JP4221102B2

JP4221102B2 - Golf club head

Info

Publication number: JP4221102B2
Application number: JP01328199A
Authority: JP
Inventors: 秀夫島崎
Original assignee: Bridgestone Sports Co Ltd
Current assignee: Bridgestone Sports Co Ltd
Priority date: 1999-01-21
Filing date: 1999-01-21
Publication date: 2009-02-12
Anticipated expiration: 2019-01-21
Also published as: JP2000210400A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飛距離が重視される所謂ミドルアイアンからロングアイアンのクラブの性能向上に関する。
【０００２】
【従来の技術】
飛距離が重視される所謂ミドルアイアンからロングアイアンに至るクラブは、通常のゴルフプレーヤにとって習熟し難く打ちにくいクラブとされている。これらのアイアンクラブは、一般にヘッド重心の位置がソール面より上方に高くまたフェース面方向の前方に有り打球が上がりにくくしかもスイートエリアが狭くなかなかフェース面の芯に当たらないのがその主な原因とされている。
従って、一般のゴルファーはこの種のアイアンクラブをゴルフバックから除いてプレーしていることが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このため、最近では、アイアンクラブのヘッドの形状を大型にしてヘッド重量を周辺に配分し慣性モーメントを増加すると共にフェース面を拡大して打ち損じを少なくしょうとしたり、ウッドクラブとアイアンクラブの中間的な形状のユーティリティクラブのようにヘッド重心を低くまたフェース面の後方に遠く配置して打球を上げ易くしたクラブで代替えしようとした試みが盛んに行われているが、前者は打球の方向性は幾分改善されるが打球を十分に上げて満足できる飛距離を出すまでに至らず、また後者は厳しいラフの中に球が在る場面に遭遇した場合に打ち難い欠点があるなどで、依然として一般ゴルファーにとって、ミドルからロングに至るアイアンクラブの打ち難さの問題が解決されていないのが現状である。
【０００４】
上記の実状に鑑みて、本発明の目的とするところは、通常のゴルフプレーヤーにとって打ち易い長距離用のアイアンタイプのゴルフクラブヘッドを提供する事である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のゴルフクラブヘッドでは、打球面の背面上部に凹部が設けられ、打球面の背面下部に打球面部、ソール部、前記打球面部に対面する背壁部及びヘッドの側面によって包囲された上方が開口した空洞部が形成されたゴルフクラブヘッドにおいて、前記ソール部にトウ側からヒール側に亘って貫通孔が形成され、この貫通孔に嵌合されるソールがヘッド本体とは別体に形成され、このソールに重りが埋設され、重りが埋設されたソールがソール部の貫通孔に溶接され、前記背壁部の厚さが、打球面のセンターでの厚さに比較して、トウ側部分もしくはヒール側部分、またはその両側部分において厚く設定され、前記空洞部の上方開口がアドレス時にプレーヤーから見え難くなるように背壁部の上端部を打球面側に屈折させて狭く形成されている。
【０００６】
前記打球面のロフト角度は、大きな飛距離を得るために従来ミドル及びロングアイアンクラブに一般的な１８°〜３０°に設定される。
【０００７】
また、前記ゴルフクラブヘッドにおいては、ヘッドの重心の位置を最適な位置に設定するために、前記空洞部を包囲するソール部と背壁部の厚さが適宜に加減される。
【０００８】
また、本発明に関わる前記ゴルフクラブヘッドでは、前記背壁部の厚さを、打球面のセンターでの厚さに比較して、トウ側部分もしくはヒール側部分、またはその両側部分において厚く設定される。これによってヘッドの重心を通る垂直軸まわりの慣性モーメントが増加され打球の方向性が向上される。
【０００９】
本発明のゴルフクラブヘッドでは、前記ソール部またはソール部の一部分をヘッド本体と別材料の比重の大きな材料とするためまたそのための製造上の便法から、ヘッド本体のソール側から前記空洞部に向けてソール部に貫通孔が形成され、該貫通孔にヘッド本体と別体に作成されたソール部の少なくとも一部分を嵌着することが出来る。
【００１０】
以上のように構成された本発明に係わるゴルフクラブヘッドにおいては、通常のアイアンクラブの形状を維持しながらも、ヘッドの重心位置を極めて低くまた打球面（即ち、フェース面）に対して後方に深く設定することが出来ることから、通常一般の技量のゴルフプレーヤーであっても、打球の弾道が高く、またフェース面でのスイートエリアが広くてフェース面の芯で球を捕らえ易いことから強い打球を得ることが出来て、飛距離の増大が得られる。
【００１１】
更に、重量のある前記背壁部が前記空洞部を介してフェース面の後方に距離をもって配置されることから通常のアイアンクラブに比べヘッドの重心が極めて深くなりヘッドの重心を通り地面に水平方向の軸回りの慣性モーメントが増大して打球時のロフト角度（所謂実効ロフト角度）の安定を得ることが出来る。その結果、飛距離のバラツキが低減する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に説明する。
打球面の背面に設けられる凹部は、ヘッドの上部の重量を打球時の衝撃に耐えられる程度に削減するように既存の所謂キャビティアイアンと同様な窪みを設けるものとする。
【００１３】
打球面の背面下部で、打球面部、ソール部、背壁部などによって包囲されて形成される空洞部の打撃方向（前後方向）に平行な幅は、空洞部の上部側で狭く下方側で広く形成されるのが好ましい。
空洞部がこのような形態とされることによって、ヘッド本体と別体に成型されたソール部またはソール部の一部をソール側からヘッド本体に挿着し易くすると共に、背壁部がその頂部が前方にまた底部が後方に移動して傾斜されることからヘッドの重心位置を深くする効果が得られる。
【００１４】
前記請求項３及び４に記載の背壁部とソール部の肉厚の相対関係については、ヘッドの重心をより低くしたい場合にはソール部の厚さを相対的に厚くしヘッドの重心をより深くしたい場合には背壁部の厚さを相対的に厚く設定する。
【００１５】
請求項５に記載のように、前記背壁部の厚さを、打球面のセンターでの厚さに比較して、トウ側部分を厚く設定するとトウ側の慣性モーメントが増加してスイングの際にヘッドが返り易くなって打球の所謂スライス弾道が是正される。また、逆に、ヒール側部分を厚く設定すると打球の所謂フック弾道が是正される。また、トウ側及びヒール側を共に厚くする際には打球時のフェース面の歪みが極めて小さくなって打ち損じが減少する効果が得られる。
【００１６】
ソール部に設けられた貫通孔に嵌合されるソールには、比重の重い適宜の大きさの重りを埋設する事が出来る。特に、焼結体等の非結晶体の重りをソールに鋳くるむ方法も適用することが出来るなど重りの設計自由度を広げることが出来る。また、嵌合された前記ソールをヘッドに固着する方法としては、溶接、圧入、ネジ止め、かしめなど各種の方法を利用できる。
【００１７】
本発明に係るゴルフクラブヘッドでは、ヘッド本体の材質をチタニウム合金、ステンレス、アルミ合金等とし、ソール部の材質としてタングステン合金などの重い比重の金属を使用することが好ましい。
【００１８】
図１乃至２により、本発明の一実施例を以下に説明する。
図１は、本発明に係るロフト角度２８°の５番アイアンヘッドの背面斜視図である。図にて、ヘッド１の前方に、チタニウム合金（比重４．５）から成る厚さ３ｍｍの打球面部２が配置されている。該打球面部２の前面はボールが打撃される打球面３（即ち、フェース面）とされている。
【００１９】
打球面３の背面上部には，周縁リブ４と背壁部５により囲まれた凹部６が形成されている。また、前記打球面３の背面下部には、打球面部２，ソール部７、前記打球面部２に対面する背壁部５及びヘッドの側面によって包囲され上方が前記凹部６に開口した空洞部８が形成されている。
【００２０】
背壁部５は、図１のフェースセンターでのＡ―Ａ断面図である図２に示されるように、平均厚さ略３ｍｍとされてヘッドのトウ側の側面９ヒール側の側面１０とを橋絡して配置されている。尚、背壁部５の厚さは、ヘッドの中央部に比べてトウ側又はヒール側或はそれらの両側を厚くして、厚くした部分の慣性モーメントを増加することも出来る。
しかして、背壁部５の上端部１１は打球面側に屈折されて空洞部８の上部の開口を狭くしている。
これによって、アドレスでプレーヤーがクラブヘッドを俯瞰した際に、空洞部の開口が見え難く違和感が起こらないので構え易くなる。また、空洞部の内部が見えにくいので外観が向上する。
【００２１】
ソール部７は、ソール側から前記空洞部８に向けてトウ側からヒール側に亘って貫通孔１２が形成されて、該貫通孔１２にヘッド本体１３とは別体に成型された舟形のソール１４が嵌合されてその周辺がヘッド本体に溶接固着される構造とされている。
前記ソール１４の底部には棒状のタングステン合金（比重１７）製の重り１５が埋設され接着剤で固着されている。
【００２２】
背壁部5,ソール部７は、その材質を前記打球面部２と同じチタニウム合金とされ、これらによってヘッド本体１３が構成されている。また、ソール１４は、
本実施例ではチタニウム合金としているが、比重の重い銅などの合金とすることが出来る。
【００２３】
ソール部の厚さは、背壁部５の厚さと相関関係をなして設定される。ここで、ソール部７の厚さは、ソール１４がヘッド本体１３に嵌合された状態において、打球面に平行方向に測定される厚さの平均値とされる。例えば、重りを含めた体積中心での打球面に平行方向に測定される厚さとされる。
また、背壁部５の厚さは、トウ側からヒール側に亘る厚さの平均的な厚さを幾何学的な近似によって求めたものとされる。
尚、本実施例では、ソール１４の前記平均的な厚さを背壁部５の平均的な厚さの約２．３倍の７ｍｍとしている。
【００２４】
本実施例のゴルフクラブヘッドは上記のように構成されるので、前記凹部や空洞部によりその中央部分のヘッド重量が減少されしかも減少分はその周縁部分に配置されるのでヘッドの重心回りの慣性モーメントが増加される。
また、空洞部の介在により背壁部がフェース面より遠く後方に配置されることとなってヘッドの重心が後方に設定されてスイートエリアが拡大され，而も、肉厚の厚いソール部とこれに埋設された比重の大きな重りによって、ヘッドの重心位置が極めて低く設定されていることから、通常一般のゴルフプレーヤーにおいて、多少芯を外した打撃でも方向性に狂いが少なく、また、打球が高く上がり飛距離の増大を得ることが出来る。
【００２５】
尚、本発明に係わるゴルフクラブヘッドにおいて、前記背壁部５の底部に小さな孔またはスリット（図示省略）を後方に開口するように設けて前記空洞部８内に溜まった塵や水分を排除するようにすることも出来る。
【００２６】
【発明の効果】
本発明に係わるゴルフクラブヘッドが採用されたゴルフクラブにおいては、ヘッドの慣性モーメントが増加された上でヘッド重心が極めて低くまた深く設定出来るので、技量の未熟な一般のプレーヤーであっても、長距離用の所謂ミドルアイアンやロングアイアンを容易に使いこなすことが出来る。また、深くて絡み易い芝のラフでのショットや正確な方向性が要求される距離が必要なショットの場合において、有用で重宝なクラブを具えることが出来る。
更に、ソール部はヘッド本体と別体に成型されてヘッド本体に嵌合される構造であるので、ヘッドの組立製造においても困難さがなく、しかも、ソール部の材質形状の設計自由度が高くクラブ性能の向上が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例を示す背面斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面を示す図である。
【符号の説明】
ヘッド
打球面部
打球面
周縁リブ
背壁部
凹部
ソール部
空洞部
トウ側の側面
ヒール側の側面
上端部
貫通孔
ヘッド本体
ソール
重り[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in performance of a so-called middle iron to long iron club in which flight distance is important.
[0002]
[Prior art]
Clubs ranging from so-called middle irons to long irons, where flight distance is important, are considered difficult to hit and hard to hit for ordinary golf players. The main cause of these iron clubs is that the center of gravity of the head is generally higher above the sole surface and is in front of the face surface, so that the hit ball is difficult to rise and the sweet area is narrow and does not hit the core of the face surface. Has been.
Therefore, a general golfer often plays with this type of iron club removed from the golf bag.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
For this reason, recently, the shape of the head of the iron club has been increased to distribute the head weight to the periphery to increase the moment of inertia, and the face surface has been enlarged to reduce damage, or between the wood club and the iron club. Attempts have been made to replace the club with a club with a low center of gravity at the head and a distance behind the face surface to make it easier to raise the hit ball, like a utility club with a typical shape. Although it is somewhat improved, it does not lead to a satisfactory flight distance by raising the hit ball sufficiently, and the latter has a drawback that it is difficult to hit when encountering a scene where the ball is in a severe rough, For general golfers, the problem of difficulty in hitting iron clubs from middle to long has not been solved.
[0004]
In view of the above situation, an object of the present invention is to provide a long distance iron type golf club head that is easy to hit for a normal golf player.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the golf club head of the present invention, a concave portion is provided on the upper back surface of the ball striking surface, the ball striking surface portion, the sole portion, the back wall portion facing the ball striking surface portion, and a golf club head upper is opened port and cavity portion surrounded by the side surface of the head is formed, through holes extending from the toe side to the heel side is formed in the sole portion, a sole fitted into the through hole Is formed separately from the head main body, a weight is embedded in the sole, the sole embedded with the weight is welded to the through hole of the sole portion, and the thickness of the back wall portion is measured at the center of the ball striking surface. Compared to the thickness, it is set thicker on the toe side or heel side, or on both sides thereof, and the upper end of the back wall is hit so that the upper opening of the cavity is difficult to see from the player at the time of addressing. That is formed narrower by refracting the side.
[0006]
In order to obtain a large flight distance, the loft angle of the hitting surface is set to 18 ° to 30 °, which is generally used for conventional middle and long iron clubs.
[0007]
In the golf club head, in order to set the position of the center of gravity of the head to an optimal position, the thickness of the sole portion and the back wall portion surrounding the cavity portion is appropriately adjusted.
[0008]
In the golf club head according to the present invention, the thickness of the back wall portion is set to be thicker at the toe side portion, the heel side portion, or both side portions than the thickness at the center of the hitting surface. The As a result, the moment of inertia about the vertical axis passing through the center of gravity of the head is increased, and the directionality of the hit ball is improved.
[0009]
In the golf club head of the present invention, the sole portion or a part of the sole portion is made of a material having a large specific gravity of the head body and another material, and from the manufacturing convenience therefor, from the sole side of the head body to the cavity portion. A through hole is formed in the sole portion, and at least a part of the sole portion created separately from the head body can be fitted into the through hole.
[0010]
In the golf club head according to the present invention configured as described above, the center of gravity of the head is extremely low and the rear of the ball striking surface (that is, the face surface) while maintaining the shape of a normal iron club. Because it can be set deeply, even a golf player of ordinary skill usually has a strong trajectory of the hit ball, and the sweet area on the face surface is wide and it is easy to catch the ball with the core of the face surface. To increase the flight distance.
[0011]
Further, since the heavy back wall is disposed at a distance behind the face surface through the cavity, the center of gravity of the head is extremely deeper than that of a normal iron club, and passes through the center of gravity of the head and is horizontal to the ground. As a result, the moment of inertia around the axis increases and the loft angle (so-called effective loft angle) at the time of hitting the ball can be stabilized. As a result, variation in flight distance is reduced.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
The recess provided on the back surface of the hitting surface is provided with a recess similar to an existing so-called cavity iron so as to reduce the weight of the upper part of the head to such an extent that it can withstand the impact at the time of hitting.
[0013]
The width parallel to the striking direction (front-rear direction) of the hollow portion formed by being surrounded by the ball striking surface portion, the sole portion, the back wall portion, and the like at the lower back surface of the ball striking surface is narrow on the upper side of the hollow portion and wide on the lower side. Preferably it is formed.
By forming the hollow portion in such a form, it is easy to insert the sole portion or a part of the sole portion molded separately from the head main body into the head main body from the sole side, and the back wall portion is the top portion thereof. Since the head is tilted forward and the bottom moves backward, an effect of deepening the center of gravity of the head can be obtained.
[0014]
Regarding the relative relationship between the thickness of the back wall portion and the sole portion according to claims 3 and 4, when it is desired to lower the center of gravity of the head, the thickness of the sole portion is relatively increased to further increase the center of gravity of the head. If you want to make it deeper, set the thickness of the back wall relatively thick.
[0015]
As described in claim 5, when the thickness of the back wall portion is set to be thicker than the thickness at the center of the ball striking face, the moment of inertia on the toe side increases to increase the moment of swing. Thus, the head easily returns and the so-called slice trajectory of the hit ball is corrected. Conversely, when the heel side portion is set thick, so-called hook trajectory of the hit ball is corrected. Further, when both the toe side and the heel side are thickened, the distortion of the face surface at the time of hitting the ball becomes extremely small, and the effect of reducing the hitting loss can be obtained.
[0016]
A weight having a large specific gravity and having an appropriate size can be embedded in a sole fitted in a through hole provided in the sole portion. In particular, a method of casting a non-crystalline weight such as a sintered body on the sole can be applied, and the design freedom of the weight can be expanded. As a method for fixing the fitted sole to the head, various methods such as welding, press-fitting, screwing, and caulking can be used.
[0017]
In the golf club head according to the present invention, it is preferable that the material of the head main body is titanium alloy, stainless steel, aluminum alloy or the like, and a metal having a heavy specific gravity such as tungsten alloy is used as the material of the sole portion.
[0018]
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 is a rear perspective view of a No. 5 iron head having a loft angle of 28 ° according to the present invention. In the figure, a 3 mm-thick ball striking face portion 2 made of a titanium alloy (specific gravity 4.5) is disposed in front of the head 1. A front surface of the hitting surface portion 2 is a hitting surface 3 (that is, a face surface) on which a ball is hit.
[0019]
A concave portion 6 surrounded by a peripheral rib 4 and a back wall portion 5 is formed on the upper back surface of the hitting surface 3. Further, at the lower part of the rear surface of the ball striking surface 3, there are a ball striking surface portion 2, a sole portion 7, a back wall portion 5 facing the ball striking surface portion 2, and a hollow portion 8 which is surrounded by the side surface of the head and opens upward to the concave portion 6. Is formed.
[0020]
As shown in FIG. 2, which is a cross-sectional view taken along the line AA at the face center of FIG. 1, the back wall 5 has an average thickness of about 3 mm, and a side surface on the toe side of the head 9 and a side surface 10 on the heel side. It is arranged in a bridge. In addition, the thickness of the back wall part 5 can also increase the moment of inertia of the thickened part by thickening the toe side, the heel side, or both sides compared with the center part of the head.
Thus, the upper end portion 11 of the back wall portion 5 is refracted toward the ball striking face, narrowing the opening at the top of the cavity portion 8.
As a result, when the player looks down on the club head at the address, the opening of the hollow portion is difficult to see and does not cause a sense of incongruity. Moreover, since the inside of the cavity is difficult to see, the appearance is improved.
[0021]
The sole portion 7 has a through hole 12 formed from the sole side toward the hollow portion 8 from the toe side to the heel side, and is formed in a separate body from the head body 13 in the through hole 12. 14 is fitted and its periphery is fixed to the head body by welding.
A weight 15 made of a rod-like tungsten alloy (specific gravity 17) is embedded in the bottom of the sole 14 and fixed with an adhesive.
[0022]
The back wall portion 5 and the sole portion 7 are made of the same titanium alloy as that of the hitting surface portion 2, and the head main body 13 is constituted by these. The sole 14 is
Although a titanium alloy is used in this embodiment, an alloy such as copper having a high specific gravity can be used.
[0023]
The thickness of the sole portion is set in correlation with the thickness of the back wall portion 5. Here, the thickness of the sole portion 7 is an average value of thicknesses measured in the direction parallel to the ball striking surface in a state where the sole 14 is fitted to the head main body 13. For example, the thickness is measured in a direction parallel to the ball striking surface at the volume center including the weight.
Further, the thickness of the back wall portion 5 is obtained by geometrically approximating the thickness from the toe side to the heel side.
In the present embodiment, the average thickness of the sole 14 is set to 7 mm, which is approximately 2.3 times the average thickness of the back wall 5.
[0024]
Since the golf club head of this embodiment is configured as described above, the weight of the head in the central portion is reduced by the concave portion and the hollow portion, and the reduced amount is disposed in the peripheral portion, so that the inertia around the center of gravity of the head. The moment is increased.
In addition, the back wall is disposed farther than the face surface due to the presence of the cavity, so that the center of gravity of the head is set rearward and the sweet area is enlarged. Since the center of gravity of the head is set very low due to the weight with a large specific gravity embedded in the normal golf player, there is little deviation in directionality even with a slightly off-center hit, and the hitting ball is high. An increase in flying distance can be obtained.
[0025]
In the golf club head according to the present invention, a small hole or slit (not shown) is provided at the bottom of the back wall 5 so as to open rearward, thereby removing dust and moisture accumulated in the cavity 8. You can also do so.
[0026]
【The invention's effect】
In the golf club employing the golf club head according to the present invention, the center of gravity of the head can be set extremely low and deep while the head moment of inertia is increased. So-called middle irons and long irons for distance can be used easily. In addition, it is possible to provide a useful and useful club in the case of a shot on a rough grass that is deep and easily entangled or a shot that requires a distance that requires an accurate direction.
Furthermore, since the sole part is formed separately from the head body and is fitted to the head body, there is no difficulty in assembling and manufacturing the head, and there is a high degree of freedom in designing the material shape of the sole part. Club performance is easy to improve.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear perspective view showing an embodiment.
2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
[Explanation of symbols]
Head hitting spherical surface hitting peripheral edge rib back wall recess recess sole cavity side toe side side heel side side upper end through hole head body sole weight

Claims

Recesses provided on the top rear of the ball striking face, the striking face portion, sole portion bottom rear of the ball striking face, a cavity portion that upwardly is opened port surrounded is formed by the side of the rear wall and the head facing said ball striking face portion In golf club head,
A through hole is formed in the sole portion from the toe side to the heel side,
The sole fitted in the through hole is formed separately from the head body,
A weight is buried in this sole,
The sole embedded with the weight is welded to the through hole of the sole part,
The thickness of the back wall portion is set to be thicker at the toe side portion or the heel side portion, or both side portions thereof, compared to the thickness at the center of the ball striking face,
A golf club head characterized in that an upper opening of the hollow portion is made narrow by refracting an upper end portion of a back wall portion toward a ball striking surface so that it is difficult for a player to see at the time of addressing .

The golf club head according to claim 1, wherein the hitting surface has a loft angle of 18 ° to 30 °.

3. The golf club head according to claim 1, wherein a thickness of a back wall portion is set to be thicker than a sole portion surrounding the hollow portion.

The golf club head according to claim 1 or 2, characterized in that the thickness of the sole portion is thicker than the rear wall portion surrounding the hollow portion.