JP4299442B2 - プロッタのロールメディア巻き取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラテンから送り出される捺染が施された布等のメディアを紙管等の芯管周囲にロール状に巻き取るプロッタのロールメディア巻き取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時の布表面に図形、模様等を施す捺染作業においては、手数の掛かる版型が用いられずに、プロッタが多く用いられる。
プロッタは、図6と図7に示したように、プラテン50のX方向に布等のメディア60を送り込んで、そのメディア60上をスライダー10をYバー12に沿ってメディア60表面とほぼ平行にY方向に走行させる構造をしている。そして、そのY方向に走行するスライダー10に搭載されたインクジェットヘッド20に並ぶ複数のノズル22のそれぞれからインクを所定のタイミングでメディア60方向に噴射させて、そのインクをメディア60表面の所定部位にドット状に着弾させる構造をしている。そして、そのメディア60表面に複数のインクのドットの寄せ集めからなる図形、模様等の捺染を施すことができる構造をしている。
【0003】
このプロッタを用いて図形、模様等の捺染が施された布等のメディア60は、図8に示したような、ロールメディア巻き取り装置により、紙管等の芯管100周囲にロール状に巻き取られる。
このロールメディア巻き取り装置では、メディア60が送り出されるプラテン50の後方に、2本の回転ローラ110が、Y方向に平行に並べて、支持機構を介して、支持されている。2本の回転ローラ110には、その2本の回転ローラ110のそれぞれを、2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って搭載された芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する2本の回転ローラ110の内側周囲面がメディア60の巻き取り方向に同一速度で回転するように、その2本の回転ローラ110のそれぞれを回転させる電動モータ等からなる回転手段120が連結されている。
この巻き取り装置によれば、プラテン50後方のY方向に並べて支持された2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って、メディア60を巻き取り中の芯管100を搭載できる。そして、回転手段120により、その2本の回転ローラ110のそれぞれを、その2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って搭載された芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する2本の回転ローラ110の内側周囲面がメディア60の巻き取り方向に同一速度で回転するように回転させることができる。そして、その芯管100周囲に捺染が施されたメディア60をロール状に巻き取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の巻き取り装置を用いて、捺染が施された布等のメディア60を紙管等の芯管100周囲にロール状に巻き取った場合には、その芯管100周囲に巻き取られる布等のメディア60中途部に皺が寄ってしまった。そして、その皺の寄ったメディア60部分に折り目等が付き、その捺染が施された布等のメディア60の品質が大幅に低下してしまった。
【0005】
このような課題を解決するために、従来は、ロールメディア巻き取り装置を用いて、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に皺が寄る度毎に、捺染作業を一時停止して、その芯管100周囲に巻かれたメディア60に発生した皺を手で引き伸ばして取り除いていた。
そのために、その芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に発生する皺を取り除く作業に、多大な手数と時間を要した。
【0006】
また、このような課題を解決するための手段として、上記のように、2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙ってメディア60を巻き取り中の芯管100を搭載して、そのメディア60を巻き取り中の芯管100を2本の回転する回転ローラ110によりメディア60の巻き取り方向に回転させる、いわゆる外周駆動方式の巻き取り装置に代えて、いわゆる内周駆動方式の巻き取り装置を用いて、芯管100周囲にメディア60を巻き取る方法が考えられる。
この内周駆動方式と呼ばれる巻き取り装置は、芯管100内側にシャフトを挿通して、そのシャフトにより芯管100をメディア60の巻き取り方向に回転させ、その芯管100周囲にメディア60を巻き取る構造をしている。
この内周駆動方式の巻き取り装置によれば、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に皺が発生しにくくなり、その芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に発生する皺を手で引き伸ばして直す回数を低減できる。
【0007】
しかしながら、この内周駆動方式による巻き取り装置は、芯管100内側に挿通した長いシャフトを芯管100内側から引き抜いたり、シャフトを芯管100内側に挿通したりするための、芯管100とほぼ同一幅の広い作業スペースを必要とする。
そのために、この内周駆動方式による巻き取り装置は、広い設置スペースを必要とし、狭い場所には設置できない。
【0008】
本発明は、このような課題を解消可能な外周駆動方式による巻き取り装置であって、芯管周囲に巻き取り中の布等のメディアに皺が発生しにくく、芯管周囲に巻き取り中のメディアに発生する皺を手で引き伸ばす作業を大幅に低減できるプロッタのロールメディア巻き取り装置(以下、巻き取り装置という)を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の巻き取り装置は、プラテンから送り出されるメディアを芯管周囲にロール状に巻き取るロールメディア巻き取り装置であって、
メディアを巻き取り中の芯管をその内側周囲面に亙って搭載する2本の回転ローラが、メディアが送り出されるプラテンの後方に回転自在に並べて支持されると共に、その2本の回転ローラの内側周囲面に亙って搭載された芯管周囲に巻き取り中のメディアが接する2本の回転ローラの内側周囲面がメディアの巻き取り方向に同一速度で回転するように、その2本の回転ローラのそれぞれを回転させる回転手段が備えられてなるロールメディア巻き取り装置において、
2本の回転ローラの周囲面の中央からその両端に向けて、紐状部材が、その芯管に巻き取り中のメディアが接する回転ローラの内側周囲面に位置する紐状部材部分を芯管周囲に巻き取り中のメディアの巻き取り方向に対して外側に傾斜させて、互いに逆方向に向けてそれぞれ螺旋状に巻き付けられて、その2本の紐状部材から芯管周囲に巻き取り中のメディアに該メディアをその中央からその両端に向けて広げる摩擦力と該メディアを芯管周囲に巻き取る巻き取り力とを同時に付与できるように構成されたことを特徴としている。
【0010】
この巻き取り装置においては、2本の回転ローラの内側周囲面に亙って、メディアを巻き取り中の芯管を搭載できる。そして、回転手段により、その2本の回転ローラのそれぞれを、その2本の回転ローラの内側周囲面に亙って搭載された芯管周囲に巻き取り中のメディアが接する2本の回転ローラの内側周囲面がメディアの巻き取り方向に同一速度で回転するように回転させることができる。そして、その2本の回転ローラの内側周囲面に亙って搭載されたメディアを巻き取り中の芯管を、2本の回転ローラの内側周囲面から芯管に巻き取り中のメディアに加わる回転力により、メディアの巻き取り方向に回転させることができる。そして、その芯管周囲に布等のメディアをロール状に巻き取ることができる。
【0011】
その際には、その2本の回転ローラの周囲面の中央からその両端に向けて、その芯管周囲に巻き取り中のメディアが接する回転ローラの内側周囲面に位置する紐状部材部分を芯管周囲に巻き取り中のメディアの巻き取り方向に対して外側に傾斜させて、互いに逆方向に向けてそれぞれ螺旋状に巻き付けられた紐状部材から、芯管周囲に巻き取り中のメディアに、該メディアを芯管の中央からその両端に向けて広げる摩擦力と、該メディアを芯管周囲に巻き取る巻き取り力とを同時に付与できる。そして、そのメディアを芯管周囲に巻き取ると同時に、その芯管周囲に巻き取り中のメディアに皺が寄らないように、そのメディアを芯管の中央からその両端に向けて広げる力を、上記の紐状部材からメディアに付与できる。そして、その芯管周囲に巻き取り中のメディアに皺が発生するのを、防ぐことができる。
【0012】
本発明の巻き取り装置においては、2本の回転ローラのそれぞれが、その2本の回転ローラの両端を回転自在に支持する支持機構に着脱可能に支持されて、その2本の回転ローラのそれぞれの支持機構に対しての取り付け方向を正逆に変更できるように構成されると共に、回転手段が、該回転手段により2本の回転ローラのそれぞれを正逆に回転させることができるように構成された構造とすることを好適としている。
【0013】
この巻き取り装置にあっては、プロッタにより捺染が施されたメディア表面を外側に向けてメディアを芯管周囲に巻き取る際に、その芯管周囲に巻き取り中のメディアに回転ローラの周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材からメディアをその中央からその両端に向けて広げる摩擦力を付与可能なように、回転ローラの内側周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材部分であって、芯管周囲に巻き取り中のメディアが接する紐状部材部分の傾斜方向が、芯管周囲に巻き取り中のメディアの巻き取り方向に対して外側を向くように、2本の回転ローラをその取り付け方向を正方向又は逆方向に向けて支持機構に支持できる。それと共に、それに合わせて、回転手段により2本の回転ローラのそれぞれを正方向又は逆方向に回転させることができる。そして、捺染が施されたメディア表面を外側に向けて、そのメディアを芯管周囲に皺を発生させずに巻き取ることができる。
逆に、プロッタにより捺染が施されたメディア表面を内側に向けてメディアを芯管周囲に巻き取る際には、その芯管周囲に巻き取り中のメディアに回転ローラの周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材からメディアをその中央からその両端に向けて広げる摩擦力を付与可能なように、回転ローラの内側周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材部分であって、芯管周囲に巻き取り中のメディアが接する紐状部材部分の傾斜方向が、芯管周囲に巻き取り中のメディアの巻き取り方向に対して外側を向くように、2本の回転ローラをその取り付け方向を逆方向又は正方向に向けて支持機構に支持し直すことができる。それと共に、それに合わせて、回転手段により2本の回転ローラのそれぞれを逆方向又は正方向に回転させることができる。そして、捺染が施されたメディア表面を内側に向けて、そのメディアを芯管周囲に皺を発生させずに巻き取ることができる。
【0014】
また、本発明の巻き取り装置においては、紐状部材がゴム紐からなり、前記芯管が紙管からなることを好適としている。
【0015】
この巻き取り装置にあっては、その摩擦抵抗の大きいゴム紐からなる紐状部材により、該紐状部材に接するメディアに前記の摩擦力と巻き取り力とを確実に付与できる。
また、芯管に軽量で製造の容易な紙管を用いて、その芯管の軽量化とコストの低減化とを図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3は本発明の巻き取り装置の好適な実施の形態を示し、図1はその拡大構造説明図、図2はその一部平面図、図3はその一部側面図である。以下に、この巻き取り装置を説明する。
【0017】
図の巻き取り装置では、メディア60を巻き取り中の芯管100を、その内側周囲面に亙って搭載する2本の回転ローラ110が、メディア60が送り出されるプラテン50の後方に、支持機構112を介して、メディア60が送り出される方向と直角なY方向に並べて回転自在に支持されている。2本の回転ローラ110は、その内側周囲面に亙ってメディア60を巻き取り中の芯管100を搭載した状態において、その芯管100が2本の回転ローラ110の内側の間の隙間を通して、その下方に落下しないように、所定間隔あけて支持機構112に並べて支持されている。
2本の回転ローラ110には、その2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って搭載された芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する2本の回転ローラ110の内側周囲面がメディア60の巻き取り方向に同一速度で回転するように、その2本の回転ローラ110のそれぞれを回転させる回転手段120が連結されている。回転手段120は、例えば図1に示したように、電動モータ121と、該モータの回転力を2本の回転ローラ110のそれぞれに伝えるプーリ122、123と無端ベルト124、125とから構成されている。
【0018】
以上の構成は、図6又は図8に示した前述の巻き取り装置と同様であるが、図の巻き取り装置では、プラテン50後方のY方向に並べて支持された2本の回転ローラ110の周囲面の中央からその両端に向けて、図2に示したように、紐状部材130が、その芯管100に巻き取り中のメディア60が接する回転ローラ110の内側周囲面に位置する紐状部材部分132を芯管100周囲に巻き取り中のメディア60の巻き取り方向に対して外側に傾斜させて、互いに逆方向に向けてそれぞれ螺旋状に巻き付けられている。そして、その紐状部材130から芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に、該メディアをその中央からその両端に向けて広げる摩擦力と、該メディアを芯管100周囲に巻き取る巻き取り力とを、同時に付与できるように構成されている。
紐状部材130には、該紐状部材に接するメディア60に上記の摩擦力と巻き取り力とを確実に付与できる摩擦抵抗の大きいゴム紐が用いられている。
芯管100には、軽量で取り扱い易くかつコストの安い紙管が用いられている。
【0019】
図1ないし図3に示した巻き取り装置は、以上のように構成されている。
この巻き取り装置においては、2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って、メディア60を巻き取り中の芯管100を搭載できる。そして、回転手段120により、その2本の回転ローラ110のそれぞれを、その2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って搭載された芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する2本の回転ローラ110の内側周囲面がメディア60の巻き取り方向に同一速度で回転するように回転させることができる。そして、その2本の回転ローラ110の内側周囲面に亙って搭載されたメディア60を巻き取り中の芯管100を、2本の回転ローラ110の内側周囲面から芯管100に巻き取り中のメディア60に加わる回転力により、メディア60の巻き取り方向に回転させることができる。そして、その芯管100周囲に布等のメディア60をロール状に巻き取ることができる。
【0020】
その際には、その2本の回転ローラ110の周囲面の中央からその両端に向けて、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する回転ローラ110の内側周囲面に位置する紐状部材部分132を芯管100周囲に巻き取り中のメディア60の巻き取り方向に対して外側に傾斜させて、互いに逆方向に向けてそれぞれ螺旋状に巻き付けられた紐状部材130から、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に、該メディアを芯管100の中央からその両端に向けて広げる摩擦力と、該メディアを芯管100周囲に巻き取る巻き取り力とを同時に付与できる。そして、そのメディア60を芯管100周囲に巻き取ると同時に、その芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に皺が寄らないように、そのメディア60を芯管100の中央からその両端に向けて広げる力を、紐状部材130からメディア60に付与できる。そして、その芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に皺が発生するのを、防ぐことができる。
【0021】
図1ないし図3に示した巻き取り装置においては、図2、図3、図4及び図5に示したように、2本の回転ローラ110のそれぞれを、その2本の回転ローラ110の両端を回転自在に支持する支持機構112に着脱可能に支持して、その2本の回転ローラ110のそれぞれの支持機構112に対しての取り付け方向を正逆に変更できるようにすると良い。
この支持機構112においては、例えば図2、図3、図4及び図5に示したように、2本の回転ローラ110のそれぞれを、該回転ローラの左右に並べて回転自在に支持された複数個の小型ローラ114に亙って、取り外し可能に回転自在に支持すると良い。2本の回転ローラ両端の回転軸111のそれぞれは、回転ローラ110を回転させるプーリ123の軸117と、回転ローラ110の軸受け部119とのそれぞれに設けられたスリット118に抜き取り可能に嵌挿すると良い。
それと共に、回転手段120を、該回転手段により2本の回転ローラ110のそれぞれを正逆に回転させることができるように構成すると良い。
【0022】
この場合には、図3に示したように、プロッタにより捺染が施されたメディア60表面を外側に向けてメディア60を芯管100周囲に巻き取る際に、図2に示したように、その芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に回転ローラ110の周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材130からメディア60をその中央からその両端に向けて広げる摩擦力を付与可能なように、回転ローラ110の内側周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材部分132であって、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する紐状部材部分132の傾斜方向が、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60の巻き取り方向に対して外側を向くように、2本の回転ローラ110をその取り付け方向を正方向又は逆方向に向けて支持機構112に支持できる。それと共に、それに合わせて、回転手段120により2本の回転ローラ110のそれぞれを正方向又は逆方向に回転させることができる。そして、捺染が施されたメディア60表面を外側に向けて、そのメディア60を芯管100周囲に皺を発生させずに巻き取ることができる。
逆に、図5に示したように、プロッタにより捺染が施されたメディア60表面を内側に向けてメディア60を芯管100周囲に巻き取る際には、図4に示したように、その芯管100周囲に巻き取り中のメディア60に回転ローラ110の周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材130からメディア60をその中央からその両端に向けて広げる摩擦力を付与可能なように、回転ローラ110の内側周囲面に螺旋状に巻き付けられた紐状部材部分132であって、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60が接する紐状部材部分132の傾斜方向が、芯管100周囲に巻き取り中のメディア60の巻き取り方向に対して外側を向くように、2本の回転ローラ110をその取り付け方向を逆方向又は正方向に向けて支持機構112に支持し直すことができる。それと共に、それに合わせて、回転手段120により2本の回転ローラ110のそれぞれを逆方向又は正方向に回転させることができる。そして、捺染が施されたメディア60表面を内側に向けて、そのメディア60を芯管100周囲に皺を発生させずに巻き取ることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の巻き取り装置によれば、紙管等の芯管周囲に捺染が施された布等のメディアを皺を発生させずにロール状に巻き取ることが可能となる。そして、芯管周囲に巻き取り中のメディアに発生する皺を、プロッタによる捺染作業を一時中止して、手により引き伸ばす、面倒で手数の掛かる作業を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻き取り装置の拡大構造説明図である。
【図2】本発明の巻き取り装置の一部平面図である。
【図3】本発明の巻き取り装置の一部側面図である。
【図4】本発明の巻き取り装置の一部平面図である。
【図5】本発明の巻き取り装置の一部側面図である。
【図6】プロッタの側面図である。
【図7】プロッタの一部正面図である。
【図8】従来の巻き取り装置の拡大構造説明図である。
【符号の説明】
10 スライダー
20 インクジェットヘッド
50 プラテン
60 メディア
100 芯管
112 支持機構
110 回転ローラ
120 回転手段
130 紐状部材

Claims (2)

  1. プラテンから送り出されるメディアを芯管周囲にロール状に巻き取るロールメディア巻き取り装置であって、
    前記メディアを巻き取り中の芯管をその内側周囲面に亙って搭載する2本の回転ローラが、メディアが送り出されるプラテンの後方に回転自在に並べて支持されると共に、その2本の回転ローラの内側周囲面に亙って搭載された芯管周囲に巻き取り中のメディアが接する2本の回転ローラの内側周囲面がメディアの巻き取り方向に同一速度で回転するように、その2本の回転ローラのそれぞれを回転させる回転手段が備えられてなるロールメディア巻き取り装置において、
    前記2本の回転ローラの周囲面の中央からその両端に向けて、紐状部材が、その芯管に巻き取り中のメディアが接する回転ローラの内側周囲面に位置する紐状部材部分を芯管周囲に巻き取り中のメディアの巻き取り方向に対して外側に傾斜させて、互いに逆方向に向けてそれぞれ螺旋状に巻き付けられて、その紐状部材から芯管周囲に巻き取り中のメディアに該メディアをその中央からその両端に向けて広げる摩擦力と該メディアを芯管周囲に巻き取る巻き取り力とを同時に付与できるように構成され
    前記2本の回転ローラのそれぞれが、該回転ローラの左右に並べて回転自在に支持された複数個の小型ローラに亙って、その2本の回転ローラの両端を回転自在に支持する支持機構に着脱可能に支持されて、その2本の回転ローラのそれぞれの支持機構に対しての取り付け方向を正逆に変更できるように構成されると共に、前記回転手段が、該回転手段により2本の回転ローラのそれぞれを正逆に回転させることができるように構成され
    前記2本の回転ローラ両端の回転軸のそれぞれは、前記回転ローラを回転させるプーリの軸と、前記回転ローラの軸受け部とのそれぞれに抜き取り可能に嵌挿するように構成されたことを特徴とするプロッタのロールメディア巻き取り装置。
  2. 前記紐状部材がゴム紐からなり、前記芯管が紙管からなる請求項記載のプロッタのロールメディア巻き取り装置。
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