JP4311840B2 - 砕氷船及びその操船方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は砕氷船及びその操船方法に関するものであり、特に砕氷船が安全な航海をするために効果的な砕氷を行なうことができる砕氷船及びその操船方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、砕氷船には種々の形式のものが知られており、氷海を航行している。
【0003】
図6に、従来の砕氷船の砕氷方法を示す。従来の代表的な砕氷船の砕氷方法は、砕氷船1が前進する時に、砕氷船1の船首角度θによって、氷盤3と船首2との接触部2aに氷盤を押し下げる力が作用し、氷盤3を下向きに破壊するものであった。従って、氷盤3上に積雪が存在する場合に、上記氷盤3を押し下げる力4が乾いた雪の圧密によって吸収され、また、雪による摩擦力が増大するのを軽減するために、特開昭52−9285号公報に見られるような、滑り破砕辺を備えた船首も創案されている。
【0004】
図7は、滑り破砕辺6、7を有するポンツーン形状の船首5を有する砕氷船1の船首部の概略見取図であり、図8は、図7の砕氷船の概略正面図である。ポンツーン形状の船首5の下面の両側には滑り破砕辺6、7を備え、氷盤3上に積雪8が存在する場合でも、船首5から氷盤3への作用力が、船首部外板9と積雪8との接触により減殺されることなく、氷の破砕片を前記滑り破砕辺6、7に集中させることができる。従って、積雪にも拘らず高い砕氷作用を達成し得るとしている(以下、先行技術1という)。
【0005】
また、別の手段として、図9に示すように、船首部に多数の散水ノズル10を取り付け、ポンプ11によって汲み上げた海水を散水ノズル10から氷盤3上に連続的に散水し、船体18と氷盤3もしくは積雪8との接触部を潤滑させてその間の摩擦抵抗を低減させる方法が実施されている(以下、先行技術2という)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、先行技術1及び2によれば、それぞれ船体と氷盤もしくは積雪との接触部の摩擦抵抗を低減させる効果はあるように思われる。しかしながら、下記の問題に対しては十分に満足すべき状況であるとは言い難い。
【0007】
従来、氷厚が厚く氷の状況が厳しい時には、砕氷船は助走して氷盤に突入する過程を繰り返し、徐々に氷を破壊する。このように前後進を繰り返して氷盤に突入する砕氷方法を、以降、チャージング砕氷と呼ぶことにする。氷盤上の積雪深が深い場合には、チャージング砕氷を行なった場合でも、助走による運動エネルギーが乾いた雪によって吸収され、また雪との摩擦によって船体の推進抵抗が増大し、チャージング砕氷が効果的に行なえない。
【0008】
図7及び図8に示した先行技術1の場合でも、積雪8の深さが、滑り破砕辺6、7の高さ以上に大きい場合には、船首部外板9と積雪8との接触が起こり、氷盤3への砕氷作用力の減殺を防ぐことができないという問題がある。
【0009】
図9に示した先行技術2の場合においても、積雪深が浅い時には効果があるが、積雪深が深い場合にも同じような潤滑の効果を出すためには、多大な流量で散水を行なう必要が有り、大きな流量をもつポンプが必要となるか、又は広範囲の雪をスラリー状にするために散水に長時間を要する。
【0010】
いずれの先行技術においても、積雪の深い氷盤への突入の過程で、船首部が氷盤上に乗り上がり、後進が容易に行なえない場合、最悪の事態としては氷盤の中で身動きのできない状況に陥る可能性が考えられる。
【0011】
この発明の目的は、上述したような砕氷船の砕氷作用における積雪の問題点、特にチャージング砕氷時に氷盤上への船首部が乗り上げた時の、砕氷船の氷盤からの脱出を容易に行なうことができるようにするためになされたものであり、氷況の厳しい氷海域での、砕氷船の安全な航海と効果的な砕氷を行なうことができる砕氷船及びその操船方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上述した観点から鋭意研究を重ねた結果、下記知見を得た。
即ち、砕氷船の船首部の喫水線よりも高い位置であって積雪表面よりも更に高い位置に、船体のトリム調整を兼ね備えた大容量の貯水タンクを備えておき、この貯水タンクの底部で、且つ、積雪表面よりも高い位置に、船首の平面形状に沿ったスリット状の排水口を設けておく。この貯水タンク底部に設けられた排水口と当該貯水タンク本体との連結路には、開閉可能な水密扉を設けておく。また、この貯水タンクの上部給水口から当該貯水タンクに注水するための注水流路と、海水を汲み上げて注水流路に流すためのポンプとを設ける。チャージング砕氷時で船首が積雪深の深い氷盤に乗り上げ、後進が困難になった場合には、船首部の前記タンクに大量の海水を注水する。船首部に設けられた上記貯水タンクには、注水による船体のトリム調整機能を付与しているので、タンクに貯えられた海水の重量で、船首部船底に接している積雪を圧密する。次いで、貯水タンク底部の上記水密扉を開けて排水口から大量の海水を短時間に氷盤上の積雪表面に落下放水する。このとき、放水方向を船首表面と積雪との接触部に向けることができるようにするために、開口部内部に可動式の整流板を設けておき、これで放水方向を制御する。
【0013】
このような船首部の貯水タンクから所定方向への大量海水の短時間落下による放水作用により、積雪と船体、特に船首部外板との摩擦抵抗を低減させることができる。更に、この時の貯水タンクへの大量海水の注水と、次いで行なうこの大量海水の放水操作によって貯水タンクが空になったこととにより、船首部から積雪面に対して作用していた圧力の低減効果が得られ、この際、この圧力低減にもかかわらず、一旦圧密された積雪は元の状態の雪には戻らない。このような作用・効果が複合して得られることにより、砕氷船の氷盤からの離脱・後進が容易となる。
【0014】
この発明は、上記知見に着眼してなし得たものであり、その要旨は次の通りである。
請求項1記載の発明に係る砕氷船は、喫水線よりも高い位置であって船首部に備えられた船体のトリム調整を兼ねた貯水タンクと、当該貯水タンクの底部に連接して設けられた排水機構と、海水を汲み上げるためのポンプと、当該ポンプで汲み上げられた海水を前記貯水タンクに注水するための注水流路とが備えられた砕氷船である。しかも、前記排水機構は、排水口及び開閉弁からなり、当該排水口は前記船首部の底部であって喫水線よりも所定の距離だけ高い位置に配設され、且つ、当該排水口には前記貯水タンクの前記海水を、当該排水口から放水する流出方向を調整すると共に、当該海水の放水を整流するための可動式整流板が備えられていることに特徴を有するものである。
【0015】
上記において、排水口の配設位置を、喫水線よりも所定の距離だけ高い位置に配設するとは、当該排水口の位置が氷盤上の積雪の表面よりも高くなるようにすることを意味する。
【0016】
請求項2記載の発明に係る砕氷船は、請求項1記載の発明において、前記排水口の形態がスリット状を呈し、前記船首部の喫水線よりも所定の距離だけ高い位置の船首部平面形状に沿って1個又は複数個配設されていることに特徴を有するものである。
【0017】
請求項3記載の発明に係る砕氷船の操船方法は、氷海中で砕氷船を前進又は後進させる過程で、船首が氷盤上に乗り上げた当該砕氷船を当該氷盤から離脱後進させる操船方法である。即ち、前記船首部の所定容器内に注水することにより、当該船首から前記氷盤及び当該氷盤上の積雪に対して下方に圧力を作用させ、次いで、前記所定容器内に注水された前記水を、当該容器の排水口から重力落下により前記氷盤上に放水しながら当該砕氷船の後進操作を行なうことにより、前記船首から氷盤及び積雪に対する前記圧力を低減すると共に、前記積雪と前記船首部の外板との摩擦抵抗を低減させることに特徴を有するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、この発明を、図面を参照しながら説明する。
図1〜3は、本発明の一実施例に係る砕氷船の船首要部の説明図であり、図1は、船体中心線における概略鉛直断面図であって、図2は概略平面図、そして図3は概略正面図である。
【0019】
図1に示すように、上記砕氷船1には、喫水線17よりも高い位置に、船体のトリム調整を兼ねた貯水タンク12が船首2部に設けられており、ポンプ11で汲み上げた海水を貯水タンク12に注水可能となっている。貯水タンク12の底部には排水口13が設けられており、排水口13と貯水タンク12との連結路には、水密扉15が設けられており、水密扉15と排水口13で排水機構14を構成している。排水口13は、喫水線17よりも所定の距離hだけ高い位置(氷盤3上の積雪8の表面よりも高い位置)に設けられており、その形態は、図2に示すように、船首の平面形状に沿って複数個に分割して設けられており、スリット状を呈するものである。更に、この排水口13の内部には、排水口13からの放水の方向を、船首2部の外側方向と内側方向の間で調整するための可動式整流板19が取り付けられている。この可動式整流板19を放水方向制御盤21によりコントロールして、所望の方向に放水する。可動式整流板19は、整流板動力機20に連結されており、放水方向制御機構を構成している。そして、上述した砕氷補助装置は、図1に示したように、水密扉15を閉めた状態で、ポンプ11で海水を汲み上げ、貯水タンク12に海水12aを十分に貯え、次いで、水密扉15を開き、短時間に大量の海水を氷盤3上に、排水口13からの流出方向をコントロールしつつ放水することができる。
【0020】
本発明の砕氷船1は、上述した通りの砕氷補助装置を装備し、氷盤3上の積雪8の状態に応じて、適切な放水を行なうことができる。即ち、砕氷船1がチャージング砕氷を行なう過程で、積雪8深が非常に深く、氷盤3上に乗り上げた船首2が積雪8との摩擦で後進が困難となった場合、図4に示すように、ポンプ11によって海水を汲み上げ、注水流路22を通して船首2部の貯水タンク12に海水12aを貯える。貯水タンク12は船首2部に位置しているので、トリム調整作用により船体18には貯水タンク12の海水12aの重量で船首2を下に押し下げる力Fが働き、船首2部の船底は氷盤3上の積雪8を圧密する。
【0021】
次に、図5に示すように、貯水タンク12の底部にある水密扉15を開いて、氷盤3上の積雪8の上に一気に海水12bを放水し、短時間の間に積雪8の深部に至るまで大量の海水で湿潤化させる。同時に船首2部の貯水タンク12は空になり、船首2部の船底から積雪8に作用していた圧力が低減する。この過程で砕氷船1を後進(矢印B)させると、積雪8の湿潤化による摩擦力Gの低減と、圧密後の積雪8からの反力Hの低減との相乗効果により、砕氷船1の氷盤3からの離脱、後退をより容易に行なうことができる。この氷盤3からの脱出を目的とした操船方法においては、放水の方向を可動式整流板19によって氷盤3と船首2部との接触部に向けると、その放水は一層効果的である。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、船首部喫水線より高く氷盤上の積雪表面よりも更に高い位置に排水口を配設し、船首部貯水タンクからの大量で短時間の落下放水ができるようにしたので、積雪の十分な浸潤化を行ない、その積雪と船首部外板との摩擦抵抗を低減させて効果的に氷盤の砕氷を行なうことが可能である。
【0023】
また、船体のトリム調整を兼ねた大量の海水を放水するための貯水タンクを船首部に設けているので、貯水タンクに貯めた大量の海水重量で積雪を圧密化することができると共に、次いで、その貯水タンク内の海水を放出するので、船首船底から積雪へ作用する圧力を低減させ得る。これら一連の過程により、船首船底が積雪表面から離脱し易くなるという効果が、大量の海水の放出による積雪表面の摩擦力低減の効果に併せて得られるので、チャージング砕氷の場合の氷盤上への船首乗り上げ時の脱出には極めて効果的である。従って、砕氷船がチャージング砕氷時に氷盤に乗り上げて身動きできなくなるという、砕氷船の運行上、最大の危険の回避に大きく寄与し得る。この発明によれば、このような効果が得られる砕氷船及びその操船方法を提供することができ、工業上極めて有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る砕氷船の船首部の船体中心線における概略鉛直断面図である。
【図2】図1の砕氷船の概略平面図である。
【図3】図1の砕氷船の概略正面図である。
【図4】この発明の一実施例に係る砕氷船の、乗り上げた氷盤からの離脱、脱出操船時の貯水タンクへの海水の注水状態を説明する概略縦断面図である。
【図5】この発明の一実施例に係る砕氷船の、乗り上げた氷盤からの離脱、脱出操船時の貯水タンクから氷盤上への海水の放水状態を説明する概略縦断面図である。
【図6】従来の砕氷船による砕氷方法の説明図である。
【図7】砕氷作用への積雪の影響を低減するために、従来創案された滑り破砕辺を有する砕氷船の船首部全体図である。
【図8】図7の砕氷部の概略正面図である。
【図9】船体と氷盤又は雪との接触部に潤滑を与えるために従来創案された散水方法の説明図である。
【符号の説明】
1 砕氷船
2 船首
2a 氷盤と船首との接触部
3 氷盤
4 氷盤を押し下げる力
5 ポンツーン形状船首
6、7 滑り破砕辺
8 積雪
9 船首部外板
10 散水ノズル
11 ポンプ
12 貯水タンク
12a、12b 海水
13 排水口
14 排水機構
15 水密扉
16 開閉バルブ
17 喫水線
18 船体
19 可動式整流板
20 整流板動力機
21 放水方向制御盤
22 注水流路
θ 船首角度
h 所要距離
F 船首押し下げ力
G 摩擦力
H 積雪から船首への反力
Claims (3)
- 喫水線よりも高い位置であって船首部に備えられた船体のトリム調整を兼ねた貯水タンクと、当該貯水タンクの底部に連接して設けられた排水機構と、海水を汲み上げるためのポンプと、当該ポンプで汲み上げられた海水を前記貯水タンクに注水するための注水流路とが備えられた砕氷船であって、
前記排水機構は、排水口及び開閉弁からなり、当該排水口は前記船首部の底部であって喫水線よりも所定の距離だけ高い位置に配設され、且つ、当該排水口には前記貯水タンクの前記海水を、当該排水口から放水する流出方向を調整すると共に、当該海水の放水を整流するための可動式整流板が備えられていることを特徴とする砕氷船。 - 前記排水口は、その形態がスリット状を呈し、前記船首部の喫水線よりも所定の距離だけ高い位置の船首部平面形状に沿って1個又は複数個配設されていることを特徴とする、請求項1記載の砕氷船。
- 氷海中で砕氷船を前進又は後進させる過程で、船首が氷盤上に乗り上げた当該砕氷船を当該氷盤から離脱後進させる操船方法であって、
前記船首部の所定容器内に注水することにより、当該船首から前記氷盤及び当該氷盤上の積雪に対して下方に圧力を作用させ、次いで、前記所定容器内に注水された前記水を、当該容器の排水口から重力落下により前記氷盤上に放水しながら当該砕氷船の後進操作を行なうことにより、前記船首から氷盤及び積雪に対する前記圧力を低減すると共に、前記積雪と前記船首部の外板との摩擦抵抗を低減させることを特徴とする、砕氷船の操船方法。
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