明する。また本実施例では説明を簡単にするために、N次元ルックアップテーブルのNを3にして説明を行う。
【0010】
図1中101のテーブル作成用画像入力部は3次元ルックアップテーブルを作成する基となる画像データを入力する処理部である。図3のステップ(以下、Sと記載)301において、ユーザは変換元となる画像データであるソース(元)画像を自分の好みに応じて局所的または、全体的に色をレタッチ処理する(S302)。ここで、ソース画像とは、例えば、撮像装置で撮影された画像等であり、ディスティネーション(目的、目標)画像とは、ソース画像をレタッチした画像である。その結果、ディスティネーション画像が作成される(S303)。ソース画像およびディスティネーション画像は102の3次元ルックアップテーブル作成部へと送られ、ソース画像およびディスティネーション画像に基づき3次元ルックアップテーブルが作成される(S304)。3次元ルックアップテーブルが作成されると、次にこの3次元ルックアップテーブルを用いて変換する画像データが103の変換画像データ入力部へと入力される(S305)。ここでは画像データのフォーマットに基づき信号値が読み出され、104の3次元色変換処理部へと送られる。この3次元色変換処理部では102の3次元ルックアップテーブル作成部にて作成された3次元ルックアップテーブルを用いて、色変換処理が行われる(S306)。色変換処理が行われた画像の信号値は105の画像データ出力部において、ユーザが指定した画像データフォーマットに基づき、フォーマット変換されて出力される(S307)。以上が簡単な流れである。次に個々の処理部についてより詳しく説明する。
【0011】
次に、102の3次元ルックアップテーブル作成部内部のブロック図を図2に示し、ルックアップテーブル作成部における無彩色補正処理の流れを図4のフローチャートを用いて説明する。
【0012】
本実施例においては、格子点間隔を信号値を32ステップとすることにより9×9×9の729個の格子点を持つ3次元ルックアップテーブルとし、さらにR方向にI、G方向にJ、B方向にK番目の3次元ルックアップテーブルの格子点値を、
Rg=32×I 式(1)
Gg=32×J 式(2)
Bg=32×K 式(3)
また、この格子点値に対応する格子点格納値を
Rt=3DTableR(I,J,K) 式(4)
Gt=3DTableG(I,J,K) 式(5)
Bt=3DTableB(I,J,K) 式(6)
(ただしI=0〜8、J=0〜8、K=0〜8)
と表現するものとする。例えば、I=1、J=2、K=3であれば、格子点値は(32×1,32×2,32×3)=(32,64,96)、格子点格納値は(3DtableR(1,2,3),3DtableG(1,2,3),3DtableB(1,2,3))であり、この3次元ルックアップテーブルを用いてデータ変換を行えば、(32,64,96)という入力信号は、(3DtableR(1,2,3),3DtableG(1,2,3),3DtableB(1,2,3))という信号に変換されることを意味している。また、すべての格子点においてRt=Rg、Gt=Gg、Bt=Bgとなるよう3次元ルックアップテーブルを設定すると、入力と出力が等しくなる3次元ルックアップテーブルとなる。
【0013】
201のデータ検出部では格子点値(Rg,Gg,Bg)近辺の信号値が求められる。ここでソース画像の信号値を(Rs(x,y),Gs(x,y),Bs(x,y))(ただしx,yは画像の座標値)とすると、まず格子点値と信号値の差Eは以下の式により求められる(S401)。
【0014】
E=√((Rg−Rs(x,y))^2+(Gg−Gs(x,y))^2+(Bg−Bs(x,y))^2) 式(7)
この信号値の差Eが予め決定されている値がしきい値以下であれば、格子点近辺の値ということになる(S402)。ここで使用される値Lは人間が異なる色として認識できる信号値の差により決定されるものであり、色毎により異なる値が設定されることが望ましいが、本実施例においては説明を簡単にするため、すべての色において同じ値Lを用いる場合について説明する。格子点近辺の値、すなわち信号値の差がL以下であること(E≦L)を満たす画像がソース画像からサーチされると、202のデータ比較部にてその画素の座標(x,y)に対応するディスティネーション画像の信号値(Rd(x,y),Gd(x,y),Bd(x,y))が読み出され、ソース画像の信号値とディスティネーション画像の信号値は、次式により色相H、彩度S、輝度Yの信号へと変換される(S403)。
【0015】
ソース画像の信号値は、RGB信号値からそれぞれ以下の式でHSY信号値へと変換される。
【0016】
Ys=0.3×Rs(x,y)+0.59×Gs(x,y)+0.11×Bs(x,y) 式(8)
Us=(Bs(x,y)−Ys)×0.564 式(9)
Vs=(Rs(x,y)−Ys)×0.713 式(10)
Hs=Tan−1(Us/Vs) 式(11)
Ss=√Us^2+Vs^2 式(12)
同様に、ディスティネーション画像の信号値も、RGB信号値からそれぞれ以下の式でHSY信号値へと変換される。
【0017】
Yd=0.3×Rd(x,y)+0.59×Gd(x,y)+0.11×Bd(x,y) 式(13)
Ud=(Bd(x,y)−Yd)×0.564 式(14)
Vd=(Rd(x,y)−Yd)×0.713 式(15)
Hd=Tan−1(Ud/Vd) 式(16)
Sd=√Ud^2+Vd^2 式(17)
ここで、ソース画像の信号値の彩度Ssとしきい値Tとの比較と、Ssとディスティネーション画像の信号値の彩度Sdとの比較が行われる(S404)。ソース画像の信号値Ssがしきい値T以下である(Ss≦T)場合は、Ssは、無彩色を示し、そして、ディスティネーション画像の信号値の彩度Sdより小さい(Ss<Sd)場合は、彩度に異常があり、無彩色の色付きが発生していることを示す。ここで使用されるしきい値Tの大きさは人間が無彩色と認識するその色空間上の彩度値により決定される値である。
【0018】
逆にSs>Tであれば、その信号は、無彩色ではないと判断し、また、Ss≦TかつSs≧Sdであれば無彩色の彩度が強調され無彩色に色付きが発生することもないため、ディスティネーション画像の信号値の補正は行わなわれない。従って、ディスティネーション画像の信号値Rd(x,y)、Gd(x,y)、Bd(x,y)はそのまま、次式を用いてdR、dG、dBが求められる(S408)。
【0019】
dR=Rs(x,y)−Rd(x,y) 式(18)
dG=Gs(x,y)−Gd(x,y) 式(19)
dB=Bs(x,y)−Bd(x,y) 式(20)
また、S404において、Ss≦TかつSs<Sdであれば、203の無彩色補正処理部にて次式を用いて補正ディスティネーション画像信号Rd’(x,y)、Gd’(x,y)、Bd’(x,y)を計算してdR、dG、dBが求められる(S406)。
【0020】
α=Ss/Sd 式(21)
Ud’=Sd×α×Sin(Hd) 式(22)
Vd’=Sd×α×Cos(Hd) 式(23)
Rd’(x,y)=Vd’/0.713+Yd 式(24)
Bd’(x,y)=Ud’/0.564+Yd 式(25)
Gd’(x,y)=(Yd−0.3×Rd’(x,y)−0.11×Bd’(x,y))/0.59 式(26)
dR=Rs(x,y)−Rd’(x,y) 式(27)
dG=Gs(x,y)−Gd’(x,y) 式(28)
dB=Bs(x,y)−Bd’(x,y) 式(29)
上記の様に格子点値(Rg,Gg,Bg)においてソース画像全域のdR、dG、dBの平均値dRave、dGave、dBaveを求める。またソース画像中に格子点近辺の値が存在しない場合(E>Lの場合)は、dRave=dGave=dBave=0とする(S409)。
【0021】
上記手法で求められたdRave、dGave、dBaveは204のテーブルデータ生成部におくられ、次式によりカスタマイズされた3次元ルックアップテーブルの格子点値(Rg,Gg,Bg)に対応する格子点格納値(Rt,Gt,Bt)が求められる(S407)。
【0022】
Rt=Rg−dRave 式(30)
Gt=Gg−dGave 式(31)
Bt=Bg−dBave 式(32)
【0023】
以上処理を格子点すべてに行うことにより3次元ルックアップテーブルが作成される。ここで実際に値を例にして本発明の実施例における具体的な効果の説明をおこなう。ソース画像中のRGB値(64,67,68)がディスティネーション画像中で色相および彩度ともに変更され(64,71,71)となっている場合について説明する。(64,67,68)にもっとも近い格子点(Rg,Gg,Bg)は(64,64,64)であり、式(8)〜式(17)を用いて計算を行うと、Ss=1.87、Sd=3.68となる。ここで上記しきい値T=10と定義すると、Ss≦TかつSs<Sdの条件を満たすことになる。次に式(21)〜式(29)をもちいて計算した結果(dR,dG,dB)=(−2.41,−2.97,−1.97)が求められ、式(30)、(31)、(32)により(Rt,Gt,Bt)=(66,67,66)という値が求められる。すなわち、(64,64,64)という信号が(66,67,66)に変換される3次元ルックアップテーブル値が求められたことになる。一方、本実施例1の演算を用いないでそのまま求めた場合の値について計算を以下に示す。ソース画像中の信号からディスティネーション画像中の信号の差分は(dR,dG,dB)=(64−64,67−71,68−71)=(0,−4,−3)となり、式(30)、(31)、(32)により(Rt,Gt,Bt)=(64.4,68,67)という値が求められる。実施例1で求めたテーブルの信号値(66,67,66)の彩度は0.45であるのに対して、本実施例1を用いないで計算した場合の信号値(64,68,67)の彩度は1.93になる。またそれぞれの信号値の輝度を計算してみると両方とも67であり、無彩色の彩度を抑えながら、色相、輝度レベルの変更が可能となることがわかる。
【0024】
次に104の3次元色変換処理部について説明する。103の変換画像入力部から送られてくる画像のRGB信号値R,G,Bから格子点のインデックスを示す値I,J,Kが求められる(ただしI,J,Kは小数点以下切捨て)。
【0025】
I=R/32 式(33)
J=G/32 式(34)
K=B/32 式(35)
さらに画像のRGB信号値R,G,Bの値がそれぞれの格子点からどれぐらい離れているかを示す値Rf,Gf,Bfの値を次式で求める。
【0026】
Rf=R−I×32 式(36)
Gf=G−J×32 式(37)
Bf=B−K×32 式(38)
以上の値を用いて、画像のRGB信号値R、G、Bを3次元ルックアップテーブルと立方体補間演算を用いて、求められる変換後の値Ro、Go、Boは以下の式で求められる。
【0027】
Ro=
(3DtableR(I,J,K)×(32−Rf)×(32−Gf)×(32−Bf)
+3DtableR(I+1,J,K)×(Rf)×(32−Gf)×(32−Bf)
+3DtableR(I,J+1,K)×(32−Rf)×(Gf)×(32−Bf)
+3DtableR(I,J,K+1)×(32−Rf)×(32−Gf)×(Bf)
+3DtableR(I+1,J+1,K)×(Rf)×(Gf)×(32−Bf)
+3DtableR(I+1,J,K+1)×(Rf)×(32−Gf)×(Bf)
+3DtableR(I,J+1,K+1)×(32−Rf)×(Gf)×(Bf)
+3DtableR(I+1,J+1,K+1)×(Rf)×(Gf)×(Bf))/(32×32×32) 式(39)
【0028】
Go=
(3DtableG(I,J,K)×(32−Rf)×(32−Gf)×(32−Bf)
+3DtableG(I+1,J,K)×(Rf)×(32−Gf)×(32−Bf)
+3DtableG(I,J+1,K)×(32−Rf)×(Gf)×(32−Bf)
+3DtableG(I,J,K+1)×(32−Rf)×(32−Gf)×(Bf)
+3DtableG(I+1,J+1,K)×(Rf)×(Gf)×(32−Bf)
+3DtableG(I+1,J,K+1)×(Rf)×(32−Gf)×(Bf)
+3DtableG(I,J+1,K+1)×(32−Rf)×(Gf)×(Bf)
+3DtableG(I+1,J+1,K+1)×(Rf)×(Gf)×(Bf))/(32×32×32) 式(40)
【0029】
Bo=
(3DtableB(I,J,K)×(32−Rf)×(32−Gf)×(32−Bf)
+3DtableB(I+1,J,K)×(Rf)×(32−Gf)×(32−Bf)
+3DtableB(I,J+1,K)×(32−Rf)×(Gf)×(32−Bf)
+3DtableB(I,J,K+1)×(32−Rf)×(32−Gf)×(Bf)
+3DtableB(I+1,J+1,K)×(Rf)×(Gf)×(32−Bf)
+3DtableB(I+1,J,K+1)×(Rf)×(32−Gf)×(Bf)
+3DtableB(I,J+1,K+1)×(32−Rf)×(Gf)×(Bf)
+3DtableB(I+1,J+1,K+1)×(Rf)×(Gf)×(Bf))/(32×32×32) 式(41)
【0030】
以上の変換により、103の変換画像データ入力部に入力された画像のR、G、B信号は画素毎に102で作成され、103で無彩色が補正された3次元ルックアップテーブルと補間演算を用いてRo、Go、Boへと変換され105の画像データ出力部へと送られる。
【0031】
また、本実施例においてはソース画像データ(ソース画像信号)およびディスティネーション画像データ(ディスティネーション画像信号)にRGB信号を用いたが、これに限られるものではなく、YUV信号、CMY信号、CMYG信号等のどのようなものでも、ルックアップテーブルの次元と彩度を含む色空間へと変換する演算手法を変更すれば対応することが可能である。また203の黒補正処理部で求められるGain値αの求め方は式(21)に限定されるものではなく、Ss/Sdを引数とした関数および、ルックアップテーブルのどのようなものでも構わない。例えばα×Ss/Sd(α<1)としてもよい。またα×Ss/Sdを予め計算して、それをテーブルに格納し、テーブル参照するようにしてもよい。また本実施例においてソース画像の信号値の彩度とディスティネーション画像の信号値の彩度の計算をYUV空間へと変換して、そのU、Vの値から彩度を求めたが、これに限らずL*a*b*の空間へ変更して、a*、b*を用いて彩度を求めるようにしても構わない。
【0032】
また本実施例のルックアップテーブルデータは式(30)、式(31)、式(32)で求められたRt、Gt、Btをそのまま使用してRGB信号からRGB信号へと変換するルックアップテーブルデータを作成しているが、このRt、Gt、Btを次式にてYUV信号に変換して3次元ルックアップテーブルデータとして用いることによりRGB信号からYUV信号へと変換するルックアップテーブルデータとして使用することが可能となる。以下に、RGB信号の3次元ルックアップテーブルデータをYUV信号の3次元ルックアップテーブルデータへと変換する場合の式を示す。
【0033】
Yt=0.3×Rt+0.59×Gt+0.11×Bt 式(42)
Ut=(Bt−Yt)×0.564 式(43)
Vt=(Rt−Yt)×0.713 式(44)
これによりRGB信号からYUV信号へと変換する処理を省くことが可能となる。
【0034】
(実施例2)
本発明の第2の実施例を以下に説明する。
【0035】
ブロック図は実施例1と変わらないため、同じ図を用いて説明する。
【0036】
また本実施例では説明を簡単にするために、N次元ルックアップテーブルのNを3にして説明を行う。また本実施例においては実施例1においてはRGB信号からRGB信号へと変換する3次元ルックアップテーブルデータを作成したのに対して、RGB信号からYUV信号へと変換する3次元ルックアップテーブルデータを作成する場合について説明する。また実施例1と同じ部分に関しては説明を省略する。
【0037】
102の3次元ルックアップテーブル作成部内部のブロック図を図2に示す。201のデータ検出部では格子点値(Rg,Gg,Bg)近辺の信号値が求められる。ここでソース画像の信号値を(Rs(x,y),Gs(x,y),Bs(x,y))(ただしx,yは画像の座標値)とすると、まず格子点値と信号値の差Eは以下の式により求められる。
【0038】
E=√((Rg−Rs(x,y))^2+(Gg−Gs(x,y))^2+(Bg−Bs(x,y))^2) 式(45)
この信号値の差Eが予め決定されている値L以下であれば、格子点近辺の値ということになる。格子点近辺の値、すなわち、E≦Lを満たす画像がソース画像からサーチされると、202のデータ比較部にてその画素の座標(x,y)に対応するディスティネーション画像の信号値(Rd(x,y),Gd(x,y),Bd(x,y))が読みだされ、ソース画像の信号値とディスティネーション画像の信号値は、次式により色相H、彩度S、輝度Yの信号へと変換される。
【0039】
Ys(x,y)=0.3×Rs(x,y)+0.59×Gs(x,y)+0.11×Bs(x,y) 式(46)
Us(x,y)=(Bs(x,y)−Ys(x,y))×0.564 式(47)
Vs(x,y)=(Rs(x,y)−Ys(x,y))×0.713 式(48)
Hs(x,y)=Tan−1(Us(x,y)/Vs(x,y)) 式(49)
Ss(x,y)=√Us(x,y)^2+Vs(x,y)^2 式(50)
Yd(x,y)=0.3×Rd(x,y)+0.59×Gd(x,y)+0.11×Bd(x,y) 式(51)
Ud(x,y)=(Bd(x,y)−Yd(x,y))×0.564 式(52)
Vd(x,y)=(Rd(x,y)−Yd(x,y))×0.713 式(53)
Hd(x,y)=Tan−1(Ud(x,y)/Vd(x,y)) 式(54)
Sd(x,y)=√Ud(x,y)^2+Vd(x,y)^2 式(55)
【0040】
ここで、ソース画像の信号値の彩度Ss(x,y)がしきい値T以下である(Ss≦T)場合には、ディスティネーション画像の信号値の彩度Sd(x,y)との比較が行われる。もし、Ss(x,y)≧Sd(x,y)であれば、次式を用いてdY、dU、dVが求められる。
【0041】
dY=Ys(x,y)−Yd(x,y) 式(56)
dU=Us(x,y)−Ud(x,y) 式(57)
dV=Vs(x,y)−Vd(x,y) 式(58)
また、Ss(x,y)<Sd(x,y)であれば、203の黒補正処理部にて次式を用いてdY、dU、dVが求められる。
【0042】
α=Ss(x,y)/Sd(x,y) 式(59)
Ud’(x,y)=Sd(x,y)×α×Sin(Hd(x,y)) 式(60)
Vd’(x,y)=Sd(x,y)×α×Cos(Hd(x,y)) 式(61)
dY=Ys(x,y)−Yd(x,y) 式(62)
dU=Us(x,y)−Ud’(x,y) 式(63)
dV=Vs(x,y)−Vd’(x,y) 式(64)
【0043】
上記の様に格子点値(Rg,Gg,Bg)においてソース画像全域のdY、dU、dVの平均値dYave、dUave、dVaveを求める。またソース画像中に格子点近辺の値が存在しない場合は、dYave=dUave=dVave=0とする。
【0044】
上記手法で求められたdYave、dUave、dVaveは204のテーブル作成部におくられ、次式によりカスタマイズされた3次元ルックアップテーブルの格子点値(Rg,Gg,Bg)に対応する格子点格納値(Yt,Ut,Vt)が求められる。
【0045】
Yg=0.3×Rg+0.59×Gg+0.11×Bg 式(65)
Ug=(Bg−Yg)×0.564 式(66)
Vg=(Rg−Yg)×0.713 式(67)
Yt=Yg−dYave 式(68)
Ut=Ug−dUave 式(69)
Vt=Vg−dVave 式(70)
以上処理を格子点すべてに行うことにより3次元ルックアップテーブルが作成される。
【0046】
実施例2に示したように、RGB信号から3次元ルックアップテーブルを用いてYUV信号へ変換することにより、画像データをJPEGフォーマットとして記録する場合において、RGB信号からYUV信号へと変換するマトリクス演算を省略することが可能となり、演算処理時間の短縮、および演算処理回路規模の削減が可能になる。
【0047】
(実施例3)
本発明の第3の実施例を以下に説明する。
【0048】
ブロック図は実施例1と変わらないため、同じ図を用いて説明する。
【0049】
また本実施例では説明を簡単にするために、N次元ルックアップテーブルのNを3にして説明を行う。また本実施例においては実施例1においてはRGB信号からRGB信号へと変換する3次元ルックアップテーブルデータを作成したのに対して、RGB信号からYUV信号へと変換する3次元ルックアップテーブルデータを作成する場合について説明する。また、実施例2において、ソース画像とディスティネーション画像が同じ色空間信号であった場合の例をのべたが、本実施例においてはソース画像がRGB信号とディスティネーション画像がYUV信号といったように異なる場合について説明する。また実施例1と同じ部分に関しては説明を省略する。
【0050】
102の3次元ルックアップテーブル作成部内部のブロック図を図2に示す。201のデータ検出部では格子点値(Rg,Gg,Bg)近辺の信号値が求められる。ここでソース画像の信号値を(Rs(x,y),Gs(x,y),Bs(x,y))(ただしx,yは画像の座標値)とすると、まず格子点値と信号値の差Eは以下の式により求められる。
【0051】
E=√((Rg−Rs(x,y))^2+(Gg−Gs(x,y))^2+(Bg−Bs(x,y))^2) 式(71)
この信号値の差Eが予め決定されている値L以下であれば、格子点近辺の値ということになる。格子点近辺の値、すなわち、E≦Lを満たす画像がソース画像からサーチされると、202のデータ比較部にてその画素の座標(x,y)に対応するディスティネーション画像の信号値(Yd(x,y),Ud(x,y),Vd(x,y))が読みだされ、ソース画像の信号値とディスティネーション画像の信号値は、次式により色相H、彩度S、輝度Yの信号へと変換される。
【0052】
Ys(x,y)=0.3×Rs(x,y)+0.59×Gs(x,y)+0.11×Bs(x,y) 式(72)
Us(x,y)=(Bs(x,y)−Ys(x,y))×0.564 式(73)
Vs(x,y)=(Rs(x,y)−Ys(x,y))×0.713 式(74)
Hs(x,y)=Tan−1(Us(x,y)/Vs(x,y)) 式(75)
Ss(x,y)=√Us(x,y)^2+Vs(x,y)^2 式(76)
Hd(x,y)=Tan−1(Ud(x,y)/Vd(x,y)) 式(77)
Sd(x,y)=√Ud(x,y)^2+Vd(x,y)^2 式(78)
ここで、ソース画像の信号値の彩度Ss(x,y)がしきい値Tより小さい場合には、ディスティネーション画像の信号値の彩度Sd(x,y)との比較が行われる。もし、Ss(x,y)≧Sd(x,y)であれば、次式を用いてdY、dU、dVが求められる。
【0053】
dY=Ys(x,y)−Yd(x,y) 式(79)
dU=Us(x,y)−Ud(x,y) 式(80)
dV=Vs(x,y)−Vd(x,y) 式(81)
また、Ss(x,y)<Sd(x,y)であれば、203の黒補正処理部にて次式を用いてdY、dU、dVが求められる。
【0054】
α=Ss(x,y)/Sd(x,y) 式(82)
Ud’(x,y)=Sd(x,y)×α×Sin(Hd(x,y)) 式(83)
Vd’(x,y)=Sd(x,y)×α×Cos(Hd(x,y)) 式(84)
dY=Ys(x,y)−Yd(x,y) 式(85)
dU=Us(x,y)−Ud’(x,y) 式(86)
dV=Vs(x,y)−Vd’(x,y) 式(87)
上記の様に格子点値(Rg,Gg,Bg)においてソース画像全域のdY、dU、dVの平均値dYave、dUave、dVaveを求める。またソース画像中に格子点近辺の値が存在しない場合は、dYave=dUave=dVave=0とする。
【0055】
上記手法で求められたdYave、dUave、dVaveは204のテーブルデータ生成部におくられ、次式によりカスタマイズされた3次元ルックアップテーブルの格子点値(Rg,Gg,Bg)に対応する格子点格納値(Yt,Ut,Vt)が求められる。
【0056】
Yg=0.3×Rg+0.59×Gg+0.11×Bg 式(88)
Ug=(Bg−Yg)×0.564 式(89)
Vg=(Rg−Yg)×0.713 式(90)
Yt=Yg−dYave 式(91)
Ut=Ug−dUave 式(92)
Vt=Vg−dVave 式(93)
以上処理を格子点すべてに行うことにより3次元ルックアップテーブルが作成される。
【0057】
実施例3では、ソース画像とディスティネーション画像の色空間が異なる場合について無彩色の色付き補正は可能であることを示した。ソース画像がRGB信号であって、ディスティネーション信号がYUV信号である場合でも実施例2と同様に実施例3においてもRGB信号から3次元ルックアップテーブルを用いてYUV信号へ変換することにより、画像データをJPEGフォーマットとして記録する場合において、RGB信号からYUV信号へと変換するマトリクス演算を省略することが可能となり、演算処理時間の短縮、および演算処理回路規模の削減が可能となる。
【0058】
ここで述べた本発明の実施例1〜3のルックアップテーブル作成方法は、例えば、デジタルカメラ上あるいは、PC上においても実現することが可能である。
【0059】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0060】
また、デジタルカメラ等の撮像装置上において本発明を実現した場合は、無彩色の色付きの発生を防いだ適切なレタッチ処理を撮像装置単体で完了させることが可能となる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ルックアップテーブル作成時に無彩色を表す信号が確実に無彩色に変換されるようにテーブルを作成するため、ルックアップテーブルを用いて色変換を行った場合における無彩色画像への色付きによる不連続性の発生を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における色変換処理の簡単なブロック図
【図2】本発明の実施例における3次元ルックアップテーブル作成部の簡単なブロック図
【図3】3次元ルックアップテーブルを用いた色変換処理に関するフローチャート
【図4】実施例1のルックアップテーブル作成部の無彩色補正処理に関するフローチャート
【符号の説明】
101 テーブル作成用画像データ入力部
102 3次元ルックアップテーブル作成部
103 変換画像データ入力部
104 3次元色変換処理部
105 画像データ出力部
201 データ検出部
202 データ比較部
203 無彩色補正処理部
204 テーブルデータ生成部
Claims (6)
- ソース画像データと、前記ソース画像データをレタッチ処理したディスティネーション画像データとを用いて、任意画像を色変換するためのルックアップテーブルを作成するルックアップテーブル作成方法であって、
前記ソース画像データの彩度が所定のしきい値以下である場合に、前記ソース画像データの彩度および前記ディスティネーション画像データの彩度から求められる補正係数を、前記ディスティネーション画像データの色成分信号値に乗じることで前記ディスティネーション画像データの色成分信号値を補正処理し、前記ソース画像データの色成分信号値と補正された前記ディスティネーション画像データの色成分信号値を用いてルックアップテーブルを作成することで、前記ディスティネーション画像データの彩度が前記ソース画像データの彩度よりも小さくなるルックアップテーブルを作成することを特徴とするルックアップテーブル作成方法。 - 前記ソース画像データの色空間と前記ディスティネーション画像の色空間とは異なることを特徴とする請求項1に記載のルックアップテーブル作成方法。
- 請求項1または2に記載のルックアップテーブルはN次元で構成されたN次元ルックアップテーブルであることを特徴とするルックアップテーブル作成方法。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のルックアップテーブル作成方法を実行することを特徴とする撮像装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のルックアップテーブル作成方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
- 請求項5に記載のコンピュータプログラムを実行することを特徴とする撮像装置。
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