JP4305440B2 - エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法 - Google Patents

エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4305440B2
JP4305440B2 JP2005326075A JP2005326075A JP4305440B2 JP 4305440 B2 JP4305440 B2 JP 4305440B2 JP 2005326075 A JP2005326075 A JP 2005326075A JP 2005326075 A JP2005326075 A JP 2005326075A JP 4305440 B2 JP4305440 B2 JP 4305440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrosion
water
erosion
reducing
morpholine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005326075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007131913A (ja
Inventor
隆敏 佐藤
淳一 高橋
信二 阿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2005326075A priority Critical patent/JP4305440B2/ja
Publication of JP2007131913A publication Critical patent/JP2007131913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4305440B2 publication Critical patent/JP4305440B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

本発明は、ボイラ設備におけるエロージョン・コロージョン(FACを含む。)を低減するための防食剤と方法に関する。
金属表面は酸化物等の保護皮膜で覆われ、水と接触しても、皮膜のために金属と水との直接接触は防止される。しかし、この皮膜が、水の流速に基づく剪断力や水流の衝突効果により、部分的にも剥離すると、剥離部分では、金属と水とが直接接触し、急速に腐食する。
このような腐食は、エロージョン・コロージョンと呼ばれる。
近年、発電所における蒸気用大径管の減肉トラブルが突発し、原因を調べると、FAC(流れ誘起腐食、または流動加速腐食とも呼ばれる。)の発生による可能性が高いことが判明した。
FACは、金属酸化物皮膜が存在している状態で発生する点で、エロージョン・コロージョンと厳密には異なるものとされる。すなわち、FACにあっては、酸化皮膜から溶解してきた鉄が水流やその乱れによって水側に運び去られる。流速が大きいほど、皮膜中の鉄が多く流れ去り、それを補うために皮膜の溶解が早まり、皮膜はどんどん薄くなる。それを補うために、金属自体が溶解して皮膜膜厚を補強するが、流速が大きいほど、酸素の供給も増え、酸素と金属との反応を助長する。金属の溶解は腐食そのものであり、こうして腐食が進行していく。実際には流速だけでなく、水力学的因子(流体性状、流速、配管形状、管内面の粗さ)、材料因子(鋼材質、Cr,Mo,Cu含有率)、環境因子(温度、pH、溶存酸素、ORP)も影響する。
エロージョン・コロージョン及びFACは、いずれも外観上は波形模様や馬蹄形を呈し、区別しがたいものである。本発明では、FACはエロージョン・コロージョンの一種とする。
ボイラ鋼材用の防食剤としてアンモニアやアミン類が周知である。FACに対してもアミン類の使用が検討された(「配管技術」2005年2月号11ページ左欄)。
従来の純水給水用給復水系防食剤として使われてきたアミンは、アンモニア、モルフォリン、2−エタノールアミン、モノイソプロパノールアミン(MIPA)およびシクロヘキシルアミンなどの中和性アミンそれぞれ単品のみで構成されるか、混合配合したものとしてシクロヘキシルアミンと2−エタノールアミンなどを混合配合したものであった。
これらの従来の給復水系防食剤の使用にあたっては、常温付近でのpH上昇能力を考慮して使用量の設計がされている。pHの管理基準も25℃で設定され、その温度で測定・管理することとなっている。pHの管理基準があるということは、添加する薬剤の種類に応じて添加量の上限があるということである。
ボイラ給水のpHは、一般的には、鉄製配管での腐食を抑制するためにアンモニアやアミンなどで25℃において9.6〜9.7程度と高めに管理すべきであるが、給水加熱器や復水器に銅製の配管などが使用されている場合には、その腐食を抑制するために銅に対する腐食性の低いアミン素剤を選択するとともに、使用する際のpHの上限も25℃で9.3〜9.4程度に抑える必要がある。
アンモニアは、少量で25℃でのpHを上昇させやすいが、銅製部材を腐食させやすく、減肉による水漏れや冷却水のボイラ給水への侵入による汚染トラブルを起こしやすいので、産業用自家発電ボイラでは使用されている事例が比較的少ない。また、アミンについても運転中の熱分解などでアンモニアの発生が少ない種類が求められている。
25℃でのpHを9.3〜9.4程度に抑えた条件下でボイラを運転した場合、防食剤の添加量が低すぎるために130〜180℃の温度範囲で炭素鋼製配管接水面の溶解が起こりやすく、とくに曲管部・絞り部・拡管部など流速が急激に変化する部分で減肉が進行し易い(FAC)。
「配管技術」2005年2月号
中高圧の純水給水ボイラに装備された給水加熱器やコンバインドサイクルの多重圧式ガスタービン排熱回収ボイラの低圧系統で炭素鋼製材料の腐食減肉が生じたという事例が多く報告され、その対応が求められている。
この腐食減肉が発生した部位は、通常運転中には130〜180℃付近の温度域にある。腐食減肉の発生機構は、水と接する炭素鋼の表面に生じた酸化鉄の溶解度の大小に関わっている。130〜180℃の温度領域では、pHが低くなると酸化鉄の溶解度が他の温度領域以上に大きくなり、炭素鋼の腐食・減肉が進行しやすくなると推定される。
本発明は、特定のアミン類を併用することにより、130〜180℃の温度範囲でのpHを高く維持することができ、これにより酸化鉄皮膜の溶解度を低減して炭素鋼製配管の腐食・減肉の抑制を図ることができるエロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法を提供することを目的とする。
請求項1のエロージョン・コロージョン低減用防食剤は、モルフォリン1重量部と、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミン0.1〜1重量部とを含んでなるものである。
請求項2のエロージョン・コロージョン低減用防食剤は、請求項1において、アルカノールアミンはモノイソプロパノールアミン及び/又は2−エタノールアミンであることを特徴とするものである。
請求項3のボイラ設備におけるエロージョン・コロージョン低減方法は、ボイラ給水に対し、モルフォリンと、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミンとを添加し、該ボイラ給水中におけるモルフォリン濃度を1〜15mg/Lとし、該アミン濃度をモルフォリン濃度の0.1〜1倍とすることを特徴とするものである。
請求項4のエロージョン・コロージョン低減方法は、請求項3において、アルカノールアミンはモノイソプロパノールアミン及び/又は2−エタノールアミンであることを特徴とするものである。
請求項5のエロージョン・コロージョン低減方法は、請求項3又は4において、該ボイラ設備において蒸気が発生し、蒸気/水の二相状態が生じる場合、該アミンとしてアルカノールアミンを添加することを特徴とするものである。
本発明によると次の効果が奏される。
(1) モルフォリンと、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミンとを含んでなる防食剤をボイラ給水に添加した場合、モルフォリンを単品で添加する場合よりも少量の添加で、130〜180℃の温度領域でpHを十分に上昇させることが可能である。しかも、他の配合アミン単品添加での同一pH下よりも炭素鋼の減肉速度を大きく低減できる。また、給水量の5〜10%程度の蒸気が発生し、蒸気/水の2相状態の流れが生ずる条件においても、炭素鋼の減肉速度を大きく低減できる。
(2) エロージョン・コロージョンが発生しやすい温度領域での炭素鋼の減肉速度を著しく低減することができる。
(3) 純水給水ボイラの高圧給水加熱器管あるいはコンバインドサイクルの多重圧式ガスタービン排熱回収ボイラの低圧系統(0.3〜1MPa)での配管減肉速度を低減でき、その機器寿命が延長される。
本発明によれば、産業用自家発電設備に多く採用されている純水給水ボイラの炭素鋼製給水配管・給水加熱器配管および最近設置されるようになったコンバインドサイクル自家発電設備の多重圧式ガスタービン排熱回収ボイラの低圧系統の炭素鋼製配管や機器で発生しやすい減肉現象を十分に抑制することができる。
(4) 純水給水ボイラの給水中の鉄濃度の低減が容易となり、ボイラ内の蒸発管のスケール付着速度とスラッジ堆積量を低減することができ、ボイラの効率を維持できる。
本発明のエロージョン・コロージョン低減用防食剤は、モルフォリン1重量部と、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミン0.1〜1重量部とを含む。
また、本発明のエロージョン・コロージョン低減方法においては、ボイラ給水に対しモルフォリンと、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミンとを添加し、ボイラ給水中におけるモルフォリン濃度を1〜15mg/Lとし、アミン濃度をモルフォリン濃度の0.1〜1倍とする。
モルフォリン及び上記アミンをボイラ給水に添加する場合、これらを予め混合して一剤として添加してもよく、個別に添加してもよい。
モルフォリン及び上記アミンを添加することにより、130〜180℃の温度域でpHを十分に高くし、鋼材の防食を図ることができる。
アルカノールアミンとしては、モノイソプロパノールアミン(以下、MIPAと記載することがある。)、2−エタノールアミンが好適である
発明において、モルフォリン1重量部に対しアルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミンを0.1〜1重量部好ましくは0.4〜0.7重量部の割合で併用する。なお、水系へのモルフォリンの添加量は、1〜15mg/L好ましくは3〜10mg/Lであり、アミンの添加量はこのモルフォリン量の0.1〜1重量部倍好ましくは0.4〜0.7重量部倍となる。
対象系統内で蒸気が発生し、蒸気/水の二相状態の水が流れる系では、蒸気相/水相間の分配比(濃度比)の大きい(分配比が1よりも大きい)アミンでは、蒸気相側に移行して水相中の濃度が低下し、当初のそのアミンの配合濃度が低下する可能性が高い。そのため、この場合は、分配比が1よりも小さいアルカノールアミンを配合するのが適切である。
以下、実施例及び比較例について説明する。なお、以下の実施例及び比較例では図1に示す強制循環式テストボイラを用いた。
図1において、集合ドラム部1にガスパージライン2、安全弁3、調圧弁4、試験液補充系統5、温調ヒータ6、水質調整用ブローライン7等が設けられると共に、減圧弁8を有した蒸気排気系9が接続されている。
集合ドラム部1内の水は降水管10、高圧循環ポンプ11、流量調節弁12、タービン流量計13を介して直管状のパイプ14内に導入される。このパイプ14の入口側は助走・整流区間である。パイプ14の途中に腐食試験片取付部15が設けられており、ここに腐食試験片が取り付けられる。パイプ14の出口側に温調用温度計16が設けられている。
パイプ14の末端に冷却管・減圧器17、pH計18を有した排出ライン19が接続されている。また、パイプ14の末端に、ガスパージライン20と、バイパス循環ライン21とが接続されている。このバイパス循環ライン21は集合ドラム部1に接続されている。
この試験装置の接液部はすべてSUS304製となっている。
下記試験条件で比較評価した。
試験片:炭素鋼製試験片(SPCC、50×15×1.0mm、#400エメリー研磨)
温度条件:150℃
試験水:純水+アミン
なお、試験水のpH(25℃)は、給水復水系内に銅系材質がある場合を想定
した9.3、鉄系材質のみの場合を想定した9.6の2種を設定した。
試験水中溶存酸素濃度:0.02mgO/L以下(給水の窒素パージ+加熱脱気)
流速:1.5m/sec
試験時間:240時間
蒸気発生:表1:蒸気発生なし(水単相流状態)
表2:蒸気発生(給水量の10%)[蒸気/水の2相流状態を作るため]
試験結果を表1,2に示す。
Figure 0004305440
Figure 0004305440
表1,2の通り、単品の防食剤では25℃で設定されるpHに基いて各防食剤の上限添加量が決まるため、高温部での防食効果は満足すべきものではない。一方、本発明によると、25℃で設定されるpH範囲内でも複数の特定のアミンを組み合わせることにより、少量の防食剤を使用しても減肉速度を十分に小さくすることができる。
試験装置の系統図である。
符号の説明
1 集合ドラム部
14 パイプ
15 腐食試験片取付部

Claims (4)

  1. モルフォリン1重量部と、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミン0.1〜1重量部とを含んでなるエロージョン・コロージョン低減用防食剤。
  2. 請求項1において、アルカノールアミンはモノイソプロパノールアミン及び/又は2−エタノールアミンであることを特徴とするエロージョン・コロージョン低減用防食剤。
  3. ボイラ給水に対し、モルフォリンと、アルカノールアミンから選ばれる少なくとも1種のアミンとを添加し、該ボイラ給水中におけるモルフォリン濃度を1〜15mg/Lとし、該アミン濃度をモルフォリン濃度の0.1〜1倍とすることを特徴とするボイラ設備におけるエロージョン・コロージョン低減方法。
  4. 請求項3において、アルカノールアミンはモノイソプロパノールアミン及び/又は2−エタノールアミンであることを特徴とするエロージョン・コロージョン低減方法。
JP2005326075A 2005-11-10 2005-11-10 エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法 Expired - Fee Related JP4305440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005326075A JP4305440B2 (ja) 2005-11-10 2005-11-10 エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005326075A JP4305440B2 (ja) 2005-11-10 2005-11-10 エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007131913A JP2007131913A (ja) 2007-05-31
JP4305440B2 true JP4305440B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=38153807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005326075A Expired - Fee Related JP4305440B2 (ja) 2005-11-10 2005-11-10 エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4305440B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5019030B2 (ja) * 2006-12-26 2012-09-05 三浦工業株式会社 蒸気ボイラ装置における腐食抑制剤の供給方法
JP5721984B2 (ja) 2010-09-15 2015-05-20 株式会社東芝 発電プラントの防食管理方法
JP5885996B2 (ja) * 2011-11-01 2016-03-16 内外化学製品株式会社 鉄系金属の腐食防止又は抑制剤及び腐食防止又は抑制方法
JP7443008B2 (ja) * 2019-09-25 2024-03-05 三菱重工業株式会社 蒸気タービンプラント及び制御装置並びに蒸気タービンプラントの水質管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007131913A (ja) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2010222160B2 (en) Method and system for controlling water quality in power generation plant
CA2863154C (en) Method for purifying and conditioning the water-steam circuit of a power plant, especially of a nuclear power plant
JP5800044B2 (ja) 蒸気発生設備のスケール除去方法及びスケール除去剤
JP4305440B2 (ja) エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法
CN101195919A (zh) 一种成膜缓蚀剂及其应用
JPH01159388A (ja) 難溶性スケールの化学的洗浄方法
JP5034483B2 (ja) エロージョン・コロージョン低減用防食剤及び低減方法
WO2011004763A1 (ja) 過熱水蒸気に曝される鉄系金属表面の処理方法
CN112853364A (zh) 一种凝汽器锰垢化学清洗剂
JP5970884B2 (ja) 防食方法
KR101410012B1 (ko) 고온수계의 부식방지 구조 및 부식방지 방법
JP2012241259A (ja) ボイラ装置内の化学洗浄システム
CN100352883C (zh) 一种锅炉供水复合物
JP2008150684A5 (ja)
KR101514715B1 (ko) 스케일 및 녹 세정용 조성물
JP5900064B2 (ja) エコノマイザを有するボイラの水処理方法
JPH11236689A (ja) 発電プラントの水処理装置および水処理方法
JP6144399B1 (ja) 蒸気復水系の腐食抑制剤および腐食抑制方法
JP5691697B2 (ja) 蒸気発生設備の水処理方法
JP2003097801A (ja) 発電プラントの水処理装置と水処理方法
RU2758073C1 (ru) Способ повышения надежности и экономичности эксплуатации энергоблоков сверх критического давления, работающих на кислородном водном режиме
JP4442764B2 (ja) ドラムボイラおよびドラムボイラを備えた排熱回収ボイラ
CN107034473A (zh) 一种高效环境友好锅炉热水缓蚀剂及其应用
SU1369684A3 (ru) Состав дл удалени минеральных отложений с поверхностей холодильных и парогенераторных установок
JP2003230890A (ja) 水系プラントの溶存酸素除去方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees