JP4311202B2 - 画像形成装置、画像形成システム、補正データの更新方法、及び、プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、補正データの更新方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、予め記憶されている補正データを用いて印刷特性の補正(キャリブレーション)を行うことができる画像形成装置、この画像形成装置を用いた画像形成システム、この画像形成装置にて用いられる補正データの更新方法、及び、この補正データの更新をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムに関する。
従来、カラーレーザープリンタなどの画像形成装置においては、使用されている間に経時的なトナーの変質や、構成部品の劣化、環境条件などにより、入力された画像データにより表そうとする画像と、被記録媒体に形成される画像との間にて、印刷濃度など色合いに違いが生じることがある。この違いを少なくするために、キャリブレーションを行い被記録媒体に画像を形成する際の濃度特性や、画像データの最も濃い部分から最も薄く白に近い部分までの濃淡の変化範囲を区分して割り当てる階調特性などの印刷特性を補正する画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置においては、基準画像としてテストパターンを印刷し、印刷されたテストパターンの印刷濃度を濃度検知器によって検知して、この検知結果を基に補正データを求めて所定の記憶領域に記憶させておき、当該補正データを用いてキャリブレーションを行うものが知られている(特許文献1)。
特開2003−202713号公報
ところで、キャリブレーションにより求められた補正データは、使用時の環境条件等の変化により常に適正な値になるとは限らない。例えば、画像形成装置が完全に暖まっていない状態でキャリブレーションが行われる場合、通常の使用状態である画像形成装置が暖まった状態と印刷特性が違う状態で補正データが求められるため、通常の使用状態での印刷を行う場合には、印刷特性を適正に補正できない場合がある。
このため、キャリブレーションが行われたものの、適正な補正データとならない場合があり、使用者が印刷結果に満足できないことが生じる。このような場合、使用者は、満足できる印刷結果が得られるように再度キャリブレーションを行うことになる。ときには、使用者が満足するまで数回続けてキャリブレーションが行われることもある。
一方、使用者は、キャリブレーションを複数回行っても、なかなか満足のいく印刷結果が得られない場合に、今回のキャリブレーション以前の印刷結果が概ね満足できていた状態に戻したくなることもある。そこで、画像形成装置は、キャリブレーションを行った後においても、以前の補正データ使用者の操作入力により、キャリブレーションを行う前の状態に戻せるものが望まれている。
この要望に対して、今回のキャリブレーション以前の過去の補正データを記憶しておく記憶領域を別に設けて、必要に応じてその補正データに戻せるようにすることが考えられている。
そこで、できるだけ多くの過去の補正データを記憶し、この多くの補正データから適宜印刷結果に満足のいく補正データを選択できるようにして、印刷の際に用いられる補正データを過去の補正データに戻せるようにすることが考えられる。しかし、このようにすると、記憶領域が増大するため画像形成装置としてのコストが高くなるといった問題がある。
また、補正データを記憶されているものに戻そうとする際に、記憶領域にいくつもの補正データが記憶されていると、使用者が戻したい補正データが、どの補正データであるか分からなくなることが考えられる。
これに対し、記憶領域を少なくすると、過去の補正データは、キャリブレーションが行われるたびに新しい補正データにより上書きされて消えるため、使用者が元に戻したい補正データが記憶領域に記憶されておらず、過去の満足のいく印刷結果の状態に戻すことができない。
本発明は、こうした問題点に鑑みなされたものであり、予め記憶されている補正データを用いて印刷特性の補正を行うことができる画像形成装置において、記憶領域の増大を招くことなく、使用者が概ね満足できる印刷状態となるように、この補正データを復元できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の画像形成装置においては、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを記憶するための第1記憶領域とを備え、画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を、第1記憶領域に記憶されている補正データを基に補正する。
そして、補正指令があったときに、補正データ生成手段が、画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして補正データを生成し、第1記憶更新手段が、補正データ生成手段により生成された他の補正データで第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する。
また、監視手段が、第1記憶領域の補正データが更新されてからの画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視して、この監視手段により監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、第2記憶更新手段が、第1記憶領域に記憶されている補正データで第2記憶領域に記憶されている補正データを更新し、復元指令があったときに、記憶復元手段が、第2記憶領域に記憶されている補正データで第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する。
この結果、本発明の画像形成装置によれば、第2記憶領域に記憶される補正データは、基準実績値を超えるまでの間補正データ生成手段による補正データの生成が必要とされずに、使用者が概ね満足できる印刷が行われていた実績のある補正データとなる。そして、使用者は、復元指令を入力することにより、この実績のある補正データを、第1記憶領域に戻して画像形成の際に用いられる補正データとすることができる。このように、使用者は、画像形成装置において、キャリブレーション後の画像形成の結果が満足できるものとならなかった場合などに、過去の補正データの選択に迷わずとも、実績のある補正データを画像形成の際に用いられる補正データとして復元でき、概ね満足できる画像形成を行わせることができる。
そして、本発明の画像形成装置によれば、補正データを記憶するための記憶領域として、画像形成の際に用いられる補正データと、実績のある補正データとを記憶する分だけあれば良いため、少ない記憶領域で画像形成装置を構成することができる。
ところで、請求項1に記載の画像形成装置において、第2記憶更新手段は、第2記憶手段に記憶されている補正データを更新するか否かを、基準実績値として予め記憶されている一定の値を用いて判別しても良い。そして、請求項2に記載のように、画像形成装置に基準実績値を記憶するための第3記憶領域を設け、第2記憶更新手段は、監視手段に監視された実績値がこの第3記憶領域に記憶されている基準実績値を上回った場合に、第1記憶領域に記憶されている補正データで第2記憶領域に記憶されている補正データを更新し、且つ、基準実績値を上回った最高実績値で第3記憶領域に記憶されている基準実績値を更新するよう構成しても良い。
つまり、このように構成すれば、これまで用いられた補正データの中で一番実績のある補正データが第2記憶領域に記憶されるようになり、これまでで一番良いと考えられる補正データに復元して画像を形成することができる。
また、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置においては、監視手段が監視する画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値として、印刷ジョブ数や、経過時間など種々考えられる。このように監視手段による監視対象が種々ある中で特に、請求項3に記載のように、監視手段が、画像形成手段による印刷枚数を監視するように構成すると良い。
つまり、このように構成すれば、第2記憶領域に記憶された補正データが、画像形成の実績を直接的に表す印刷枚数を基に更新され、より実態に即した実績のある補正データとして第2記憶領域に記憶される補正データを更新するようにできる。
また、請求項1〜請求項3に記載の画像形成装置において、使用者が、形成された画像を気に入り、この時の補正データを実績が積まれる前に実績のある補正データとして第2記憶領域に記憶させたくなる場合が考えられる。
このような場合、請求項4に記載のように、画像形成装置は、更に、更新指令を発信する更新指令発信手段を設け、更新指令発信手段から更新指令が発信されたときに、第2記憶更新手段が、第1記憶領域に記憶されている補正データで第2記憶領域に記憶されている補正データを更新するよう構成すると良い。
つまり、このように構成すれば、使用者が更新指令発信手段により更新指令を発信することにより第1記憶領域に記憶された補正データを、いつでも実績のある補正データとして第2記憶領域に記憶させることができる。
また、請求項1〜請求項4に記載の画像形成装置において、画像形成手段にて画像を形成する際に補正される印刷特性は、請求項5に記載のように、濃度特性、階調特性のいずれかであると良い。
つまり、このようにすれば、画像が形成される際に生ずる違いの代表的な特性である濃度特性又は階調特性を補正することができる。
また、請求項1〜請求項5に記載の画像形成装置においては、請求項6に記載のように、更に、画像形成装置に、補正指令を発信する補正指令発信手段と、復元指令を発信する復元指令発信手段とを設け、この補正指令発信手段ならびに復元指令発信手段が、外部から入力があったときに補正指令ならびに復元指令を発信するよう構成すると良い。
つまり、このように構成すれば、外部のパーソナルコンピュータなどから補正指令や、復元指令を入力するのではなく、画像形成装置にて、直接補正指令及び復元指令を発信して入力することができる。このため、使い勝手を向上することができる。
また、請求項1〜請求項6に記載の画像形成装置においては、請求項7に記載のように、第2記憶領域が、不揮発性のメモリを用いて構成されると良い。
つまり、このように構成すれば、揮発性メモリのように電源が切れた時に記憶内容が消えてしまうことなく、かつ、ハードディスク装置など大がかりな記憶装置を用いることなく、補正データを更新し、保存することができ、画像形成装置の構成を簡易にすることができる。
一方、請求項8に記載の画像システムにおいては、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを記憶するための第1記憶領域とを備え、画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を、第1記憶領域に記憶されている補正データを基に補正する。
そして、補正指令があったときに、補正データ生成手段が、画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして補正データを生成し、第1記憶更新手段が、補正データ生成手段により生成された他の補正データで第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する。
また、監視手段が、第1記憶領域の補正データが更新されてからの画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視して、この監視手段により監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、第2記憶更新手段が、第1記憶領域に記憶されている補正データで第2記憶領域に記憶されている補正データを更新し、復元指令があったときに記憶復元手段が、第2記憶領域に記憶されている補正データで第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する。
この画像形成システムによれば、本発明の画像形成装置同様に、使用者は、キャリブレーション後の画像形成の結果が満足できるものとならなかった場合に、過去の補正データの選択に迷わずとも、使用者が概ね満足していた実績のある補正データが用いられた画像を形成させることができる。
このような画像形成システムとして、例えば、画像形成手段が搭載されるプリンタと、このプリンタに対して画像データを入力するためのパーソナルコンピュータとからなり、パーソナルコンピュータに第1記憶領域及び第2記憶領域が設けられたシステム構成のものであっても良い。このようなシステムであれば、パーソナルコンピュータで用いられるアプリケーション毎に補正データを記憶するような場合に、補正データを記憶しておく記憶領域が少なくて良いという本発明の効果がより発揮される。
また、請求項9に記載の補正データの更新方法は、画像形成手段が、被記録媒体に画像を形成し、記憶領域が、この画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを記憶し、画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を、補正データを基に補正するよう構成された画像形成装置において、補正指令があったときに、補正データ生成ステップで、画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを、画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして生成し、第1記憶更新ステップで、補正データ生成ステップにより生成された他の補正データで記憶領域に記憶された補正データを更新し、第2記憶更新ステップで、第1記憶領域の補正データが更新されてからの画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視し、この監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、記憶領域に記憶されている補正データでこの記憶領域とは異なる他の記憶領域に記憶されている補正データを更新し、記憶復元ステップで、復元指令があったときに他の記憶領域に記憶されている補正データで記憶領域に記憶されている補正データを更新する。
この補正データの更新方法を用いることにより、使用者は、画像形成装置において、キャリブレーション後の画像形成の結果が満足できるものとならなかった場合に、過去の補正データの選択に迷わずとも、使用者が概ね満足していた実績のある補正データが用いられた画像を形成させることができる。
また、請求項10に記載のプログラムは、画像形成手段が、被記録媒体に画像を形成し、記憶領域が、この画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを記憶し、画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を、補正データを基に補正するよう構成された画像形装置を制御するためのものであって、補正指令があったときに、画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを、画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして生成する補正データ生成手順と、補正データ生成手順により生成された他の補正データで記憶領域に記憶された補正データを更新する第1記憶更新手順と、第1記憶領域の補正データが更新されてからの画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視し、この監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、記憶領域に記憶されている補正データで記憶領域とは異なる他の記憶領域に記憶されている補正データを更新する第2記憶更新手順と、復元指令があったときに、他の記憶領域に記憶されている補正データで記憶領域に記憶されている補正データを更新する記憶復元手順とを、コンピュータシステムに実行させるためのものである。
このプログラムをコンピュータシステムにて実行させれば、使用者は、キャリブレーション後の画像形成の結果が満足できるものとならなかった場合に、過去の補正データの選択に迷わずとも、使用者が概ね満足していた実績のある補正データが用いられた画像を形成させることができる。
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのカラーレーザープリンタ1の概略側断面図である。図1に例示するカラーレーザープリンタ1は、制御部100と、可視像形成部204と、中間転写体205と、定着部208と、給紙部209と、排紙トレイ210bとを備えている。
尚、可視像形成部204は、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(Bk)のそれぞれのトナーによる可視像工程毎に、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkと、帯電器271M,271C,271Y,271Bkと、露光手段272M,272C,272Y,272Bkと、現像器251M,251C,251Y,251Bkと、クリーニングローラ270M,270C,270Y,270Bkとを備えている。
そして、図2に示すように、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkや、中間転写ベルト205を駆動する駆動ローラ262などの回転機は、制御部100により制御されるメインモータ190により駆動され、現像器251M,251C,251Y,251Bkや、その他の構成要素は、制御部100に繋がれて、制御部100により電源の制御や信号の入出力が行われる。
以下、これらの各構成要素について詳しく説明する。
まず、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkは、円柱状のアルミニウム製の基材で構成され、その表面に正帯電性の感光層が形成されている。そして、アルミニウム製の基材は、アース層として用いられている。そして、メインモータ190により図1中の反時計回りの方向に回転される。
また、帯電器271M,271C,271Y,271Bkは、スコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの下方に、その表面に非接触で対向配置されて、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの表面を正極性に帯電する。
また、露光手段272M,272C,272Y,272Bkは、周知のレーザスキャナユニットから構成されている。そして、露光手段272M,272C,272Y,272Bkは、可視像形成部204の現像器251M,251C,251Y,251Bkと鉛直方向に重なるように配置され、かつ、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkと水平方向に重なるように配置されており、帯電器271M,271C,271Y,271Bkよりも、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの回転方向下流側において、制御部100から入力される露光信号に応じて感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの表面をレーザ光で露光する。これにより、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの表面上には、各色の静電潜像が形成される。
また、現像器251M,251C,251Y,251Bkは、現像器ケース255M,255C,255Y,255Bkの中にトナーを収納するよう構成され、現像ローラ252M,252C,252Y,252Bk、供給ローラ253M,253C,253Y,253Bk、層厚規制ブレード254M,254C,254Y,254Bkを備えている。
この現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkは、導電性シリコーンゴムや導電性ウレタンゴム等を基材として円柱状に構成され、更に、表面にフッ素を含有した樹脂又はゴム材のコート層が形成されている。
また、供給ローラ253M,253C,253Y,253Bkは、導電性のスポンジローラであり、現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkに対してスポンジの弾性力によって押圧接触するように配置されている。尚、供給ローラ253M,253C,253Y,253Bkとしては、導電性シリコーンゴム,EPDM,或いはウレタンゴム等の適宜の部材の発泡体を使用することができる。
また、層厚規制ブレード254M,254C,254Y,254Bkは、基端がステンレス鋼等で板状に形成されて現像器ケース255M,255C,255Y,255Bkに固定され、先端は絶縁性のシリコーンゴムや絶縁性のフッ素含有ゴム又は樹脂で形成されている。そして、層厚規制ブレード254M,254C,254Y,254Bkの先端は、現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkの下方から現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkに対して圧接される。
また、現像器ケース255M,255C,255Y,255Bkに収納されるトナーは、正帯電性の非磁性1成分現像剤であり、懸濁重合によって球状に形成したスチレン−アクリル系樹脂に、カーボンブラック等の周知の着色剤、及びニグロシン、トリフェニルメタン、4級アンモニウム塩等の荷電制御剤、又は、荷電制御樹脂を添加してなるトナー母粒子を有している。そして、各現像器ケース255M,255C,255Y,255Bk毎に、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのトナーが収容されている。
そして、トナーは、正に帯電されて供給ローラ253M,253C,253Y,253Bkから現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkへ供給され、層厚規制ブレード254M,254C,254Y,254Bkによって均一な薄層とされる。それから、現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkと感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkとの接触部において、各現像器251M〜251Bkは、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bk上に形成されたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯電したトナーを反転現像方式で現像する。
また、クリーニングローラ270M,270C,270Y,270Bkは、導電性スポンジ等の弾性体からなるローラで構成され、帯電器271M,271C,271Y,271Bkよりも感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの回転方向上流側にて、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkに摺擦するように配設されている。このクリーニングローラ270M,270C,270Y,270Bkには、図示しない電源により、トナーと逆極性である負極性の電圧が印加されるように構成されており、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkに対する摺擦力及び電圧による電界の作用により、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bk上のトナーを除去する。尚、本実施の形態では、いわゆるクリーナレス現像方式を採用しているため、現像工程が終了した後の所定のサイクルにおいて、クリーニングローラ270M,270C,270Y,270Bkを逆極性に帯電することによって、一旦除去した残留トナーを再びに感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bk側に戻し、このトナーを現像ローラ252M,252C,252Y,252Bkで回収して各色の現像器251M,251C,251Y,251Bkに戻すように構成されている。
また、中間転写体205は、ポリカーボネイトや、ポリイミド等の導電性のシートをベルト状に形成したものである。そして、中間転写体205は、図1に示すように、2つの駆動ローラ260、262に架け渡されており、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkとの対向位置近傍には、中間転写ローラ261M,261C,261Y,261Bkが設けられている。この中間転写体205は、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkと対向する側の表面の移動方向が、図1に示すように、鉛直方向上方向から下方向へ移動する方向に設定されている。
また、中間転写ローラ261M,261C,261Y,261Bkには、所定の電圧が印加されて、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bk上に形成されたトナー像を中間転写体205へ転写するように構成されている。
また、中間転写体205には、感光体ドラム203Bkが配された位置を通過した後の対向位置に、濃度検知センサ400が設けられている。
この濃度検知センサ400は、中間転写体205に形成されたトナー像の濃度を光学的に検出するセンサで構成され、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色の濃度を検出するための4つのセンサが中間転写体に205の移動方向に対して直行方向に並べられている。
また、トナー像を用紙Pへ転写する位置、すなわち中間転写体205に対して鉛直方向下方向におけるローラ262には、2次転写ローラ263が対向して設けられており、2次転写ローラ263にも所定の電位が印加されている。その結果、ベルト状の中間転写体205上に坦持された4色のトナー像は、この間を通過する用紙Pに転写されることになる。
尚、中間転写体205の感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkとの対向側と反対の側には、図1に示すように、クリーニング器206が設けられている。クリーニング器206は、掻き取り部材265と、ケース266とから構成されており、中間転写体205上に残留したトナーを掻き取り部材265によって掻き取り、ケース266に収容する。
また、給紙部209は、装置の最下部に設けられており、用紙Pを収容する収容トレイ291と、用紙Pを送り出すピックアップローラ292とから構成されている。この給紙部209は、露光手段272M,272C,272Y,272Bk、現像器251M,251C,251Y,251Bk、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bk、及び中間転写体205による画像形成工程と所定のタイミングをとってピックアップローラ292が駆動されて、用紙Pを供給する。そして給紙部209から供給された用紙Pは、搬送ローラ対300によって中間転写体205と2次転写ローラ263との圧接部に搬送される。
また、定着部208は、第1加熱ローラ281と、第2加熱ローラ282とから構成され、4色のトナー像を坦持した用紙Pを、第1加熱ローラ281及び第2加熱ローラ282によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、トナー像を用紙Pに定着させる。
また、装置の最上部には上面カバー210が軸210aを中心に回動可能に設けられ、その上面カバー210の一部が排紙トレイ210bを構成している。排紙トレイ210bは、定着部208の排紙側に設けられており、定着部208から排出され、搬送ローラ対301,302,303によって搬送される用紙Pを収容するように構成されている。
また、装置の側面には、入力コネクタ150が設けられている。そして、この入力コネクタ150は、図2に示すように一方が制御部100に接続され、もう一方が画像データを入力するためのパーソナルコンピュータ50に接続されて、制御部100とパーソナルコンピュータ50との間の信号伝達を媒介する。
また、制御部100は、図2に示すように、周知のCPU110,ROM120,RAM130,NVRAM(Non Volatile RAM:不揮発性RAM)140を備えた周知のマイクロコンピュータで構成され、ROM120に記憶されたプログラムに応じて、接続された各構成要素に対する各種処理を行う。
尚、NVRAM140には、形成される画像の濃度を補正するための補正データHを4色分記憶するための領域である制御メモリ141と、制御メモリ141の内容が退避された補正データRを記憶するための領域である退避メモリ142と、制御メモリ141に記憶された補正データHを用いて印刷が行われた枚数である印刷枚数Aを記憶するための領域である実績メモリ143とが割り当てられている。
この補正データHは、後述するキャリブレーション処理により求められる値であって、1色分が、図4(b)に示すように、画像データにより形成される画像に期待される目標濃度の0〜100%の範囲を横軸、実際に印刷される画像の濃度を補正するための補正係数を縦軸として描かれる曲線を1/256に分割し、分割された点の各目標濃度に対する補正係数の値を記憶したものである。この補正係数は、例えば、形成しようとする画像の濃度が50%である画像データ入力に対し、そのまま印刷すると55%の印刷濃度となってしまう場合、5%減の50%の印刷濃度の画像として印刷されるように、制御部100から出力される露光信号を補正するための値である。
また、装置の上面には、操作パネル180が設けられ、制御部100に接続されている。この操作パネル180は、図示しない複数の指令入力ボタンと、文字を表示する表示画面とで構成され、指令入力ボタンの状態が制御部100にて検知され、制御部100からの文字情報を表示画面に表示する。そして、操作パネル180を用いて、使用者による指令入力ボタンの操作に対して、カラーレーザープリンタ1に対する指令や、設定条件など複数あるコマンドを表示画面に表示させて、表示された指令や設定条件を、指令入力ボタンの操作に応じて制御部100へ入力できるよう構成されている。この操作パネル180により入力可能なコマンドとして、例えば、キャリブレーションを行う「キャリブレーション」コマンド、退避メモリ142に記憶された補正データRを補正データHとして復帰させる「補正データ復帰」コマンド、制御メモリ141に記憶された補正データHを、退避メモリ142に退避させる「補正データ退避」コマンドなどを入力することができる。
次に、上述のような構成のカラーレーザープリンタ1にて、外部に設けられたパーソナルコンピュータ50から入力コネクタ150を介して画像データが入力されたときに行われる印刷動作について説明する。
先ず、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの感光層が帯電器271M,271C,271Y,271Bkにより一様に帯電される。
次に、入力された画像データに応じた露光信号が制御部100から露光手段272M,272C,272Y,272Bkへ出力され、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの感光層がマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の露光信号に対応して露光されて、静電潜像が形成される。
この時、露光手段272M,272C,272Y,272Bkへ出力される露光信号それぞれは、制御メモリ141に記憶された補正データHで補正された値が出力される。
そして、マゼンタ現像器251M、シアン現像器251C、イエロー現像器251Y、ブラック現像器251Bkによって、感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの感光層上に形成された静電潜像に、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、及びブラックトナーが付着され、マゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の現像が行われる。このようにして形成されたマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色のトナー像は、中間転写ローラ261M,261C,261Y,261Bkにより、一旦、中間転写体205の表面上に転写される。
この時、各色のトナー像は、中間転写体205の移動速度及び各感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bkの位置に合わせて、若干の時間差を持って形成されるように構成されており、それぞれの色のトナー像が中間転写体205上で重ね合わされるように転写される。
そして、転写後の感光体ドラム203M,203C,203Y,203Bk上に残ったトナーは、クリーニングローラ270M,270C,270Y,270Bkによって一時的に保持される。
それから、中間転写体205上に形成された4色のトナー像は、給紙部209から供給される用紙P上に、2次転写ローラ263と中間転写体205との圧接位置において転写される。そして、この用紙Pは、定着部208に運ばれてトナー像が定着され、搬送ローラ対301,302,303によって搬送されて排紙トレイ210b上に排出される。以上のようにして、4色カラー画像が形成されることになる。
続いて、上述したカラー画像の印刷動作に先立って、操作パネル180により、印刷時の各色の印刷濃度を調整するための「キャリブレーション」コマンドが入力された時に制御部100にて行われるキャリブレーション処理について、図3に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、S510にて、キャリブレーションを行って補正データHを求める。
尚、このキャリブレーションは、次のような処理を行う。
まず、上述した印刷動作時と同様に露光・現像を行い、図4(a)に示すような、マゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックの4色それぞれについて、0〜100%までの印刷濃度の内の例えば20%刻みの画像である色補正処理用パターン91のトナー像を中間転写体205に形成させる。すると、中間転写体205に形成された色補正処理用パターン91が濃度検知センサ400と対向する箇所を通過する際に、色補正処理用パターン91のトナー像について、濃度検知センサ400により、各色の濃度が計測される。
この時、2次転写ローラ263へは電圧を印加しないため、中間転写体205に形成された色補正処理用パターン91のトナー像は、2次転写ローラ263側へ転写されずに、クリーニング器206により回収される。
そして、濃度検知センサ400にて計測された結果を入力して、計測された20%刻みの目標濃度に対する実際の印刷濃度から、途中の印刷濃度を補間した曲線を求めて補正データHを生成する。
次に、S520にて、S510で生成された補正データHを、制御メモリ141に記憶して、S530にて、実績メモリ143に記憶された印刷枚数Aの値を「0」にして本処理を終了する。
このようにして、操作パネル180にて「キャリブレーション」コマンドが入力されると、キャリブレーション処理が行われて、制御メモリ141に記憶される補正データHが更新される。
続いて、上述の印刷動作が行われる際に、1枚分を印刷処理する度に行われる、制御メモリ141の補正データHの自動退避処理について、図5に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、S550にて、制御メモリ141に記憶された補正データHが、退避メモリ142に記憶された補正データRの値に一致するか否かを判別する。その結果、補正データHが補正データRの値に一致する場合、S590へ移行してS590の印刷処理を行い、一致しない場合は、S560へ移行する。
次に、S560では、印刷枚数Aの値に1を加えた値を印刷枚数Aの値とする。つまり、印刷枚数Aの値を、印刷される実績枚数とする。
次に、S570にて、印刷枚数Aの値が、予め記憶された基準実績枚数Bより大きい値であるか否かを判別する。その結果、印刷枚数Aが、基準実績枚数Bより大きい場合、S580へ移行して、制御メモリ141に記憶された補正データHの値を、退避メモリ142にコピーする。そして、印刷枚数Aが、基準実績枚数B以下の場合、そのままS590へ移行する。
そして、S590にて、上述の印刷動作を行わせて処理を終了する。
尚、基準実績枚数Bは、十分な実績があると判断される枚数(例えば100枚)が設定されている。そして、基準実績枚数Bは、使用者により操作パネル180が操作されて設定される。
続いて、操作パネル180の操作により、「補正データ復帰」コマンドが入力された時の補正データ復帰処理を、図6(a)に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、S610にて、制御メモリ141に記憶された補正データHが、退避メモリ142に記憶された補正データRの値に一致するか否かを判別する。その結果、補正データHが、補正データRの値に一致する場合、制御メモリ141の値を書き換える必要が無いため本処理を終了し、一致しない場合はS620へ移行する。
次に、S620では、退避メモリ142に記憶された補正データRの値を、制御メモリ141にコピーして、本処理を終了する。
これにより、印刷動作が行われる際に、退避メモリ142に記憶された実績のある補正データRの値で印刷濃度の補正が行われる。
続いて、操作パネル180の操作により、「補正データ退避」コマンドが入力された時の処理は、図6(b)のフローチャートに示すように、制御メモリ141に記憶された補正データHの値を、退避メモリ142に上書きして、補正データRを補正データHとする。
以上のようなカラーレーザープリンタ1によれば、退避メモリ142に記憶される補正データRが、キャリブレーションが行われてからの印刷枚数Aが基準実績枚数Bを超えて十分な実績があると判断される補正データHにより更新される。そして、「補正データ復帰」コマンドを入力することによって、いつでも、この実績のある補正データRで、画像が形成される際の印刷濃度が補正されるように戻すことができる。
これにより、何度かキャリブレーションを行っても満足な結果が得られないような場合などに、実績のある補正データRの値で印刷濃度が補正され、確実に概ね満足のゆく画像が得られるようにすることができる。
また、実績のある補正データRを記憶しておくためには、退避メモリ142として補正データH1つ分の領域あれば良く、記憶容量が少ないNVRAM140でカラーレーザープリンタ1を構成できる。
また、実績が積まれる前でも、印刷結果が気に入れば「補正データ退避」コマンドを入力することにより任意の補正データHを、実績のある補正データRとして退避メモリ142に記憶させることができる。
[本発明との対応関係]
本実施例の可視像形成部204が、本発明の画像形成手段に相当し、制御メモリ141が、第1記憶領域に相当し、図3に示すフローチャートのS510,S520による処理が第1記憶更新手段に相当し、退避メモリ142が第2記憶領域に相当し、実績メモリ143及びS530,S560による処理が監視手段に相当し、図5に示すフローチャートのS550,S570,S580による処理が第2記憶更新手段に相当し、図6(a)に示すフローチャートによる補正データ復帰処理が第1記憶復元手段に相当する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
例えば、本実施例では、本発明をカラーレーザープリンタ1に適用した場合について説明したが、印刷濃度などの印刷特性の補正及び補正データの更新が行われるインクジェットプリンタや、コピー機など種々の画像形成装置に対して本発明を適用したものであっても良い。
また、本実施例では、画像を印刷する際の印刷濃度を補正するための補正データHの取り扱いに関して説明したが、その他の印刷特性を補正する補正データに関するものであっても良い。特に、印刷濃度の他に、画像データにおける各色の階調特性に対する、印刷画像における各色の階調特性を補正するための補正データを、同様にして制御メモリ141及び退避メモリ142に記憶させるようにすると良い。
また、本実施例のカラーレーザープリンタ1では、キャリブレーションが行われてからの画像が形成された枚数である印刷枚数Aを基準実績枚数Bと比べて判別し、制御メモリ141の内容を退避メモリ142へ記憶させる処理を行うよう構成されているが、印刷枚数Aの代わりに、キャリブレーションが行われてからの印刷ジョブ数や、装置の動作時間など、補正データの使用実績を表す状態量であればいずれの状態を監視して判別するものであっても良い。但し、本実施例で用いた印刷枚数は、画像形成の実績を直接的に表す値であり、補正データRをより実態に即した実績のある補正データとすることができる。
また、基準実績枚数Bが一定の値ではなく、補正データRが更新された補正データHの印刷実績が保存されるようにして、この印刷実績を超える場合に、退避メモリ142の内容を更新するようにしても良い。つまり、図2の点線にて示すようにNVRAM140に印刷実績を保存するための領域である実績メモリ143を設け、印刷が行われる際の自動退避処理を、次に説明する図7に示すフローチャートのようにしても良い。
まず、S550と同様に、制御メモリ141に記憶された補正データHが、退避メモリ142に記憶された補正データRの値に一致するか否かを判別し(S710)、その結果、補正データHの値が、補正データRの値に一致しない場合(S710:YES)、印刷処理を行う(S750)。そして、補正データHの値が、補正データRの値に一致しない場合は、印刷枚数Aの値に1を加えた値を印刷枚数Aの値とし(S720)、印刷枚数Aの値が、実績メモリ143に記憶された基準実績枚数Cより大きい値であるか否かを判別する(S730)。その結果、印刷枚数Aが、基準実績枚数Cより大きい場合(S730:YES)、印刷枚数Aが実績値として最高値となるので、制御メモリ141に記憶された補正データHの値を、退避メモリ142にコピーする(S740)と共に最高実績値の印刷枚数Aで基準実績値Cを更新し(S750)、印刷を行う(S770)。そして、印刷枚数Aが、基準実績枚数C以下の場合(S730:NO)、そのまま印刷動作を行わせて(S770)、本処理を終了する。また、S710における判別にて、補正データHの値が、補正データRの値に一致しない場合(S710:NO)は、基準実績枚数Cの値に1を加えた値を基準実績枚数Cの値として(S760)から、印刷を行う(S770)。
このようにすれば、これまでの補正データの中で一番実績のある補正データを残すことができる。これにより、より実績のある補正データに復元して画像形成することができる。尚、上述の図7のフローチャートによる処理において、S710及びS760の処理が無いものであっても良い。
また、本実施例では、制御メモリ141、退避メモリ142それぞれは、一つの記憶部品であるNVRAM140で構成されているが、NVRAM140を2つ設けて別々に記憶されるものであっても良い。また、実績のある補正データの他に、所定回数前までの補正データを記憶し、復元できるように構成されたものであっても良い。
また、退避メモリ142は、ハードディスク装置などにより記憶するように構成された物でも良いが、本実施例のように不揮発性メモリであるNVRAM140に記憶領域が設定されるようにすれば、装置全体の構成を簡易にすることができ、RAM130に記憶する場合のように、カラーレーザープリンタ1の電源が切れた際に、データが消えてしまうことなく、補正データRを記憶しておくことができる。
また、本実施例では、補正データHや、補正データRを、制御部100に設けられたNVRAM140に記憶されるよう構成されているが、補正データHや、補正データRを、入力コネクタ150を介してカラーレーザプリンタ1に接続されるパーソナルコンピュータ50にて記憶されるようにした画像形成システムとして構成されるものであっても良い。このような構成によれば、パーソナルコンピュータ50にて用いられるアプリケーション毎に、補正データHや、補正データRを管理して、アプリケーションに応じた補正を行うことができる。
また、「キャリブレーション」などのコマンドを、パーソナルコンピュータ50から入力できるように構成された画像形成システムであっても良い。但し、本実施例のように、操作パネル180によりコマンドを入力できる方が、コマンドの入力が容易に入力できて良い。
本実施例のカラーレーザープリンタ1の概略断面を表す図である。 本実施例のカラーレーザープリンタ1の構成を表すブロック図である。 本実施例におけるキャリブレーション処理のフローチャート図である。 本実施例におけるテストパターン及び補正データを説明するための図である。 本実施例における自動退避処理のフローチャート図である。 本実施例における補正データ復帰処理及びユーザー指示退避処理のフローチャート図である。 本実施例における自動退避処理の変形例のフローチャート図である。
符号の説明
1…カラーレーザープリンタ、50…パーソナルコンピュータ、91…色補正処理用パターン、100…制御部、141…制御メモリ、142…退避メモリ、143…実績メモリ、150…入力コネクタ、180…操作パネル、203M,203C,203Y,203Bk…感光体ドラム、204…可視像形成部、205…中間転写体、206…クリーニング器、208…定着部、209…給紙部、210…上面カバー、251M…マゼンタ現像器、251C…シアン現像器、251Y…イエロー現像器、251Bk…ブラック現像器、260…駆動ローラ、261M,261C,261Y,261Bk…中間転写ローラ、262…ローラ、263…2次転写ローラ、270M,270C,270Y,270Bk…クリーニングローラ、271M,271C,271Y,271Bk…帯電器、272M,272C,272Y,272Bk…露光手段、281…第1加熱ローラ、282…第2加熱ローラ、291…収容トレイ、292…ピックアップローラ、300,301…搬送ローラ対、400…濃度検知センサ。

Claims (10)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    補正指令があったときに、前記画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを、前記画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして生成する補正データ生成手段と、
    前記生成された補正データを記憶するための第1記憶領域と、
    前記補正データ生成手段により生成された他の補正データで前記第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する第1記憶更新手段と、
    を備え、前記画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を、前記第1記憶領域に記憶されている補正データを基に補正するよう構成された画像形成装置において、
    前記補正データを記憶する第2記憶領域と、
    前記第1記憶領域の補正データが更新されてからの前記画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、前記第1記憶領域に記憶されている補正データで前記第2記憶領域に記憶されている補正データを更新する第2記憶更新手段と、
    復元指令があったときに、前記第2記憶領域に記憶されている補正データで前記第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する記憶復元手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記基準実績値を記憶するための第3記憶領域を備え、
    前記第2記憶更新手段は、前記監視手段に監視された実績値が該第3記憶領域に記憶されている基準実績値を上回った場合に、前記第1記憶領域に記憶されている補正データで前記第2記憶領域に記憶されている補正データを更新し、且つ、前記基準実績値を上回った最高実績値で前記第3記憶領域に記憶されている基準実績値を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記監視手段は、前記画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値として、前記画像形成手段による印刷枚数を監視する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 当該画像形成装置は、更新指令を発信する更新指令発信手段を更に備え、
    前記第2記憶更新手段は、前記更新指令発信手段から更新指令が発信されたときに、前記第1記憶領域に記憶されている補正データで前記第2記憶領域に記憶されている補正データを更新する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷特性は、濃度特性、階調特性のいずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 当該画像形成装置は、更に、
    補正指令を発信する補正指令発信手段と
    復元指令を発信する復元指令発信手段とを備え、
    前記補正指令発信手段ならびに復元指令発信手段は、外部から入力があったときに前記補正指令ならびに復元指令を発信することを特徴とする請求項1〜請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2記憶領域は、
    不揮発性のメモリを用いて構成されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    補正指令があったときに、前記画像形成装置にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを、前記画像形成装置により形成された画像の印刷濃度を基にして生成する補正データ生成手段と、
    前記生成された補正データを記憶する第1記憶領域と、
    前記補正データ生成手段により生成された他の補正データで前記第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する第1記憶更新手段と、
    を備え、前記画像形成装置が、画像を形成する際の印刷特性を、前記第1記憶領域に記憶されている補正データを基に補正するよう構成された画像形成システムにおいて、
    前記補正データを記憶するための第2記憶領域と、
    前記第1記憶領域の補正データが更新されてからの前記画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視する監視手段と、
    該監視手段により監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、前記第1記憶領域に記憶されている補正データで前記第2記憶領域に記憶されている補正データを更新する第2記憶更新手段と、
    復元指令があったときに、前記第2記憶領域に記憶されている補正データで前記第1記憶領域に記憶されている補正データを更新する記憶復元手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  9. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを記憶する記憶領域とを備え、
    前記画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を、前記補正データを基に補正するよう構成された画像形成装置における補正データの更新方法であって、
    補正指令があったときに、前記画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを、前記画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして生成する補正データ生成ステップと、
    前記補正データ生成ステップにより生成された他の補正データで前記記憶領域に記憶された補正データを更新する第1記憶更新ステップと、
    前記第1記憶領域の補正データが更新されてからの前記画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視し、該監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、前記記憶領域に記憶されている補正データで前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に記憶されている補正データを更新する第2記憶更新ステップと、
    復元指令があったときに、前記他の記憶領域に記憶されている補正データで前記記憶領域に記憶されている補正データを更新する記憶復元ステップと、
    を備えることを特徴とする補正データの更新方法。
  10. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを記憶するための記憶領域とを備え、
    前記画像形成手段により画像を形成する際の印刷特性を、前記補正データを基に補正を行うよう構成された画像形装置を制御するためのプログラムであって、
    コンピュータシステムに、
    補正指令があったときに、前記画像形成手段にて画像を形成する際の印刷特性を補正するための補正データを、前記画像形成手段により形成された画像の印刷濃度を基にして生成する補正データ生成手順と、
    前記補正データ生成手順により生成された他の補正データで前記記憶領域に記憶された補正データを更新する第1記憶更新手順と、
    前記第1記憶領域の補正データが更新されてからの前記画像形成手段による画像の形成動作に関する実績値を監視し、該監視された実績値が基準実績値を上回ったときに、前記記憶領域に記憶されている補正データで前記記憶領域とは異なる他の記憶領域に記憶されている補正データを更新する第2記憶更新手順と、
    復元指令があったときに、前記他の記憶領域に記憶されている補正データで前記記憶領域に記憶されている補正データを更新する記憶復元手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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