JP4255622B2 - 流体ディスペンサ装置 - Google Patents
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Description
本発明は、流体ディスペンサ装置に関し、更に詳しく言えば、限られた回数(例えば1回又は2回)の分量(dose)だけ投与するのに使われる流体ディスペンサ装置に関する。
【0002】
1回分又は2回分を投与するタイプの装置は、現在の技術水準でもよく知られており、医薬の分野で鼻用に使われるディスペンサに使用することができる。その用途では、各々の鼻孔に1回分の分量の流体が投与されることになる。
【0003】
公報FR−2 761 281には、こうした2回分の装置が開示されている。この装置を使う場合、ユーザは鼻孔内に投与開口部をあててから、装置の駆動要素に対し軸方向の圧力を加える。1回分の分量を確実に全て投与するためには、この軸方向の圧力を、エネルギー蓄積手段を上回る強さにする必要がある。そのように比較的大きい軸方向の力を加える場合、投与開口部が設けられた装置端部の位置を鼻孔内で正確に制御することは難しくなる。そのため、装置のヘッド先端が鼻孔内部にぶっつかり、それがユーザに問題を発生させたり苦痛を与えたりすることも有りうる。さらに、装置を駆動するためには、必要な力の最小限度が決まっている。そのため、老人や運動能力の低下した人にとっては使用が困難であることも考えられる。こうした人が鼻孔内に装置を置いた状態で前記の力を出すのは難しいかもしれないからである。
【0004】
本発明の目的は、上記の問題が発生しないような流体ディスペンサ装置(特に、2回分のタイプのもの)を提供することである。
【0005】
さらに詳しく言えば、本発明の目的は、2回分装置のような流体ディスペンサ装置であって、用法が簡単であるとともに使用時の信頼性が高く、ユーザから加えられる駆動力に左右されない形で流体が投与されるような流体ディスペンサ装置を提供することである。
【0006】
また、本発明はさらに、装置が駆動されるたびに、確実に1回分の分量が残らず投与されると共に、投与実施の前後において漏れの生じない形で流体が格納されることを保証できるディスペンサ装置を提供することを目的とする。
【0007】
さらに別の目的として、本発明は、組立及び充填を容易に行えるような装置、具体的に言えば、予め充填された貯蔵器を使うことが可能であり、そうすることで装置の最終的な組立を無菌環境で行う必要のない装置を提供するものである。
【0008】
上記の目的達成のために、本発明は流体ディスペンサ装置であって、投与開口部が形成された本体と1回分以上の分量の流体が格納された貯蔵器とを有し、前記貯蔵器は休止状態で漏れ防止ストッパを形作るピストンを有しており、前記装置の特徴となるのは、第1に前記貯蔵器又は前記ピストンと、第2にコッキング部材と協動する、バネなどの弾性要素を更に有し、前記コッキング部材は、前記本体に対して手動で移動させられて前記バネを圧縮することが可能な形に取り付けられているとともに、前記バネが圧縮される少なくとも1つのロック位置において前記本体に対してロック可能であるように取り付けられており、前記装置は、前記バネを解放することで前記少なくとも1つのピストンを前記貯蔵器に対して移動させ、それによって1回分の量を放出させるように構成された少なくとも1つのトリガ部材を有することである、という装置を提供する。
【0009】
そして、本発明の第1の実施の形態では、前記ピストンが前記本体と静的な形で協動し、前記貯蔵器に固定されているのに加えて前記貯蔵器と共に前記本体に対して移動するように取付けられた中間要素と、前記バネとが協動し、前記中間要素は、前記本体に対し少なくとも1つのロック位置においてロックされるとともに、前記少なくとも1つのトリガ部材によって解放され、その結果、バネの力を受けて貯蔵器と共に前記本体に対して移動することによって、中間要素は前記貯蔵器内で前記ピストンを動かし、1回分の流体を投与する。
【0010】
また、前記貯蔵器は、一方の端部だけが開いた中空の管を有し、当該端部はストッパピストンによって密封されており、当該ピストンは、貯蔵器内でピストンの動きによって生成される所定の強さの圧力を受けて開くように構成されたスリットを備えており、それによって、流体を貯蔵器から投与開口部の方向へ向けて投与する、という点が効果的である。
【0011】
さらに、前記貯蔵器は、充填され、漏れの生じない形で前記ピストンによって密封された後に、前記中間要素に固定され、具体的にはスナップ留めによって固定される、という点が効果的である。
【0012】
また、本発明の第2の実施の形態においては、前記貯蔵器は前記本体に固定され、前記ピストンは、前記バネに押されて前記ピストンと共に前記本体に対して移動する中間要素と協動し、前記中間要素は、前記本体に対し少なくとも1つのロック位置においてロックされるとともに、前記少なくとも1つのトリガ部材によって解放され、その結果、バネの力を受けてピストンと共に前記本体に対して移動することにより、中間要素は前記貯蔵器内で前記ピストンを動かして1回分の流体を投与する。
【0013】
また、前記貯蔵器は、両端が開いた中空の管を有し、当該管は、一方の端部では中間要素と協動する前記ピストンによって、もう一方の端部では静的な形で本体と協動するストッパによって、密封されており、前記静的ストッパは、貯蔵器内でピストンの動きによって生成される所定の強さの圧力を受けて開くように構成されたスリットを備えており、それによって、流体を貯蔵器から投与開口部の方向へ向けて投与するとする点が効果的である。
【0014】
また、前記中間要素は、本体内の少なくとも1つの穴と協動して前記中間要素を前記本体に対してロックする、弾性キャッチなどのロック要素を少なくとも1つ有し、前記中間要素は、前記少なくとも1つの穴を介して前記少なくとも1つのロック用キャッチと協動する、前記少なくとも1つのトリガ部材によって解放される、とするのが好ましい。
【0015】
また、前記少くとも1つのトリガ部材は、放射方向に移動するように取り付けられ、前記中間要素と協動するように構成された側面の押しボタンという形で形成されている、という点が効果的である。
【0016】
また、前記少くとも1つのトリガ部材は、前記本体に固定された外側要素上に形成されているとともに、内側に突き出した突起を備えており、当該突起は、トリガ部材が駆動される際に、前記本体内に対応する形で設けられた少くとも1つの穴を介して前記中間要素と協動するように構成されているとする点が効果的である。
【0017】
また、前記貯蔵器には2回分の分量の流体が格納されており、前記コッキング部材は、各々が1回分に対応する2つの別個のロック位置を有し、前記中間要素は、各々が1回分に対応する2つの別個のロック位置を有し、前記装置は、各々が1回分に対応する2つの別個のトリガ部材を有している、とするのが好ましい。
【0018】
また、2つのトリガ部材は、装置の本体上で、軸方向及び/又は周方向に、お互いに対して隔たっている、とする点が効果的である。
【0019】
そして、本発明の他の実施の形態としては、貯蔵器はスポイトであり、当該スポイトは、前記中間要素と協動するピストンを一方の端部に有し、休止位置で密封手段を形作るとともに、装置駆動の際には投与開口部の所にスプレープロファイルを形作るエンドピースをもう一方の端部に有する。
【0020】
また、前記本体には前記少くとも1つのトリガ部材が一体化しており、そして、前記本体内には内部スリーブが固定されており、前記スリーブは、前記中間要素、そして前記コッキング部材と協動することで、それら各々のロック位置を規定するとともに、前記少くとも1つのトリガ部材と協動して前記中間要素を解放する、という点が効果的である。
【0021】
また、前記コッキング部材は、予め定められた強さの軸方向の力をユーザから加えられた時に、ロック位置から解放される、とするのが好ましい。
【0022】
また、前記貯蔵器はガラスでできており、前記ピストンはエラストマー素材でできている、とする点が効果的である。
【0023】
本発明に関する他の効果及び特徴は、非制限的な例として示す本発明の実施の形態についての説明を、添付の図面を参照しながら読めば明らかである。
本発明については、図面に示す3つの異なる実施の形態を参照しながら説明する。これら実施の形態が扱うのは、2回分タイプの流体ディスペンサ装置(すなわち、投与対象の流体が2回分格納されているもの)であり、流体がユーザの鼻の中に投与されるタイプのものである。ただし、本発明が1回分の装置(すなわち、投与1回分の分量が格納されたもの)にも適用できることは認識しておいていただきたい。同様に、本発明は、2回分より多い分量(例えば、3回分又は4回分)が格納される多数回用のディスペンサにも適用できる。更に言えば、本発明は、鼻用のディスペンサに限定されない。
【0024】
図1乃至3は、本発明の第1の実施の形態を示す。この第1の実施の形態における装置は貯蔵器20を有し、この貯蔵器20についてはガラス管21で形成するのが好ましく、さらに、一方の端部だけが開いていて、開口部はストッパピストン25によって閉じられている。そうして、貯蔵器20には投与対象の流体が別途充填可能であり、充填を終えた状態で本発明のディスペンサ装置に装着することができる。従って、ディスペンサ装置の組立てを無菌の状態で行う必要がない。このことは、特に、投与対象の流体の製造業者とディスペンサ装置の製造業者とが異なる場合に大きな効果をもたらす。
【0025】
装置は、投与開口部11が設けられた本体10を有する。図面に示す鼻用ディスペンサに関する実施例において、投与開口部11の位置は、鼻用塗布器のうち投与チャネルが設けられたエンドピースの先端となっている。チャネル内にスプレー挿入物を配置することで、良好な噴霧を容易にし、デッドボリュームを小さくすることができる、という効果がある。本体10内部には中間要素60も設けられている。これは、前記本体10に対して軸方向に移動するように設置され、前記本体10に対してロックされるようなロック位置を少なくとも1つ有する。図示している例が2回分の装置であるため、中間要素60はロック位置を2つ有し、各ロック位置が1回分の投与に対応する。図1が示す中間要素60は、第1のロック位置にある。効果的な形として、中間要素60は、フレキシブルで弾性のあるツメなどのロック要素65を少くとも1つ備えている。これは、対応する形で本体10内に設けられた少なくとも1つの穴15、16と協動する点が効果的である。図1乃至3に示す例で、本体10は第1の穴15を備えており、1回目の分が投与される前の状態(図1参照)では、その穴に、前記のフレキシブルで弾性のあるツメ65が第1のロック位置で、スナップ留めの形で嵌まっている。また、本体10は第2の穴16も備えており、2回目の分が投与される前の状態(図3参照)では、その穴に、中間要素60の前記弾性のあるツメ65が、スナップ留めの形で嵌まっている。中間要素60はバネ30の力を受けるが、このバネ30は、一方の端部で前記中間要素60につながり、もう一方の端部では、前記本体10内で軸方向にスライドするように配置されたコッキング部材40につながっている。前記コッキング部材40には、少なくとも1つのロック位置がある。ここに示す例が2回分の装置であるため、コッキング部材40は中間要素60と同様にロック位置を2つ有し、各ロック位置が1回分の投与に対応する。図1及び2では、コッキング部材は第1のロック位置にあり、図3では、前記コッキング部材40は第2のロック位置にある。効果的な形として、コッキング部材40は、フレキシブルなキャッチ又は外に突き出た突起などのロック要素41を少なくとも1つ有し、これは、対応する形で装置の本体10に設けられた少くとも1つの穴17、18、19と協動する。コッキング部材40と中間要素60とは、本体に対して軸方向に、一方の向きにだけ(すなわち、図において装置の底から頂上へ向けて上方向にだけ)スライドできるように作られている。一方向だけのスライドを可能とするためには、先ず、突起又は弾性のキャッチ65、41に傾斜した頂上面を持たせればよい。これにより、突起又はキャッチ65、41は変形して本体内の穴から外れ、軸方向上向きに移動する。そして、更に、底面を平らかつ水平にすることで、移動後のこれら2つの部材が少しでも逆方向に戻ることがないようにする。なお、当然のことであるが、図面は特定の実施の形態を示しているにすぎず、コッキング部材40及び中間要素60を一方向にだけ動かすようにするための手段、これらの2つの部分のロック位置を規定する手段については、図に示しているのとは別の同等な手段を使用することが可能である。
【0026】
本発明における装置は、流体投与のためのトリガ部材を少なくとも1つ有する。図に示す2回分の装置の例では、トリガ部材は2つあり、それぞれが1回分の投与に対応する。これらのトリガ部材50、51は、本体10の外側に固定された外側要素55上に形成することが好ましく、押しボタンの形で作るのが効果的である。これらトリガ部材は各々、トリガ要素57(内側に突き出した突起など)を有し、このトリガ要素は、本体10内の穴15、16を介して中間要素60(更に詳しく言えば、中間要素60が有する弾性のキャッチ65)と協動する。装置が2回分のタイプの場合、2つのトリガ部材50、51は、本体10上でお互いに対して軸方向に隔たった位置に置くのが効果的である。こうすれば、ユーザがそれぞれのトリガを取り違える危険がなくなる。すなわち、下側の押しボタン50は1回目の分を投与するのに使うものであり、上側の押しボタン51は2回目の分を投与するのに使うものである。図に示す例では、更に、2つのトリガ部材は周方向にも隔てられている。その角度は90度とするのが効果的である。
【0027】
ここまでに説明したように、第1の実施の形態では、予め充填された貯蔵器20は中間要素60内に、具体的にはスナップ留めによって固定することができる。そのためのスナップ留め部材90については、中間要素60に固定されていて、ある程度の弾性を有し、予め充填された貯蔵器を組立済みのディスペンサ装置内の正しい位置に固定することを可能とするようなものであるのが効果的である。
【0028】
本発明に関わる装置は、第1の実施の形態では、以下の順序で動作する。
1回目の分の流体を投与する場合、ユーザはコッキング部材に対して軸方向の圧力を加え、これを本体10に押し込む。開始状態(図示せず)では、コッキング部材は休止位置にあって、突き出した突起41は本体10の穴17に嵌まっている。コッキング部材40は、加えられる軸方向の力が予め定められた強さになった時点でロック位置から解放されるように作られている。さらに具体的に言えば、突起41が前記第1の穴17から外れ、それによって、コッキング部材40が前記本体10内をスライドできるようになり、前記突起41が本体10内の第2の穴18に嵌まる位置まで移動する。この穴は、第1の穴17に対して軸方向上側の隔たった位置にある。このようにコッキング部材がスライドすることで、前記コッキング部材と中間要素60との間に配置されたバネ30がコックされる。これは、第1のコッキングステージの間、第1のロック位置にあるので、静的な状態となっている。第1のロック位置では、コッキング部材40の突起又は弾性キャッチ65が、対応する穴15に嵌まっている。コッキング部材(具体的には、突起41)が本体10にある第2の穴18に嵌まった状態になるとき、コッキング部材は第1のロック位置にあり、この位置ではバネ30が圧縮されており、コッキング部材40はその第1の休止位置に戻らないようにされている。図1がこの第1のロック位置を示している。
【0029】
いったん装置がコックされると、ユーザが1回目の分の流体を投与したいと望んだ時点で、前記ユーザは投与開口部11を鼻孔にあて、放射状の圧力を加える形で、第1のトリガ部材50を押さえる。このように放射状の圧力を第1のトリガ部材50に対して加えることで、突起57は放射状に、内部に向かって移動させられる。そして、それによって中間要素60の弾性キャッチ65は、穴15から押し出される。このようにして中間部材60は第1のロック位置から開放される。それに続いて、本体10内で圧縮バネ30が中間要素を図2に示す位置に向けて移動させる。貯蔵器20は中間要素60に、ピストン25は本体10にそれぞれ固定されているので、中間要素60がこのように移動することで、ピストン25は貯蔵器20内で移動させられることにり、それによって、1回目の分の流体を投与できる。このように、投与される分量は、中間要素の軸方向のストロークによって決まる。この軸方向ストロークは、中間要素60の第2のロック位置に対応する受け位置によって決定され、その位置では、弾性キャッチ65が、本体10内の対応する第2の穴16に嵌まる形となる。トリガ部材50とトリガ部材51とが本体10の外周に沿って隔たっている場合には、中間要素は弾性キャッチ65を少くとも2つ有することとする。これらキャッチもまた、中間要素60の外周に沿って隔たっており、それによって、本体10上で同様に周方向に隔たっている穴15、16と協動するようになっている。効果的な変形例として、各トリガ部材50、51を、それぞれ正反対にある1対の押しボタンの形にする、というものがある。装置を駆動するには、各ペアを2本の指ではさんで同時に押すこととする。その場合には、中間要素60の方でも、正反対に位置する弾性キャッチ65をそれぞれペアで、対応する形で備える。
【0030】
従って、1回目の分の流体が投与された後の装置では、コッキング部材40は第1のロック位置にあり、中間要素60は第2のロック位置にある。2回目の分の準備として、ユーザは上で述べたのと同じように、軸方向の圧力を再び加える形でコッキング部材40をもう一度駆動する。すると、同様に軸方向の圧力が予め決められた強さになった時点で、コッキング部材は本体10の内側をスライドし始め、突起41が本体10内に設けられた第3の穴19に嵌まる位置まで進む。そして、ここまで進むことでコッキング部材40の第2のロック位置が規定される。このコッキング動作の間に、バネ30は再び圧縮される。中間要素60が第2のロック位置にロックされているからである。その後、装置は図3に示す状態となり、2回目の分を投与するための準備ができる。ユーザは、もう一方の鼻孔の中に装置をあてて、第2のトリガ部材51を駆動する。トリガ部材51は、突起57を介して中間要素60を第2のロック位置から開放する。それによって、貯蔵器20は再びピストン25に対して移動することが可能となり、残りの流体(すなわち2回目の分)が投与される。
【0031】
休止位置において漏れ防止ストッパを形作るピストン25については、貯蔵器内で生じる圧力が予め決められた強さに達したところで開き、それによって流体の投与を可能とするように構成されたスリットを有する、という形にするのが効果的である。
【0032】
図4乃至7は、本発明の第2の実施の形態を示す。装置のおおよその動作は、第1の実施の形態のそれと同様であるが、中間要素60がピストン25と協動し、その一方で貯蔵器20が本体10に対して静止している、という点が異なっている。第2の実施の形態において効果的なのは、貯蔵器が両端の開いたガラス管の形で形成されている点である。このガラス管は、一方の端が中間要素60と協動するピストン25によって、もう一方の端が漏れ防止ストッパ26によって密封されている。このストッパ26は、ピストン25の動きによって貯蔵器20内で発生する圧力が予め定められた強さに達した時に開放するように構成されている。また、効果的な形として、前記ストッパ26は、第1の実施の形態におけるピストン25と同じような形(すなわち、スリットを備える形)に作られている。1回目及び2回目の分の投与におけるコッキングステージ、そして、中間要素60を開放するためのトリガについては、第1の実施の形態と同じであるので、これ以上詳しい説明は行わない。図4乃至7は、投与における各種ステージを示す。図4は、1回目の分が投与される前のコック位置を示している。この状態では、コッキング部材は第1のロック位置にあり、中間要素も第1のロック位置にある。図5は、1回目の分が投与された後の状態を示している。この状態では、コッキング部材40はまだ第1のロック位置にあるが、中間要素60は第2のロック位置に移動している。図6は2回目の分が投与される前の状態の装置を示しており、ここでは、コッキング部材は第2のロック位置にあり、中間要素も第2のロック位置にある。最後に、図7は2回目の分の流体が投与された後の装置を示している。ここで、ピストン25は完全に貯蔵器を空にしており、上側のストッパ26に接触した状態となっている。
【0033】
図8は、本発明のもう一つ別の実施の形態を示す。この例における貯蔵器20はスポイトであり、しかも標準的な型のものである点が効果的である。そして、スポイトの一方の端部はピストン25で閉じられており、このピストンについても標準的な型のものである点が効果的である。スポイトは投与開口部11から見て反対側の端部にエンドピースを有する。効果的な形として、エンドピースは休止位置において密封手段を形作り、流体が投与されている間、スプレープロファイルを形成することを可能としている。この例によれば、公知で充填が容易な貯蔵器を使うことが可能である。この貯蔵器については、投与対象の流体の製造業者の手によって予め充填を行った上で、両端を密封しておくことができる(一方の端部はピストン25で、もう一方の端部はエンドピース70で密封する)。そのため、本体10内への貯蔵器の最終的な固定は、ディスペンサ装置の組立の過程で行うことができる。固定の手段は、どのようなものでもよい。図8に示す本例では、中間要素60はピストン25と協動し、これを貯蔵器20内で移動させる。所定分の投与動作におけるコッキングステージ及びトリガステージは、既に説明した2つの実施の形態の場合と同様である。しかし、図8に示すディスペンサ装置の実施の形態は、トリガ部材50、51(第2のトリガ部材51は図示せず)が直接本体10上に形成されている点で異なっている。この場合、本体10内に内部スリーブ80が取り付けられている点が効果的である。前記スリーブ80は、コッキング部材40のロック位置及び中間要素60のロック位置を規定することを可能にする穴15〜19を備えている。当然のことながら、この実施の形態は、図1乃至7を参照しながら説明した第1の実施の形態にも完全に適用することができる。標準的なタイプのスポイトを使用することには、投与対象の流体の製造業者が、異なる特殊な貯蔵器を充填する時に必要となる専用の特別なツールを使用しなくても、非常に簡単に貯蔵器の充填を行える、という効果がある。スポイトは、予め充填したうえで漏れの生じない形で密封されているので、ディスペンサ装置は、無菌でない環境でも組立を行うことができる。
【0034】
このように、本発明が提供するディスペンサ装置は、2回分の種類のものであるのが効果的であるが、同時に以下のような機能を実現する。
【0035】
・装置がどんな状態にあっても所定分量の投与を可能とするとともに、1回目の分が投与される前に2回目の分の投与が誤って実行されるのを防止することよって、操作上の安全を保証する。
【0036】
・側面から駆動することによって投与動作を容易にしている。これは、投与の実施がバネの力によるため、流体の投与がユーザから加えられる力の強弱に影響を受けないためである。更に言えば、バネは、噴霧の性質が一定に保たれることを保証する。
【0037】
・装置が駆動される前、駆動中、そして駆動後も、流体が漏れの生じない形で貯蔵器に格納されることを保証する。
【0038】
・図1乃至3に示した第1の実施の形態、そして図8に示した第3の例では、予め充填された貯蔵器を使うことが可能なので、無菌状態でない環境でも装置の組立を行うことができる。
【0039】
・流体が2つの素材だけとしか接触しないようにすることで、流体が汚染される危険を小さくする。2つの素材とは、貯蔵器の素材(一般的にはガラス)及びストッパピストン25及び/又は26の素材(一般的には、流体に対して不活性であるエラストマー素材)である。
【0040】
当然のことであるが、この説明の冒頭でもすでに述べた通り、本発明は2回分のタイプの装置や鼻に使用するタイプの装置に限定されない。例えば、1回、3回又は4回の投与を行うための装置、あるいは、ユーザの目、耳、又は口に対して使用する装置を考えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における2回分のタイプの流体ディスペンサ装置について、1回目の分が投与される前の状態での断面を示す概略図である。
【図2】 図1と同様の図であり、1回目の分が投与された後の状態を示す図である。
【図3】 図1、2と同様の図であり、2回目の分が投与される前の状態を示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態における2回分のタイプの流体ディスペンサ装置について、1回目の分が投与される前の状態での断面を示す概略図である。
【図5】 図4と同様の図であり、1回目の分が投与された後の状態を示す図である。
【図6】 図4、5と同様の図であり、2回目の分が投与される前の状態を示す図である。
【図7】 図4乃至6と同様の図であり、2回目の分が投与された後の状態を示す図である。
【図8】 本発明の更に別の実施の形態について、1回目の分が投与される前の状態での断面を示す概略図である。
Claims (15)
- 流体ディスペンサ装置であって、
投与開口部(11)が形成された本体(10)と、
1回分以上の分量の流体が格納された貯蔵器(20)であって、休止状態で漏れ防止ストッパを形作るピストン(25)を有する前記貯蔵器(20)と、
バネなどの弾性要素(30)と、
前記貯蔵器(20)又は前記ピストン(25)に固定された中間要素(60)であって、前記弾性要素(30)は先ず前記中間要素(60)と、次いでコッキング部材(40)と協動する、という前記中間要素(60)と、
少なくとも1つのトリガ部材(50,51)とを有し、
前記装置の特徴となるのは、
前記コッキング部材(40)が、前記弾性要素が圧縮されない休止位置において前記本体(10)と協動し、手動で前記本体(10)に対して移動させられて前記弾性要素(30)を圧縮するように取り付けられているとともに、前記弾性要素(30)が圧縮されると共に前記中間要素(60)がロック位置で前記本体に対してロックされているような、少なくとも1つのロック位置において前記本体(10)に対してロック可能であるように取り付けられており、前記少なくとも1つのトリガ部材(50,51)は、前記中間要素(60)と協動してそれをロック位置から解放し、それによって前記弾性要素(30)が前記ピストン(25)を前記貯蔵器(20)に対して移動させることで1回分の量を放出させること、であるような装置。 - 前記ピストン(25)が前記本体(10)と静的な形で協動し、
前記貯蔵器(20)に固定されており、さらに前記貯蔵器(20)と共に前記本体(10)に対して移動するように取付けられた前記中間要素(60)と、前記バネ(30)とが協動し、
前記中間要素(60)は、前記本体(10)に対し少なくとも1つのロック位置においてロックされるとともに、前記少なくとも1つのトリガ部材(50,51)によって解放され、その結果、バネ(30)の力を受けて貯蔵器(20)と共に前記本体(10)に対して移動することによって、中間要素(60)は前記貯蔵器(20)内で前記ピストン(25)を動かし、1回分の流体を投与すること、
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記貯蔵器(20)は、一方の端部だけが開いた中空の管(21)を有し、当該端部はストッパピストン(25)によって密封されており、当該ピストン(25)は、貯蔵器(20)内でピストン(25)の動きによって生成される所定の強さの圧力を受けて開くように構成されたスリットを備えており、それによって、流体を貯蔵器(20)から投与開口部(11)の方向へ向けて投与すること、
を特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記貯蔵器(21)は、充填され、漏れの生じない形で前記ピストン(25)によって密封された後に、前記中間要素(60)に固定され、具体的にはスナップ留めによって固定されること、
を特徴とする請求項2又は3に記載の装置。 - 前記貯蔵器(20)は前記本体(10)に固定され、
前記ピストン(25)は、前記バネ(30)に押されて前記ピストン(25)と共に前記本体(10)に対して移動する前記中間要素と協動し、
前記中間要素(60)は、前記本体(10)に対し少なくとも1つのロック位置においてロックされるとともに、前記少なくとも1つのトリガ部材(50,51)によって解放され、その結果、バネ(30)の力を受けてピストン(25)と共に前記本体(10)に対して移動することにより、中間要素(60)は前記貯蔵器(20)内で前記ピストン(25)を動かして1回分の流体を投与すること、
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記貯蔵器は、両端が開いた中空の管(21)を有し、当該管(21)は、一方の端部では中間要素(60)と協動する前記ピストン(25)によって、もう一方の端部では静的な形で本体(10)と協動するストッパ(26)によって、密封されており、
前記静的ストッパ(26)は、貯蔵器(20)内でピストン(25)の動きによって生成される所定の強さの圧力を受けて開くように構成されたスリットを備えており、それによって、流体を貯蔵器(20)から投与開口部(11)の方向へ向けて投与すること、
を特徴とする請求項5に記載の装置。 - 前記中間要素(60)は、本体(10)内の少なくとも1つの穴(15,16)と協動して前記中間要素(60)を前記本体(10)に対してロックする、弾性キャッチなどのロック要素(65)を少なくとも1つ有し、
前記中間要素(60)は、前記少なくとも1つの穴(15,16)を介して前記少なくとも1つのロック用キャッチ(65)と協動する、前記少なくとも1つのトリガ部材(50,51)によって解放されること、
を特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の装置。 - 前記少くとも1つのトリガ部材(50,51)は、放射方向に移動するように取り付けられ、前記中間要素(60)と協動するように構成された側面の押しボタンという形で形成されていること、
を特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の装置。 - 前記少くとも1つのトリガ部材(50,51)は、前記本体(10)に固定された外側要素(55)上に形成されているとともに、内側に突き出した突起(57)を備えており、当該突起は、トリガ部材(50,51)が駆動される際に、前記本体(10)内に対応する形で設けられた少くとも1つの穴(15,16)を介して前記中間要素(60)と協動するように構成されていること、
を特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の装置。 - 前記貯蔵器(20)には2回分の分量の流体が格納されており、
前記コッキング部材(40)は、各々が1回分に対応する2つの別個のロック位置を有し、
前記中間要素(60)は、各々が1回分に対応する2つの別個のロック位置を有し、
前記装置は、各々が1回分に対応する2つの別個のトリガ部材(50,51)を有していること、
を特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載の装置。 - 2つのトリガ部材(50,51)は、装置の本体(10)上で、軸方向及び/又は周方向に、お互いに対して隔たっていること、
を特徴とする請求項10に記載の装置。 - 貯蔵器(20)はスポイトであり、
当該スポイトは、前記中間要素(60)と協動するピストン(25)を一方の端部に有し、休止位置で密封手段を形作るとともに、装置駆動の際には投与開口部(11)の所にスプレープロファイルを形作るエンドピース(70)をもう一方の端部に有すること、
を特徴とする請求項2乃至11のいずれかに記載の装置。 - 前記本体(10)には前記少くとも1つのトリガ部材(50,51)が一体化しており、そして、前記本体(10)内には内部スリーブ(80)が固定されており、
前記スリーブ(80)は、前記中間要素(60)、そして前記コッキング部材(40)と協動することで、それら各々のロック位置を規定するとともに、前記少くとも1つのトリガ部材(50,51)と協動して前記中間要素(60)を解放すること、
を特徴とする請求項2乃至12のいずれかに記載の装置。 - 前記コッキング部材(40)は、予め定められた強さの軸方向の力をユーザから加えられた時に、ロック位置から解放されること、
を特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の装置。 - 前記貯蔵器(20)はガラスでできており、前記ピストン(25)はエラストマー素材でできていること、
を特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の装置。
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