JP4306781B2 - 漏電検出回路 - Google Patents

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    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/52Testing for short-circuits, leakage current or ground faults

Description

本発明は、漏電検出機能に関する。
従来から、漏電検出機能は、所定の正側閾値を上回る電流と、所定の負側閾値を下回る電流とを複数回検出することにより、漏電の有無を検出する技術が提案されており、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2003−219552号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術においては、正側閾値を上回る電流と負側閾値を下回る電流とが合わせて複数回検出されない限りは漏電として検出されないため、迅速な対応ができないという問題がある。また、例えばサイリスタ等の整流器によって、交流が直流に変換される場合には、負方向の電流は流れないために正方向の電流が正側閾値を上回ったとしても漏電として検出できないという問題がある(図9:本発明の課題を説明する図参照)。
さらに、漏電検出機能を有する集積回路を用いた場合、該集積回路の動作によってノイズが生じ得るため、漏電検出機能に加えてノイズ対策も併せて設けなければならないという問題がある。
さらにまた、漏電検出機能を既存の機器に後付け可能な技術の需要も高まってきている。
本発明は、上記課題に鑑み、集積回路を採用せずに、異常な地絡電流が発生した際に迅速に対応する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、第1の発明は、地絡電流を検出して零相電流を出力する零相変流器(102)と、コンデンサ(104)と、前記零相電流が予め定められた正側閾値を上回ったときか又は予め定められた負側閾値を下回ったときに動作し、前記動作に基づいて前記コンデンサの充電及び放電を制御する回路(108)と、高電位点(114,118)と、前記高電位点と前記コンデンサ(104)との間に設けられる第1の抵抗(106)とを備え、前記回路(108)はオープンコレクタ出力が採用されて、前記回路の出力端は前記第1の抵抗と前記コンデンサ(104)との間に設けられる接点(150)に接続され、前記コンデンサ(104)は、一端が前記接点に接続されて前記回路の出力に基づいて充電及び放電する、漏電検出回路(100,100A)であって、前記回路(108)は、前記零相電流が予め定められた正側閾値を上回ったときに動作するオープンコレクタ出力の第1のアンプ(110)と、前記零相電流が予め定められた負側閾値を下回ったときに動作するオープンコレクタ出力の第2のアンプ(112)と、前記第1及び第2のアンプの出力側と前記接点(150)との間にそれぞれ接続される第2及び第3の抵抗(128,130)とする、漏電検出回路である。
第1の発明によれば、第1及び第2の抵抗の抵抗値をそれぞれ適切に設定することにより、正側閾値を上回る零相電流か又は負側閾値を下回る零相電流の何れか一方のみが検出された場合であっても迅速に漏電を検出することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図1を初めとする以下の図には、本発明に関係する要素のみを示す。
〈1.第1実施形態〉
〈1.1 概略構成〉
図1は、本発明の第1実施形態に係る漏電検出回路100を示す図である。漏電検出回路100は、例えば、電源202、モータ(電力負荷)204、モータ204に電源電流を伝送する電路206、電路206の導通/非導通を切替える電磁接触器208及び、電磁接触器208を動作させるリレー210を有する制御部212を備える空気調和機200に設けられる。
〈1.2 回路構成〉
漏電検出回路100は、電路206において地絡電流を検出して零相電流を出力する零相変流器102と、コンデンサ104と、零相電流が予め定められた正側閾値を上回ったときか又は予め定められた負側閾値を下回ったときに動作し、該動作に基づいてコンデンサ104の充電及び放電を制御する回路108とを備える。回路108については後述する。また、漏電検出回路100は、高電位点114,118と、高電位点114とコンデンサ104との間(具体的には高電位点114と接点150との間)に設けられる第1の抵抗(以下、単に「抵抗」と称する)106とを備えている。
コンデンサ104は、一端が接点150に接続されて回路108の出力に基づいて充電及び放電する。具体的には、零相電流が予め定められた正側閾値を上回ったときか又は予め定められた負側閾値を下回ったときに放電し、これ以外のときは充電する。
回路108はオープンコレクタ出力が採用されて、回路108の出力端は抵抗106とコンデンサ104との間に設けられる接点150に接続される。具体的には、回路108は、零相電流の電圧が予め定められた正側閾値TH1を上回ったときに動作する正側アンプ110と、予め定められた負側閾値TH2(<TH1)を下回ったときに動作する負側アンプ112とがオープンコレクタ出力となるように接続されている。回路108は、正側アンプ110及び負側アンプ112のそれぞれの出力側と接点150との間に接続される第2の抵抗(以下、単に「抵抗」と称する)128,130とを有している。
回路108は、正側アンプ110、負側アンプ112、抵抗128,130の外、正側アンプ110の電源としての高電位点114及び低電位点116、負側アンプ112の電源としての高電位点118及び低電位点120、抵抗122,124,126を有している。
電路206において地絡電流を検出した零相変流器102は、正側アンプ110の非反転入力端子及び負側アンプ112の反転入力端子にそれぞれ零相電流を伝達する。より具体的には、抵抗121に零相電流を流し、抵抗121における電圧降下で決定される電位(以下、「検出電位」と仮称)が正側アンプ110の反転入力端子及び負側アンプ112の非反転入力端子に送出される。正側アンプ110の反転入力端子及び負側アンプ112の非反転入力端子には、抵抗122,124,126を介して高電位点114及び低電位点120が接続されており、それぞれ閾値TH1,TH2が入力される。なお、検出電位と電圧閾値とを比較することは、換言すれば零相電流と、電圧閾値に相当する電流の閾値との比較と把握できる。
また、漏電検出回路100は、零相変流器102が検出した地絡電流が漏洩電流か否かを判断するための閾値Vrefを制御手段134に記憶している。
図2は、漏電検出機能を説明する図である。コンデンサ104は、零相電流が出力されない場合及び、零相電流が出力されたとしても検出電位が正側閾値TH1と負側閾値TH2との間にあるときは充電される。
例えば、零相変流器102が地絡電流を検出して零相電流を出力し、図2に示すような正弦波を描く検出電位が発生した場合、該正弦波の電圧が正側閾値TH1を上回ったときは正側アンプ110が動作してコンデンサ104が放電する。また、該正弦波の電圧が負側閾値TH2を下回ったときは負側アンプ112が動作してコンデンサ104が放電する。コンデンサ104の極板間電圧が閾値Vrefを下回ると、制御手段134が漏電が発生したとして判断し、その旨を空気調和機200の制御部212に送出する。
上述のように、漏電検出回路100は、空気調和機200に対して、電路206に零相変流器102を取付け、制御部212に制御手段134を接続するので、既存の空気調和機に後付けできる。
〈1.3 抵抗値及び電気容量の設定〉
上記のような構成において、コンデンサ104の電気容量C1、抵抗106の抵抗値R1、抵抗128,130の抵抗値R2,R3を適宜設定することにより、漏洩電流が多いときは、例えば、図2に示した正弦波のうち、正側閾値TH1を上回ったときに漏電として検出することができる。電気容量C1は閾値Vrefに寄与し、抵抗値R1はコンデンサ104の充電速さに寄与している。また、抵抗値R2,R3はコンデンサ104の放電速さに寄与している。具体例を挙げれば、空気調和機200においては、
C1≒数十μF(例えば、33μF)、
R1≒数kΩ(例えば、4.7kΩ)、
R2=R3≒数kΩ(例えば、1kΩ)、
と設定することにより、漏電検出を迅速に実行できる。なお、抵抗122,124,126の抵抗値はそれぞれ2Ω、1Ω、2Ωに設定されている。
図3は、漏洩電流が第1の状況にあるときのコンデンサ104の電圧を示すグラフであり、図4は、漏洩電流が第2の状況にあるときのコンデンサ104の電圧を示すグラフである。ここで、「漏洩電流が第1の状況にある」とは、零相電流に基づく検出電位が正側閾値TH1を僅かに上回るか又は負側閾値TH2を僅かに下回るときの漏洩電流を意味し、「漏洩電流が第2の状況にある」とは、検出電位が正側閾値TH1を大幅に上回るか又は負側閾値TH2を大幅に下回るときの漏洩電流を意味するものとする。
電気容量C1、抵抗値R1,R2,R3を上述のように設定することにより、漏洩電流が第1の状況にあるときは制御手段134が漏電を検出するまでに75ms要するのに比して、漏洩電流が第2の状況にあるときは25msで漏電を検出することができる。なお、本実施形態では、漏洩電流の周波数を50Hz、閾値Vrefを1.0Vとしている。これらの値は、漏電検出回路100の取付け時に、取付けられる機器の特性等に鑑みて適宜設定することができる。また、抵抗121の抵抗値を調整して検出電位の感度を調整することができる。
かような構成とすることにより、例えばサイリスタ等の整流器によって交流が直流に変換されている場合、すなわち、負方向の電流が流れない場合であっても、漏洩電流が多いときには検出することができる。
〈1.4 動作〉
図5は、漏電検出回路の動作を説明するフローチャートである。漏電検出回路100は、以上のような構成を備えることにより、以下のような動作を行う。なお、本フローチャートでは、漏電検出に係る動作のみを示し、その他の処理動作については図示及び説明を省略している。
コンデンサ104が抵抗106を介して充電され(ステップS101)、正側閾値TH1以上の検出電位に相当する零相電流を検出したか又は負側閾値TH2以下の検出電位に相当する零相電流を検出するまで待機する(ステップS102,S103:図5では簡単のために零相電流と閾値との比較として表現した。)。正側閾値TH1以上の検出電位に相当する零相電流を検出したか又は負側閾値TH2以下の検出電位に相当する零相電流を検出した場合には、ステップS102又はステップS103においてYesを選択して、コンデンサ104が放電する(ステップS104)。具体的には、検出電位が正側閾値TH1以上であれば抵抗128及び正側アンプ110のオープンコレクタが、検出電位が負側閾値TH2以下であれば抵抗130及び負側アンプ112のオープンコレクタが、それぞれコンデンサ104の放電経路となる。
ステップS104が実行されるか否かにかかわらず、コンデンサ104は抵抗106を介して高電位点114に接続されている。しかし、上述の放電経路はコンデンサ104よりもインピーダンスが低いため、コンデンサ104は充電されずに放電される。このとき、抵抗106の存在により、上記放電経路を介して高電位点114が低電位点116,120と短絡することはない。還元すれば、上記放電経路における高電位と低電位とのコンフリクトが抵抗106によって防がれつつ、コンデンサ104の放電が実行できる。
コンデンサ104が放電すると、ステップS102に処理が戻り、未だ検出電位が閾値を超えているかがステップS102,S103によって判断される。
コンデンサ104の充放電と並行して、制御手段134が、コンデンサ104の極板間電圧が閾値Vref未満かどうかを監視し(ステップS105)、該極板間電圧が閾値Vref以上でかつ該零相電流が検出されなければ、Noを選択してステップS105を繰り返す。一方、該極板間電圧が閾値Vref未満となったときには、該零相電流が漏電であると判断し(ステップS106)、その旨を制御部212に送出する。漏電が発生した旨を受信した制御部212は、リレー210を制御して電磁接触器208を非導通状態に切替え、圧縮機204を停止する(ステップS107)。
〈1.5 第1実施形態の効果〉
以上のように、零相電流に基づいて決定される検出電位が正側閾値TH1を上回ったときか又は負側閾値TH2を下回ったときに動作し、該動作に基づいてコンデンサ104の充放電を制御する回路108を備えているので、コンデンサ104の電圧を測定することにより、地絡電流が検出されたか否かを判断できるので、ノイズ対策を設けることなく、簡単かつ後付け可能な構成で漏電検出を実現できる。
また、回路108はオープンコレクタ出力が採用されて、その出力端がコンデンサ104と抵抗106との間に接続されるので、抵抗106によって電圧のコンフリクトを回避しつつ、コンデンサ104の放電が行われる。
また、抵抗128,130の抵抗値R2,R3及び抵抗106の抵抗値R1をそれぞれ適切に設定することにより、正側閾値TH1を上回る検出電位か又は負側閾値TH2を下回る検出電位の何れか一方のみが検出された場合であっても迅速に漏電を検出することができる。
〈2.第2実施形態〉
上記実施形態では、回路108の出力端にコンデンサ104のみを設ける態様について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ここでは、本発明の第2実施形態として、回路108の出力端にコンデンサ104及びフィルタ回路を備える態様について図面を参照しながら説明する。なお、特に断りのない限り、上記実施形態と同様の機能を有する要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
〈2.1 概略構成〉
図6は、本発明の第2実施形態に係る漏電検出回路100Aを示す図である。漏電検出回路100Aは、上記実施形態と同様に空気調和機200に設けられているものとする。
〈2.2 回路構成〉
漏電検出回路100Aは、上記実施形態の漏電検出回路100にフィルタ回路142が追加されている。具体的には、図6に示すように、コンデンサ104の他端(抵抗106と接続されていない側)が低電位点132に接続され、接点150と低電位点132との間で、コンデンサ104と並列にフィルタ回路142が接続されている。
フィルタ回路142は、抵抗136,138及びコンデンサ140を有している。抵抗136は接点150と接点152との間に接続され、抵抗138は接点152と接点154との間に接続されている。接点152には接点156を介してコンデンサ140が接続されており、コンデンサ140の他端は接点154に接続されている。また、接点150に接続されているコンデンサ104が、接点154を介して低電位点132に接続されている。そして、接点156と制御手段134とが接続されている。
図7は、漏洩電流が1のときのコンデンサ104の電圧を示すグラフである。フィルタ回路142を備えることにより、図7に示すようにコンデンサ104の電圧降下(放電)が滑らかになり、誤動作を抑制できる。
〈2.3 抵抗値及び電気容量の設定〉
上記のような構成において、コンデンサ104の電気容量C1、抵抗106の抵抗値R1、抵抗128,130の抵抗値R2,R3、フィルタ回路142の抵抗136,138の抵抗値R4,R5、コンデンサ140の電気容量C2を適宜設定することにより、誤動作を抑制し、漏洩電流が多いときは迅速に検出することができる。具体例を挙げれば、空気調和機200においては、
C1≒数μF(例えば、4.7μF)、
R1≒数十kΩ(例えば、82kΩ)、
R2=R3≒数kΩ(例えば、1kΩ)、
R4=R5≒数十kΩ(例えば、47kΩ)、
C2≒数百nF(例えば、0.47μF)
と設定することにより、漏電検出を迅速に実行できる。なお、抵抗122,124,126の抵抗値はそれぞれ2Ω、1Ω、2Ωに設定されている。
図8は、漏洩電流が2のときのコンデンサ104の電圧を示すグラフである。フィルタ回路142を備えて、電気容量C1,C2、抵抗値R1〜R6を上述のように設定することにより、以下のような利点を有する。例えば、ノイズ等によって5ms程度の高調波が誤って検出された場合、フィルタ回路142を備えていない場合には、コンデンサ104の電圧が直ちに2.5V程度まで低下して誤動作することになる。しかし、フィルタ回路142を備えていることによって、誤って検出された高調波は除去され、漏電検出回路100Aの誤動作を抑制できる。
〈2.4 動作〉
本実施形態の動作については、上記実施形態と略同様なのでその説明は省略する。
〈2.5 第2実施形態の効果〉
以上のように、接点150と低電位点132との間には、コンデンサ104と並列にフィルタ回路142が接続されているので、コンデンサ104からの放電が滑らかになり、誤動作を回避又は抑制できる。
なお、上述の実施形態においては、正側アンプ110や負側アンプ112としてオープンコレクタ出力のアンプを採用したが、実施の形態の変形として、プッシュプル出力のアンプを応用したワイヤードOR回路を採用しても良い。
図10は正側アンプ110を例にとって上記の変形を示す図である。正側アンプ110の出力段に、高電位点114と低電位点116との間に直列接続された二つのnpn型トランジスタ110a,1110bを配設する。即ちトランジスタ110aのコレクタを高電位点114に接続し、そのエミッタをトランジスタ110bのコレクタに接続し、トランジスタ110bのエミッタを低電位点116に接続する。トランジスタ110aのエミッタと、トランジスタ110bのコレクタとの接続点は正側アンプ110の出力端として機能する。正側アンプ110の出力端と抵抗128との間にはダイオードDが介挿され、そのカソードが正側アンプ110の出力端に、アノードが抵抗128に、それぞれ接続される。
このようにダイオードDを設けて正側アンプ110の出力段への電流の流れ込みを許しつつ、電流の流れ出しを阻止することにより、正側アンプ110はプッシュプル出力という構成を採っていても、コンデンサ104の充電を行うことなく放電を行わせることができる。
上述の説明は正側アンプ110を例に採ったが、負側アンプ112についても同様に構成することができる。
本発明の第1実施形態に係る漏電検出回路を示す図である。 漏電検出機能を説明する図である。 漏洩電流が1のときのコンデンサの電圧を示すグラフである。 漏洩電流が2のときのコンデンサの電圧を示すグラフである。 漏電検出の認識方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る漏電検出回路を示す図である。 漏洩電流が1のときのコンデンサの電圧を示すグラフである。 漏洩電流が2のときのコンデンサの電圧を示すグラフである。 本発明の課題を説明する図である。 本発明の実施の形態の変形を示す図である。
符号の説明
100,100A 漏電検出回路
102 零相変流器
104 コンデンサ
106 抵抗
108 回路(オープンコレクタ出力)
110 正側アンプ
112 負側アンプ
114,118 高電位点
128,130 抵抗
142 フィルタ回路
150 接点

Claims (1)

  1. 地絡電流を検出して零相電流を出力する零相変流器(102)と、
    コンデンサ(104)と、
    前記零相電流が予め定められた正側閾値を上回ったときか又は予め定められた負側閾値を下回ったときに動作し、前記動作に基づいて前記コンデンサの充電及び放電を制御する回路(108)と、
    高電位点(114,118)と、
    前記高電位点と前記コンデンサ(104)との間に設けられる第1の抵抗(106)と
    を備え、
    前記回路(108)はオープンコレクタ出力が採用されて、前記回路の出力端は前記第1の抵抗と前記コンデンサ(104)との間に設けられる接点(150)に接続され、
    前記コンデンサ(104)は、一端が前記接点に接続されて前記回路の出力に基づいて充電及び放電する、漏電検出回路(100,100A)であって、
    前記回路(108)は、
    前記零相電流が予め定められた正側閾値を上回ったときに動作するオープンコレクタ出力の第1のアンプ(110)と、
    前記零相電流が予め定められた負側閾値を下回ったときに動作するオープンコレクタ出力の第2のアンプ(112)と、
    前記第1及び第2のアンプの出力側と前記接点(150)との間にそれぞれ接続される第2及び第3の抵抗(128,130)とする、漏電検出回路。
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