JP4290424B2 - タンパク質esm−1を検出するためのキット及び前記キットを使用する検出方法 - Google Patents
タンパク質esm−1を検出するためのキット及び前記キットを使用する検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4290424B2 JP4290424B2 JP2002541397A JP2002541397A JP4290424B2 JP 4290424 B2 JP4290424 B2 JP 4290424B2 JP 2002541397 A JP2002541397 A JP 2002541397A JP 2002541397 A JP2002541397 A JP 2002541397A JP 4290424 B2 JP4290424 B2 JP 4290424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- esm
- protein
- protein esm
- terminal region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/18—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/68—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
- G01N33/6863—Cytokines, i.e. immune system proteins modifying a biological response such as cell growth proliferation or differentiation, e.g. TNF, CNF, GM-CSF, lymphotoxin, MIF or their receptors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/74—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving hormones or other non-cytokine intercellular protein regulatory factors such as growth factors, including receptors to hormones and growth factors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
- Y10S435/975—Kit
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10S436/811—Test for named disease, body condition or organ function
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10S436/811—Test for named disease, body condition or organ function
- Y10S436/813—Cancer
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
a)タンパク質ESM−1のアミノ酸配列の位置1におけるアミノ酸と位置78におけるアミノ酸の間に含有されるN末端領域に特異的に固定される第一抗体;及び
b)タンパク質ESM−1のアミノ酸配列の位置79におけるアミノ酸と位置184におけるアミノ酸の間に含有されるC末端領域に特異的に固定される第二抗体
を含んでなるキットである。
a)試験される試料を、タンパク質ESM−1のアミノ酸配列のN末端領域又はC末端領域に特異的に固定される第一抗体がその上に不動化されている支持体と接触させ;
b)該不動化抗体とタンパク質ESM−1との間に潜在的に形成される複合体を、該第一抗体によって認識されないN末端領域又はC末端領域に特異的に固定される第二抗体と接触させ;そして
c)タンパク質ESM−1と該第二抗体の間に潜在的に形成される複合体を検出すること
を含んでなることを特徴とする方法である。
本発明の更なる目的は、患者、特に敗血症性ショックもしくは癌を患っている患者又は血管内皮細胞に対して細胞障害性となるおそれのある治療的処置を受ける患者における、内皮血管壁の劣化を検出するための本発明による検出用キットの使用である。
本発明による検出用キットは、試料中のタンパク質ESM−1の存在を高い感度で検出できるようにする。
より具体的には、本発明者らは、ジスルフィド架橋の生成から起きるコンホメーション修飾を受けるタンパク質ESM−1の領域に特異的に固定されるモノクローナル抗体、換言すれば、配列番号1のタンパク質ESM−1のアミノ酸配列の位置20におけるアミノ酸から位置78におけるアミノ酸に及ぶタンパク質ESM−1のN末端領域に対して向けられた抗体を産生するハイブリドーマの細胞株を生成させた。
a)このタンパク質のアミノ酸配列の位置20におけるアミノ酸と位置78におけるアミノ酸の間に含有されるタンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する第一抗体;及び
b)タンパク質ESM−1のアミノ酸配列の位置79におけるアミノ酸と位置184におけるアミノ酸の間に含有されるC末端領域に特異的に結合する第二抗体
を含んでなるキットである。
実施例に示されるように、本発明による免疫検出用キットの使用は、100〜200pg/mLのオーダーのESM−1の濃度を検出するために使用されうる一方で、BECHARD et al. (2000) によって記載された試験は、1ng/mL未満のESM−1の濃度を検出しないものである。
タンパク質ESM−1のC末端部分に特異的に結合する抗体は、大腸菌のような原核細胞によって産生されタンパク質ESM−1に対して向けられる抗体でも、CHO株の細胞のような真核細胞によるもののいずれでもよい。
・BECHARD et al. (2000) によって記載されたハイブリドーマ株MEP01、MEP06及びMEP21によって産生される抗体のような、ESM−1の位置79におけるプロリン残基から位置99におけるシステイン残基に及ぶ決定基AgD1;
・BECHARD et al. (2000) によって記載されたハイブリドーマMEP08及びMEP13によって産生される抗体によって認識される、ESM−1の位置119におけるセリン残基から位置139におけるバリン残基に及ぶ抗原決定基AgD2;
・BECHARD et al. (2000) によって記載されたハイブリドーマ株MEP04、MEP14及びMEP19によって産生される抗体によって認識される、ESM−1の位置159におけるグリシン残基から位置184におけるアルギニン残基に及ぶ抗原決定基AgD3
のうちの1つを認識することのできる抗体の中から選ばれる。
・受託番号I−1944のもと1997年11月19日にCNCMへ寄託されたハイブリドーマ株によって産生される、抗原決定基D1の特異的モノクローナル抗体 (抗体MEP21);
・受託番号I−1941のもと1997年11月19日にCNCMへ寄託されたハイブリドーマ株によって産生される、抗原決定基D2の特異的モノクローナル抗体(抗体MEP08);
・受託番号I−1942及びI−1943のもと1997年11月19日にCNCMへ寄託されたハイブリドーマ株によって産生される、抗原決定基D3の特異的モノクローナル抗体(I−1942:抗体MEP14、I−1943:抗体MEP19);
を有利なものとして挙げることができる。
検出用キットを構成する抗体の1つは、有利には、それの直接的又は間接的検出を可能とする分子に共有結合で結合する。
検出を可能にする分子は、同位体であっても非同位体であってもよい。
検出を可能にする分子が間接的マーカーを含んでなる態様においては、本発明による検出用キットを構成する抗体の1つは、ビオチン又はストレプトアビジンのようなリガンドに共有結合しうる。
そのような検出用キットは、有利には、ハイブリドーマMEP14(CNCM番号I−1942)によって産生される抗体が支持体上に不動化されており、そしてハイブリドーマMEC15(CNCM番号 I−2572)によって産生される抗体がタンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体であるところのキットである。
本発明による免疫検出法
本発明の更なる目的は、試料中のタンパク質ESM−1を検出するための方法であって、次の段階:
a)試験される試料を、タンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する第一抗体又はタンパク質ESM−1のC末端領域に結合する第一抗体と接触させ;
b)該試料中に存在するタンパク質ESM−1と該第一抗体の間に潜在的に形成される複合体を、該N末端領域及び該C末端領域の中から選ばれ該第一抗体により認識されないタンパク質ESM−1の領域に特異的に結合する第二抗体と接触させ;そして
c)タンパク質ESM−1と該第二抗体の間に形成される複合体を検出する
段階を含んでなることを特徴とする方法である。
・タンパク質ESM−1と該第一抗体の間に形成される複合体、及び
・該第二抗体
の間に形成される複合体が把握されるべきである。
上の免疫検出法の第二の態様によれば、支持体上に不動化される抗体が、タンパク質ESM−1のC末端領域に特異的に結合する抗体であり、そして、第二抗体が、このタンパク質のN末端領域に特異的に結合する抗体である。
本発明による検出方法の好ましい態様においては、タンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体は、受託番号I−2572のもとCNCMへ2000年10月17日に寄託されたハイブリドーマによって産生される抗体MEC15である。
上に記載された方法の段階c)は、第二抗体に固定されることができるビオチン化抗体を用いて行われることができ、その検出を可能にする分子は、ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼタイプの複合体からなる。
本発明による検出方法の用途
本発明者らは、タンパク質ESM−1の本発明による免疫検出の方法が、ヒト、特に敗血症を患っている患者におけるタンパク質ESM−1の血清濃度を高い感度で定量でき、かつそれら患者にいて循環しているタンパク質ESM−1の量とその敗血症の重症度の間の相関関係を樹立できることを示した。
更に、本発明による免疫検出試験法の高い感度によって、単純敗血症を患う患者は、低濃度とはいえ有意に検出可能でありかつ健康なボランティアの血清中に見出されるタンパク質ESM−1の濃度よりも有意に高い(p<0.001)循環性タンパク質ESM−1の濃度を有することが示された。
対照的に、プロカルシトニンのレベルの進展とタンパク質ESM−1のものとの間には良好な相関関係がある。しかしながら、敗血症の場合におけるプロカルシトニンの生物学的意義は分かっておらず、従って、このタンパク質は敗血症の進展についての良好な生物学的マーカーに該当しない。
本発明の更なる目的は、ヒト、特に患者における内皮血管壁の劣化を in vitro で検出するための、タンパク質ESM−1についての本発明による検出用キットの使用からなる。
本発明によって、正常よりも高い循環性タンパク質ESM−1の濃度が、臓器移植を受けて免疫抑制化合物で処置された患者において見出されることも示された。循環性タンパク質ESM−1の濃度の増大は、内皮細胞、特に血管壁の内皮細胞に対する免疫抑制化合物の細胞障害活性の指標である。
更に別の側面によると、本発明は、癌を患っている患者においてタンパク質ESM−1を in vitro で定量するための上で定義されたような免疫検出用キットの使用にも関する。
システイン残基に富むタンパク質ESM−1のN末端領域に対して向けられる抗ESM−1モノクローナル抗体を得るために、タンパク質ESM−1をコードするDNA挿入物を含有する発現ベクターによって形質移入されたCHO細胞株によって産生された天然形態のタンパク質ESM−1が、精製された。
ESM−1のcDNAは、真核性発現ベクターpcDNA3(in vitorgen)に挿入され、次いで、製造業者の推奨によるリポフェクタミン(Gibco)でCHO細胞中に形質移入された。形質移入の48時間後、その細胞は、1000μg/mLの量の選択剤(G418,Gibco)の存在下で継代培養された。2週間の選択の後、G418に耐性のあるCHO細胞は、限界希釈によってクローン化された。次いで、ESM−1を発現しているクローンが選択され、CHO-ESM(CNCMへ寄託された)と命名された。
それらハイブリドーマの1つは、イソタイプIgM,kのもので、ハイブリドーマMEC11であった。
クラス IgG1,KのMEC抗体は、異なるイソタイプのMEP抗体の存在下1μg/mLの最終濃度においてMECシリーズの抗体とESM/Fcとの間に強い結合が持続することによって選択された。それら試験は、MEP及びMEC抗体の選択についての上の例に従って(特に、LASSALLE et al. (1996) によって記載された競合実験による免疫検出法によって)、ELISAによって行われた。
本免疫検出試験は、その全体に渡った特性が BECHARD et al. (2000) によって記載されたものと同一である“サンドイッチ”タイプの免疫酵素的試験からなった。
血液試料は、ELISA緩衝液中で逐次的に希釈され(1:2〜1:128)、そして実験室温度で1時間ELISAプレート上でインキュベートされた。
そのプレートは、分光光度計(anthos labtech LP40.フランス)を用いて、405nmの波長で読まれた。
本発明による免疫検出試験及び従来技術の免疫検出試験でのESM−1の測定の比較結果
形質移入されたCHO細胞株によって産生され、次いで、実施例1において記載された通りに精製された既知の濃度の組み換えタンパク質ESM−1の比較測定が行われた。
本発明による抗体の組み合わせで、0.15〜0.2ng/mLのオーダーのタンパク質ESM−1の濃度で光学密度値の有意な差が得られた。
これら2試験の間では本発明の免疫検出試験の方が5〜10倍高い感度差で観察されうるので、図1において得られた結果は、タンパク質ESM−1についての本発明による免疫検出試験が、従来技術の免疫検出試験と比較して高い感度を有することを明確に示している。
株HEK293の形質移入細胞によって産生されたタンパク質ESM−1のN末端領域に対して向けられた本発明の異なる複数の抗体を用いる免疫検出試験の比較結果
“サンドイッチ”タイプの免疫検出試験は、実施例3において記載されたプロトコールに従って行われた。
真核細胞によって産生された組み換えタンパク質ESM−1のN末端領域に対して向けられるモノクローナル抗体を“サンドイッチ”タイプの免疫酵素的試験において使用することは、高い感度のタンパク質ESM−1の測定をもたらし、かくして、その感度がある抗体から別の抗体まで再現されることが、この結果によって示される。
A.材料及び方法
A.1 免疫検出試験
本免疫検出試験は、上の実施例3に記載されたプロトコールに従って行われた。
A.2 他の血液マーカーの試験
血清可溶性ICAM−1タンパク質の定量試験が、市販のELISA試験 (Diaclone-Research, Besancon, フランス) で行われた。そのプレートは、分光光度計 (Anthos labtech LP 40, フランス) を用いて450nmの波長で読まれた。血清可溶性ICAM−1の濃度は、光学密度の測定値から計算され、ng/mLで表現された。可溶性ICAM−1タンパク質の濃度の正常値は、571±168ng/mL(219〜1042;n=77)であった。
プロカルシトニンの正常値は、0.5ng/mL未満である。全身性炎症反応症候群(SIRS)を患っている患者について測定された値は、一般に0.5〜2ng/mLであった。
A.3 対象
本検討は、4グループの対象、即ち、1グループの非アトピー健康対象(性比1)及び3グループの全身性及び/又は肺敗血症炎症性問題を患っている患者(性比1.6、年齢:56±2才)について行われた。
血液試料が採取された時には、68患者のうち、コルチコステロイドで処置された者も、血液透析を受けた者もいなかった。
A.4 定義
次の用語が、本検討において用いられた。
感染症の兆候を伴なわない全身性炎症反応症候群(SIRS)は、4つの次の臨床的基準:
a)発熱又は低体温(100.4°Fより上[<38℃]、又は>96.8°F[>36℃]の体温);
b)頻脈(>90拍動/分);
c)頻呼吸(>20呼吸/分、又はPaCO2<4.3kPa[32mmHg]);及び
d)異常白血球数>12,000細胞/mm3;<4000細胞/mm3、又は10%を超える未成熟形態の存在それぞれ;
の少なくとも2つの存在によって特徴づけられる。
重症敗血症は、臓器の機能不全、低灌流又は低血圧が付随した敗血症と定義される。低灌流及び灌流における異常には、尿量過少(分泌容量<30ml/h)、乳酸アシドーシス(2mmol/Lより大きい血清乳酸のレベル)、又は鎮静を伴なわない精神状態の急性劣化(Glasgowタイプの昏睡スコアに従う基礎値に関して少なくとも3点減少するもの)が含まれるが、それらに限られない。
A.5 検討の説明
各々の患者について、次の生物学的及び臨床的パラメータが得られた:年齢、性別、Crit. Care ed., 1992, vol. 20: 864-874 において定義された第一及び第二の診断、先例、治療、血液採取10日前の生命状態、タンパク質ESM−1の血清及び血漿濃度。
入院10日間の生存期間は「これら患者において感染症が死に直接寄与した」又は「他の死因と比較して初期炎症性問題の寄与が除外されえない」と仮定することによって選ばれた。
A.7 統計的分析
データは、平均±標準偏差として表現される。
循環性マーカーのレベルと患者状態の重症度の間の相互関連付けが、“一元分析”試験Anova (Bonferroni-Dunn)、Mann-Whitney 試験及び Wilcoxon 試験を使用して行われた。
グラフは、それらの中央値及び第一及び第三4分位値により表される縦棒のグラフの形態で作製された。
B.結果
B.1 ESM−1の血漿レベルと血清レベルの間の相関関係
第一の試験では、血液試料を採取する条件がESM−1レベルの値に影響しうるかどうかを確認した。41の健康な対象におけるESM−1の血漿レベルと血清レベルの値の比較により、強い相関関係(r=0.85;p<0.0001)が示されていた。図3では、コントロールグループに関する限り、この検討の最初の36患者については、所与の患者についてESM−1の血漿レベルと血清レベルの間に有意な差は検出されえないことが観察できる。
B.2 コントロールグループ
ESM−1の血清レベルの平均値は、表1に示されているように、健康な対象においては0.7±0.4ng/mLである一方で、アトピー対象のグループにおいてはESM−1の血清レベルは1.0±0.1ng/mLであった。
結論として、本検討において言及されたコントロールグループは、一般集団の代表である健康な非アトピー対象のグループであるので、この健康な非アトピー対象のグループにおけるESM−1レベルの平均値が基準正常値と決定された。
B.3 患者のグループ
患者の複数のグループにおける循環性マーカーの結果が、表1に纏められ、図4及び5中に示されている。
しかしながら、sICAM−1のレベルは正常値の約5倍まで増加したが、各々の患者のグループ内においては、類似のレベルを示したにすぎなかった。
更に、敗血症ショックを患っている患者のグループにおいては、ESM−1のレベルと血漿クレアチニンのレベルの間に相関関係が観察されなかった(結果は示されていない)。
敗血症ショックを患っている患者のグループ内だけででも、第0日及び第1日(n=11)におけるESM−1の血清レベルは、生存した患者よりも死亡した患者において有意に高かった(図8A〜B)。
可溶性接着分子、サイトカイン類、プロカルシトニン、又は一定の細胞の特殊な機能不全の他のマーカーのような循環性マーカーを他のパラメーターの値と組み合わせれば、タンパク質ESM−1のレベルは、敗血症を患っている患者についての臨床的重症度と結末に関する有用な情報を供給する。
・AMERICAN COLLEGE OFCHEST PHYSICIANS/SOCIETY OF
CRITICAL CARE MEDICINE CONSENSUS CONFERENCE (1992).
・ASSICOT M et al., 1993, Lancet, vol.341: 515-518
・BECHARD et al. (2000) J. Vasc, Res., vol.37 (5): 417-425.
・ICHINOSE N et al. (1991, In: Fluorometric analysis in Biomedical Chemistry, vol.10. ページ110. Chemical Analysis, Winefordner JD et al. 編集者 John Wiley and Sons, New York)
・KAYAL S et al., 1998, Am. J. Respir. Crit Care Med, vol.157:774-776;
・KOHLER 及び MIELSTEIN (1975, Nature, vol.256:495)
・KOZBOR et al. (1983, hybridoma, vol.2 (1): 7-16).
・ASSALLE P et al. (1996) The Journal of Biological Chemistry,
vol.271(34): 20.458-20.464).
・LEGER et al., (1997, Hum. Antibodies,. Vol.8 (1):3-16).
・MARTINEAU et al. (1998, J. Mol. Biol., vol.280 (1): 117-127).
・MORLEY et al., Ann. N.Y. Acad. Sci, 1982, vol. 389:406-418),
・MULLER B et al (2000), Ceit. Care Med., vol.28:977-983;
・RIDDER et al; (1995, Biotechnology N Y), vol. 13 (3): 255-260).
・REINMANN et al. (1997, AIDS Res. Hum. Retroviruses, vol.13 (11):933-943)
・SESSLER C.N. et al., Am. J. Respir. Crit Care Med., 1995,
vol. 151:1420-1427;
・SESSLER C.N., 1993, Chest, vol.104(2): 11S)
・WANNER et al., 2000. Crit. Care Mod., vol 28 (4): 950-957
Claims (18)
- 試料中のタンパク質ESM−1の検出用キットであって:
a)このタンパク質のアミノ酸配列の位置20におけるアミノ酸と位置78におけるアミノ酸の間に含有されるタンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する第一抗体;及び
b)タンパク質ESM−1のアミノ酸配列の位置79におけるアミノ酸と位置184におけるアミノ酸の間に含有されるC末端領域に特異的に結合する第二抗体
を含んでなるキット。 - 請求項1記載の検出用キットであって、タンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体が、真核細胞により産生された組み換えタンパク質ESM−1で哺乳類を免疫化することによって得られたことを特徴とするキット。
- 請求項1及び2の1項に記載の検出用キットであって、タンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体が、受託番号I−2572のもと2000年10月17日にパスツール研究所のコレクション・デ・カルチャーズ・デ・マイクロオルガニズムズ(CNCM)に寄託されMEC15と命名されたハイブリドーマ株によって産生されるモノクローナル抗体であることを特徴とするキット。
- 請求項1〜3の1項に記載の検出用キットであって、ESM−1のC末端に特異的に結合する抗体が、次の3つの抗原決定基:
a)ESM−1の位置79におけるプロリン残基から位置99におけるシステイン残基に及ぶ決定基AgD1;
b)タンパク質ESM−1の位置119におけるセリン残基から位置139におけるバリン残基に及ぶ抗原決定基AgD2;
c)タンパク質ESM−1の位置159におけるグリシン残基から位置184におけるアルギニン残基に及ぶ抗原決定基 AgD3;
の1つを認識することのできる抗体の中から選ばれることを特徴とするキット。 - 請求項4記載の検出用キットであって、タンパク質ESM−1のC末端領域に特異的に結合する抗体が、次の抗体:
a)受託番号I−1944のもと1997年11月19日にCNCMへ寄託されたハイブリドーマ株によって産生される抗体MEP21;
b)受託番号I−1941のもとCNCMへ1997年11月19日に寄託されたハイブリドーマ株によって産生されるモノクローナル抗体MEP08;
c)受託番号I−1942のもとCNCMへ1997年11月19日に寄託されたハイブリドーマ株によって産生されるモノクローナル抗体MEP14;
d)受託番号I−1943のもとCNCMへ1997年11月19日に寄託されたハイブリドーマ株によって産生されるモノクローナル抗体MEP19;
の中から選ばれることを特徴とするキット。 - 請求項1〜5の1項に記載の検出用キットであって、該2つの抗体の少なくとも1つがある分子に共有結合で連結されて、それの直接的又は間接的検出を可能にすることを特徴とするキット。
- 請求項1〜6の1項に記載の検出用キットであって、該第一又は該第二抗体が支持体上に不動化されることを特徴とするキット。
- 請求項7記載の検出用キットであって、支持体上に不動化される抗体がタンパク質ES
M−1のC末端領域を特異的に認識する抗体であることを特徴とするキット。 - 試料中のタンパク質ESM−1を検出するための方法であって、次の段階:
a)試験される試料を、
(i) このタンパク質のアミノ酸配列の位置20におけるアミノ酸と位置78におけるアミノ酸の間に含有されるタンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体、又は
(ii) タンパク質ESM−1のアミノ酸配列の位置79におけるアミノ酸と位置184におけるアミノ酸の間に含有されるタンパク質ESM−1のC末端領域に特異的に結合する抗体
からなる群から選択される第一抗体と接触させ;
b)該タンパク質ESM−1と該第一抗体の間に潜在的に形成される複合体を、
(i) 該第一抗体がタンパク質ESM−1の前記N末端領域に特異的に結合する場合には該ESM−1の前記C末端領域に特異的に結合する前記抗体、又は
(ii) 該第一抗体がタンパク質ESM−1の前記C末端領域に特異的に結合する場合には該ESM−1の前記N末端領域に特異的に結合する前記抗体
からなる群から選択される第二抗体と接触させ;そして
c)タンパク質ESM−1と該第二抗体の間に形成される複合体を検出すること
を含んでなる方法。 - 請求項9記載の検出方法であって、該第一抗体が支持体上に不動化されることを特徴とする方法。
- 請求項9及び10の1項に記載の検出方法であって、該第一抗体が、タンパク質ESM−1のC末端領域に特異的に結合する抗体であり、該第二抗体が、タンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体であることを特徴とする方法。
- 請求項9〜11のいずれか1項に記載の検出方法であって、タンパク質ESM−1のN末端領域に特異的に結合する抗体が、受託番号I−2572のもとCNCMへ2000年10月17日に寄託されたハイブリドーマによって産生される抗体 MEC15であることを特徴とする方法。
- 請求項9〜12のいずれか1項に記載の検出方法であって、段階c)が、該第二抗体に固定されることのできるビオチン化抗体を使用して行われることを特徴とする方法。
- 該番号I−1942のもと1997年11月19日にCNCMへ寄託されたハイブリドーマ株MEC15。
- 受託番号I−2572のもとCNCMへ2000年10月17日に寄託されたハイブリドーマ株MEC15によって産生されるモノクローナル抗体。
- ヒトにおける内皮血管壁の劣化を in vitro で検出するための、請求項1〜8のいずれか1項に記載の検出用キットの使用。
- 免疫抑制化合物で処置された患者におけるタンパク質ESM−1を in vitroで定量する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の検出用キットの使用。
- 癌を患う患者におけるタンパク質ESM−1を in vitro で定量するための請求項1〜8のいずれか1項に記載の検出用キットの使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0014421A FR2816410B1 (fr) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | Necessaire de detection de la proteine esm-1 et procede de detection mettant en oeuvre ledit necessaire |
PCT/FR2001/003477 WO2002039123A1 (fr) | 2000-11-09 | 2001-11-08 | Trousse et procede de detection de la proteine esm-1 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004522941A JP2004522941A (ja) | 2004-07-29 |
JP4290424B2 true JP4290424B2 (ja) | 2009-07-08 |
Family
ID=8856264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002541397A Expired - Fee Related JP4290424B2 (ja) | 2000-11-09 | 2001-11-08 | タンパク質esm−1を検出するためのキット及び前記キットを使用する検出方法 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7473564B2 (ja) |
EP (1) | EP1336109B1 (ja) |
JP (1) | JP4290424B2 (ja) |
AT (1) | ATE366420T1 (ja) |
AU (1) | AU2002223044A1 (ja) |
CA (1) | CA2428368A1 (ja) |
CY (1) | CY1106876T1 (ja) |
DE (1) | DE60129239T2 (ja) |
DK (1) | DK1336109T3 (ja) |
ES (1) | ES2290193T3 (ja) |
FR (1) | FR2816410B1 (ja) |
PT (1) | PT1336109E (ja) |
WO (1) | WO2002039123A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030091574A1 (en) * | 2001-03-23 | 2003-05-15 | Gevas Philip C. | Combination treatment of pancreatic cancer |
US20090191232A1 (en) * | 2001-05-04 | 2009-07-30 | Gevas Philip C | Combination therapy for the treatment of tumors |
WO2003005955A2 (en) * | 2001-07-09 | 2003-01-23 | Aphton Corporation | Treatment and prevention of cancerous and pre-cancerous conditions of the liver, lung and esophagus |
EP1565552A4 (en) * | 2002-07-01 | 2006-05-10 | Pharmacia Corp | ESM-1 GENE EXPRESSED DIFFERENTIALLY IN ANGIOGENESIS, LATERAL ANTAGONISTS AND CORRESPONDING METHODS OF USE |
JP4689597B2 (ja) * | 2003-03-28 | 2011-05-25 | レセプター バイオロジックス インク. | ガストリンホルモン免疫アッセイ |
JP2007524144A (ja) | 2003-06-18 | 2007-08-23 | フジツー シーメンス コンピュータース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クラスタ装置 |
AU2005228897B2 (en) * | 2004-03-29 | 2009-12-10 | Cancer Advances, Inc. | Monoclonal antibodies to gastrin hormone |
ES2400058T3 (es) * | 2004-09-22 | 2013-04-05 | Cancer Advances, Inc. | Anticuerpos monoclonales para progastrina |
ES2316293B1 (es) * | 2007-07-27 | 2010-02-05 | Institut De Reserca Hospital Universitari Vall D'hebron | Metodo para detectar una disfuncion endotelial. |
KR101058753B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2011-08-24 | 한국생명공학연구원 | 대장암 마커로서의 esm-1 유전자 및 이를 이용한대장암의 진단 및 치료에의 용도 |
EP2334698A1 (en) * | 2008-10-08 | 2011-06-22 | INSERM (Institut National de la Santé et de la Recherche Médicale) | Marker peptides for determining the occurrence of an inflammatory state in a subject |
CN103477229B (zh) * | 2011-01-21 | 2016-02-03 | 国家医疗保健研究所 | 用于预测败血症患者中呼吸衰竭、肾衰竭或血小板减少症的风险的方法和试剂盒 |
CA2903929A1 (en) * | 2013-03-04 | 2014-09-12 | Iq Products B.V. | Prognostic marker to determine the risk for early-onset preeclampsia |
TWI772927B (zh) * | 2015-03-31 | 2022-08-01 | 德商英麥提克生物技術股份有限公司 | 用於腎細胞癌(rcc)免疫治療的新型肽和肽組合物和支架 |
EP3279665B1 (en) | 2016-08-04 | 2020-07-08 | Roche Diagniostics GmbH | Circulating esm-1 (endocan) in the assessment of atrial fibrillation |
WO2022034162A1 (en) | 2020-08-14 | 2022-02-17 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Esm-1 for the assessment of silent brain infarcts and cognitive decline |
FR3135892B1 (fr) | 2022-05-30 | 2024-06-14 | Biothelis | traitement d’un syndrome de détresse respiratoire aiguë (SDRA) chez un patient |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5506111A (en) * | 1989-02-10 | 1996-04-09 | Teijin Limited | Method of immunological assaying of human osteocalcin, reagent and kit therefor, antibody to human osteocalcin, hybridoma producing said antibody, and method of producing it |
US5747280A (en) * | 1995-06-05 | 1998-05-05 | Human Genome Sciences, Inc. | Human vascular IBP-like growth factor |
WO1996017931A1 (en) | 1994-12-09 | 1996-06-13 | Human Genome Sciences, Inc. | Human vascular ibp-like growth factor |
US6670328B1 (en) * | 1997-06-24 | 2003-12-30 | Institut Pasteur De Lille | Proteins and peptides derived from protein ESM-1 and their uses in the treatment and diagnosis of diseases linked to leukocyte migration |
FR2775691B1 (fr) * | 1998-03-05 | 2000-12-15 | Pasteur Institut | Anticorps monoclonaux specifiques de la proteine esm-1, et utilisation de ces anticorps pour la detection de la proteine esm-1 |
-
2000
- 2000-11-09 FR FR0014421A patent/FR2816410B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-11-08 DK DK01993830T patent/DK1336109T3/da active
- 2001-11-08 CA CA002428368A patent/CA2428368A1/fr not_active Abandoned
- 2001-11-08 JP JP2002541397A patent/JP4290424B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-11-08 US US10/416,204 patent/US7473564B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-08 ES ES01993830T patent/ES2290193T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-08 PT PT01993830T patent/PT1336109E/pt unknown
- 2001-11-08 EP EP01993830A patent/EP1336109B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-08 WO PCT/FR2001/003477 patent/WO2002039123A1/fr active IP Right Grant
- 2001-11-08 DE DE60129239T patent/DE60129239T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-08 AU AU2002223044A patent/AU2002223044A1/en not_active Abandoned
- 2001-11-08 AT AT01993830T patent/ATE366420T1/de active
-
2007
- 2007-09-17 CY CY20071101200T patent/CY1106876T1/el unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7473564B2 (en) | 2009-01-06 |
DE60129239D1 (de) | 2007-08-16 |
ATE366420T1 (de) | 2007-07-15 |
WO2002039123A1 (fr) | 2002-05-16 |
CA2428368A1 (fr) | 2002-05-16 |
AU2002223044A1 (en) | 2002-05-21 |
US20040063164A1 (en) | 2004-04-01 |
JP2004522941A (ja) | 2004-07-29 |
PT1336109E (pt) | 2007-09-24 |
FR2816410B1 (fr) | 2003-04-18 |
EP1336109A1 (fr) | 2003-08-20 |
ES2290193T3 (es) | 2008-02-16 |
DK1336109T3 (da) | 2007-10-15 |
CY1106876T1 (el) | 2012-09-26 |
EP1336109B1 (fr) | 2007-07-04 |
DE60129239T2 (de) | 2008-03-13 |
FR2816410A1 (fr) | 2002-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4290424B2 (ja) | タンパク質esm−1を検出するためのキット及び前記キットを使用する検出方法 | |
JP2009020049A (ja) | 脳血管疾患の診断方法 | |
EP2267449B1 (en) | Biomarker for diagnosing heart failure and the use thereof | |
US20080171344A1 (en) | Methods, Kits and Materials for Diagnosing Disease States by Measuring Isoforms or Proforms of Myeloperoxidase | |
NO20110896A1 (no) | ELISA for kalprotektin | |
EP1947460B1 (en) | Method of measuring ptx3 with high sensitivity | |
EP1190259B1 (en) | Diagnostic assay for human matrix gla-protein and its use as a biomarker | |
JP5280214B2 (ja) | 炎症性腸疾患の診断方法 | |
EP0782863B1 (en) | Antibody reagent for detecting dissecting aortic aneurysm and use thereof | |
JP4164804B2 (ja) | 酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ5bに特異的なモノクローナル抗体およびその用途 | |
JP2915530B2 (ja) | ラミニン フラグメント | |
JP2009288219A (ja) | 心血管イベント発症リスクの診断方法 | |
JP2866151B2 (ja) | カルパスタチン異常症の検出方法及びキット | |
JP2878317B2 (ja) | ラミニン測定試薬 | |
JP3337523B2 (ja) | β−N−アセチルグルコサミニダ−ゼのサンドイッチ免疫測定法、および該測定法に用いるモノクロ−ナル抗体 | |
JP2002515981A (ja) | ヒトiNOSに反応するモノクロナール抗体を用いる免疫学的検定法 | |
JPH0875736A (ja) | ヒト組織因子凝固系インヒビターの定量法 | |
JP4098020B2 (ja) | 尿中のプラスミノーゲンアクチベーターインヒビター−1測定による糖尿病性腎症の進展度の判定方法 | |
JP2868841B2 (ja) | Gmp異常症の検出方法及びキット | |
JP2024070581A (ja) | Als検査用バイオマーカー及び検査方法 | |
JP3023103B2 (ja) | ラミニンフラグメント測定方法 | |
JP2925684B2 (ja) | 血小板及び血管内皮細胞の疾病の測定方法 | |
JP2009014521A (ja) | 睡眠時無呼吸症候群の診断方法 | |
WO2008012941A1 (fr) | Méthode de diagnostic d'une insuffisance cardiaque |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071206 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080306 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081006 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090106 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090304 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4290424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |