JP4354032B2 - マイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガスの異常使用時、地震発生時あるいはガス圧力低下時、その他の緊急時にガスの流通を遮断する双方向遮断弁を備えたマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスメータ本体の内部に遮断弁、地震を感知する感震器およびガス圧力低下を感知する圧力センサおよび制御回路を内蔵し、ガスの異常使用時、地震時あるいはガス圧力低下時等の緊急時に遮断弁としての双方向遮断弁を作動させてガスの流通を遮断するようにしたマイコンガスメータが知られている。
【0003】
マイコンガスメータは、その本体内に機器収納室が設けられ、この機器収納室に感震器、プリント基板および圧力センサ、電池が収納されている。さらに、ガス連通口には双方向遮断弁が設けられ、緊急時にガス連通口を遮断するようになっている。
【0004】
図9は、従来のマイコンガスメータを示し、ガスメータ本体1の上部にはガス流入口2及びガス流出口3が設けられている。ガスメータ本体1の前面上部にはガス流量をデジタル表示するカウンタ部4が設けられ、前面下部にはコントローラケース5が設けられている。
【0005】
コントローラケース5にはセキュリティ表示部6が設けられ、このセキュリティ表示部6の近傍には遮断弁開弁スイッチ7及び表示ランプ8が設けられている。そして、緊急時にガスメータ本体1の内部の双方向遮断弁が閉弁してガス流通口を遮断すると、表示ランプ8が点滅して双方向遮断弁が遮断されたことを報知し、同時に遮断事象をセキュリティ表示部6に詳細を表示するようになっている。
【0006】
また、遮断弁開弁スイッチ7を押してスイッチオンすると、電気的に双方向遮断弁を開弁できるようになっており、双方向遮断弁が開弁すると、表示ランプ8が消灯するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、ガスが遮断し、表示ランプ8が点滅したとき、その遮断事象をセキュリティ表示部6で詳細を確認した後、遮断弁開弁スイッチ7をスイッチオンすることにより、双方向遮断弁を開弁してガスの使用を再開することができる。しかし、消費者はガス停止理由が判らずにガス事業者に電話をすることが多い。ガス事業者は消費者に対して電話で遮断弁の開け方について説明するが、遮断弁開弁スイッチ7と表示ランプ8とは別の所にあるため、電話での説明は要領を得ず、遮断弁開弁スイッチ7の位置を指示することすら容易ではない。
【0008】
また、マイコンガスメータは屋外に設置されているため、夜間にガスが遮断した場合には周囲が暗いため一層難しく、結局消費者が開弁操作できず、ガス事業者が出動することになる場合があり、ガス事業者にとっては大きな負担となっている。
【0009】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、遮断弁開弁スイッチと表示ランプを一体化し、開弁スイッチの位置が容易に判明でき、消費者が容易に双方向遮断弁を開弁してガスの使用を再開できるマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述した目的を達成するために、請求項1は、ガスメータ本体の内部にガス流入口に連通する一次側流通路と計量室に連通する二次側流通路とを区画する仕切り壁を設けるとともに、この仕切り壁に一次側流通路と二次側流通路とを連通する連通口を設ける一方、電気信号により前記連通口を開閉する双方向遮断弁を設けたマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造において、前記ガスメータ本体の内部に設けられ、前記双方向遮断弁が閉弁したとき点灯または点滅する表示ランプを内蔵し、スイッチオンによって前記双方向遮断弁を開弁可能な被操作部を有する照光式スイッチと、前記ガスメータ本体に前記照光スイッチの被操作部と対向して設けられ、中央部に周壁で囲まれたテーパ凹部を有する押しボタンカバーと、前記照光式スイッチの被操作部に対向して前記照光式スイッチをスイッチオン可能に設けられ、前記照光式スイッチの点灯、点滅光が外部に透光可能な透光部材からなり、前記押しボタンカバーのテーパ凹部内に押圧部を有する押しボタンキーとを具備したことを特徴とする。
【0011】
請求項2は、請求項1の前記押しボタンキーは、前記ガスメータ本体に設けられた貫通孔に進退自在に設けられ、前記貫通孔には前記押しボタンキーを水密にシールするとともに、スイッチオフ方向に付勢する押しボタンゴムと前記押しボタンキー及びパッキンを保持する不透明材料からなる押しボタンカバーが設けられていることを特徴とする。
【0013】
前記構成によれば、何らかの理由により双方向遮断弁が遮断したとき、照光式スイッチが点灯(点滅)し、この点灯、点滅光は透光可能な押しボタン部を透光するため、夜間においても押しボタン部の位置を容易に確認できる。従って、点灯している押しボタン部を押すことにより、照光式スイッチがスイッチオンし、双方向遮断弁が開弁してガスの使用を再開できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第1の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図である。
【0016】
図中11は、ガスメータ本体の一部を構成するコントローラケースであり、この内部にはプリント基板12が設けられている。このプリント基板12には双方向遮断弁(図示しない)を電気的に開弁する開弁スイッチと閉弁時に点滅する表示ランプを一体化した照光式スイッチ13が固定されている。
【0017】
照光式スイッチ13と対向する前記コントローラケース11には押しボタン部14が設けられている。この押しボタン部14にはコントローラケース11の前面に開口する凹陥部15が設けられ、この凹陥部15の底部には照光式スイッチ13の被操作部13aと対向する貫通孔16が穿設されている。そして、この貫通孔16には照光式スイッチ13の被操作部13aを操作する押しボタンキー17が進退自在に挿入されている。
【0018】
押しボタンキー17は透明もしくは透光性を有する合成樹脂材料によって円筒状に形成され、コントローラケース11の外部に突出する基端部は閉塞されている。さらに、押しボタンキー17の基端部側の凹陥部15の内部に位置する筒部には二枚の鍔部18が一体に形成されている。
【0019】
また、凹陥部15の段部15aには円板状の押しボタンゴム19の外周縁部が支持されており、この押しボタンゴム19によって凹陥部15を水密に保持するパッキンを兼ねている。さらに、この押しボタンゴム19には前記押しボタンキー17の鍔部18に弾性的に係合する係合部20が設けられている。そして、押しボタンキー17は押しボタンゴム19の弾性によってコントローラケース11の外方、つまり照光式スイッチ13のスイッチオフ方向に付勢されている。
【0020】
押しボタンゴム19には座金21を介して押しボタンカバー22が重ねて設けられ、押しボタンカバー22は凹陥部15の内周面にねじ込み固定されている。押しボタンカバー22は不透明な合成樹脂材料によって形成されており、この押しボタンカバー22の前面には押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押し込む際に手指の逃げ部を形成するテーパ凹部22aが形成されている。
【0021】
従って、押しボタンキー17の基端部の押圧部17aはテーパ凹部22aの中央部で、しかも押しボタンカバー22の前面より突出しない位置にあり、不用意に押しボタンキー17が押圧されないようになっている。
【0022】
このように構成された遮断弁開弁スイッチ構造によれば、例えば、ガスの異常使用時、地震時あるいはガス圧力低下時等の緊急時にマイコンガスメータに内蔵された双方向遮断弁が作動してガスの流通を遮断したとき、照光式スイッチ13の表示ランプが点滅する。この点滅光は透明もしくは透光性の押しボタンキー17を透過して押圧部17aが点滅して双方向遮断弁が遮断されたことと開弁スイッチの位置を同時に消費者に報知することができる。
【0023】
消費者が遮断事象を確認した後、ガスの使用を再開する際には、点滅している押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押圧すると、鍔部18が押しボタンゴム19の係合部20を一部拡開した状態となり、押しボタンゴム19の弾性力に抗して押しボタンキー17が押し込まれ、図1(b)に示すように、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。照光式スイッチ13のスイッチオンによって双方向遮断弁が電気的に開弁され、ガスの使用を再開することができる。
【0024】
このように開弁スイッチが自ら点滅することにより、夜間等においても開弁スイッチの位置を容易に確認でき、消費者が迷うことなく開弁スイッチを操作でき、従来のようなガス事業者の出動も必要なくなる。
【0025】
図2はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第2の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図であり、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0026】
押しボタンキー17の凹陥部15の内部に突出する基端部には周方向に沿って環状溝23が設けられている。また、凹陥部15の内底部には押しボタンゴム24が押しボタンキー17に嵌合した状態に設けられ、この押しボタンゴム24にはドーム状で、頂部に前記押しボタンキー17の環状溝23に係合する係合孔25が設けられている。
【0027】
従って、押しボタンキー17は押しボタンゴム24のドーム部24aの弾性によってコントローラケース11の外方、つまり照光式スイッチ13のスイッチオフ方向に付勢されている。そして、押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押圧すると、押しボタンゴム24のドーム部24aが内側に撓み、押しボタンゴム24の弾性力に抗して押しボタンキー17が押し込まれ、図2(b)に示すように、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0028】
図3はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第3の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図であり、第1及び第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0029】
押しボタンキー17の凹陥部15の内部に突出する基端部には二枚の鍔部26が設けられている。また、凹陥部15の内底部には押しボタンゴム24が押しボタンキー17に嵌合した状態に設けられ、この押しボタンゴム24にはドーム状で、頂部に前記押しボタンキー17の二枚の鍔部26の間に係合する係合孔25が設けられている。
【0030】
従って、押しボタンキー17は押しボタンゴム24のドーム部24aの弾性によってコントローラケース11の外方、つまり照光式スイッチ13のスイッチオフ方向に付勢されている。そして、押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押圧すると、押しボタンゴム24のドーム部24aが潰れて、押しボタンゴム24の弾性力に抗して押しボタンキー17が押し込まれ、図3(b)に示すように、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0031】
図4はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第4の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図であり、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0032】
押しボタンキー17の凹陥部15の内部に突出する基端部には鍔部27が設けられている。また、凹陥部15の内底部と鍔部27との間には鼓形状の押しボタンゴム28が押しボタンキー17に嵌合した状態に設けられている。
【0033】
従って、押しボタンキー17は押しボタンゴム28の弾性によってコントローラケース11の外方、つまり照光式スイッチ13のスイッチオフ方向に付勢されている。そして、押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押圧すると、鍔部27によって押しボタンゴム28が圧縮され、押しボタンゴム28の弾性力に抗して押しボタンキー17が押し込まれ、図4(b)に示すように、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0034】
図5はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第3の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図であり、第1〜第3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0035】
押しボタンキー17の凹陥部15の内部に突出する基端部には二枚の鍔部29が設けられている。また、凹陥部15の内底部には押しボタンゴム24が押しボタンキー17に嵌合した状態に設けられ、この押しボタンゴム24にはドーム状で、頂部に前記押しボタンキー17の上部側の鍔部29に嵌合する嵌合部30が設けられている。
【0036】
従って、押しボタンキー17は押しボタンゴム24のドーム部24aの弾性によってコントローラケース11の外方、つまり照光式スイッチ13のスイッチオフ方向に付勢されている。そして、押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押圧すると、押しボタンゴム24のドーム部24aが潰れて、押しボタンゴム24の弾性力に抗して押しボタンキー17が押し込まれ、図5(b)に示すように、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0037】
図6はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第6の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図であり、第4の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0038】
押しボタンキー17の凹陥部15の内部に突出する基端部には鍔部27が設けられている。また、凹陥部15の内底部と鍔部27との間には円筒状で、周壁に肉抜き部30aを有する押しボタンゴム30が押しボタンキー17に嵌合した状態に設けられている。
【0039】
従って、押しボタンキー17は押しボタンゴム30の弾性によってコントローラケース11の外方、つまり照光式スイッチ13のスイッチオフ方向に付勢されている。そして、押しボタンキー17の押圧部17aを手指によって押圧すると、鍔部27によって押しボタンゴム30が圧縮され、押しボタンゴム30の弾性力に抗して押しボタンキー17が押し込まれ、図6(b)に示すように、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0040】
図7はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第7の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図であり、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0041】
透明もしくは透光性を有する合成樹脂材料からなる棒状の押しボタンキー31の押圧部31aは凹陥部15の内部に突出しており、この凹陥部15には押しボタンゴム19と押しボタンカバー22とに周縁部が挟持された押しボタン32が設けられている。この押しボタン32は透明もしくは透光性を有する合成樹脂材料で成形されたトグルバネであり、中央部に円弧状に突出する凸部32aが設けられている。
【0042】
従って、押しボタン32の凸部32aを押しボタン32の弾性力に抗して押し込むと、凸部32aが図7(b)に示すように反転して押しボタンキー31の押圧部31aを押圧し、押しボタンキー31が押し込まれ、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0043】
図8はマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造の第8の実施形態を示すスイッチオフ状態の縦断側面図であり、第1及び第7の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0044】
透明もしくは透光性を有する合成樹脂材料からなる棒状の押しボタンキー33の押圧部34は凹陥部15の内部に突出しており、この押圧部34にはドーム部35a及び鍔部35bを有するキャップ部35が一体に設けられている。このキャップ35には透明もしくは透光性を有する合成樹脂材料からなり、ドーム部36a及び鍔部36bを有する押しボタンゴム36が嵌合されている。そして、キャップ部35の鍔部35bと押しボタンゴム36の鍔部36bは凹陥部15の内部において押しボタンカバー22によって固定されている。
【0045】
従って、押しボタンゴム36と押しボタンキー33のキャップ部35の弾性力に抗して押し込むと、キャップ部35が弾性変形して押しボタンキー31の押圧部34を押圧し、押しボタンキー33が押し込まれ、照光式スイッチ13の被操作部13aが押圧されて照光式スイッチ13がスイッチオンとなる。
【0046】
なお、前記実施形態においては、押しボタンキーを透明もしくは透光性を有する材料によって形成し、照光式スイッチの点滅光を押しボタンキーを透光させ、押しボタンキーの押圧部の位置を判明するようにしたが、押しボタンゴム、押しボタンカバーも透明もしくは透光性を有する材料によって形成し、押しボタン部の全体が点滅するようにしてもよい。また、点滅に限定されず、点灯でもよい。さらに、押しボタン部に防水キャップを設けた場合においても、防水キャップを透明もしくは透光性を有する材料によって成形することにより、同様な効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ガスの異常使用時、地震時あるいはガス圧力低下時等の緊急時にマイコンガスメータに内蔵された双方向遮断弁が作動してガスの流通を遮断したとき、照光式スイッチの表示ランプが点滅(点灯)する。この点滅光は透明もしくは透光性の押しボタンキーを透過して押圧部が点滅して双方向遮断弁が遮断されたことと開弁スイッチの位置を同時に消費者に報知することができる。
【0048】
消費者が遮断事象を確認した後、ガスの使用を再開する際には、点滅している押しボタンキーの押圧部を手指によって押圧すると、照光式スイッチがスイッチオンとなり、双方向遮断弁が電気的に開弁され、ガスの使用を再開することができる。
【0049】
このように開弁スイッチが自ら点滅することにより、夜間等においても開弁スイッチの位置を容易に確認でき、消費者が迷うことなく開弁スイッチを操作でき、従来のようなガス事業者の出動も必要なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図2】この発明の第2の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図3】この発明の第3の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図4】この発明の第4の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図5】この発明の第5の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図6】この発明の第6の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図7】この発明の第7の実施形態を示し、(a)はスイッチオフ状態の縦断側面図、(b)はスイッチオン状態の縦断側面図。
【図8】この発明の第8の実施形態を示すスイッチオフ状態の縦断側面図。
【図9】従来のマイコンガスメータの正面図。
【符号の説明】
11…コントローラケース
13…照光式スイッチ
14…押しボタン部
17…押しボタンキー
Claims (2)
- ガスメータ本体の内部にガス流入口に連通する一次側流通路と計量室に連通する二次側流通路とを区画する仕切り壁を設けるとともに、この仕切り壁に一次側流通路と二次側流通路とを連通する連通口を設ける一方、電気信号により前記連通口を開閉する双方向遮断弁を設けたマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造において、
前記ガスメータ本体の内部に設けられ、前記双方向遮断弁が閉弁したとき点灯または点滅する表示ランプを内蔵し、スイッチオンによって前記双方向遮断弁を開弁可能な被操作部を有する照光式スイッチと、
前記ガスメータ本体に前記照光スイッチの被操作部と対向して設けられ、中央部に周壁で囲まれたテーパ凹部を有する押しボタンカバーと、
前記照光式スイッチの被操作部に対向して前記照光式スイッチをスイッチオン可能に設けられ、前記照光式スイッチの点灯、点滅光が外部に透光可能な透光部材からなり、前記押しボタンカバーのテーパ凹部内に押圧部を有する押しボタンキーとを具備したことを特徴とするマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造。 - 前記押しボタンキーは、前記ガスメータ本体に設けられた貫通孔に進退自在に設けられ、前記貫通孔には前記押しボタンキーを水密にシールするとともに、スイッチオフ方向に付勢する押しボタンゴムと前記押しボタンキー及びパッキンを保持する不透明材料からなる押しボタンカバーが設けられていることを特徴とする請求項1記載のマイコンガスメータの遮断弁開弁スイッチ構造。
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