JP4296203B2 - 量子ビット読出装置および方法 - Google Patents
量子ビット読出装置および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4296203B2 JP4296203B2 JP2007071087A JP2007071087A JP4296203B2 JP 4296203 B2 JP4296203 B2 JP 4296203B2 JP 2007071087 A JP2007071087 A JP 2007071087A JP 2007071087 A JP2007071087 A JP 2007071087A JP 4296203 B2 JP4296203 B2 JP 4296203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- resonator
- state
- qubit
- intensity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
- G06N10/00—Quantum computing, i.e. information processing based on quantum-mechanical phenomena
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y10/00—Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Mathematical Optimization (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Mathematical Analysis (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Computational Mathematics (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
Phys. Rev. Lett. 93, 233603 (2004).
まず、本発明の実施形態に係る量子ビット読出装置および方法について詳細に説明する前に、共振器内に複数個存在する単一物質系からなる量子ビットを、十分な強度の光の大きな強度変化の検出により個別に読み出せるようになる機構を説明する。
本実施形態では、共振器モードと共振器内の物質系との結合により、共振器モードと物質系との結合系の反射スペクトルおよび透過スペクトルが大きく変化することを利用する。
ビームスプリッター201は、光源からの光を透過させ、共振器101からの光を反射させ、光検出器202に導く。
光検出器202、203は、それぞれ共振器101からの反射光、共振器101からの透過光を検出する。
g2/(κγ)>1 (1)
を満たす場合、この原子の状態に依存した反射スペクトルおよび透過スペクトルの変化が明瞭に観測できると考えられる。ただし、g<κでかつ小さなγにより式(1)が満たされる場合には、図2(b)の透過スペクトルに関しては、ピークの分裂というよりは山形の透過スペクトルの中心に細い透過率ほぼゼロにまで落ち込む穴があき、反射スペクトルに関しては、反射が落ちこむディップの中心に、細く、ピークがほぼ1に達する反射率のスパイクが生じると表現したほうがよい状況になると予想される。
角周波数ωcの強い光を、原子が|g>の状態にある共振器モード/原子結合系に入射する場合を考える。光は、共振器表面で大部分反射されるが、共振器内にもわずかに進入する。入射光強度が強ければ共振器内の光強度もそれに応じて強くなる。その際、原子が共振器モードと共鳴する遷移に関わる状態のうちの低い方のエネルギーの状態、すなわち原子が|g>の状態にあれば、共振器内の光で原子が励起され、|g>の状態にあった原子が|e1>の状態に励起された後、|0>や|1>の状態に緩和することで原子の状態が変わる可能性がある。
1/(2×g)<Tm<Te (2)
|g>の状態から|e1>の状態への励起と、そこからの緩和による状態変化には、|e1>の状態の寿命Te程度より長い時間がかかるため、式(2)を満たせば、観測時間中に|e1>の状態を経由する原子の状態変化を抑えられる。
また、結合定数gの2倍程度の周波数幅を持つ透過あるいは反射の変化を観測するには、1/(2×g)程度以上の観測時間が必要であるが、式(2)はその条件も満たす。
共振器を構成するミラーの反射率と共振器長で決まる共鳴幅(減衰率)に対して、ミラーや(もしあれば)共振器内を満たしている媒質による吸収や散乱などに起因する損失の速度が小さい場合には、反射率が約1、透過率が約0ならば、図2(b)に示したように、原子は|g>iの状態にあることが、反射率が約0、透過率が約1ならば、図2(c)に示したように、原子は|g>iの状態にないことがわかる。
また、|g>iの状態にあることが観測されれば、量子ビットiの状態は|1>iであったことがわかる。すなわち、アディアバティック・パッセージによって、状態|1>iが状態|g>iに変化したことを示している。
なお、上記とは別のアディアバティック・パッセージとして、|1>iの状態を|g>iに変化させる操作の代わりに、|0>i−|e2>i間遷移に共鳴するパルス光をパルス光2として上記の操作を行い、|g>iの状態にあれば、|0>iであったことがわかるようにしても、同様にi番目の量子ビットの値を読み出すことができる。
本実施形態の量子ビット読出装置は、図4に示すように、光源1、光源2、コントローラー404、光検出器202、203、結晶405、クライオスタット406、超高反射率ミラー407、レーザー光制御部409、量子ビット判定部410を含んでいる。なお、光源2、光検出器451〜454は、後述する実施例で使用する。光検出器451〜454は、高効率の集光系を備えていて、共振器101から生じる微弱な単一光子を、高感度、高効率に検出する。光検出器451〜454は、光検出器202、203よりも高感度かつ高効率である。
(実施例1)
本実施例の量子ビット読出装置および方法では、量子ビットとして、Y2SiO5の10−5%のY3+イオンをPr3+イオンに置換したPr3+:Y2SiO5結晶中のPr3+イオンを利用する。結晶は10mm×10mm×10mm程度の大きさで、表面に超高反射率のミラーが形成され、共振器構造になっている。またその共振器モードは、Pr3+イオンの3H4−1D2間遷移(約494.73×2πTHz)に共鳴するように作られ、モードウエスト半径が約1μmとなっている。結晶は、クライオスタット中に設置され1.5Kに保たれる。
ω1=ωc+4.6MHz×2π
ω2=ωc+(10.2MHz+4.6MHz)×2π
ω3=ωc+(10.2MHz+17.3MHz)×2π
ここで、ωcは共振器モードの周波数であり、結晶中のPr3+イオンの3H4−1D2間遷移における不均一分布の端に位置する494.68×2πTHz(約606.035nm)近傍のある決まった角周波数である。
結晶101の周囲に複数の光検出器451〜454を設置し、結晶中のPr3+イオンから放出される光子をなるべく効率よく検出できるようにする。
この状態で、スペクトル幅100kHzの3つの光を、ω1、ω2の光は、それぞれパルス幅2μs、パルス間隔(周期)4μsのパルス列にしてお互い位相をπずらし、ω3は連続光として同時に照射し、レーザースペクトル幅の精度内で図6に示すような遷移角周波数を持つイオン以外を、これら3つの角周波数の光のいずれとも相互作用しない状態に移す。この3つの光の照射直後に、スペクトル幅100kHzのω1とω3の光を照射して図6に示す遷移角周波数を持つイオンを状態|1>に移す。
図7に示すように、遷移角周波数の値を1kHzの精度で調べたイオンを含む共振器付き結晶405の2つの対向するミラーの片側に面してビームスプリッター201を設置し、ビームスプリッター201を通して、上記スペクトル幅狭窄化システム402で1kHzに狭窄化したωcの光を光源1から共振器付き結晶405に照射できるようになっている。また、共振器付き結晶405からの反射光強度を測定する光検出器202と透過光強度を検出する光検出器203が設置されている。また、上記の角周波数ω1、ω2、ω3の光を、ω3に関してはスペクトル幅100kHz、ω1、ω2に関しては、スペクトル幅100kHzと1kHzで照射できる光源2が用意されている。
次に、ω1(2)とω2(2)の光を、それぞれパルス幅2μs、パルス間隔(周期)4μsのパルス列にしてお互い位相をπずらして結晶405に照射し、量子ビット2の状態を|1>から状態|0>にする。状態|0>、状態|1>の2つの状態で量子ビットを表すとすると、量子ビット1は状態|1>、量子ビット2は状態|0>となる。これで、量子ビット1,2のエネルギー状態の設定が整った。以下に、本実施形態の量子ビット読出装置および方法によって、この量子ビット1,2の状態を読み出せることを示す。
この場合の入射光強度をIin、測定された反射光強度をIR(1)、測定された透過光強度をIT(1)とすると、IR(1)/Iin≒1、IT(1)/Iin≒0となり、量子ビット1は|1>であることを読み取ることができる。
実施例1と同様の共振器付き結晶405と装置類を利用する。ただし、角周波数ωcの光を共振器付き結晶405に入射し、反射光と透過光の強度をそれぞれ測定して量子ビットを読み出した後、量子ビット1の状態の|g>を他の状態に変化させる際、実施例1のように2波長の光によるアディアバティック・パッセージを利用する代わりに、光源2からω1(1)の光を十分照射し、|e2>への励起と|0>または|1>への緩和を利用して、|g>を他の状態に変化させる。本実施例の方法でも、量子ビット2を正しく読み出すことを示すことができる。
Claims (8)
- 共振器モードを有する共振器と、
前記共振器の内部に含まれる物質であって、該物質の内部に複数の物質系(物質系1、・・・、物質系n(nは2以上の整数))を含んでいて、各物質系は、少なくとも5つのエネルギー状態を有し、各物質系i(iはn以下の自然数)が有する前記5つのエネルギー状態を、低いエネルギーを有する状態から順に|0>i、|1>i、|g>i、|e1>i、|e2>iと表示すると、|g>i−|e1>i間遷移が全ての前記物質系で共通の共振器モードに共鳴し、|0>iと|1>iとで量子ビットを表現する、物質と、
|g>i−|e2>i間遷移、|1>i−|e2>i間遷移にそれぞれ共鳴する第1パルス光、第2パルス光を生成する生成手段と、
前記第1パルス光の強度が前記第2パルス光に対して強い状態から前記第2パルス光の強度が前記第1パルス光に対して強い状態に移行するように前記第1パルス光と前記第2パルス光とが時間的に重なるように制御した第3の光を生成する第1制御手段と、
前記第3の光を前記物質系iに照射して、|1> i を|g> i に変化させる第1照射手段と、
前記共振器モードに結合する観測光を生成し該観測光を前記共振器の外部から該共振器へ入射する入射手段と、
前記観測光の前記共振器からの反射光および前記観測光の前記共振器からの透過光の少なくともいずれか1つの強度を測定して量子ビットを読み取る読取手段と、
前記量子ビットを読み取った後に、前記第2パルス光の強度が前記第1パルス光に対して強い状態から前記第1パルス光の強度が前記第2パルス光に対して強い状態に移行するように前記第1パルス光と前記第2パルス光とが時間的に重なるように制御した第4の光を生成する第2制御手段と、
前記第4の光を前記物質系iに照射して、|g> i を|1> i に変化させる第2照射手段と、を具備することを特徴とする量子ビット読出装置。 - 共振器モードを有する共振器と、
前記共振器の内部に含まれる物質であって、該物質の内部に複数の物質系(物質系1、・・・、物質系n(nは2以上の整数))を含んでいて、各物質系は、少なくとも5つのエネルギー状態を有し、各物質系i(iはn以下の自然数)が有する前記5つのエネルギー状態を、低いエネルギーを有する状態から順に|0>i、|1>i、|g>i、|e1>i、|e2>iと表示すると、|g>i−|e1>i間遷移が全ての前記物質系で共通の共振器モードに共鳴し、|0>iと|1>iとで量子ビットを表現する、物質と、
|g>i−|e2>i間遷移、|1>i−|e2>i間遷移にそれぞれ共鳴する第1パルス光、第2パルス光を生成する生成手段と、
前記第1パルス光の強度が前記第2パルス光に対して強い状態から前記第2パルス光の強度が前記第1パルス光に対して強い状態に移行するように前記第1パルス光と前記第2パルス光とが時間的に重なるように制御した第3の光を生成する第1制御手段と、
前記第3の光を前記物質系iに照射して、|1> i を|g> i に変化させる第1照射手段と、
前記共振器モードに結合する観測光を生成し該観測光を前記共振器の外部から該共振器へ入射する入射手段と、
前記観測光の前記共振器からの反射光および前記観測光の前記共振器からの透過光の少なくともいずれか1つの強度を測定して量子ビットを読み取る読取手段と、
前記量子ビットを読み取った後に、|g>i−|e1>i間遷移、および、|g>i−|e2>i間遷移のうちのいずれか1つの遷移に共鳴する光を前記物質系iに照射する第2照射手段と、を具備することを特徴とする量子ビット読出装置。 - 前記読取手段は、前記観測光の前記共振器からの反射光および前記観測光の前記共振器からの透過光の少なくともいずれか1つの強度を測定する場合に、その測定時間Tmが、前記共通の共振器モードと物質系との結合定数の2倍の逆数Tg=1/(2×g)、物質系の励起状態|e1>の寿命Teに対して、 Tg < Tm < Teを満たすように測定時間Tmを調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の量子ビット読出装置。
- 内部を一定の温度に保つクライオスタットをさらに具備し、
前記共振器、および、前記物質は、前記クライオスタットの内部に含まれていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の量子ビット読出装置。 - 共振器モードを有する共振器を用意し、
前記共振器の内部に含まれる物質であって、該物質の内部に複数の物質系(物質系1、・・・、物質系n(nは2以上の整数))を含んでいて、各物質系は、少なくとも5つのエネルギー状態を有し、各物質系i(iはn以下の自然数)が有する前記5つのエネルギー状態を、低いエネルギーを有する状態から順に|0>i、|1>i、|g>i、|e1>i、|e2>iと表示すると、|g>i−|e1>i間遷移が全ての前記物質系で共通の共振器モードに共鳴し、|0>iと|1>iとで量子ビットを表現する、物質を用意し、
|g>i−|e2>i間遷移、|1>i−|e2>i間遷移にそれぞれ共鳴する第1パルス光、第2パルス光を生成し、
前記第1パルス光の強度が前記第2パルス光に対して強い状態から前記第2パルス光の強度が前記第1パルス光に対して強い状態に移行するように前記第1パルス光と前記第2パルス光とが時間的に重なるように制御した第3の光を生成し、
前記第3の光を前記物質系iに照射して、|1> i を|g> i に変化させ、
前記共振器モードに結合する観測光を生成し該観測光を前記共振器の外部から該共振器へ入射し、
前記観測光の前記共振器からの反射光および前記観測光の前記共振器からの透過光の少なくともいずれか1つの強度を測定して量子ビットを読み取り、
前記量子ビットを読み取った後に、前記第2パルス光の強度が前記第1パルス光に対して強い状態から前記第1パルス光の強度が前記第2パルス光に対して強い状態に移行するように前記第1パルス光と前記第2パルス光とが時間的に重なるように制御した第4の光を生成し、
前記第4の光を前記物質系iに照射して、|g> i を|1> i に変化させることを特徴とする量子ビット読出方法。 - 共振器モードを有する共振器を用意し、
前記共振器の内部に含まれる物質であって、該物質の内部に複数の物質系(物質系1、・・・、物質系n(nは2以上の整数))を含んでいて、各物質系は、少なくとも5つのエネルギー状態を有し、各物質系i(iはn以下の自然数)が有する前記5つのエネルギー状態を、低いエネルギーを有する状態から順に|0>i、|1>i、|g>i、|e1>i、|e2>iと表示すると、|g>i−|e1>i間遷移が全ての前記物質系で共通の共振器モードに共鳴し、|0>iと|1>iとで量子ビットを表現する、物質を用意し、
|g>i−|e2>i間遷移、|1>i−|e2>i間遷移にそれぞれ共鳴する第1パルス光、第2パルス光を生成し、
前記第1パルス光の強度が前記第2パルス光に対して強い状態から前記第2パルス光の強度が前記第1パルス光に対して強い状態に移行するように前記第1パルス光と前記第2パルス光とが時間的に重なるように制御した第3の光を生成し、
前記第3の光を前記物質系iに照射して、|1> i を|g> i に変化させ、
前記共振器モードに結合する観測光を生成し該観測光を前記共振器の外部から該共振器へ入射し、
前記観測光の前記共振器からの反射光および前記観測光の前記共振器からの透過光の少なくともいずれか1つの強度を測定して量子ビットを読み取り、
前記量子ビットを読み取った後に、|g>i−|e1>i間遷移、および、|g>i−|e2>i間遷移のうちのいずれか1つの遷移に共鳴する光を前記物質系iに照射することを特徴とする量子ビット読出方法。 - 前記観測光の前記共振器からの反射光および前記観測光の前記共振器からの透過光の少なくともいずれか1つの強度を測定する場合に、その測定時間Tmが、前記共通の共振器モードと物質系との結合定数の2倍の逆数Tg=1/(2×g)、物質系の励起状態|e1>の寿命Teに対して、 Tg < Tm < Teを満たすように測定時間Tmを調整することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の量子ビット読出方法。
- 内部を一定の温度に保つクライオスタットを用意し、
前記共振器、および、前記物質は、前記クライオスタットの内部に含まれていることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の量子ビット読出方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007071087A JP4296203B2 (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 量子ビット読出装置および方法 |
CNA2008100834116A CN101271244A (zh) | 2007-03-19 | 2008-03-05 | 量子位读出装置和方法 |
US12/046,161 US7667853B2 (en) | 2007-03-19 | 2008-03-11 | Quantum bit reading device and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007071087A JP4296203B2 (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 量子ビット読出装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008233388A JP2008233388A (ja) | 2008-10-02 |
JP4296203B2 true JP4296203B2 (ja) | 2009-07-15 |
Family
ID=39774343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007071087A Active JP4296203B2 (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 量子ビット読出装置および方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7667853B2 (ja) |
JP (1) | JP4296203B2 (ja) |
CN (1) | CN101271244A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5268316B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2013-08-21 | 株式会社東芝 | 光共振器 |
JP4996407B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2012-08-08 | 株式会社東芝 | 単一光子発生装置、量子ビット読出装置および方法 |
JP5605992B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-10-15 | 株式会社東芝 | 顕微鏡および観測方法 |
US10295582B2 (en) * | 2016-06-30 | 2019-05-21 | International Business Machines Corporation | Read out of quantum states of microwave frequency qubits with optical frequency photons |
US10164724B2 (en) | 2016-09-26 | 2018-12-25 | International Business Machines Corporation | Microwave combiner and distributer for quantum signals using frequency-division multiplexing |
US9735776B1 (en) | 2016-09-26 | 2017-08-15 | International Business Machines Corporation | Scalable qubit drive and readout |
US20220171256A1 (en) * | 2020-12-01 | 2022-06-02 | ColdQuanta, Inc. | Quantum-state readout using four-wave mixing |
CN113240124B (zh) * | 2021-07-13 | 2021-11-09 | 深圳市永达电子信息股份有限公司 | 数字量子比特读取方法、系统、计算机以及可读存储介质 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3854059B2 (ja) * | 1999-11-18 | 2006-12-06 | 株式会社東芝 | 量子情報処理方法および量子情報処理装置 |
US7230266B2 (en) * | 2003-05-15 | 2007-06-12 | D-Wave Systems Inc. | Conditional Rabi oscillation readout for quantum computing |
JP4047795B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2008-02-13 | 株式会社東芝 | 量子計算方法および量子計算機 |
JP3984248B2 (ja) * | 2004-08-30 | 2007-10-03 | 株式会社東芝 | 量子コンピューター |
JP4316515B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2009-08-19 | 株式会社東芝 | 量子計算機及び量子計算方法 |
JP4599290B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2010-12-15 | 株式会社東芝 | 量子情報処理装置および方法 |
-
2007
- 2007-03-19 JP JP2007071087A patent/JP4296203B2/ja active Active
-
2008
- 2008-03-05 CN CNA2008100834116A patent/CN101271244A/zh active Pending
- 2008-03-11 US US12/046,161 patent/US7667853B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080231837A1 (en) | 2008-09-25 |
CN101271244A (zh) | 2008-09-24 |
US7667853B2 (en) | 2010-02-23 |
JP2008233388A (ja) | 2008-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4296203B2 (ja) | 量子ビット読出装置および方法 | |
JP5091717B2 (ja) | 量子計算方法および量子計算機 | |
JP4996407B2 (ja) | 単一光子発生装置、量子ビット読出装置および方法 | |
US7779228B2 (en) | Quantum information processing device and method | |
Munro et al. | High-efficiency quantum-nondemolition single-photon-number-resolving detector | |
JP5354861B2 (ja) | 量子計算機および量子計算方法 | |
JP5437634B2 (ja) | 物質表現と光表現との間の量子情報変換 | |
JP3854059B2 (ja) | 量子情報処理方法および量子情報処理装置 | |
Ebert et al. | Atomic Fock state preparation using Rydberg blockade | |
Windpassinger et al. | Nondestructive Probing of Rabi Oscillations on the Cesium Clock Transition<? format?> near the Standard Quantum Limit | |
Longhi | Optical realization of the two-site Bose–Hubbard model in waveguide lattices | |
JP2010048952A (ja) | 量子計算機および量子計算方法 | |
JP2005134761A (ja) | 量子計算方法および量子計算機 | |
Noel et al. | Adiabatic passage in the presence of noise | |
WO2011073656A1 (en) | Quantum memory | |
Staudt et al. | Interference of Multimode Photon Echoes Generated<? format?> in Spatially Separated Solid-State Atomic Ensembles | |
CN106662707A (zh) | 使用滑移面对称波导的高效自旋光子接口 | |
JP5404801B2 (ja) | 量子計算機および量子メモリー | |
JP2009080310A (ja) | 量子計算機および量子計算方法 | |
JP6479067B2 (ja) | 量子光学システム | |
Gerry | Generation of four-photon coherent states in dispersive cavity QED | |
Moiseev et al. | Pulse-area theorem in a single-mode waveguide and its application to photon echo and optical memory in Tm 3+: Y 3 Al 5 O 12 | |
Moreno et al. | Interference effect and Autler-Townes splitting in coherent blue light generated by four-wave mixing | |
Slodička et al. | Free space interference experiments with single photons and single ions | |
JP2005331592A (ja) | 光量子ゲートおよびその動作方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090324 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090413 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4296203 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417 Year of fee payment: 5 |