JP4325058B2 - リモコン装置およびリモコンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、本体装置の制御状態を1チップマイクロコンピュータの制御によって表示部に表示するように構成されるリモコン装置およびリモコンシステムに関し、例えば給湯装置の遠隔操作などに用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、セントラル給湯方式の給湯装置が普及している。この方式の給湯装置では、例えば室外に設置された給湯器本体から、台所および風呂に配管によって温水が供給され、また、室内の各部に暖房や乾燥のための温水が供給される。台所および風呂には、湯温の設定など給湯器本体を制御し且つその制御状態を表示するためのリモコン装置が設置される。
【0003】
通常、リモコン装置は、合成樹脂などからなるハウジングの表面に、操作入力部および表示部が配置され、その内部に、1チップマイクロコンピュータ、インタフェ−ス回路、および電源回路などが設けられる。
【0004】
表示部として、例えば32×80ドット程度のマトリクス表示が可能な蛍光表示管またはLCD(液晶表示装置)などが用いられ、その表示面に、給湯器本体の動作状態、設定湯温、または現在時刻などが表示される。
【0005】
従来において、表示部への表示のための画像データは、1チップマイクロコンピュータに内蔵された数十キロバイト程度のROM(内蔵ROM)に記憶されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、給湯器本体の機種や機能が追加されることによって表示部への表示内容が追加された場合には、これによって画像データのデータ量が増大するため、従来においては1チップマイクロコンピュータの内蔵ROMの容量が不足するという問題がある。
【0007】
また、リモコン装置の操作性を改善するために、表示部の表示内容を変更することがあるが、従来においては、その度毎に1チップマイクロコンピュータの内蔵ROMに記憶した画像データを変更する必要がある。したがって、変更後の画像データを記憶した新たな1チップマイクロコンピュータを準備し、その1チップマイクロコンピュータを既に設置されたリモコン装置の1チップマイクロコンピュータと交換しなければならない。このような作業には大変な労力と時間を要する。
【0008】
また、ユーザ宅において、既に設置された給湯器本体を新機種に取り換えたり、給湯機能のみであった給湯器本体を暖房機能の付加された給湯器本体に取り換えたりすることがある。そのような場合に、既設のリモコン装置については、表示部の表示内容の追加または変更を行う必要はあるものの、基本的な機能は変更の必要のないことが多い。
【0009】
しかし、従来においては、表示内容の追加または変更のためにそれらリモコン装置の全体を取り換えなくてはならず、そのための作業に多くの労力を要していた。
【0010】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、画像データの増大に容易に対応することができ、しかも表示部の表示内容の変更を容易に行うことのできるリモコン装置およびリモコンシステムを提供することを目的とする。
【0011】
請求項1の発明に係る装置は、操作入力部、1チップマイクロコンピュータ、表示部、および、外部のデータ出力装置と通信を行うインタフェ−スを有し、当該リモコン装置によって制御される本体装置の制御状態を前記1チップマイクロコンピュータの制御によって前記表示部の表示面に表示するように構成されたリモコン装置であって、前記1チップマイクロコンピュータとは別に書き換え可能な不揮発性のメモリ素子が設けられており、前記メモリ素子には、前記表示面に表示するための1つまたは複数の画像データが記憶され、前記1チップマイクロコンピュータの制御によって、前記メモリ素子に記憶された画像データが読み出されて前記表示面に表示され、前記インタフェ−スによって、当該リモコン装置を特定する情報を前記データ出力装置に送信し、前記情報に基づいて前記データ出力装置により更新に必要であると判断されて送信されてきた画像データを受信するようにされ、前記メモリ素子に記憶されている1つまたは複数の画像データの全体または一部を、前記データ出力装置から受信した画像データで書き換えることによって、前記表示面の表示内容が更新されるように構成されてなる。
【0013】
請求項の発明に係る装置では、前記インタフェースは、前記本体装置との信号の授受のために設けられたインタフェースによって兼用されている。請求項の発明に係る装置では、前記メモリ素子には複数の背景画像データが記憶されており、前記メモリ素子から読み出された1つの背景画像データと、前記メモリ素子または前記1チップマイクロコンピュータの内蔵ROMから読み出された数値画像データとが組み合わされて、前記表示面に表示されるように構成されてなる。
【0014】
請求項の発明に係る装置では、前記数値画像データを前記表示面に表示するに当たって、その表示位置を前記背景画像データの内容に応じて制御するように構成されてなる。
【0015】
本発明において、操作入力部として、例えば有接点または無接点のスイッチ、抵抗値または誘電率の変化を検出するセンサー、圧力を感知するセンサー、またはタッチセンサーなどの各種のセンサーなど、種々の入力手段を用いることができる。
【0016】
また、表示部として、蛍光表示管、LCD、プラズマディスプレイパネル、CRT、その他の種々の表示手段を用いることができる。メモリ素子として、EEPROM、フラッシュメモリ、電池バックアップされたRAM、その他の種々のメモリ素子を用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るリモコン装置5を用いた給湯装置1の制御系の構成を示すブロック図、図2は給湯器本体3の制御系の構成を示すブロック図、図3は本発明に係る風呂リモコン5の制御系の構成を示すブロック図、図4は風呂リモコン5の外観の例を示す正面図である。
【0018】
図1において、給湯装置1は、給水を加熱して湯をつくる熱源機である給湯器本体3、ならびに、給湯器本体3を台所または風呂から遠隔操作する台所リモコン4または風呂リモコン5、およびその両方からなる。必要に応じて、図示しない他のリモコン装置も用いられる。本明細書において、これら台所リモコン4および風呂リモコン5などの全体または一部を「リモコン」または「リモコン装置」と記載することがある。
【0019】
給湯器本体3とリモコンとは、2本の電線WRによって互いに接続されている。電線WRを介して、給湯器本体3から各リモコンに対して直流電圧が供給され、且つ、コンテンション方式などによって通信が行われる。
【0020】
図2において、給湯器本体3は、マイクロコンピュータ11、センサー群12、駆動部13、データ送受信部14、および電源部15などを有する。
マイクロコンピュータ11は、例えば1チップマイクロコンピュータなどから構成され、内蔵のROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、給湯器本体3の全体を制御する。センサー群12は、各箇所の温度、水量、またはガスの状態などを検出するためのセンサーからなり、検出信号はマイクロコンピュータ11に入力される。駆動部13によって、各種の電磁弁、ヒータ、およびファンなどが駆動制御される。
【0021】
データ送受信部14は、リモコンに対してシリアルデータを送信し、リモコンから送られるシリアルデータを受信することにより、リモコンとの間で通信を行う。データの送受信のために、振幅偏位変調(ASK)、周波数偏位変調(FSK)などの種々の変調方式が用いられる。
【0022】
図3において、風呂リモコン5は、1チップマイクロコンピュータ21、外部メモリ22、キー入力部23、表示部24、音声出力部25、データ送受信部26、および電源部27などを有する。
【0023】
外部メモリ22は、1チップマイクロコンピュータ21とは別に設けられたメモリ素子である。外部メモリ22として、EEPROMまたはフラッシュROMのように、書き換え可能な不揮発性のメモリ素子が用いられる。その容量は、そこに記憶される画像データの内容および量にもよるが、例えば20〜100キロバイト程度、またはそれ以上である。外部メモリ22には、表示部24の表示面HGに表示するための種々の画像データが記憶される。
【0024】
キー入力部23は、図4に示されるような種々のキー51〜58からなり、ユーザの操作によって操作入力信号を発生する。これらのキー51〜58として、有接点または無接点のスイッチ、または表示部24の画面にタッチすることによって入力を行うタッチセンサーなどを用いることができる。
【0025】
表示部24は、ドットマトリクス表示を行う蛍光表示管であり、その表示面HGに、給湯器本体3の動作状態、湯温、現在時刻、予約の設定状態、その他のメッセージなどが表示される。表示部24への表示は、例えば外部メモリ22またはROM213から読み出された画像データが、表示面HG上の適当な位置に配置されることによって行われる。
【0026】
なお、表示部24の表示面HGへの実際の表示に当たっては、例えば表示部24または1チップマイクロコンピュータ21などに設けられた表示用のRAMに画像データが書き込まれ、それに基づいて表示が行われる。
【0027】
音声出力部25は、1チップマイクロコンピュータ21から出力される音声データに基づいて音声を合成し、スピーカSPから音声を出力する。1チップマイクロコンピュータ21から音声データが出力される場合には、音声出力部25は単なる増幅器でよい。
【0028】
データ送受信部26は、給湯器本体3に対してシリアルデータを送信し、給湯器本体3から送られるシリアルデータを受信することにより、給湯器本体3との間で信号の授受を行う。給湯器本体3のデータ送受信部14と同じ変調方式が用いられる。
【0029】
データ送受信部26は、風呂リモコン5に後述する検査装置7が接続された際に、その検査装置7との間で通信を行うためのインタフェースを兼用する。なお、電線WRの接続のために、接続端子TC1,2が設けられている。
【0030】
電源部27は、給湯器本体3から電線WRを介して送られてきた直流電圧を基に、風呂リモコン5における電源電圧を生成して各部に供給する。
1チップマイクロコンピュータ21は、CPU211、RAM212、ROM213、およびI/Oポート214などを内蔵している。ROM213は、例えば20キロバイト程度の容量であり、そこには制御のためのプログラムおよびデータが記憶されている。CPU211がそのプログラムを実行することによって、外部メモリ22へのデータの書き込みおよび読み出し、キー入力部23からの操作入力信号の取り込み、表示部24への静止画像、動画像、または文字などの表示、音声出力部25への音声データの出力、データ送受信部26による給湯器本体3または検査装置7との通信、およびその他の処理が行われ、風呂リモコン5の全体の制御が行われる。
【0031】
次に、外部メモリ22に記憶される画像データFDとその更新方法について説明する。
図5は外部メモリ22などに画像データFDなどが記憶される様子を示す図、図6は表示部24への表示のための処理タイミングを説明する図である。なお、図5(A)は外部メモリ22の記憶状態、図5(B)は検査装置7に内蔵されたメモリ71の記憶状態をそれぞれ示す。
【0032】
外部メモリ22には、例えば図5(A)に示すように、0番地、320番地、640番地…といったように、アドレスの320番地毎に、画面1、画面2、画面3…の各画像データFD1,2,3…が記憶される。
【0033】
これらの画像データFDは、表示部24に表示されるデータのうち、バージョンアップや給湯器本体3の変更などによって変更される可能性のあるもの、ユーザの好みによって変更されまたは選択されるものなどである。
【0034】
また、1チップマイクロコンピュータ21のROM213に入りきらないものなどでもよい。したがって、画像データではなく、音声データ、その他のデータ、またはプログラムなどを外部メモリ22に記憶させるようにしてもよい。その場合には、1チップマイクロコンピュータ21のROM213の容量を低減することができる。また、ROM213の容量を気にすることなく、大容量の画像データFDを記憶することができる。例えば、100画面といったような多数のスクリーンセーバの画面を外部メモリ22に記憶しておき、ユーザが好みの画面を選択するようにすることが可能となる。また、風呂リモコン5の出荷または設置の後に、画像データFDの追加を容易に行うことができる。
【0035】
本実施形態において、これらの画像データFDは、例えばビットマップ形式で記憶されている。画像データFDは、外部メモリ22の表示面HGの大きさと同じサイズのものもあり、それよりも小さいサイズのものもある。これらの画像データFDのうちから、アドレスが指定されることによって、その時々の表示に必要な画像データFDが読み出される。読み出された画像データは、そのまま、または表示位置の指定が行われて、表示部24の表示面HGに表示される。
【0036】
図6に示されるように、表示のためのクロックCLKが入力される毎に、外部メモリ22からの画像データFDの読み出しが行われる。読み出された画像データFDに対して、拡大、縮小、反転、表示位置の指定など、必要な加工が加えられた後、表示面HGに実際に表示される。表示内容は次の表示まで維持される。その結果、クロックCLKの周期T1毎に、表示内容が更新される。クロックCLKの周期T1は、例えば100msecである。
【0037】
さて、外部メモリ22に記憶された画像データFDの一部を変更したい場合には、次の手順で行うことができる。
図3を参照して、風呂リモコン5の接続端子TC1,2に接続されている電線WRを、給湯器本体3および台所リモコン4とは非接続の状態とし、それに代えて、検査装置7の接続端子TK1,TK2に接続する。
【0038】
検査装置7は、主として、風呂リモコン5などの故障診断または動作チェックのために用いられる。通常、工場においてリモコンの検査が行われる。リモコンがユーザ宅に設置された後は、メンテナンスの際にサービスマンによる検査が行われる。それらの検査に当たり、検査装置7またはこれと同様な装置が用いられる。
【0039】
検査装置7は、給湯器本体3から出力する信号に類似した信号を出力し、それに対する風呂リモコン5の応答状態をチェックする。その応答状態によって、風呂リモコン5の動作状態が正常であるか否かを診断する。検査装置7には、書き換え可能な不揮発性のメモリ71の他に、マイクロコンピュータ、データ送受信部、電源、および操作パネルなどが備えられる。
【0040】
本実施形態の検査装置7では、そこに内蔵されたメモリ71に、風呂リモコン5の外部メモリ22に記憶すべき画像データFEが記憶されている。
検査装置7は、風呂リモコン5との通信によって、風呂リモコン5の機種、製造年月日、バージョンなどの情報を取得する。それらの情報によって、風呂リモコン5の外部メモリ22に記憶されている画像データFDについて、更新の必要な部分が判断される。
【0041】
例えば、外部メモリ22に記憶された画像データFDのうち、画面2の画像データFD2が旧バージョンであり、これを新バージョンの画面2aに変更するには、画像データFD2を検査装置7のメモリ71に記憶された画像データFE2によって書き換える。
【0042】
書き換えの処理の際には、検査装置7において、メモリ71から画像データFE2が読み出され、変調されて接続端子TK1,TK2から出力される。送信された信号は、電線WR1を経由して風呂リモコン5のデータ送受信部26で受信される。データ送受信部26で復調され、1チップマイクロコンピュータ21の制御によって外部メモリ22の画面2の部分に書き込まれる。
【0043】
これによって、風呂リモコン5は、次の使用から、旧バージョンの画面2に代えて新バージョンの画面2aが表示部24に表示される。
このように、風呂リモコン5のハードウエアには何らの変更をも加えることなく、表示部24の表示内容を更新することができる。しかも、変更の必要な部分のみの画像データを検査装置7から転送するだけでよいから、その処理時間が短く、作業を短時間で終えることができ、作業における操作も容易である。
【0044】
そして、検査装置7から画像データFEを受信するためのインタフェースとして、風呂リモコン5の遠隔操作のために元々備えられているデータ送受信部26を兼用しているので、風呂リモコン5の構成が複雑となることがなく、簡素化することが可能である。
【0045】
なお、検査装置7のメモリ71に、種々の機種のリモコンに必要な画像データFEを記憶しておき、その中から転送すべき画像データFEを選択してもよい。転送すべき画像データを手動で選択するようにしてもよい。
【0046】
本実施形態の検査装置7は本発明におけるデータ出力装置に相当する。データ出力装置として、検査装置7ではなく、画像データを送信することのできる専用の装置、または汎用のコンピュータ、例えばパーソナルコンピュータを用いることも可能である。また、通信のためのインタフェースとして、データ送受信部26を兼用して用いるのではなく、他の通信インタフェース、例えば1チップマイクロコンピュータ21のシリアル通信ポート(SIOポート)を用い、これに直接に接続するようにしてもよい。その場合には、接続のための適当なコネクタを設けておけばよい。
【0047】
上の実施形態は風呂リモコン5についてのものであるが、台所リモコン4についても同様である。
次に、外部メモリ22に記憶された画像データFDによる表示部24への表示方法について説明する。なお、以下の説明では、リモコンが風呂リモコン5ではなく台所リモコン4である場合を想定している。
【0048】
図7は外部メモリ22に記憶される背景データFDb1〜3の例を示す図、図8は外部メモリ22に記憶される時刻パーツデータFDp1〜4の例を示す図、図9は表示部24に表示される画面HG1〜3の例を示す図である。
【0049】
図7(A)に示す背景データFDb1と図7(B)に示す背景データFDb2とは、表示内容は同じであるが配置が異なる。例えば、一方の背景データFDb1が旧バージョンであり、他方の背景データFDb2が新バージョンである。図7(C)に示す背景データFDb3は、表示内容がそれらと異なる。背景データFDb3は、台所に居て風呂の予約設定を行えるように新しく追加された機能に必要な画像データである。
【0050】
図8(A)(B)に示す時刻パーツデータFDp1,2は、0時台から9時台までの時刻表示に用いられ、図8(C)(D)に示す時刻パーツデータFDp3,4は、10時台から12時台までの時刻表示に用いられる。これらの時刻パーツデータFDp1〜4に、0時00分から9時59分までの各時刻を表示する図示しない時刻パーツデータFDpを組み合わせることによって、1日の全ての時刻が表示される。
【0051】
これらの背景データFDb、時刻パーツデータFDp、図示しない数値データおよびイラストデータなどが組み合わされて、表示部24の表示面HGに種々の画面が表示される。時刻パーツデータFDpまたは数値データが表示される際には、1チップマイクロコンピュータ21によって、その表示位置が背景データFDbの内容に応じて制御される。
【0052】
例えば、図9(A)に示される画面HG1は、背景データFDb1、時刻パーツデータFDp4、「0時00分」を示す時刻パーツデータFDp11、および「4」「0」の各数値データFDn4,0が、所定の位置に組み合わされて構成されている。
【0053】
これに対して図9(B)に示される画面HG2では、画面HG1とは異なる背景データFDb2が用いられ、同じ時刻パーツデータFDp、11、および数値データFDn4,0が、画面HG1とは異なる位置に配置されている。
【0054】
図9(C)に示す画面HG3は、追加された背景データFDb3によって表示さたものである。画面HG3の右側に設けられているキーを操作することにより、風呂の予約設定のための次の画面が表示される。
【0055】
このように、本実施形態によると、背景データFDb部を更新しまたは追加することによって、同じ内容を異なる配置またはデザインで表示し、または新しい内容または機能を容易に追加することができる。また、背景データFDbにイラストや動画などを取り入れることによって、同じ風呂リモコン5であってもユーザに斬新な印象を与えることができる。
【0056】
また、種々の画像データが組み合わされることによって1つの画面が作成され、それが表示部24の表示面HGに表示されるので、表示に必要な画像データの総データ量が低減される。
【0057】
上に述べた実施形態において、外部メモリ22に画像データFDをビットマップデータとして記憶したが、圧縮データ、コードデータ、その他のデータとして記憶してもよい。その他、画像データとして種々の形式または方式のデータを用いることができる。操作入力部として、有接点または無接点のスイッチ、またはタッチセンサーなどの種々の入力手段を用いることができる。リモコンから2本の電線WRを介して給湯器本体3を遠隔操作した例を説明したが、1本または3本以上の電線を用い、または無線で遠隔操作を行うようにしてもよい。
【0058】
その他、風呂リモコン5、給湯器本体3、または給湯装置1の全体または各部の構造、形状、個数、材質、回路、処理内容、処理順序、処理タイミング、画面の内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【0059】
本発明は、給湯装置以外の種々のリモコン装置に適用することができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明によると、画像データの増大に容易に対応することができ、しかも表示部の表示内容の変更を容易に行うことができる。
【0061】
請求項の発明によると、リモコン装置の構成を簡素化することが可能である。請求項および請求項の発明によると、表示に必要な画像データの総データ量が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図2】給湯器本体の制御系の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る風呂リモコンの制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】風呂リモコンの外観の例を示す正面図である。
【図5】外部メモリなどに画像データなどが記憶される様子を示す図である。
【図6】表示部への表示のための処理タイミングを説明する図である。
【図7】外部メモリに記憶される背景データの例を示す図である。
【図8】外部メモリに記憶される時刻パーツデータの例を示す図である。
【図9】表示部に表示される画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1 給湯装置
3 給湯器本体(装置本体)
4 台所リモコン(リモコン装置)
5 風呂リモコン(リモコン装置)
7 検査装置(データ出力装置)
21 1チップマイクロコンピュータ
22 外部メモリ(メモリ素子)
23 操作入力部
24 表示部
26 データ送受信部(インタフェース)
FD 画像データ
FDb 背景データ(背景画像データ)
FDn 数値データ(数値画像データ)
0

Claims (5)

  1. 操作入力部、1チップマイクロコンピュータ、表示部、および、外部のデータ出力装置と通信を行うインタフェ−スを有し、当該リモコン装置によって制御される本体装置の制御状態を前記1チップマイクロコンピュータの制御によって前記表示部の表示面に表示するように構成されたリモコン装置であって、
    前記1チップマイクロコンピュータとは別に書き換え可能な不揮発性のメモリ素子が設けられており、
    前記メモリ素子には、前記表示面に表示するための1つまたは複数の画像データが記憶され、
    前記1チップマイクロコンピュータの制御によって、前記メモリ素子に記憶された画像データが読み出されて前記表示面に表示され
    前記インタフェ−スによって、当該リモコン装置を特定する情報を前記データ出力装置に送信し、前記情報に基づいて前記データ出力装置により更新に必要であると判断されて送信されてきた画像データを受信するようにされ、
    前記メモリ素子に記憶されている1つまたは複数の画像データの全体または一部を、前記データ出力装置から受信した画像データで書き換えることによって、前記表示面の表示内容が更新されるように構成されてなる、
    ことを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記インタフェースは、前記本体装置との信号の授受のために設けられたインタフェースによって兼用されている、
    請求項1記載のリモコン装置。
  3. 前記メモリ素子には複数の背景画像データが記憶されており、
    前記メモリ素子から読み出された1つの背景画像データと、前記メモリ素子または前記1チップマイクロコンピュータの内蔵ROMから読み出された数値画像データとが組み合わされて、前記表示面に表示されるように構成されてなる、
    請求項1または請求項2記載のリモコン装置。
  4. 前記数値画像データを前記表示面に表示するに当たって、その表示位置を前記背景画像データの内容に応じて制御するように構成されてなる、
    請求項記載のリモコン装置。
  5. 操作入力部、1チップマイクロコンピュータ、表示部、およびインタフェ−スを有し、本体装置の制御状態を前記1チップマイクロコンピュータの制御によって前記表示部の表示面に表示するように構成されたリモコン装置と、前記インタフェ−スと通信を行うことが可能なデータ出力装置とを有するリモコンシステムであって、
    前記リモコン装置において、
    前記1チップマイクロコンピュータとは別に書き換え可能な不揮発性のメモリ素子が設けられており、
    前記メモリ素子には、前記表示面に表示するための1つまたは複数の画像データが記憶され、
    前記1チップマイクロコンピュータの制御によって、前記メモリ素子に記憶された画像データが読み出されて前記表示面に表示され、
    前記インタフェ−スによって、当該リモコン装置を特定する情報を前記データ出力装置に送信し、前記データ出力装置から送信されてきた画像データを受信するようにされ、
    前記メモリ素子に記憶されている1つまたは複数の画像データの全体または一部を、前記データ出力装置から受信した画像データで書き換えることによって、前記表示面の表示内容が更新されるように構成されており、
    前記データ出力装置において、
    前記リモコン装置から受信した情報に基づいて前記メモリ素子に記憶された画像データについて更新の必要な部分を判断し、更新に必要な画像データのみを前記リモコン装置に送信するように構成されている、
    ことを特徴とするリモコンシステム。
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