JP4281561B2 - 文書公開方法 - Google Patents
文書公開方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4281561B2 JP4281561B2 JP2004017780A JP2004017780A JP4281561B2 JP 4281561 B2 JP4281561 B2 JP 4281561B2 JP 2004017780 A JP2004017780 A JP 2004017780A JP 2004017780 A JP2004017780 A JP 2004017780A JP 4281561 B2 JP4281561 B2 JP 4281561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- word
- document
- public
- user
- restriction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
Description
本発明の他の目的は、文書から抽出した文書情報をセキュアーに公開することであり、公開制限単語を含む文書情報から文書を検索する仕組みを提供することである。
本発明のセキュリティ機能付き文書処理装置は、文書および文書から抽出した単語情報(例えば、係り受けの関係にある単語ペアなど)に含まれる公開制限単語を特定し、その単語を種別と付加文字列から成るマスキング文字列に置換して公開する。ここで付加文字列はランダムに生成、あるいは決められた規則に基づいて生成する。文書の情報性を保つために、同じ文書内の異なる単語に対するマスキング文字列は互いに異なるという特徴および、同じ文書内の同じ単語に対するマスキング文字列は同じであるという特徴を設ける。また、情報のセキュリティのために、同じ単語のマスキング文字列は、すべての文書で共通であってはならないという特徴を設ける。また、単語情報指定の文書検索では、検索条件である単語情報に公開制限単語が含まれている場合は、公開制限単語以外の単語情報を構成する単語で検索、あるいは同じ種別の単語に拡張して検索するかどうかの画面を表示し、検索実行の要否を指定できる仕組みを提供する。
その他の効果として、単語情報に含まれる公開制限単語をマスキングしても、セキュアーかつ容易に、単語情報指定の文書検索が実現できる。
図1は、本実施例の文書公開装置の構成図である。本装置は、中央処理装置CPU101と、主メモリ102と、表示装置103と、入力装置104と、記憶装置110と、で構成される。記憶装置110には、OS(オペレーティングシステム)111と、文書データ112と、公開制限単語データ113と、ユーザ情報データ114と、ユーザ認証プログラム115と、文書検索プログラム116と、公開文書生成プログラム117と、文書表示プログラム118と、が格納されている。
int(R×26)+1 = 2 … B (1はA、2はB、3はC…、26はZを示す)
である場合、種別“社員”と付加文字列“B”を組み合わせた“社員B”が、生成されるマスキング文字列となる。但し、生成したマスキング文字列が、すでに同じ文書に含まれる別の公開制限単語のマスキング文字列と同一の場合は、再度マスキング文字列を生成し、同じ文書内の異なる公開制限単語は、異なるマスキング文字列を生成する。したがって、マスキング文字列に置換しても、同じ文書内で異なる公開制限単語のマスキング文字列は区別できるという特徴がある。また、文書ごとにマスキング文字列を別途作成するようにすれば、複数の文書で同じマスキングが行われた箇所を比較すればマスキング前の単語が判明してしまうということを防ぐことができ、文書情報のセキュリティを向上させることができる。
次に、ユーザから単語ペアで文書検索の要求を受け、該単語ペアが含まれる文書を文書データから抽出し、表示装置に該文書を表示する(S709)。ここで、公開制限単語を含む単語ペアが指定された場合には、図10に示す画面を表示装置に表示し、公開制限単語が含まれているため検索できない旨を表示し、単語ペアに含まれる公開制限単語以外の単語で検索するかどうかの確認画面を表示し、ユーザに検索実行の有無を確認させる。例えば、“[社員A]−不親切”という単語ペアがあり、この単語ペアで検索要求を受けた場合には、“[社員A]”が公開制限単語であるため“不親切”という単語で検索するかどうかの確認画面を表示し、“はい”が選択された場合は“不親切”という単語が含まれている文書を検索し、“いいえ”が選択された場合は検索を実行しない。したがって、公開制限単語を含む単語ペアであっても、簡単な操作で問題ない単語を検索条件として検索できる。また、文書の検索要求がない場合は、ステップS709をスキップする。
本実施例は、実施例2に記載の文書処理装置において、公開制限単語を含む単語ペアは、アクセス権に応じて公開制限単語を種別が共通の単語に展開して本文を検索できる文書処理装置を提供するものであって、公開制限単語テーブルを、公開制限単語と、公開制限単語のアクセスレベルと、公開制限単語の種別と、上位概念と、上位概念のアクセスレベルから成る、図11に示すテーブルのように拡張する。図11の例では、各々の公開制限単語に1つの上位概念を設定しているが、アクセスレベルに応じて上位概念を複数用意したい場合は、テーブルを更に拡張し、1つの公開制限単語に対して複数の上位概念を設定しても構わない。
Claims (2)
- 記憶装置と、主メモリと、演算部と、入力装置と、表示装置とそれらの間を結ぶインターフェース手段とを有するコンピュータを準備し、
前記記憶装置には、文書データと、公開制限単語データと、
ユーザごとのユーザID、パスワード、およびアクセスレベルとを有するユーザ情報データと、
ユーザ認証プログラムと、文書検索プログラムと、公開文書生成プログラムと、文書表示プログラムとが記憶され、
前記公開制限単語データには、公開制限単語と、その各単語に対応して、公開制限を行うユーザのアクセスレベルおよび単語の種別を含み、
コンピュータが前記ユーザ認証プログラムを読み込むことにより、かつ、前記入力装置からの入力を受け、入力ユーザIDおよび入力パスワードを取得し、
コンピュータが前記ユーザ認証プログラムを読み込むことにより、前記入力ユーザIDおよび前記入力パスワードと、前記ユーザ情報データとの照合によってコンピュータのユーザを特定し、前記ユーザの前記アクセスレベルを取得し、
コンピュータが前記文書検索プログラムを読み込むことにより、かつ、前記入力装置からの単語入力を受けることにより、前記単語が含まれる文書を前記文書データから抽出し、前記ユーザの前記アクセスレベルの値と前記公開制限単語データを用いて公開する文書に含まれる公開制限単語を特定し、
コンピュータが前記公開文書生成プログラムを読み込むことにより、前記公開制限単語をマスキングする文字列を生成し、前記公開する文書内の前記公開制限単語を前記生成した文字列で置換したものを公開文書として生成し、
コンピュータが前記文書表示プログラムを読み込むことにより、前記公開文書を前記表示装置に表示させる方法であり、
前記公開制限単語とは、特定のユーザには公開し、他の特定のユーザには公開を制限する単語であり、かつ、前記ユーザのアクセスレベル値が前記公開制限単語に設定されているアクセスレベル値よりも小さい場合には、公開制限単語とはせず、前記ユーザのアクセスレベル値が前記公開制限単語に設定されているアクセスレベル値以上の場合には、公開制限単語とするものであり、
前記生成される公開文書の数は複数個であり、コンピュータが前記公開文書生成プログラムを読み込むことにより、第1の公開文書および第2の公開文書の中に同じ公開制限単語がある場合には、その同じ公開制限単語のマスキング文字列は前記第1の公開文書に用いるものと前記第2の公開文書に用いるものとは異なるものとなるように、前記第2の公開文書に用いるマスキング文字列を再作成し、かつ、同じ文書内の異なる公開制限単語は異なるマスキング文字列とすることを文書公開方法。 - 前記記憶装置には、さらに単語情報データ生成プログラムが記憶され、
コンピュータが前記単語情報データ生成プログラムを読み込むことにより、かつ、形態素解析を用いることにより、読み出した前記文書データを単語に分割して単語と品詞情報を取得し、次に、前記単語と前記品詞情報を用いて、係り受けの関係にある単語のペアを複数個取得し、さらに、その単語ペアの文書中における数を計数して各単語ペアの頻度数と単語ペアとからなる単語情報データを求め、
前記ユーザの前記アクセスレベルの値と前記公開制限単語データを用いて公開する単語情報に含まれる公開制限単語を特定し、
コンピュータが前記公開文書生成プログラムを読み込むことにより、異なる単語ペアに含まれる同じ公開制限単語はすべて異なるマスキング文字列となるように、かつ、それぞれマスキング文字列を生成するように処理することを特徴とする請求項1記載の文書公開方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004017780A JP4281561B2 (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 文書公開方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004017780A JP4281561B2 (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 文書公開方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005215717A JP2005215717A (ja) | 2005-08-11 |
JP2005215717A5 JP2005215717A5 (ja) | 2006-10-12 |
JP4281561B2 true JP4281561B2 (ja) | 2009-06-17 |
Family
ID=34902469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004017780A Expired - Fee Related JP4281561B2 (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 文書公開方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4281561B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4647438B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-03-09 | 株式会社日立ソリューションズ | 文書管理システム |
JP2008217652A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Toshiba Corp | データ管理システム、データ管理サーバ、およびデータ管理プログラム |
JP5095281B2 (ja) * | 2007-07-11 | 2012-12-12 | 株式会社日立製作所 | 文字列匿名化装置、文字列匿名化方法及び文字列匿名化プログラム |
WO2009041366A1 (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 検索仲介システム |
JP2009093325A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報編集装置及びプログラム |
JP2009116555A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Hitachi Systems & Services Ltd | 文書管理方法、文書管理装置、プログラムおよび記録媒体 |
KR100925985B1 (ko) | 2007-11-30 | 2009-11-10 | 주식회사 케이티 | 사용자 인터페이스 보안 장치 및 그 방법 |
JP5471065B2 (ja) * | 2009-06-24 | 2014-04-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 文書情報生成装置、文書登録システム、及びプログラム |
JP5812805B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2015-11-17 | 三菱スペース・ソフトウエア株式会社 | 文書秘匿システム、文書秘匿プログラムおよび文書秘匿方法 |
JP6907948B2 (ja) * | 2018-01-04 | 2021-07-21 | 富士通株式会社 | ファイル生成プログラム、ファイル生成方法及びファイル生成装置 |
JP2020021505A (ja) * | 2019-10-09 | 2020-02-06 | 株式会社ニコン | 情報処理装置 |
JP7388997B2 (ja) * | 2020-09-07 | 2023-11-29 | 株式会社日立製作所 | 音声情報加工システム及び音声情報加工方法 |
-
2004
- 2004-01-27 JP JP2004017780A patent/JP4281561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005215717A (ja) | 2005-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9703985B1 (en) | Concealing a personal number | |
US10454932B2 (en) | Search engine with privacy protection | |
JP4625334B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体、並びに資源管理装置 | |
US8649552B2 (en) | Data obfuscation of text data using entity detection and replacement | |
US9058505B2 (en) | Providing access control for public and private document fields | |
JP2005259015A (ja) | 文書開示装置、文書開示システム、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4281561B2 (ja) | 文書公開方法 | |
US9262104B2 (en) | Information processing apparatus, image processing apparatus, and information processing system | |
US10552497B2 (en) | Unbiasing search results | |
EP1314089A1 (en) | Method for searching a digital rights management package | |
WO2022064348A1 (en) | Protecting sensitive data in documents | |
Laybats et al. | Information security | |
Swaminathan et al. | Wearmail: On-the-go access to information in your email with a privacy-preserving human computation workflow | |
JP2014013474A (ja) | ログ監査システム | |
JP6781373B2 (ja) | 検索プログラム、検索方法、および検索装置 | |
JP2006293671A (ja) | 情報処理装置,ファイル管理システムおよびファイル管理プログラム | |
JP4082520B2 (ja) | 個人情報探索プログラム | |
CN105354506B (zh) | 隐藏文件的方法和装置 | |
US20180300473A1 (en) | Making Unique Passwords from the Same String of Characters, Including Any String of Characters in a Web Address | |
JP2007128387A (ja) | 電子回覧システム | |
JP2012043258A (ja) | 検索システム、検索装置、検索プログラム、記録媒体及び検索方法 | |
JP2007299093A (ja) | 文書管理システム | |
US9698990B1 (en) | Making unique passwords from the same string of characters, including any string of characters in a web address | |
US20230053670A1 (en) | Information processing device, information processing method, and non-transitory computer readable medium | |
JP7265199B2 (ja) | 支援装置、支援方法、プログラム、及び支援システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060830 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090309 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |