JP4296014B2 - 遊技機の中央役物 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤の遊技領域のほぼ中央に設けられる遊技機の中央役物に関するものであって、特に所定の遊技条件により球入口を開放する入賞口を備えた中央役物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、遊技機として例えばパチンコ遊技機の多くは遊技領域の中央に中央役物として種々の数字,文字,図柄等の表示記号を変動可能に表示する可変表示部を有する可変表示装置が設けられ、その下方に位置して始動入賞口が設けられている。そして、遊技領域の最下部に一度に多くの入賞球を発生させる変動入賞装置が装着されている。上記構成のパチンコ遊技機は、前記始動入賞口にパチンコ球が入賞することを条件に前記可変表示部の表示図柄が変動し、その停止したときの表示図柄が予め決められた所定の組合わせになったとき、遊技者にとって有利となる特別遊技状態となり前記変動入賞装置が一度に多くの入賞球を発生させることができるように変動するようになっている。
【0003】
また、前記変動入賞装置は、パチンコ球を受入れる球入口を形成し、前記球入口を電気的駆動源の駆動により開閉する蓋部材をパチンコ球の流下方向に沿うように設けており、パチンコ球を全く受入れない第一状態とパチンコ球を受入れる第二状態とに変化可能としている。
【0004】
ところで、近年遊技興趣の向上のために前記可変表示装置の表示形態が複雑となり可変表示部自体が大型化しつつあり、遊技盤面の遊技領域における可変表示装置の占める割合がスペース的にかなり大きくなってきている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−277221号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、遊技領域での可変表示装置の占める割合が多くなると、変動入賞装置等の他の盤面部品を配設する余裕が少なくなり、デザインまたは興趣に関係なく配置位置が限定されてしまうという問題があり、結果的に変動入賞装置の小型化が求められていた。
【0007】
しかし、従来の変動入賞装置は、パチンコ球の流下に対して直交するように開口した球入口を閉塞するように扉板が設けられているが、その小型化には限度がある。また、変動入賞装置は遊技領域の下方に位置して目立たず、最近では遊技内容を示すスペック等によりその一部が隠蔽されて存在感のないものとなっていた。つまり特定遊技状態において前記球入口を開放するものの、扉板は通常の遊技状態において単に球入口を閉塞するのみであり何の変化も働きもしておらず、使用態様が限られたものとなり従来の態様に飽きられ遊技者の興趣を惹きつけることができないというのが現状である。また、大当り時において、開放した球入口の入球状況を確認するために視線を下方に移動しなければならず、可変表示装置の凝った表示画面を見逃すこともあり、その視線の移動も遊技者にとって煩わしいものとなっていた。さらに、表示画面に集中してしまうと、ともすると球詰り等により継続入賞口に入賞していないのに気付かないまま「パンク」して大当り動作が終了してしまい遊技者が損害を被るという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくしてなされたもので、その目的は中央役物の大型化を可能とし、さらに変動入賞装置の蓋部材を入賞領域の球入口を開閉するのみでなく、遊技部品の一部として有効に利用し遊技者に興趣を与える中央役物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、遊技盤の遊技領域のほぼ中央に設けられる遊技機の中央役物であって、数字,文字,図柄等の表示記号を変動表示する変動表示器の前面に遊技盤面を流下するパチンコ球が流入しかつ遊技者が視認できる凹室を形成し、該凹室の底面にパチンコ球を入賞領域に受入れる球入口を開設すると共に該球入口の開口上面に電気的駆動源の駆動により開閉する蓋部材を配設し、前記蓋部材の表面に前記球入口を閉塞する状態でパチンコ球が自由に遊動し得る遊動手段を設けたことを特徴とし、常態では前記蓋部材により球入口を閉塞して該蓋部材の上面をパチンコ球が遊動し、前記変動表示器が所定の表示態様になったことを条件に前記電気的駆動源を駆動して前記蓋部材を球入口が開放する位置に可動するようにした。このようにすることで、遊技機の主要部を遊技盤のほぼ中央に集約することができるため、遊技盤面を有効に使用することができ可変表示部の大型化に対応できると共に、遊技者は遊技に集中することができる。また、前記蓋部材の表面をパチンコ球が遊動することにより視覚にて楽しむことができ、遊技者の興趣を強く惹きつけることができる。前記電気的駆動源はソレノイドまたは正逆転可能なモータ等であり、所定条件により駆動して前記蓋部材を可動するようにした。
【0010】
ここでいう「中央役物」とは、遊技者の視野内にあって遊技盤の遊技領域のほぼ中央高さ位置に設けられ遊技の主体を構成する役物であって、左右方向に複数設けられるものをも含む。また、変動表示器を複数備えるようにしたものであってもよく、「変動表示器」とは、液晶表示の他にセグメント表示,ドット表示またはドラムが直接回動するドラム表示等が含まれる。また、「入賞領域」とは、ここに入ったパチンコ球が入賞球として処理される領域を意味する。前記蓋部材の可動形態は回動式またはスライド式等が例示されるがこれらに限定されるものではなく種々な態様が可能である。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記蓋部材を前記凹室の底面の前端縁に回動自在に軸支し、前記電気的駆動源の駆動により前傾状態に回動して球入口が開放され、前記蓋部材の裏面に遊技盤面を流下するパチンコ球が捕捉されて前記球入口に導かれるようにしたことを特徴とし、前記蓋部材が前記球入口を閉塞する状態でのみ前記遊動手段によりパチンコ球が遊動するようにし、前記球入口の開放時には前記遊動手段に影響されることなくパチンコ球を球入口に導くことができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、遊技盤面を流下するパチンコ球を前記蓋部材の表面に誘導する誘導通路を設けたことを特徴とし、遊動手段によりパチンコ球が遊動する機会を増すと共に球入口の開放時に一気に入賞するようにした。なお、少なくとも前面側を透光性樹脂により形成して、内部を通過するパチンコ球が視認できるようにするのがよい。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記遊動手段はパチンコ球を不規則に転動させる転動部と、パチンコ球を所定方向に誘導させる誘導部とからなることを特徴とする。
【0014】
前記球入口を開放する状態において、遊技盤面を流下するパチンコ球を捕捉して前記球入口に入球し易いようにする入賞補助手段を設けるのが好ましい。入賞補助手段は、偏心位置で蓋部材側に傾斜するガイドバーであり、球荷重により傾動するように設けるのがよい。また、入賞補助手段は、前記誘導通路に設けられる翼片であり、電気的駆動源または前記誘導通路を通過するパチンコ球により開閉動作を行うようにするのがよい。
【0015】
また、前記可変表示装置の表示を変動させる始動入賞口を前記蓋部材の下方に位置して設け、前記蓋部材の表面を遊動したパチンコ球を前記入賞口に向って放出するようにして該始動入賞口に入賞しやすくするのがよく、遊技者により興趣を持たせることができる。
【0016】
また、前記入賞領域の底部を透光性樹脂により形成して、その下方にランプ,LED等の光源を配設して入賞領域内部を照射して、幻想的な演出をするのがよい。さらに、蓋部材を透光性樹脂により形成して、球入口の閉鎖時においても蓋部材の上面を遊動するパチンコ球に前記光源が反射するようにするのが好ましい。なお、前記ランプ,LED等の光源は異なる色彩を発色し得るものが好ましく、または異なる色彩を発色する複数の光源を配設するのがよい。
【0017】
さらに、入賞領域に普通入賞口と特別入賞口とを設け、特別入賞口への入賞を条件に前記光源を変色させるか点灯または消灯するのが好ましく、その色彩の変色または明暗により特別入賞口への入賞を遊技者に認識させることができる。ここでいう「特別入賞口」とは特に入賞口が複数ラウンド開閉する特別遊技状態において、該「特別入賞口」に入賞したことを条件に次のラウンドに進むことができる入賞口である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る遊技機の中央役物の実施の形態を図面と共に説明する。図1は本発明の中央役物を備えた遊技機としてのパチンコ遊技機の正面図であり、図において、1はパチンコ遊技機の機枠、2は前記機枠1の前面に開閉自在に装着される前面枠で、前記前面枠2には取付枠を介して遊技盤3が着脱自在に装着されている。前記前面枠2の前面に前記遊技盤3が臨むガラス扉枠4と打球供給皿5を装着した前面板6とがそれぞれ開閉自在に蝶着されている。また、打球供給皿5の下方には該打球供給皿5の余剰球を貯留する余剰球受皿7が設けられ、その側方に打球発射用の操作ハンドル8が配設されている。
【0019】
前記遊技盤3の前面にはガイドレール10が敷設されている。該ガイドレール10に囲まれる遊技領域3aの略中央に本発明に係る中央役物9が設けられ、該中央役物9の直下に可動片15b、15bを備えたチューリップ型の始動入賞口15が設けられている。また、遊技領域3aにはセンサ13aを備えた通過チャッカー13および一般入賞口14等の入賞口や打球の流下方向を変える風車16および障害釘17を配設すると共に、前記ガイドレール10の内側下端部に前記入賞口14,15に入賞しなかったパチンコ球を排出するアウト口19を設けている。前記始動入賞口15は後述する変動表示器29の図柄を変動させる入賞口であり、電気的駆動源(図示せず)により可動片15b、15bを開閉可動し、内部には入賞球を検出する入賞球検出器15aが設けられている公知的な入賞口である。
【0020】
前記中央役物9は、図2乃至図6に示すようにパチンコ遊技機のゲームの主体を構成する種々の数字,文字,図柄等の表示記号を変動表示し得る液晶ディスプレイ型の変動表示器29の前面に遊技盤3面を流下するパチンコ球が流入しかつ遊技者が視認できる凹室22が設けられている。前記凹室22は遊技盤3の表面に取付ける取付板20に開設した開口21に連通した枠体23により形成されており、後方に形成した窓孔27に配設した透光性を有する保護板28を介して前記変動表示器29の可変表示部29aを視認可能としている。なお、前記変動表示器29は液晶表示に限定されるものではなく、セグメント表示,ドット表示またはドラムが直接回動するドラム表示等であってもよい。また、ゲームの主体として変動表示器29のみに限定されることなく他に可動体の変化態様が付随するものであってもよい。
【0021】
さらに、前記取付板20の開口21上部に遊技盤3の前面側に突出して飾り部材30が設けられている。前記飾り部材30には7セグメントの普通図柄表示部31が設けられ、前記通過チャッカー13の通過信号により該普通図柄表示部31の図柄が変動し、該図柄が「7」等の所定図柄の表示となることにより前記始動入賞口15の可動片15b、15bが所定時間開閉動作を行う。また、前記普通図柄表示部31の両側に前記始動入賞口15に入賞し記憶された保留球数を表示する入賞記憶表示部32が設けられ、前記変動表示器29の可変表示部29aの変動中に始動入賞口15に入賞した球数を記憶表示する。この実施の形態において入賞記憶表示部32はLED等の点灯により表示して、最高4個まで記憶するようにしている。
【0022】
また、前記凹室22の底面に変動入賞装置11を設けている。変動入賞装置11は、前記凹室22の底面の略全域を開口して球入口24を形成してその下方をパチンコ球を受入れる入賞領域34としており、球入口24に入ったパチンコ球を入賞領域34に受入れるようにしている。そして、前記球入口24の開口上面に電気的駆動源の駆動により開閉する蓋部材25を配設している。前記電気的駆動源は正逆モータ26であり、前記蓋部材25は遊技における所定条件により正逆モータ26の駆動によって可動し、常態では前記球入口24を閉塞する位置で静止している。なお、前記正逆モータ26は発光素子と受光素子とからなる光学式センサによって回転制御するのが好ましい。
【0023】
前記入賞領域34の底部34aに特別入賞口35と普通入賞口36とを開設して、その間の底部34aを特別入賞口35側に位置する稜線を介して山型状に形成し、入賞領域34に入賞したパチンコ球が前記特別入賞口35および普通入賞口36のいずれかに流入するようにしている。そして、それぞれの入賞口35,36に着脱自在に設けられた検出器35a,36aによって入賞したパチンコ球を検出するようにしている。また、前記入賞領域34の底部34aを透光性樹脂により形成し、その下方にLED等の光源56を配設して底部34aを照射するようにしている。なお、前記特別入賞口35に閉鎖板等の閉鎖手段を設けたり、特別入賞口35と普通入賞口36間の底部34aを傾動自在としたりして、パチンコ球が1個でも特別入賞口35に入賞したことを条件に閉鎖板で特別入賞口35を閉塞したり、底部34aを普通入賞口36側に傾動させるようにして以後入賞するパチンコ球を普通入賞口36へ入球させるようにしてもよい。
【0024】
前記蓋部材25は、前記凹室22の底面とほぼ合致する長方形状の板体であり、表面に遊動手段40が設けられている。前記遊動手段40は、パチンコ球を不規則に転動させる緩やかな円弧状の転動部40aと、パチンコ球を所定方向に誘導させる誘導部40bとからなり、実施の形態において誘導部40bは前記始動入賞口15にむかって下傾する凹溝状に形成されている。また、前記蓋部材25は左右両側の前端寄り位置に軸ピン41,41が設けられ、前記凹室22の底面の前端縁に遊技盤面と直交する面内で回動自在に軸支している。そして、一方の軸ピン41に小径ギア42を固着し、該小径ギア42に噛合する大径ギア43を前記電気的駆動源としてのモータ26のモータ軸26aに固着して、前記モータ26の駆動により蓋部材25を前記取付板20と垂直な面内で回動するようにしている。常態では蓋部材25は前記遊動手段40でパチンコ球が遊動し得るようにほぼ水平状態で球入口24を閉塞し、凹室22に飛入したパチンコ球は上面を自由に遊動して、その飛入状態によって転動部40aまたは誘導部40bから再度遊技盤3面に放出される。そして、蓋部材25は可動時に遊技領域3aに臨むように前傾状態に回動して球入口24が開放され、前記蓋部材25の裏面に遊技盤3面を流下するパチンコ球が捕捉されて前記球入口に導かれるように構成されている。なお、蓋部材25を透光性樹脂により形成して、球入口24の閉鎖時にも前記前記入賞領域34の底部34aに設けた光源56を照射することで蓋部材25を遊動するパチンコ球にも反射して幻想的なものとすることができる。また、透光性樹脂にアルミニウム等の金属紛を混練し、前記光源56の光が金属紛により乱反射するようにしてさらに効果的な演出をするようにしてもよい。
【0025】
37,37は前記取付板20に設けられた入賞補助手段としてガイドバーであり、該ガイドバー37は取付板20の開口21の両側に位置して設けられ、それぞれ該開口21側に傾動するように偏心位置で軸支している。そして、軸支位置より外側に球荷重が掛かると図4鎖線に示すように可動するようにしている。前記ガイドバー37は、通常はパチンコ球の流下により変動して遊技者に興趣を抱かせ、遊技盤3面を流下するパチンコ球を変動入賞装置11の中央下方に位置する蓋部材25に向って導き始動入賞口15への入賞を促す役割をなす。なお、前記ガイドバー37は、パチンコ球を変動入賞装置11の蓋部材25に向って導かせるものであって、必ずしも可動式である必要はない。
【0026】
上記構成の中央役物9は、変動入賞装置11のモータ26が停止して蓋部材25がほぼ水平状態で球入口24を閉塞した第一状態のとき、遊技盤3の遊技領域3aに打ち込まれたパチンコ球が障害釘17等により跳ねたり前記ガイドバー37により凹室22に飛入して蓋部材25の上面に導かれると、パチンコ球は前記蓋部材25上面の転動部40aを左右に自由に遊動して遊技領域3aに再度放出されるか誘導部40bに移動して下方に位置する始動入賞口15に向って放出される。このとき前記入賞補助手段としてガイドバー37は、遊技盤3面を流下するパチンコ球により遊技者に興趣をもたせる傾動動作を行う。そして、蓋部材25の遊動手段40によって放出されたパチンコ球が運良く前記始動入賞口15に入賞すると入賞球検出器15aにより検出されて、図示しない球払出装置から入賞球1個に相当する所定数(例えば5個)の賞球が打球供給皿5に払い出されると共に、変動表示器29の可変表示部29aに表示された数字,文字,図柄等がランダムに変動する。そして、所定時間経過すると可変表示部29aの変動が止まり、予め設定された数字,文字または図柄(例えば「7,7,7」等のゾロ目)で停止したことを条件に一気に入賞球を獲得する特定遊技状態となる。なお、前記始動入賞口15には当然のことながら遊技盤3面を流下するパチンコ球も直接入球し得る。
【0027】
前記特定遊技状態になると、前記モータ26が図6矢印方向に回転駆動して変動入賞装置11の蓋部材25がギア42,43の噛合によりモータ26の回転方向と逆方向に約145°回転して、遊技領域3aに傾斜状に臨んで蓋部材25を反転させて球入口24を開放する第二状態となる。そして、遊技盤3面を流下するパチンコ球を蓋部材25の裏面側で捕捉して、球入口24に誘導し入賞領域34に入賞させる。このとき前記入賞補助手段としてのガイドバー37により、遊技盤3面を流下するパチンコ球を蓋部材25側に誘導して入賞率を高め、一気に多量のパチンコ球が入賞するようにしている。このように入賞したパチンコ球は、特別入賞口35または普通入賞口36のいずれかに導かれ、前記蓋部材25を一定時間経過するまでの間、または所定個数(例えば10個)の入賞球を入賞球検出器35a,36aが検出するまでの間開成し、前記入賞球検出器35aで入賞球を検出したことを条件に、モータ26を正逆転させて蓋部材25を所定回数(例えば15ラウンド)連続して可動して球入口24の開閉動作を繰り返す。そして、所定回数終了後モータ26を逆転して蓋部材25は球入口24が閉塞するほぼ水平位置に戻り、上面をパチンコ球が遊動可能となる。
【0028】
なお、前記光源56を特別入賞口35への入賞を起因として変色するようにして、遊技者に色彩により特別入賞口35への入賞を報知するようにしてもよい。従来特別入賞口35への入賞を遊技者が直接見て確認したり可変表示部29aで表示したりしていたが、特別入賞口35への入賞が次のラウンド継続の必須条件であるために、通常では特別入賞口35に入賞しないことはほとんどないために遊技者が意識することがなく、稀に球詰り等による未入賞を確認しきれずにいわゆる「パンク」してしまい、次のラウンドに進むことができず遊技者に損失をもたらすことがあった。しかし、色彩の変化により報知することにより特別入賞口35への入賞が一目瞭然となり、特に変動入賞装置11が遊技盤3のほぼ中央にあることからもより自然に視野に入り認識することができ、変色しない場合には「パンク」しないように特別入賞口35への入賞を目指すことができる。また、色彩においても「パンク」の危険を示す「赤」から安全を示す「青」に変色させることでイメージ的にも認識しやすくすることができる。
【0029】
このように、中央役物9に変動入賞装置11を設けるようにしたことにより従来目立たない下方位置にあった変動入賞装置11を目立つ位置に設けることができ、中央役物9(可変表示器29)の大型化にも対応することができる。また、従来入賞球を集合させる集合樋が変動入賞装置11の裏面下方に位置していたため、「大当り」によって一気に入賞球が発生すると賞球の払出しが追いつかず入賞球が集合樋から溢れて変動入賞装置11の開閉動作に支障をきたしていた不都合をも解消することができる。また、球入口24を開閉する蓋部材25の表面にパチンコ球が遊動する遊動手段40を設けたことで、球入口24を閉塞した状態であっても蓋部材25の表面をパチンコ球が遊動し、常に遊技客の興趣を惹きつけることができる。さらに、中央役物9近傍に始動入賞口15等の遊技関連部品を集中させることができることから、アウト口19を遊技領域3aの下方に幅広く設けることができ、従来発生していたアウト口19での球詰り等を防止する副次的効果を奏することができる。
【0030】
また、裏面に「大当りおめでとう」,「ヤッター!」等が表示された可動板を、球入口24が開放する大当り時に前記蓋部材25に連動または同期して回動させ、前記表示を遊技者に視認させるようにしてもよい。また、前記可動板を球入口24の一部を開閉するように使用してもよく、前記蓋部材25および前記可動板をそれぞれ凹室22の前後端縁に奥行きのほぼ中央で可動板が上段となるように段状に重合するように軸支することで、パチンコ球の遊動をより興趣あるものとすることができる。さらに、前記蓋部材25を上下に分割してもよく、例えばパチンコ球の遊動を規制する前記転動部40aと誘導部40bを区画形成する枠部材とパチンコ球が遊動する底部材とを分割して形成して、それぞれ凹室22の前後端縁に軸支し、常には重合してパチンコ球を遊動させ、大当り時に前記枠部材を前記可変表示部29aの下方を覆うように可動すると共に、前記底部材を可動して球入口24を開放するように互いに逆方向に回動し、前記枠部材の開口部に可変表示部29aに表示されるラウンド数,特別入賞口35への入賞表示,入賞球数等が表示されるようにして、遊技者に前記表示を視認しやすくするようにしてもよい。このとき丁度転動部40aと誘導部40bに相当する開口部が形成されることになり、開口部のそれぞれにラウンド数,特別入賞口35への入賞表示,入賞球数を表示するようにすればよい。なお、前記蓋部材25および前記可動板,枠部材および底部材は扇状ギア等を使用してそれぞれ時間差で可動するようにするのが好ましい。
【0031】
また、蓋部材25を正逆モータ26で駆動することにより、回動角度および方向が変更可能となり、大当り時以外にもモータ26を駆動して蓋部材25の傾斜角度を大きくして、始動入賞口15への入賞の確率を変化させたり、または可変表示器29の下方に入賞口を形成し、モータ26を逆回転して蓋部材25を後ろ傾斜させて凹室22に飛入したパチンコ球を前記入賞口に入賞させるようにすることもできる。また、所謂次の大当りがほぼ確実な確変状態のときに、始動入賞口15への入賞を多くするために、前記入賞口を始動入賞口としたり、該入賞口をワープ入口として始動入賞口15の直上に連通するワープ通路を設けたりして、凹室22に飛入したパチンコ球をすべて始動入賞口15に入賞させるようにしてもよい。このとき、当然その蓋部材25の停止位置はセンサにより制御させるのがよい。
【0032】
図8乃至図11は中央役物の他の実施の形態を示し、前記実施の形態と異なる点は主に変動入賞装置の蓋部材の動きと蓋部材にパチンコ球を導く誘導通路を設けた点であり同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施の形態の中央役物9は、飾り部材30に所謂ワープ入口48aが形成され、飾り部材30内に前記ワープ入口48aに連通して誘導通路48bが形成されている。そして、誘導通路48bは取付板20を貫通して、終端が凹室22の側壁下方に開設されかつ球入口24を閉塞する蓋部材25の両側方に位置するワープ出口48cと連通しており、前記ワープ入口48aから流入したパチンコ球を前記ワープ出口48cから蓋部材25上面に流出させて遊動するようにしている。なお、誘導通路48bの少なくとも前面側を透光性樹脂により形成して、パチンコ球の流下が視認できるようにするのが好ましい。
【0033】
また、この実施の形態の蓋部材25は、前記実施の形態と同様に上面に遊動手段40としての転動部40aおよび誘導部40bが形成されており、電気的駆動源としてソレノイド50の励磁によって前後方向にスライド移動して球入口24を開閉するようにしている。前記蓋部材25は凹室22後面のスリット状の開口51から後方に突出し、該突出した蓋部材25の両側に軸ピン41,41を突設し、該軸ピン41,41のそれぞれにリンク部材52,52を介装してソレノイド50,50のプランジャ53,53と連繋している。具体的にはソレノイド50は前記枠体23の側面に設けられ、ソレノイド50のプランジャ53に作動部材54が装着され、該作動部材54にリンク部材52の一端が連繋されている。前記リンク部材52は中間部よりやや上方を枠体23の側壁に軸支してソレノイド50の励磁方向と蓋部材25の移動方向を逆にすると共にソレノイド50の僅かな吸引動作で球入口24を開閉し得るようにしている。なお、この実施の形態において蓋部材25の後端部のみを支持するようにしたが、より安定した開閉動作を行うようにするために、さらに蓋部材25の前端側方に支持ピンを突出すると共に凹室22の側壁にガイド長孔を穿設して、前記支持ピンをガイド長孔に挿通してガイド支持するようにしてもよい。
【0034】
前記ソレノイド50が消磁した常態では図9および図10に示すようにスプリング55の付勢によりプランジャ53が突出し、蓋部材25が前方に位置して球入口24を閉塞するようにしている。そして、ソレノイド50の励磁により図9および図10鎖線に示すように、スプリング55の付勢に抗してプランジャ53が吸引されてリンク部材52を回動し、それにともなって蓋部材25が後方にスライド移動して球入口24を開放する。
【0035】
上記構成の中央役物9は、前記蓋部材25が球入口24を閉鎖している第一状態において、遊技盤3面を流下するパチンコ球がワープ入口48aに流入すると該パチンコ球は誘導通路48bを経由して球出口48cから流出して蓋部材25上面に導かれ転動部40aまたは誘導部40bを自由に遊動する。そして、前記実施の形態と同様にパチンコ球が始動入賞口15に入賞して可変表示部29の表示が所定図柄となって大当り状態となると、前記変動入賞装置11のソレノイド50が励磁して蓋部材25が後方に移動して球入口24を開放する。この状態でワープ入口48aから流入したパチンコ球は、球出口48cから流出して球入口24から入賞領域34に導かれ特別入賞口35または普通入賞口36に入賞する。なお、誘導通路48bから直接的に入賞するだけでなく、当然遊技盤3面を流下するパチンコ球が直接球入口24に飛入することもある。
【0036】
そして、ソレノイド50の消励磁により所定回数(例えば15回)蓋部材25を連続して可動して球入口24の開閉動作を繰り返し、大当り状態が終了するとソレノイド50を消磁して蓋部材25を前進させて球入口24を閉塞する位置に復動させる。このとき、例えば検出器35a,35bで所定個数計数後にパチンコ球が球入口24に流入したとしても蓋部材25が前方に押出すように復動するため、特別入賞口35および普通入賞口36を閉鎖して特別入賞口35または普通入賞口36への入賞を阻止し、しかも蓋部材25の先端部が先細状となっていることからパチンコ球の下方部を掬うようにして開口21から遊技盤3面に放出することになる。このため、所定個数以上の余分な入賞球が発生せず、ホールとして余分な賞球を払出すことがない。なお、この実施の形態において蓋部材25を後退させて球入口24を開放し、誘導通路48bから直接的に入賞するようにしたが、蓋部材25を遊技領域3aに臨ませるように前進させて遊技盤3面を流下するパチンコ球を蓋部材25により捕捉して球入口24に導くようにしてもよい。また、電気的駆動源は前記実施の形態と同様に正逆モータを使用してもよい。
【0037】
なお、前記蓋部材25の可動形態および可動方向は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば揺動式であってもよく図12に示すように左右スライド式であってもよい。このとき、蓋部材25a,25aを駆動する電気的駆動源は正逆モータであってもソレノイドであってもよい。また、蓋部材25a,25aが誘導通路48bの底壁を兼用しており、常態では蓋部材25a,25aの上面を遊動して遊技領域3aに流下し、大当り時には蓋部材25a,25aの上面をパチンコ球が転動して球入口24から入賞領域34に入賞する。なお、前記凹室22の底面の略全域を開口して球入口24を形成するようにしたが、必ずしも全域である必要はなく、パチンコ球が複数同時に入賞し得る所定の幅員であればよく、底面に複数開口するようにしてもよい。例えば、中央に固定部を設けてその両側に球入口24,24を開設して、該球入口24,24を各蓋部材25a,25aにより開閉するようにしてもよい。また、同時に該球入口24,24を開閉することなく、交互または時間差をもって開放するようにしてもよい。このとき当然それぞれの蓋部材25a,25aを駆動する駆動源が必要となる。
【0038】
さらに、図12に誘導通路48bの一部を切り欠いて、入賞補助手段として電気的駆動源等の駆動源により開閉する翼片57を設けており、大当り時に前記翼片57を可動させて誘導通路48bにパチンコ球が流入しやすいようにして、同時に球入口24に一気に入賞しやすくすることができる。また、前記蓋部材25と前記翼片57とをリンク部材等を介することにより連動して可動するようにするのが好ましく、一つの駆動源で蓋部材25が球入口24を開放すると同時に翼片57を回動動作して誘導通路48bにパチンコ球を流入させるようにするのがよい。なお、通常時においても例えば遊技領域3aへの打込球数と始動入賞口15への入賞率を演算し、その結果が判別手段により所定の確率以下と判断したときに、ソレノイド等の駆動源を作動させて前記翼片57を開放し、誘導通路48bにパチンコ球を導き入れて蓋部材25の誘導部40bを介して下方に位置する始動入賞口15に入賞しやすくするようにしてもよく、障害釘17の調整に頼らず遊技者の興趣を維持することができる。また、中央役物9の大型化により障害釘17が少なくなることからも有効的となる。さらに前記翼片57の開閉動作は、電気的駆動源に限定されず所謂「チューリップ」のように誘導通路48bを通過するパチンコ球によって開閉動作をするようにして、遊技状態に関係なく開閉するようにしてもよい。
【0039】
図13は取付板20に前記通過チャッカー13および始動入賞口15を設けた実施の形態を示している。この実施の形態において、特に通過チャッカー13は前記入賞補助手段としてのガイドバー37の上方に設けられ、遊技盤3面を流下するパチンコ球を上方から受入れて、該パチンコ球を下方のガイドバー37により蓋部材25および始動入賞口15側に誘導させるようにするのが好ましい。このようにすることで、遊技機の主たる構成がすべて取付板20を介して中央役物9に一体に設けられることになり、該中央役物9を大型化しても通過チャッカー13および始動入賞口15等の取着けを心配することもない。しかも、遊技者は視線を移動させることなく遊技盤3のほぼ中央に集中でき、パチンコ球の遊動を楽しみながら遊技を満喫することができる。また、中央役物9に遊技の関連構成を集約することで、当然のことながら中央役物9等の保管および取付作業が極めて容易となる。
【0040】
また、蓋部材25に設けた遊動手段40をパチンコ球が自由に遊動する転動部40aおよび誘導部40bとしたが、図13に示すように該蓋部材25に風車16aまたは障害ピン等を設けて、よりパチンコ球の遊動に変化を与えるようにして興趣あるものとしてもよい。
【0041】
図14乃至図17はさらに他の実施の形態を示し、前記実施の形態と異なる点は凹室22の底部に段状に球遊動路60が設けられ、該球遊動路60の一部に複数個のパチンコ球が同時に入球し得る球入口24を開設した点であり、他の同じ構成要素には同一符号を付して説明する。前記球遊動路60は、第一球遊動路60aと第二球遊動路60bと第三球遊動路60cとで段状に設けられ、第一球遊動路60aの両側にワープ出口48cが位置している。前記第一球遊動路60aはほぼ中央を頂部とした波型に形成され、その山部に球入口24を開設し、該球入口24を蓋部材25により開閉するようにしており、常態で該球入口24は前記蓋部材25により閉鎖されている。そして、蓋部材25の上面を緩やかな円弧状の転動部40aとして、該上面をパチンコ球が遊動するようにしている。また、第二球遊動路60bは前記第一球遊動路60aと同様に、ほぼ中央を頂部とした波型に形成され、谷部にパチンコ球を前方に放出させる溝状の球排出部61を形成しており、該球排出部61を除く前端縁に該第二球遊動路60b上面を転動するパチンコ球が途中で第三球遊動路60c側へ転がり落ちるのを阻止するリブ状の阻止片62を設けて、前記球排出部61からパチンコ球が放出されるようにしている。また、第三球遊動路60cは、前記第二球遊動路60bに比してより細かな波状に形成されて、ほぼ中央を山部としており、その正面壁にパチンコ球が1個入球し得る大きさの入球口63が開設され、該入球口63から入球したパチンコ球が、前記始動入賞口15の直上に開設される流出口64から流出して始動入賞口15に入球しやすくしている。第三球遊動路60cの谷部には、前記第二球遊動路60bと同様に、遊技盤3面側に放出させる複数の球排出部61が形成され、前記入球口63に対峙する山部にはパチンコ球を前記入球口63に誘導する案内溝65が形成されている。
【0042】
前記蓋部材25は、図16及び図17に示すように後面壁25bを垂下した断面逆L字型をしており、後面壁25b側方下部にラック66が設けられ、正逆モータ26の回動軸に設けられたピニオン67との噛合により上動自在に設けられる。この実施の形態では、蓋部材25が球入口24を閉鎖している第一状態において、遊技盤3面を流下するパチンコ球がワープ入口48aに流入すると、該パチンコ球は誘導通路48bを経由して球出口48cから第一球遊動路60aに流出して、該第一球遊動路60aを遊動し第二球遊動路60b,第三球遊動路60cへと転動して、パチンコ球の転動態様を複雑にして遊技者に興趣を持たせるようにしている。そして、大当り状態となると、前記正逆モータ26が回転駆動して蓋部材25がピニオン67とラック66の噛合により上動して、球入口24を開放する第二状態となる。そして、前記飾り部材30のワープ入口48aに飛入したパチンコ球が、誘導通路48bを介して第一球遊動路60aに導かれ、該第一球遊動路60aの傾斜により転動して球入口24に入球する。このとき、入賞補助手段としての翼片57が駆動源の作動により傾動して、遊技盤3面を流下するパチンコ球を捕捉して、取付板20に開設した通孔58から多くのパチンコ球を球遊動路60に導いて球入口24の入賞率を高め、一気に多量のパチンコ球が入球するようにしている。
【0043】
なお、前記翼片57を上下に複数配設して、球入口24の入球状況に応じて翼片57の可動状態を変化させ、ラウンド中に所定時間経過しても球入口24への入球状況が悪いときには、順次翼片57を傾動させたり一気に傾動させたりするようにしてもよい。また、翼片57を誘導通路48bに沿った大きさとして、正逆モータ等により傾動角度を任意に設定できるようにして、その開角度によりパチンコ球を受入れやすくして球入口24の入球度合を調整するようにしてもよい。また、通常当り時と確変当り時とで翼片57の傾動する位置及び個数を変化させるようにしてもよく、次の大当りが確実な確変当り時には一気に球入口24に入球させて早くゲームを終了させ、次の大当りを狙うように多くの翼片57を大きく傾動させるようにして、通常当り時には遊技者が長く大当りの雰囲気を味わうように限られた箇所の翼片57を傾動させるようにすればよい。このとき、所定時間経過後に球入口24に所定個数が入球してないときには、他の翼片57を可動して確実に所定数の入球を得るようにするのが好ましい。また、前記翼片57に対応して誘導通路48b及び球出口48cを設けるようにしてもよく、該球出口48cの少なくとも1つは、蓋部材25が上動して球入口24を開放している状態で、該上動した蓋部材25より上方に位置して開設され、大当り時にも該球出口48cから流出したパチンコ球が、該蓋部材25の上面に落下して遊動するようにするのが好ましい。また、翼片57の動作に予告機能を持たせるようにしてもよい。
【0044】
また、蓋部材25は後面壁25bが可変表示部29aの一部を隠蔽するように上動するため、後面壁25bに変動表示器29に表示されるキャラクター等と関連する図柄を描き、可変表示部29aの表示をその可変表示部29aを隠蔽した後面壁25bの図柄と恰も関連するかのように表示するのが好ましく、可変表示部29aの表示に立体感を感じさせるようにするのがよい。また、蓋部材25の上下動に伴って、可変表示部29aの表示を上下動させるようにしてもよい。なお、ここでいう「キャラクター」とは人・動物のみならず、変動表示器29の表示内容をイメージさせる乗物・道具等であってもよい。
【0045】
なお、前記蓋部材25は上記形態に限定されることなく、稜線を有する山形であっても波状であってもよく、前記第一実施の形態に示したように蓋部材25の上面に転動部40a及び誘導部40bを形成するようにしてもよい。さらに、球入口24の奥行きも限定されることはなく、例えば該球入口24を第一球遊動路60a及び第二球遊動路60bに跨って開設し、蓋部材25を段状に形成して該球入口24を閉塞するようにしてもよい。また、球入口24を段状に形成した遊動路60に複数開設して、ラウンド毎に交互に開放するようにしてもよく、前記したように同一面内で球入口24を複数開設するのと異なり動きが複雑で変化に富み興趣を高めることができる。また、球入口24を閉塞する蓋部材25の後面壁25bに、常態で球転動路60を遊動するパチンコ球に支障のないように、額縁状に窓孔を開口するようにしたり、前記蓋部材25を透光性樹脂により形成したりして、図15鎖線に示すように上動した際に、該蓋部材25の後側壁25aに対峙して隠蔽される可変表示部29aに、ラウンド数又は入賞個数等のパチンコ遊技に関係する内容を表示して、前記蓋部材25を介して視認できるようにするのが好ましい。さらに、その蓋部材25(後面壁25b)にレンズ作用を備えさせて、限られた範囲に表示された前記表示を拡大して、遊技者に視認しやすくするようにしてもよい。また、前記蓋部材25を側方が開放する断面門型としてもよく、このとき前記したように額縁状の窓孔を前面壁に開口して枠状とするか、前面壁を透光性樹脂により形成して入賞領域34が視認できるようにすればよい。また、蓋部材25の上面に遊動手段として、変動表示器29に表示されるキャラクター等をパチンコ球が干渉して遊動し得るようにしたり、該キャラクターによって始動入賞口15に導くように配設したりするようにしてもよく、大当り時に蓋部材25が上動すると前記キャラクターが可変表示部29aの前面に位置することになり、該キャラクターに関連付けて可変表示部29aの表示を変動表示させることで、蓋部材25は単に球入口24を閉塞するだけでなく、大当り時にも遊技者を楽しませることができる。
【0046】
また、前記蓋部材25が上動して球入口24に入球可能な状態で、該蓋部材25を開閉させる電気的駆動源(正逆モータ,ソレノイド)を小刻みに正逆転させたり消励磁を繰り返したりして、該蓋部材25を上下動させたり微妙に振動させたりしてもよい。前記蓋部材25にこのような動きをさせることにより、図柄表示部29aの表示態様と同調させてより立体感及び一体感を持たせることも可能となる。また、球入口24への入球数が少ないときやラウンド数が少なくなったときに、蓋部材25が上記動作をすることにより、遊技者に遊技状態を報知することができる。また、前記蓋部材25をパチンコ球が球入口24に入球しない程度に動作を行い、リーチ又は当りを予告する報知手段としてもよく、球入口24が遊技者の目につきやすい位置にあるため蓋部材25を報知手段として有効に利用することができる。さらに、通常当り時と確変当り時とで前記蓋部材25の動作を異ならせて、通常当りと確変当りの判定結果を該蓋部材25の動作により判別するようにしてもよく、蓋部材25が動き出すまで遊技者にはどちらの当りか判らず、期待感をもたせることができる。
【0047】
なお、前記中央役物9は遊技の主体を構成する役物であって、遊技盤3の遊技領域3aの視線高さを同じとするほぼ中央位置に複数設けるようにしてもよい。つまり、遊技盤3の遊技領域3aの中央横方向に例えば2または3個の複数の中央役物を並列し、そのいずれか1個または複数を上記した構成の中央役物9とすればよく、左右または真中と設置場所は限定されることはない。また、並列態様も横一列状に限らず多少上下してへ字状,V字状となってもよい。さらに、1個の中央役物9に複数の変動表示器を備えるようにしてもよく、複数設けられた変動表示器のそれぞれを関連付けて表示するのが好ましい。
【0048】
また、遊技機をパチンコ遊技機として説明したが、本発明の中央役物は、雀球遊技機,アレンジボール式遊技機,パチンコ球を使用した回胴式遊技機(パチロット)等の他の遊技機にも適用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】
上記したように、中央役物に変動入賞装置を設けるようにしたので、遊技者の視線を中央に集中できできるので遊技に専念することができ、遊技領域を有効に利用して中央役物を大型化することができる。さらに球入口を開閉する蓋部材にパチンコ球が自由に遊動する遊動手段を設けて、常には球入口を閉塞する状態で蓋部材をパチンコ球が遊動するようにしたので、単に球入口を閉塞するのみではなく、蓋部材によって誘導されるパチンコ球の遊動を楽しむことができ、遊技が興趣に富む。特にパチンコ遊技は遊技者が遊技盤を流下する遊技球を視覚的に追いかけながら楽しむものであるから、パチンコ球の動きに大きな変化をもたせることは、遊技者の興趣を強く惹きつけることができ、遊技の興趣を高める上で極めて重要な効果を奏し、遊技者は遊技の面白味を充分満喫することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】中央役物としての可変表示装置の斜視図である。
【図3】蓋部材を作用した状態の可変表示装置の斜視図である。
【図4】可変表示装置の正面図である。
【図5】図4の平断面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】図5のX−X線断面図である。
【図8】他の実施の形態の可変表示装置の正面図である。
【図9】図8の平断面図である。
【図10】図8の側面図である。
【図11】図9のY−Y線断面図である。
【図12】他の実施の形態の可変表示装置の正面図である。
【図13】他の実施の形態の可変表示装置の正面図である。
【図14】他の実施の形態の可変表示装置の斜視図である。
【図15】図14の要部正面図である。
【図16】図14の要部平断面図である。
【図17】図14の要部側断面図である。
【符号の説明】
3 遊技盤
3a 遊技領域
9 中央役物
11 変動入賞装置
15 始動入賞口
16a 風車(遊動手段)
20 取付板
21 開口
22 凹室
24 球入口
25 蓋部材
26 正逆モータ(電気的駆動源)
29 変動表示器
29a 可変表示部
34 入賞領域
37 ガイドバー(入賞補助手段)
40 遊動手段
40a 転動部(遊動手段)
40b 誘導部(遊動手段)
48b 誘導通路
50 ソレノイド(電気的駆動源)
57 翼片(入賞補助手段)

Claims (2)

  1. 遊技盤の遊技領域のほぼ中央に設けられる遊技機の中央役物であって、
    数字,文字,図柄等の表示記号を変動表示する変動表示器の前面に遊技盤面を流下するパチンコ球が流入しかつ遊技者が視認できる凹室を形成し、該凹室の底面にパチンコ球を入賞領域に受入れる球入口を開設すると共に該球入口の開口上面に電気的駆動源の駆動により開閉する蓋部材を配設し、
    前記蓋部材の表面に前記球入口を閉塞する状態でパチンコ球が自由に遊動し得る遊動手段を設け、
    前記蓋部材は前記凹室の底面の前端縁に回動自在に軸支され、前記電気的駆動源の駆動により前傾状態に回動して球入口が開放され、前記蓋部材の裏面に遊技盤面を流下するパチンコ球が捕捉されて前記球入口に導かれるようにしたことを特徴とする遊技機の中央役物。
  2. 遊技盤面を流下するパチンコ球を前記蓋部材の表面に誘導する誘導通路を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機の中央役物。
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