JP4311096B2 - 棚札システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケット等の小売店で利用され、商品陳列棚の商品の種類毎に配置されて商品の値段等の情報を表示する棚札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の棚札表示器は、7画面分の表示データを記憶することができ、リモコンによって個別の棚札表示器に指示を行うと、表示画面を切り換えることにより商品の値段だけでなく、会員売価や理論在庫数、売上数、最終売上時刻、特売スケジュールコード、特売終了日付なども表示できるようになっている。また、上記棚札表示器を用いた棚札システムによって、商品の配置状態等を目視しながら、その商品の売上実績を簡単に確認できるような技術もあった(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−209861号公報(第2−第4頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の棚札表示器は、表示器自体を安価に構成するために、7セグメントの表示器を使用しており、数字データしか可変表示できなかった。そのため、様々な表示データを表示しても数字データのみの表示であるために、それが何のデータであるかを直ちに判断することが難しく、間違いやすいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、安価な棚札表示器であっても、様々なデータを表示することができ、かつ、表示内容を簡単に確認することができる棚札システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、少なくとも商品毎の商品データと売上データとを記憶して管理する記憶管理装置と、陳列棚の商品毎に設けられ、該記憶管理装置から商品データや売上データ等に関する表示データを受信して表示する棚札表示器と、該棚札表示器に対して表示データの種類を変更するための信号を送信するとともに、該信号を送信するときに、前記棚札表示器の表示データの種類に対応した名称を表示する表示器を設けた携帯型リモコンとを備えたことを特徴とする棚札システムを提案している。
【0007】
この発明によれば、携帯型リモコンが棚札表示器に対して表示データの種類を変更するための信号を送信するとともに、該信号を送信するときに、棚札表示器の表示データの種類に対応した名称を表示する表示器を設けたことから、例えば、数字データしか可変表示できないような安価な棚札表示器であっても、様々なデータを表示できるとともに、その表示内容に対応する名称を携帯型リモコンに表示することにより、表示データの種類を明確に判別することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された棚札システムについて、前記棚札表示器が複数の表示器を備え、前記携帯型リモコンが該棚札表示器の複数の表示器に表示される表示データの種類毎に、各表示データの種類に対応した名称を表示することを特徴とする棚札システムを提案している。
【0009】
この発明によれば、棚札表示器が複数の表示器を備え、各表示器に表示される表示データの種類毎に、対応した名称を携帯型リモコンの表示部に表示することから、1つの棚札表示器で複数の表示データを表示してもデータの種類を携帯型リモコンの表示部により明確に判別することができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載された棚札システムについて、前記携帯型リモコンの表示器が前記棚札表示器の表示データに対応した作業者への指示データを表示することを特徴とする棚札システムを提案している。
【0011】
この発明によれば、携帯型リモコンの表示器に表示データに対応した作業者への指示データを表示することから、例えば、棚札表示器で最終売上時刻を表示する場合に、作業者への指示データとして、「朝の棚確認作業で最終売上時刻が閉店の2時間前のときは、陳列数を増やす。」と表示すれば、携帯型リモコンの表示器の表示を確認することにより、作業者に的確な指示を与えて作業効率を向上させることができる。
【0012】
請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された棚札システムについて、前記携帯型リモコンの表示器が前記棚札表示器の表示データに関する説明データを表示することを特徴とする棚札システムを提案している。
【0013】
この発明によれば、例えば、棚札表示器で特売スケジュールコードを表示する場合に携帯型リモコンの表示器に特売スケジュールコードの説明文を表示することから、表示する数字データに応じた数の情報を表示することができ、かつ、表示データの内容を容易に理解することができる。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載された棚札システムについて、前記棚札表示器が表示データの種類に対応した数の表示データを記憶する棚札用記憶手段を備え、前記携帯型リモコンが前記棚札表示器の表示データの種類に対応した数の表示データを記憶するリモコン用記憶手段を備えたことを特徴とする棚札システムを提案している。
【0015】
この発明によれば、携帯型リモコンおよび棚札表示器に表示データの種類に対応する数の表示データを記憶する記憶手段を設けたことから、例えば、携帯型リモコンからの表示画面切替信号を棚札表示器が受信すると、受信した信号に対応した表示データを記憶手段から読み出して、直ちに表示することができる。
【0016】
請求項6に係る発明は、請求項2から請求項5のいずれかに記載された棚札システムについて、前記棚札表示器が前記複数の表示器の表示画面毎に表示データの種類を変更する表示切替手段を有し、前記携帯型リモコンが、前記棚札表示器の表示画面を切り換えるための信号を送信する送信手段を有することを特徴とする棚札システムを提案している。
【0017】
この発明によれば、携帯型リモコンから送信される表示画面切替信号により、棚札表示器の複数の表示画面毎に表示データの種類を変更できる。このとき、表示データの名称も変更されるため、簡単な切替操作で表示データの内容を容易に理解することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る棚札システムについて図1から図10を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る棚札システムは、図1に示すように、ローカルエリアネットワークLANを介してPOSシステム10と接続されている。POSシステム10は、ストアコントローラ(SC)11と、このストアコントローラにオンラインで接続した複数の電子キャッシュレジスタ(ECR)12とから構成されている。ストアコントローラ11のメモリには商品コード毎に商品名、通常値段、特売値段、会員値段等が記憶された商品ファイル(PLUファイル)と売上実績データ等を記憶する実積ファイル(集計ファイル)とが設けられている。
【0019】
電子キャッシュレジスタ12は、店のチェックアウト場に配置され、ストアコントローラ11は店のバックルームに配置されている。電子キャッシュレジスタ12のスキャナーで客の購入商品のバーコードを読み取ると、読み取ったコードデータ(商品コード)はストアコントローラ11に送信される。ストアコントローラ11はコードデータの商品データをPLUファイルから読み出し、コードデータを送信した電子キャッシュレジスタ12へ送信するとともに、実績ファイルを更新する。商品データを受信した電子キャッシュレジスタ12は、商品データを表示するとともに、そのデータに基づいてチェックアウト処理を行う。
【0020】
このようにして、ストアコントローラ11の実績ファイルには商品コード毎に売上実積データが記憶される。売上データは、当日、前日の売り上げ、当週、前週の売り上げ、当月、前月の売り上げ等に集計され、また必要に応じて過去の売り上げデータを記憶している。また集計する期間を適宜設定することも可能である。ストアコントローラ11に接続されている前記商品ファイル、集計ファイルは棚札システム1をはじめとして、LANに接続されている他の装置で必要に応じて適宜参照できるようになっている。
【0021】
棚札システム1は、棚札表示器コントローラ(TC)2と棚札表示器コントローラ2に無線(赤外線通信)で接続された複数の表示装置(棚札表示器、EPL)5とから構成されている。棚札表示器5は、図2に示すように各商品41に対応付けされ、各商品41が陳列されている商品陳列棚40に配置され、商品41の値段等の情報をリアルタイムで表示する。棚札表示器コントローラ2と棚札表示器5とは赤外線を伝送媒体として接続されており、本実施形態では棚札表示器コントローラ2から棚札表示器5への信号伝送のみの一方向通信である。
【0022】
棚札表示器5は、図5に示すように、CPU31、ROM32、RAM33、赤外線信号の送受信部34、LCD表示器36、およびLEDランプ37を備え、図3に示すように本体表面右側に配置された太陽電池38で駆動されるようになっている。また太陽電池38のバックアップ用としてリチウム電池等のボタン電池39が内蔵されている。LEDランプ37は、客または店員の注意を引きたい場合に用いられる。LCD表示器36は、図3に示すように、上部に大型の5桁数値を表示する表示部a26、左下側の小型の5桁の数値を表示する表示部b27、および右下側の小型の3桁の数値を表示する表示部c28から構成される。
【0023】
また、通常時には図3に示すように、表示部a26には(現在)の売価が、表示部b27には(通常の)売価が、表示部c28には割引情報が表示される。さらに、棚札表示器5の左側のスペースには、商品情報ラベル20が貼付されている。商品情報ラベル20には、品名21、バーコード23、棚札ID22(詳細は後述)などが印字された表記となっている。
【0024】
また、RAM33には表示部a26、表示部b27および表示部c28に表示するデータとして、6画面を超える複数画面分の表示データを記憶しており、上述した値段データは第1画面のデータであり、他の画面のデータは、例えば図4(b)から(f)に示すような構成になっている。
【0025】
また、表示画面の切換は、棚札表示器コントローラ2からのコマンド、または図1および図2に示した画面切換用リモコン7で行われる。リモコン7は、図6に示すように、CPU61と、ROM62と、RAM63と、表示器64と、赤外線通信部65と、進むボタン66aと戻るボタン66bと送信ボタン66cを含む操作部66とから構成されている。CPU61は、ROM62に格納されている制御プログラムに基づいてリモコン7全体の制御を行うほか、進むボタン66aおよび戻るボタン66bの操作に伴う表示データの制御や送信ボタン66cの操作に伴うデータの送信、あるいはRAM63に対するデータの読出、書き込み等の制御を行う。
【0026】
ROM62には、リモコンの制御プログラムのほか表示データ等が格納されている。RAM63は、更新された各種データ等を格納する書き換え可能な記憶装置である。表示器64は、操作部66の操作に応じて、対応する表示データを表示する。本実施形態においては、表示部64は、図7に示すように、名称表示部71と付加情報表示部72に分かれて配置されており、名称表示部71は、棚札表示器5の複数の表示部36に対応して、表示部aと表示部bと表示部cとからなる3つの表示部により構成されている。また、付加情報表示部72は、名称表示部71に表示されるデータに対応して、作業者への指示データや表示データの内容を説明する説明文等を表示する。
【0027】
赤外線通信部65は、赤外線を用いて棚札表示器5の送受信部34に対して、信号を送信する通信手段である。リモコン7上の画面切替ボタン66a、66bにより、リモコン7の各表示部の表示を変更して、所望の情報を検索し表示した状態で棚札表示器5の赤外線受光部(センサ)6に対向させてリモコン7上の送信ボタン66cを押すと、そのリモコン7の表示部に表示されたデータに対応した情報が棚札表示器5の表示部26、27、28に表示される。操作部66は、複数のボタンを有し、それぞれのボタンを操作することにより、表示データを変更したり、データを棚札表示器に送信することができる。例えば、進むボタン66aを操作することにより、表示部64の表示データを先に送り、これを表示することができ、戻るボタン66bを操作することにより、表示部64の表示データを逆に戻すこともできる。また、送信ボタン66cを操作することにより、所望のデータを棚札表示器に対し、送信することもできる。
【0028】
名称表示部71および付加情報表示部72の表示データは、図8に示すようになっている。これらのデータファイルは、RAM63に格納されており、ここに格納される各種データは、ストアコントローラ11あるいは棚札表示器コントローラ2からキーを用いて入力され、赤外線通信によりリモコン7内のRAM63に格納される。
【0029】
また、図8に示すように、操作部66の操作により画面番号1が選択されたときには、名称表示部71の表示部aには「本日売価」、表示部bには「通常売価」、表示部cには「値引率」が表示される。また、画面番号4が選択されたときは、表示部aには「売上数量」、表示部bには「最終売上日付」、表示部cには「最終売上時刻」が表示され、さらに、付加情報表示部72には、「最終売上時刻が閉店2時間前であれば陳列数を増やす」というメッセージが表示される。また、画面番号6が選択されたときは、表示部aには「特売スケジュールコード」、表示部bには「特売終了日付」が表示され、さらに、付加情報表示部72には、特売スケジュールコードの意味を説明したメッセージ、例えば、「コード1は、時間、曜日制限なし」、「コード2は18時以降のみ」、「コード3は平日のみ」が表示される。
【0030】
棚札表示器コントローラ2は、棚札表示器5を制御するために商品コードと棚札IDとの対応を記憶したテーブルを備えている。
棚札システムを立ち上げる場合、以下のような処理を行う。
▲1▼各棚札表示器5にそれぞれ別個に棚札ID22を記憶する。(棚札ID22が棚札表示器コントローラ2からデータを送信する場合のアドレス情報となる。)
▲2▼各棚札表示器5を商品に対応付けする。(前記テーブルに棚札ID22とこれに対応付けする商品コードを記憶する。)
【0031】
▲3▼商品情報ラベル20を発行する。
▲4▼商品情報ラベル20をその商品と対応付けした棚札表示器5に貼付する。
▲5▼棚札表示器5を商品情報ラベル20の商品が陳列されている棚に取り付ける。
▲6▼棚札表示器コントローラ2から棚札表示器5にデータを送信する。
【0032】
棚札表示器コントローラ2から棚札表示器5にデータを送信する場合、「棚札ID+画面No.+表示No.(表示部a、b、cの区別)+表示データ」を送信部3および赤外線信号放射手段4を介して送信することにより行う。また棚札表示器5のLEDランプを点灯させるか、あるいは消灯させるかの選択は、「棚札ID+点灯コマンド」の送信、「棚札ID+消灯コマンド」の送信、「棚札ID+点滅コマンド」の送信によって行う。棚札表示器5は、赤外線受光センサ6および受信部34を介して受信したデータが自己の(記憶している)棚札IDだった場合、受信したデータをRAM33に記憶し、LCD表示器36で表示し、またはLEDランプ37を点灯または消灯あるいは点滅する。
【0033】
各画面の表示データは、図9に示すように、表示データファイルの形式で、RAM33内に格納されている。したがって、表示データファイル内のデータは、必要に応じて、更新、削除あるいは追加することができる。リモコン7からの送信信号により、画面番号1が選択されたときは、通常の値段表示となり、表示部aには「本日売価」、表示部bには「通常売価」、表示部cには「値引率」に対応した数字が表示される。また、画面番号4が選択されたときは過去の売上実績表示となり、表示部aには「売上数量」、表示部bには「最終売上日付」、表示部cには「最終売上時刻」に対応した数字が表示される。さらに、画面番号6が選択されたときは、特売関係の登録データ表示となり、表示部aには「特売スケジュールコード」、表示部bには「特売日付」に対応した数字が表示される。
【0034】
次に、図10を用いて、棚札システムの表示画面の切替に関する処理の内容を説明する。
なお、本処理フローチャートは、毎朝行っている棚確認作業において作業者が例えば、商品の陳列がされていない棚を発見するなど、棚の商品配列状態に異常を発見したところからスタートする。
作業者は、まず、この異常状態の原因を探るために、この棚に陳列されている商品の売上データ等所望のデータを確認するために、リモコン7上の進むボタン66aあるいは戻るボタン66bを操作する(ステップ101)。
【0035】
進むボタン66aあるいは戻るボタン66bによる操作指示を入力したリモコン7のCPU61は、操作指示に応じた画面番号をRAM63内に格納された表示データファイルの中から検索して、このデータを読み出すとともに、これを表示器64に出力する。表示データを入力した表示器64は、入力したデータを対応する名称表示部71内の表示部A、表示部B、表示部Cおよび付加情報表示部72に表示する(ステップ102)。
【0036】
作業者が、リモコン7の表示器64の表示内容により棚札表示器5に表示させたい表示データを確認すると、リモコン7の赤外線通信部65を該当する棚札表示器5の方向に向けて、送信ボタン66cを操作する。送信ボタン66cの操作を検知したCPU61は、表示器64に表示されたデータに対応した画面番号データを棚札IDに無関係に棚札表示器5に受信して記憶させるコマンドとともに、赤外線通信部65を介して送信する(ステップ103)。
【0037】
棚札表示器5は、リモコン7から送信された画面番号データを送受信部34で受信すると、この画面番号データに対応する画面データをRAM33内に格納された表示データファイルから検索して、対応するデータをLED表示部36内の対応する表示器に、図4に示すように表示する(ステップ104)。これによって、作業者は、表示部aからcに表示された該当商品の売上データや通常売価、特売スケジュールコード等の設定データとリモコン7の表示器64に表示された各データの名称やアクションデータあるいはコードデータの説明データとを参照し、対比することにより、陳列棚の異常状態を容易に分析することができる。
【0038】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施形態においては、リモコンの送信ボタンを操作することにより、リモコンの表示器に表示されたデータに対応する画面番号等の情報を棚札表示器に送信する方法について説明したが、これに限らず、例えば、リモコンの画面切替ボタンを操作するたけで、棚札表示器との通信を開始するようにしてもよい。
【0039】
また、本実施形態においては、リモコン上の表示画面を送る手段として、進むボタンおよび戻るボタンを例示して説明したが、これに限らず、画面番号ごとに対応した操作ボタンを設けてもよい。また、本実施形態においては、リモコンの表示器に画面番号に対応した各種データを表示することを例示したが、これらのデータと併せて、画面番号についても表示を行ってもよい。
【0040】
また、本実施形態においては、リモコンの送信ボタンを操作することにより、棚札表示器に画面番号に関するデータを送信することを説明したが、送信ボタンを操作した後は、次にリモコンの画面切替ボタンが操作されるまでは、先に送信した画面番号情報を保持して、さらに、送信ボタンを操作されたときは、先に送信した画面番号情報と同一の情報を送信できるようにしてもよい。このような構成とすれば、複数の棚札表示器に対して、同一の情報を表示させたい場合に、簡単な操作でこれを実現できる。
【0041】
さらに、リモコンの表示部に表示させるデータや棚札表示器の表示部に表示させるデータについて、いくつか例示をしたが、リモコンの表示部や棚札表示器の表示部に表示させるデータは、これらに限定させるものではない。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、棚札表示器が数字しか可変表示できない安価なものであっても、リモコンの表示器を用いることにより様々なデータを表示することができ、さらに、棚札表示器に表示されたデータの種類や内容を容易に把握することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態によるLANを介してPOSシステムと接続された棚札システムの構成を示す図である。
【図2】 本実施形態に係る棚札表示器の使用状態を示す図である。
【図3】 本実施形態に係る棚札表示器の外観構成を示す図である。
【図4】 本実施形態に係る棚札表示器の表示例を示す図である。
【図5】 本実施形態に係る棚札表示器の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】 本実施形態に係る画面切替用リモコンの電気的構成を示すブロック図である。
【図7】 本実施形態に係る画面切替用リモコンの外観構成図である。
【図8】 本実施形態に係る画面切替用リモコンの表示データファイルの構成を示す図である。
【図9】 本実施形態に係る棚札表示器の表示データファイルの構成を示す図である。
【図10】 本実施形態に係る棚札システムにおける処理フローを示した図である。
【符号の説明】
1・・・棚札システム、2・・・棚札表示器コントローラ(管理装置、TC)、3・・・送信部、4・・・赤外線信号放射板、5・・・棚札表示器(表示装置、EPL)、6・・・赤外線信号受光センサ、7・・・画面切換用リモコン、10・・・POSシステム、11・・・ストアコントローラ(SC)、12・・・ECR(電子キャッシュレジスタ)、20・・・商品情報ラベル、22・・・棚札ID、23・・・バーコード、26・・・表示部a、27・・・表示部b、28・・・表示部c、31・・・CPU、32・・・ROM、33・・・RAM、34・・・送受信部、36・・・LCD表示器、37・・・LEDランプ、38・・・太陽電池、39・・・ボタン電池、40・・・商品陳列棚、41・・・商品、61・・・CPU、62・・・ROM、63・・・RAM、64・・・表示器、65・・・赤外線通信部、66・・・操作部、66a・・・進むボタン(画面切替ボタン)、66b・・・戻るボタン(画面切替ボタン)、66c・・・送信ボタン、71・・・名称表示部、72・・・付加情報表示部、
Claims (5)
- 少なくとも商品毎の商品データと売上データとを記憶して管理する記憶管理装置と、
陳列棚の商品毎に設けられ、該記憶管理装置から商品データや売上データ等に関する表示データを受信して表示する複数の第1の表示部を備えた棚札表示器と、
前記第1の表示部の表示位置と対応して表示する複数の第2の表示部を備え、該棚札表示器に対して表示データの種類を変更するための信号を送信するとともに、該信号を送信するときに、前記第2の表示部は、前記第1の表示部が表示する表示データと対応する位置に表示データの名称を表示する携帯型リモコンと
を備えたことを特徴とする棚札システム。 - 前記携帯型リモコンの第2の表示部が前記棚札表示器の表示データに対応した作業者への指示データを表示することを特徴とする請求項1に記載された棚札システム。
- 前記携帯型リモコンの第2の表示部が前記棚札表示器の表示データに関する説明データを表示することを特徴とする請求項1に記載された棚札システム。
- 前記棚札表示器が表示データの種類に対応した数の表示データを記憶する棚札用記憶手段を備え、
前記携帯型リモコンが前記棚札表示器の表示データの種類に対応した数の表示データを記憶するリモコン用記憶手段
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された棚札システム。 - 前記棚札表示器が前記複数の第1の表示部の表示画面毎に表示データの種類を変更する表示切替手段を有し、
前記携帯型リモコンが、前記棚札表示器の表示画面を切り換えるための信号を送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載された棚札システム。
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