JP4317132B2 - 可撓性の燃料電池多岐管システム - Google Patents

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Description

<関連出願>
本出願は2000年8月11日に出願番号第09/636、452として出願された一部継続出願である。
<連邦政府の主催による研究または開発に関する声明>
本発明は、米国エネルギー省から付与された契約番号第PDI 6533の元で政府の支援を受けてなされたものである。米国政府は、本発明の幾分かの権利を保有する。
本発明は、多岐管を外部に有する燃料電池スタックに係り、特に燃料電池スタックの表面あるいは表面に対して気体を出し入れするように外部に接続される多岐管システムに関係する。
燃料電池は、燃料(例えば、天然の気体燃料、生物による気体燃料、メタノール、ジーゼル油など)の状態になっている化学エネルギを、電気化学反応を通して直接的に電気エネルギに変換する装置である。燃料電池は、バッテリーのように2つの電極である陽極および陰極を含んでいる。燃料電池は、バッテリーとは異なり、燃料と酸化剤とが陽極と陰極に夫々供給され続ける限り電力を発生する。伝統的な発電技術(例えば、内燃機関式発電機か気体または蒸気タービンなど)との比較において、燃料電池の主要な利点としては、燃料電池は燃料を燃焼せずに化学物質を電気エネルギに変換できる点が挙げられる。したがって、燃料電池の効率は燃焼式のエンジンのようにカルノーサイクルによって熱学的に制限されないことになる。このように熱学的に制限されない結果、燃料電池の基本動作によれば伝統的な発電所よりもはるかに高い効率で作動できるようになり、燃料の使用量を削減でき副産物の放出を減少するることもできる。さらに、燃料電池が制御可能であることおよび化学反応が比較的に低温度で行われるために燃料電池システムは、炭化水素、一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物の汚染物質の排出をほとんどゼロにできる。
燃料電池は、通常は互いに積み重ねられたスタック状態で配置される。燃料電池スタックは、多くの個々のセルを含んおり、スタックの内部に多岐管を設けたタイプと外部からスタックに対して多岐管を設けたタイプとに分類される。内部に多岐管を設けたスタックでは、燃料と酸化剤を供給するための気体流路は、燃料電池プレート自体に設けられることになる。外部に多岐管を設けたスタックでは、燃料電池プレートはその一方の端部が開口されており、気体は燃料電池スタックの夫々の面に対して密封される多岐管または容器部材を通して供給される。このようにして設けられる多岐管により密封された流路が提供され、燃料と酸化剤の気体を燃料電池に対して供給し、スタックに対して気体流が指向されて、それらの気体が環境中または他の多岐管に対して漏れ出ることを防ぐようにしている。この多岐管は、燃料電池の作動条件下で電池寿命の持続期間中は各気体を漏洩させない機能を備えなければならない。
燃料電池スタックの多岐管の性能での重要な点として、多岐管の縁部とスタック表面の間に形成される気体シールがある。通常はスタック表面が電気的に伝導性を有しており、その長さ方向に沿って電位勾配を有し、かつ通常は多岐管が金属から構成されるので、誘電性の絶縁体により燃料電池スタックから多岐管を隔離して、多岐管はスタックの電気ショートを防ぐことが必要になる。この誘電性の絶縁体は、通常はセラミックから組み立てられるので脆弱になる傾向がある。このため、スタック表面に対する多岐管の圧縮状態または熱的変化に伴う多岐管の他の機械的な変化、または燃料電池スタックの作動期間中の多岐管のシステム上の機械的ストレスによって誘電性の絶縁体を傷つける場合がある。
燃料電池スタックの多岐管に関する別の条件は、セル成分が高い温度下で各成分が染み込みクリープを発生して、通常は燃料電池スタックの耐用年数が縮まるという事実に関連している。背丈の高い燃料電池スタック(およそ300個以上の燃料電池)に関しては、総高さは2〜3インチほど減少する場合がある。この減少傾向下では、連続形成される金属製の多岐管を、スタックの先端と下部の双方に固定することは不可能となり、電池の動作中はスタックの寸法変化を受容できるようにする必要がある。したがって、燃料電池スタックの気体の流れを案内するために用いられる多岐管のシステムによれば、スタックと共に動くように可とう性を備えるか、もしくは気体シールを維持できなければならない。加えて、上述したように、スタックの動作中は多岐管のシステムに加わる圧力ストレスが少くとも部分的に吸収されることで、セラミック材料製の誘電体絶縁体が壊れないようにする必要がある。
動作前の製造上の欠陥および動作中の一定しない温度分布のために背丈の高い燃料電池スタックは前屈みする傾向がある。高温でのスタックの先端での水平面方向に沿う偏向量はスタックのベースに対して1〜2インチにもなる。この前屈み傾向により、一層の重荷を多岐管に与えるので、気体シールを維持するために前屈みするスタックとともに屈曲できる多岐管が必要となる。
燃料電池は環境温度以上で作動するが、ポリマー電解液燃料電池の「PEFC」は、およそ〜80℃で作動し、燐酸燃料電池の「PAFC」は、およそ〜200℃で作動し、溶融カーボネイト燃料電池の「MCFC」は、およそ〜650℃で作動し、固体酸化燃料電池の「SOFC」は、およそ〜1000℃で作動する。したがって適度な材料の選択と機械的な設計により、燃料電池スタックが耐用年数(通常、何年も)の間、持続できるようにしなければならない。部品に及ぶ応力と腐食は、これらの部品が使用される環境条件の厳しさに対して考えなければならない。上記の「MCFC」と「SOFC」の燃料電池の場合は、動作温度がかなり高く、耐用年数も長いことから金属部品が十分に長い寿命を備えるように設計されなければならない。
本願出願人が現在使用している背丈の高い炭酸塩燃料電池スタックのタイプを用いた燃料電池の多岐管のシステムについて図1Aに概ね図示されており、図示のようにスタックの長手方向に沿って配置される固体レールと皿状部品を具備する多岐管の本体が含まれている。複数の誘電性の絶縁体については、通常は半月キーで多岐管に固定される。このように構成される多岐管のシステムによれば、低いスタック(およそ40個以下の燃料電池セル)においては、背丈に比例するより少ない前屈み量と偏向量になるので幾分かは効果的である。このタイプの多岐管のシステムで使用される部品はニッケルベース合金とステンレス鋼のような耐熱性、耐食性の材料である。
上記の多岐管のシステムは、大量の異なる部品を有する保持システムと関連して動作することで、多岐管に一様に分配される垂直荷重の条件を満足させることで、多岐管とスタックとの間でシール状態を維持でき、スタック収縮とスタックの前屈みの双方を許容するようにもまた作動する。選択された材料、幾何学的な複雑さおよび設計で使用される多くの部品によって高価な構成になり、かつ重くなるので設置が困難となる。また、現在の多岐管のシステムと関連してこの出願の出願人によって使用されている保持システムによれば、多岐管から完全に独自に機能するように設計されている結果、燃料電池スタックの費用増加、重量増加と複雑化の原因になる余分な材料が必要になる。
したがって、本発明の目的は上記の欠点のない燃料電池スタックの多岐管のシステムを提供することである。
また、加えて本発明の目的は、低コストで、複雑でなく、より製造しやすい燃料電池スタックの多岐管のシステムを提供することである。
また、本発明の目的は、気体シールを維持でき、スタックの前屈と収縮を受容できるような可撓性を有する燃料電池スタックの多岐管のシステムを提供することである。
また、本発明の目的は、誘電性の絶縁体の折損を減少または排除することのできる誘電性の固定具構成を含む燃料電池スタックの多岐管のシステムを提供することである。
また、本発明の目的は、より効果的な気体封止状態をわずかな部品で可能にできる燃料電池スタックの多岐管のシステムを提供することである。
<発明に関する概要>
本発明の原理によると、上述された夫々の目的は、隣接する部分を接続するために少なくとも1つの中央領域において折り目を有する中央領域を備えた皿形状の形を有する多岐管の本体を含む燃料電池スタックの多岐管のシステムにより実現されることとなる。この皿状部品は延設形状を有し、また中央領域の周辺部にはその周辺部において側壁折り目を有している。また、この多岐管のシステムがレール組立体を含む場合には、これに対して誘電性の絶縁体が燃料電池スタック表面に多岐管の本体を接合するために取り付けられるであろう。
夫々の中央領域折り目と側壁折り目によれば、これらが動作中に幾何学的に曲がることで変化が吸収されて、多岐管の本体が燃料電池スタック表面に対して密封される関係を維持できるようになる。この結果、本発明の多岐管のシステムによれば燃料電池スタックの収縮状態と、温度変化と材料のクリープ変化によって引き起こされる前屈とが許容可能になり、燃料電池スタック表面において気体シールが維持され、機械的および熱膨張が吸収される。
以下に述べる実施形態では、中央領域の長手方向に沿って区切られる複数の中央領域折り目が設けられている。夫々の中央領域折り目は、中央領域の第1の方向の面から延設され、この面に対向する正反対の側壁の第2の方向の面で接合されることで複合される折り目を形成している。側壁折り目は、第1の方向に向けて中央領域から外側に延設される側壁の第1の部分に含まれる。また、側壁は第2の方向に向けて第1の方向から延設される第2の部分も含む。この第2の部分は、端面を定義するとともに、これらの折り目を収容するために側壁折り目に接する切抜き部を提供する。
記載された実施形態によれば、多岐管のシステムはさらにレール組立体を含む。このレール組立体は、多岐管の側壁の第2の部分によって定義される端面を含む本体の周辺部に取り付けられる。このレール組立体は、複合された折り目に隣接する位置に切り目を提供するために、そのレールの厚さの部分が削減される。また、このレール組立体は、レール組立体を誘電性の絶縁体から電気的に隔離し、多岐管を燃料電池スタックから隔離するように取り付けるために使用されるキャリーピンに適用される。
図1Aに図示されるように、従来技術の外部の多岐管のシステムでは、燃料電池スタック15に対して4つの多岐管10が、上下のエンドプレート20の間に位置するか、またはスタックの側または端面に対面する関係で取り付けられる。図示のように入口として外部的に多岐管を設けた燃料電池スタック15によれば、夫々の1つの片の多岐管10は、燃料電池スタックを通過する空気または燃料の流れる入口または排気用として機能する。夫々の多岐管10は、気体シール25の縁部に沿うようにしてスタック15に封印されるが、この気体シールは多岐管のレールと誘電性の絶縁体で形成されて取り付けられており、これにより空気と燃料の気体流動の方向を維持し、また気体をスタックから隔離し、多岐管を電気的に隔離できるようにしている。
多岐管10が気体シール25を維持できるようにするためには、多岐管は燃料電池スタックの動作中に発生する材料のクリープ変化と熱膨張または熱収縮によるスタック15の収縮と前屈とを含む物理的変化を受容できる十分な可撓性を備えていなければならない。一般に、1片の多岐管10の撓み度は、多岐管とレールとを製造するための材料自体の撓み度により制限される。多岐管の皿状部品とレールは通常は鉄鋼か他の堅い材料から作られることから、動作中に発生するスタックの前屈と収縮作用により、多岐管のシステムに対して所定の圧力が通常印加され、多岐管10とスタック15の間における気体シール25が壊れるかまたは多岐管が引き裂かれる状態となる撓み度を超えることとなる。
図1Bに図示されるように、夫々の多岐管のレール部材30とその夫々のスタック表面の間にはスタック15から多岐管10(図1Bでは不図示)を電気的に隔離するための誘電性の絶縁体35が設けられている。この誘電性の絶縁体35は半月キー40によって多岐管のレール部材30に接合されている。絶縁体35はアルミナなどの脆弱性のセラミックス材料から作られている。したがって、多岐管10とスタック表面の間において気体シール25が完全な状態を維持できるようにするためには、誘電性の絶縁体35が破壊しないように保護することが重要となる。燃料電池スタックの動作の間に発生する熱的および機械的な応力によって、多岐管10は圧縮される結果、誘電性の絶縁体35に対して圧力が印加される。半月キー40により保持される絶縁体は脆弱な性質であることから、絶縁体は多岐管10の曲げに対応してスタック15の側面に沿うように撓むことができず、簡単にひびが入ってしまう。
図2A〜2Bと図5A〜5Cに図示するように、本発明の多岐管のシステムによれば長方形の中央領域52を有する皿形状部の形状の多岐管の本体45を具備しており、中央領域52の周辺部は第1の側面52Aとこれに対向する第2の側面52Bと、第3の側面52Cとこれに対向する第4の側面52Dとから規定されている。この皿形状部の側壁54は中央領域52の周辺部から外側に延設されている。この中央領域52には折り目62として示された少なくとも1つの中央領域折り目を有するが、図示の場合には複数の中央領域折り目62が中央領域52の隣接する部分を接続するように設けられている。夫々の中央領域折り目62は、その対向する横側端または側面が側壁折り目64で接しており、それぞれ隣接する側壁54の部分を接続している。
図示の場合では、夫々の中央領域折り目62は、中央領域の面から第1の方向(図示の外側)に延設される一方で、夫々の側壁折り目64はこの第1の方向とは反対になる第2の方向(図示の内側)に延設されている。このようにして、夫々の中央領域折り目62は、その隣接する側壁折り目64とともに複合される折り目60を規定して、多岐管の本体45の隣接した皿状部品の部分50を接続している。
中央領域52の夫々の側面52Aと側面52Bに隣接した側壁54には第2の側壁部分54Bに連続する第1の側壁部分54Aが設けられている。この側壁部分54Aは中央領域52から外面的に第1の方向に延設されており、第2の側壁部分は第1の部分から第2の方向に延設されている。図示されるように、第1の部分54Aは中央領域52に対して傾斜している。この代わりに第2の部分は、中央領域の面に直交する方向に設けられており、多岐管の本体45に対する端面を規定している。
中央領域52の側面52C、52Dに隣接して、側壁54は夫々の側壁部分54Cと54Dを備えている。これらの夫々の部分は、中央領域からの垂線の方向に延設されており、上記の側壁部分54Bのように多岐管の組立体45のための端面を規定している。端面54Bを含む側壁54と、端面54Dおよび中央領域52の皿形状部50との間の相対的な幾何学位置関係は図2Bに詳細に示されている。
上記のように多岐管の本体45の皿状部品の部分50に隣接されて、複合化された折り目60によって接続されるが、この折り目60は中央領域52の折り目62と側壁54で形成された隣接した側壁折り目64から形成される。図示のように、夫々の側壁折り目64は側壁部分54Aにおいて形成されるが、各折り目64に隣接した側壁部分54Bには折り目を収容できるようにする切抜き部54Eが形成される。
上述した多岐管45の構成によれば、多岐管は側壁54の縁部が燃料電池スタック面に隣接して配置される。多岐管45に複合化された折り目60が存在することは、換言すれば、多岐管が膨張および収縮することができるので、スタックの伸縮に対応可能になることを意味する。その結果、総合的に簡易化されたより良い構成の多岐管の組立体が可能となる。
本発明のさらなる特徴によれば、図3A〜3Cに図示されるレール組立体70とともに多岐管の組立体45が利用される。このレール組立体70は多岐管45に対してスタック表面のそれぞれとの間で気体シールを形成するためのインタフェース部分を提供し、スタックの様々な運転条件下でこのシール状態を維持する補助を行う。
図3A〜3Cを参照して、このレール組立体70は、多岐管45の端面54Cと端面54Dに取り付け可能にされた内部表面72Aと74Aを有する対向したレール部材72、74と、多岐管45の端面54Bに取り付け可能にされた内部表面75A、76Aを有する第3および第4の対向するレール部材75と76とを含んでいる。より詳しくは、レール部材72、74は燃料電池スタックの表面の対向する側面において、スタックの端部プレートに隣接して揃うように構成される一方で、レール部材75と76は燃料電池スタック表面の対向された二つの側面に揃うように構成されている。この構成により、多岐管の組立体45をスタック表面の側面と向かいあう位置関係にすることができ、また端面54B、54Cおよび54Dの縁部がスタック表面と当接する関係にできる。
図示されるように、両方のレール部材75と76はレール部材74の端部からさらに延設される(図3Aと図3Cを参照のこと)。レール部材75と76の夫々の延設部分は、ガスケット(不図示)を支持しており、スタックが収縮しても誘電性の部材がレール上に固定された状態を維持できるようにしている。
また、夫々のレール部材75と76は、多岐管の本体45(図4Aを参照のこと)の複合化された折り目60と切抜き部54Eに対応する位置で厚み方向に切り取られる切り目または部分的な切り目80をさらに有している。図3Bに図示されるように、各切り目80はレールからかなりの部分が切り取られる(図示のように厚みのおよそ3/4)。多岐管の本体45の複合化された折り目60に揃うようにレール部材75と76に切り目80を位置決めすることにより、レール部材は多岐管の本体とともに屈曲できるので、スタック寸法の変化を吸収できる。このため、切り目80はレール部材に可撓性を与えることとなり、複合の折り目から伝達される多岐管の本体の可撓性と結合されることで、加熱および機械的ストレス状態下にスタック表面が置かれた場合あっても、燃料電池スタックの動作中は、多岐管のシステムに必要となる気体シールを維持できるようになる。
図4A〜4Bは、レール組立体70と多岐管の本体45とが取り付けられた様子を図示している。上記のように、多岐管の本体は、レール部材72、74、75および76の内部表面の72A、74A、75Aおよび76Aに取り付けられる。この結果、多岐管の組立体がレール組立体中に位置された状態になり、レール組立体70は多岐管の組立体45の枠体として機能する。このように枠体として機能することは、多岐管の本体45の端面54D、側壁部分54A、中央領域52および中央領域折り目62を設けている様子を図示した図4Bから明らかである。しかし、この図4Bでは多岐管の本体45の側壁部分54Bによって形成される端面は、レール部材75と76によって見えていない。同様に、多岐管の本体45の下側の端面54Dの部分は、レール部材72に隣接されてレール部材72と同一面上に位置している。
次に、図3Cに戻り、レール部材とほとんど同じ寸法形状を有する誘電性の絶縁体85(図3Cで陰影で示した層85)が、望ましくはレール部材の表面に沿うように取り付けられている。レール部材75と76に取り付けられた誘電性の絶縁体は、各レール部材の切り目80の間のレールの部分とほとんど同じ長さを有するので、各絶縁体85は切り目80に隣接して配列される。この構成により、夫々の誘電性の絶縁体85は、垂直なレール部材75または76の対応するセグメントと共に移動することができる。
本発明で使用される誘電性の絶縁体85は、アルミナ製の従来からの誘電性または同様の誘電セラミック材料製のものが使用できる。これに加えて、このような誘電性材料の表面は、浸透(ウィッキング)を減少させる処理をすると良い。
図4A〜4Bを参照して、レール組立体に誘電性の絶縁体85を固定するためのピン92を挿入するための穴90が、レール部材72、74、75および76に配設されている。これらのレール部材75と76の場合には、穴90は各切り目80の両側に位置されており、レール部材72と74の場合には穴90は、レール部材の端部に位置している。
ピン92は特に望ましくはステンレス鋼製であり、丸い形状または筒状に形成される。本発明においてピンが使用される場合には、ピンは、図4Bに図示されるようにレール部材の穴90から突出する状態で設けられる。誘電性の絶縁体(不図示)にはこのピン92を受け入れるための穴が設けられているので、絶縁体は上記のように枠体部材に対して設置されることとなる。ピン92は、多岐官を固定するための従来の半月キーよりも分厚くかつ強度があるので圧力を分配することができるので、絶縁体に対する圧力が少なくなる。しかしながら、レール組立体に誘電性の絶縁体を接合するためには、上記と同等または代替の機構を用いることができることは言うまでもない。
図5A〜5Cは、本発明の多岐管の本体45の皿状部品部分50における複合化された折り目60をより詳しく図示している。図示される本発明の複合化された折り目60は、すべての折り目に共通であるので、一つの折り目について詳細に述べる。
上記のように、夫々の複合化された折り目60は、中央領域折り目62と隣接した側壁折り目64を含む。また、上述したように、夫々の側壁折り目64は、側壁部分54Aまで延設されており、側壁部分54Bの切抜き部54Eに隣境界をなす。したがって、夫々の側壁折り目64は、多岐管の本体の端面を形成した状態で、かつ分岐管の本体の端面を形成する側壁部分54Bに影響を与えることなく、隣接した側壁部分54Aの間で自由に内部に向けて広がることができる。しかしながら、側壁部分54Bが当接するように配置されるレール組立体の多岐管の本体45と、レール部材75と76の間でシール状態を維持できるようにするために、側壁折り目64はその最も外側の縁部が、側壁部分54と同じ面上に位置するように形成されている。この様子は、図5Cの側壁折り目の詳細図でさらに明確に図示されている。
図5Cを参照して、夫々の複合化された折り目60の側壁折り目64は、側壁の面から第1の方向(図示のように内部に向かう)に延設される隣接した側壁部分54Aを含む。より詳しくは、夫々の側壁折り目64の互いに対向する第1の部分64Aと第2の部分64Bは、互いに側壁部分54Aの面に対して傾斜されて延設されている。この第1の部分64Aおよび第2の部分64Bは、折り目に連続した丸いベース部分64Cで接続されている。この丸いベース部分64Cは、鋭角で曲げた場合と比較して引き裂かれる傾向が少ないので、燃料電池の動作中におけるスタック変化により繰り返えされる熱的および機械的ストレスを受けるときに、側壁折り目64に耐久性を与えることができるので、側壁折り目64の耐用期間を長くできる。
夫々の複合化された折り目60の中央領域折り目62は、中央領域52の面に対して第2の方向(図示のように外側に向かう)に延設される中央領域52の隣接部分を含む。より詳細には、この中央領域折り目は、中央領域52の面に対して相対的に傾斜されて対向するように延設される第1の部分62Aと第2の部分62Bとを設けた点で、上記の側壁折り目の構成と同様である。折り目62の丸い頂点部分62Cは、傾斜した部分に接続される。側壁折り目64の丸いベースの部分64Cのように、この丸い頂点部分62Cは、折り目に対して長い耐用期間と強度をもたらすことになる。
上述したように、本発明の実施形態によれば、側壁折り目64は、側壁54の面に対して外面的に延設される方向とは反対方向に中央領域折り目62中央領域52の面から延設されている。しかしながら、本発明によれば側壁折り目64と中央領域折り目62は、同じ内側または外側に延設することができ、また図示されていないが、折り目62を内側に、また折り目64を外側に形成する構成も含まれる。さらに、夫々の折り目64が全て同じ方向に延設される必要はなく、いくつかが内部にまた残りが外側に延設されるようにしても良い。
図5Aに図示されるように、複合化された折り目60の夫々の中央領域折り目62は、中央領域52の互いに対向する第1の側面と第2の側面の間に延設されており、これらの中央領域52の互いに対向する第1の側面と第2の側面は側壁折り目64を境界にしている。夫々の側壁折り目64の外側の縁66は、側壁54の端面54Bと同一面上に一方で、図5Cを参照して上述したように、夫々の側壁折り目64の内側の縁65は中央領域折り目62の外側の縁を形成している。
多岐管の本体45に圧縮力が作用するときであって、例えば燃料電池スタックが前屈するかまたは収縮する間は、複合化された折り目60は中央領域折り目62と夫々の複合化された折り目60の側壁折り目64の双方の角度が次第に減少することにより、圧縮応力を吸収する。スタックの前屈状態により発生することになる、多岐管の本体45が拡張され、皿状部品の部分50が互いに引っ張られる状態になると中央領域折り目62と側壁折り目64の双方の角度は一般的には増加することになる。
丸い頂点部分62Cと丸いベースの部分64Cは、中央領域折り目62と側壁折り目64の夫々に対して耐久性を与え、またこれらが協働して多岐管の本体45に対して可撓性を与えることができる。加えて、燃料電池スタックに対して多岐管の本体45の中央領域52が外側に向けて延設され、また燃料電池スタックに対してその側壁54が内側に延設されることにより、複合化された折り目60はレール組立体70に取り付け可能になり、レールに形成された切り目80によって可撓性を許容できる。
上述したように、多岐管の本体45は、図6Aに示されるように多岐管のシステムのレール組立体70の中に配置される。側壁54の端面54Cと54Dは水平のレール72、74に面して配置され、側壁54の端面54Bは垂直なレール75、76に面して配置される。誘電性の絶縁体は、ピン92によって多岐管のレールの下側に取り付けられる場合がある。
複合化された折り目60と、側壁折り目64の端面54Bおよびピン92を有する垂直なレール75とを含む多岐管のシステムの下側の詳細な構成が、図6Bに図示されている。中央領域折り目62は、中央領域折り目の外側の縁65が側壁折り目64の縁を形成するように側壁折り目64と境界をなしており、また中央領域折り目62の丸い頂点部分62Cは、側壁折り目64の丸いベース部分64Cと交差している。側壁折り目64は、側壁54に隣接する部分で接続しており、中央領域折り目62の縁65から外側の縁66まで延設されている。側壁折り目の丸いベース64Cは、側壁の端面54Bの間のきぬい切抜き部54Eで終わるので、側壁折り目の外側の縁66が側壁の端面54Bと同一面上に位置する。
本実施形態によれば、側壁54の端面の54B、54Cおよび54Dは、レール75、76、72および74の夫々の内部表面75A、76A、72Aおよび74Aに溶接される。しかしながら、本発明の多岐管の組立体と共にレール部材を多岐管の本体45の端面に対して取り付ける他の方法が使用可能であることは言うまでもない。
上述したように、側壁折り目64に略揃うようにされて垂直なレール75、76には各切り目80が位置されており、特に折り目の丸いベースの部分64Cが切り目に揃う位置に形成されている。また、上述したように誘電性の絶縁体は、レール組立体の水平および垂直なレール72、74、75および76に対してピン92により取り付けられる。これらの長方形の誘電性の絶縁体セグメントの端部が、レール75と76に形成された切り目80と、多岐管の本体45の複合化された折り目60と揃えるように設けることにより、多岐管の組立体は最大限の自在性を達成できまた誘電性の絶縁体には最小限の損傷を達成することができる。
ここで、本発明の原理は夫々のスタック表面の全てまたは部分に隣接して配置される多岐管にも同様に適用可能なことは言うまでもない。さらに、本発明の原理は、種々の表面と多岐管を有するスタックにも適用可能である。
なお、上述の構成は、本発明の多くの応用例の特定の実施形態にすぎないことが理解されよう。本発明の精神と請求の範囲から逸脱しない範囲で、本発明の原理に従って容易に他の多く様々な構成が可能である。例えば、ここに記述された多岐管のシステムは、米国特許出願番号09/636、452号において詳細に記述された保持システムの部分であるトラスとストラップ部材に対して燃料電池スタックに対する圧縮状態で取り付けられるであろう。
本発明と上述の他の特徴点については、付随の図面と関連して以下の詳細な記述を読むことでより明らかになるであろう。
図1Aは、外部的に多岐管を設けた従来技術の燃料電池スタックの外観斜視図である。 図1Bは、図1Aの線1B−1Bに沿った詳細な横断面であって、図1Aの従来技術による外部的に多岐管を設けた燃料電池スタックの誘電性の絶縁体と多岐管の本体の間の接続部の様子を示した図である。 図2Aは、本発明の原理に従う多岐管のシステムにおける多岐管の本体の外観斜視図である。 図2Bは、図2Aにおいて「E」で包囲された多岐管の本体の部分について詳細に図示した外観斜視図である。 図3Aは、本発明の原理に従う多岐管のシステムのレール組立体の平面図である。 図3Bは、図3Aの線3B−3Bに沿う図3Aのレール組立体の横断面図である。 図3Cは、図3Aに示されるレール組立体に対して誘電性の絶縁体を取り付けた外観斜視図である。 図4Aは、図2Aの多岐管の本体と、図3Aのレール組立体を取り付けた本発明の原理に従う多岐管のシステムの平面図である。 図4Bは、図4Aの多岐管のシステムの正面図である。 図5Aは、合成された折り目が示されており、図2Aの多岐管の本体の平面図である。 図5Bは、図5Aの線5B−5Bに沿う、多岐管の本体の横断面図である。 図5Cは、図5Bで「D」で包囲される多岐管の本体の部分の詳細図である。 図6Aは、図4Aの多岐管のシステムの下側の外観斜視図である。 図6Bは、図6Aで示される多岐管のシステムで「A」で包囲された部分の詳細図である。 図6Cは、図6Aで示される多岐管のシステムで「B」で包囲された部分の詳細図である。

Claims (36)

  1. 燃料電池スタックの表面からの気体または前記表面に気体を連通させるために使用される多岐管のシステムにおいて、
    皿状部品の形状を有する多岐管の本体であって、前記皿状部品は長さ方向と幅方向の延設部を有する中央領域と、前記中央領域の周辺部から延設される側壁とを有し、前記中央領域は少なくとも一つの中央領域折り目を有し、夫々の前記中央領域折り目は前記多岐管の本体となる皿状部品を形成する、隣接した前記中央領域同士を接続し、
    前記側壁は1つ以上の側壁折り目を含み、夫々の前記側壁折り目は前記中央領域折り目の端部と境界をなし、かつ隣接した前記側壁同士を接続し、
    前記中央領域折り目の夫々は、前記中央領域の面から第1の方向に延設され、前記側壁折り目の夫々は、前記側壁の面に対して前記第2の方向に延設される、ことを特徴とする多岐管のシステム。
  2. 前記第1の方向は、外側に向かう方向であり、前記第2の方向は、内側に向かう方向であることを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  3. 前記側壁は、前記中央領域に対する第1の方向となる外側に延設される第1の部分と、前記第1の部分から前記中央領域に対する第2の方向に延設される第2の部分と、を有することを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  4. 前記側壁折り目は、前記側壁の前記第1の部分の中に存在することを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  5. 前記側壁は前記側壁の前記第2の部分に夫々位置する切抜き部を有し、前記切抜き部は前記第1の部分に位置する前記側壁の折り目と境界をなす位置に設けられたことを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  6. 前記側壁折り目の夫々の縁は、前記側壁折り目と境界をなす前記切抜き部まで延設され、前記側壁の前記第2の部分の表面と同一平面上にあることを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  7. 前記中央領域はその周辺部において、第1の側面と対向される第2の側面と、第3の側面と対向される第4の側面とを有し、前記第3の側面は、前記第1の側面と対向される前記第2の側面の第1の対向する端部に接続され、前記第4の側面は、前記第1の側面と前記第2の側面の第2の対向する端部に接続され、
    前記側壁は、夫々が前記中央領域の第1、第2、第3および第4の側面から延設されて接続されるべき第1、第2、第3および第4の側壁部分を有し、
    前記中央領域折り目の夫々は、前記中央領域の前記第1、第2の側面の間に延設され、 前記第1の側壁部分は、その側壁折り目の夫々が、前記中央領域折り目と境界をなし、 前記中央領域折り目は、前記中央領域の前記第1の側面で終端し、
    そして、前記第2の側壁部分は、夫々が前記中央領域の前記第2の側面で終端した前記中央領域折り目と境界をなす側壁折り目を有することを特徴とする請求項1に記載の多岐管のシステム。
  8. 前記第1の方向は、外側に向かう方向であり、前記第2の方向は、内側に向かう方向であることを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  9. 前記第1と第2の側壁部分の夫々は、前記中央領域に対して第1の方向となる外側に延設される第1の部分と、前記中央領域に対して第2の方向となるように前記第1の部分から延設される第2の部分とを有することを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  10. 前記側壁折り目の夫々は、前記第1と第2の側壁部分の前記第1の部分に位置することを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  11. 前記第1と第2の側壁部分の夫々は、前記側壁折り目と境界をなす位置において切抜き部を有し、前記切抜き部の夫々は、前記第1と第2の側壁部分が前記側壁折り目と境界をなす位置に配置されることを特徴とする請求項10に記載の多岐管のシステム。
  12. 前記側壁折り目の夫々の縁は、その側壁折り目と境界をなす前記切抜き部まで延設され、前記第1と前記第2の側壁部分の夫々の第2の部分の表面と同一平面上にあることを特徴とする請求項11に記載の多岐管のシステム。
  13. 前記側壁折り目の夫々のさらなる縁は、複合化された折り目を形成するために、前記側壁折り目と境界をなす前記央領域折り目まで延設されることを特徴とする請求項12に記載の多岐管のシステム。
  14. 前記中央領域は、複数の前記中央領域を有することを特徴とする請求項13に記載の多岐管のシステム。
  15. 複数の前記中央領域折り目は、平行に形成され、前記第1の方向は前記中央領域の面に対して傾斜されており、また前記第2の方向と前記第3と第4の側壁部分は、前記中央領域の面に対して垂直であることを特徴とする請求項14に記載の多岐管のシステム。
  16. 前記側壁折り目の夫々は、側壁折り目の丸いベース部分で接続される第1の側壁折り目部分とこれに対向する第2の側壁折り目部分とを有することを特徴とする請求項15に記載の多岐管のシステム。
  17. 前記中央領域折り目の夫々は、中央領域折り目の丸い頂点部分で接続される第1の中央領域折り目と、これに対向する第2の中央領域折り目とを有することを特徴とする請求項16に記載の多岐管のシステム。
  18. 前記第1の側壁部分の前記第2の部分と、前記第2の側壁部分の前記第2の部分と、前記第3の側壁部分の端部と、前記第4の側壁部分の端部とは、夫々第1、第2、第3及び第4の端面を形成することを特徴とする請求項17に記載の多岐管のシステム。
  19. 前記多岐管の本体を支持するためのレール組立体を、さらに具備することを特徴とする請求項18に記載の多岐管のシステム。
  20. 前記レール組立体は、第1、第2、第3および第4のレール部材を含み、前記第3のレール部材は、前記第1のレール部材と前記第2のレール部材の対向する第1の端部に接続され、前記第4のレール部材は、前記第1のレール部材と前記第2のレール部材の対向する第2の端部に接続され、前記第1、第2、第3および第4のレール部材は、前記分岐管の本体の前記第1、第2、第3および第4の端面に対して夫々接続される第1、第2、第3および第4の内側の表面を有し、前記分岐管の本体を前記レール組立体の内部に留めることを特徴とする請求項19に記載の多岐管のシステム。
  21. 前記分岐管の本体の前記第1、第2、第3および第4の端面は、前記第1、第2、第3および第4の内側の表面に溶接されることを特徴とする請求項20に記載の多岐管のシステム。
  22. 前記第1と第2のレール部材は、前記側壁折り目と境界をなす前記レール部材の部位において各前記レール部材を厚み方向に部分的に切り取った切り目を有することを特徴とする請求項20に記載の多岐管のシステム。
  23. 前記レール組立体は、さらに前記第1、第2、第3および第4のレール部材の各表面に取り付けられかつ各表面から突出される複数のピンを含み、前記第1、第2、第3及び第4のレール部材の各表面は前記多岐管の本体の前記端面の縁と境界をなすことを特徴とする請求項22に記載の多岐管のシステム。
  24. 前記ピンは、前記切り目の夫々の反対側で、前記第1と第2のレール部材に位置されることを特徴とする請求項23に記載の多岐管のシステム。
  25. 前記レール組立体は、さらに複数の誘電性の絶縁体片を含み、前記誘電性の絶縁体片の夫々が前記レール部材に連続形成された切り目の間で延設できるように、連続する一対のピンにより保持されることを特徴とする請求項24に記載の多岐管のシステム。
  26. 前記ピンは、前記第3と第4のレール部材の対向する端部において前記第3と第4のレール部材に位置され、前記レール組立体は、さらに前記第3と第4のレール部材の夫々に設けられる一つの前記ピンにより夫々保持される誘電性の絶縁体片を含むことを特徴とする請求項25に記載の多岐管のシステム。
  27. 前記第1の側壁部分の前記第2の部分と、前記第2の側壁部分の前記第2の部分と、前記第3の側壁部分の端部と、前記第4の側壁部分の端部とは、夫々第1、第2、第3及び第4の端面を形成することを特徴とする請求項に記載の多岐管のシステム。
  28. 前記多岐管の本体を保持するレール組立体をさらに具備することを特徴とする請求項27に記載の多岐管のシステム。
  29. 前記レール組立体は、第1、第2、第3および第4のレール部材を含み、前記第3のレール部材は、前記第1のレール部材と前記第2のレール部材の対向する第1の端部に接続され、前記第4のレール部材は、前記第1のレール部材と前記第2のレール部材の対向する第2の端部に接続され、前記第1、第2、第3および第4のレール部材は、前記分岐管の本体の前記第1、第2、第3および第4の端面に対して夫々接続される第1、第2、第3および第4の内側の表面を有し、前記分岐管の本体を前記レール組立体の内部に留めることを特徴とする請求項28に記載の多岐管のシステム。
  30. 前記第1と第2のレール部材は、前記側壁折り目と境界をなす前記レール部材の部位において各前記レール部材を厚み方向に部分的に切り取った切り目を有することを特徴とする請求項29に記載の多岐管のシステム。
  31. 前記レール組立体は、さらに前記第1、第2、第3および第4のレール部材の各表面に取り付けられかつ各表面から突出される複数のピンを含み、前記第1、第2、第3及び第4のレール部材の各表面は前記多岐管の本体の前記端面の縁と境界をなすことを特徴とする請求項30に記載の多岐管のシステム。
  32. 前記ピンは、前記切り目の夫々の反対側で、前記第1と第2のレール部材に位置されることを特徴とする請求項31に記載の多岐管のシステム。
  33. 前記レール組立体は、さらに複数の誘電性の絶縁体片を含み、前記誘電性の絶縁体片の夫々が前記レール部材に連続形成された切り目の間で延設できるように、連続する一対のピンにより保持されることを特徴とする請求項24に記載の多岐管のシステム。
  34. 前記ピンは、前記第3と第4のレール部材の対向する端部において前記第3と第4のレール部材に位置され、前記レール組立体は、さらに前記第3と第4のレール部材の夫々に設けられる一つの前記ピンにより夫々保持される誘電性の絶縁体片を含むことを特徴とする請求項33に記載の多岐管のシステム。
  35. 前記多岐管の本体を保持するレール組立体をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の多岐管のシステム。
  36. 前記レール組立体は、枠体の形状であり前記多岐管の本体は前記枠体の内部で保持されることを特徴とする請求項34に記載の多岐管のシステム。
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