JP4216318B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP4216318B2
JP4216318B2 JP2007149816A JP2007149816A JP4216318B2 JP 4216318 B2 JP4216318 B2 JP 4216318B2 JP 2007149816 A JP2007149816 A JP 2007149816A JP 2007149816 A JP2007149816 A JP 2007149816A JP 4216318 B2 JP4216318 B2 JP 4216318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
backflow prevention
prevention valve
wear
stroke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007149816A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008302528A (ja
Inventor
淳平 丸山
瑛 大森
亘 白石
聡 高次
Original Assignee
ファナック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ファナック株式会社 filed Critical ファナック株式会社
Priority to JP2007149816A priority Critical patent/JP4216318B2/ja
Publication of JP2008302528A publication Critical patent/JP2008302528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4216318B2 publication Critical patent/JP4216318B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2045/7606Controlling or regulating the display unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2945/00Indexing scheme relating to injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould
    • B29C2945/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2945/76003Measured parameter
    • B29C2945/76013Force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2945/00Indexing scheme relating to injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould
    • B29C2945/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2945/76003Measured parameter
    • B29C2945/76083Position
    • B29C2945/76096Distance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2945/00Indexing scheme relating to injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould
    • B29C2945/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2945/76177Location of measurement
    • B29C2945/7618Injection unit
    • B29C2945/76187Injection unit screw
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2945/00Indexing scheme relating to injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould
    • B29C2945/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2945/76344Phase or stage of measurement
    • B29C2945/76381Injection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2945/00Indexing scheme relating to injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould
    • B29C2945/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C2945/76494Controlled parameter
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/52Non-return devices

Description

本発明は射出成形機に関し、特に、逆流防止弁の摩耗量または閉鎖ストロークの検出、表示、予測を行う射出成形機に関する。
インラインスクリュ式の射出成形機には、スクリュ先端にスクリュ前進時の樹脂の逆流を防止するために逆流防止弁機構を有する。
計量工程によって溶融された樹脂は、加熱シリンダ内のスクリュ前方に蓄積される。射出保圧工程が開始され、スクリュが前進し、この溶融された樹脂を金型内に射出し充填する。この射出開始から逆流防止弁が樹脂通路を閉鎖するまでの間には逆流防止弁前方から後方に向かって樹脂が逆流する。この逆流量は、金型に充填される樹脂量に影響を与えることから、成形品の品質に影響を与える。
長い期間、射出成形機を使用し続けると、逆流防止弁は、樹脂による腐食やスクリュ回転時の摩擦により摩耗する。そのため、逆流量が変化し、成形品の品質に影響を与える。
そこで、逆流防止弁の摩耗やこの樹脂の逆流量を検出する各種方法が知られている。
例えば、保圧中のスクリュ前進距離に基づいて(特許文献1参照)、又は、保圧中のスクリュ前進速度に基づいて(特許文献2参照)、逆流量を検出して、所定値を超えると警報を発生させ、成形不良を未然に防止したり、逆流防止弁の摩耗等を検出する方法が知られている。
又、スクリュを前進させたときに樹脂の逆流が生じると、逆流樹脂の樹脂圧力(射出圧力)に応じた力でスクリュのフライトを押す。この押す力は、スクリュ軸線方向の力(後方に押す力)とスクリュ回転方向の力(計量時とは逆方向に回転させる力)に分力される。従って、樹脂の逆流により、スクリュには射出圧力に応じたスクリュ回転力が作用する。そこで、このスクリュ回転力が所定値を超えると、逆流防止弁に摩耗、欠損等の異常が発生したとして検知する方法も知られている(特許文献3参照)。
特開昭62−3916号公報 特開平1−281912号公報 特開平1−168421号公報
上述した従来の技術は、逆流防止弁の摩耗を検出する方法として、樹脂の逆流量等を検出し、該逆流量が所定値以上になったとき、アラームを出力するものである。しかし、逆流防止弁の摩耗は、徐々に進行するものであり、アラームが発生した段階では、すでに不良成形品を多量に成形した後といった場合が発生し好ましくない。摩耗の進行度合いを把握し、アラームが発生する前に逆流防止弁の使用限度等を察知し必要な対策をとれるようにすることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、成形中に逆流防止弁の摩耗量または閉鎖ストロークを推定し、さらには、その後の摩耗量を予測し、逆流防止弁の使用限度を予測可能にした射出成形機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、逆流防止弁を備えるスクリュと、該スクリュ前進中のスクリュ位置を検出する手段と、逆流防止弁が閉鎖した時点におけるスクリュ位置を逆流防止弁閉鎖位置として検出する逆流防止弁閉鎖位置検出手段と、スクリュに逆流防止弁を取り付けた時の逆流防止弁の設定ストロークと該逆流防止弁を取り付けた時のスクリュ前進開始位置から前記逆流防止弁閉鎖位置までのスクリュ移動距離と成形時のスクリュ前進開始位置から前記逆流防止弁閉鎖位置までのスクリュ移動距離とに基いて逆流防止弁のストロークを算出する手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明において、スクリュに取り付けた逆流防止弁の新品時のストロークと前記逆流防止弁のストロークに基づいて、逆流防止弁、スクリュヘッド、チェックシートの端面の少なくとも1つの摩耗量を算出する手段を備え、逆流防止弁の摩耗を推定できるようにした射出成形機である。
請求項3に係る発明は、前記算出された逆流防止弁のストロークを表示する手段を、請求項4に係る発明は、前記算出された摩耗量を表示する手段を備えるものとした。
請求項5に係る発明は、前記算出されたストロークの変化量より摩耗速度を算出する手段を設け、又、請求項6に係る発明は、前記算出された摩耗量の変化量より摩耗速度を算出する手段を設け、さらに、該算出された摩耗速度より摩耗量の許容値を越える時点を予測する手段を備えるものである。
請求項7に係る発明は、前記摩耗速度を算出する手段を、前記求めた摩耗量の変化量もしくはストロークの変化量が生じた間の成形ショット数、成形機の稼動時間、計量時間、スクリュ回転数のいずれか1つで前記ストロークの変化量又は前記摩耗量の変化量を除して求めるものとした。請求項8に係る発明は、成形条件に対応して、前記摩耗速度を記憶する記憶手段を備えたものとした。請求項9に係る発明は、前記逆流防止弁閉鎖位置検出手段が、スクリュに作用する回転力を検出する回転力検出手段を備え、前記スクリュを前進移動させる際に検出される前記スクリュに作用する回転力のピークとなった時点のスクリュ位置を逆流防止弁閉鎖位置として検出するものとした。
逆流防止弁の摩耗量、及び使用限度を示す摩耗量の許容値を超える時点を予測できるようにしたから、大量の成形不良が発生する前に逆流防止弁を交換することができる。
まず、本発明において、逆流防止弁の摩耗量の推定原理について説明する。
図1は、従来から用いられている逆流防止弁機構の一例である。スクリュ1の先端には、スクリュヘッド2とスクリュ1の本体部分間の縮径された部分にスクリュ軸方向(X軸方向)に移動可能に逆流防止弁3が配置され、この縮径された部分のスクリュ1の本体側には、この逆流防止弁3と当接密着し、樹脂通路を閉鎖するチェックシート4を備える。
計量工程においては、スクリュ1が回転し、スクリュ1の後方から供給される樹脂ペレットはスクリュ1の回転によって発生するせん断熱と、スクリュ1が挿入されている図示していない加熱シリンダの外側に設けられたヒータからの熱により溶融される。溶融された樹脂は逆流防止弁3の後方の樹脂圧力を上昇させ、逆流防止弁3を前方に押す力を発生させ、該逆流防止弁を前方に移動させる。逆流防止弁3が前方に押されると後方の溝部6の樹脂が逆流防止弁3と縮径された部分の樹脂通路を通り逆流防止弁3の前方に流れ込みスクリュヘッド2の前方の加熱シリンダ内の圧力を上昇させる。このスクリュヘッド2前方の樹脂圧力が所定の圧力(背圧)を超えると、スクリュ1は後方に押されて逆流防止弁3の前方の圧力が減圧される。さらにスクリュ1が回転することで逆流防止弁3の後方の圧力が逆流防止弁3の前方の圧力よりも高くなるので、継続して溶融された樹脂が逆流防止弁3の前方に送り込まれる。所定の量(計量位置)までスクリュ1が後退するとスクリュ回転が停止され、計量工程が終了する。
次に射出工程に入り、樹脂を金型に充填するためにスクリュ1が前進(図1中右から左方向へ)すると、スクリュヘッド2の前方にたまった樹脂圧力が上昇するので、逆流防止弁3が後退しチェックシート4と密着して樹脂通路を閉鎖し、溶融樹脂がスクリュ後退方向に逆流することを防止する。
射出開始から逆流防止弁3が樹脂通路を閉鎖するまでの間には逆流防止弁3の前方から後方に向かって樹脂の逆流が生じる。逆流防止弁3が摩耗すると、この逆流量も増大する。逆流した樹脂は、樹脂圧力(射出圧力)に応じた力でスクリュ1のフライト5を押し、この押す力は、スクリュ軸線方向の力(後方に押す力)とスクリュ回転方向の力(計量時とは逆方向に回転させる力)に分力され、スクリュ1に回転力を与えることになる。
又、逆流防止弁3がチェックシート4と密着して樹脂通路を閉鎖すると、樹脂の逆流はほとんどなくなる。射出時には、スクリュ1の前進に応じて射出圧力(樹脂圧力)が上昇しているから、スクリュ1に作用する回転力は、逆流防止弁3が閉鎖するまでは、増大し、閉鎖すると減少することになり、逆流防止弁3の閉鎖時点でスクリュ回転力がピークとなる。このピーク時点を検出することによって、逆流防止弁3の閉鎖時点を判別することができる。
図1において、スクリュ1が移動して樹脂を射出する射出方向をX軸方向とし、逆流防止弁3のチェックシート4と当接する面のX軸位置をX=FR(t)、又、チェックシート4の逆流防止弁3が当接する面のX軸位置をX=FS(t)と表す。又、逆流防止弁3の移動ストロークをSとする。
図2は、スクリュ位置と逆流防止弁の位置の関係を示す図である。スクリュ1をX軸方向に移動させて射出動作を行わせたときの逆流防止弁3の位置X=FR(t)、チェックシート4の位置(スクリュ位置)X=FS(t)を表す説明図である。
スクリュ前進開始(射出開始)時tを「0」、又スクリュ前進開始(射出開始)時のチェックシート4の位置X(=FS(0))を「0」とする。
スクリュ前進開始時には、逆流防止弁3は、スクリュヘッド2側に移動しているため、該逆流防止弁3が移動して閉鎖するまでの移動ストロークS0は、次の式で表される。
0=FR(0)−FS(0)
スクリュ前進によって、チェックシート4の位置X=FS(t)は、図2(a)に示すように増大する。一方、スクリュ前進により逆流防止弁前方の樹脂圧が上昇し、逆流防止弁後方の樹脂圧よりも高くなることで逆流防止弁3は押され、スクリュ1に対して相対的にスクリュ1の前進方向とは逆方向に駆動されることになる。逆流防止弁3の位置X=FR(t)は、t=0では、移動ストロークS0だけ、チェックシート4の位置X=FS(0)より前進した位置にあり、スクリュ1と共に前進し、かつ、前述したようにスクリュに対しては相対的に後退させられるので、逆流防止弁3の位置X=FR(t)とチェックシート4の位置X=FS(t)の相対位置は徐々に小さくなり、両者は一致し、逆流防止弁3は閉鎖する。
このときの時間をt1とすると、
R(t1)=FS(t1
このとき、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離をX0とすると、
0=FS(t1)−FS(0)
となる。
逆流防止弁3がΔSだけ摩耗し、ストロークが増えた場合、逆流防止弁3の動作を表す式は、
F'R(t)=FR(t)+ΔS
となり、逆流防止弁3が閉鎖するまでに、スクリュ1は多く前進する必要がある。
射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X0と逆流防止弁3のストロークS0の間に次の関係がある。なお、aは係数である。
0=aX0
逆流防止弁3がΔSだけ摩耗したとき射出開始から逆流防止弁閉鎖までの逆流防止弁3の移動ストロークS1
1=S0+ΔS
また、このときの射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離(チェックシート4の移動距離)X1を、
1=X0+ΔX
とすると、
(S0/X0)=(S1/X1)=a …(1)
整理すると、
ΔS=S1−S0=aX1−S0 …(2)
又は、
ΔS=S1−S0=aX1−aX0=a(X1−X0)=aΔX1 …(3)
(1)式により、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X0と逆流防止弁3のストロークS0によって係数aが求められ、(2)式により、逆流防止弁3のストロークS0が分かっていれば、該ストロークの分かっている逆流防止弁3のその後の摩耗量ΔSは、この既知のストロークS0と、係数aと、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X1によって、求められる。
また、(3)式より、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X1の増加ΔX1に係数aをかけて逆流防止弁3の摩耗量ΔSを求めてもよい。
上記の例では、S0とS1から摩耗量ΔSを求めたが、摩耗量ではなく、逆流防止弁のストローク自体(S1)で、評価を行ってもよい。
また、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離と逆流防止弁3のストロークが等しいとみなして差し支えない場合もある。そのような場合には、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X1を逆流防止弁3のストロークS1とすることができる。これは、上記の例で係数a=1の場合に相当する。
上記では、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X0と逆流防止弁3のストロークS0との比率が一定であるとみなして係数aが求めたが、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X0と逆流防止弁3のストロークS0との差分が一定であるとみなして摩耗量を求めてもよい。すなわち、
0−X0=S1−X1=b …(4)
1=X1+b …(5)
ΔS=S1−S0=X1−S0+b …(6)
として、摩耗量を求めてもよい。
また、係数aと差分bの両方を用いて、
ΔS=S2−S0=aX2−S0+b …(7)
として、摩耗量を求めてもよい。
(7)式を用いる場合は、摩耗前後のストローク(S0、S1)と摩耗前の射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X1がわかっている逆流防止弁3を用い、該逆流防止弁3の射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X2とを求めることによって係数aと差分bを求めればよい。
逆流防止弁閉鎖位置の検出手段としては、前述したように、スクリュ回転力を検出し、スクリュ回転力がピークとなった時点のスクリュ位置を逆流防止弁閉鎖位置として検出できる。スクリュ回転力を検出するには、スクリュ回転を駆動するモータ駆動手段にかかる負荷を検出することによって、又は、スクリュに歪センサを設けてスクリュに作用する回転力を検出するようにしてもよい。さらには、逆流防止弁3の閉鎖に伴って生じる射出圧の波形の変曲点など、射出成形機に係わる各種物理量から逆流防止弁閉鎖位置を求めてもよい。
図3は、本発明の一実施形態の射出成形機の要部ブロック図である。
スクリュ1が挿入された加熱シリンダ7の先端には、ノズル9が装着され、加熱シリンダ7の後端部には樹脂ペレットを加熱シリンダ7内に供給するホッパ15が取り付けられている。スクリュ1は、その先端に逆流防止弁3、チェックシート4等からなる逆流防止弁機構を備えている。該スクリュ1は、回転駆動手段としてのスクリュ回転用サーボモータ10と、ベルト、プーリ等で構成される伝動機構12により回転駆動されるようになっている。さらに該スクリュ1は、スクリュ1を軸方向に駆動する駆動手段としての射出用サーボモータ11、伝動機構13及びボールネジ/ナット等の回転運動を直線運動に変換する変換機構14によって軸方向に駆動され、射出及び背圧制御がなされるように構成されている。スクリュ回転用サーボモータ10、射出用サーボモータ11にはその回転位置速度を検出する位置・速度検出器16,17が取り付けられており、この位置・速度検出器によって、スクリュ1の回転速度、スクリュ1の位置(スクリュ軸方向の位置)、移動速度(射出速度)を検出できるようにしている。又、スクリュ1に加わる溶融樹脂からのスクリュ軸方向の圧力を樹脂圧力として検出するロードセル等の圧力センサ18が設けられている。
この射出成形機を制御する制御装置20は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNCCPU22、プログラマブルマシンコントローラ用のマイクロプロセッサであるPMCCPU21、サーボ制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU25とがバス36で接続されている。
PMCCPU21には射出成形機のシーケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したROM26および演算データの一時記憶等に用いられるRAM27が接続され、CNCCPU22には、射出成形機を全体的に制御する自動運転プログラム等を記憶したROM28および演算データの一時記憶等に用いられるRAM29が接続されている。
また、サーボCPU25には、位置ループ、速度ループ、電流ループの処理を行うサーボ制御専用の制御プログラムを格納したROM31やデータの一時記憶に用いられるRAM32が接続されている。さらに、サーボCPU25には、該CPU25からの指令に基づいて、スクリュ回転用サーボモータ10を駆動するサーボアンプ34や、スクリュ1を軸方向に駆動し射出等を行う射出用サーボモータ11を駆動するサーボアンプ35が接続され、各サーボモータ10、11には位置・速度検出器16、17がそれぞれ取り付けられており、これらから位置・速度検出器16、17からの出力がサーボCPU25に帰還されるようになっている。サーボCPU25は、CNCCPU22から指令される各軸(スクリュ回転用サーボモータ10又は射出用サーボモータ11)への移動指令と位置・速度検出器16、17からフィードバックされる検出位置、速度に基づいて位置、速度のフィードバック制御を行うと共に、電流のフィードバック制御をも実行して、各サーボアンプ34,35を介して、各サーボモータ10,11を駆動制御する。又、位置・速度検出器17からの位置フィードバック信号により、スクリュ1の前進位置(軸方向位置)を求める現在位置レジスタが設けられており、該現在位置レジスタにより、スクリュ位置を検出できるようにされている。
又、サーボCPU25には、圧力センサ18での検出信号をA/D変換器33でデジタル信号に変換した樹脂圧力(スクリュ1にかかる樹脂圧力)が入力されている。また、樹脂の逆流によって生じるスクリュ1を回転させる回転力を検出するためにスクリュ回転用サーボモータ10の駆動制御処理には、周知の外乱推定オブザーバが組み込まれ、該外乱推定オブザーバによってスクリュ1に加わる回転方向の力(回転力)を検出するようにしている。
なお、型締機構やエジェクタ機構を駆動するサーボモータやサーボアンプ等も設けられているものであるが、これらのものは本願発明と直接関係していないことから、図3では省略している。
液晶やCRTで構成される表示装置付き入力装置30は表示回路24を介してバス36に接続されている。さらに、不揮発性メモリで構成される成形データ保存用RAM23もバス36に接続され、この成形データ保存用RAM23には射出成形作業に関する成形条件と各種設定値、パラメータ等を記憶する。
以上の構成により、PMCCPU21が射出成形機全体のシーケンス動作を制御し、CNCCPU22がROM28の運転プログラムや成形データ保存用RAM23に格納された成形条件等に基づいて各軸のサーボモータに対して移動指令の分配を行い、サーボCPU25は各軸(スクリュ回転用サーボモータ10や射出用サーボモータ11等の各駆動軸のサーボモータ)に対して分配された移動指令と位置・速度検出器で検出された位置および速度のフィードバック信号等に基づいて、従来と同様に位置ループ制御、速度ループ制御さらには電流ループ制御等のサーボ制御を行い、いわゆるディジタルサーボ処理を実行する。
上述した構成は従来の電動式射出成形機の制御装置と変わりはなく、従来の制御装置と異なる点は、逆流防止弁の摩耗量を求め、又、逆流防止弁の使用限度を予測する機能が付加されている点で相違するものである。
図4、図5は、本発明の第1の実施形態におけるCNCCPU22が実行する逆流防止弁3の摩耗量の算出及び使用限度の予測処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。又、図8、図9は本発明の第2の実施形態、図10、図11は本発明の第3の実施形態の、逆流防止弁3の摩耗量の算出及び使用限度の予測処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。第1の実施形態は、(2)式に基づいて摩耗量ΔS、さらにはストロークSを求めるようにしたものであり、第2の実施形態は、(4)式に基づいて摩耗量ΔS、さらにはストロークSを求めるようにしたものであり、第3の実施形態は、(7)式に基づいて摩耗量ΔS、さらにはストロークSを求めるようにしたものである。
これらの第1〜第3の実施形態の処理において相違する点は、第1の実施形態の処理におけるステップa2、a4、a5、a12、a17が、第2の実施形態において、ステップ、a2’、a4’、a5’、a12’、a17’、第3の実施形態において、ステップa1”、a2”、a4”、a5”、a12”、a17”で相違するのみで、他は同じ処理である。
まず、成形データ保存用RAM23には、図7に示すように、射出成形機で成形品に対する成形条件を記憶する記憶部としてテーブルが設けられており、該テーブルの成形条件i毎に逆流防止弁の使用限度を示す摩耗の許容値ΔSD(i)または移動ストロークの許容値SD(i)が設定記憶されている。又、このテーブルには、後述するように、各成形条件毎に逆流防止弁3の摩耗速度R(i)、摩耗量を求める係数a(i)が設定記憶されるように構成されている。
そこで、逆流防止弁3が新品である場合には、この逆流防止弁3の移動ストロークS0を測定し、これを記憶すると共に、摩耗量ΔSを「0」にセットする。又、すでに使用した逆流防止弁3をスクリュ1に取り付けて使用するときには、その逆流防止弁3の未使用時におけるストロークS0と、その後の使用によって生じた摩耗量ΔSをセットすることで、逆流防止弁をスクリュに取り付けたときの逆流防止弁のストロークを設定する。なお、第3の実施形態では、すでに求められている逆流防止弁の移動ストロークS0、摩耗量ΔS、該移動ストロークと摩耗量のときでの射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X1、及び現在の摩耗量ΔS1を設定する(ステップa1)。
また、摩耗量ではなく逆流防止弁3のストローク自体で評価する場合には、取付ける逆流防止弁3の移動ストロークSをセットする。
次に、現在選択されている成形条件iに対して係数a(i)及びまたは係数b(i)が設定記憶されているか判断し(ステップa2)、記憶されていなければ、射出成形を行って、射出開始から逆流防止弁閉鎖時点までのスクリュ移動距離X1を求める。
また、射出開始から逆流防止弁閉鎖時点までのスクリュ移動距離を逆流防止弁のストロークとして算出する場合には、a(i)=1として、ステップa6に移る。
この射出開始から逆流防止弁閉鎖時点までのスクリュ移動距離X1を求める処理を図6に示す。この図6は、CNCCPU22が、射出保圧工程中に所定サンプリング周期毎に実行する逆流防止弁閉鎖時点の検出処理であり、成形動作中の射出保圧工程では、まず、射出開始時のスクリュ位置XSが読み込まれ記憶された後、射出が開始され、この射出開始と共にこの図6が実行される。まず、サーボCPU25の処理に組み込まれている外乱推定オブザーバによって求められるスクリュ回転力Q、現在位置記憶レジスタに記憶されているスクリュ位置Xを求め(ステップb1)、該求めたスクリュ回転力QがレジスタR(Q)に記憶するスクリュ回転力よりも大きいか判断する(ステップb2)。なお、このレジスタR(Q)には射出開始時に「0」が初期設定されている。最初は、求めたスクリュ回転力Qの方が大きいから、このスクリュ回転力QをレジスタR(Q)に格納すると共に、まとめたスクリュ位置XをレジスタR(X)に格納する(ステップb3)。以下、ステップb1〜b3の処理をサンプリング周期毎実行する。
射出開始時には、射出圧力は増大することから、逆流防止弁3が閉鎖するまでは、スクリュ回転力Qは増大する。そのため、逆流防止弁3が閉鎖するまでは、ステップb2からステップb3に移行し、レジスタR(Q)、R(X)は順次書き換えられることになる。逆流防止弁3が閉鎖すると、スクリュ回転力Qは低下することから、ステップb2で、求めたスクリュ回転力Qの方がレジスタR(Q)に記憶する回転力よりも小さくなることから、レジスタR(Q)、R(X)の記憶更新は行われず、このままサンプリング周期の処理を終了する。その結果、レジスタR(X)には、スクリュ回転力Qがピークとなった時点、すなわち逆流防止弁3が閉鎖した時点のスクリュ位置Xが記憶されていることになる。
成形が終了すると、上述したようにして求められた逆流防止弁3が閉鎖した時点のスクリュ位置Xと射出開始時のスクリュ位置XSとの差により、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離X1(=XS−X)を求め、(1)式に対応する次の(8)式、(9)式の演算を行って係数a及びまたはbを求める(ステップa4)。
a(i)=(S0+ΔS)/X1 …(8)
b(i)=S0+ΔS−X1 …(9)
(7)式を用いる場合には、
a(i)=(ΔS−ΔS1)/(X2−X1) …(10)
b(i)=S0−(ΔS12+ΔSX1)/(X2−X1) …(11)
また、摩耗量ではなく逆流防止弁3のストローク自体で評価する場合には、次の式の演算を行って係数a及びまたはbを求める。
a(i)=S/X1 …(12)
b(i)=S−X1 …(13)
(7)式を用いる場合には、
a(i)=(S−S1)/(X2−X1) …(14)
b(i)=(S12−SX1)/(X2−X1) …(15)
こうして求めた係数を図7に示すように、成形条件iに対応させて記憶する(ステップa5)。そして、ステップa6に移行し次の成形を開始する。
一方、ステップa2で係数a(i)及びまたは係数b(i)が設定記憶されていると判断されたときは、ステップa16に移行し、摩耗量の許容量ΔSD(i)または移動ストロークの許容値SD(i)までの残り(使用成形ショット数、稼動時間、計量時間、総回転数)を算出し、表示装置付き入力装置30の表示画面に表示してステップa6に移行する。図7に示すように成形条件を記憶するテーブルにすでに係数a(i)及びまたは係数b(i)が設定されていることは、すでに摩耗の許容量ΔSD(i)または移動ストロークの許容値SD(i)、摩耗速度R(i)が設定記憶されているので、このデータと、ステップa1で設定した摩耗量ΔSまたは移動ストロークSにより、残り使用可能量を求め表示する。この実施形態では、この残り使用量として、ショット数MS、稼動時間M0、計量時間MM、スクリュの総回転数MRを求めて表示するようにしている。この内のいずれか1つでもよい。
残りショット数MSは、摩耗の許容量(逆流防止弁の使用限度を示す許容量)ΔSD(i)から摩耗量ΔSを減じて、ショット単位の摩耗速度RS(i)で割って求める。他の残り使用可能量を表す稼動時間MO、計量時間MM、スクリュ1の総回転数MRも同様に、摩耗の許容量ΔSD(i)から摩耗量ΔSを減じた値を、稼動時間単位の摩耗速度R0(i)、計量時間単位の摩耗速度RM(i)、回転数単位の摩耗速度RR(i)でそれぞれ割って求めて表示する。この内のいずれか1つでもよい。
また、摩耗量ではなく逆流防止弁3のストローク自体で評価する場合には、摩耗の許容値ΔSD(i)から摩耗量ΔSを減する代わりに、移動ストロークの許容値SD(i)から移動ストロークSを減する。
S=(ΔSD(i)−ΔS)/RS(i)
0=(ΔSD(i)−ΔS)/R0(i)
M=(ΔSD(i)−ΔS)/RM(i)
R=(ΔSD(i)−ΔS)/RR(i)
または、
S=(SD(i)−S)/RS(i)
0=(SD(i)−S)/R0(i)
M=(SD(i)−S)/RM(i)
R=(SD(i)−S)/RR(i)
ステップa6では、成形動作を実行し、カウンタを更新する(ステップa7)。ショット数NSのカウンタには、「1」を加算し、稼動時間N0のカウンタには、ステップa6での成形動作中に計測した成形動作に要したサイクルタイムを加算し、計量時間NMのカウンタには、成形動作中に計測した計量時間を、総回転数NRのカウンタには成形動作中に計測したスクリュ1の回転数を加算する(ステップa7)。
なお、稼動時間N0は、ステップa6の成形動作を開始してから、該成形動作を終了するまでの成形サイクル時間をタイマ等で計時して求める。計量時間NMは、成形動作中の計量開始から計量終了までの時間をタイマ等で計量する。さらに、総回転数NRは、スクリュ回転用サーボモータ10に取り付けられた位置・速度検出器16から位置フィードバック信号を積算して求めても、又は該位置・速度検出器16からの1回転信号(1回転毎に1パルス出力される信号)を積算して求めるようにしてもよい。
次に、摩耗速度がテーブルに設定記憶され既知か判断し、既知でない場合はステップa10に進み、既知である場合には、ステップa16で求めた残り使用可能量を示すショット数MS、稼動時間M0、計量時間MM、スクリュ1の総回転数MRから、ステップa7で求めた。ショット数NS、稼動時間N0、計量時間NM、総回転数NRの値をそれぞれ減じて許容値までの残り量を求め表示し、ステップa10に移行する。
残りショット数=MS−NS
残り稼動時間=M0−N0
残り計量時間=MM−NM
残り総回転数=MR−NR
ステップa10では、設定されている成形品の予定生産数に達したか判断し達していれば、ステップa17に進み、予定生産数に達してなければ、ステップa11に進み、ショット数NSが、予め設定されている摩耗量更新のためのショット数N以上に達したか判断し、達していなければ、ステップa6に移行して成形動作を実行する。カウンタに記憶するショット数NSが設定値Nに達するまでは、ステップa6からステップa11の処理を繰り返し実行する。
ショット数NSが設定値Nに達すると、上記(2)式に対応する次式の演算を行って、摩耗量ΔStまたは、移動ストロークStを求める(ステップa12)。
ΔSt=a(i)X1−S0
ΔSt=b(i)+X1−S0
t=a(i)X1
t=b(i)+X1
こうして求めた摩耗量から前回の摩耗量更新時に求められている摩耗量を減じ、当該摩耗量更新区間(成形動作をN回実行する区間)中の摩耗量を求め、これを当該区間中のショット数、時間、回転数等で割って、ショット数、稼動時間、計量時間、回転数に対する摩耗速度RS(i)、RO(i)、RM(i)、RR(i)を求める(ステップa13)。
また、摩耗量ではなく逆流防止弁3のストローク自体で評価する場合には、摩耗量から前回の摩耗量更新時に求められている摩耗量を減する代わりに、もとめた移動ストロークから摩耗量更新時に求められている移動ストロークを減する。
S(i)=(ΔSt−ΔS)/NS
0(i)=(ΔSt−ΔS)/N0
M(i)=(ΔSt−ΔS)/NM
R(i)=(ΔSt−ΔS)/NR
または、
S(i)=(St−S)/NS
0(i)=(St−S)/N0
M(i)=(St−S)/NM
R(i)=(St−S)/NR
次に、ステップa12で求めた摩耗量ΔStまたは移動ストロークStを当該算出時までの摩耗量ΔSまたは移動ストロークSとして格納する。又この格納した摩耗量ΔSまたは移動ストロークSを表示装置付き入力装置30の表示画面に表示する。この表示の場合、摩耗量の許容値ΔSD(i)に対する摩耗量の割合(ΔS/ΔSD(i))を表示して、摩耗の度合い等を表示する。また、移動ストロークで評価する場合には、移動ストロークの許容値SD(i)に対する移動ストロークの割合(S/SD(i))を表示して、摩耗の度合い等を表示する(ステップa14)。次に、カウンタに記憶するショット数NS、稼動時間N0、計量時間NM、総回転数NRを「0」とし(ステップa15)、ステップa16戻る。以下前述したステップa16以下の処理を実行する。
そして、成形品の数が、予定生産数に達すると、ステップa10からステップa17に移行し、前述したステップa12〜a15までの処理と同じ処理(ステップa17〜a20)を行う。すなわち、逆流防止弁3の現在の摩耗量ΔStを求め(ステップa17)、摩耗速度を更新し(ステップa18)、摩耗量ΔStを記憶、表示し(ステップa19)、カウンタをリセットする(ステップa20)。その後、次の生産計画が入力されているか判断し(ステップa21)、入力されていれば、ステップa2に戻り、入力されている指令の成形条件に基づいて、係数a及びまたはbが既知かの判断を行って、前述した処理を実行する。又、次の生産計画が入力されてなければ、この処理を終了する。
本実施形態では、上述したように成形条件と共に、成形条件に対応する摩耗速度R(i)、摩耗の許容値ΔSD(i)、射出開始から逆流防止弁閉鎖までのスクリュ移動距離より逆流防止弁3の摩耗量を算出するための係数a(i)及びまたは係数b(i)を記憶するので、複数の樹脂・金型で生産を行う場合でも、図12に示すように、生産計画終了時の摩耗量の予測や、摩耗量が許容値を越えると予測される時点を求めることができる。
又、逆流防止弁3の摩耗量の許容値を超える時点まで近づいてきたら、予め交換部品を準備すること等で、成形不良の発生を少なくすることができると共に、効率的な生産を行うことができる。
さらに、摩耗の許容値の小さいものから順番に生産することで、逆流防止弁を長持ちさせるなど、生産計画の策定にも寄与する。摩耗の許容値ΔSD(i)または移動ストロークの許容値SD(i)については、適当な初期値を入れておき、成形を行って実際の許容値がわかったら、その値を入れなおすことができる。なお、同じ成形条件で樹脂が異なる場合は、別の成形条件として記憶することが望ましい。
又、摩耗量や摩耗量の許容値までの残りショット数、許容値に対する摩耗度合いなどの表示としては、過去所定ショット数についてショットごとに数字の表示あるいはプロットして、棒グラフ・円グラフで表示してもよいものである。また、摩耗量の代わりに移動ストロークでもよい。
なお、上述した実施形態では、射出保圧工程中に逆流防止弁の閉鎖時点を検出するようにした例を述べたが、逆流防止弁を閉じるために計量完了後、射出開始前にスクリュを前進させ工程を追加して成形動作を行う成形技術(例えば特開昭52−151352号公報、特開昭53−39358号公報参照)を用いるときには、この計量完了後、射出開始前に行われるスクリュ前進工程において、逆流防止弁の閉鎖時点を、スクリュ回転力のピーク時点で検出して、本発明を適用するようにしてもよいものである。
又、上述の実施形態では、逆流防止弁の端面が摩耗することで、逆流防止弁のストロークが増えた場合について述べたが、逆流防止弁の端面は摩耗せずに、スクリュヘッド又はチェックシートの逆流防止弁と接触する面が摩耗した場合においても、本発明は適用できるものである。
又、上述した実施形態では、外乱推定オブザーバによってスクリュ回転力を検出するようにしたが、スクリュを回転駆動するモータの駆動電流により回転力を検出しても、又、スクリュ回転駆動手段として油圧モータを用いる場合は、その油圧より回転力を検出するようにしてもよい。さらには、スクリュに歪みセンサを取り付けて回転力を検出してもよい。
従来の逆流防止弁機構の一例の概要図である。 スクリュ前進時のスクリュ位置と逆流防止弁の位置の関係を表す説明図である。 本発明の一実施形態の射出成形機の要部ブロック図である。 本発明の第1の実施形態における逆流防止弁の摩耗量の算出及び使用限度の予測処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 図4の続きのフローチャートである。 各実施形態における射出保圧工程中に所定サンプリング周期毎に実行される逆流防止弁閉鎖時点の検出処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 同第1の実施形態における成形条件に対応して記憶する逆流防止弁の摩耗データを記憶する記憶部の説明図である。 本発明の第2の実施形態における逆流防止弁の摩耗量の算出及び使用限度の予測処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 図8の続きのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における逆流防止弁の摩耗量の算出及び使用限度の予測処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 図10の続きのフローチャートである。 生産計画と逆流防止弁の摩耗量の予測の説明図である。
符号の説明
1 スクリュ
2 スクリュヘッド
3 逆流防止弁
4 チェックシート
5 フライト
6 溝部
7 加熱シリンダ
9 ノズル
10 スクリュ回転用サーボモータ
11 射出用サーボモータ
16、17 位置・速度検出器
18 圧力センサ
20 制御装置

Claims (9)

  1. 逆流防止弁を備えるスクリュと、
    該スクリュ前進中のスクリュ位置を検出する手段と、
    逆流防止弁が閉鎖した時点におけるスクリュ位置を逆流防止弁閉鎖位置として検出する逆流防止弁閉鎖位置検出手段と、
    スクリュに逆流防止弁を取り付けた時の逆流防止弁の設定ストロークと該逆流防止弁を取り付けた時のスクリュ前進開始位置から前記逆流防止弁閉鎖位置までのスクリュ移動距離と成形時のスクリュ前進開始位置から前記逆流防止弁閉鎖位置までのスクリュ移動距離とに基いて逆流防止弁のストロークを算出する手段と、
    を備えたことを特徴とする射出成形機。
  2. スクリュに取り付けた逆流防止弁の新品時のストロークと前記逆流防止弁のストロークに基づいて、逆流防止弁、スクリュヘッド、チェックシートの端面の少なくとも1つの摩耗量を算出する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  3. 前記算出された逆流防止弁のストロークを表示する手段を備える請求項1に記載の射出成形機。
  4. 前記算出された摩耗量を表示する手段を備える請求項2に記載の射出成形機。
  5. 前記算出されたストロークの変化量より摩耗速度を算出する手段と、該算出された摩耗速度より摩耗量の許容値を越える時点を予測する手段を備える請求項1又は請求項3に記載の射出成形機。
  6. 前記算出された摩耗量の変化量より摩耗速度を算出する手段と、該算出された摩耗速度より摩耗量の許容値を越える時点を予測する手段を備える請求項2又は請求項4に記載の射出成形機。
  7. 前記摩耗速度を算出する手段は、前記求めた摩耗量の変化量もしくはストロークの変化量が生じた間の成形ショット数、成形機の稼動時間、計量時間、スクリュ回転数のいずれか1つで前記ストロークの変化量又は前記摩耗量の変化量を除して求める請求項5又は請求項6に記載の射出成形機。
  8. 成形条件に対応して、前記摩耗速度を記憶する記憶手段を備えた請求項5乃至7の内いずれか1項に記載の射出成形機。
  9. 前記逆流防止弁閉鎖位置検出手段は、スクリュに作用する回転力を検出する回転力検出手段を備え、前記スクリュを前進移動させる際に検出される前記スクリュに作用する回転力のピークとなった時点のスクリュ位置を逆流防止弁閉鎖位置として検出する請求項1乃至8の内いずれか1項に記載の射出成形機。
JP2007149816A 2007-06-05 2007-06-05 射出成形機 Active JP4216318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149816A JP4216318B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 射出成形機

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149816A JP4216318B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 射出成形機
EP07120196.6A EP2000281B1 (en) 2007-06-05 2007-11-07 Injection molding machine
US11/937,708 US7722349B2 (en) 2007-06-05 2007-11-09 Injection molding machine having a check valve closing position determining device
CN2008101099080A CN101318371B (zh) 2007-06-05 2008-06-04 注射成型机

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008302528A JP2008302528A (ja) 2008-12-18
JP4216318B2 true JP4216318B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=39768834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007149816A Active JP4216318B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 射出成形機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7722349B2 (ja)
EP (1) EP2000281B1 (ja)
JP (1) JP4216318B2 (ja)
CN (1) CN101318371B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4820162B2 (ja) * 2005-12-15 2011-11-24 スパイラル ロジック エルティディSpiral Logic Ltd. スクリュー、射出装置及び圧力部材
JP4156651B2 (ja) * 2007-02-15 2008-09-24 ファナック株式会社 射出成形機の逆流防止弁閉鎖状態判別方法
DE102008064359A1 (de) * 2008-12-22 2010-07-01 Abb Technology Ag Verfahren zur positionsabhängigen elektronischen Verschleißzustandsermittlung einer Ventilmechanik sowie pneumatisches Ventil
WO2013075232A1 (en) 2011-11-23 2013-05-30 Husky Injection Molding Systems Ltd. A control structure for a molding system
US20160214301A1 (en) * 2013-09-05 2016-07-28 Husky Injection Molding Systems Ltd. A method and system for generating, processing and displaying an indicator of performance of an injection molding machine
JP6096236B2 (ja) * 2015-03-27 2017-03-15 株式会社日本製鋼所 逆流防止装置の摩耗・劣化検査方法
JP6591260B2 (ja) * 2015-11-11 2019-10-16 住友重機械工業株式会社 射出成形用情報管理装置、および射出成形機
KR102178494B1 (ko) * 2016-02-29 2020-11-13 엘에스엠트론 주식회사 사출성형기의 이상 감지 방법 및 이상 감지 기능을 구비한 사출성형기
JP6517728B2 (ja) 2016-05-12 2019-05-22 ファナック株式会社 射出成形機の逆流防止弁の摩耗量推定装置および摩耗量推定方法
JP6659647B2 (ja) 2017-09-29 2020-03-04 ファナック株式会社 数値制御システム及び逆流防止弁状態検知方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4836962A (en) * 1985-06-17 1989-06-06 Katashi Aoki Material injecting method and material measuring apparatus in injection molding machine
JPS623916A (en) 1985-07-01 1987-01-09 Toyota Motor Corp Method and apparatus for detecting quantity of leakage at injection molding machine
US4846651A (en) * 1986-03-27 1989-07-11 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Injection molding machine
JPH0712634B2 (ja) 1987-12-25 1995-02-15 ファナック株式会社 射出装置の異常検出装置
JP2597881B2 (ja) 1988-05-10 1997-04-09 ファナック株式会社 樹脂漏れ検出装置
WO2003106136A1 (de) 2002-06-14 2003-12-24 Netstal-Maschinen Ag Verfahren zum spritzgiessen von gewichtsgenauen teilen sowie spritzgiessmaschine
JP3805308B2 (ja) * 2003-01-17 2006-08-02 ファナック株式会社 射出成形機
JP2007112100A (ja) 2005-10-24 2007-05-10 Denso Corp 成形状態監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7722349B2 (en) 2010-05-25
JP2008302528A (ja) 2008-12-18
EP2000281B1 (en) 2015-10-07
US20080305202A1 (en) 2008-12-11
CN101318371A (zh) 2008-12-10
CN101318371B (zh) 2011-04-06
EP2000281A1 (en) 2008-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9908273B2 (en) Flow control apparatus and method
JP6285297B2 (ja) 工作機械の制御装置
EP1584445B1 (en) Mold clamping force adjustment method of toggle type injection molding machine
CN100436102C (zh) 注射成形机的控制方法
JP3080617B1 (ja) 射出成形機の金型保護装置
EP0674984B1 (en) Method of controlling plasticization in injection molding machine
EP1448352B1 (en) Melt pressure observer for electric injection molding machine
US20060197247A1 (en) Automated Molding Technology For Thermoplastic Injection Molding
JP3805308B2 (ja) 射出成形機
US7678303B2 (en) Measurement method for injection molding machines
US9945799B2 (en) Thermal displacement correction device for machine tool
JP3649714B2 (ja) 射出成形機の制御装置
TWI259137B (en) Measuring method and control apparatus for injection molding machine
JP4168039B2 (ja) 射出成形機の制御装置
KR101003270B1 (ko) 틸팅식 자동주탕방법 및 기억매체
KR20080092389A (ko) 사출성형기 및 사출성형기의 제어방법
US20130156875A1 (en) Abnormality detector for injection molding machine
US6527534B1 (en) Ejector controller of injection molding machine
TW201217144A (en) Molding method of injection molding machine
JP3459631B2 (ja) 成形品離型力測定方法及び装置
JP3652681B2 (ja) 射出成形機における計量方法及び制御装置
JP2016539820A (ja) 射出成形機の成形充填過程のプロセス制御方法
JP5059960B2 (ja) 射出成形機の型締力設定方法および型締力設定装置
US20060191347A1 (en) Pressure abnormality detecting device for injection molding machine
CN100496942C (zh) 用于合模装置的合模力校正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4216318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 5