JP4242082B2 - 向き変更自在な運転座席を備えた自動変速式の車両 - Google Patents

向き変更自在な運転座席を備えた自動変速式の車両 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両としては、例えば図5〜図7に示すように、荷2をパレット1ごと持ち上げ、船内と船外のヤードとの間を行き来して運搬する車両3がある。上記車両3は、平面視U形状の車体4と第1車輪5と第2車輪6と第3車輪7と運転室8(運転部)とを備えている。尚、上記第1〜第3車輪5,6,7はそれぞれ左右一対配設されており、このうち、上記第1車輪5と第2車輪6とは、車体4の前部に設けられた左右一対の車輪取付フレーム9に設けられている。また、上記第3車輪7と運転室8とは車体4の後部に設けられており、上記両第3車輪7は車体4に設けられたエンジン(図示せず)によって回転駆動される。上記第1〜第3の各車輪5〜7は複数の方向転換用シリンダ装置(ステアリングシリンダ装置:図示せず)によって左右に方向転換可能に構成されている。また、上記車体4には、上記パレット1を持ち上げる昇降自在な荷役装置10が複数設けられている。
【0003】
図5,図6,図8に示すように、上記運転室8内には、縦軸心周りに半回転して前方向イ(一方向に相当)と後方向ロ(他方向に相当)とに向き変更自在な運転座席11と、前方向走行時用の一方のステアリング12aと、後方向走行時用の他方のステアリング12bと、前方向走行時用の一方の変速レバー(セレクトレバー)13aと、後方向走行時用の他方の変速レバー13b(セレクトレバー)と、上記一方の変速レバー13a又は他方の変速レバー13bの切り換え位置に基づいて自動変速装置(図示せず)を制御する変速制御部(図示せず)と、上記運転座席11が前方向イに向いていることを検出する一方の近接スイッチ14a(向き検出器の一例)と、運転座席11が後方向ロに向いていることを検出する他方の近接スイッチ14b(向き検出器の一例)と、上記エンジンを始動させるスタータスイッチ15と、上記荷役装置10を作動させる複数の操作レバー16とが設けられている。尚、上記スタータスイッチ15は、鍵を差し込んでオンとオフを切り換えるキースイッチである。
【0004】
また、図9に示すように、上記車体4には、一方のステアリング12aの回転操作に応じて上記方向転換用シリンダ装置を作動させる一方のステアリングバルブ(図示せず)と、この一方のステアリングバルブを切換え制御する電磁式の一方の制御弁17aと、他方のステアリング12bの回転操作に応じて上記方向転換用シリンダ装置を作動させる他方のステアリングバルブ(図示せず)と、この他方のステアリングバルブを切換え制御する電磁式の他方の制御弁17bとが設けられている。
【0005】
また、上記一方および他方の変速レバー13a,13bはそれぞれ、正走行位置Fと逆走行位置Rとニュートラル位置Nとの3位置に切り換え可能であり、複数の端子A〜Fを有している。さらに、上記正走行位置Fにおいて端子Cと端子Dとが接続され、ニュートラル位置Nにおいて端子Aと端子Bとが接続され、逆走行位置Rにおいて端子Cと端子Eと端子Fとが接続されている。
【0006】
図9は、上記運転座席11の向きを変更することによって作動する制御回路20を示している。制御回路20には、一方の近接スイッチ14aによって作動する一方のリレー21aと、他方の近接スイッチ14bによって作動する他方のリレー21bと、上記一方のリレー21aの接点22(a接点),23(b接点)と、上記他方のリレー21bの接点24(b接点),25(a接点)とが備えられている。上記接点22と接点24と一方のステアリングバルブ17aとは直列に接続され、さらに、上記接点22は一方の変速レバー13aの端子Cに接続されている。また、上記接点23と接点25と他方のステアリングバルブ17bとは直列に接続され、さらに、上記接点23は他方の変速レバー13bの端子Cに接続されている。
【0007】
また、上記スタータスイッチ15は一方の変速レバー13aの端子Aに接続され、一方の変速レバー13aの端子Bが他方の変速レバー13bの端子Aに接続され、他方の変速レバー13bの端子Bがスタータリレーに接続されている。さらに、一方の変速レバー13aの端子Dと他方の変速レバー13bの端子Eとが共に変速制御部に接続され、一方の変速レバー13aの端子Eと他方の変速レバー13bの端子Dとが共に変速制御部に接続されている。
【0008】
以下、制御回路20による制御を説明する。
▲1▼先ず、両変速レバー13a,13bを共にニュートラル位置Nに切り換えた状態で、スタータスイッチ15をオンに切り換えることにより、エンジンが始動する。
【0009】
▲2▼そして、例えば、図5に示すように車両3を前方向イへ走行させる場合、図8の実線で示すように運転座席11を前方向イへ切り換える。これにより、一方の近接スイッチ14aがオフからオンに切り換り、一方のリレー21aの励磁コイルが励磁され、上記一方のリレー21aの接点22がオフからオンに切り換るとともに接点23がオンからオフに切り換る。これにより、両接点22,24がオンかつ両接点23,25がオフとなるため、一方の制御弁17aが作動し、一方のステアリング12aを回転操作した場合、この回転操作に応じて一方のステアリングバルブ(図示せず)が作動し、方向転換用シリンダ装置(図示せず)によって各車輪5,6,7が左右に方向転換される。
【0010】
また、一方の変速レバー13aをニュートラル位置Nから正走行位置Fに切り換えることにより、一方の変速レバー13aの端子Dから切換信号が変速制御部へ送られ、以って、車両3が前方向イへ走行する。
【0011】
また、運転座席11を前方向イへ切り換えた状態で、一方の変速レバー13aを逆走行位置Rに切り換えることによって、一方の変速レバー13aの端子Eから切換信号が変速制御部へ送られ、以って、車両3が前方向イとは逆方向へ走行する。
【0012】
▲3▼また、図6に示すように車両3を後方向ロへ走行させる場合、図8の仮想線に示すように運転座席11を後方向ロへ切り換えることにより、他方の近接スイッチ14bがオフからオンに切り換り、他方のリレー21bの励磁コイルが励磁され、上記他方のリレー21bの接点24がオンからオフに切り換るとともに接点25がオフからオンに切り換る。これにより、両接点22,24がオフかつ両接点23,25がオンとなるため、他方の制御弁17bが作動し、他方のステアリング12bを回転操作した場合、この回転操作に応じて他方のステアリングバルブ(図示せず)が作動し、方向転換用シリンダ装置(図示せず)によって各車輪5,6,7が左右に方向転換される。
【0013】
また、他方の変速レバー13bをニュートラル位置Nから正走行位置Fに切り換えことにより、他方の変速レバー13bの端子Dから切換信号が変速制御部へ送られ、以って、車両3が後方向ロへ走行する。
【0014】
また、運転座席11を後方向ロへ切り換えた状態で、他方の変速レバー13bを逆走行位置Rに切り換えることによって、他方の変速レバー13bの端子Eから切換信号が変速制御部へ送られ、これにより、車両3が後方向ロとは逆方向へ走行する。
【0015】
上記のような車両3を用いて、例えば、船内の荷2をパレット1ごと船外へ搬出する場合、上記▲2▼のように、運転座席11を前方向イへ切り換え(図5参照)、一方のステアリング12aを回転操作し、車両3を前方向イへ走行させて船内へ進入する。その後、操作レバー16を操作し、荷役装置10でパレット1を持ち上げる。
【0016】
その後、上記▲3▼のように、運転座席11を後方向ロへ切り換え(図6参照)、他方のステアリング12bを回転操作し、車両3を後方向ロへ走行させて船外へ搬出する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、上記▲2▼において一方の変速レバー13aをニュートラル位置N以外の切換位置(すなわち正走行位置F又は逆走行位置R)に切り換えたままの状態で、上記▲2▼から▲3▼を実行し、その後、再度▲2▼を実行した場合、既に一方の変速レバー13aが正走行位置F又は逆走行位置Rに切り換えられているため、運転座席11を前方向イへ切り換えた際、いきなり車両3が勝手に走行してしまうといった操作ミスが発生する問題があった。
【0018】
本発明は、運転座席の向きを切り換えた時、いきなり車両が勝手に走行してしまうといった操作ミスの発生を防止することが可能な向き変更自在な運転座席を備えた自動変速式の車両を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明は、車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両であって、
上記運転部に、運転座席の向きを検出する向き検出器と、一方の警報器と、他方の警報器とが設けられ、
上記向き検出器によって運転座席が一方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となり、
上記向き検出器によって運転座席が一方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記一方の警報器が作動するとともに一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信不可となり、
上記向き検出器によって運転座席が他方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信可能となり、
上記向き検出器によって運転座席が他方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記他方の警報器が作動するとともに、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信不可となるものである。
【0020】
これによると、運転座席を一方向に切り換えた場合、向き検出器によって運転座席が一方向に切り換えられていると検出される。この際、他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるため、一方の変速レバーによって車両が走行する。
【0021】
また、上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、一方の警報器が作動するため、オペレータは他方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことを迅速かつ確実に把握し得る。さらに、一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信不可となるため、車両は走行しない。したがって、他方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことに気付かないままで運転座席を一方向から他方向へ切り換えてしまい、いきなり車両が勝手に走行してしまうといった操作ミスを防止することができる。
【0022】
同様に、運転座席を他方向に切り換えた場合、向き検出器によって運転座席が他方向に切り換えられていると検出される。この際、一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、他方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるため、他方の変速レバーによって車両が走行する。
【0023】
また、上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、他方の警報器が作動するため、オペレータは一方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことを迅速かつ確実に把握し得る。さらに、他方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信不可となるため、車両は走行しない。したがって、一方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことに気付かないままで運転座席を他方向から一方向へ切り換えてしまい、いきなり車両が勝手に走行してしまうといった操作ミスを防止することができる。
【0027】
本第2発明は、車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両であって、
上記運転部に、運転座席の向きを検出する向き検出器と、一方の警報器と、他方の警報器と、一方向と他方向とのいずれかを選択する向き選択スイッチと、一方の向き表示装置と、他方の向き表示装置とが設けられ、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるとともに、上記一方の向き表示装置が作動し、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記一方の警報器が作動し、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信可能となるとともに、上記他方の向き表示装置が作動し、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記他方の警報器が作動するものである。
【0028】
これによると、オペレータが向き選択スイッチで一方向を選択し、運転座席を一方向に切り換えた場合、向き検出器によって運転座席が一方向に切り換えられていると検出される。この際、他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、一方の向き表示装置が作動し、一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるため、一方の変速レバーによって車両が走行する。このように、上記一方の向き表示装置が作動することによって、オペレータは運転座席が確実に一方向に切り換えられていることを確認できる。
【0029】
同様に、オペレータが向き選択スイッチで他方向を選択し、運転座席を他方向に切り換えた場合、向き検出器によって運転座席が他方向に切り換えられていると検出される。この際、一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、他方の向き表示装置が作動し、他方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるため、他方の変速レバーによって車両が走行する。このように、上記他方の向き表示装置が作動することによって、オペレータは運転座席が確実に他方向に切り換えられていることを確認できる。
本第3発明は、車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両であって、
上記運転部に、運転座席の向きを検出する向き検出器と、一方の警報器と、他方の警報器と、一方向と他方向とのいずれかを選択する向き選択スイッチと、一方の向き表示装置と、他方の向き表示装置とが設けられ、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるとともに、上記一方の向き表示装置が作動し、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記一方の警報器が作動するとともに一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信不可となり、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信可能となるとともに、上記他方の向き表示装置が作動し、
上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記他方の警報器が作動するとともに、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信不可となるものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、上記本発明における実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。尚、先述した従来のものと同一のものについては同じ番号を付記してその説明を省略する。
【0031】
図1に示すように、運転室8内には、一方のブザー51a(一方の警報器の一例)と、他方のブザー51b(他方の警報器の一例)と、向き選択スイッチ52と、一方の向き表示ランプ53a(一方の向き表示装置の一例)と、他方の向き表示ランプ53b(他方の向き表示装置の一例)とが設けられている。図3に示すように、上記向き選択スイッチ52は、前方向切換位置ハと後方向切換位置ニとの2方向へ手動で切り換え可能な切り換えスイッチである。
【0032】
また、制御回路54は図4のように構成されている。
すなわち、制御電源のプラス側に接点24,25の一方の端子が接続され、上記接点24の他方の端子に接点22と一方のステアリングバルブ17aとが直列に接続され、上記接点25の他方の端子に接点23と他方のステアリングバルブ17bとが直列に接続されている。
【0033】
一方の変速レバー13aの端子Aには第1のリレー55が接続され、他方の変速レバー13bの端子Bには第2のリレー56が接続されている。また、接点22と一方の変速レバー13aの端子Cとは、上記第2のリレー56の接点57(a接点)と上記向き選択スイッチ52の前方向切換位置ハ側の接点58と一方のダイオード59aとを介して接続されている。また、上記一方の向き表示ランプ53aは上記接点58の他方の端子側に接続され、第3のリレー60が上記向き表示ランプ53aに並列に接続されている。また、上記一方のブザー51aは、上記第3のリレー60の接点61(b接点)を介して、上記接点24の他方の端子側に接続されている。
【0034】
さらに、接点23と他方の変速レバー13bの端子Cとは、上記第1のリレー55の接点62(a接点)と上記向き選択スイッチ52の後方向切換位置ニ側の接点63と他方のダイオード59bとを介して接続されている。また、上記他方の向き表示ランプ53bは上記接点63の他方の端子側に接続され、第4のリレー64が上記向き表示ランプ53bに並列に接続されている。また、上記他方のブザー51bは、上記第4のリレー64の接点65(b接点)を介して、上記接点25の他方の端子側に接続されている。
【0035】
また、上記第1のリレー55の接点67(a接点)と上記第2のリレー56の接点68(a接点)とスタータスイッチ15とが直列に接続されている。また、一方の変速レバー13aの端子Bが他方の変速レバー13bの端子Aに接続され、さらに、一方の変速レバー13aの端子Dと他方の変速レバー13bの端子Eとが共に変速制御部に接続され、一方の変速レバー13aの端子Eと他方の変速レバー13bの端子Dとが共に変速制御部に接続されている。
【0036】
以下、上記構成における作用を説明する。
▲1▼先ず、両変速レバー13a,13bを共にニュートラル位置Nに切り換えることにより、第1および第2のリレー55,56の励磁コイルが励磁され、各接点57,62,67,68がオンになり、この状態でスタータスイッチ15をオンに切り換えることにより、エンジンが始動する。
【0037】
尚、一方の変速レバー13aがニュートラル位置N以外の切換位置(すなわち正走行位置F又は逆走行位置R)に切り換えられている場合、第1のリレー55の励磁コイルが非励磁となり、接点62,67がオフになるため、スタータスイッチ15をオンに切り換えてもエンジンが始動することはない。また、他方の変速レバー13bがニュートラル位置N以外の切換位置(すなわち正走行位置F又は逆走行位置R)に切り換えられている場合も同様に、接点57,68がオフになるため、スタータスイッチ15をオンに切り換えてもエンジンが始動することはない。このように、両変速レバー13a,13bの少なくとも片方がニュートラル位置N以外の切換位置に切り換えられている場合、スタータスイッチ15をオンに切り換えてもエンジンが始動しないため、エンジンの始動と同時にいきなり車両3が勝手に発進してしまうといったトラブルを防止することができる。
【0038】
▲2▼上記▲1▼のようにしてエンジンを始動した後、例えば、車両3を前方向イへ走行させる場合、オペレータは、図3の実線で示すように向き選択スイッチ52を前方向切換位置ハへ切り換え、さらに、図1に示すように運転座席11を前方向イへ切り換える。これにより、接点58がオンおよび接点63がオフになるとともに、一方の近接スイッチ14aがオンになって一方のリレー21aの励磁コイルが励磁され、接点22がオンおよび接点23がオフになる。
【0039】
この際、上記▲1▼により、他方の変速レバー13bはニュートラル位置Nに切り換えられているため、接点57がオンになっており、したがって、一方の向き表示ランプ53aが点灯するとともに、第3のリレー60の励磁コイルが励磁され、接点61がオフとなる。
【0040】
この状態で、オペレータが一方の変速レバー13aをニュートラル位置Nから正走行位置Fへ切り換えた場合、一方の変速レバー13aの端子Dからの切換信号が変速制御部へ送信され、車両3が前方向イへ走行する。上記のように一方の向き表示ランプ53aが点灯することにより、オペレータは運転座席11が確実に前方向イへ切り換えられていることを確認できる。
【0041】
また、両接点22,24がオンになるため、一方の制御弁17aが作動し、オペレータが一方のステアリング12aを回転操作した場合、この回転操作に応じて一方のステアリングバルブ(図示せず)が作動し、各車輪5〜7が左右に方向転換される。
【0042】
さらに、オペレータが一方の変速レバー13aを逆走行位置Rへ切り換えた場合、一方の変速レバー13aの端子Eからの切換信号が変速制御部へ送信され、車両3が前方向イとは逆方向へ走行する。
【0043】
▲3▼上記▲2▼において、他方の変速レバー13bがニュートラル位置N以外の切換位置(すなわち正走行位置F又は逆走行位置R)に切り換えられている場合、第2のリレー56の励磁コイルが非励磁となり、接点57,68が共にオフになり、一方の向き表示ランプ53aが消灯するとともに、第3のリレー60の励磁コイルが非励磁になり、接点61がオンとなる。これにより、一方のブザー51aが作動して警報音を発するため、オペレータは他方の変速レバー13bがニュートラル位置Nではないことを迅速かつ確実に把握し得る。したがって、従来のように他方の変速レバー13bの位置がニュートラル位置Nではないことに気付かないままで運転座席11を前方向イから後方向ロへ切り換えてしまい、いきなり車両3が勝手に走行してしまうといった操作ミスを防止することができる。
【0044】
尚、上記のように他方の変速レバー13bがニュートラル位置N以外の切換位置に切り換えられている場合、接点57がオフになるため、オペレータが一方の変速レバー13aを正走行位置Fや逆走行位置Rに切り換えても、切換信号は一方の変速レバー13aから変速制御部へ送信されない。したがって、オペレータが一方の変速レバー13aを操作しても車両3は走行しない。
【0045】
▲4▼また、車両3を後方向ロへ走行させる場合、オペレータは、図3の仮想線で示すように向き選択スイッチ52を後方向切換位置ニへ切り換え、さらに、図2に示すように運転座席11を半転させて後方向ロへ切り換える。これにより、接点58がオフおよび接点63がオンになるとともに、他方の近接スイッチ14bがオンになって他方のリレー21bの励磁コイルが励磁され、接点24がオフおよび接点25がオンになる。
【0046】
この際、一方の変速レバー13aがニュートラル位置Nに切り換えられている場合、接点62がオンになり、したがって、他方の向き表示ランプ53bが点灯するとともに、第4のリレー64の励磁コイルが励磁され、接点65がオフとなる。
【0047】
この状態で、オペレータが他方の変速レバー13bをニュートラル位置Nから正走行位置Fへ切り換えた場合、他方の変速レバー13bの端子Dからの切換信号が変速制御部へ送信され、車両3が後方向ロへ走行する。上記のように他方の向き表示ランプ53bが点灯することにより、オペレータは運転座席11が確実に後方向ロへ切り換えられていることを確認できる。
【0048】
また、両接点23,25がオンになるため、他方の制御弁17bが作動し、オペレータが他方のステアリング12bを回転操作した場合、この回転操作に応じて他方のステアリングバルブ(図示せず)が作動し、各車輪5〜7が左右に方向転換される。
【0049】
さらに、オペレータが他方の変速レバー13bを逆走行位置Rへ切り換えた場合、他方の変速レバー13bの端子Eからの切換信号が変速制御部へ送信され、車両3が後方向ロとは逆方向へ走行する。
【0050】
▲5▼上記▲4▼において、一方の変速レバー13aがニュートラル位置N以外の切換位置(すなわち正走行位置F又は逆走行位置R)に切り換えられている場合、第1のリレー55の励磁コイルが非励磁となり、接点62,67が共にオフになり、他方の向き表示ランプ53bが消灯するとともに、第4のリレー64の励磁コイルが非励磁になり、接点65がオンとなる。これにより、他方のブザー51bが作動して警報音を発するため、オペレータは一方の変速レバー13aがニュートラル位置Nではないことを迅速かつ確実に把握し得る。したがって、従来のように一方の変速レバー13aの位置がニュートラル位置Nではないことに気付かないままで運転座席11を後方向ロから前方向イへ切り換えてしまい、いきなり車両3が勝手に走行してしまうといった操作ミスを防止することができる。
【0051】
尚、上記のように一方の変速レバー13bがニュートラル位置N以外の切換位置に切り換えられている場合、接点62がオフになるため、オペレータが他方の変速レバー13bを正走行位置Fや逆走行位置Rに切り換えても、切換信号は他方の変速レバー13bから変速制御部へ送信されない。したがって、オペレータが他方の変速レバー13bを操作しても車両3は走行しない。
【0052】
▲6▼また、運転座席11の切り換えが中途半端で前方向イと後方向ロのどちらの方向にも正しく切り換えられていない場合、一方および他方の近接スイッチ14a,14bが共にオフとなり、接点22,25がオフとなり、接点23,24がオンとなり、一方および他方の向き表示ランプ53a,53bが共に消灯となり、第3および第4のリレー60,64が非励磁となり、以って、一方のブザー51aが作動して警報音を発する。これにより、オペレータは、運転座席11の切り換えが中途半端であることに気付き、即座に運転座席11を正しく切り換えることができる。
【0053】
上記実施の形態では、向き検出器の一例として近接スイッチ14a,14bを用いたが、リミットスイッチや光電スイッチを用いてもよい。
上記実施の形態では、警報器の一例としてブザー51a,51bを設けたが、ブザー51a,51bに限定されるものではなく、例えばスピーカーから警告アナウンスを流してもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、運転座席を一方向に切り換えた状態で、他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、一方の警報器が作動するため、オペレータは他方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことを迅速かつ確実に把握し得る。したがって、他方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことに気付かないままで運転座席を一方向から他方向へ切り換えてしまい、いきなり車両が勝手に走行してしまうといった操作ミスを防止することができる。
【0055】
同様に、運転座席を他方向に切り換えた状態で、一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、他方の警報器が作動するため、オペレータは一方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことを迅速かつ確実に把握し得る。したがって、一方の変速レバーの位置がニュートラル位置ではないことに気付かないままで運転座席を他方向から一方向へ切り換えてしまい、いきなり車両が勝手に走行してしまうといった操作ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両の運転室内の平面図であり、運転座席を前方向に切換えた状態を示す。
【図2】同、車両の運転室内の平面図であり、運転座席を後方向に切換えた状態を示す。
【図3】同、車両の運転室内に設けられた向き選択スイッチの図である。
【図4】同、車両の制御回路の図である。
【図5】従来の車両の側面図であり、運転座席を前方向に切換えた状態を示す。
【図6】同、車両の側面図であり、運転座席を後方向に切換えた状態を示す。
【図7】同、車両の平面図である。
【図8】同、車両の運転室内の平面図である。
【図9】同、車両の制御回路の図である。
【符号の説明】
3 車両
4 車体
8 運転室(運転部)
11 運転座席
13a,13b 変速レバー
14a,14b 近接スイッチ(向き検出器)
51a,51b ブザー(警報器)
52 向き選択スイッチ
53a,53b 向き表示ランプ(表示装置)
N ニュートラル位置
イ 前方向(一方向)
ロ 後方向(他方向)

Claims (3)

  1. 車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両であって、
    上記運転部に、運転座席の向きを検出する向き検出器と、一方の警報器と、他方の警報器とが設けられ、
    上記向き検出器によって運転座席が一方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となり、
    上記向き検出器によって運転座席が一方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記一方の警報器が作動するとともに一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信不可となり、
    上記向き検出器によって運転座席が他方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信可能となり、
    上記向き検出器によって運転座席が他方向に切り換えられていると検出されている状態で、上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記他方の警報器が作動するとともに、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信不可となることを特徴とする向き変更自在な運転座席を備えた自動変速式の車両。
  2. 車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両であって、
    上記運転部に、運転座席の向きを検出する向き検出器と、一方の警報器と、他方の警報器と、一方向と他方向とのいずれかを選択する向き選択スイッチと、一方の向き表示装置と、他方の向き表示装置とが設けられ、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるとともに、上記一方の向き表示装置が作動し、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記一方の警報器が作動し、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信可能となるとともに、上記他方の向き表示装置が作動し、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記他方の警報器が作動することを特徴とする向き変更自在な運転座席を備えた自動変速式の車両。
  3. 車体の運転部に、一方向と他方向とに向き変更自在な運転座席と、一方向走行時用の一方の変速レバーと、他方向走行時用の他方の変速レバーとを備えた自動変速式の車両であって、
    上記運転部に、運転座席の向きを検出する向き検出器と、一方の警報器と、他方の警報器と、一方向と他方向とのいずれかを選択する向き選択スイッチと、一方の向き表示装置と、他方の向き表示装置とが設けられ、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ他方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合 、上記一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信可能となるとともに、上記一方の向き表示装置が作動し、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に一方向であり、かつ上記他方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記一方の警報器が作動するとともに一方の変速レバーからの切換信号が変速制御部へ送信不可となり、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ一方の変速レバーがニュートラル位置に切り換えられている場合、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信可能となるとともに、上記他方の向き表示装置が作動し、
    上記向き選択スイッチによって選択された方向と向き検出器によって検出された方向とが共に他方向であり、かつ上記一方の変速レバーがニュートラル以外の切換位置に切り換えられている場合、上記他方の警報器が作動するとともに、上記他方の変速レバーからの切換信号が上記変速制御部へ送信不可となることを特徴とする向き変更自在な運転座席を備えた自動変速式の車両。
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