JP4246600B2 - 蓄電池排気構造 - Google Patents

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本発明は、蓄電池の排気構造に関するものである。
蓄電池、特に鉛蓄電池において、蓄電池の充放電に伴い発生する内部ガスを排出するために排気孔を設けているが、使用中の振動伴う電解液の飛散よる飛沫や液滴の漏洩を防止し発生ガスのみを排出する為に、蓄電池の上部、例えば蓋に形成した排気室に発生ガスを排気室内に導入するための導入孔と排気室内に導入したガスを排気するための排気孔を設け、該排気室内に多数の防沫板を形成して迷路を形成しかつ、該排気室の底面を導入孔に向かい傾斜して形成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭54−131037号公報(第7図、第8図参照)
しかしながら、上記従来の排気構造において、傾斜面が排気室の底面のみであるので、排気室内に進入した飛沫や液滴はその防沫板により遮られて排出孔からの排出が阻止されるも、遮られた液が防沫板面から離れず該防沫板下部に留まり、蓄電池の振動等によりこの液がやがて隣のセルに対応する排気室に侵入し、該隣のセルの導入孔から液がセル室内に還流する或いは排気孔から外部へ漏れ出るとか該排気孔に設けられた防爆フィルターを濡らす等の不具合をもたらす恐れがあった。
本発明は、これら従来の課題を解決するもので、排気室底面及び該防沫板下方に傾斜するのみならず、水平方向においても防沫板傾斜させたものである。
本発明は、排気室の底面を傾斜させ且つ防沫板を水平方向においても傾斜させて液の戻りを良くしたので、該排気室内に液が滞留することなく速やかに各セル室内に還流、排気室を介して隣接のセル室へ液が移動したり外部へ漏れ出たりする問題が解消される効果を奏するものである。
図1は、本発明の実施の形態を断面図で、図3のA−A線に沿った部分に対応する断面図を示す。1は電槽、2は蓋、3は上蓋である。電槽1内は隔壁4により6個のセル室5に区画形成され、正負極板がセパレータを介して交互に積層した極板群(図示せず)が各セル室5内に収納され、隔壁4を貫通して互いに直列に接続されている。この電槽1の上面開口部を閉塞する様に蓋2が熱融着されている。蓋2の裏面には電槽1の隔壁に対応する隔壁6が形成され、電槽1の隔壁4と互いに熱融着され各セル室5の上面を覆っている。該蓋2には各セル室5に対応し注液口7と排気室8が形成されている。該排気室8は、図2に示される要部拡大斜視図の通り、各セル室5と連通し蓄電池内の発生ガスを導入する導入孔9と該排気室8からガスを排出するための排気孔10および排気室8に進入した電解液を還流するための液還流孔11が形成され、その底面12は該液還流孔に向かい傾斜して傾斜面を形成している。
このような排気室8には多数の防沫板13が形成されている。該防沫板13は、図3に示す上蓋3を除いた蓋2の平面図に示す如く、各排気室8の側壁より互い違いに突出形成され、また、その下部は該排気室8の底面12と一体に形成され、該底面12と共に該液還流孔11に向かって傾斜構造をなしている。さらに、その先端には排気室8の側壁との間に隙間14が形成され、しかも各排気室8の液還流孔11に向かい水平方向においても傾斜して形成され、その先端がL字状に折り曲げられた折り返し部15が還流孔11側へ折り曲げられて形成されている。
なお、排気室8の導入孔9や液還流孔11が形成されている注液口7と隣接する側壁8aも斜めに形成されている。
16は各排気室7と連通する排気通路で、仕切り板17により適宜仕切られ、その上部に形成された凹部18により互いに連通している。19フィルター室で内部に防爆フィルター20が配置されている。21は一端がフィルター室19に開口し他端が蓄電池の側面に開口する排気ノズル、22は蓄電池のブッシング端子で、蓋2に鋳込み形成されその中空内に極板群に接続された極柱が貫通され互いに上端部で溶接されるものである。23は電解液面や電解液比重を監視するテレベル栓の取孔である。
電槽1、蓋2、上蓋3はポリプロピレンで成形されている。正負極として鉛粉を希硫酸で練った活物質ペーストを鉛合金の格子基板に充填した極板を使用し、セパレータは耐酸性高分子多孔板とガラスマットを積層したものを使用し、これらを正負極板と交互に積層して極板群を得た。これら極板群を各セル室内に収容し、極板群と一体となったセル間接続体により、隣接するセル室5内の極板群を、隔壁を貫通してセル間接続体同士を抵抗溶接することで直列に接続し、端部に位置するセル室5内の極板群から端子極柱をブッシング端子22内に挿通して蓋2を施し、電槽1と蓋2を熱融着した。また、極柱端子とブッシング端子22をその上端で互いに溶接した。次いで、注液口7より希硫酸電解液を各セル室5内に注入し、化成を施した後排気室8を覆う上蓋3を熱融着し、比重の異なり異なる色に着色された2つの合成樹脂球を備え、全体が透明の合成樹脂で形成されたテレベル栓をその取孔23に螺着して取付け鉛蓄電池を完成した。
このような鉛蓄電池は、使用中、充電による発生ガスや振動により、電解液が排気室8内に侵入しても排気室8の底面12が傾斜し、且つ排気室内の防沫板13が水平方向においても傾斜して形成されているので、進入した電解液は該排気室8内に滞留することなく速やかに液還流孔11からセル室5内に還流することが出来る。
従って、従来の如く排気室8内に液が滞留することがなく該滞留した液が隣接しるセル室5内に入ったり、外部へ漏れ出たりする問題は無くなる。
なお、発生ガスが、防沫板13により液と分離され、排気室8の排気孔10より排気通路16へ入り、仕切り板17の凹部18を通ってフィルター室19に入り、防爆フィルター20により分散されて排気ノズル21より安全に外部へ排出されるものである。
なお、排気室8の導入孔9は排気室8上部に形成し、液還流孔11を排気室8下部に形成した例を示したが、排気室8上部の導入孔9を省き、液還流孔11が導入孔を兼ねるようにしても良い。
図4は他の実施例を示す蓋2の上面図である。図1から図3と同じ符号は同じものを示す。この例では、排気室8は上記実施例1が蓋2の長側面方向すなわちセル室幅方向と同一方向に長く形成したのに対し、セル室幅方向とは直行する長さ方向と同一方向に長く形成したものである。また、フィルター室19は上記実施例1では両端に1個ずつ設けたがこの実施例では一端に1個のみ形成したものである。
この実施例でも、蓋2は電槽に熱融着され、注液口7より各セル室内に電解液が注入された後に該蓋2の上面には排気室8、排気通路16およびフィルター室19が一枚の上蓋が熱融着されて覆われるものである。そして、蓄電池の使用中、充電による発生ガスや振動により、電解液が排気室8内に侵入しても、底面が傾斜し、且つ排気室8内の防沫版13が水平方向においても傾斜しているので、進入した電解液は該排気室8内に滞留することなく速やかに液還流孔から各セル室内に還流することが出来るものである。
この実施例が上記実施例1と異なる部分は、排気通路16に形成された仕切り板17の構造である。上記実施例1では、この仕切り板17に凹部を形成したが、この実施例では形成していない。そして、図示はしないが、この実施例では仕切り壁17の上部に熱融着される上蓋の裏面対抗部分に該仕切り壁17を跨ぐ凹部を形成し、発生ガスが導入口9から排気室8に入り、隙間14をジグザグに通った後排気孔10より排気通路16に到達した後は、仕切り壁17の上方に形成された蓋裏面の凹部を通って排気通路16へ戻り、これを繰り返してフィルター室19のフィルター20を介して排気ノズル21より安全に外部へ排出することが出来る。
この様に、この実施例では仕切り壁17の凹部を無くすことで、隔壁6、排気室8を仕切る周囲の壁および排気通路16を形成する両側の壁の上端と仕切り壁17の全ての上端を同一面上に位置する平坦なものに形成することが出来、セル室の気密試験をする際に図4に斜線部で示す部分に、気密試験をする為の試験ヘッド先端のゴムを当てることで、セル室を独立して完全に覆うことが出来、試験ヘッドよりセル室内に注液口7を介して空気を送り加圧してその圧力低下の無いことを確認してセル室の気密状態を確認することが出来るものである。
この様に、この実施例では、仕切り壁17から凹部を無くし、その上端を隔壁6が排気室8を仕切る壁、排気通路16を形成する両サイドの壁と同様平坦にしたので、セル室の気密試験を簡単に行うことが出来る。
本発明の実施形態の蓄電池の断面図 本発明の実施形態の排気室の部分拡大斜視図 本発明の実施形態の蓋上面図 本発明の他の実施形態の蓋上面図
符号の説明
1 電槽
2 蓋
3 上蓋
5 セル室
排気室
導入孔
10 排気孔
11 液還流孔
12 底面
13 防沫板
16 排気通路
17 仕切り壁

Claims (3)

  1. 蓄電池上部に排気室を形成し、該排気室内に排気室内を区分することのない様に隙間を形成した防沫板を形成して該排気室内に迷路を形成すると共に、該排気室に蓄電池の発生ガスを該排気室内に導入する導入孔と該排気室の上部に該排気室からガスを排出する排出孔と、該排気室の下端部に排気室内に進入した液を還流する液還流孔を設け、かつ、該排気室底面及び該防沫板を液還流孔に向かって下方傾斜させると共に、水平方向においても防沫板隙間と液還流孔側に向かって傾斜するよう形成したことを特徴とする蓄電池排気構造。
  2. 排気室内に迷路を形成する防沫板の隙間側先端を傾斜する排気室底面沿って折り曲げられた折り返し部を形成したことを特徴とする請求項1記載の蓄電池排気構造。
  3. 排気室と排気孔を介して連通する排気通路を形成し、該排気通路を介して外部と連通する連通と共に、該排気通路には該通路を遮る仕切り壁を設け、該仕切り壁の全上端を、排気通路を形成する両側の壁の上端と同一平面上に位置する平坦な面としたことを特徴とする請求項1記載の蓄電池排気構造。
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