JP4282303B2 - 超音波画像形成におけるブロックスイッチング - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療装置の分野に関し、より詳細には、超音波画像形成の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波画像形成は、広い範囲の材料を検査するために使用される一般的な方法である。この方法は、その比較的に高い非侵入的な特性、低コスト及び高速な応答時間のために、医療において特に一般的である。典型的に、超音波画像形成は、送信段階において超音波の音波を発生して究明中の材料に照射し、受信段階において異質の材料の境界で発生される反射を観察することにより達成される。
【0003】
たとえば、反射は、患者の組織の間の境界で発生される。この反射は、受信装置により電気信号に変換され、当該技術分野では公知であるビーム成形技法を使用して処理され、エコー源の位置が特定される。結果として生じるデータは、モニタのような表示装置を使用して表示される。
【0004】
典型的に、究明中の材料に送信される超音波信号は、連続波又はパルスの電気信号をトランスデューサに印加することにより発生される。送信される超音波信号は、一般的に1MHzから15MHzの範囲である。超音波は、究明中の材料を通して伝播し、隣接する組織レイヤ間の境界のような構造から反射される。超音波が伝播されるとき、超音波エネルギーは散乱、反響、減衰、反射又は透過される。
【0005】
反射された信号の一部は、トランスデューサに戻り、エコーとして検出される。検出するトランスデューサは、エコー信号を電気信号に変換し、該電気信号をビームフォーマに供給する。ビームフォーマは、ライン(ビーム)に沿ったエコー源の位置を計算して、簡単なフィルタを典型的に含んでいる。
【0006】
ビーム成形の後、イメージスキャンコンバータは、幾つかのビームから得られた計算された位置情報を使用して、画像として提供することができる2次元データを発生する。従来技術のシステムでは、画像情報のレート(フレームレート)は、少なくともパルスの往復時間により制限される。このパルス往復時間は、超音波の関心のある媒体への送信と最後に反射された信号の検出との間の時間である。
【0007】
超音波パルスは、究明中の材料を通して伝播するので、追加の高調波周波数成分が生成される。これらの追加の高調波の周波数成分が発生される。これら追加の高調波の周波数成分は、伝播し続け、順次反射、又は究明中の材料における他の構造と相互作用する。基本調波及び高調波の両者が検出される。高調波信号の分析は、境界の可視化、及び特定の高調波周波数で超音波を再照射するために設計される画像コントラスト物質と一般に関連する。
【0008】
図1は、参照符号100で一般に示される、従来の超音波システムを示している。超音波システム100は、トランスデューサ素子110A〜110H、下地の材料120、及びマッチングレイヤ130からの素子アレイ105を含んでいる。下地の材料120は、素子アレイ105を支持し、下地の材料120に向けて伝播する任意の超音波エネルギーを減衰するために設計される。
【0009】
マッチングレイヤ130は、トランスデューサ素子110A〜110Hからの超音波エネルギーを関心のある材料(図示せず)に伝送する。トランスデューサ素子110A〜110Hは、送信/受信スイッチ140を介して、導体115及び117によりビームトランスミッタ150に個々に電気的に結合される。現在の技術では、トランスデューサ素子110A〜110Hは、典型的に圧電結晶素子である。送信/受信スイッチ140は、マルチプレクサ145を典型的に含んでおり、導体117の数を導体115の数よりも少なくすることができる。
【0010】
送信段階では、ビームトランスミッタ150は、送信/受信スイッチ140を通して結合され、トランスデューサ素子110A〜110Hに印加され、超音波パルス160に変換される電気パルスを発生する。超音波パルス160は、関心のある材料を探査する超音波ビーム170を成形する。超音波ビーム170は、超音波分析の空間解像度を改善するために集束される。
【0011】
図2A及び図2Bは、従来技術の集束方法を示している。ここでは、素子アレイ105は、トランスデューサ素子110A〜110Hに印加される電気パルス210のタイミングを変化することにより、超音波ビーム170を集束するために使用されるフェーズドアレイである。電気パルス210は、異なる遅延時間を有するものであり、ビームトランスミッタ150で発生される。
【0012】
電気パルス210がトランスデューサ素子110A〜110Hにより超音波パルス160に変換されるとき、焦点230に向けられる超音波ビーム170が成形される。図2A及び図2Bは、2つの一連の電気パルス210を示しており、それぞれは異なる遅延時間のセットを有しており、異なる焦点230が得られる。同様にして、アレイ105の位相差励起は、特定の方向に超音波ビーム170を向ける(操縦する)ために使用される。
【0013】
超音波システム100は、異なる経路を通して一連の超音波ビーム170を送出し、それぞれ個々の超音波ビーム170の幅よりも大きな断面領域を有する画像を形成する。複数のビームは、走査又は操縦プロセスにおいて超音波システム100から向けられる。
【0014】
超音波走査は、それぞれ個々の超音波ビーム170よりも大きな領域を画像形成するために、2つ以上の固有の超音波ビームを送信することを含んでいる。それぞれの送信段階の間で、エコーが検出される間に受信段階が行われる。超音波走査に含まれるそれぞれの超音波ビーム170は、少なくとも1つの送信/受信サイクルを必要とするので、走査プロセスは、パルスの往復時間の数倍を必要とする。
【0015】
選択的に、超音波ビーム170は、別の超音波ビーム170が発生される前に、幾つかの送信/受信サイクルで送信される。走査プロセスの間に、超音波トランスデューサ110A〜110Hが究明中の材料とは相対的に移動する場合、望まないアーチファクトが生じる可能性がある。
【0016】
図3A〜図3Eは、参照符号110A〜110Hで示される8つのトランスデューサ素子からなるトランスデューサアレイ310における、従来技術による走査プロセスを示している。電気パルスは、8つのトランスデューサ素子110A〜110Hからなるサブセット320A〜320Eに印加される。たとえば、図3Aは、トランスデューサ素子110A〜110Dを含むサブセット320Aにより成形される超音波ビーム170Aを示している。
【0017】
走査プロセスにおける次のステップは、図3Bに示されるようにトランスデューサ素子110B〜110Eを含むサブセット320Bにより成形される超音波ビーム170Bを含んでいる。サブセット320Bは、サブセット320Aに見られる殆どの(75パーセント)のトランスデューサ素子110A〜110Hを含んでいる。
【0018】
サブセット320Aとサブセット320Bは、2つのトランスデューサ素子だけ異なり、差異は、一方を包含し、他方を除くことを含んでいる。図示される例では、超音波ビーム170Bの中央は、焦点230を通過し、1つのトランスデューサ素子110に等しい距離だけ超音波ビーム170Aから離される。
【0019】
図3C〜図3Eにより例示されるように、処理は継続され、それぞれの超音波ビーム170C〜170Eを発生するために使用されるそれぞれのサブセット320C〜320Eは、前の超音波ビーム170B〜170Dを発生するために使用されるサブセット320B〜320Dと相対的に1つのトランスデューサ素子110だけ離される。
【0020】
それぞれの超音波ビーム170の送信の間で生じる受信位相において検出されたエコーは、ビームのエコーデータを発生するために使用される。ビームのエコーデータの分析は結合され、画像を形成するために変換される走査及び走査プロセスは、複数の画像を生成するために繰り返される。
【0021】
超音波ビーム170A〜170Eを生成するために使用されるトランスデューサ素子110A〜110Hのサブセット320A〜320Eは、スイッチ及びマルチプレクサ145からなるアレイを使用して選択される。これらのスイッチは、送信/受信スイッチ140に位置される。
【0022】
図4A〜図4Eは、5つの連続する超音波ビーム170A〜170Eを発生するために使用されるスイッチ410A〜410Hの状態に関する従来技術の例を示している。それぞれのスイッチ410の状態は、どのトランスデューサ素子110A〜110Hがビームトランスミッタ150に接合され、したがって励起されるかを判定する。
【0023】
たとえば、図4Aでは、最初の4つのスイッチ410A〜410Dが閉じられ、第2の4つのスイッチ410E〜410Hが開かれる。この状態により、図3Aにおけるように、最初の4つのトランスデューサ素子110A〜110Cの励起により発生されるビーム170Aとなる。
【0024】
図4Bでは、最初のスイッチ410Aが開かれ、次の4つのスイッチ410B〜410Dが閉じられ、最後の3つのスイッチ410E〜410Hが開かれる。図3Bに例示されるように、位置を設定するスイッチ410において、この切換えは、結果として生じる超音波ビーム170Bの中央の位置を設定し、その距離は、前の超音波ビーム170Aの中央から、1つのトランスデューサ素子110の幅に近似的に等しい。
【0025】
図4Cでは、最初の2つのスイッチ410A及び410Bは開いており、次の4つのスイッチ410C〜410Fが閉じており、最後の2つのスイッチ410G及び410Hが開いている。このスイッチ410の設定は、図3Cに例示されるように、超音波ビーム170Bから1つのトランスデューサ素子110だけ離された超音波ビーム170Cとなる。図4D及び図4Eは、図3D及び図3Eにそれぞれ示される超音波ビーム170D及び170Eを発生するために使用されるスイッチ410の設定を示している。
【0026】
従来のシステムには、電気的に制御されるスイッチ410及びマルチプレクサ145を使用して、超音波ビーム170を発生するために使用されるトランスデューサ素子110A及び110Hからなるサブセット320を選択するものがある。制御手段にも関わらず、走査プロセスの間、超音波ビーム170を発生するために使用されるトランスデューサ素子110A〜110Hのサブセット320は、1つのトランスデューサ素子110の包含及び排除により異なる。
【0027】
トランスデューサ素子110からなる大きなアレイに対する走査のために必要とされる時間は、超音波画像を形成するために必要とされる時間において重要な要素である。アレイは、たとえば、64、128或いはそれ以上といった多数のトランスデューサ素子100を選択的に含む。多数のトランスデューサ素子100がアレイを制御するために使用されるとき、送信/受信スイッチ140は、1つ以上のビームトランスミッタ150の出力を多数のトランスデューサ素子110に結合するマルチプレクサ145を含んでいる。
【0028】
基本トランスデューサ素子310のエッジを除いて、ビームトランスミッタ150の各出力は、各トランスデューサ素子110に結合される。トランスデューサアレイ310におけるトランスデューサ素子110がビームトランスミッタ150の全ての出力により交互に励起されるので、この結合は必要とされる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、図3A〜図3Eに例示されるように、トランスデューサ素子110Dは、4つのサブセット320A〜320D内の異なる位置に含まれる。それぞれの位置は、ビームトランスミッタ150の特定の出力と典型的に関連される。従来技術では、典型的なトランスデューサ素子110は、4、8或いはそれ以上の固有な超音波ビーム170を発生するために使用される。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明の超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される超音波トランスデューサ素子からなるアレイを含んでいる。ビームは、超音波トランスデューサ素子からなるサブセットを使用して発生される。ここでは、サブセットは、2つ以上のトランスデューサ素子のシフトにより異なる。
【0031】
このブロックスイッチングマルチプレクサによりイネーブルにされる「ブロックスイッチング」は、画像の解像度を低減することなしに、所与の領域の画像を発生することが要求される送信/受信サイクル数を低減する。
本願発明は以下のような態様で実施されうる。
【0032】
1.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を有するスキャンヘッドと、第1の超音波ビームを発生するために構成される、複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第1のサブセットと、第2の超音波ビームを発生するために構成され、第1のサブセットから2つ以上のトランスデューサ素子だけ離される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第2のサブセットと、第3の超音波ビームを発生するために構成され、第2のサブセットから2つ以上のトランスデューサ素子だけ離される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第3のサブセットと、前記複数の超音波トランスデューサ素子をビームトランスミッタに接続するために構成される送信/受信スイッチとを備えており、前記第2のサブセットは、前記複数の超音波トランスデューサのうち、前記第1のサブセットが動作している時間と前記第2のサブセットが動作している時間の間で動作するサブセットであることを特徴とする。
【0033】
2.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットにおけるトランスデューサ素子の数の少なくとも50パーセントだけ、前記第1のサブセットと前記第3のサブセットとの両者から位置的に異なることを特徴とする。
【0034】
3.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットは、前記第1のサブセットと前記第3のサブセットとの両者に関して離れていることを特徴とする。
【0035】
4.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における2つの超音波トランスデューサ素子の幅よりも大きいか、該幅に等しい距離だけ前記第2のサブセットの中央から離れており、前記第2のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における2つの超音波トランスデューサ素子の幅よりも大きいか、又は該幅に等しい距離だけ前記第3のサブセットの中央から離れていることを特徴とする。
【0036】
6.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の13パーセント以下の量だけ、前記第1のサブセットとオーバラップし、前記第3のサブセットとオーバラップすることを特徴とする。
【0037】
7.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の34パーセント以下の量だけ、前記第1のサブセットとオーバラップし、前記第3のサブセットとオーバラップすることを特徴とする。
【0038】
8.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の87パーセント以下の量だけ、第1のサブセットとオーバラップし、前記第3のサブセットとオーバラップすることを特徴とする。
【0039】
10.態様1記載の超音波システムで、前記送信/受信スイッチは、前記複数の超音波トランスデューサ素子に結合される出力と、前記ビームトランスミッタに結合される入力を含み、前記入力の数は、前記出力の数のよりも少ないことを特徴とする。
【0040】
11.態様1記載の超音波システムで、前記送信/受信スイッチは、前記複数の超音波トランスデューサ素子に結合される出力と、前記ビームトランスミッタに結合される入力とを含み、前記入力の数は、前記出力の数よりも少なく、前記出力のそれぞれは、前記入力のうちの8以下の入力に交互に結合されることを特徴とする。
【0041】
12.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して第1のデータを生成し、前記第2のサブセットを使用して第2のデータを生成するために構成されるイメージスキャンコンバータをさらに含み、前記第1のデータと前記第2のデータは、画像を形成するために使用されることを特徴とする。
【0042】
13.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して第1のデータを生成し、前記第2のサブセットを使用して第2のデータを生成するために構成されるイメージスキャンコンバータをさらに含み、前記形成された画像は、前記第1のサブセットと前記第2のサブセットに共通する超音波トランスデューサ素子の数に独立であることを特徴とする。
【0043】
15.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットに含まれる前記超音波トランスデューサ素子は、リニアアレイに配置されることを特徴とする。
【0044】
16.態様1記載の超音波システムで、前記第2のサブセットに含まれる前記超音波トランスデューサ素子は、曲線アレイに配置されることを特徴とする。
【0045】
17.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータと前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータとの間の相互相関を計算するために構成されるコンピュータコードをさらに備えることを特徴とする。
【0046】
18.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータのうちの50パーセント以下のデータと前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータのうちの50パーセント以下のデータとの間の相互相関を計算するために構成されるコンピュータコードをさらに備えることを特徴とする。
【0047】
19.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータの34パーセント以下のデータと前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータの34パーセント以下のデータとの間の相互相関を計算するために構成されるコンピュータコードをさらに備えることを特徴とする。
【0048】
20.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータと前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータとを比較するために構成されるコンピュータコードをさらに備え、前記比較の結果は、前記第1のデータと前記第2のデータとを使用して生成された画像における空間的なアラインメントを改善するために使用可能であることを特徴とする。
【0049】
21.態様1記載の超音波システムで、前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータのうちの34パーセント以下のデータを前記第2のサブセットを使用して生成された第2のデータのうちの34パーセント以下のデータと比較するために構成されるコンピュータコードをさらに備え、前記比較の結果は、前記第1のデータと前記第2のデータの両者を使用して生成される画像の品質を改善するために使用可能であることを特徴とする。
【0050】
22.態様1記載の超音波システムで、前記送信/受信スイッチは、ブロックスイッチングのためのスイッチであることを特徴とする。
【0051】
30.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を有するスキャンヘッドと、ビームトランスミッタと、前記複数の超音波トランスデューサ素子に結合される出力と、前記ビームトランスミッタに結合される入力とを有する送信/受信スイッチとを備えており、前記入力の数は、前記出力の数よりも少なく、前記出力のそれぞれは、前記入力のうちの87パーセント以下の入力に交互に結合されることを特徴とする。
【0052】
31.態様30記載の超音波システムで、前記送信/受信スイッチは、前記入力を前記複数の超音波トランスデューサ素子の3つのサブセットに連続的に結合するために構成され、前記3つのサブセットのそれぞれは、2つ以上のトランスデューサ素子の変位だけ、他の2つのサブセットとは異なることを特徴とする。
【0053】
32.態様31記載の超音波システムで、前記3つのサブセットのうちの2つは、離れていることを特徴とする。
【0054】
33.態様31記載の超音波システムで、前記3つのサブセットのそれぞれは、4つのトランスデューサ素子の変位だけ、他の2つのサブセットとは異なることを特徴とする。
【0055】
34.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を有するスキャンヘッドと、ビームトランスミッタと、前記複数の超音波トランスデューサ素子に結合される出力と、前記ビームトランスミッタに結合される入力とを有する送信/受信スイッチとを備えており、前記入力の数は、前記出力の数よりも少なく、前記出力のそれぞれは、前記入力のうちの8以下の入力に交互に結合されることを特徴とする。
【0056】
36.態様35記載の超音波システムで、前記送信/受信スイッチは、前記入力を前記複数の超音波トランスデューサ素子の3つのサブセットに連続的に結合され、前記3つのサブセットのそれぞれは、2つ以上のトランスデューサ素子の変位だけ、他の2つのサブセットから異なることを特徴とする。
【0057】
37.態様36記載の超音波システムで、前記3つのサブセットのうちの2つは、離れていることを特徴とする。
【0058】
40.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数のトランスデューサ素子を有するスキャンヘッドと、第1の超音波ビームを生成するために構成される、複数のトランスデューサ素子のうちの第1のサブセットと、前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータと、第2の超音波ビームを発生するために構成される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第2のサブセットと、前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータと、第3の超音波ビームを発生するために構成される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第3のサブセットと、前記第3のサブセットを使用して生成される第3のデータと、前記第1のデータ、第2のデータ及び第3のデータを使用して画像を生成するために構成されるイメージスキャンコンバータと、前記画像は、前記第1のサブセットと前記第2のサブセットに共通の超音波トランスデューサ素子の数に独立であって、前記第2のサブセットと前記第3のサブセットに共通の超音波トランスデューサ素子の数に独立な解像度を有し、前記第2のサブセットは、前記第1のサブセットが動作している時間と前記第3のサブセットが動作している時間の間で動作するサブセットであることを特徴とする。
【0059】
41.態様40記載の超音波システムで、前記第2のサブセットに含まれる前記超音波トランスデューサ素子は、フェーズドアレイに配置されることを特徴とする。
【0060】
42.態様40記載の超音波システムで、前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の87パーセント以下の量だけ、前記第1のサブセットとオーバラップし、前記第3のサブセットとオーバラップすることを特徴とする。
【0061】
43.態様40記載の超音波システムで、前記第1のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における2つの超音波トランスデューサ素子の幅より長い距離、又は該幅に等しい距離だけ前記第2のサブセットの中央から離れており、前記第2のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における2つの超音波トランスデューサ素子の幅より長い距離、又は該幅に等しい距離だけ前記第3のサブセットの中央から離れていることを特徴とする。
【0062】
45.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を含むスキャンヘッドと、第1の超音波ビームを発生するために構成される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第1のサブセットと、前記第1の超音波ビームが発生された後に、第2の超音波ビームを発生するために構成される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第2のサブセットと、前記複数の超音波トランスデューサ素子をビームトランスミッタに結合するために構成されるマルチプレクサと、ブロックスイッチングを使用して前記第1の超音波ビームと前記第2の超音波ビームを含む超音波の走査を実行するために構成されるコンピュータコードと、を備えることを特徴とする。
【0063】
46.態様45記載の超音波システムで、前記マルチプレクサは、前記複数の超音波トランスデューサ素子の中から前記第2のサブセットを選択するためにさらに構成されることを特徴とする。
【0064】
47.態様45記載の超音波システムで、前記超音波ビームを使用して画像が生成され、前記画像の解像度は、前記第1のサブセットと前記第2のサブセットの共通のトランスデューサ素子の数に依存しないことを特徴とする。
【0065】
48.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を有するスキャンヘッドと、第1の超音波ビームを発生するために構成される、複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第1のサブセットと、第2の超音波ビームを発生するために構成され、2つ以上のトランスデューサ素子の追加及び2つ以上のトランスデューサ素子の除去により前記第1のサブセットとは異なる、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第2のサブセットと、第3の超音波ビームを発生するために構成され、2つ以上のトランスデューサ素子の追加及び2つ以上のトランスデューサ素子の除去により前記第1のサブセット及び前記第2のサブセットの両者とは異なる、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第3のサブセットと、前記第2のサブセットは、前記第1のサブセットが動作する時間と前記第2のサブセットが動作する時間との間で走査するサブセットであることを特徴とする。
【0066】
51.態様50記載の超音波システムで、前記複数の超音波トランスデューサ素子は、2次元アレイに配置されることを特徴とする。
【0067】
52.態様50記載の超音波システムで、前記複数の超音波トランスデューサ素子は、EVアレイに配置されることを特徴とする。
【0068】
52.1 態様50記載の超音波システムで、前記複数の超音波トランスデューサ素子は、ECアレイに配置されることを特徴とする。
【0069】
53.態様50記載の超音波システムで、前記第1のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における8つの超音波トランスデューサ素子の幅よりも長い距離、又は該幅に等しい距離だけ前記第2のサブセットの中央から離れており、前記第2のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における8つの超音波トランスデューサ素子の幅よりも長い距離、又は該幅に等しい距離だけ前記第3のサブセットの中央から離れていることを特徴とする。
【0070】
54.態様50記載の超音波システムで、エコーの位置データを生成するために構成されるエリアフォーマをさらに含むことを特徴とする。
【0071】
54.1 態様50記載の超音波システムで、領域を表す2次元の位置データを生成するための手段をさらに含み、前記領域は、前記第2の超音波ビームによりカバーされることを特徴とする。
【0072】
55.画像生成システムは、複数の超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を含むスキャンヘッドと、前記複数の超音波トランスデューサ素子をビームトランスミッタに結合するために構成され、ブロックスイッチング
マルチプレクサを含む送信/受信スイッチと、前記ブロックスイッチング マルチプレクサを制御して、前記複数の超音波トランスデューサ素子のサブセットを選択するために構成されるコンピュータコードと、前記複数の超音波ビームを使用して生成されるデータを使用して、画像を生成するために構成されるイメージスキャンコンバータと、を備えることを特徴とする。
【0073】
56.態様55記載の超音波システムで、前記画像の解像度は、前記複数の超音波ビームのメンバ間でのオーバラップの量に無関係であることを特徴とする。
【0074】
57.態様55記載の超音波システムで、エコーの位置データを生成するために構成されるエリアフォーマをさらに含むことを特徴とする。
【0075】
58.態様55記載の超音波システムで、エコーの位置データを発生するために多次元フォーマをさらに含むことを特徴とする。
【0076】
59.態様55記載の超音波システムで、前記超音波トランスデューサ素子は、2次元アレイに配置されることを特徴とする。
【0077】
60.態様55記載の超音波システムで、前記第2の超音波ビームによりカバーされる領域を表す2次元の位置データを生成するための手段をさらに含むことを特徴とする。
【0078】
65.超音波システムは、超音波ビームを発生するために構成される複数の超音波トランスデューサ素子を有するスキャンヘッドと、第1の超音波ビームを発生するために構成される、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第1のサブセットと、第2の超音波ビームを発生するために、前記第2のサブセットにおけるトランスデューサ素子数の少なくとも50パーセントだけ前記第1のサブセットとは異なる、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第2のサブセットと、第3の超音波ビームを発生するために、前記第2のサブセットにおけるトランスデューサ素子数の少なくとも50パーセントだけ前記第2のサブセットとは異なる、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第2のサブセットと、前記複数の超音波トランスデューサ素子をビームトランスミッタに結合するために構成される送信/受信スイッチとを備えており、前記第2のサブセットは、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうち、前記第1のサブセットが動作する時間と前記第3のサブセットが動作する時間との間で動作するサブセットであることを特徴とする。
【0079】
70.超音波画像形成方法は、3つの連続する超音波ビームを究明中の材料に照射するステップと、前記3つの超音波ビームは、第1の超音波ビームと、第2の超音波ビームの幅の87パーセント以下だけ前記第1の超音波ビームとオーバラッピングする第2の超音波ビームと、前記第2の超音波ビームの幅の87パーセント以下だけ前記第2の超音波ビームとオーバラッピングする第3の超音波ビームを含んでおり、前記3つの連続する超音波ビームのそれぞれにより発生されるエコーを検出するステップと、前記検出されたエコーを使用して2次元の位置データを生成するステップと、を備えることを特徴とする。
【0080】
80.超音波画像形成方法は、超音波トランスデューサからなるアレイを使用して、複数の超音波ビームを発生するステップと、前記複数の超音波ビームを究明中の材料に照射するステップと、前記照射された超音波ビームにより発生されるエコーを受信するステップと、前記受信されたエコーを使用してデータを生成するステップと、前記生成された受信データを使用して、エコーの位置データを計算するステップと、前記エコーの位置データに応じて、画像を表示するステップとを備えており、1つのトランスデューサ素子よりも大きい領域を画像形成するために使用される生成されたデータは、2つのパルス往復時間以下の時間で生成されることを特徴とする。
【0081】
【発明の実施の形態】
本発明は、ブロードビーム(broad-beam)技術を使用して、エコー源の位置を判定して画像を形成するものである。検出されたエコーは、エリアフォーミング技法を使用して処理され、画像を生成するために選択的に使用されるデータを生成する。
【0082】
ブロードビーム技術では、横方向の空間解像度を判定する処理(焦点合わせ)は、検出された信号のデータ処理の間に行われる。したがって、この方法は、トランスデューサ素子110の励起のタイミングを通してのみ焦点合わせが達成されるという点で従来技法とは異なる。また、ブロードビーム技術により、1送信/受信サイクルを使用して領域にわたり画像を形成することができる。
【0083】
ブロードビーム技術により、所定の領域にわたり集束されたビームを次第に走査すること、又は次第に操縦して、2次元画像を生成する必要をなくすることができる。ブロードビーム技術を使用して生成された画像の解像度は、超音波励起パルスが送信/受信サイクルの間で移動されるトランスデューサ素子の距離又は数に依存しない。
【0084】
図5は、本発明の実施の形態による超音波システム500を示している。超音波システム500は、究明中の材料に超音波信号を印加するために使用されるトランスデューサ素子110A〜110Hからなるトランスデューサアレイ310を有するスキャンヘッド510を含んでいる。
【0085】
本発明の各種実施の形態では、トランスデューサアレイ310は、リニアアレイ、曲線アレイ、フェーズドアレイ、EVアレイ、ECアレイ等である。スキャンヘッド510により生成されるデータは、送信/受信スイッチ515を通過し、アリアフォーマ520により処理されて、位置情報が生成される。エリアフォーミングが使用されるので、所定の領域が1つのみの超音波ビームによりカバーされているときであっても、所定の領域を表している2次元の一データを生成することができる。
【0086】
位置情報は、イメージスキャンコンバータ530により連続的に使用され、画像として見るために適切なx−yデータが生成される。また、超音波システム500は、コンピュータコード540を含んでおり、送信/受信スイッチ515、ビームトランスミッタ150、エリアフォーマ520及びイメージスキャンコンバータ530を制御するのと同様に、超音波システム500を管理するために構成される。
【0087】
送信/受信スイッチ515は、マルチプレクサ517を選択的に含んでいる。典型的な実施の形態では、マルチプレクサ517は、コンピュータコードにより制御されるブロックスイッチングマルチプレクサである。
【0088】
本発明の1実施の形態では、トランスデューサアレイ310のサブセット320A,320C及び320Eは、連続的に励起される。これにより、サブセット320Cは、サブセット320Aが動作している時間とサブセット320Eが動作している時間との間で動作する、トランスデューサ素子110A〜110Hのうちで唯一のサブセット320となる。
【0089】
連続的に励起されるサブセット320A,320C及び320Eのそれぞれは、1つのトランスデューサ素子110のシフトだけ移動される。したがって、サブセット320A,320C及び320Eのそれぞれは、2つ以上のトランスデューサ素子110の追加及び2つ以上のトランスデューサ素子110の除去だけ異なる。
【0090】
連続的に励起されるサブセット320A,320C及び320Eを2つ以上のトランスデューサ素子110のシフトだけ移動する方法は、「ブロックスイッチングスイッチ」と呼ばれる。
【0091】
図6A〜図6Cは、走査の間に連続的に励起されるサブセット320A,320C及び320Eが少なくとも2つのトランスデューサ素子110A〜110Hにより移動されるように構成される、3つの連続する状態を与える実施の形態を示している。したがって、それぞれのサブセット320は、サブセット320Cにおけるトランスデューサ素子数の少なくとも50パーセントだけ位置において異なる。
【0092】
それぞれのスイッチ410の状態(開又は閉)は、どのトランスデューサ素子110A〜110Hがビームトランスミッタ150に接続され、したがって励起されるかを判定する。たとえば、図6Aでは、最初の4つのスイッチ410A〜410Dが閉じ、最後の4つのスイッチ410E〜410Hが開いている。
【0093】
このスイッチ410A〜410Dの状態は、トランスデューサ素子110A〜110Dを含むトランスデューサアレイ310のサブセット320Aの励起となる。次のスイッチの構成は、図6Bに示されている。最初の2つのスイッチ410A〜410B及び最後の2つのスイッチ410G〜410Hが開き、中央の4つのスイッチ410C〜410Fが閉じる。
【0094】
先の構成で励起されるトランスデューサ素子110A〜110Dのうちの2つ(110A及び110B)は、もはや励起されない。図6Cに示されるように、次の構成では、閉じたスイッチからなるグループは、2つのトランスデューサ素子110A〜110Hだけ再びシフトされる。このプロセスは、画像を生成するために使用されるそれぞれの走査について繰り返される。
【0095】
図6に示されるスイッチングスキームでは、それぞれのサブセット320の中央は、2つのトランスデューサ素子110A〜110Hの幅よりも長い距離、又は該幅に等しい距離だけ、他のサブセット320A,320C又は320Eの中央から離れている。
【0096】
サブセット320A,320C及び320Eの間のオーバラップは、サブセット320Cの幅の87パーセント、34パーセント又は13パーセント以下であり、交互に3つのトランスデューサ素子110の幅以下とすることができる。ブロードビーム技術が使用されるので、形成された画像の解像度は、それぞれのサブセットに共通の超音波トランスデューサ素子の数に独立である。
【0097】
図7A〜図7Cは、図6に示されるスイッチ410の構成により生成される超音波ビーム710A〜710Cを示している。図7Aでは、超音波ビーム710は、最初の4つのトランスデューサ素子110A〜110Dを含むサブセット320Aにより生成され、したがって、図6Aのスイッチ410の構成に対応している。
【0098】
図7Bでは、超音波ビーム710Bは、中央の4つのトランスデューサ素子110C〜110Fを含むサブセット320Cにより生成される。さらに、図7Cでは、超音波ビーム710Cは、最後の4つのトランスデューサ素子110E〜110Hを含むサブセット320Eにより生成される。
【0099】
生成された超音波ビーム710A〜710Cは、その幅の僅かな部分だけオーバラップされる(このオーバラップは、トランスデューサの表面で測定される)。発生されたビーム710A〜710Cの中央は、2つ以上のトランスデューサ素子110の幅により分離される。
【0100】
超音波ビーム710A〜710Cのそれぞれを発生するために使用されるトランスデューサアレイ310のサブセット320A,320C及び320Eは、それぞれのサブセット320A,320C又は320Eにおけるトランスデューサ素子110A〜110Hの数に等しい変位、又は該数よりも長い変位だけ、選択的に異なるようにされる。
【0101】
様々な実施の形態では、この変位は、4以上又は8以上のトランスデューサ素子である。しかし、シフト(変位)がサブセット320A,320C又は320Eのそれぞれにおけるトランスデューサ素子数よりも長い場合、画像の解像度、均一性及び連続性が低下される。
【0102】
図8A及び図8Bは、励起されたサブセット320A及び320Eが、それぞれのサブセット320におけるトランスデューサ素子110A〜110Hの数に等しいシフト、又は該数よりも長いシフトだけ異なるようにスイッチ410A〜410Dが設定される2つの構成を示している。
【0103】
たとえば、図8Aでは、最初の4つのスイッチ410A〜410Dが閉じ、最後の4つのスイッチ410E〜410Hが開く。この構成では、図7Cに示されるように、最初の4つのトランスデューサ素子110A〜110Dが励起され、超音波ビームが発生される。
【0104】
図8Bは、次の超音波ビーム710Cを発生するために使用されるスイッチ410の設定を示しており、ここでは、最初の4つのスイッチ410A〜410Dは開いており、最後の4つのスイッチ410E〜410Hが閉じている。サブセット320A及び320Eは、共通のトランスデューサ素子110A〜110Hを有さず、したがって離れたセットとなっている。
【0105】
図9A及び図9Bは、図8A及び図8Bのそれぞれのスイッチ構成により発生される超音波ビーム710A及び710Cを示している。図9Aは、最初の4つのトランスデューサ素子110A〜110Dを含むサブセット320Aを励起することにより発生される超音波ビーム710Aを示している。図9Bは、最後の4つのトランスデューサ素子110E〜110Hを含むサブセット320Eを励起することにより発生される超音波ビーム710Cを示している。
【0106】
2つ以上のトランスデューサ素子110の変位だけ、超音波ビーム710A〜710Cを形成するために使用されるサブセット320A,320C及び320Eが離れることにより、従来の方法と比べて、領域を画像形成するために必要とされる送信/受信サイクルの数を減少することができる。たとえば、図3に例示される従来の方法は、5つの超音波ビーム170A〜170Eを必要とし、図9に示される2つの超音波ビーム710A〜710Cにより画像形成されるボリュームよりも小さいボリュームを画像形成する。
【0107】
超音波ビーム数及び関連する送信/受信サイクル数の減少により、所定の領域を画像形成するために必要とされる電力を低減することができる。これは、それぞれの超音波ビーム710が少なくとも1つの送信/受信サイクルを必要とし、それぞれの送信/受信サイクルが少なくともパルス往復時間を要するためである。
【0108】
2つ以上の超音波トランスデューサ素子の幅で所定の領域を画像形成するためにそれぞれの超音波ビームが選択的に使用されるので、1つトランスデューサ素子の幅よりも長い領域を画像形成するための使用されるデータが、2パルス往復時間未満で生成される(幅は、トランスデューサアレイの表面で幅が測定される)。
【0109】
上述されたブロックスイッチング方法は、代表的なものである。超音波システム500は、図6〜図10のいずれかに示されるトランスデューサ素子110A〜110Hの数により限定されるものと解釈されるべきではない。
【0110】
トランスデューサ素子110の全体の数、及び超音波ビーム710A〜710Cを形成するために使用されるそれぞれのサブセット320内のトランスデューサ素子110A〜110Hの数の両者は、選択的に、図示されるものよりも多くすることができ、又は少なくすることができる。本実施の形態で記載されるシステム及び方法は、リニアシステム及び曲線システムを含む様々なトランスデューサアレイ310の形態により使用される。
【0111】
ブロックスイッチングにより、送信/受信スイッチ515及びマルチプレクサ517の複雑さを従来に比べて減少することができる。この低減された複雑さは、ビームトランスミッタ150のそれぞれの出力が、トランスデューサアレイ310のうちの幾つかのトランスデューサ素子に結合されない実施の形態において生じる。
【0112】
従来技術と対照的に、それぞれのトランスデューサ素子110は、高々2つの超音波ビーム710A〜710Cを発生するために選択的に使用される。様々な実施の形態では、送信/受信スイッチ515からのそれぞれの出力は、送信/受信スイッチ515への3以下の入力又は8以下の入力に結合される。別の実施の形態では、送信/受信スイッチ515からのそれぞれの出力は、送信/受信スイッチ515への入力のうち、87パーセント以下の入力に結合される。
【0113】
1実施の形態では、励起されたサブセット320A〜320Eのそれぞれは、少数のトランスデューサ素子110A〜110Hだけオーバラップする。このオーバラップは、サブセット320A〜320Eのサイズの典型的には50パーセント以下、時には34パーセント以下であり、選択的に、1つ又は2つのトランスデューサ素子110A〜110Hと同様に小さい。僅かなオーバラップにより、異なる超音波ビーム710A〜710Cを使用して発生されるデータ間の比較が可能となる。
【0114】
1実施の形態では、この比較は、スキャンヘッド510と究明中の材料との間の相対的な移動から生じるエコーの位置において相関される変化を検出するために使用される相互相関の計算を含んでいる。エコーの位置におけるこれらの変化は、異なる超音波ビーム710A〜710Cを使用して生成される画像において、アーチファクトを潜在的に生じる。相互相関の結果は、コンピュータコード540により使用され、結果として生じる画像の品質に関する相対的な移動の効果を低減させる。
【0115】
図10は、本発明による走査を実行する方法に含まれる処理を示している。サブセットを選択するステップ1010では、トランスデューサ素子110A〜110Hのサブセット320Aは、スイッチ410A〜410Dを使用した励起のために選択される。超音波ビーム710を発生するステップ1020では、送信/受信サイクルが実行される。このサイクルは、選択されたサブセット320Aを励起するステップ、超音波ビーム710を究明中の材料に送信するステップ、及び該送信により発生されるエコーを検出するステップを含んでいる。
【0116】
走査が完了されたかを判定するステップでは、コンピュータコード540は、現在の走査が完了したかを判定する。完了していない場合、処理は、新たなサブセットを選択するステップ1040に続き、新たなサブセット320が選択される。新たなサブセット320は、2つ以上のトランスデューサ素子110の移動だけ、予め選択されたサブセット320とは位置において異なる。
【0117】
ステップ1040で選択された新たなサブセット320は、ステップ1010又はステップ1040で予め選択されたサブセット320と共通のトランスデューサ素子110A〜110Hのうちの0,1又は2つを選択的に含む。ステップ1040に続き、ステップ1020が再び繰り返される。
【0118】
ステップ1030で、コンピュータコード540が現在の走査が完了していると判定した場合、処理は、別の走査ステップ1050を問合せるステップ1050に続く。ステップ1050は、コンピュータコード540を使用して、別の走査を実行すべきかが判定される。別の走査を実行する場合、処理はステップ1010に戻り、別の走査を実行しない場合、処理が終了される。
【0119】
図11は、本発明により1実施の形態により画像を形成するための方法における処理を示している。超音波ビーム710を発生するステップ1110は、送信/受信サイクルが実行される。この送信/受信サイクルは、選択的にフィルタリング、さもなければ処理されるエコーデータを発生する。このエコーデータは、エコーデータをエリアフォーマ520に供給するステップ1115において、エリアフォーマ520に連続的に提供される。
【0120】
エリアフォーマ520は、エコーデータを使用して、位置データ生成ステップ1120において、位置データを発生する。この位置データは、究明中の材料内のエコー源の位置に関する情報を含んでいる。ブロードビーム技術が使用されるので、1つのサブセット320を使用して送信される1つの超音波ビーム710は、2次元領域にわたり位置データを生成する。
【0121】
位置データをイメージスキャンコンバータ530に供給するステップ1125では、位置データはイメージスキャンコンバータ530に供給される。このコンバータは、画像を見るためにx−y座標系に適したデータに位置データを変換する。
【0122】
x−y座標系の位置データは、位置データを記憶するステップ1130で記憶される。走査が完了されたかを判定するステップは、コンピュータコード540が使用され、現在の走査が完了されたかが判定される。完了されていない場合、処理はステップ1110に戻り、可能であれば新たな超音波ビーム710を使用して、別の送信/受信サイクルを実行する。
【0123】
走査が完了した場合、処理は、相互相関を実行するステップ1140に進み、ここでは、ステップ1130で記憶された位置データに関して相互相関が実行される。ステップ1130で記憶された位置データは、複数のサブセット320A,320C及び320Eを使用して順次発生される複数の超音波ビーム720A〜720Cを使用して発生されたデータを含んでいる。
【0124】
相互相関は、オーバラップする位置をカバーし、異なる送信/受信サイクルから生じたデータに対して、特に適用される。たとえば、相互相関の1態様では、サブセット320A及び320Cを使用して生成されたデータが相関される。相互相関は、データ内の特徴の位置における相関されるシフトを検出する。
【0125】
たとえば、スキャンヘッド510が究明中の材料と相対的に1ミリメータだけ動く場合、相互相関は、この動きの大きさを検出して判定する。相互相関は、データを比較する1つの手段であり、それぞれのサブセット320を使用して生成されるデータの一部を選択的に含んでいる。たとえば、相互相関は、特定のサブセット320を使用して発生されるデータのうち、50パーセント以下のデータ、又は34パーセント以下のデータを含むことができる。
【0126】
代替的な実施の形態では、比較に関する他の公知の方法も使用される。空間的な調節を判定するステップ1145では、任意の移動の影響を低減するために必要とされる位置的な調節は、相互相関の結果から決定される。位置データを選択的に調節するステップ1150では、位置の調節情報が使用され、サブセット320A,320C及び320Eを使用して生成される画像における領域の空間的なアラインメントに関して、位置データが調節される。
【0127】
位置データを結合するステップ1160では、位置データが結合され、選択的に究明中の材料とスキャンヘッド510との相対的な移動から生じるアーチファクトなしに、位置データからなる複合セットが形成される。画像を生成するステップ1165では、位置データの複合セットが使用され、画像を表示するステップ1170で表示される画像が生成される。
【0128】
代替的な実施の形態では、ステップ1125で位置データをx−y座標系に変換する前に、相互相関ステップ1140及び/又は調節ステップ1150が実行される。
【0129】
図11を使用して説明される相互相関技法及びアーチファクト低減技法は、ブロードビーム技術により可能となる。これらの技術では、超音波ビーム710の幅は、横方向の解像度の要件によりもはや制限されないため、1実施の形態では、超音波システム500は、超音波ビーム170の幅及び位置を選択的に調節して、相互相関のために十分なビーム間のオーバラップを達成する。
【0130】
同時に、超音波ビーム170の幅は、オーバラップする領域が超音波ビーム170の全体の幅のうちの一部であるように十分に大きい。たとえば、オーバラップする領域は、全体の幅の34パーセント以下とすることができる。ある実施の形態では、オーバラップする領域は、超音波ビーム170の全体の幅のうちの10パーセント以下であり、相互相関及びアーチファクト低減を実行するためになお十分である。
【0131】
本実施の形態で述べたプロセス及び装置の様々な実施の形態の説明から、上述した実施の形態に対する様々な変更及び追加は、本発明の原理から逸脱することなしに行うことができることは、当業者であれば明らかであろう。たとえば、トランスデューサ素子110A〜110Hは、代替的な超音波発生素子により置き換えることができる。送信/受信スイッチ515は、個別の送信及び受信スイッチにより置き換えることができる。さらに、サブセット320は、様々なシーケンスにおいて超音波ビーム710を発生するために使用することができる。
【0132】
他の実施の形態では、上述した実施の形態で開示された方法及び装置は、2次元のトランスデューサアレイに適用することができる。これらの実施の形態では、「ブロック」は、2次元のトランスデューサアレイからなる1次元のサブセット又は2次元のサブセットを選択的に含んでいる。ブロックスイッチング技術は、ボリュームフォーミング及び多次元フォーミング技術を含むシステムのような、3次元又は4次元の画像形成システムに拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の超音波システムを示す図である。
【図2A】従来の集束方法を示す図である。
【図2B】従来の集束方法を示す図である。
【図3】図3A〜図3Eは、8つのトランスデューサ素子からなるフェーズドアレイにおける従来の走査プロセスを示す図である。
【図4】図4A〜図4Eは、5つの連続する超音波ビームを発生するために使用されるスイッチの状態に関する従来の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態による超音波システムを示す図である。
【図6】図6A〜図6Cは、本発明の実施の形態に従い構成されるスイッチの3つの連続する状態を示す図である。
【図7】図7A〜図7Cは、図6に示されるスイッチ構成により発生される超音波ビームを示す図である。
【図8】図8A〜図8Bは、本発明の実施の形態によりトランスデューサ素子のサブセットを例示するようにスイッチが設定される2つの構成を示す図である。
【図9】図9Aは、図8Aのスイッチ構成により発生される超音波ビームを示す図であり、図9Bは、図8Bのスイッチ構成により発生される超音波ビームを示す図である。
【図10】本発明の1実施の形態に従い走査を実行するためのフローチャートである。
【図11】本発明の1実施の形態に従い画像を形成するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100:超音波システム
105:素子アレイ
110A〜110H:トランスデューサ素子
120:下地の材料
130:マッチングレイヤ
140:送信/受信スイッチ
145:マルチプレクサ
150:ビームトランスミッタ
160:超音波パルス
170:超音波ビーム
500:超音波システム
515:送信/受信スイッチ
517:マルチプレクサ
520:エリアフォーマ
530:イメージスキャンコンバータ
540:コンピュータコード
Claims (18)
- 超音波システムであって:
超音波ビームを発生するための複数の超音波トランスデューサ素子を有するスキャンヘッドを備え、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうちの第1のサブセットは第1の超音波ビームを発生し、前記複数のトランスデューサ素子のうちの第2のサブセットは前記第1のサブセットから2つ以上のトランスデューサ素子だけ変位しており、第2の超音波ビームを発生し、前記複数のトランスデューサ素子のうちの第3のサブセットは前記第2のサブセットから2つ以上のトランスデューサ素子だけ変位しており、第3の超音波ビームを発生し、
当該超音波システムはさらに:
前記複数の超音波トランスデューサ素子をビームトランスミッタに結合するための送信/受信スイッチを備え、前記第2のサブセットは、前記複数の超音波トランスデューサ素子のうち、前記第1のサブセットが動作している時間と前記第3のサブセットが動作している時間との間で動作する唯一のサブセットであり、前記ビームトランスミッタは検査対象物質中に超音波ビームを送信するために前記トランスデューサ素子に加えられる電気パルスを発生させ、生成されるエコーを検出するよう構成されており、前記第2の超音波ビームは前記第1および第3の超音波ビームの一部とオーバラップするものであり;
当該超音波システムはさらに:
単一の超音波画像のために前記第1の超音波ビーム、前記第2の超音波ビームおよび前記第3の超音波ビームに対応するエコーからエコー位置データを生成するイメージスキャンコンバータを備えることを特徴とする超音波システム。 - 前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットにおけるトランスデューサ素子数の少なくとも50パーセントだけ、前記第1のサブセットと前記第3のサブセットの両者から位置において異なる、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第1のサブセットと前記第3のサブセットが互いから離れている、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 第1のサブセットの中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における2つの超音波トランスデューサ素子の幅よりも長い距離、又は該幅に等しい距離だけ前記第2のサブセットの中央から変位しており、前記第2のサブセットの前記中央は、前記複数の超音波トランスデューサ素子における2つの超音波トランスデューサ素子の幅よりも長い距離、又は該幅に等しい距離だけ前記第3のサブセットの中央から変位している、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の13パーセント以下の量だけ、前記第1のサブセットと前記第3のサブセットとにオーバラップする、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の34パーセント以下の量だけ、前記第1のサブセットと前記第3のサブセットとにオーバラップする、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第2のサブセットは、前記第2のサブセットの幅の87パーセント以下の量だけ、前記第1のサブセットと前記第3のサブセットとにオーバラップする、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記送信/受信スイッチは、前記複数の超音波トランスデューサ素子に結合される出力と、前記ビームトランスミッタに結合される入力とを含み、前記入力の数は、前記出力の数よりも少ない、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記送信/受信スイッチは、前記複数の超音波トランスデューサ素子に結合される出力と、前記ビームトランスミッタに結合される入力とを含み、前記入力の数は、前記出力の数よりも少なく、前記出力のそれぞれは、前記入力のうちの8未満の入力に交互に結合される、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- イメージスキャンコンバータによって生成される前記第1のサブセットに対応する第1のデータと前記第2のサブセットに対応する第2のデータが、前記第1のサブセットと前記第2のサブセットとに共通な超音波トランスデューサ素子の数に独立な解像度を有する画像を形成するために使用される、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第2のサブセットに含まれる超音波トランスデューサ素子は、リニアアレイに配置される、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第2のサブセットに含まれる超音波トランスデューサ素子は、曲線アレイに配置される、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータと前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータとの間の相互相関を計算するためのコンピュータコードをさらに備える、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータのうちの50パーセント以下のデータと、前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータのうちの50パーセント以下のデータとの間の相互相関を計算するためのコンピュータコードをさらに備える、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 前記第1のサブセットを使用して生成される第1のデータのうちの34パーセント以下のデータと、前記第2のサブセットを使用して生成される第2のデータのうちの34パーセント以下のデータとの間の相互相関を計算するためのコンピュータコードをさらに備える、ことを特徴とする請求項1記載の超音波システム。
- 超音波システムの動作方法であって:
3つの相続く超音波ビームを発生させるステップを有し、ここで、前記超音波ビームのそれぞれは複数のトランスデューサによって生成され、第2の超音波ビームは該第2の超音波ビームの幅の87パーセント以下の幅だけ第1の超音波ビームとオーバラップし、第3の超音波ビームは前記第2の超音波ビームの幅の87パーセント以下の幅だけ前記第2の超音波ビームとオーバラップし、
当該方法はさらに:
検査対象からの、前記3つの相続く超音波ビームのそれぞれに対応するエコーを検出するステップと、
前記検出されたエコーを使用して、エコー位置データを生成するステップと、
前記エコー位置データから単一の超音波画像を生成するステップと
を備えることを特徴とする方法。 - 前記エコー位置データは、エリアフォーミングを使用して生成される、ことを特徴とする請求項16記載の方法。
- 画像の解像度は、前記第1の超音波ビーム、第2の超音波ビーム及び第3の超音波ビームの間のオーバラップに独立である、ことを特徴とする請求項16記載の方法。
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