JP4234675B2 - 無針注射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を経表皮的に注射するための無針注射装置に関する。
国際特許出願明細書WO01/47586A1号において、圧縮した液体形態にある、蓄えた位置エネルギの主供給源を備える、無針注射装置用の推進システムが記載されている。主エネルギ源の好ましい圧縮可能な物質は、その他の液体又は固体と比較したその高圧縮可能性を理由してポリシロキサン族から選ばれる。注射すべき液体を推進する位置エネルギの主供給源として圧縮した液体又は固体を提供することは、圧縮した液体又は固体が提供する著しく高いエネルギ密度のため、圧縮した気体又は機械的ばねを使用するシステムよりも有利である。例えば、ばねは、患者の皮膚を突き刺すことを保証するのに必要とされる推進エネルギを得るため大きい寸法を必要とし、また、ジェットの十分なパワーを保証するため比較的大きい直径の液体ジェットを必要とする。圧縮した気体を使用するシステムは、液体の形態に状態変化する迄、推進システムの最大圧力を規定する、気体の最大圧力により制限される。圧縮した気体システムが爆発する危険性も安全上の問題である。
上述した国際公開に記載された推進システムは、主供給源よりも低い圧力を発生させる位置エネルギの第二の供給源を更に備えている。このことは、当初の高圧ジェットにより皮膚に突き刺したならば、注射深さを正確に制御し、特に、液体の供給深さを制限することを可能にする。このことは、経表皮的又は経皮的供給を必要とする使用分野にて重要なことである。位置エネルギの第二の供給源の例は、金属ばねと、気体状物質と、又は、主エネルギ源にて使用される物質と同様の可圧縮性の液体物質とを有している。
エネルギ源として容器内で圧縮された液体ポリシロキサンを使用することは、推進システムを極めて小型、安全で且つ、比較的低廉なものにすることができる。しかし、容器内の液体ポリシロキサンの高圧力は、効果的なシール及び耐圧型の容器を必要とし、このことは、製造コストに影響を与える。この点に関して、信頼性があり且つ、小型で、しかも低廉に製造できる無針注射装置を提供することが必要とされている。
上記に鑑みて、本発明の1つの目的は、安全、信頼性があり且つ、低廉に製造でき、また、液体を皮膚の下方の制御された深さまで注射することのできる無針の経表皮的注射を行うことを可能にすることである。
無痛で且つ、最小の皮膚の損傷状態にて注射する無針注射装置を提供することは有利である。
軽量で且つ、小型である無針注射装置を提供することは有利である。
多機能型であり且つ、1回使用の使い捨て型又は多数回使用の注射装置にて具体化することのできる無針注射システムを提供することが有利である。
本発明の目的は、請求項1又は3に記載の注射装置を提供することにより実現される。
本明細書には、位置エネルギ源と、注射すべき液体(2)を経表皮的に注射するのに十分な速度にてノズルオリフィス(24、24´)を介して推進するため、注射すべき液体(2)に十分な圧力を加える可動の力伝達部材(10、10´)とを備える無針の経表皮的注射装置が開示されており、ここで、位置エネルギ源は、主として、圧縮変位量xの関数として、圧縮力Fの非直線的な特徴を示す中実な弾性材料又は複数の材料を備え、これにより圧縮変位量xの関数としての圧縮力Fの比は、圧縮変位量xと共に増大する。かかる材料は、軽量で且つ、経済的なポリウレタンのような、網状ポリマーを含む。該材料又は複数の材料は、可動の力伝達部材の壁部分と注射器のハウジング又は支持構造体の対向する壁部分との間にて弾性的に圧縮された、実質的にブロックの形態のばね部材を形成し又はばね部材の一部分である。好ましくは、ばね部材ブロックの圧縮した材料のエネルギ密度が、従来のコイル又はその他の金属ばね又は従来の気体推進システムのエネルギ密度よりも大きいのみならず、非直線状の力の特徴は、液体を皮膚を突き刺すのに十分な速度にて極めて微細なノズルオリフィスを通じて推進するための当初の高い最高圧力を提供し、その後、液体を皮膚の下方の制御された深さにて供給することを保証する低圧力レベルまで急激に降下する。更に、本発明に従った注射器は、気体又は液体利用の推進システムにおけるような密封上の問題はなく、また、気体利用のシステムにおけるような爆発の危険性は全くない。
また、注射器の全体的な設計を変えることなく、その材料の直径、圧縮した距離及び材料の組成のような、推進システムのばね部材の各種のパラメータを変えることにより、最適な注射特徴を調節することも容易である。本発明の推進システムは、極めて多機能型であり、また、低コストのプラスチックハウジングを設けることのできる使い捨て型注射器、又は再使用型(多数回使用型)注射器にて使用し得るように容易に適応させることができる。
好ましいように、液体を必要とされる深さまで経表皮的に正確に供給することのできる、特に多機能型、小型、低コストで且つ、安全な無針注射装置が提供される。
本発明の更なる目的及び有利な特徴は、以下の説明、特許請求の範囲及び添付図面から明らかになるであろう。
図1及び図2を参照すると、推進システム1と、アクチュエータシステム6と、カプセル内に保持された液体2を経表皮的に投与するため使い捨て型カプセル3を取り付ける取り外し可能なキャップ5の形態をした手段とを備える、再使用可能な無針注射装置が示されている。
推進システムは、ハウジング4と、位置エネルギ源7と、力発生機構8と、可動の力伝達部材10とを備えている。該可動の力伝達部材は、推進システムのピストン部分23と、可動の力壁部材12と、力発生機構8に接続されたねじ部分の形態をした、力発生係合部材14とを備えている。位置エネルギ源は、可動の力壁部分12とハウジングの壁部分18との間に取り付けられた中実な弾性ばね部材16を備えている。注射のために使用される位置エネルギを発生させるべく、図1、1c及び図2に示すように、可動の力伝達部材10を力発生機構8によって軸方向に変位させることにより、ばね部材は、力壁部分12、18の間にて弾性的に圧縮される。
この例において、ピストン部分23及び係合部分14は、注射装置の中心軸線に沿って伸びる実質的にロッドを形成し、可動の力壁部分は、ロッドに取り付けられるか又は該ロッドと一体に形成される。しかし、可動の力壁部分をハウジングの壁部分に向けて駆動するその他の構造を提供することが可能である。可動の力壁部材は、この実施の形態において、ハウジング4のキャビティ13内に配置された板の形態をしている。可動の力壁部分12及びハウジング4には、圧力発生機構によりロッドに加えられたトルクのため、板12´がハウジングに対しその中心軸線の周りにて回転するのを防止する相補的な偏向手段又はキー止め手段を設けることができる。キー止め手段は、例えば、ハウジングの相補的な軸方向溝内に受け入れられる壁部分12の突起15を備えている。
図2に示した非装填位置にあるとき、可動の力伝達部材10は、ハウジングに対する最前方位置にて停止され、これによりばね部材は、完全に弛緩していない。換言すれば、ばね部材は、非装填位置にあるとき、特定の力で壁部分の間に圧縮され、このため、ピストン部分は、注射の終了時、カプセル又はカートリッジ3から注射される液体に十分な圧力を加え、全ての液体が要求された深さにて経表皮的に供給されることを保証する。ハウジングに対する可動の圧力壁部分の移動距離を調節して注射ばねの力の終了時を変化させる手段を注射器に設けることが可能である。例えば、ハウジングの前壁部分17と可動の圧力壁部分12との間を伸びる軸方向に調節可能なストッパ(図示せず)を提供し、又は、ハウジング後壁部分18に対しハウジングの前壁部分17の位置を調節すること(この例において、1つのハウジング部分をねじ継手19を介して他方に対しねじ止めすること)ができる。
本発明において、ばね部材は、1つ又は複数の弾性的に圧縮された材料の実質的にブロックの形態をしており、該ブロックは、圧縮力F(x)対変位方向への変位量xの顕著な非直線状の力特徴を有し、このため、関数F(x)/xの勾配が図4aの曲線A、B、Cにて最も良く示すように、変位量xと共に増大する。換言すれば、ばね要素の弾性率は、壁部分が互いに動くとき、ばね部材の圧縮と共に増大する。推進システムは、患者の皮膚を突き刺すことのできる高速度のマイクロジェットを発生させる大きい初期又は主要力を提供し、その後、より長い変位量に亙ってより小さい二次的な力を提供し、皮膚を突き刺したならば、マイクロジェットが患者の組織に過度に深く侵入しないことを保証するから、この非直線状のばね特徴は、極めて有利である。
図4aの曲線Aは、非装填位置(0)からのその変位量(x)の関数として可動の壁部分12を前進させるのに必要な力F(x)を示し、曲線Aの第一の部分X1は、第二の部分X2よりも小さい勾配F(x)/xを有する。点Pは、曲線の第一の部分及び第二の部
分が交わるおおよその転移点又は領域を示す。第二の部分X2の急峻な勾配は、例えば、図4bに示すように、60Mpa(600バール)ないし100Mpa(1000バール)にて最高値に達する初期の高圧注射のためのエネルギ源を提供し、その後、可動の壁部分の位置が曲線F(x)の第一の部分X1の領域にあるとき、例えば、約20Mpa(2
00バール)のような比較的低圧力にてエネルギが解放される。この二重の注射圧力段階は、注射深さを正確に制御し、例えば、インシュリン又はその他の薬剤のような液体を経表皮的に又は経皮的に供給することを可能にするから、極めて有利である。最初の高圧力は、極めて微細な高速度(例えば、超音速)の液体ジェットを形成して皮膚を突き刺し、その後、低圧の第二の段のジェットを形成し、液体を皮膚の外面の下方の制御された深さにて供給し、初期の高圧力が長時間、維持されたならば生ずるであろう過剰な侵入を回避することを可能にする。
第一の曲線部分と第二の曲線部分との間における転移点Pの位置、部分X1、X2の勾
配及びx=0のときの力は、材料又は材料の組合せ、ばね部材の幾何学的形態及び寸法を選ぶことで調節することができる。
上述したように、非直線状の多段の圧縮力の特徴を示し、また、弾性領域内で高エネルギ密度を蓄えることのできる、本発明に従ったばね部材用の好ましい材料は、ポリウレタンのような網状ポリマー及び加硫処理した天然ゴム、イソブチレンゴム、ニトリルゴム、プロピレン酸化物ゴム、シリコーンゴム(セラスチック(SILASTIC))、フルオロシリコーンゴム、ポリノボレンゴム(ノーソレックス(NORSOREX))、EPDMゴム、KEL−Fのような各種のゴムである。網状ポリマーにおいて、長い分子鎖は、弛緩したとき、低エントロピー状態にある回路中の分子結合により共に保持され、材料が潰れるに伴いエントロピーは増大する。力が特定の材料に対する弾性的変形領域にある限り、2つの平行な板の間にて圧縮された網状ポリマーのブロックが弛緩したとき、ブロックは、その当初の形状を回復する。本発明において、ポリシロキサンは容器内で圧縮されている。国際特許出願明細書WO01/4758A1号に記載されたシステムの場合のように、ばね部材は、容器内で圧縮された分子ばねとして機能しない。これに反し、本発明において、ばね部材は側方向に膨張自在であり、図1及び図2に最も良く示すように、注射装置のハウジング4内に側方向空間が提供される。ハウジングのキャビティの直径は、ばねブロックが圧縮されたとき、ばねブロックの直径が約20ないし30%増大するのを許容するのに十分である。ばね部材ブロック16を貫通して伸びる中央ロッド14は、単軸方向への圧縮を保証する案内部として機能すること、また、ばね部材が両軸方向に圧縮された後、ばね部材が非線軸対称の仕方にて変形するのを防止することという重要な機能を果たす。
ばね部材の材料は、発泡材料におけるようなセルラー構造体を有し、これにより材料が小さい空気空所すなわちセルにて充填されるようにすることが有利である。有利な性質を有するセルラー材料の一例は、製品商標名セラスト(CELLASTO)型MH−24−65のようなセルラーポリウレタンである。図4aの曲線A、A´は、セラストの円筒状ブロックの潰れ程度に相応する(寸法:通常の状態にて高さ40mm、直径25mm)。セルが潰れた最初の圧縮相X1において、変位量xの関数としてのばね力Fは実質的に直線状であり、勾配は低い。材料のセルが完全に平坦となったとき、ばね力はより急激に増大し、関数F=f(x)の勾配は増大する。セルラー網状ポリマーは、非セルラー網状ポリマーよりも大きい弾性的圧縮変位量を有し、これにより、例えば、0.2ないし0.8mlの範囲のようなかなり多量の液体を注射するのに有用である、力関数F=f(x)の低圧部分X1を引き伸ばすことが好ましい。本発明において、
例えば、低圧の注射相に対する追加的なエネルギを発生させるため、従来のばねの形態にて追加的なエネルギ源を備えることが可能である。特に多量の液体が注射されない限り、追加的なエネルギ源は、殆どの場合、特に、追加的なコスト、重量及び寸法を考えれば、有用ではない。本発明に従ったエネルギ源の1つの重要な有利な効果は、低コストで且つ小型のばねブロックが最初の注射相にて高圧の最高圧力を発生させ、その後、その後の注射相にて低圧力を発生させ、これら圧力は、例えば、50ないし100μの範囲の直径を有する極めて微細なノズルオリフィスを通じて液体を推進させるのにほぼ十分であるようにする点である。本発明に従った注射装置にて採用可能である小さいノズルオリフィスは、圧縮気体又は金属コイルばねを利用する従来の推進システムにより発生される低圧力を考慮すれば、直径約180ないし280μのノズルオリフィスを採用する従来の無針装置と比較して、組織の損傷及び痛みを軽減する。
図4bには、注射する間、セルラー網状ポリウレタンの円筒状ばね部材を有する、図1ないし図3に示した注射装置内で注射すべき液体2のカートリッジ3内の圧力が示されている。この例において、パラメータは次の通りである。
ばね部材の直径=20mm
ばねの軸方向長さ=80mm
ノズルオリフィスの直径=80μ
注射量=0.5ml
図4bに示すように、液体の最初の最高圧力は約100Mpaであり、液体量の約15%が注射された後、30Mpaまで降下し、その低圧の注射は、約20Mpaにて終了する。
製品セラストのようなセルラー網状ポリウレタンは、セルが完全に平坦とされたとき、約100N/cm2にて圧縮され、また、最大約300ないし500N/cm2まで弾性的に圧縮できる。圧縮により、同一直径(例えば、20mm)及び高さ(例えば、50mm)の金属コイルばねは、完全に圧縮されたとき、約100N/cm2の同じ力を発生させ、多段階の圧力降下効果を示すことはない。
網状ポリマーで出来た本発明のばね部材は、該ポリマーは所望の形状に成形することができ、また、ポリマーの一般的な価格は低廉であるから、特に、経済的に製造される。また、網状ポリウレタンのような網状ポリマーは、蓄えることのできる圧縮エネルギの量に対し、その重量密度が小さいことを考えるならば、有益である(換言すれば、単位重量当り蓄えられる圧縮エネルギの比が大きい)。更に、かかるポリマーは、その物理的性質、特に、弾性性質を顕著に変化させずに、−20℃ないし80℃の温度範囲にて作用可能である。
ブロックは、図1ないし図3に示した単一片として、又は同一の又は異なる材料の積重ね体又は片の組合せ体として単一の材料で出来たものとすることができる。図3aないし図3dに示すように、異なる材料又は片を異なる幾何学的形態にて組み合わせることは、推進システムの力対変位量の特徴を広範囲に亙り可能な曲線内で調節し、注射すべき量及び経表皮的供給深さを考慮して、液体のマイクロジェット速度を最適化することを可能にする。変位量の関数F=f(x)としての推進力の特徴は、例えば、次の設計パラメータを変化させることで調節することができる。
・ばね部材の直径:関数F=f(x)の勾配を変化させることにより力の程度に影響を与える−図3aに示すように、半径□rが増大すれば、図4aのグラフの曲線Arで示すように、F=f(x)の勾配は増大する。
・ばね部材の軸方向高さ:ばね部材の移動距離に影響を与え且つ、曲線の一次的部分から二次的部分までの変態点Pを変位させる−軸方向高さ□hが増せば、点Pは、図4aの曲線Ahで示すように右方向に偏移する。
・高さの関数として、ばね部材の直径を変化させること:関数F=f(x)の勾配に影響を与える:図3bに示すように、直径を円錐状に増大させれば、図4aの曲線Bにて示すように、変態点Pの周りの関数の曲率は減少する
・ばね部材にプレストレスを加えること:曲線の第一の部分X1は、図4aの曲線A´で示すように上昇し且つ平坦となる
・各種のその他のパラメータは、ばね部材を形成する材料の型式又は材料の組合せのような、推進システムの関数F(x)の特徴にも影響を与える−図4aの曲線A´´は、例えば、加硫処理天然ゴムで出来た、図3aに示すような、円筒状ばね部材ブロックに対する関数F=f(x)を表わす
・ばねブロック部材は、図3dに示すような、内部キャビティを有する複雑な形状にて形成するか又は図3cに示すような異なる網状ポリマー及び(又は)異なる直径の円板の積重ね体にて形成することもできる
このように、本発明による推進システムは、注射すべき液体の量、経表皮的供給の所望の深さ、所望の注射時間、皮膚の抵抗度(これは、例えば、人の年齢、身体の注射箇所及び皮膚の型式に依存する)を考慮して、注射を最適にし得るよう広範囲の値に亙って好ましいように変化させることができる。
注射器ハウジングの前端には、注射すべき液体を保持するカプセル3を注射器ハウジング内に解放可能に取り付けるため、ねじ部分21に係合する取り外し可能なキャップ5が設けられている。しかし、バヨネット型接続部又は解放可能なばね掛止め部のような、その他の解放可能な固定手段を設けてもよい。カプセルの後端は、装置の作動時、推進システムピストン23により駆動され、これにより液体2をカプセルのノズルオリフィス24を通じて推進させる密封ピストン22により密封状態に閉じられている。カプセルの密封ピストン22は、その前端に、円錐形の形状の弾性部分を設け、注射すべき実質的に全ての液体がカプセルから推進されることを保証することができる。
力発生機構8は、推進システムの後端に取り付けられ、また、第一の把持部分25と、折り畳み可能なレバー部分27を有する第二の把持部分26と、可動の圧力伝達部材10の相補的なねじ付き部分14と係合するねじ付き駆動管29を駆動する、遊星歯車機構28とを備えている。第一の把持部分25が回転すると、ねじ付き駆動管29は回転し且つ、可動の圧力壁部分12を軸方向後方に駆動し、これにより、ばね部材ブロック16をハウジング後壁部分18に対し圧縮する。
第二の把持部分26及び折り畳み可能なレバー27は、衛星歯車34と係合する中央ピニオン33に固定される一方、該衛星歯車34は、第一の把持部分25と一体であり又は第一の把持部分25に固定された外側環状クラウン歯車35と係合する。衛星歯車34の軸線26は、ねじ付き駆動管29に剛性に固定されたフランジ37に枢動可能に取り付けられている。図面に示した実施例において、逓降歯車比は、約4対1である、すなわち、操作者は、完全に1回転させるためには、ねじ付き駆動管29に対しレバー部分を約4回転させなければならない。使用時、操作者は、最初に、第一の把持部分25を回転させ、推進システムに部分的に荷重を加え、トルクが操作者にとって過度に大きくなる迄、回し、これにより、そのときレバー部分27は、図1に示すように伸びて、また、回転させて推進システムの装填を完了させる。このようにして、推進システムは、推進システム内で最終の高い圧縮度を実現することを可能にしつつ、操作者は推進システムを迅速に装填することができる。
圧力発生手段は、中央ピニオン33に接続された電気モータ(図示せず)により駆動することもできる。モータは、注射装置の後端に恒久的に取り付けるか又は一体化するし、或いは、例えば、電動ねじ回しと全く同様に、中央ピニオン33に取り外し可能に係合する別個の装置として提供することもできる。
作動システム6は、アクチュエータ部材39と、1つ又はより多数のピストン保持要素40と、アクチュエータ部材とピストン保持要素との間に取り付けられた1つ又はより多数の閉止挿入体41とを備えている。
保持要素40は、その壁部分42により注射器ハウジング4内に枢動可能に取り付けられ且つ、軸方向に保持されており、該壁部分は、保持要素の後端にて半径方向外方に伸び且つ、多少の遊びを持たせてハウジングの相応するキャビティ43内に挿入される。しかし、保持要素は、弾性的ヒンジによりハウジングに取り付けて保持要素が枢動し、推進システムピストン23を解放することを許容するようにしてもよい。この例において、対向した2つの保持要素は、例えば、管状部分の約90°の部分のような、角度付き部分の形態をしている。このように、2対の部分は、最初の管状部分の軸線を通じて垂直に2回切り込むことで形成することができる。保持要素は、推進システムピストン23の相補的な肩部45と係合可能なその前端に内方に突き出す保持肩部44を備えており、作動させる前、推進システムピストンを装填された位置に保持することができる。
閉止挿入体41は、保持要素の外側カム作用面46とアクチュエータ部材39の内側カム作用面47との間に配置される。内側カム作用面47は、それぞれ前及び後棚状突起48、49によりその前端及び後端にて限界付けられており、これらの棚状突起は、閉止挿入体41の相対的な軸方向への変位を制御する。保持要素40のカム作用面は、上方点係止面部分50と、下方点解放面部分51とを有している。図1及び1aに示した装填位置において、閉止挿入体41は、上方点係止面部分50とアクチュエータ部材39の内側カム作用面47との間に配置され、これにより保持要素40が外方に枢動動作するのを阻止し、その保持肩部が推進システムピストン23の相補的な肩部45と係合したままであるようにする。アクチュエータ部材39を装置の前端又は注射端部50に向けて軸方向に変位させることで注射装置は作動され、これにより、閉止挿入体41は、図2aに示すように、保持要素のカム作用面に沿って転がり、下方点解放面部分47に達し、このため、保持要素は、半径方向外方に枢動し且つ、推進システムピストン23を解放する。保持要素は、推進システムピストン23により、保持要素40の保持肩部44に加えられた力により形成されたモーメントを考慮すれば、その枢動取り付け端部42の周りにて外方に枢動する傾向となる。
閉止挿入体37は、特に、推進システムにより加えられた大きい軸方向力を考慮すれば、摩擦力を減少させるようカム作用面に沿って転がる要素であることが好ましい。閉止要素は、中実な円筒体の形態とすることができるが、複数のボールの形態又はばねワイヤコイルにより形成された円筒体の形態とすることもできる。
圧力保持及び解放手段は、推進システムピストンが作動後、再装填のため、引き戻されたとき、アクチュエータ部材、従って閉止挿入体を図1に示した保持位置まで軸方向に偏倚させる、戻しばね53を更に備えることができる。アクチュエータ部材39を軸方向に係止し且つ、アクチュエータ部材が偶発的に軸方向に変位するのを防止するため、例えば、ボタン54の形態をした安全ロックを設けることができる。安全ロックは、注射装置が装填位置にあること、又は作動されたことを操作者に表示する作用を果たすこともできる。この例において、安全ロックは、ばね56により注射装置ハウジングの円筒状壁部分58の相補的なキーキャビティ内に偏倚された係止キー部分55を備えている。図1に示した保持又は装填位置において、係止キー部分55は、相補的なキーキャビティ57内に係合し且つ、アクチュエータ部材39を軸方向に係止し、また、ボタン54はアクチュエータ部材39の外面を越えて僅かに突き出している。非係止位置及び作動位置にあるとき、ボタン54は、図2に示すように、外面よりも下方の引き込んだ位置にあり、キー部分55は、相補的な係止キャビティ57から非係合状態とされている。
図5を参照すると、推進システム10´と、アクチュエータシステム40´と、カプセル部分内に保持された液体2を経表皮的に投与するためのカプセル部分3´とを備える、使い捨て型の1回使用無針注射装置が示されている。カプセル部分3´のノズルオリフィス24´は........
推進システムは、ハウジング4´と、位置エネルギ源7と、可動の力伝達部材10´とを備えている。可動の力伝達部材は、推進システムのピストン部分23´と、可動の力壁部分12´と、トリガー係合部分14´とを備えている。位置エネルギ源は、可動の力壁部分12´とハウジング壁部分18´との間に取り付けられた中実なばね部材16を備えている。注射に使用される位置エネルギは、壁部分12´、18´の間にて弾性的に圧縮されたばね部材により提供される。使い捨て型注射器にて使用できるばね部材は、再使用型装置について上述したものと実質的に同一である。
この例において、ピストン部分23´及びトリガー係合部分14´は、注射装置の中心軸線に沿って伸びる実質的にロッドを形成し、可動の力壁部分は、該ロッドに取り付けられるか又は該ロッドと一体に形成される。該ロッドは、スチール又は複合材、或いは、典型的に1000ないし2000ニュートンの範囲にある、圧縮したばね部材に発生された、最高力に耐えるのに十分な引張り抵抗性を有するその他の材料で出来たものであることが好ましい。最高静圧縮力は中央ロッドにより支持されるから、ハウジング4´及びカプセル部分3´は、装置の重量及びコストを望ましいように低く保つプラスチック材料で出来たものとすることができる。
可動の力壁部分は、この実施の形態において、ハウジング4´のキャビティ13´内に配置された板の形態をしている。トリガー係合部分14´は、ハウジング圧力壁部分18´の後面を越えて突き出し且つ、アクチュエータシステム40´の保持要素39´に固定される。保持要素39´は、可動の力伝達部材10´のトリガー係合部分14´に分離可能に取り付けられたフランジ部分512から伸びるレバー部分510を備えている。この特定の例において、フランジ部分512は、トリガー係合部分の相補的なねじ部と係合する、約2ないし3ねじピッチの深さのねじ付き貫通穴を備えている。フランジ部分にモーメントを発生させる力を軸方向に向けてレバー部分に加えたとき、保持要素及びトリガー係合部分のねじ部はせん断し、これにより可動の圧力伝達部材10´を解放する。ねじ部が破断するときのせん断力は、圧縮したばね部材16に起因する力と、レバー部分を枢動させるときの追加的なモーメントとが組み合さって生じる。このように、レバー部分に係合し且つ、装置を作動させるのに必要な力を、極めて小さくすることができる。その間のリベット型取り付け部、溶接又は締め止め型取り付け部のような、保持要素をトリガー係合部分に取り付けるその他の分離可能な手段を設けることもできる。注射装置を起動させるため、装置の後端に取り付けられたアクチュエータ39´を設けることができる。この例におけるアクチュエータは、軸方向に向けて摺動して、レバー部分510の自由端を押すことができる。ハウジング4´と当接したピン55´又はその他のキー要素がその前方への移動を阻止する安全位置からピン55´が最早、ハウジングにより妨害されず、すなわち、その通路511内に進むことができる装填位置までアクチュエータが回転されたときにのみ、該アクチュエータを押すことができる。
ハウジング4´は、ねじ付き境界面によりカプセル部分3´に接続され、ハウジングをカプセル部分に対し回転させることにより注射すべき液体2の投与量を少なくすることができる。例えば、最初の量は0.5mlであるが、マーカ516から後続のマーカまで、量は0.1mlだけ少なくなる。
使い捨て型注射器には、作用端部52´を清浄に且つ、滅菌状態に保ち、また使用する前、装置が偶発的に作動されるのを防止する追加的な防御手段を提供するため、取り外し可能なキャップ518が更に設けられている。
装填位置にある、本発明に従った推進システムを備える注射装置の長手方向断面斜視図である。 1aは、図1の注射装置の前側部分の長手方向断面図である。 1bは、図1の注射装置の中央部分の長手方向断面図である。 1cは、図1の注射装置の後側部分の長手方向断面図である。 1dは、図1の注射装置の前側部分の部分断面図である。 作動又は非装填位置にある、推進システムを有する注射装置の長手方向断面図である。 3aは、本発明に従った注射装置の推進システムにて使用可能なばね要素の斜視図である。 3bは、本発明に従った注射装置の推進システムにて使用可能な別のばね要素の斜視図である。 3cは、本発明に従った注射装置の推進システムにて使用可能な更に別のばね要素の斜視図である。 3dは、本発明に従った注射装置の推進システムにて使用可能な更に別のばね要素の斜視図である。 4aは、推進システムピストンの軸方向変位量の関数として注射装置の推進システムの推進力の関係を示すグラフであり、異なる曲線は推進システムにて使用される異なる弾性材料に関係する。 4bは、本発明に従った注射装置に対する、注射される液体量の関数として注射すべき液体の圧力の関係を示すグラフである。 作動前の、本発明に従った1回使用使い捨て型注射装置の長手方向断面図である。

Claims (10)

  1. 位置エネルギ源(16)と、注射すべき液体(2)を経表皮的に注射するのに十分な速度にてノズルオリフィス(24)を通じて推進させるべく注射すべき液体(2)に十分な圧力を加える可動の力伝達部材(10)とを備える推進装置を有する無針の経表皮的注射装置において、位置エネルギ源が、力伝達部材の壁部分(12)と注射器の対向した壁部分(18)との間にて弾性的に圧縮された1つ又は複数の弾性材料ブロックから成り、該1つ又は複数の弾性材料ブロックが、変位量xの関数として力Fの非線を示し、これにより変位量xの関数としての力Fの比が圧縮変位量xと共に増大し、力伝達部材は、ピストン部分(23)、力伝達部材の壁部分(12)および力発生係合部分(14)を有し、該力発生係合部分は力発生機構(8)に連結されたねじ部分の形態をなし、力発生機構(8)は、第1の把持部分(25)、第2の把持部分(26)および遊星歯車機構(28)を有し、該遊星歯車機構は力伝達部材(10)のねじ部分に螺合する駆動管(29)を駆動することを特徴とする、無針の経表皮的注射装置。
  2. 請求項1に記載の無針の経表皮的注射装置において、第2の把持部分(26)は折たたみ可能なレバー部分(27)を有する、無針の経表皮的注射装置。
  3. 請求項1に記載の無針の経表皮的注射装置において、弾性材料が、網状ポリマーである、無針の経表皮的注射装置。
  4. 請求項2又は3に記載の無針の経表皮的注射装置において、網状ポリマーがポリウレタンである、無針の経表皮的注射装置。
  5. 請求項1から4の何れか1つの項に記載の無針の経表皮的注射装置において、弾性材料が、多孔質である、無針の経表皮的注射装置。
  6. 請求項1から5の何れか1つの項に記載の無針の経表皮的注射装置において、位置エネルギ源が単一の一体的な弾性材料ブロックから成る、無針の経表皮的注射装置。
  7. 請求項1から6の何れかの1つの項に記載の無針の経表皮的注射装置において、位置エネルギ源が、複数の弾性材料ブロックの組立体である、無針の経表皮的注射装置。
  8. 請求項1から7の何れか1つの項に記載の無針の経表皮的注射装置において、位置エネルギ源が、複数の異なる弾性材料の弾性材料ブロックの組立体である、無針の経表皮的注射装置。
  9. 請求項1から8の何れか1つの項に記載の無針の経表皮的注射装置において、弾性材料ブロックを貫通して伸び且つ、その案内部として機能する少なくとも1つのロッドを備える、無針の経表皮的注射装置。
  10. 請求項9に記載の無針の経表皮的注射装置において、弾性材料ブロックが、実質的に円筒であり、ロッドが、該円筒体の中心を貫通して伸びる、無針の経表皮的注射装置。
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