JP4232163B2 - カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱 - Google Patents

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発明の詳細な説明
この発明はカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱、殊に、街角、公園等の塵集積に適する箇所に設置でき、当該塵箱の非使用時には、長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を垂直状左右支柱の対向面間にコンパクトに折り畳める外、仮に、係る垂直状左右支柱の対向面間に折り畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉に、その長方形状固定ネット枠側から強風が吹付けても、当該折畳み状態の長方形状左右側ネット扉、長方形状左右前ネット扉の振れ、開放等の発生を抑制するカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱に関するものである。
従来の折り畳み可能な塵箱としては、例えば、特許文献1(特開2004−75382号公報:特許第3546390号)がある。
[特許文献1] 特開2004−75382号公報記載のカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱は、その特許出願前国内において頒布された刊行物、例えば、実開2000−226101号公報、実開平5−42201号公報、特開2000−7101号公報(特許文献2〜4)に記載される、組付けにより使用可能で、非使用時には折畳み可能な従前の塵箱に、なお、残る、構造が複雑で、その操作が面倒という課題を解決するために、本件発明者が先に提案したものであって、道路脇、公園、広場等の適所に適宜間隔を存して配設する、適宜高さの垂直状左右支柱背面側に、長方形状固定ネット付枠を設け、前記垂直状左右支柱の対向面に、当該垂直状左右支柱と略等高で、それらの対向面間隔の、略半分長の長方形状左右側ネット扉と、略同形同大の左右前ネット扉を順次屈折可能にヒンジ付けして、長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を、当該垂直状左右支柱の対向面前側に展開して長方形状の塵収容領域を確保する一方、該長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を、垂直状左右支柱の対向面間に折畳み可能に構成するとともに、前記長方形状塵収容領域の頂部を開閉する長方形状カバーネットを備えるカバーネットロール軸を、垂直状左右支柱の対向面外側上方へ伸びる左右側板に軸架し、該カバーネットロール軸の正転により長方形状カバーネットを繰出して長方形状塵収容領域の頂部開口を閉塞し、カバーネットロール軸の反転によりカバーネットを同ロール軸に巻付けて、長方形状塵収容領域の頂部を開放した後、長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を回動させ、垂直状左右支柱の前側を開放して、塵を収集車等により収集する。然る後、長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を垂直状左右支柱の対向面間に折り畳んで収納し、次回の塵収容等の使用に備えるカバーネットロール付折畳み可能な塵箱である。
従来技術における解決課題
【0004】
【従来技術における解決課題】 前記特許文献1記載のカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱は、その出願前に頒布された前記特許文献2〜4記載のものの様な、組付けにより塵箱として使用可能で、非使用時には折畳み可能な塵箱ではあるが、その構造が複雑で、操作が面倒という課題を解消できる外、当該塵箱の非使用時に、垂直状左右支柱の対向面間に長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉を折畳んで収容し、その前側に垂下する長方形状カバーネットの前垂れ部を、垂れネット固定バンドにより弾圧保持してそのふら付きを防止できるものの、このものにあっては、垂直状左右支柱の対向面間へ折畳んだ、略長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉をゴムバンドにより直接、又は、垂直状左右支柱の対向面頂部から上方へ伸びる、外側板に支承したカバーネットロール軸から垂下する長方形状カバーネットの前垂れ部まわりを、前記垂れネットの固定バンドにより弾圧、保持した状態において、仮に、垂直状左右支柱背面側の長方形状固定ネット枠側から強風が吹付けると、長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉が、前記垂れネット固定バンドに抗して振動を発生し、当該振動に伴う振動音が発生する嫌いがあり、甚だしい場合には当該垂れネット固定バンドが破損して、前記略長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉を揺動させ、その開放を招く恐れさえあった。
この発明は、このような従来例に、なお残る課題に着目してなされたもので、前記特許文献1記載のカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の機能を維持しつつ、その垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側へ突出する振れ止めフック設け、該振れ止めフックの載置面に、前記垂直状左右支柱対向面の外側上部の側板に回転可能に設けたカバーネットロール軸を、当該左右側板から外して載置することにより、当該カバーネットロール軸に巻き付けた長方形状カバーネット周りと、前記垂直状左右支柱の対向面にヒンジ付けした、略長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の外(前)側との当接により、当該略長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉のふれ又は開放を抑制ないし阻止するものを提供する。
課題の解決手段
この発明は、前記のような課題を解決するため、道路脇、公園、広場等の塵収容用適所に、適宜間隔を存して配設する適宜高さの垂直状左右支柱の背面側に、当該垂直状左右支柱と略等高で、それらを連結する略長方形状固定ネット枠を設け、前記垂直状左右支柱の対向面に、当該垂直状左右支柱と略等高で、当該対向面間隔の略半分長の長方形状左右側ネット扉と、該長方形状左右側ネット扉と略同形同大の長方形状左右前ネット扉を、前記垂直状左右支柱の対向面前側への長方形状塵収容領域展開と、該対向面間への折畳みを可能に順次ヒンジ付けするとともに、前記垂直状左右支柱の対向面外側から上方へ伸びる左右側板に、前記長方形状塵収容領域の頂部開口よりやや広い長方形状カバーネットの基部を取付けたカバーネットロール軸を装脱可能に軸架し、かつ、前記垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側へ突出する振止フックを設け、該振止フックへの前記カバーネットロール軸を載置することにより、当該カバーネットロール軸に巻付けた前記長方形状カバーネット周りと、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右前ネット扉の前面との当接により、当該長方形状左右前ネット扉と長方形状左右側ネット扉の振れ、開放を抑制させる様にしたカバーネットロール付折畳み可能な塵箱である。
また、前記振止フックのカバーネットロール軸載置面に続く当接面と、当該載置面に載置したカバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りとの当接により、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の振れ、開放を規制させる様にしたものであり、また、前記振止フックのカバーネットロール軸載置面を、当該載置面へ載置したカバーネットロール軸の自重により、当該カバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りを介して、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉を、前記長方形状固定ネット枠に押圧させる傾斜棒状に構成したものである。
さらに、前記振止フックのカバーネットロール軸載置面の上下を反転して、前記垂直状左右支柱の対向面外側に取付け可能にしたものであり、また、端部に垂直状起立部を備える振止フックの基部を、前記垂直状左右支柱の対向面外側の背面寄りに軸着するととに、該振止フックのカバーネットロール軸載置面を、前記垂直状左右支柱の対向面外側中央部に確保する振止フック受を、前記垂直状左右支柱の前側から、前記対向面外側へ突出する様に設けたものである。
また、前記端部に垂直状起立部を備える振止フック、即ち、端部がL状をなす振止フックの垂直状起立部のカバーネットロール軸当接面を、前記カバーネットロール軸載置面側の下部からその上部に向って、僅かに後退するように構成したものである。
発明の作用
請求項1の発明によれば、道路脇、公園、広場等の塵収容用適所に配設したカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の、垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側へ突出するように設けた振止フックへのカバーネットロール軸の載置により、当該カバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りと、垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右前ネット扉の前面との当接により、当該長方形状左右前ネット扉と長方形状左右側ネット扉の振れ、開放が抑制され、仮に、前記長方形状固定ネット枠側から、強風が吹き付けても、長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の振れ、その振動に基く振動音の発生や、当該長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の開放を抑制する。
請求項2の発明によれば、前記振止めフックのカバーネットロール軸載置面に続く起立する当接面により、当該載置面に載置したカバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りを介して、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の振れや開放が抑制され、仮に、長方形状固定ネット枠の背面側から、強風が吹きつけても、当該カバーネットロール軸が不用意に後退せず、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の振れや開放が抑制される。
請求項3の発明によれば、前記振止めフックのカバーネットロール軸載置面の傾斜に沿って、当該載置面へ載置したカバーネットロール軸の自重により、当該カバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りを介して、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉を、前記長方形状固定ネット枠側に積極的に押圧し、仮に、前記長方形状固定ネット枠側から強風が吹きつけても、その振れや開放が抑制される。
請求項4の発明によれば、非使用状態の振止フックの、カバーネットロール軸載置面の上下を反転して、前記垂直状左右支柱の対向面外側に取付けることにより、仮に、振止フックのカバーネットロール軸載置面の先端部が尖鋭に構成された場合にも、このカバーネットロール付折畳み可能な塵箱の、振止フックの尖鋭な先端部に、例えば、子供等が不用意に当接して、けがなどの発生を招く恐れがない。
請求項5の発明によれば、垂下する振止フックを取付軸周りに回動させて振止フック受に当接させて、通常の振止フックとして作用させる外、非使用の振止フックをその軸着部周りに廻して、その垂直状起立部を垂直状左右支柱の対向面外側に沿うように垂下することにより、当該垂直状左右支柱周り外側へ殆ど突出せず、仮に、当該振れ止フックの垂直状起立部の先端が、尖鋭状に構成されても、危険発生を招区恐れがない。
請求項6の発明によれば、L状振止フック起立部の、カバーネットロール軸との当接面を、その基部から端部に向って僅かに後退させる様に構成したことにより、この塵箱の長期間使用等により、仮に、当該兆歩形状カバーネットの減耗等により、当該カバーネットロール軸に巻付けたカバーネットの巻径(肉厚)が多少小さくなっても、当該カバーネットロール軸が降下することにより、その巻回カバーネットロール周りが長方形状左右前ネット扉前面への、良好な当接状態を維持できる。
実施の形態
以下、本発明に係るカバーネットロール付折畳み可能な塵箱の実施態様、及びその変形例を添付の図1〜23を参照して説明する。なお、図1、3、5、6においては、折畳み可能な塵箱自体の構造説明を優先差せるため、L状擬止フック70まわりの図示を省略した。また、各図を通して、共通する部分には、同一名称、同一符号を用いる。
実施態様1
この発明に係るカバーネットロール付折畳み可能な塵箱の第1実施態様を、図1〜12を参照して説明する。図1は、垂直状左右支柱11、11の対向面に、長方形状側ネット扉20及び長方形状前ネット扉21を順次ヒンジ22及び23付けし、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳み可能で、それらの対向面間の前側に展開して、後述の長方形状固定ネット付枠17との協同により、長方形状麈収容領域10Aを確保可能で、前記長方形状塵収容領域10Aの頂部(開口)を長方形状カバーネット16によりカバーした状態の模式斜視説明図、図2は長方形状カバーネット16を、駆動手段としてのハンドル15によりカバーネットロール軸14Aに巻き付けて、長方形状塵収容領域10Aの頂部(開口)の一部又は全部を開放し、塵を投入可能にした状態の模式斜視説明図、図3は図2の長方形状左右前ネット扉21を、長方形状左右側ネット扉20端縁部のヒンジ(23:図6)回りの外側へ回動して、その前側を開放した状態の模式斜視説明図、図4は長方形状左右側ネット扉20、20を、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳むとともに、その外側に長方形状前ネット扉21を折畳み、長方形状左右側ネット扉20と長方形状左右前ネット扉21を、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳み収容した状態の模式斜視説明図、図5は図4の垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の前側に、長形状カバーネット16を巻き戻してその端部を垂下させ、その前側を被覆した状態の模式斜視説明図、図6は垂直状左支柱11の対向(内側)面にヒンジ22付けした長方形状左側ネット扉20と、その端部にヒンジ23付けした、長方形状左前ネット扉21の組付け(展開)により構成される、平面視長方形状塵収容領域10Aの要部の拡大模式平面説明図で、長方形状左前ネット扉21を長方形状左側ネット扉20の外側へ折返し可能にヒンジ23付した構成を、同図に略示した。
図7はカバーネットロール14の模式正面説明図で、同図では垂直状左右支柱11、11、側板13、13、カバーネットロール軸14A、同軸14Aの小径部14B、カラー14D、ハンドル15等との関係構造を同時に略示した。図8は長方形状カバーネット16の模式平面図、図9はハンドル15によりカバーネットロール軸14Aを反転して、巻付けたカバーネット16の前垂れ部18を、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳み、収容した長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の前側に垂下させ、それらの前側をカバーすると共に、その前垂れ部18の前側に、端部を垂直状左右支柱11上の止め具31に引掛けた垂れネット固定バンド32を掛けて、振止めしたものの模式斜視説明図で、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳み収容した長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21が、垂れネット固定バンド32の弾力により、長方形状カバーネット16の前垂れ部18を介して、長方形状固定ネット枠17側に相応に弾圧される。図10は垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21(図4状態)の前側領域(当該長方形状左右前ネット扉21に当接可能な範囲)に位置するように、長方形状カバーネット16を巻付けたカバーネットロール14軸14Aの、前記長方形状カバーネット16の巻きつけない左右両端部(仮に、当該カバーネットロール軸14Aの端部に小径部14Bがあれば、同小径部14B)を、垂直状左右支柱11、11の対向面外側に、当該垂直状左右支柱11、11の前側に突出する様に設けたL状振止めフック71A、71Aの載置面73(図11参照)に載置し、長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の、前記長方形状固定ネット枠17側から強風が吹付けて、当該長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21が振れ、その振動に基づく振動音の発生や、それらの開放を抑制したもの(この図では、同時に、固定バンド32をその前側に付けた)の正面説明図、図11はそのL状振止めフック71取付部周りの垂直状右支柱の拡大右側面説明図で、基部を垂直状左右(図12は垂直状右)支柱11の対向面外側に揺動可能に軸77A着したL状振止フック71A周りの拡大右側面図で、図12はその対向(内側)面側からの側面説明図で、図11、12では、L状振止フック71Aをその振止フック受75により略水平状に支承した状態の側面説明図である。
図1〜12において、水平状基板12、12から略垂直状に起立する適宜高さ(例えば、90〜100センチ)の1対の垂直状左右支柱11、11が、適宜間隔を存して、例えば、道路脇、公園、広場等の、所要の広さの塵収容領域を備える適所に配設される。13、13は適宜間隔を存して配設した垂直状左右支柱11、11頂部の、対向面外側からその上方へ突出する左右側板、14は左右側板13、13に回動可能で、しかも装脱可能に設けたカバーネットロール、14Aはカバーネットロール軸(太径部)、14Bはカバーネットロール軸14A端部の小径部(又は先細部)(ただし、この小径部14Bは省略でき、その場合には、当該カバーネットロール軸14Aをそのまま左右に延長する)、15はカバーネットロール軸14Aの駆動用ハンドルで、ハンドル15により基部(例えば、カバーネット16本体を折返した基部側)をカバーネットロール軸14Aに固定したカバーネット16を、カバーネットロール軸14Aに巻付け、巻戻す。
17は垂直状左右支柱11を連結、固定する固定ネット枠で、固定ネット枠17の左右両端部を垂直状左右支柱11、11の背面(図7では上)側に固定する。20は垂直状左右支柱11と略等高で、適宜巾(具体的には、前記垂直状左右支柱11、11の間隔の略半分長)を有する長方形状左右側ネット扉で、この長方形状左右側ネット扉20は、前記垂直状左右支柱11、11対向面の、上下方向の中央部に、図6のように屈折可能にヒンジ22付けする。長方形状左右側ネット扉20は、垂直状左右支柱11、11の対向面から、垂直状左右支柱11の手前(図6)側に、直角(垂直状支柱11、11対向面と平行)状をなす様に、屈折可能に突出する。
長方形状左右側ネット扉20を、垂直状左右支柱11、11の対向面に対して略直交、即ち、当該垂直状支柱11、11の前側(図1、2)に突出する位置と、垂直状左右支柱11、11の対向面間で、その対向方向に、図4状態を介して図5状態の様に折畳み可能で、また、その逆方向に屈折して展開可能に取付ける。なお、ここでは図示しないが、この垂直状左右支柱11、11の中空下部に、例えば、後述の図21に略示するように、水平状基板12から起立する先細起立部12Aを挿入し、両者の下部を揺動可能に軸12B着して、適度に揺動さえた後、その上部を垂直状左右支柱11下部の弧状溝11Aを介して、両者の下部を取付軸12B周りに揺動させた後、固定ボルト12Cで固定することにより、当該垂直状左右支柱11に対する水平状基盤12の角度を適度に代えて、載置面Gの傾斜に対処可能に構成できる。
(第1実施態様の作用) このカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱10は、水平状基板12、12に垂直状に取付けた垂直状左右支柱11、11を道路脇、公園、広場等の塵収容領域確保可能な適所の水平状地面G上に配設し、垂直状左右支柱11、11を図4のように略垂直状に起立させて組付けた後、止具27を係止ピン28から外し、長方形状左右前ネット扉21、21を、図3のようにヒンジ22、22周りに回動してその前方へ引出し、長方形状左右側ネット扉20、20が垂直状左右支柱11、11を含む平面に対して、直角状をなすようにその前側(図3)に展開させた後、長方形状左右前ネット扉21、21を、長方形状固定ネット枠17に対して直角状をなし、長方形状左右側ネット扉20、20に対して直角状をなし、前記長方形状固定ネット付枠17と平行する面内において屈折(ヒンジ23により)する。図6、2(ただし、図2は斜視図)のように、平面視長方形状の塵収収容領域10Aを構成し(ただし、図6はその一部の模式平面図)、一方の長方形状左右前ネット扉21のコ状係止具24を、その上枠に沿って移動させ、他方の長方形状左右前ネット扉21の上枠と、同時に係合する長方形状左右前ネット扉21、21を一体状に連結し、図2のように長方形状塵収容領域10Aを確保する。
その後、ハンドル15により、基端部を取付けた長方形状カバーネット16を巻付けたカバーネットロール軸14A(なお、このカバーネットロール軸14Aの、左右両端部には小径部14B又は先細部が構成される)を回転して、長方形状カバーネット16を巻戻し、長方形状左右側ネット扉20、20と、長方形状左右前ネット扉21、21及び長方形状固定ネット枠17等により、平面視長方形状塵収容領域10Aの頂部開口をカバーする。長方形状カバーネット16の巾が、略平行する長方形状左右側ネット扉20、20巾の合計値よりやや広く(例えば、垂直状左右支柱11、11の対向方向:図1ではその左右方向の巾程度)、当方形状塵収容領域10Aの頂部開口をカバーする長方形状カバーネット16の周縁部(前垂れ部18、側垂れ部19)が、図1のように垂下し、当該長方形状塵収容領域10Aの上部開口をカバーする。
必要に応じて、この長方形状カバーネット16の一部又は全部を、前記塵収容領域10Aの頂部開口上縁から引き上げて同頂部開口を開放した後、この塵箱10の長方形形状塵収容領域10Aの頂部開口から塵を投入、収容し、長方形状カバーネット16により当該塵収容領域10A頂部開口の被覆状態を確保する。なお、非使用の長方形状カバーネット16の不用意な巻戻し(例えば、悪戯等に基づく)や、横風等による開放を防止するため、カバーネットロール14のロック装置(例えば、ハンドル15のロック装置等)を設けることができる。
塵収容領域10A内に投入された塵を、例えば、まず、ハンドル15によりカバーネットロール軸14Aを回転して、長方形状カバーネット16をカバーネットロール軸14A周りに、その一部又は全部を巻取り、長方形状塵収容領域10Aの頂部開口を開放した後、又は長方形状カバーネット16の一部又は全部の巻取りに基づく頂部開口の開放に併せて、前記コ(チャンネル)状係止具24を長方形状左右前ネット扉21、21の何れか一方へ移動させて両者の係合状態を解除し、長方形状左右前ネット扉21、21を、図3のように長方形状左右側ネット扉20、20の外側に沿う様に開放し(なお、図示しないが、長方形状左右前ネット扉21、21を、長方形状左右側ネット扉20、20端部の左右両外側に、直交状に開放させることも可)、長方形状塵収容領域10A内の塵を塵収集車等により収集し、適所へ搬出する。
然る後、長方形状左前ネット扉21(長方形状右前ネット扉21も同様:ただし、回転方向は逆)を、長方形状左側ネット扉20(長方形状右側ネット扉20も同様:ただし、回転方向は逆)端部のヒンジ23周りの時計方向に回動して、その外側に図3の様に折畳んだ後、長方形状左側ネット扉20と長方形状左前ネット扉21を、ヒンジ21周りの反時計方向(図6)に回動させて、図4のように垂直状左右支柱11、11の対向面間に、長方形状右側ネット扉20と長方形状右前ネット扉21を折畳み、収容する。この際、長方形状左右側ネット扉20、20の端部が、長方形状固定ネット付枠17の中央部内側のマグネット26により吸引、固定され、また、垂直状左右支柱11、11前面の係止具27を、長方形状左右前ネット扉21、21上の係止ピン28に係止させて、その折畳み、収容状態を確保する。
20A及び21Aは長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の下部に設けた可撓性スカートで、可撓性スカート20A及び21Aは、長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21周り下枠に、当該下枠より下方へ適度に伸びるように設ける外、例えば、前記長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21のネットを、それぞれの下枠を越えて下方へ適度に伸ばす様に構成できる。
可撓性スカート20A、21Aを、長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の下枠から適度に下方へ突設させれば、カバーネットロール付折畳み可能な塵箱設置領域の地面Gに多少の凹凸、殊に、凸部があっても、当該長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21を開閉する際、当該可撓性スカート20A、21Aの凸部との当接による変形で吸収し、スムーズに開閉し、格納、開放を容易にする。
可撓性スカート20A、21Aは、例えば、長方形状左右側ネット扉20と長方形状左右前ネット扉21のネットを構成する、可撓性プラスチックネットを下方へ延長すると共に、その下部を上方へ折返し溶着して適度な長さとすることにより、その下部に当該可撓性スカートを構成できる。可撓性スカート20A、21Aを、可撓性プラスチック(この例では、可撓性プラスチックネット、又はその折返し部)で構成すれば、必要に応じて、当該可撓性スカート20A、21A、殊に、その下縁を、当該カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱設置部周りの地面Gの形状に即するように、剪み、カッターナイフ等により、例えば、傾斜状、波状等、適宜形状に当該折畳み可能な塵箱の設置現場において、簡易に修正できる。
(長方形状カバーネット) 長方形状カバーネット16は、図8の模式平面説明図に略示するように、その前縁垂れ部(先端部)18、及び左右両側垂れ部19、19の、例えば、約3〜6cm程度を、当該長方形状カバーネット16本体より、前垂れ部18については、例えば、当該カバーネット16の、その部分の横糸太さを、他の部分の横糸の太さより太く(例えば、2倍に)し、また、この長方形状カバーネット16の左右両側垂れ部19、19については、同部の縦糸の太さを他の部分の縦糸の太さより太く(例えば、2倍)することにより、当該前垂れ部18、側垂れ部19の厚さ及び強度を、カバーネット16の本体部分より厚く、重く、強く構成できる。
係る構成により、長方形状カバーネット16の前垂れ部(先端部)18及び左右両側垂れ部(側縁部)19、19が、他の部分よりやや重く、強靭になり、長方形状カバーネット16全体の高強度を確保する。長方形状カバーネット16の前垂れ部18、左右両側垂れ部19、19を他の部分よりやや重く、強く構成し、このカバーネット16を、塵収容領域10Aの頂部開口縁上に掛ける際、その前垂れ部18及び左右両側垂れ部19、19が、当該頂部開口縁周り外側に自然に垂れ下がり、当該長方形状カバーネット16による前記塵収容領域10Aの頂部開口の被覆を、多少の風圧や引張力(当該塵収容領域10Aの開口頂部を超えて、多少上方へ突出る様に投入された塵の頂部への当接により発生する引張り力を含む)が掛かるか否かにかかわらず、容易、かつ確実な被覆状態を確保する。
なお、長方形状カバーネット16前垂れ部18の、横糸(長方形状カバーネット16が網の場合)の間隔を狭く(例えば、半分に:即ち、単位長さ当たりの横糸の本数を2倍に)したり、その左右両側垂れ部19、19の縦糸の間隔を狭く(例えば、約半分に)すれば、当該長方形状カバーネット16の前垂れ部18及び左右両側垂れ部19、19の強度及び重量を増加させることができる。また、図示しないが、この長方形状カバーネット16をプラスチック製とし、その前垂れ部18及び左右両側垂れ部19、19を折返して二重にすると共に溶着することにより、前記と略同様な効果を期待できる。
図9はハンドル15によるカバーネットロール軸14Aの回動により、長方形状カバーネット16を垂直状左右支柱11、11の対向面間に折り畳んだ長方形状左右側ネット扉20、20及び長方形状左右前ネット扉21、21の前側(図9)に垂下させた後、その垂下した前垂れ部18近傍の前側に、端部を垂直状左右支柱11、11の対向面外側(図9では左右両側)面に設けた固定バンド止具31に係止させた、長方形状カバーネット16の垂れネット固定バンド32を掛けて弾圧し、そのふれを防止したもので、必要に応じて垂れネット固定バンド32の一端部を止具31から外し、同端部側を垂直状左右支柱11、11の何れか一方(図9では左支柱11)の外側に設けた固定バンド掛35に掛け、必要に応じて、前記バンド止具31との双方へ掛廻して、非使用の固定バンド32を整理し、固定バンド32なしと同様な状態での操作を可能にする。なお、この作用自体は、前記特開2004−75382公報記載のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱と略同様である。
(カバーネットロールによる長方形状左右側及び前ネット扉の振止) 次に、このカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の、垂直状左右支柱11、11の対向面間に、図4の様に折畳んだ長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の前側(この例では、垂直状左右支柱11、11の上下方向の中央部よりやや上部)に、前記側板13、13に支承したカバーネットロール軸14Aを同側板13、13から外して、当該カバーネットロール軸14A(、又はその端部の小径部14B)を載せる。この状態において、カバーネットロール軸14Aに渦巻状に巻付けた巻回カバーネット16C(図11)が、垂直状左右支柱11、11の対向面間に、図4の様に折畳まれた長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の前側と、L状振止めフック71の垂直状起立部72の起立する当接面(図11では右側面)との間に位置し、係る垂直状左右支柱11、11の背面側に長方形状固定ネット枠17が固定されることにより、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳まれた長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の、当該垂直状左右支柱11、11の背面側への移動(後退)が阻止される一方、この状態におけるその前側への移動が、L状振止めフック71Aの起立部72の当接(図11では右側)面73Bfにより阻止され、即ち、カバーネットロール軸14Aに巻かれた巻回カバーネット16Cの後退が、L状振止フック71起立部72の当接(図11では右側)面73Bfにより阻止され、ひいては、当該垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳まれた長方形状左右側ネット扉20及び長方形状左右前ネット扉21の、当該垂直状左右支柱11、11前側(図10)への開放が阻止され、即ち、長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21が垂直状左右支柱11、11の対向面間に拘束される。
このL状の振止フック71Aは、その基端部を垂直状左右支柱11、11対向面外側の、やや背面(図11では右側)寄りに取付軸77Aで回動可能に軸着し、垂直状左右支柱11の前側から、その対向面外(図11では手前、図14では右)側に伸び、当該L状フック71Aを略水平状に支承する振止フック受75を設けた状態において、L状振止フック71A起立部72Aの当接面73Bfに、カバーネットロール軸14Aの左側面(図11)が当接する。当接面73Bfの頂部と垂直状左右支柱11の前面との間隔Sは、その基部と垂直状左右支柱11の前面との間隔Sよりやや広くなる様に、当該垂直状左右支柱11の前面に対して角δ後退する。この振止フック71Aをその非使用状態において、図11に破線71AAで略示する様に、垂直状左右支柱11の対向面外側、背面寄りに揺動、後退させて、その起立部72Aを含むL状フック71A全体を、垂直状左右支柱11の対向面外側に沿って同図破線71AAの様に降下させ、その外側面領域内に収容することにより、仮に、その起立部72Aの先端部が尖鋭に形成された場合にも、その安全性を確保可能に構成する。なお、図11において、D、Dは、カバーネットロール軸14Aに巻付けた長方形状カバーネット16Cの巻径、及びカバーネットロール軸14Aの軸径、Hはカバーネットロール軸14A右側(図12)と垂直状左右支柱11前側面との間隔で、間隔Hは当該カバーネットロール14に巻付けた長方形状カバーネット16、即ち、巻回長方形状カバーネット16Cの巻厚と略等しいかやや大きく構成される。
なお、垂直状左右支柱11、11の中空状下部に水平状基板からの先細状起立部12Aを挿入して、両者を揺動可能に連結する構造としては、前記の様な構成(図21も参照)の外、両者間に球面状接続構造を配して、適宜角度に調整、固定する手段を設けること(図示省略)等により、この折畳み可能な塵箱を多少傾斜のある塵箱設置領域の地面Gにも無理なく配設し、前記と略同様な作用を期待できる。また、この垂直状左右支柱11、11は、図示しないが、垂直状壁面から適宜間隔を存して、水平状に突出する支椀の端部設けた垂直状の端板に、左右の垂直状筒を備える垂直状板を取付け、該左右垂直状筒に前記垂直状左右支柱を挿入して固定することにより、前記実施態様における水平状基板12を使用することなく、前記カバーネットロール付折畳み可能な塵箱と略同構造のものを、そのまま設置でき、何れの場合にも、前記と略同様の作用をする。
(振止フックの変形例) このカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の、垂直状左右支柱11、11の対向面外側に設けられ、長方形状カバーネット16を巻付けたカバーネットロール軸14Aを載置することにより、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳み、収容した長方形状左右側ネット扉20と長方形状左右前ネット扉21の振れ、開放を抑制する振止フックは、前記第1実施態様10のL状振止めフック70の様に構成する外、図13〜19の模式側面説明図等に略示する変形例1〜5の様にも構成できる。以下、振止フックの変形例1〜5を、その模式側面説明図の図13〜19を参照して説明する。なお、前記第1実施態様と共通する部分には同一名称、同一符号を用い、また、前記第1実施態様と共通する事項についての説明は、省略する。
(変形例1) 図13は振れ止フックの変形例1の模式側面説明図で、L状振止フック71の水平状支承部の基部を、垂直状右支柱11対向面外側へボルト77止め(固定)したものの、その取付部の模式側面説明図である。
この変形例1のL状振止フック71は、その基部を垂直状左右支柱11、11の対向面外側にボルト77止めしたもので、その対向面外(図13では左)側に伸び、当該L状フック71の起立部72の当接面73Bに、カバーネットロール軸14Aの左(図13)側が当接し、等設面73Bと垂直状左右支柱11の前側面との間に間隔Sがある。なお、図12において、D、Dは、カバーネットロール軸14Aに巻付けた長方形状カバーネット16Cの巻径、及びカバーネットロール軸14Aの軸径、Hはカバーネットロール軸14A右側(図12)と垂直状左右支柱11前側面との間隔で、間隔Hは巻回カバーネットロール16Cの巻厚と略等しいかやや大きく構成する。巻回カバーネットロール16Cの長方形状かバーネット16が緩やかに巻回される場合のあることを想定すると、この間隔Sをやや広めに選択するのがよい。その予の構造及び作用は、前記第1実施態様の振止フック70Aと略同様である。
変形例2
図14は振止フックの変形例2の、L状振止フック70BのL状振れ止フック71Bを、水平状取付筒74Bに沿って垂直状左右支柱11の前側に引出し、その載置面73Bにカバーネットロール軸14Aを載置した状態の模式模式側面説明図、図15はL状振止めフック71Bの起立部72Bが、垂直状左右支柱11、11前(図15では左)側に近接する後退状態の模式正面図、図16はその要部の垂直状右支柱11の対向(内側)面側からの模式側面説明図である。
この変形例2のL状振止フック71Bの起立部72Bは、そのカバーネットロール軸14Aの当接面73Bfが、前記変形例1のL状振止フック71Aの起立部72と同様に、長方形状カバーネット16を巻付けたカバーネットロール軸14Aの当接面73Bfと同様に、垂直状左右支柱11の前面に対して角δ後退する。このように、非使用状態のL状振止フック71Bを、水平状筒74Bに沿って後退させて、垂直状左右支柱11、11前面に近接可能にしたことにより、長方形状カバーネット16を巻付けたカバーネットロール軸14Aを載置面73Bに載置し、カバーネットロール軸14A上の巻回カバーネット16C周縁と起立部72B当接面73Bfとの当接による、カバーネットロール14の後退阻止により、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳まれた長方形上左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の振れ、開放を、前記実施態様の振止フック70A及び変形例1の振止フック70と同様な抑制、阻止作用をする外、非使用状態の振止フック71Bの起立部72Bが、垂直状左右支柱11の後側に後退して、その前面より前側への実質的突出が無くなることにより、前記実施態様1の振止フック70Aとほぼ同様な安全性を期待できる。
なお、非使用のL状振止フック71Bを、水平状筒74Bに沿って後退させた図15状態において、当該振止フック71Bの水平状後部(図15右側)が、垂直状左右支柱11の背面側に同図15のように突出しても、当該塵箱10の背面側と垂直状壁面Vとの間には、適度な隙間を確保するのが通常であるから、非使用のL状振止フック71B右側部背面側への突出は、当該塵箱10周りに近接する通行人等の支障になる恐れはない。77BはL状振止フック71Bの水平状後部に設けた割ピンで、その組み付けを容易にする。
変形例3
図17は、この発明の変形例3の、振止フック80の模式正面説明図で、この振止フック80は垂直状左右支柱11の対向面外側に、その前(図17では左)側面を超えて上方へ、垂直状左右支柱11の前面に対して鋭角γ状に突出する、先上り傾斜棒状振止フック81をボルト85等の適宜固定手段により固定したもので、その傾斜状載置面83上に、長方形状カバーネット16基部を取付けて巻付けたカバーネットロール軸14A端部(巻回長方形状カバーネット16Cの欠落部分又は同軸14A端部の小径部14B)を載置すると、当該カバーネットロール軸14Aがその自重(渦巻状に巻付けた巻回カバーネット16Cの自重を含む)により、同図17右側下方へ転動、降下し、カバーネットロール軸14Aに巻付いた巻回カバーネット16C周縁(図17では右側)部が、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳まれた長方形状左右前ネット扉21、長方形状左右側ネット扉20の前側に当接して、長方形状固定ネット枠17側に押圧し、即ち、その自重により当該長方形状左右前ネット扉21、長方形状左右側ネット扉20の振れ、開放が積極的に抑制、阻止され、仮に、垂直状左右支柱11、11の背面側に設けた長方形状固定ネット枠17側から強風が吹付けても、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳まれた長方形状左右前ネット扉21、長方形状左右側ネット扉20が不用意に開放されない。なお、傾斜棒状振止めフック81の垂直状左右支柱11の前(図17では左)面に対する立上り角γを、適度に選択して、カバーネットロール14の不用意な脱落を阻止すべきことはいうまでもない。
変形例4
図18は振止フックの変形例4の、U状振止めフック90の模式側面説明図で、垂直状左右支柱11、11の対向面外側中央部から、その前(図18では左)側上方へ向って伸び、先端にU状起立部92のあるU状振止めフック91をボルト95止めしたU状振止フック91である。図18において、SはU状振止フック91のU状フック92の端部と、垂直状左右支柱11前面との間隔、SはU状振止めフック91のU状起立部92の、当接面93fと垂直状左右支柱11前側面との最大間隔(カバーネットロール軸14Aの当接可能な当接面93fと垂直状左右支柱11前面との最大間隔)である。U状起立部92端部と垂直状左右支柱11前面との間隔Sは、カバーネットロール軸14Aの直径D(図11、12参照)と当該カバーネットロール軸14Aに巻付けたけた巻回カバーネット16Cの巻厚Hとの合計値と等しいか、僅かに大きく、即ち、当該間隔Sを、長方形状カバーネット16を巻付けた長方形状カバーネットロール軸14Aが通過可能に設定される。U状振止めフック91のU状起立部92の係る構成により、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳んだ畳んだ長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21に、長方形状固定ネット枠17側から、時には下方から強風が吹付けても、このカバーネットロール軸14Aの左側又は上方への移動が、U状振止めフック91のU状起立部92により阻止され、即ち、カバーネットロール14の載置面93からその不用意な離脱が阻止され、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の振れ、開放が抑制される。なお、このU状振止フック90によれば、そのU状振止フック91が傾斜状をなす様に構成されることにより、傾斜する載置面93に載置されたカバーネットロール14の巻回カバーネット16Cの右側周縁(図18)が、垂直状左右支柱11、11間に折畳まれた長方形状作用側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の振れ、開放がその自重により積極的に抑制され、この傾向自体は前記変形例3の傾斜棒状振止フック80と略同様である。
変形例5
図19は振止フックの変形例5の、U状振止フック100の模式側面説明図で、垂直状左右支柱11、11の対向面外(図19では手前)側に、垂直状右支柱11の前(図19では左)側に突出する振止めフック101を水平状に配してボルト105止めしたものである。図19において、103はU状振止フック101のカバーネットロール軸14Aの、水平状載置面、103fはU状振止めフック101の端部からU状に起立するU状起立部102内側の、カバーネットロール軸14Aの当接するU状当接面で、U状当接面103fはカバーネットロール軸14Aの左右両端部(巻回カバーネット16C欠落部)に当接可能で、それよりやや大径の緩やか曲面として構成される。なお、図19の符号H、S、Sは、前記変形例4を略示する図18の符号H、S、Sと共通し、この振止フック101の水平状載置面103fに、載置されるカバーネットロール14は、その自重により長方形状固定ネット枠17側に降下して積極的な弾圧作用をすることまでは期待できないとしても、U状起立部102のU状当接面103fにより、カバーネットロール1軸4Aの図19左側への後退が積極的に阻止され、垂直状左右支柱11、11間に折畳まれた長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の振れ、開放を、前記変形例4のU状振止フック90の状起立部92と略同様に阻止する。
変形例4、5の振れ止フック90、100は、例えば、高層ビルの各種施設まわり、河川上の各種施設周り、山頂の各種施設まわり等、当該塵箱10の設置領域における長方形状固定ネット枠17側からの強風や、当該垂直状左右支柱11、11の下部から上方へ強風が吹付ける領域へ設置することにより、当該垂直状左右支柱11、11間に折畳まれた長方形状左右側ネット扉20、長方形状左右前ネット扉21の振れ、開放抑制の作用、効果を、前記他の変形例の振れ止フックより、一層高い作用効果を期待できる。
カバーネットロール付折畳み可能な塵箱の第2実施態様
次に、この発明の第2実施態様のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱110を、図20〜23を参照して説明する。図20は第2実施態様のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱110の正面説明図、図21はその側面説明図、図22はその長方形状左右前ネット扉121、121の、左右前枠121B、121Cの合わせガイド121BB周りの拡大平面図、図23はその拡大正面図である。なお、前記第1実施態様と共通する部分には、同一名称、同一符号を用いる。図20〜23において、11は垂直状左右支柱、12は水平状基板、13は側板、14はカバーネットロール、14Aはカバーネットロール軸、15はハンドル、23はヒンジ、31は固定バンド止具、35は固定バンド掛具、70はL状振止フック、71Aは振止フックで、これらは前記第1実施態様のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱10と略同様である。110Aは第2実施態様のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱110の、平面視長方形状塵収容領域、120は長方形状左右側ネット扉、120Aはスカート、121は長方形状左右前ネット扉、121Aはスカート、121Bは長方形状左前ネット扉121の前枠、121Cは長方形状右前ネット扉121の前枠、121BBは長方形状左前ネット扉121の合わせガイド、121Dは長方形状左前ネット扉121の止金具、121Eは長方形状右前ネット扉121の止金具である。
第2実施態様のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱110は、長方形状左右支柱11,11の対向面前側に、垂直状左右側ネット扉120、垂直状左右前ネット扉121を展開して、平面視台形状塵収容領域110Aを構成するようにした込み収容領域の形状(第1実施態様塵収容領域形状は、平面視長方形状)は別として、前記第1実施態様のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱10と概ね略同様な構造を備え、前者と同様な作用をし、その垂直状左右支柱11、11の前側中央部に、L状振止めフック70、70を設け、その載置面73にカバーネットロール軸14Aを載置することにより、垂直状左右支柱11、11の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉120(20)、垂直状左右前ネット扉121(21)の振れ、開放を抑制、阻止する点では、前記第1実施態様と同様である。
この第2実施態様の塵箱110にあっては、長方形状左右前ネット扉121、121の前枠121B、121Cの係合状態を確保手段として、長方形状左前ネット扉121の前枠121Bのに止金具121Dと、長方形状右前ネット扉121の前枠121Cの止金具121Eとの係脱により、同長方形状左右前ネット121、121の同一平面上の係合状態を確保し、又はそのような同一平面上の係合状態開放を操作を可能にし、また、その際、長方形状左前ネット扉121の前枠121Bに設けた前枠合わせガイド121BB、121BB間に、長方形状右前ネット扉121の前枠121Cを図22の様に挿入することにより、当該長方形状左前ネット扉121の前枠121Bと、長方形状右前ネット扉121の前枠121C、ひいては長方形状左右前ネット扉121、121を容易、かつ確実に同一平面上に維持し、塵収容領域110Aを確保する。また、図示しないが、その垂直状左右支柱11、11の対向面を、その背面側の長方形状固定ネット枠47に対して鈍角状をなす様に構成すれば、長方形状左右側ネット扉120、120が同角どまで、即ち、台形状塵収容領域40A左右側壁側を、その背面に対して直角を越えて当該鈍角に達す角度だけ、当該台形状麈収容領域40Aの前側を大きく開放して、当該塵収容領域110Aに投入された塵を、一層容易に収集できる。
(垂直状左右支柱の支承構造) 道路脇、公園、広場等の適所に適宜間隔を存して配設する左右一対の垂直状左右支柱11の支承構造としては、前記第1、第2実施態様のように、水平状基板12に垂直状左右支柱11を起立させる外、図示しないが、塵箱を載置する地面Gから垂直状に起立する、例えば、断面が長方形筒状基筒に、断面が長方形筒状(両者が同形状)をなす垂直状左右支柱を挿脱可能に設け、適宜高さにボルト止めすることもでき、このように構成すれば、目的とする塵箱設置領域の地面Gに多少の傾斜、凹凸等があっても、垂直状左右支柱を垂直状基筒に挿脱する構成を選択し、所要の機能を備え、必要に応じて適所に移動可能なカバーネットロール付き折畳み可能な塵箱を提供する。また、道路脇、公園、広場等の所要広さの塵収容領域を確保可能な適所に、適宜間隔を存して配設した一対の水平状左右支腕端部の垂直状基筒に、前記と同様な垂直状左右支柱を挿脱及び係止可能に設ければ、当該道路脇、公園、広場等の路面の形状(例えば、傾斜、凹凸の有無等)に殆ど左右されることなく、しかも、このカバーネットロール付き折畳み可能な塵箱の実体構造を変えることなく、その支承部の一部構造を変えるだけで、したがって、コスト高を招く恐れなく、前示のような各種振止フックを備えるカバーネットロール付き折畳み可能な塵箱を提供できる。
効果
この発明は、前記のような構成を有し、作用をするから、従前の折畳み可能な麈箱と同様な効果を奏する外、次のような特有の効果を奏する。
(1) 請求項1の発明によれば、道路脇、公園、広場等の適所に、適宜間隔を存して配設した適宜高さの一対の垂直状左右支柱の対向面に、当該垂直状左右支柱と略等高で、当該垂直状左右支柱対向面間隔の略半分長の長方形状左右側ネット扉と、当該長方形状左右側ネット扉と略同形同大の長方形状左右前ネット扉を順次屈折可能にヒンジ付けし、その組み付けにより、平面視略長方形状塵収容領域を確保し、該平面視略長方形状塵収容領域の頂部開口に、カバーネットロール軸の回動により、長方形状カバーネットを掛けて被覆し、必要に応じて当該カバーネットによる塵収容領域の一部又は全部を開放して、塵収容領域内に塵を投入した後、開放した前記塵収容領域の頂部開口を長方形状カバーネットで被覆し、次の塵投入に備える。
(2) 塵収集日等の適時、長方形状塵収容領域の頂部開口を開放すると共に、長方形状左右前ネット扉を、長方形状左右側ネット扉方向ないし外側に廻して、長方形状塵収容領域の前側を開放し、塵収集車等をカバーネットロール付き折畳み塵箱の長方形状左右側ネット扉近くまで近接させ、当該塵収集車へ塵を容易に、短時間で収集可能にする。当該折り畳み塵箱の頂部開口の一部又は全部が長方形状カバーネットにより被覆されれば、当該長方形状カバーネットをカバーネットロール軸に巻付けて開放し、長方形状左右側ネット扉、長方形状左右前ネット扉を、垂直状左右支柱の対向面間に折り畳み、当該カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱周りの交通妨げ領域を、実質上当該垂直状左右支柱の対向面間内とする。前記と略逆の操作により、当該カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の、平面視略長方形状塵収容領域を組付け、次回の塵収集に備える。
(3) 前記垂直状左右支柱の対向面に、一側縁をそれぞれ折り畳み可能にヒンジ付けした、前記長方形状左右側ネット扉の展開方向とは逆の背面側に、当該垂直状左右支柱と略等高の長方形状固定ネット枠を設けたことにより、仮に、このカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の設置領域の背面側に、例えば、垂直状の側壁等が欠落する場所でも、前記と略同様なカバーネットロール付折り畳み可能な塵箱機能を奏する。また、前記垂直状左右支柱の頂部の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の頂部を超え、その外側上方へ伸びる左右側板に、カバーネットロール軸を回転可能に横架したことにより、当該左右側板の対向面の間隔が、当該左右支柱の対向面の間隔より、当該垂直状左右支柱の対向面方向の厚さ程度広くなり、しかも、同領域には当該垂直状作用支柱の頂部がないから、当該左右側板に回転可能に横架したカバーネットロール軸に、当該左右支柱の対向面の間隔よりやや広幅で、肉厚等のやや重い長方形状カバーネットの基部を取り付け、巻付け巻き戻しを無理なくする。
(4) 垂直状左右支柱の対向面外側中央部に、その前側へ突出する様に設けた振止フックにカバーネットロール軸を載置し、該カバーネットロール軸に巻付けたカバーネットを介して、垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を、長方形状固定ネット枠側へ押圧可能にしたことにより、仮に、前記長方形状固定ネット枠の背面側から強風等が吹き付けても、垂直状左右支柱の対向面間に折畳まれた長方形状左右側扉、長方形状左右前ネット扉の振れ、開放が阻止される。
(5) 請求項2の発明によれば、垂直状左右支柱の対向面外側中央部からその前側へ突設した、振止フックのカバーネットロール軸載置面を、当該載置面へ載置されるカバーネットロール軸を、その自重により垂直状左右支柱前側へ近接するように降下させ、カバーネットロール軸に巻付けたカバーネットを介して垂直状左右支柱間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉、長方形状左右前ネット扉を、長方形状固定ネット枠へ押圧可能にしたことにより、仮に、長方形状固定ネット枠の背面側から強風等が吹き付けて、垂直状左右支柱の対向面間に折畳まれた長方形状左右側扉、略同形左右前扉の振れ、開放が阻止される。
(5) 請求項3の発明によれば、垂直状左右支柱の対向面外側中央部からその前側へ突出する、振止めフックのカバーネットロール軸載置面を、その基部から先端に上昇させると共に、その先端部と垂直状左右支柱の対向面前側間に、長方形状カバーネットを巻付けたカバーネットロール軸の通過可能な隙間を確保し、かつ、該振止めフックの端部と前記垂直状左右支柱前側面との間隔を、当該振止めフックの前記カバーネットロール軸載置面と、当該垂直状左右支柱の対向面前側からの最大離間間隔より狭くしたことにより、仮に、当該カバーネットロール軸がその載置面から浮上しても、前記長方形状カバーネットを巻付けたカバーネットロール軸の通過可能な隙間を介して、外れる恐れが無く、動作の確実性が一層向上する。
(6) 請求項4の発明によれば、振止フックを、そのカバーネットロール軸載置面の上下を反転して、垂直状左右支柱の対向面外側に取付け可能にしたから、仮に、当該振止フックの先端部が尖鋭状に構成されても、振止フックのカバーネットロール軸載置面の上下を反転して下向きにすることにより、当該塵箱の非使用状態において、子供等が不用意に振止フックの先端部に触れて、けがなどの発生を招く恐れが殆どない。
(6) 請求項5の発明によれば、端部に垂直状起立部を備える振止フックの基部を、前記垂直状左右支柱の対向面外側の背面寄りに軸着するとともに、該振止フックのカバーネットロール軸載置面を、前記垂直状左右支柱の対向面外側中央部に確保する振止フック受を、前記垂直状左右支柱の前側から、前記対向面外側へ突出する様に設けたから、非使用の振止フックをその基部周りに回転させて、垂直状左右支柱の対向面外側領域に降下させることにより、子供等が当該振れ止フックに不用意に振れる恐れが著しく減少する。
(6) 請求項6の発明によれば、L状振止フック起立部の、カバーネットロール軸との当接面を、その基部から端部に向って僅かに後退させる様に構成したことにより、この塵箱の長期間使用等により、カバーネットロール軸に巻付けたカバーネットの減耗等により、当該カバーネットロール軸に巻付けたカバーネット巻径が多少小さくなっても、当該カバーネットロールの降下により、その巻回カバーネット周りが長方形状左右前ネット扉前面の良好な当接状態を確保できる。
この発明に係るカバーネットロール付折畳み可能な塵箱の第1実施態様の、長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を展開して、平面視長方形状塵収容領域を組み付け、その頂部開口を長方形状カバーネットでカバーした状態の模式斜視説明図である。 長方形状カバーネットをカバーネットロール軸に巻き付けて、直方体状塵収容領域の頂部を開放し、塵の投入可能状態の模式斜視説明図である。 カバーネットロール付折畳み可能な塵箱の長方形状左右前ネット扉を、長方形状左右側ネット扉の端部周り外側へ回動して重ね、塵収容領域内に収容した塵の排出可能状態の模式斜視説明図である。 長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の、垂直状左右支柱間への折畳んだ状態の模式斜視説明図である。 垂直状左右支柱間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の前側を、長方形状カバーネットの垂下部で被覆した状態の模式斜視説明図である。 垂直状左支柱に対する長方形状左側ネット扉と、長方形状左側ネット扉に対する長方形状左前ネット扉とのヒンジ付部の拡大模式平面説明図である。 カバーネットロール軸の模式正面図で、カバーネットロール軸と、垂直状左右支柱、側板、ハンドル等の位置関係を、同時に破線で略示した。 長方形状カバーネットの模式平面説明図である。 垂直状左右支柱間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の前側に長方形状カバーネットを垂下させ、固定用ゴムバンドで挟持、固定した状態の模式斜視説明図である。 垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の前側に、垂れネット固定バンドを掛けるとともに、該垂れネット固定バンドの上位に、垂直状左右支柱頂部の側板から外したカバーネットロール軸を、垂直状左右支柱の対向面外側に設けたL状振止フックに載置して、前記長方形状左右側、前ネット扉の振れ、開放を抑制した状態の、カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱の正面説明図である。 その垂直上右支柱の対向面外側に設けたL状振止フックに、カバーネットロール軸を掛けた状態の、拡大右側面説明図である。 その垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側に突出するL状振止フックを設けたものの、垂直状右支柱の対向(内側)面側からの側面説明図(カバーネットロールの載置無し)である。 振止フックの変形例1で、垂直状左右支柱の対向面外側に、端部が当該垂直状左右支柱の前側に突出するL状振止フックを固定した、垂直状右支柱の対向面外側からの、振止フック取付部の模式側面説明図である。 振止フックの変形例2で、垂直状左右支柱の対向面外側に、起立部が当該垂直状左右支柱の前側に出没可能なL状振止フックを設けたものの、模式側面説明図である。 そのL状振止フックの起立部を、後退させた状態の模式側面説明図である。 その垂直状右支柱の内側面側からの、振れ止フック周りの側面説明図でる。 振止フックの変形例3で、垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側に上向き傾斜状に突出する傾斜棒状振止フックを設けたものの、垂直状右支柱の右側面説明図である。 振止フックの変形例4で、垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側に、支持部が上向き傾斜状に突出するU状振止フックを設けたものの、垂直状右支柱の右側面説明図である。 振止フックの変形例5で、垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側に、支持部が水平状に突出するU状振止フックを設けたものの、垂直状右支柱右側説明図である。 この発明に係るカバーネットロール付折畳み可能な塵箱の第2実施態様の、長方形状左右側ネット扉と長方形状左右前ネット扉を展開して、平面視長方形状の塵収容領域を組み付けるとともに、その長方形状カバーネットを巻回したカバーネットロール軸2巻回して、その頂部開口を開放した状態の正面図である。 その側面図である。 その長方形状左右前扉を同一平面状に組付けた状態における、合わせガイド部の拡大平面説明図である。 その長方形状左右前扉を同一平面状に組付けた状態における、合わせガイド部の拡大正面説明図である。
符号の説明
【0063】
【符号の説明】
10……カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱(第1実施態様)
10A……塵収容領域 11……垂直状左右支柱
11A……弧状溝 12……水平状基板
12A……先細起立部 12B……取付軸
12C……固定ボルト 13……側板
14……カバーネットロール 14A……カバーネットロール軸
14B……小径部(先細部) 14D……カラー
15……ハンドル(駆動手段) 16……長方形状カバーネット
16A……長方形状カバーネット端縁部 16B……長方形状カバーネット側縁部
16C……巻回長方形状カバーネット 17……長方形状固定ネット枠
18……前垂れ部(長方形状カバーネット)19……側垂れ部(長方形状カバーネット)
20……長方形状左右側ネット扉
20A……可撓性スカート(長方形状左右側ネット扉)
21……長方形状左右前ネット扉
21A……可撓性スカート(長方形状左右前ネット扉)
22、23……ヒンジ 24……コ状係止具
26……マグネット 27……係止フック
28……係止ピン 31……固定バンド留め具
32……垂れネット固定バンド 35……固定バンド掛け具
40……カバーネットロール付折畳み可能な塵箱(第2実施態様)
41……垂直状左右支柱(断面台形状) 41A……傾斜内側面(垂直状左右支柱)
42……水平状基板 42B……固定ボルト(水平状基板)
47……固定ネット枠 50……長方形状側ネット扉
51……長方形状前ネット扉 52、53……ヒンジ
70……振止フック(固定) 70A……振止フック(揺動)
70B……振止フック(摺動) 71……L状振止フック(固定)
71A……L状振止フック(揺動) 71B……L状振止フック(摺動)
72……立上部 73、73B……載置面(水平状)
73f……立上当接面(垂直状) 73Bf……立上当接面(後退)
74B……L状振止フックの水平状取付筒 75……振止フック受
76……穴(筒状挿入部75の) 77……取付ボルト
77A……取付軸 77B……割ピン
80……傾斜棒状振止フック 81……傾斜棒状振止フック
83……傾斜載置面 85……固定ボルト
90……U状振止フック 91……傾斜状部
92……U状起立部 93……傾斜状載置面
93f……U状当接面 95……固定ボルト
100……U状振止フック 101……水平状部
102……U状起立部 103……水平状載置面
103f……U状当接面 105……固定ボルト
110……カバーネットロール付折り畳み可能な塵箱(第2実施態様)
110A……台形状塵収容領域 120……長方形状左右側ネット扉
120A……スカート
120B……長方形状左右側ネット扉の(傾斜)頂枠
121……長方形状左右前ネット扉 121A……スカート
121B……長方形状左前ネット扉前枠
121BB……長方形状左前ネット扉の合わせガイド
121C……長方形状右前ネット扉前枠 121D……長方形状左前ネット扉止め金具
121E……長方形状右前ネット扉止め金具 D……カバーネットロール軸径
……長方形状カバーネットの巻径
H……カバーネットロール軸と垂直状左右支柱前面の最小間隔
h……巻回長方形状カバーネット16Cの巻厚)
G……地面(載置面) V……垂直状壁面
S……振止フック起立面と垂直状左右支柱前面間隔
……振止フック立上面基部と垂直状左右支柱前面間隔
……振止フック端部と垂直状左右支柱前面間隔
……U状振止フック立上面端部と垂直状左右支柱前面間隔
……U状振止フック立上面と垂直状左右支柱前面の最大間隔
β……長方形状側ネットの、固定ネット枠に対する組付け角度
δ……起立当接面73Bfの後退角

Claims (6)

  1. 道路脇、公園、広場等の塵収容用適所に、適宜間隔を存して配設する適宜高さの垂直状左右支柱の背面側に、当該垂直状左右支柱と略等高で、それらを連結する略長方形状固定ネット枠を設け、前記垂直状左右支柱の対向面に、当該垂直状左右支柱と略等高で、当該対向面間隔の略半分長の長方形状左右側ネット扉と、該長方形状左右側ネット扉と略同形同大の長方形状左右前ネット扉を、前記垂直状左右支柱の対向面前側への長方形状塵収容領域展開と、該対向面間への折畳みを可能に順次ヒンジ付けすると共に、前記垂直状左右支柱の対向面外側から上方へ伸びる左右側板に、前記長方形状塵収容領域の頂部開口よりやや広い長方形状カバーネットの基部を取付けたカバーネットロール軸を装脱可能に軸架し、かつ、前記垂直状左右支柱の対向面外側に、当該垂直状左右支柱の前側へ突出する振止フックを設け、該振止フックへの前記カバーネットロール軸の載置により、当該カバーネットロール軸に巻付けた前記長方形状カバーネット周りと、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右前ネット扉面とを当接可能にして、当該長方形状左右前ネット扉と長方形状左右側ネット扉の振れ、開放を抑制させる様にしたことを特徴とするカバーネットロール付折畳み可能な塵箱。
  2. 前記振止フックのカバーネットロール軸載置面に続く当接面と、当該載置面に載置したカバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りとの当接により、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉の振れ、開放を規制させる様にしたことを特徴とする請求項1記載のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱。
  3. 前記振止フックのカバーネットロール軸載置面を、当該載置面へ載置したカバーネットロール軸の自重により、当該カバーネットロール軸に巻付けた長方形状カバーネット周りを介して、前記垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状左右側ネット扉及び長方形状左右前ネット扉を、前記長方形状固定ネット枠に押圧させる傾斜棒状に構成したことを特徴とする請求項1記載のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱。
  4. 前記振止フックのカバーネットロール軸載置面の上下を反転して、前記垂直状左右支柱の対向面外側に取付け可能にしたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱。
  5. 端部に垂直状起立部を備える振止フックの基部を、前記垂直状左右支柱の軸着するともに、該振止フックのカバーネットロール軸載置面を、前記垂直状左右支柱の対向面外側で、当該垂直状左右支柱の対向面間に折畳んだ長方形状前ネット扉前側に、前記カバーネットロールを確保する振止フック受を、前記垂直状左右支柱の前側から、前記対向面外側へ突出する様に設けたことを特徴とする請求項1又は4記載のカバーネットロール付折畳み可能な塵箱。
  6. 前記端部に垂直状起立部を備える振止フック、即ち、端部がL状をなす振止フックの垂直状起立部のカバーネットロール軸当接面を、前記カバーネットロール軸載置面側の下部からその上部に向って、僅かに後退するように構成したこと特徴とする請求項1から3の何れかに記載のカバーネットロール付折畳み可能な麈箱。
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