JP4340187B2 - ギヤポンプ - Google Patents
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Description
ポンプハウジング1には、ポンプ組立体3を収装する円筒状のシリンダ孔1bが設けられている。ポンプハウジング1には、シリンダ孔1bと外部とを連通する吐出ポート1aと吸入ポート1cが設けられている。
ポンプ組立体3は、図4に示すように駆動軸10Aに設けられた駆動ギヤ10と、従動軸11Aに設けられた従動ギヤ11と、駆動軸10A及び従動軸11Aの軸方向ポンプハウジング側に設けられた側板7と、シールブロック12から構成されている。駆動軸10Aには図外のモータが接続されている。
次に、ポンプ駆動作用について説明する。モータにより駆動軸10Aが駆動されると、駆動ギヤ10を介して従動ギヤ11が駆動される。この作用によって吸入ポート1cと連通する吸入通路13から低圧の流体が導入され、シリンダ孔1bとポンプ組立体3の間に設けられた高圧室16に高圧の流体が出力される。この高圧の流体は吐出ポート1aから図外の油圧機器等に出力される。
次に、シールブロック12によるシール性について説明する。高圧室16に高圧の流体が導入されると、ポンプ組立体3の外周には高圧が作用する。このとき、シールブロック12に作用する高圧の流体圧は、第1シール部121及び第2シール部122の両方を押しつける側に作用する。よって、2つのシール部を形成できるため、シール性の向上を図りつつシール部材を別途設ける必要が無い。また、従来技術のように駆動ギヤ及び従動ギヤの軸方向両側から側板を挿入するものに比べ、側板を少なくとも1枚廃止することができる。
(1).一枚の側板7からギヤポンプを構成したため、部品点数を削減しつつ軸方向寸法を短縮化することができる。
ポンプハウジング1には、ポンプ組立体3を収装する円筒状のシリンダ孔1bが設けられている。ポンプハウジング1には、シリンダ孔1bと外部とを連通する吐出ポート1aと吸入ポート1cが設けられている。また、シリンダ孔1bの底面部には、軸受け100aを備えた駆動軸支持部100が設けられ、駆動軸10Aが回転可能に支持される。更に、軸受け101aを備えた従動軸支持部101が設けられ、従動軸11Aが回転可能に支持される。
ポンプ組立体3は、図7に示すように駆動軸10Aに設けられた駆動ギヤ10と、従動軸11Aに設けられた従動ギヤ11と、駆動軸10A及び従動軸11Aの軸方向ハウジングカバー2側に設けられた側板8と、シールブロック12から構成されている。駆動軸10Aには図外のモータが接続されている。
次に、ポンプ駆動作用について説明する。モータにより駆動軸10Aが駆動されると、駆動ギヤ10を介して従動ギヤ11が駆動される。この作用によって吸入ポート1cと連通する吸入通路13から低圧の流体が導入され、シリンダ孔1bとポンプ組立体3の間に設けられた高圧室16に高圧の流体が出力される。この高圧の流体は吐出ポート1aから図外の油圧機器等に出力される。
次に、シールブロック12によるシール性について説明する。高圧室16に高圧の流体が導入されると、ポンプ組立体3の外周には高圧が作用する。このとき、シールブロック12に作用する高圧の流体圧は、第1シール部121及び第2シール部122の両方を押しつける側に作用する。よって、2つのシール部を形成できるため、シール性の向上を図りつつシール部材を別途設ける必要が無い。また、従来技術のように駆動ギヤ及び従動ギヤの軸方向両側から側板を挿入するものに比べ、側板を少なくとも1枚廃止することができる。
前記第1シール部を、前記シールブロック端面と前記ハウジングの平面部との面接触により形成したことを特徴とするギヤポンプ。
前記ハウジングを、前記ポンプ組立体が収装されるポンプハウジングと、該ポンプハウジングの蓋体として機能するハウジングカバーから構成し、
前記ハウジングカバーに、前記駆動軸を片持ち支持する駆動軸支持部と、前記従動軸を片持ち支持する従動軸支持部を設けたことを特徴とするギヤポンプ。
前記駆動側歯車及び前記従動側歯車を、前記ハウジングカバーと前記側板の間に配置したことを特徴とするギヤポンプ。
1a 吐出ポート
1b シリンダ孔
1c 吸入ポート
2 ハウジングカバー
2a 駆動軸支持孔
2b 従動軸支持部
3 ポンプ組立体
6 金属コイルばね
7,8 側板
7A,7B,8A,8B 支持孔
7C,8C 切り欠き
10 駆動ギヤ
10A 駆動軸
11 従動ギヤ
11A 従動軸
12 シールブロック
12A,12B 凹湾曲面
12C 円弧溝
12D 支持点
13 吸入通路
16 高圧室
19 シールリング
20 軸受け
21 オイルシール
100 駆動軸支持部
100a 軸受け
101 従動軸支持部
101a 軸受け
121 第1シール部
122 第2シール部
Claims (1)
- 駆動軸により軸支される駆動側歯車と、従動軸により軸支される従動側歯車と、前記駆動軸及び従動軸の軸方向であって前記各歯車の一方にのみ設けられた側板と、前記歯車の歯先をシールするシールブロックとから構成されたポンプ組立体と、
前記ポンプ組立体を収装するハウジングと、
を備え、
前記シールブロックは、前記ハウジングとの間に第1シール部を形成し、前記側板との間に第2シール部を形成し、前記第1シール部と前記第2シール部とで、吸入ポートに連通する低圧室と吐出ポートに連通する高圧室とを画成すると共に、前記高圧室に導かれた流体により前記第1及び第2シール部側に押圧されることを特徴とするギヤポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004136477A JP4340187B2 (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | ギヤポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004136477A JP4340187B2 (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | ギヤポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005315228A JP2005315228A (ja) | 2005-11-10 |
JP4340187B2 true JP4340187B2 (ja) | 2009-10-07 |
Family
ID=35442903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP4340187B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5164720B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-03-21 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 外接歯車ポンプ |
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2004
- 2004-04-30 JP JP2004136477A patent/JP4340187B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2005315228A (ja) | 2005-11-10 |
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Legal Events
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