JP4261776B2 - 往復動ピストン装置、特に、内燃機関の滑り軸受監視方法及び装置 - Google Patents

往復動ピストン装置、特に、内燃機関の滑り軸受監視方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、往復動ピストン装置、特に、請求項1の前段部分に記載の内燃機関の滑り軸受を監視する方法及び請求項7の前段部分に記載の方法を実施するための装置に関する。
【0002】
(先行技術)
特に、内燃機関のような往復動ピストン装置の滑り軸受を監視する方法及び装置は、EP−B−0141348により公知である。潤滑フィルムにより互いに絶縁され、相対的に動き、かつ、異なる導電材料から形成された2つの部材間の接触点における潤滑を、内燃機関のクランクシャフトの主軸受を監視することにより、監視する方法及び装置が記載されている。これら2つの部材は、実際の潤滑点を通るとともに、電圧源及び外部接続部を有する電気回路に配置される。潤滑フィルムが摩耗したときに低下する回路の抵抗と、潤滑フィルムが摩耗したときに摩擦熱により接触点に生ずるとともに、ガルバニ電圧源(galvanic voltage source)として使用される熱起電力(thermal e.m.f)が、2つの滑り軸受部材間の大きな面積に対して、潤滑の欠乏により引き起こされかつ熱ダメージを示す金属接触が生じたときに、回路の外部電気接続により電流を発生させるのに使用される。この電流は、制御信号または警告信号として使用される。回路の接続部は、大面積の接触点に電気的に整合される抵抗として具体化される。外部接続部の抵抗において生ずる電圧降下が測定され、制御信号をトリガするのに使用される。この場合には、制御信号は、幅広い形態で理解されるべきであり、例えば、制御信号は、別の作用をトリガする切換え信号、例えば、内燃機関を停止しあるいは警告装置をトリガする切換え信号として使用することもできる。この方法及び装置は、簡単に生ずる電圧ピークの場合には、制御信号の出力が、時間に関する電圧ピークの予め定められた周波数及び/または振幅の増加傾向が生ずるまで、抑えられるように、便宜上具体化される。
【0003】
1つの共通の物理的単位として配置され、あるいは別々に配置される複数の潤滑点または滑り軸受の同時監視の際に、熱電流がどの滑り軸受から開始するのかを、熱電流に基づいて定めることはできない。影響を受ける滑り軸受を識別するためには、個々の潤滑点に追加の熱的監視手段を設けるとともに、個々の滑り軸受において生ずる温度を測定して比較することにより、どの軸受の温度が制御信号をトリガする値に到達したかを識別することができるようにすることが必要である。しかしながら、かかる測定は、比較的複雑であるとともに、特に、滑り軸受には適していないので、よくあることであるが、例えば、ロッド軸受を接続するために及びピストンのピストンボルトに関して、適宜の追加の熱的監視手段を配置することはできない。
【0004】
(発明の概要)
本発明の目的は、往復動ピストン装置、特に、内燃機関の滑り軸受(plain bearing)を監視する方法及び装置を提供することにある。
【0005】
この目的は、
(a)請求項1の特徴部分に記載の構成を備えた方法、及び
(b)請求項7の特徴部分の構成を備えた装置
に係る本発明により達成することができる。
【0006】
軸受の状況に関する極めて詳細な情報と、ダメージの個所に関する極めて詳細な情報は、例えば、得られる熱電流曲線(thermocurrent curve)を電気的に増幅しかつ拡げるとともに、これをクランクシャフトの角度位置と関連させ、かつ、この曲線により作動サイクルの全体に亘って滑り軸受の有意の徴候を調べることにより得られる。熱電流曲線のかかる分析は、好ましくは、例えば、試験により得ることができるコンピュータプログラムを用いて行うことができる。本発明の方法及び装置はまた、満足のいく滑り軸受においては、熱電流、従って、制御信号は生じないので、好ましくは誤った警告のない監視手段を提供する。
【0007】
熱電流曲線が全く生じない場合には、「軸受全体が満足な状態にある」("satisfactory overall bearing state")ことを意味する。低レベルの一定の熱電流曲線は、ダメージを与えない混合摩擦(mized friction)を示す。簡単に発生しかつ再び消失する曲線のふれ(deflection)は、軸受シェルの部材の損傷(breaking off)のような一時的なダメージ(ホットスポット)を示すことができるが、これは、損傷した部材の溶融により再度回復することができる。一方、この曲線に大きいふれが連続して生じた場合には、このふれは、ダメージを受けた滑り軸受であって、その位置が、曲線のふれの角度位置及び/または曲線の形状に基づいて識別することができるものを示す。負荷の変化の際の及び/または負荷の回転速度が変化するときの曲線の変化もまた、滑り軸受の特定の徴候を示すことができる。例えば、比較的高い回転速度、特に、比較的高い出力での基本曲線の上昇は、増大した混合摩擦を示すものであり、これは、不十分な潤滑フィルム(lubricating film)によるものであり、即ち、装置の不適当な潤滑及び/または過負荷を原因とするものであるとすることができる。後者は、徴候が、所定の連続出力定格よりも低いときに既に生じている場合に、特に問題となる。
【0008】
本発明の方法は、出力サイクルが一定ではない、かくして、作動サイクルの際の軸受サイクル及び負荷プロファイルが一定ではない全ての往復動ピストン装置に適用することができる。かかる往復動ピストン装置は、例えば、ピストンポンプ、特に、往復動ピストンをシリンダ内に配置して動作を行う内燃機関である。往復動ピストン装置は、1つ以上のシリンダを備えるとともに、(クランクシャフトの1回転、即ち、360°の回転角度に対応する)2行程作動サイクルまたは(クランクシャフトの2回転、即ち、720度の回転角度に対応する)4行程作動サイクルに従って動作を行うことができる。これは、使用される燃料に拘わらず、内燃機関に適用され、燃料は、ディーゼル油、重油、ガソリンなどとすることができる。
【0009】
熱電流曲線を評価するために、特に、従属形式の特許請求の範囲から明らかなように、より正確な情報を提供する多数のパラメータ及び追加のパラメータを使用することができる。
【0010】
滑り軸受の通常の動作の際に潤滑フィルムの厚さが最小となる角度位置は、滑り軸受の位置を定めるパラメータとして請求項2に従って選定するのが有利である。この点においては、潤滑フィルムの体積抵抗もまた最小となり、この体積抵抗は、この角度位置において熱電流を検出することができるようにガルバニ導電率と対応したものとすることができる。更にまた、軸受のダメージがここで最も早く生ずる可能性が、最大となる。この場合の適宜のパラメータは、請求項3によれば、滑り軸受の軸受ジャーナルの変位経路である。
【0011】
特に、請求項4に係る死点位置及び/または燃焼相は、この位置を定めるのに適している。請求項5によれば、更なるパラメータは、トルク及び/または回転速度とすることができる。内燃機関の場合には、燃焼シーケンスもまた、請求項6によれば、重要なパラメータである。
【0012】
定められたデータを評価するために、クランクシャフトの回転角を感知する手段が接続される共通の制御ユニットが、好都合に選定される。請求項8によれば、各ピストンの死点位置を感知する手段もまた、制御ユニットに接続される。
【0013】
請求項9によれば、装置には、熱電流の移送ユニット(transfer unit)を装備するのが好都合である。請求項10によれば、これには、例えば、クランクシャフトの回転速度と角度位置とを感知する回転センサが含まれる。干渉をできるだけなくしかつインピーダンスをできるだけ低くして熱電流を移送することができるように、請求項11に記載の移送ユニットには、軌道の周辺に分配された複数の摺動接点を有するコレクタが設けられている。評価の可能性は、請求項12に記載の加速センサにより拡大することができる。クランクシャフトの破裂振動(disruptive oscillation)が、移送の際に不利な影響を及ぼさないように、装置は、可撓性のあるカップリング素子をもって、請求項13に従って具体化するのが好都合であり、可撓性カップリング素子は、請求項14に従って構成するのが好ましい。
【0014】
現存する燃焼機関は、回転速度、燃焼時間などのような作動データが既に処理されている高価な制御ユニットを既に有していて、この制御ユニットは、滑り軸受を監視する制御ユニットと組み合わせることができるようになっている。
【0015】
(発明の実施の形態)
本発明は、EP−B−0141348に記載の技術を前提とするものである。
【0016】
図1には、例えば3つのシリンダを有し、4行程の原則に従って動作を行う、即ち、クランクシャフトの2回転即ち720度の回転角に亘って全作動サイクルの運転を行う、往復動ピストン内燃機関のレイアウトが示されている。内燃機関は、3つのシリンダZ、Z及びZのクランク駆動体のクランクシャフト1を有している。クランク駆動体は、主軸受2と呼ばれる滑り軸受内に取着され、主軸受2はそれぞれ、図2に明瞭に示すように、軸受ジャーナル2aが軸受シェル3内に載置されている。軸受シェル3は、良好な摺動特定を提供するために、軸受ジャーナル2aと当接する側に、例えばホワイトメタルの層4がライニングされており、このホワイトメタル層4と軸受ジャーナル2aとの間には、潤滑フィルム5が介在配置されて、滑り軸受が高温で動作を行わないようにしている。軸受シェル3は、共通のハウジング7と一体となっている軸受ブロック6により支持されている。
【0017】
クランクシャフト1は、各シリンダZ、Z及びZごとに、クランクジャーナル8を有していて、クランクジャーナル8は、連結ロッド軸受10を介して、連結ロッド9に連結されている。連結ロッド9は、別の滑り軸受11を介して、ピストン13のピストンボルト12に連結されていて、ピストン13は、各シリンダZ、Z及びZ内を上下に案内されるようになっている。連結ロッド軸受10とピストンボルト12の滑り軸受11は、クランクシャフト1の主軸受2と同じ構成となっている。
【0018】
中断された(interrupted)潤滑フィルムによりいずれかの主軸受の生じた熱電流、これにより生ずる熱及び最終的には滑り軸受における異なる金属の対合(pairing)を感知するために、内燃機関には、表示装置15を含む制御ユニット14が配設されている。制御ユニット14は、接続ライン16を介してハウジング7に電気的に接続されるとともに、接続ライン17及びコレクタ18を介してクランクシャフト1に接続されている。接続ライン16、17は、制御ユニット14と並列に、低インピーダンスの抵抗19を介して短絡されている。滑り軸受においてガルバニ発生される熱起電力により、熱電流Iが低インピーダンス回路16、17、18及び19において流れるとともに、抵抗19において電圧降下Uをトリガする。この信号は、制御ユニット14において処理され、表示装置15に供給される。
【0019】
制御ユニット14には、クランクシャフト1の回転角を感知する手段20が配設されている。かかる動作を行うために、かかる手段20は、例えば、クランクシャフト1に連結されたパルスディスク21を有しており、このディスクの角度依存信号、例えば、周方向に分配されたバーコードは、センサ22により感知されるとともに、ライン23を介して制御ユニット14に供給される。更に、制御ユニット14には、シリンダZ、Z及びZにおける点火シーケンスを決定する手段24が配設されている。そのために、例えば、点火電流を点火ケーブル27を介して個々のスパークプラグ28に供給する点火ディストリビュータ26に接続されたライン25が使用される。回転角度を感知する手段20または点火シーケンスを感知する手段24はまた、内燃機関の電子制御素子により構成することができ、内燃機関が、スパークプラグを備えていないが燃料噴射装置を備えているディーゼルエンジンの場合には、特に後者となる。
【0020】
共通のハウジング7に配置されたシリンダブッシュ(これ以上詳細には説明せず)と、ピストン13と、ピストンボルト12と、連結ロッド9と、連結ロッド軸受10と、クランクシャフト1とから構成されるシリンダZの作動鎖における吸気行程T、圧縮行程T、働き行程T及び爆発行程Tからなる4行程作動サイクルの際に、摺動点における接触抵抗が薄い潤滑フィルムにより低インピーダンスを有する、即ち、実質上ガルバニ導電性となる作動状態が形成され、かくして、シリンダ壁は、クランクシャフトに貫通して接続される。この低インピーダンス、即ち、ガルバニ導電性(galvanic conductivity)は、圧縮が行われる第2の行程において、上死点OTに近接して、好ましくは、図3において曲線により示すように、点火処理も行われる上死点OTの直前に生ずる。これは、ピストンの少なくとも1つのピストンリング(これ以上詳細には説明せず)が、上死点においてシリンダ壁において実質上動かないので、可能となり、従って、動的潤滑(dynamic lubrication)も起こらない。ピストンリングは、この場合には、潤滑フィルムを貫通して、シリンダ壁に当接する。このピストンリングの当接は、燃焼行程により促進され、燃焼行程においては、燃焼ガスがピストンリングの背後を通過することにより、ピストンリングをシリンダ壁に対して半径方向外方へ付勢するとともに、このリングを燃焼ガスの圧力によりピストンの環状溝の下側に対して付勢する。相対的な速度が小さいので、動きの方向が逆になると、ピストンボルト12の滑り軸受11には、連続して延びて支持を行う潤滑フィルムは形成されず、従って、この場合にも、低インピーダンス、即ち、導電率は一定になることが考えられる。
【0021】
潤滑フィルムが中断すると、乾燥摩擦が生じて摩擦熱が発生することにより、異なる材料が対合したときにガルバニ熱電流が発生するが、かかるフィルムの中断は、潤滑フィルムが薄くなっている点で最も生じやすいと考えられる。図3の線図は、潤滑フィルムの破壊及び乾燥摩擦が生じたときの、連結ロッド軸受10のかかる熱電流の熱起電力を示す。この熱電流は、上死点における上記した貫通接続位置(connecting-through position)が確立されたときに、流れ、かくして、現れる。
【0022】
一般に、滑り軸受における混合摩擦により、少量のガルバニ熱電流が、常時、ある程度発生され、これにより、基本電流の低レベル基本曲線が生ずる。しかしながら、軸受がダメージを受けることにより、この駆動鎖に高い熱電流が生じた場合には、作動サイクルのこの特定の相において、曲線に大きなふれ(deflection)が突然生ずることになる。これは、作動サイクルのこの相における熱電流が、滑り軸受の潤滑フィルムが駆動鎖において中断し、これがこの駆動鎖にダメージをもたらす可能性があることを示していることを意味する。この場合のダメージは、この駆動鎖のどの滑り軸受にも当然に生ずる可能性があるが、ダメージは、ふれが作動サイクルの上記した特定の相において生ずる場合には連結ロッド軸受10において生ずるのが好ましい。この相においては、上記した低インピーダンス及びこれに関連する貫通接続特性により、シリンダ壁とピストンとの間と、ピストンボルトとに、導電連続性が常時存在する。これに対して、通常の動作の際には、常時高速であるので、連結ロッド軸受に動的潤滑フィルムが存在し、このフィルムは、導電連続性に対して高い抵抗を発揮し、即ち、かかる連続性を遮断する。更に、このフィルムは、ダメージが発生したときにのみ低インピーダンスになるとともに、発熱及び異なる軸受材料に関連して潤滑フィルムが少なくとも一部破壊したときに、連続するガルバニ熱電流を供給する。この熱電流は、熱電流曲線の上記したふれを、上死点の領域においてのみ、即ち、上記した貫通接続位置においてのみ発生させる。
【0023】
一例として、上記検討を、クランクシャフト1の主軸受2に関して行う。軸受ジャーナル2aは、作動サイクルの大部分において下部軸受シェル3に対して押圧され、その結果、押圧が行われているときにダメージが生ずると、ガルバニ熱電流が連続して生ずるが、この熱電流は、軸受ジャーナルが下部軸受シェルから持ち上がって離れたときに途絶し、あるいはピストン13の力が上方へ向けられたときに後者を負荷から少なくとも部分的に解放する。力のかかる反転は、吸気相において行われ、主軸受の下部軸受シェルが負荷から解放されることにより、熱電流の遮断が行われる。各主ベアリングに関する熱電流のこの一時的な遮断は、特定の角度位置において行われるので、この遮断は、特定の角度位置において生ずる場合には特定の主軸受のパラメータとして、かつ、主軸受のダメージを示すものとして一般に作用することができる。
【0024】
図4は、種々のシリンダまたは連結ロッド軸受にダメージが生じた場合の、本3気筒内燃機関の熱起電力のプロファイルを示す。内燃機関のシリンダの構成及び数により異なり、本例の場合には240°のスパーク間隔が、個々のシリンダ間にあるので、個々のシリンダに関して定められる熱起電力曲線もまた、240°ずれることになり、これにより、既知の点火シーケンス(この場合には1−3−2)と表示装置とにより、熱電流がどのシリンダで生じたのか、あるいはどの連結ロッド軸受で生じたのかを正確に検出することができる。この熱電流は、潤滑フィルムの中断及び対応する滑り軸受の最初のダメージを示す。
【0025】
図5は、特定の連結ロッド軸受において熱電流を測定する別の可能な方法を示す。この場合に使用されるパラメータは、特定の動作の状態において形成され、かつ、動作の際の連結ロッド軸受のジャーナルの変位による潤滑剤の厚さhである。実際に、軸受力は、変化する負荷の状態並びに気体の力及び慣性力により方向及び大きさが連続して変化することが明らかになった。図5は、クランクシャフトの回転角の関数としての4行程内燃機関の1つの作動サイクルに関する極線図における連結ロッド軸受の潤滑材の得られる厚さhと、現在のジャーナルの変位経路とを示している。この作動サイクルの周期的プロファイルにより、各場合においてクランク位置が角度で与えられる連続曲線が得られる。これにより、各作動サイクルの際に1回通る、ジャーナル変位経路と呼ばれるジャーナル変位点の経路が得られる。ジャーナルは、その位置を、周方向だけでなく、半径方向に変える。軸受接触面に向かうジャーナルの動きにより、潤滑材は、このプロセスにおいて一層狭くなるギャップhから追い出される。このギャップが既に小さい場合には、潤滑フィルムの抵抗は小さくなり、対応する位置が、発生された変動熱電流を対応する連結ロッド軸受に割り当てる、パラメータとして適した角度位置である。類似した条件が、主軸受についてつくられる。しかしながら、軸受負荷は反転している。即ち、上記したように、主負荷が主軸受の場合において下部軸受シェルに生ずるときには、主負荷は、連結ロッド軸受の場合の上部軸受シェルにおいて生ずる。
【0026】
図6乃至8には、クランクシャフトに取り外し自在に取着され、かつ、熱電流を移送するコレクタ18と、回転角度を測定するための手段20、20aとを含む移送ユニット30が示されている。以下、移送ユニット30の構成について説明する。
【0027】
移送ユニット30は、ねじ32によりクランクシャフト1にねじ止めされたアダプタ31を有していて、アダプタ31は、シャフトの対応する円錐状凹部34と互に連係して所期の心出しを行う円錐状部33を含んでいる。アダプタ31は、クランクシャフト1から離隔した側に、心出しフランジ36が係合する別の円錐状部35を有している。心出しフランジ36は、アダプタ31をクランクシャフト1に取着するねじ32に、中心ねじ37を介してねじ止めされている。心出しフランジ36には、取り付け側から離れた側に、軸受39を介して、第1の固定ハウジング部材40と外側に向けて連結された中空のシリンダ38が配設されている。軸受39は、シールリング41によりアダプタ31から離れて閉止される。反対側には、これ以上詳細には説明しない、公知の加速センサ42が、軸受39に設けられている。この加速センサ42は、例えば、3つの全ての軸線方向の加速度を検出することができる別体をなす3つの加速センサから構成されている。中空シリンダの内部に配置されているのは、中空シリンダ38と、中空に形成されるのが好ましいシャフト44とを駆動連結する弾性カップリング素子43である。
【0028】
可撓性のあるカップリング素子43は、一方が他方の上部に軸線を共通にして配置され、かつ、連結ウエブ47、48を除き、全周に亘って分配された複数の周方向スロット49、50をそれぞれ有する2つの中空シリンダ45、46を備えている。中空シリンダ45、46の隣接する周方向のスロット49、50の連結ウエブ47、48は、180°偏位している。更に、2つの中空シリンダ45、46の連結ウエブ47、48は、互いに90°偏位して配置されている。これにより、クランクシャフトの動作における不規則性は、シャフト44から可能な限り遠ざけられる。
【0029】
中空のシャフトとして具体化されているシャフト44は、固定マウント54に支持されている第2の固定ハウジング部材53の2つの軸受に取着されている。マウント54は、外部取着フランジ56を介して、適宜の手段、例えば、機関のハウジングに取着することができる支持チューブ55を有している。ハウジング部材53は、保護チューブ55の内側に、ゴムリング57を介して支持されている。
【0030】
シャフト44に配置されているのは、周方向に分配されてセンサ22により感知される一連のバー(これ以上詳細には説明しない)を有するインクリメントディスク21を有する、回転角を測定する手段である。本実施の形態においては、回転角を定める第2の手段20aを配置するのが好ましく、この第2の手段20aは、第1の手段に対して90°偏位して配置される。第2の手段は、一方では安全のために使用され、他方ではシャフトの回転運動の変動を補償するために使用される。
【0031】
周方向に亘って分配されている複数の摺動接点58を有するコレクタ18もまた、シャフトに装着され、摺動接点58はそれぞれ、ばねアーム59により固定されたハウジング部材53に接続されている。周方向に、異なる軌道60で8つの摺動接点を分配配置するのが好ましく、好ましくは、各場合において、2つの摺動接点58を180°偏位させて同じ軌道60で相互作用させることができる。コレクタをこのように構成することにより、熱電流を、できるだけ正確にかつ破壊または抵抗をできるだけ少なくして、出す(tap)ことができるとともに、シャフト44の正しくない動作を補償することができる。
【0032】
固定されたハウジング部材40と53は、クランクシャフトの正しくない動作、即ち、クランクシャフトの振動も補償することができるように、中空のシリンダ45、46の周方向のスロット49、50と同じようにして構成された周方向のスロット62が、長さの大部分に亘って設けられているケーシングチューブ61により形成されている。ケーシングチューブ61には、可撓性のある保護シース63が設けられている。
【0033】
個々のセンサの導体(これ以上詳細には説明しない)が、接続部64において制御ユニット14の接続ライン17、23に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3気筒内燃機関のレイアウトを示す縦断面図である。
【図2】 図1の内燃機関のクランクシャフトの主軸受を示す拡大縦断面図である。
【図3】 シリンダ、ピストンベルト、連結ロッド軸受及び主軸受の構成体による導電連続性のスキームをクランク角の関数として示す線図である。
【図4】 図1の内燃機関の種々の滑り軸受における熱電流の発生をクランク角の関数として示す線図である。
【図5】 極座標における連結ロッド軸受のジャーナル変位を示す線図である。
【図6】 クランクシャフトに装着された移送ユニットを示す縦断面図である。
【図7】 移送ユニットの可撓性カップリング素子を示す部分断面詳細図である。
【図8】 シャフトの軸線に対する移送ユニットのコレクタの横断面図である。
【符号の説明】
1 クランクシャフト
2 主軸受
2a 軸受ジャーナル
3 軸受シェル
4 ホワイト金属層
5 潤滑フィルム
6 軸受ブロック
7 ハウジング
8 クランクジャーナル
9 連結ロッド
10 連結ロッド軸受
11 滑り軸受
12 ピストンボルト
13 ピストン
14 制御ユニット
15 表示装置
16 接続ライン
17 接続ライン
18 コレクタ
19 抵抗
20 回転手段の角度
20a 回転手段の角度
21 インクリメントディスク
22 センサ
23 ライン
24 点火シーケンス手段
25 ライン
26 点火ディストリビュータ
27 点火ケーブル
28 スパークプラグ
30 移送ユニット
31 アダプタ
32 ねじ
33 円錐状部
34 円錐状凹部
35 円錐状部
36 心出しフランジ
37 ねじ
38 中空シリンダ
39 軸受
40 ハウジング部材
41 シール
42 加速センサ
43 カップリング素子
44 シャフト
45 中空シリンダ
46 中空シリンダ
47 連結ウエブ
48 連結ウエブ
49 周方向スリット
50 周方向スリット
51 軸受け
52 軸受け
53 ハウジング部材
54 マウント
55 保護チューブ
56 フランジ
57 ゴムリング
58 摺動接点
59 ばねアーム
60 軌道
61 ケーシングチューブ
62 周方向スリット
63 保護シース
64 連結部材
h 潤滑フィルムの厚さ
I 熱電流
U 熱起電力の降下
OT 上死点
UT 下死点
吸気行程
圧縮行程
働き工程
爆発工程
第1のシリンダ
第2のシリンダ
第3のシリンダ

Claims (14)

  1. 少なくとも1つのシリンダ(Z、Z、Z)において変位自在のピストン(13)が連結ロッド(9)を介してクランクシャフト(1)に連結され、相対的に動くとともに異なる導電性材料から形成された軸受部材間に配置された潤滑フィルム(5)が滑り軸受(2a、10、11)における温度勾配に基づいて摩耗したときに生ずる熱電流が制御ユニット(14)において制御信号として使用される往復動ピストン装置、特に、内燃機関の滑り軸受を監視する方法であって、熱電流(I)は増幅されかつ拡げられるとともに、クランクシャフト(1)の回転角の関数として少なくとも1つの作動サイクルに亘って滑り軸受(2a、10、11)の有意の徴候に関して呼掛けを受け、特定の滑り軸受のダメージの制御信号が有意の徴候が生じたときに出力されることを特徴とする方法。
  2. 潤滑フィルムの厚さが通常の動作において最小となる角度位置が、滑り軸受の制御信号を定めるためのパラメータとして選定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 軸受ジャーナルの変位経路が、滑り軸受の制御信号を定めるためのパラメータとして選定されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 連係するピストン(13)が圧縮相における上死点(OT)に近接して配置されているクランクシャフトの位置が、制御信号を定めるためのパラメータとして選定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. クランクシャフト(1)のトルク及び/または回転速度が、制御信号を定めるためのパラメータとして使用されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 熱電流(I)は内燃機関のシリンダ(Z、Z、Z)の点火シーケンスとの関係に置かれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. ハウジング(7)にライン(16、17)により接続されることができるとともに、往復動ピストンのクランクシャフト(1)に接続されることができ、かつ、熱電流(I)が生じたときに制御信号を出力する制御ユニット(14)を備える請求項1乃至6のいずれかに記載の方法を実施する装置であって、制御ユニット(14)は熱電流を増幅しかつ拡げるとともに、クランクシャフト(1)の回転角の関数として少なくとも1つの作動サイクルに亘って滑り軸受(2a、10、11)の有意の徴候に関して熱電流を呼掛ける手段を含み、この手段は有意の徴候が生じたときに特定の滑り軸受のダメージに関して制御信号を出力することを特徴とする装置。
  8. ピストン(13)の上死点位置を感知する手段が制御ユニット(14)に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 熱電流(I)の移送ユニット(30)を備え、該移送ユニット(30)は往復動ピストン装置のクランクシャフト(1)に接続することができることを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  10. 移送装置(30)はクランクシャフト(1)の回転位置及び回転速度を感知する回転センサ(20)を有することを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 移送ユニット(30)はクランクシャフト(1)に結合することができる、周方向に分配され、好ましくは種々の軌道に分配された複数の摺動接点(58)を有するコレクタ(18)を含み、前記摺動接点(58)は感知領域を包囲する固定されたハウジング部材(53)にばねアーム(59)により接続されていることを特徴とする請求項9または10に記載の装置。
  12. 移送ユニット(30)はクランクシャフト(1)に結合することができる少なくとも1つの加速センサ(42)を有することを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の装置。
  13. 移送ユニット(30)はクランクシャフト(1)に同軸をなして連結することができかつ可撓性のカップリング素子(43)を介してシャフト(44)に連結されるアダプタ(31)を有し、シャフトは固定されたハウジング(53)に取着され、移送ユニット(30)のライン(17、23)が制御ユニット(14)に接続されていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の装置。
  14. 可撓性のカップリング素子(43)は一方が他方の上部に同軸をなして配置され、かつ、連結ウエブ(47、48)を除いて全周に亘って延びる複数の周方向のスリット(49、50)をそれぞれ有する2つの中空のシリンダ(45、46)を含み、隣接する周方向のスリット(49、50)の連結ウエブ(47、48)は180°偏位し、2つの中空シリンダ(45、46)の連結ウエブ(47、48)は互いに90°偏位し、2つの中空シリンダ(45、46)は一端が互いに連結されかつ他端がアダプタ(31)とシャフト(44)とに連結されていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
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