JP4254555B2 - ネットワーク品質の一点観測型測定方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク品質の一点観測型測定方法及び装置に係り、特に、インターネット等のパケット交換網を使用した通信サービスにおける性能管理技術において、通信品質を測定するためのネットワーク品質の一点観測型測定方法及び装置に関する。
一般的な性能測定の形態として、第1の従来の方法として、装置等で実装されているMIB(Management Information Base)情報(通過パケット数、情報量、バッファでの損失パケット数など)をSNMP(Simple Network Management Protocol)により取得する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
また、第2の従来の方法として、ネットワークのエンドツーエンドに測定装置を設置し、その間で試験的な通信を行い、性能(エンドツーエンドでのパケット損失率、遅延時間など)を測定する方法がある(例えば、非特許文献2参照)。
また、第3の従来の方法として、Pingなどある地点から対向する地点に試験パケットを送出して、往復経路でのパケット損失率や往復遅延時間を測定する方法がある。
Kornel Terplan著「LANネットワーク管理技法」、ソフトウェアリサーチセンタ発行、1994.pp.108−110 Steve Maxwellt著、「SNMPネットワーク管理ツール」、廣済堂、2001、pp2−21
しかしながら、上記第1の従来の方法における、MIB情報等による手法では、ある地点での通過パケット数、情報量、該当装置で損失したパケット数、及び、通過する時間間隔を測定することは可能であるが、ネットワークのエンドツーエンドにおけるパケット損失を検出できない問題がある。
また、上記第2の従来の方法における、測定端末間での試験パケットによる性能測定は、エンドツーエンドの両側に測定装置を設置する必要があること、測定時に試験パケットをネットワークに流すためネットワークに負荷がかかること、などの問題がある。
また、上記第3の従来の方法におけるpingなどによる測定では、必ずしもTCPプロトコルを用いないため、測定結果はTCPによる転送の特性を反映しない場合があるなどの問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、送信側から受信側までの間のある1地点において、実際の通信パケットをパッシブに測定することで、試験パケットを使うことを回避すると共に、パケットの通過(到着)状況を解析することでエンドツーエンドにおける性能(IPパケットの損失率など)測定が可能なネットワーク品質の一点観測型測定方法及び装置を提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明は、TCP/IPを含むプロトコル機能、あるいは、映像配信アプリケーションを含む通信プロトコルの上位に位置するアプリケーション機能により、データ転送を確実に行うために、途中でデータが損失した時に、再度データ転送を行う通信において、
送信側から受信側までの間のある1地点でのモニタ装置による、ネットワーク品質の1点観測方測定方法であって、
パケットヘッダ情報から測定対象となる、送受信端末間での通信の開始から終了までのフローを抽出するフロー抽出過程(ステップ1)と、
パケットのシーケンス番号(単位はバイトあるいは番号)のカウンタの周回による計測数値の制限や計測時間を制約することなく計測を行い、予め指定した時間パラメータTに基づいて、ネットワーク内の途中で損失したものが再送されたパケットであるか否かを判定する再送パケット判定過程(ステップ2)と、
再送パケット判定過程において、ネットワーク内の途中でのパケット損失があり再送パケットと判定された場合に、損失数および損失情報量の状況を一連のヘッダ情報から求め、ネットワーク品質を推定する損失推定過程(ステップ3)と、からなる。
また、本発明は、損失推定過程(ステップ3)において、
予め指定した送信側装置から転送される情報量単位、または、送信側装置から転送されるパケット数単位毎に、ネットワーク途中でのパケット損失に関する情報を含むネットワークの通信品質を算出する過程を含む。
また、本発明は、再送パケット判定過程(ステップ2)において、
ネットワーク内でのパケット転送経路の違いによって起こり得るパケット到着順序の逆転現象による到着時間の変動と、通信途中でのパケットロスに伴う再送を該到着時間の変動に基づいて判定する過程を含む。
また、本発明は、損失推定過程(ステップ3)において、
IPバージョン6でIPパケットヘッダから取り除かれるパケット識別子を前提とせず、TCPヘッダやRTPヘッダの通番号を用いて再送判定及びネットワーク品質を推定する過程を含む。
図2は、本発明の原理構成図である。
本発明は、TCP/IPを含むプロトコル機能、あるいは、映像配信アプリケーションを含む通信プロトコルの上位に位置するアプリケーション機能により、データ転送を確実に行うために、途中でデータが損失した時に、再度データ転送を行う通信において、送信側から受信側までの間のある1地点でのモニタによる、ネットワーク品質の1点の観測型測定装置であって、
パケットヘッダ情報から測定対象となる、送受信端末間での通信の開始から終了までのフローを抽出するフロー抽出手段と、
パケットのシーケンス番号(単位はバイトあるいは番号)のカウンタの周回による計測数値の制限や計測時間を制約することなく計測を行い、予め指定した時間パラメータTに基づいて、ネットワーク内の途中で損失したものが再送されたパケットであるか否かを判定する再送パケット判定手段と、
再送パケット判定手段において、ネットワーク内の途中でのパケット損失があり再送パケットと判定された場合に、損失数および損失情報量の状況を一連のヘッダ情報から求め、ネットワーク品質を推定する損失推定手段と、を有する
また、本発明の損失推定手段は、
予め指定した送信側装置から転送される情報量単位、または、送信側装置から転送されるパケット数単位毎に、ネットワーク途中でのパケット損失に関する情報を含むネットワークの通信品質を算出する手段を含む。
また、本発明の再送パケット判定手段は、
ネットワーク内でのパケット転送経路の違いによって起こり得るパケット到着順序の逆転現象による到着時間の変動と、通信途中でパケットロスに伴う再送を、該到着時間の変動に基づいて判定する手段を含む。
また、本発明の損失推定手段は、
IPバージョン6でIPパケットヘッダから取り除かれるパケット識別子を前提とせずに、TCPヘッダやRTPヘッダの通番号を用いて再送判定及びネットワーク品質を推定する手段を含む。
本発明によれば、対地の両端に測定機器を設置したり、試験パケット等を発生させてネットワークに負荷をかけたりせずに、ネットワークの品質を測定することができる。従って、大規模なネットワークを介して提供されるサービスの品質測定に対しても適用でき、品質劣化を早期に検出して良好な品質でサービス提供を行うことができる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
以下の説明に先立ち、記号等の定義を以下に示す。
到着パケットが何らかの順序で並べられているものとするとき、
J(k):通番k番目の到着パケットのパケット情報;
ts(k):通番k番目の到着パケットの時刻;
S1(k):通番k番目の到着パケットのシーケンス番号S1値;
L(k):通番k番目の到着パケットのペイロードサイズ;
S2(k):S1(k)+L(k);
T1:パケット到着の順序逆転の許容範囲を決めるパラメータ;
T2:再送パケットか否かを判定するパラメータ;
C:ネットワーク品質を算出する単位。即ち、送信側が送出した情報量Cに対する品質情報を算出する;
G(m):到着パケットの情報に対する分割(但し、重複するパケット情報を許す)
{J(k)|S1(k)あるいはS2(k)∈[mC+1,(m+1)C]},m=0,1,2,…;
kmax(m):G(m)に属するパケットの個数;
NL(m):G(m)に属するパケットのネットワーク途中での損失数;
DBL(m):G(m)に属するパケットのネットワーク途中での損失情報量(ペイロード部)の総和;
DK(m):G(m)の到着パケットにより受信側に届いていない、
シーケンス番号空間[mC+1,(m+1)C]の情報量の総和;
NB(m):通番m番目の「ネットワークの途中でのIPパケット損失率。m=1,2,…;
DB(m):通番m番目の「ネットワーク途中で損失したIPパケットの情報量の送信側から送出されたIPパケットの総情報量に対する割合。m=1,2,…;
DBB(m):G(m)に属する到着パケットのペイロードの総情報量;
NB:ネットワークの途中でのIPパケット損失率の平均値;
DB:ネットワークの途中で損失したIPパケットの情報量の送信側から送出されたIPパケットの総情報量に対する割合の平均値;
図3は、本発明の一実施の形態におけるネットワーク構成を示す。同図に示すネットワーク中に、1点観測型の測定器100がルータに接続されている。
図4は、本発明の一実施の形態における1点観測型の測定器の構成を示す。
同図に示す一点観測型の測定器100は、測定機能部110、フロー抽出機能部120、品質推定機能部130、測定対象の設定インタフェース(IF)10、測定パラメータ設定インタフェース(IF)20,出力パラメータ設定インタフェース(IF)30から構成されている。
測定機能部110は、パケットの到着毎にパケット情報を取得する。
フロー抽出部120は、パケットヘッダ情報から測定対象となるフロー(送受信端末間での通信の開始から終了まで)を抽出する。
品質推定機能部130は、パケットのヘッダ情報(シーケンス番号、単位はバイト或いは番号)から、受信側へのパケット到着の時系列名情報からネットワーク通信品質(ネットワーク途中でのパケット損失に関する情報等)を推定する。
以下、上記の構成における動作を説明する。
図5は、本発明の一実施の形態における測定器の動作のフローチャートである。
ステップ100) 測定機能部110において、通信パケットの測定を行う際に、例えば、ネットワーク・パケット・キャプチャリング・ツールの一つであるTcpdumpを用いて実現できる。ここでは、TCP/IP通信を例に説明する。その場合に取得できる情報を図6に示す。必要な情報は、図6の網掛けした項目である。パケットの到着毎に図6に示した情報(以下、パケット情報と呼ぶ)が得られる。また、シーケンス番号は1から付与されるように設定あるいは加工しておくこととする。
測定機能部110の測定により図7に示すような測定情報が得られる。同図の測定情報は、TcpdumpによるTCP/IP通信の出力例である。
ステップ200) フロー抽出機能部120は、まず、測定対象の設定IF10にて設定したパラメータ{通信元アドレス、通信元ポート番号、通信先アドレス、通信先ポート番号、通信の向き}を元に、測定機能部110からの出力からの対象となる到着パケット情報を測定結果から抽出する。
次に、時系列順に到着パケットのTCPヘッダ情報(図6)を見て「フラグ」がSであるパケットの時刻(コネクションの確立時刻)から、次に同フラグがS(次のコネクション確立時刻)または、F(コネクション開放時刻)、R(コネクション強制切断時刻)までの時刻を1フローとする。
ステップ300) 品質推定機能部130は、フロー抽出機能部120からの抽出データを以下のステップ310〜330の処理により、ネットワーク品質を出力する。
ステップ310) データの整列:
何らかの理由で到着パケットが重複している場合の処理を行う。予め出力パラメータ設定IF30にて指定した送信側から転送される情報量単位をCとする。これは、出力結果の算出単位となるものである。即ち、送信側が情報量Cを送出する間のネットワーク品質を算出する。
シーケンス番号のカウンタ上限による周回問題は、剰余類を用いることにより容易に回避できるので、ここでは、送信側から最初に送信されたパケット(データの)シーケンス番号を1とする。
ステップ320) 抽出されたフローの測定情報を、シーケンス番号に基づいて並び替える。具体的には、(S1,ts)の辞書式順序で並び替える。但し、S1:シーケンス番号(図6)のS1の値、ts:時刻とする。
但し、到着順でみた n番目の到着パケットが以下を満たす場合には、すでに受信側に情報が届いていると見做し、該当するパケット情報を削除することを(S1,ts)の辞書式順序での並び方を行うときに実施する。
Figure 0004254555
以下に削除されるパケット情報と削除されないパケット情報について、図8を用いて説明する。図8において、(S1,ts)の順序番号を#1,2,3としたとき、到着パケットの保有情報(シーケンス番号空間)を示す。同図(A),(B)の縦軸をシーケンス番号(S1)とし、横軸を時刻(ts)とする。同図(A)において、#3のパケットは既に届いている#2の一部であるので削除し、同図(B)において、#3のパケットはまだ到着していないデータ部を含んでいるため、削除しない。
到着パケットの情報を、以下のように分割(但し、重複する情報あり)する。これがネットワーク品質を算出する単位であり、
Figure 0004254555
G(m)={J(k)|S1(k)あるいはS2(k)∈[mC+1,(m+1)C]}
但し、m=0,1,2,…
とする。各G(m)に属する到着パケットに対しては、グループ内で改めて、前述の(S1,ts)の辞書式順序での並び順で通番k=1,2,…,kmax(m)を付与する。但し、kmax(m)は、G(m)に属するパケットの個数である。
以下の処理は、情報グループG(m)毎に行う。
ステップ320) 品質推定機能部130は、到着パケットの情報に基づく再送パケットか否かを判定する。まず、測定パラメータ設定IF20にて、T1,T2の各パラメータを設定する。ここでは、以下の記号を準備する。
Figure 0004254555
Figure 0004254555
即ち、シーケンス番号(バイト)の欠損情報用(数)。なお、C(m)の右肩の添え字は補集合を表す。
到着パケットの順序は前述のG(m)内で付与した通番kとする。
図9にG(m)に関する到着パケット毎の再送判定処理及び損失情報(NB(m),Db(m))の算出フローを示す。同図において、Nは損失パケット数の個数、Bは損失情報量、kは到着パケットの前述の通番を示す変数を示す。
N=0,D=0,k=1とし(ステップ101)、A(k,0)≦T1であるかを判定し(ステップ102)、そうである場合には、#通番kのパケットは再送パケットではないと判断し、N=N,D=D,k=k+1とし(ステップ103)、k=kmax(m)であるかを判定し(ステップ104)、そうであれば処理を終了し、そうでなければステップ102に移行する。
ステップ101で、A(k,0)>T1である場合には、B(k)≦0であるかを判定し、B(k)>0である場合には、#通番kのパケットは再送パケットではないと判定しN=N,D=D,k=k+1とし、ステップ104に移行する(ステップ106)。
ステップ105で、B(k)≦0である場合には#通番kのパケットは再送パケット出ると判定し、N=N+1,D=D+L(k),h=1とし(ステップ107)、次に、A(k、h)≦{S1(k+h)−S2(k-1)}・T2であるかを判定する(ステップ108)。そうであれば、#(k+h)番目のパケットは、再送パケットではないと判定し、N=1,D=D,k=k+h+1とし(ステップ109)、k=kmax(m)であれば処理を終了し、そうでなければステップ102に移行する。
ステップ108において、A(k、h)>{S1(k+h)−S2(k-1)}・T2であれば、#通番(k+h)のパケットは再送パケットであると判定し、N=N+1,D=D+L(k+h),h=h+1とし(ステップ111)、k=kmax(m)であれば処理を終了し、そうでなければステップ108に移行する(ステップ112)。
これにより、
NL(m):=N,DBL(m):=D
NB(m):=NL(m)/(NL(m)+kmax(m))
DB(m):={DBL(m)+DK(m)}/{DBL(m)+DK(m)+DBB(m)}
但し、
Figure 0004254555
は、G(m)における到着パケットの総サイズである。
なお、TCPプロトコルの場合には、パケット転送に関して保証するプロトコルであるため、シーケンス番号に欠落は基本的に起きない。しかし、欠落がある場合には、損失情報量DK(m)としてカウントする。DK(m)はRTPプロトコルの場合には欠損数を意味する。
また、パラメータT2は、予め指定しておく以外にも、現在計測している到着間隔の平均値相当を用いることも可能である。
ステップ330) 次に、品質推定機能部130は、ネットワーク内部でのパケット損失(IPパケット)に関する情報を算出する。ここでは、
NB:ネットワークの途中でのIPパケット損失率;
DB:ネットワーク途中で損失したIPパケットの情報量の送信側から送出されたIPパケットの総情報量に対する割合;
とする。
図9の処理フローで算出される以下の値、
max(m),NL(m),DBL(m)
NB(m),DB(m),DBB(m),DK(m)
を用いて、
Figure 0004254555
と算出し、ネットワーク品質情報として出力する。
なお、先の説明は、TCP/IP通信のように、シーケンス番号がバイト単位のものに関するものであるが、RTP/UDPパケットやIPバージョン4のIPヘッダにあるシーケンス番号(IPv4のIPヘッダにあるパケット識別子は必ずしも付与されていないことに注意)は、パケットに対して通番号で付与される場合には以下のようにすればよい。
全てのkに対してS2(k)=S1(k)+1として、S2(k)を読み替える。RTPプロトコルの場合には、図9のフローチャートにおけるkは、シーケンス番号に相当する(但し、k=1からスタートした相対番号を使用)。
上記では、パケットの通番順のデータ処理によるネットワーク品質算出方法を説明した。
次に、到着パケット順のデータ処理によるネットワーク品質の算出方法について説明する。以下では、図5のステップ330において、品質推定機能部130を端末側に実装する場合を想定し、メモリを節約するための方法を示す。
以下では、データ処理の流れは、図5の処理フローに従うが、図5のステップ310,320,330に関しては、到着パケット順のデータ処理の方法も記載する。
通番の付与の仕方も変更するので、再度、説明の前に記号の定義を示す。
k:受信側でのパケットの到着順。k=1,2,…;
p(k):k番目の到着パケット;
T1:パケット到着の順序逆転の許容範囲を決めるパラメータ。単位は秒;
T2:再送パケットか否かを判定するパラメータ。単位はビット/秒;
J(k):k番目の到着パケットのパケット情報;
ts(k):k、番目の到着パケットの時刻;
S1(k):k番目の到着パケットのシーケンス番号S1値;
L(k):k番目の到着パケットのペイロードサイズ;
S2(k):S1(k)+L(k);
C:ネットワーク品質を算出する単位。ここでは時間単位とする;
G(m):到着パケットの情報に対する分割
{j(k)|ts(k)∈[mT,(m+1)T]},m=1,2,…;
max(m):G(m)に属するパケットの個数;
NL(m):G(m)に属するパケットのネットワーク途中での損失数;
DBL(m):G(m)に属するパケットのネットワーク途中での損失情報量(ペイロード部)の総和;
DK(m):G(m)の到着パケットより受信側に届いていない、シーケンス番号空間[mB+1,(m+1)B]の情報量の総和;
NB(m):m番目の「ネットワーク途中でのIPパケット損失率」。m=1,2,…;
DB(m):m番目の「ネットワーク途中で損失したIPパケットの情報量の送信側から送出されたIPパケットの総情報量に対する割合」。m=1,2,…;
DBB(m):G(m)に属する到着パケットのペイロードの総情報量;
NB:「ネットワークの途中でのIPパケット損失率」の平均値;
DB:「ネットワークの途中で損失したIPパケットの情報量の送信側から送出されたIPパケットの総情報量に対する割合」の平均値;
前述の図5のステップ310については、到着パケット順の処理であるので、実施しない。但し、データ出力の単位は予め指定した時間単位Tで出力することとし、到着パケットデータは時間軸でTを単位としてG(m)に分割されているとする。
前述のステップ320に対応する処理として、以下の記号を準備する。
Los(k,T1):k番目の到着パケットを受信し、T1時間経過したときの欠損しているシーケンス空間;
具体的には、以下のように求める。
Figure 0004254555
これを到着パケットが到着する度に求めるには以下の漸化式を用いる。
Figure 0004254555
とすると、
Figure 0004254555
なので、初期値R(0,T1)=φより漸化的にR(k,T1)を求めることができ、上記の
Figure 0004254555
を用いて、Los(k,T1)を算出できる。
図10に単位時間T毎のNB(m)、DB(m)の計算フローを示す。
同図に示す計算フローは、再転送により同一番号が付与される場合(例えば、TCPシーケンス番号)には、パケットの到着時間揺らぎ(到着順序逆転事象を含む)のタイムスケール(T1とする)と、再転送により到着したパケットの遅延時間のタイムスケジュールが異なることに着目することで、再転送か否かを識別し、再転送頻度をもとにパケット損失状況を推定するものである。
特に、到着順で処理するフローは、k番目のパケットが到着した後、T1経過した時点における未到着パケットのシーケンス番号の集合をLos(k,T1)とする。k番目の到着パケットが再転送か否かの判定は以下の通りである。
(1)到着したパケットのシーケンス番号がLos(k−1,T1)に含まれていたら、再送パケットと判定する(図5のステップ100)。
(2)Los(k,T1)⊃Los(k−1,T1)、即ち、新たな未到着パケットのシーケンス番号の範囲が増加すれば、シーケンス番号の時刻に対する増加率を閾値(SP)と比較し、その大(小)により再転送か(否か)判断する(図5のステップ200)。
(3)Los(k,T1)=Los(k−1,T1)、即ち、次に到着すべきシーケンス番号が到着していれば、到着間隔閾値(T1)との大(小)により再転送か(否か)判断する(図5のステップ300)。
IPパケットの損失率(損失情報量率)は、再転送と判定されたパケットの比率(あるいは情報量情報の比)によって推定する。
上記の再転送パケットの判定の概要を図11に示す。
時間T毎に以下を(シーケンス番号順の処理と同様に)算出する。
NL(m):=N,DBL(m):=0
NB(m):=NL(m)/(NL(m)+kmax(m))
DB(m):={DBL(m)+DK(m)}/DBL(m)+DK(m)+DBB(m)}
但し、
Figure 0004254555
は、G(m)における到着パケットの総サイズである。
以下、図10に沿って説明する。
図10において、Nは損失パケット数の個数、Bは損失情報量、kは到着パケットの順番を示す変数、tは時間を示す変数を示す。
N=0,D=0,k=2、t=ts(1)と初期化し(ステップ201)、[S1(k),S2(k)]⊂Los(k−1,T1)であるかを判定し(ステップ202)、「真」である場合には、k番目のパケットは再送パケットであると判断し、N=N+1,D=D+L(k),t=t,k=k+1として、ステップ202に移行する(ステップ203)。
ステップ202において「偽」の場合には、Los(k−1,T1)=Los(k,T1)であるか判定し(ステップ204)、「偽」の場合には、{S1(k)−S2(k−1)+1}<(ts(k)−t)×T2であるか判定し(ステップ205)、「偽」の場合には、k番目のパケットは再送パケットではないと判断し、N−N,D=D,t=ts(k),k=k+1としてステップ202に移行し(ステップ206)、「真」の場合には、k番目のパケットは再送パケットであると判断し、N=n+1,D=D+L(k)、t=ts、k=k+1としてステップ202に移行する(ステップ207)。
ステップ204において、「真」の場合には、S2(k)>MaxS2(h)h<kであるか判断し(ステップ208)、「偽」である場合には、k番目のパケットは過去に既に到着しているので無視すると判定し、N=N,D=D,t=t,k=k+1とし、ステップ202に移行する(ステップ209)。
ステップ208において、「偽」の場合には、ts(k)−ts(k-1)<T1であるかを判定し(ステップ210)、「偽」の場合には、k番目のパケットは再送パケットであるとして、N=N+1,D=D+L(k),t=ts、k=k+1としてステップ202に移行する(ステップ211)。ステップ210において、「真」の場合には、k番目のパケットは再送パケットではないと判断し、N=N,D=D,t=ts(k),k=k+1としてステップ202に移行する(ステップ212)。
このように、本発明では、ネットワークの送信側と受信側までのある1点において、エンドツーエンドにおけるIPパケット損失率などの性能を測る方法であり、Tcpdump等のパケットモニタツールを用いて通信情報を取得する。この情報を加工し、シーケンス番号順に整列させ、これを到着パケットの情報に基づいて、再送パケットかどうかを判断し、到着パケット毎の再送判定処理、損失情報を算出する。これにより、ネットワーク途中でIPパケット損失率当を導き出すことができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態及び実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明は、パケット交換網を使用した通信サービスにおける性能管理技術(通信品質測定技術)に適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明の一実施の形態におけるネットワーク構成図である。 実施一点観測型の測定器の構成図である。 本発明の一実施の形態における一点観測型の測定器の動作のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるTcpdumpでの出力フォーマットである。 本発明の一実施の形態における測定情報(TcpdumpによるTCP/IP通信の出力例)である。 本発明の一実施の形態における削除されるパケット情報と削除されないパケット情報を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるG(m)に対するNB(m),DB(m)の計算のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における時間単位T毎のNB(m)、DB(m)の計算のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における再転送パケットの判定の概要を示す図である。
符号の説明
10 測定対象の設定IF
20 測定パラメータ設定IF
30 出力パラメータ設定IF
100 測定器
110 測定機能部
120 フロー抽出手段、フロー抽出機能部
130 品質推定機能部
131 再送パケット判定手段
132 損失推定手段
200 ルータ
300 サーバ

Claims (8)

  1. TCP/IPを含むプロトコル機能、あるいは、映像配信アプリケーションを含む通信プロトコルの上位に位置するアプリケーション機能により、データ転送を確実に行うために、途中でデータが損失した時に、再度データ転送を行う通信において、
    送信側から受信側までの間のある1地点でのモニタ装置による、ネットワーク品質の1点観測方測定方法であって、
    パケットヘッダ情報から測定対象となる、送受信端末間での通信の開始から終了までのフローを抽出するフロー抽出過程と、
    パケットのシーケンス番号(単位はバイトあるいは番号)のカウンタの周回による計測数値の制限や計測時間を制約することなく計測を行い、予め指定した時間パラメータTに基づいて、ネットワーク内の途中で損失したものが再送されたパケットであるか否かを判定する再送パケット判定過程と、
    前記再送パケット判定過程において、前記ネットワーク内の途中でのパケット損失があり再送パケットと判定された場合に、損失数および損失情報量の状況を一連のヘッダ情報から求め、ネットワーク品質を推定する損失推定過程と、
    からなることを特徴とするネットワーク品質の1点観測型測定方法。
  2. 前記損失推定過程において、
    予め指定した送信側装置から転送される情報量単位、または、送信側装置から転送されるパケット数単位毎に、ネットワーク途中でのパケット損失に関する情報を含むネットワークの通信品質を算出する過程を含む請求項記載のネットワーク品質の1点観測型測定方法。
  3. 前記再送パケット判定過程において、
    前記ネットワーク内でのパケット転送経路の違いによって起こり得るパケット到着順序の逆転現象による到着時間の変動と、通信途中でのパケットロスに伴う再送を該到着時間の変動に基づいて判定する過程を含む請求項記載のネットワーク品質の1点観測型測定方法。
  4. 前記損失推定過程において、
    IPバージョン6でIPパケットヘッダから取り除かれるパケット識別子を前提とせず、TCPヘッダやRTPヘッダの通番号を用いて再送判定及びネットワーク品質を推定する過程を含む請求項1記載のネットワーク品質の点観測型測定方法。
  5. TCP/IPを含むプロトコル機能、あるいは、映像配信アプリケーションを含む通信プロトコルの上位に位置するアプリケーション機能により、データ転送を確実に行うために、途中でデータが損失した時に、再度データ転送を行う通信において、送信側から受信側までの間のある1地点でのモニタによる、ネットワーク品質の1点の観測型測定装置であって、
    パケットヘッダ情報から測定対象となる、送受信端末間での通信の開始から終了までのフローを抽出するフロー抽出手段と、
    パケットのシーケンス番号(単位はバイトあるいは番号)のカウンタの周回による計測数値の制限や計測時間を制約することなく計測を行い、予め指定した時間パラメータTに基づいて、ネットワーク内の途中で損失したものが再送されたパケットであるか否かを判定する再送パケット判定手段と、
    前記再送パケット判定手段において、前記ネットワーク内の途中でのパケット損失があり再送パケットと判定された場合に、損失数および損失情報量の状況を一連のヘッダ情報から求め、ネットワーク品質を推定する損失推定手段と、
    を有することを特徴とするネットワーク品質の1点観測型測定装置。
  6. 前記損失推定手段は、
    予め指定した送信側装置から転送される情報量単位、または、送信側装置から転送されるパケット数単位毎に、ネットワーク途中でのパケット損失に関する情報を含むネットワークの通信品質を算出する手段を含む請求項記載のネットワーク品質の1点観測型測定装置。
  7. 前記再送パケット判定手段は、
    前記ネットワーク内でのパケット転送経路の違いによって起こり得るパケット到着順序の逆転現象による到着時間の変動と、通信途中でパケットロスに伴う再送を、該到着時間の変動に基づいて判定する手段を含む請求項記載のネットワーク品質の1点観測型測定装置。
  8. 前記損失推定手段は、
    IPバージョン6でIPパケットヘッダから取り除かれるパケット識別子を前提とせずに、TCPヘッダやRTPヘッダの通番号を用いて再送判定及びネットワーク品質を推定する手段を含む請求項記載のネットワーク品質の1点観測型測定装置。
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