JP4352569B2 - 合成樹脂性中空板製造装置および製造方法 - Google Patents

合成樹脂性中空板製造装置および製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、凹凸シートの両側あるいは片側に平坦シートを張り合わせた合成樹脂製中空板を製造する合成樹脂中空板の製造装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、多数の突起部が形成された凹凸状合成樹脂シートの両面あるいは片面に平坦状合成樹脂シートを接合した合成樹脂製中空板(気泡ボード)が知られている。この気泡ボードは、単位面積当り重量(目付重量)が200グラム/m2〜3000グラム/m2程度のものがよく知られている。気泡ボードは肉厚シートから構成され曲げ剛性を有しており、柔軟性を有する気泡シートと区別される。本明細書中では目付重量が200グラム/m2以上のものを気泡ボード、200グラム/m2未満のものを気泡シートとする。
【0003】
気泡ボードには、凹凸シートの両面に平坦シートを接合した3層品、あるいは凹凸シートの片面に平坦シートを接合した2層品が存在する。この気泡ボードは中空構造のため軽量であり、耐圧縮性、耐衝撃性、熱遮断効率等に優れているため、養生材、梱包材、断熱材等の種々の用途に用いられている。
【0004】
通常このような気泡ボードは、製膜された平坦シートを充分加熱して凹凸シートに熱圧着(融着)させることにより接合され製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
凹凸シートに平坦シートを融着して接合した後、それぞれのシートが冷却され収縮が生じる。このとき凹凸シートと平坦シートとでは形状の相違から収縮率が異なるため、接合後に製品の反りが発生する。
【0006】
また、凹凸シートの両面に平坦シートを接合する3層品は、凹凸シートに一方の面に第1平坦シートを接合した後、他方の面に第2平坦シートを接合して製造される。第2平坦シートを接合する際には凹凸シートと第1平坦シートは既に冷えて収縮した状態となっている。従って第2平坦シートを接合した後、第2平坦シートのみが冷却して収縮することとなり、片面に接合されたシートのみの収縮は中空板の反りを大きくする。また、2枚の平坦シートが水平の状態で冷却される際には、それぞれの平坦シートにかかる重力の影響が異なる。このように3層品の場合には反りの問題が顕著となる。
【0007】
このような3層品の反りの問題を解決するために、垂直に走行する2枚の平坦シートを凹凸シートの両側から同時に接合することも考えられるが、以下のような不具合がある。すなわち、凹凸シートに両側から同時に接合する場合には、融着のために充分な圧力がかけられない。また、接合され3層となった製品は剛性が高く、その後の引き取りの際に方向転換ができないなどの制約があり、現実的には設備の配置等の問題から凹凸シートの両側から平坦シートを垂直に同時に接合することは困難である。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑み、凹凸シートに平坦シートを接合した後、反りを生じない合成樹脂製中空板を製造可能な製造装置および製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、凹凸シート(10)の両面に平坦シート(20、30)が接合された合成樹脂製中空板の製造装置であって、凹凸シート供給手段(11、12)と、予め冷却された状態の平坦シート(20、30)を供給する2つの冷却シート供給手段(21、22;31、32)と、凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)とが接合された合成樹脂製中空板(45)を所定の厚みに圧延する圧延手段(50)とを備えることを特徴としている。また、請求項11に記載の発明は、凹凸シート(10)の両面に平坦シート(20、30)が接合された合成樹脂製中空板の製造方法であって、凹凸シート供給工程と、予め冷却された状態の2つの平坦シート(20、30)を供給する冷却シート供給工程と、凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)とが接合された合成樹脂製中空板(45)を、所定の厚みに圧延する圧延工程とを備えることを特徴としている。
【0010】
このように平坦シート(20、30)を予め冷却しておくことで、平坦シートを充分収縮させて内部応力をなくすることができ、凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)とを接合した後、反りを生じない合成樹脂製中空板を得ることができる。さらに、後成形に充分な熱を有している合成樹脂製中空板(45)を圧延することで、合成樹脂製中空板(45)の厚みを調整することができる。
【0011】
また、請求項2および請求項12に記載の発明のように、圧延された合成樹脂製中空板(45)を冷却することで、中空板(45)の余熱を除去して、より確実に反りを防止することができる。
また、請求項3および請求項13に記載の発明は合成樹脂製中空板は単位面積当り重量が200グラム/m2以上であることを特徴としている
【0012】
このような構成であれば、単位面積当り重量が200グラム/m2以上である肉厚であって曲げ剛性の高い中空板に適用しても、反りの生じない中空板を得ることができる。
【0013】
また、請求項および請求項14に記載の発明は、凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)との間に接合材料(40、42)を介在させ、凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)とを接合することを特徴としている。凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)との接合は、請求項および請求項15に記載の発明のように、接合材料(40、42)として合成樹脂フィルムを用い、この合成樹脂フィルムによる融着で凹凸シート(10)と平坦シート(20、30)とを接合してもよい。合成樹脂フィルムは、接合する合成樹脂シート(10、20、30)の間に供給してもよい。さらに、請求項および請求項19に記載の発明のように、合成樹脂製シート(10、20、30)を多層構造として、合成樹脂製シートの接合面側に低融点の融着層として設けてもよい。さらに接合材料として例えば接着剤を用いることもできる。
【0014】
また、請求項に記載の発明は、冷却シート供給手段(21、22;31、32)は、平坦シート(20、30)を供給する平坦シート供給手段(21、31)と、平坦シート(20、30)を冷却する平坦シート冷却手段(22、32)とを有することを特徴としており、また、請求項16に記載の発明は、冷却シート供給工程は、平坦シート(20、30)を供給する平坦シート供給工程と、平坦シート(20、30)を冷却する平坦シート冷却工程とを有することを特徴としている。
【0015】
平坦シート(20、30)の冷却は、請求項および請求項17に記載の発明のように、冷却ロール(22、32)にて行うように構成してもよい。さらに、外部にて予め冷却された平坦シート(20、30)を供給するようにしてもよい。
【0016】
また、請求項および請求項18に記載の発明のように、冷却された平坦シート(20、30)を、凹凸シート(10)と接合する前に融着可能な温度まで加熱してもよい。これにより、接合材料(40、42)による合成樹脂シート(10、20、30)の接合を確実に行うことができる。
【0019】
また、請求項10および請求項20に記載の発明のように、合成樹脂としてポリオレフィン系重合体を用いることができる。
【0020】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1、2に基づいて説明する。図1(a)は合成樹脂製中空板の斜視図であり、(b)は中空板の断面図である。本実施形態では合成樹脂としてポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィン系重合体を用いている。また、本実施形態の合成樹脂製中空板は単位面積当り重量(目付重量)が200グラム/m2以上のものを用いている。
【0022】
図1に示すように本実施形態の中空板45は、凹凸状の凹凸シート10と、凹凸シート10の一面に接合された平坦状の第1平坦シート20と、凹凸シート10の他面に接合された平坦状の第2平坦シート30とからなる3層構造となっている。本実施形態の凹凸シート10には多数の円柱状突起部がエンボス加工されており、凹凸シート10の突起部開口側に第1平坦シート20が接合され、これにより空気が封入された密閉空間10aが形成される。
【0023】
図2は上記中空板を製造する中空板製造装置の概略構成を示す模式図である。図2に示すように中空板製造装置には、凹凸シート10を供給する凹凸シート供給手段11、12が設けられている。凹凸シート供給手段11、12は、樹脂シート押出機(図示せず)に連結したフラットダイからなる第1シート供給部11と、外周に多数の凹部が形成された成形ロール12とから構成される。第1シート供給部11から供給された平坦状のシート10は、成形ロール11上で凹凸パターンが形成される。
【0024】
また、中空板製造装置には、第1平坦シート20および第2平坦シート30を供給する2つの平坦シート供給部(平坦シート供給手段)21、31が設けられている。第1、第2平坦シート供給部21、31はそれぞれ、押出機(図示せず)に連結したフラットダイから構成される。
【0025】
第2、第3シート供給部21、31の下流側には、冷却ロール(平坦シート冷却手段)22、32が設けられている。シート供給部21、31から押し出された高温の平坦シート20、30は、冷却ロール22、32により凹凸シート10との接合前に予め冷却される。これにより平坦シート20、30は充分収縮して内部応力がなくなり、凹凸シート10との接合後に反りが発生することを防止できる。
【0026】
また、各冷却ロール22、32の下流側には、それぞれ加熱ロール(加熱手段)23、24、33が連続して設けられている。冷却ロール22、32で冷却されたシート20、30は、加熱ロール23、24、33にて後述の融着接合のために最低限必要な温度まで昇温される。
【0027】
本実施形態では、第1平坦シート20に1本の冷却ロール22と2本の加熱ロール23、24を設け、第2平坦シート30に1本の冷却ロール32と1本の加熱ロール33を設けているが、これらの数は任意に設定できる。また、冷却ロールと加熱ロールを交互に設け、平坦シート20、30の冷却−加熱を繰り返して行うように構成してもよい。このように冷却−加熱を繰り返せば、第1、第2平坦シート20、30の内部応力を確実になくすことができ、凹凸シート10と接合した後において、より確実に反りの発生を防止することができる。
【0028】
なお、本発明でいう冷却シート供給手段は、平坦シート20、30を供給する第2、第3シート供給部21、31と、シート供給部21、31から供給された平坦シート20、30を冷却する冷却ロール22、32とから構成される。
【0029】
本実施形態では、凹凸シート供給手段11、12の上流側より第1平坦シート20が供給されて、凹凸シート10の一方の面に第1平坦シート20が接合された後、凹凸シート供給手段11、12の下流側より第2平坦シート30が供給されて、凹凸シート10の他方の面に第2平坦シート20が接合されるように構成されている。
【0030】
また、本実施形態の中空板製造装置では、図2に示すように第1、第2平坦シート20、30の外表面(凹凸シート10との接合面の反対側の面)に、予め印刷が施されたフィルムや不織布等の表皮26、36を貼合するように構成されている。表皮26、36は、図示しない表皮供給部から供給され、熱風や赤外線ヒータ等の予熱装置27、37にて予熱され、加圧ロール(タッチロール)25、35にて冷却ロール22、32に圧着するように加圧され、平坦シート20、30の外表面に接合される。
【0031】
さらに、平坦シート20、30の外表面に表皮26、36を接合しない場合には、加圧ロール25、35の外周に適宜凹凸パターンを形成しておけば、平坦シート20、30の外表面に滑り止め等のエンボス加工が施された中空板を製造することもできる。
【0032】
本実施形態の中空板製造装置では、フラットダイからなるフィルム供給部41、43から供給される合成樹脂製の接合用フィルム(接合材料)40、42を凹凸シート10と平坦シート20、30との間に介在させ、融着により各シート間の接合を行っている。この接合用フィルム40、42は、接合される合成樹脂シート10、20、30に比較して薄手になっており、融着後に収縮しても中空板45の反りの問題は発生しない。
【0033】
なお、接合用フィルム40、42としては、凹凸シート10や平坦シート20、30と同様の樹脂、例えばポリオレフィン樹脂やポリオレフィン樹脂に極性基をグラフト重合した接着性樹脂を用いることが望ましい。
【0034】
中空板45は上記のように密閉空間10aを有している。この密閉空間10aに空気が封入される際、空気は高温となっているため、封入後に温度低下に伴い密閉空間10a内の空気が収縮する。この空気収縮により、中空板45の外表面の平滑さが失われるとともに不規則な反りを生じる可能性がある。
【0035】
そこで本実施形態の中空板製造装置には、各シート10、20、30を接合して3層の中空板45を形成した後、余熱を持った中空板45を圧延する圧延機構(圧延手段)50が設けられている。圧延機構50は、対向する複数の圧延ロール51〜54、55〜58によって構成されている。これらの圧延ロールは、上流側から下流側に向けて上下のロール間隔が徐々に狭くなるように構成されている。この圧延機構50により、第1、第2平坦シート20、30が接合されたことで後成形に充分な熱を有している中空板45を圧延し、中空板45の厚みを調整する。
【0036】
これらの圧延ロール51〜54、55〜58は、図2中上側の圧延ロール51〜54の軸を結ぶ線(上側ロール軸線)および下側の圧延ロール55〜58の軸を結ぶ線(下側ロール軸線)が共に直線を描くように配置してもいいし、共に曲線を描くように配置してもよい。しかし、実際の製造装置としての配置を考えるとすれば、図2に示すように上側ロール軸線が曲線を描き、下側ロール軸線が直線を描くように構成することが望ましい。この構成によれば、下側ロール軸線を基準として上側ロールの位置を調整することができる。
【0037】
密閉空間10aに封入された空気の体積と絶対温度は、ボイルシャルルの法則に従って比例すると考えられる。従って、理論的に中空板45の厚さは、上流から下流に進むに従って封入された空気の絶対温度の1/3乗〜1乗に比例して小さくなると考えられる。このときの中空板45の厚さが変化する曲線を変化率逓減曲線という。
【0038】
本発明者らが実験的研究を行った結果、中空板45の厚みは上流から下流に進むに従って一次元非定常熱伝達理論によって求められる絶対温度理論値の0.75乗〜0.9乗に比例する範囲で変化することが判った。これは内部応力緩和によって中空板45の厚さ方向にも若干収縮するものと考えられる。そこで実際の中空板製造装置においては、この曲線(変化率逓減曲線)に沿うように圧延ロール51〜54、55〜58を配置している。このようなロール配置により、封入された空気の温度低下による収縮割合に適合するように中空板45の厚みを調整することができる。
【0039】
なお、圧延機構50には、上下のロール間隔を微調整可能なロール間隔調整機構と、調整したロール間隔をロックできるロック機構とを設けることが望ましい。
【0040】
上記の圧延機構50によって中空板45自身の余熱を利用して圧延、成形を行い中空板45の反りを矯正した場合には、後工程で中空板45を急冷する必要がある。仮に中空板45を自然冷却によって徐冷すると、第2、第3平坦シート20、30はそれぞれ収縮して、不規則な反りを生むからである。
【0041】
そこで本実施形態では、圧延機構50の下流側に冷却機構(冷却手段)60を設けている。冷却機構60として、中空板45を上下から挟み込んで冷却する冷却ベルト61、62を用いている。各冷却ベルト61、62は、空冷や水冷等を行う冷却装置63、64によって常時冷却されている。
【0042】
次に、上記の合成樹脂中空板製造装置による合成樹脂製中空板45の製造方法について説明する。
【0043】
まず、凹凸シート10を供給する凹凸シート供給工程が行われる。凹凸シート10は第1シート供給部11から平坦状態で送出され、成形ロール12上で真空ないしは圧空によって多数の突起部が成形される。
【0044】
さらに、第1平坦シートを供給する第1平坦シート供給工程と第1平坦シートを冷却する第1平坦シート冷却工程が行われる。第1平坦シート20は、第2シート供給部21から高温状態で送出された後、冷却ロール22にて冷却される。このとき平坦シート20の外表面に表皮26が接合される。この冷却工程により第1平坦シート20は充分な収縮が行われるため内部応力がなくなり、凹凸シート10と接合した後に反りの発生を防止することができる。その後、第1平坦シート20は加熱ロール23、24にて融着に必要な最低温度まで加熱される。
【0045】
次に、第1平坦シート20と凹凸シートを接合するシート接合工程が行われる。第1平坦シート20と凹凸シート10との間に、第1フィルム供給部41より融着のため適度に加熱された接合用フィルム40を供給し、成形ロール12上で加圧ロール13によって適度に加圧することにより凹凸シート10と第1平坦シート20とを貼合(融着)させる。このとき第1平坦シート20は加熱ロール23、24にて加熱されているので、融着を確実に行うことができる。これにより、凹凸シート10と第1平坦シート20とが接合して2層構造の中空板44となる。
【0046】
さらに、第2平坦シートを供給する第2平坦シート供給工程と第2平坦シートを冷却する第2平坦シート冷却工程が行われる。第2平坦シート30は、第3シート供給部31から高温状態で送出された後、冷却ロール32にて冷却される。このとき外表面に表皮36が接合される。この冷却工程により第2平坦シート30は充分な収縮が行われるため、凹凸シート10と接合した後に反りの発生を防止できる。その後、第2平坦シート30は加熱ロール33にて加熱される。
【0047】
次に、第1平坦シート20と凹凸シートを接合するシート接合工程が行われる。第2平坦シート30と凹凸シート10との間に第2フィルム供給部43より融着のため適度に加熱された接合用フィルム42を供給し、ロール34上で加圧ロール38によって適度に加圧することにより凹凸シート10と第2平坦シート30とを貼合(融着)させる。このとき第2平坦シート30は加熱ロール33にて加熱されているので、融着を確実に行うことができる。これにより、凹凸シート10と第2平坦シート30とが接合して3層構造の中空板45が形成される。
【0048】
次に上記工程にて成形された3層構造の中空板45を圧延する圧延工程が行われる。中空板45は圧延機構50にて上下のロール51〜54、55〜58で所定の厚みになるまで圧延される。次に、圧延工程で圧延された中空板45を冷却機構60にて急冷する冷却工程が行われる。
【0049】
以上の工程により3層構造の合成樹脂中空板45が成形される。その後、必要に応じて裁断が行われる。
【0050】
以上、本実施形態によれば、第1、第2平坦シート20、30を予め冷却することにより充分収縮させてから接合材料40、42を用いて凹凸シート10と接合するので、肉厚の厚い合成樹脂シートを用いても反りを生じない合成樹脂製中空板45を得ることができる。さらに、圧延機構50および冷却機構60を付加して、中空板45を圧延、成形した後に急冷することにより、中空板45の余熱を除去して、より確実に反りを防止することができる。
【0051】
なお、本実施形態では、凹凸シート10に第1平坦シート20を貼合した後、第2平坦シート30を貼合しているが、これに限らず、凹凸シート10に第2平坦シート30を貼合した後、第1平坦シート20を貼合してもよい。
【0052】
また、本実施形態の中空板製造装置の構成であれば、後述の第2、第3実施形態で示すように簡単なロール配置の差し替えにより、同一の製造装置にて中空板全般の製造が可能となる。
【0053】
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。図3(a)は第3実施形態の合成樹脂中空板製造装置の主要構成部分を示す概念図であり、(b)は第3実施形態の合成樹脂中空板における凹凸シートの斜視図である。本第2実施形態は上記第1実施形態に比較して、凹凸シート10は両側において、対称的に突起部が形成されている凹凸形状となっている点が異なるものである。
【0054】
本第2実施形態の合成樹脂製中空板製造装置では、第1シート供給部11から平坦状で供給される凹凸シート10に凹凸形状を形成する成形ロールは、外周に凹凸部が形成された2つの対向する成形ロール12、14からなる。これらの2つの成形ロール12、14の噛み合わせにより、図3(b)に示す両面に突起部が形成された凹凸シート10が形成される。この凹凸シート10の両面に、上記第1実施形態と同様、2枚の平坦シート20、30が接合され、3層構造の中空板が形成される。
【0055】
本第2実施形態の合成樹脂製中空板では、凹凸シート10には両面に突起部が形成され両面対称形状となっているので、反りの発生をより確実に防止することができる。
【0056】
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態を図4に基づいて説明する。図4(a)は第3実施形態の合成樹脂中空板製造装置の主要構成部分を示す概念図であり、(b)は第3実施形態の合成樹脂中空板の斜視図である。本第3実施形態は上記実施形態に比較して、製造される合成樹脂製中空板が、突起部の形成された凹凸シート10と、凹凸シート10の突起部先端側に接合された平坦シート20とから構成される2層構造である点が異なるものである。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0057】
図4(a)に示すように本第3実施形態の合成樹脂中空板製造装置には、成形ロール13に連続して、凹凸シート10を反転させるためのロール15が設けられている。また、上記第1実施形態における第2平坦シート30を供給する第2シート供給部31や、第2平坦シート30を冷却する冷却ロール32等は設けられていない。
【0058】
本第3実施形態の中空板製造装置により、図4(b)に示す2層構造の合成樹脂製中空板が製造される。本第3実施形態の合成樹脂製中空板では密閉空間が形成されないため、空気が封入されない構造となっている。
【0059】
このような空気が封入されない構造の合成樹脂製中空板においても、凹凸シート10と平坦シート20を接合した後において、余熱を持っている中空板を圧延および冷却するために圧延機構50と冷却機構60とを設けることが反り防止の観点から望ましい。
【0060】
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態を図5に基づいて説明する。図5(a)(b)は本第4実施形態のシート供給部11、21、31を示し、(c)は本第4実施形態の合成樹脂シート10、20、30の断面構造を示している。本第4実施形態は上記第1実施形態に比較して、中空板を構成する合成樹脂シート10、20、30が多層シートとなっている点が異なる。上記実施形態と同様の部分については説明を省略する。
【0061】
上記第1実施形態では、各シート10、20、30の供給部11、21、31にフラットダイを用いて一層構造の合成樹脂シートを送出したが、本第4実施形態では、図5(a)に示すマルチマニホールド方式、あるいは図5(b)に示すスタッキングプレートによるフィールドブロック方式の共押出多層ダイを用い、各シート10、20、30を図5(c)に示す複数の合成樹脂シートを組み合わせた多層シートとしている。
【0062】
多層シートとしては種類の異なる合成樹脂シートを組み合わせて2種2層、2種3層、3種3層、あるいはそれ以上の多層構造としてもよい。例えば3層構造のシートの場合には、隣り合ったシートと接合する接合側には、融着層として低融点の樹脂を用い、メインとなる中央層には比較的高融点の樹脂を用いて、樹脂の物性面から中空板の反りを改善することができる。さらに外表面側には、外観に優れた平滑な樹脂を用いることができる。
【0063】
また、各シート10、20、30をこのような多層構造とすることにより、近年プラスチックのリサイクル問題から注目されている再生原料(PET等)を積極的に使用することも容易になる。再生原料は繰り返し押出成形されているため、熱履歴の増大による劣化が生じ、バージン材料に比べると低温融着性やシート表面の美観等の点で格段に劣る。そこで中央層に再生材料を用い、融着層には低融点の融着性に優れた樹脂を用い、外表面相に光沢を有する外観に優れた樹脂を用いればよい。
【0064】
あるいは、各シート10、20、30をこのような多層構造とすることで、単一層では製膜に支障を来たし、製造なし得なかった機能性無機フィラー等の練り込みも容易となる。
【0065】
また、このような多層構造において低融点の融着層を組み合わせた場合には、この融着層を各シート10、20、30を接合する接合材料とすることができるので、上記第1実施形態で用いた接合用フィルム40、42を省略することもできる。
【0066】
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、平坦シート20、30を冷却する平坦シート冷却手段として冷却ロールを用いたが、これに限らず、例えば冷却ベルトを用いて平坦シート20、30を冷却してもよい。さらに空冷によって冷却を行うこともできる。
【0067】
また、上記各実施形態において、融着のために適温に加熱された接合用フィルムを用いてシート間の接合を行う場合には、加熱ロールを省略することもできる。
【0068】
また、上記各実施形態では、凹凸シート10に凹凸形状を形成するために成形ロール11を用いたが、同様の機能を有していれば、ロールをベルトに置き換えることができる。また、他のロールについても同様に適宜ベルトに置き換えることができる。
【0069】
また、上記各実施形態では、各シート間の接合を行う際に、加圧ロール13、25、35、38を用いて各シートの加圧を行ったが、これに代えて、例えばエアーチャンバーやエアナイフ等を用いて加圧することもできる。
【0070】
また、上記各実施形態では、第1シート供給部11から供給された平坦状の凹凸シート10に成形ロール12によって突起部を形成することで凹凸シート10を供給したが、これに限らず、本発明の凹凸シート供給手段は外部で予め突起部が成形された凹凸シートを供給するものでもよい。
【0071】
また、上記第1〜第3実施形態では、シート供給部11、21、31として押出機に連結されたフラットダイを用いて合成樹脂シート10、20、30を供給したが、これに限らず、例えばサーキュラーダイ等を用いてもよい。さらに外部の装置で予め製膜された合成樹脂シートを供給してもよい。
【0072】
また、上記各実施形態では、冷却ロールによって平坦シートを冷却したが、これに限らず、本発明の冷却シート供給手段は予め外部の装置で冷却された平坦シートを供給するものでもよい。
【0073】
また、上記各実施形態では、接合材料として接合用フィルムを用いたが、これに限らず、例えば接着剤を用いて接合する合成樹脂シートに塗布してもよい。
【0074】
また、上記各実施形態では、合成樹脂としてポリプロピレンやポリエチレンといったポリオレフィン系重合体を用いたが、再生樹脂であるPETや、分解性樹脂である脂肪族ポリエステル、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は合成樹脂製中空板の斜視図であり、(b)は同じく断面図である。
【図2】第1実施形態の合成樹脂製中空板製造装置の概念図である。
【図3】(a)は第2実施形態の合成樹脂製中空板製造装置の主要部分を示す概念図であり、(b)は第2実施形態の合成樹脂製中空板である。
【図4】(a)は第3実施形態の合成樹脂製中空板製造装置の主要部分を示す概念図であり、(b)は第3実施形態の合成樹脂製中空板である。
【図5】(a)、(b)は第4実施形態の合成樹脂製造装置のシート供給部の断面図であり、(c)は第4実施形態の合成樹脂シートの断面図である。
【符号の説明】
10…凹凸シート、11…第1シート供給部、12…成形ロール、20…第1平坦シート、21…第2シート供給部、22…冷却ロール(平坦シート冷却手段)、23、24…加熱ロール、30…第2平坦シート、31…第3シート供給部、32…冷却ロール(冷却手段)、33…加熱ロール、50…圧延機構(圧延手段)、60…冷却機構。

Claims (20)

  1. 合成樹脂製の凹凸シート(10)の両面に合成樹脂製の平坦シート(20、30)が接合された合成樹脂製中空板の製造装置であって、
    前記凹凸シート(10)を供給する凹凸シート供給手段(11、12)と、
    予め冷却された状態の前記平坦シート(20、30)を供給する2つの冷却シート供給手段(21、22;31、32)と
    前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)とが接合された合成樹脂製中空板(45)を所定の厚みに圧延する圧延手段(50)とを備えることを特徴とする合成樹脂製中空板製造装置。
  2. 前記圧延手段(50)により圧延された合成樹脂製中空板(45)を冷却する冷却手段(60)を備えることを特徴とする請求項に記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  3. 前記合成樹脂製中空板は、単位面積当り重量が200グラム/m 2 以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  4. 前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)との間に接合材料(40、42)を介在させ、前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)とを接合することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  5. 前記接合材料(40、42)は合成樹脂フィルムであり、前記合成樹脂フィルムによる融着で前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)とを接合することを特徴とする請求項に記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  6. 前記冷却シート供給手段(21、22;31、32)は、前記平坦シート(20、30)を供給する平坦シート供給手段(21、31)と、前記平坦シート供給手段(21、31)から供給された前記平坦シート(20、30)を冷却する平坦シート冷却手段(22、32)とを有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  7. 前記平坦シート冷却手段(22、32)は冷却ロール(22、32)であることを特徴とする請求項に記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  8. 前記平坦シート冷却手段(22、32)にて冷却された平坦シート(20、30)を、前記凹凸シート(10)と接合する前に融着可能な温度まで加熱する加熱手段(23、24、33)を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  9. 前記合成樹脂製のシート(10、20、30)は、複数層から構成される多層シートであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  10. 前記合成樹脂はポリオレフィン系重合体であることを特徴とする請求項1ないしに記載の合成樹脂製中空板製造装置。
  11. 合成樹脂製の凹凸シート(10)の両面に合成樹脂製の平坦シート(20、30)が接合された合成樹脂製中空板の製造方法であって、
    前記凹凸シート(10)を供給する凹凸シート供給工程と、
    予め冷却された状態の2つの前記平坦シート(20、30)を供給する冷却シート供給工程と
    前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)とが接合された合成樹脂製中空板(45)を、所定の厚みに圧延する圧延工程とを備えることを特徴とする合成樹脂製中空板の製造方法。
  12. 前記圧延工程により圧延された合成樹脂製中空板(45)を冷却する冷却工程を備えることを特徴とする請求項11に記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  13. 前記合成樹脂製中空板は、単位面積当り重量が200グラム/m 2 以上であることを特徴とする請求項11または12に記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  14. 前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)との間に接合材料(40、42)を介在させ、前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)とを接合する接合工程を備えることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  15. 前記接合工程では、前記接合材料(40、42)として合成樹脂フィルムを用い、前記合成樹脂フィルムによる融着で前記凹凸シート(10)と前記平坦シート(20、30)とを接合することを特徴とする請求項14に記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  16. 前記冷却シート供給工程は、前記平坦シート(20、30)を供給する平坦シート供給工程と、前記平坦シート供給工程にて供給された前記平坦シート(20、30)を冷却する平坦シート冷却工程とを有することを特徴とする請求項11ないし15のいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  17. 前記平坦シート冷却工程では、冷却ロールを用いて前記平坦シート(20、30)を冷却することを特徴とする請求項16に記載の合成樹脂製中空板の製造工程。
  18. 前記平坦シート冷却工程にて冷却された平坦シート(20、30)を、前記凹凸シート(10)と接合する前に融着可能な温度まで加熱する加熱工程を備えることを特徴とする請求項16または17に記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  19. 前記合成樹脂製のシート(10、20、30)は、複数層から構成される多層シートであることを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
  20. 前記合成樹脂はポリオレフィン系重合体であることを特徴とする請求項11ないし19のいずれか1つに記載の合成樹脂製中空板の製造方法。
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